JP4284729B2 - ブラシレスモータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は比較的高速回転するものに使用して好適なブラシレスモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ブラシレスモータとして図6〜図9に示す如き、3相8極の平面型ブラシレスモータが提案されている。
【0003】
この図6〜図9につき説明するに、図6において、1はロータ、2はステータ、3は回転軸、4はベアリングである。このロータ1は、図8に示す如く、N極及びS極が厚さ方向に着磁された8つの板状のマグネット1a,1b‥‥1hを等角間隔にN極及びS極が交互になる如く回転軸3を中心として平面円形に配したものである。
【0004】
また、ステータ2は、図9に示す如く、U相、V相及びW相の3相の励磁コイル2a,2b及び2cを2個づつ夫々回転軸3を中心として対向して等角間隔に平面円形に配したもので、このブラシレスモータは図6に示す如く、ステータ2の6個の励磁コイル2a,2b,2c、2a,2b,2c上に所定の空隙を介して対向してロータ1のマグネット1a,1b‥‥1hを配する如くする。この場合、この2個の励磁コイル2a,2aは電気的に直列に接続されている。また励磁コイル2b,2b及び励磁コイル2c,2cも同様である。
【0005】
また、図9に示す如く、このステータ2の励磁コイル2a,2b及び2cの夫々の中心部にロータ1のマグネット1a,1b‥‥1hの磁極を検出するU相、V相及びW相の磁気センサ5a,5b及び5cを配すると共に図7に示す如き制御回路により、切り換えてこの励磁コイル2a,2b及び2cに励磁電流を供給する如くする。
【0006】
この図7の制御回路につき説明するに、U相、V相及びW相の磁気センサ5a,5b及び5cの検出信号を夫々磁気センサアンプ10a,10b及び10cを介して励磁切り換え回路11に供給する。
【0007】
この励磁切り換え回路11の6つの出力端子を夫々出力npn形トランジスタQ1,Q2‥‥Q6の夫々のベースに接続し、このトランジスタQ1,Q2及びQ3の夫々のコレクタを可変直流電源12を介して接地し、このトランジスタQ1,Q2及びQ3の夫々のエミッタをトランジスタQ4,Q5及びQ6の夫々のコレクタに接続し、之等トランジスタQ4,Q5及びQ6の夫々のエミッタを夫々接地する。
【0008】
また、トランジスタQ1のエミッタ及びトランジスタQ4のコレクタの接続点を励磁コイル2aの一端に接続し、トランジスタQ2のエミッタ及びトランジスタQ5のコレクタの接続点を励磁コイル2bの一端に接続し、トランジスタQ3のエミッタ及びトランジスタQ6のコレクタの接続点を励磁コイル2cの一端に接続し、之等励磁コイル2a,2b及び2cの夫々の他端を互いに接続する。
【0009】
この図7の従来の制御回路の励磁切り換え回路11においては、磁気センサ5a,5b及び5cに夫々図10A,B及びCに示す如き相対値の検出信号Su,Sv及びSwが得られたときに励磁コイル2a,2b及び2cに図11に示す如き相対値の励磁電流Iu,Iv及びIwを夫々流す如くする。
【0010】
この場合、励磁電流Iu,Iv及びIwが夫々プラス(+)のときに夫々出力トランジスタQ1,Q2及びQ3がオンする如くし、この励磁電流Iu,Iv及びIwが夫々マイナス(−)のときに、夫々出力トランジスタQ4,Q5及びQ6がオンする如くし、その他のときはこの出力トランジスタQ1,Q2‥‥Q6は夫々オフする如くする。
【0011】
また、13は、回転速度の指令に応じた指令電圧を発生する指令電圧発生回路を示し、この指令電圧発生回路13よりの指令電圧を誤差検出回路14を構成する演算増幅回路の非反転入力端子+に供給すると共に磁気センサアンプ10aの出力側に得られるロータ1の回転速度に応じた周波数の磁気センサ5aの検出信号を周波数(回転速度)を電圧に変換する周波数−電圧変換回路15に供給し、この周波数−電圧変換回路15の出力側に得られるロータ1の回転速度に応じた電圧をこの誤差検出回路14を構成する演算増幅回路の反転入力端子−に供給する如くする。
【0012】
この誤差検出回路14の出力側に得られるロータ1の回転速度に応じた誤差信号を可変直流電源12の出力直流電圧値を制御する直流電圧制御器16に供給し、この直流電圧制御器16により、可変直流電源12の出力電圧値を制御して、励磁コイル2a,2b,2cに供給する励磁電流の値(レベル)を制御し、ロータ1が指令に応じた回転速度で回転する如くしている。
【0013】
また、このブラシレスモータのロータ1に対するステータ2の励磁コイル2a,2b及び2cの回転角度に対する発生トルクの相対値は図12B,C及びDのトルク曲線Tu,Tv及びTwに示す如くであり、このトルク曲線Tu,Tv及びTwの合成トルクが図12Aに示す如きトルク曲線TROであり、このトルク曲線TROの相対値の低いところが、トルク発生効率が低い回転角度である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
斯る従来のブラシレスモータにおいては、ステータ2の励磁コイル2a,2b及び2cに全回転角度に亘って励磁電流を流すようにしているため、トルク発生効率が高い回転角度範囲だけでなく、トルク発生効率の著しく低い回転角度範囲でも励磁電流が消費されるため、回転角度全体では平均化されるため低めのトルク発生効率となり、消費電力が大きくなる不都合があった。特にこのロータ1の高速回転時に、この問題が顕著になる。
【0015】
また、トルク発生効率の著しく低い回転角度範囲で励磁コイル2a,2b,2cに励磁電流を流してロータ1を駆動するようにしたときには、このブラシレスモータの励磁トルク変動が騒音、振動の発生源となり易い不都合があった。特にこのロータ1の高速回転時に、この問題が顕著になる。
【0016】
本発明は斯る点に鑑み、ロータ1の高速回転時にトルク発生効率を高め低消費電力とすると共に励磁トルク変動が騒音、振動の発生源とならないようにすることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明ブラシレスモータは、マグネットのN極及びS極を交互に配したロータと、このロータのマグネットと空隙を介して対向して複数の励磁コイルを配したステータと、このステータ側に配したこのロータのマグネットの磁極を検出する磁気センサと、この磁気センサの出力信号によりこのステータの複数の励磁コイルに切り換えて励磁電流を供給する制御回路とを有するブラシレスモータにおいて、このロータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、この磁気センサの出力信号の立上り及び立下りのレベルが上側設定値以下で且つ下側設定値以上の範囲を検出するトルク効率低下範囲検出手段とを設け、このロータの回転速度が所定速度以上となったときに、このステータの複数の励磁コイルにこのトルク効率低下範囲検出手段の検出出力に応じてこの励磁電流を供給しないようにしたものである。
【0018】
本発明によればロータの高速回転時にトルク効率低下範囲検出手段の検出出力に応じて、この複数の励磁コイルに励磁電流を供給しないようにしているので、トルク効率が向上し、低消費電力とすることができると共にトルク効率低下範囲で複数の励磁コイルに励磁電流を供給しないので、励磁トルク変動が騒音、振動の発生源とならない。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して、本発明ブラシレスモータの実施の形態の例につき説明する。
【0020】
本例によるブラシレスモータも図6、図8、図9に示す如く3相8極の平面型ブラシレスモータとする。即ち、図6に示す如く、平面型のステータ2上に所定の空隙を離して平面型のロータ1を配する如く、このロータ1を回転軸3に固定し、ベアリング4を介してこのロータ1が回転自在となる如くする。
【0021】
このロータ1は、図8に示す如く、N極及びS極が厚さ方向に着磁された8つの板状のマグネット1a,1b‥‥1hを等角間隔にN極及びS極が交互になる如く回転軸3を中心として、平面円形に配したものである。
【0022】
また、ステータ2は、図9に示す如く、U相、V相及びW相の3相の励磁コイル2a,2b及び2cを2個づつ夫々回転軸3を中心として対向して等角間隔に平面円形に配したもので、このブラシレスモータは図6に示す如く、このステータ2の6個の励磁コイル2a,2b,2c、2a,2b,2c上に所定の空隙を介して対向してロータ1のマグネット1a,1b‥‥1hを配する如くする。この場合この2個の励磁コイル2a,2aは電気的に直列に接続されている。また励磁コイル2b,2b及び励磁コイル2c,2cも同様である。
【0023】
また、図9に示す如く、このステータ2の励磁コイル2a,2b及び2cの夫々の中心部にロータ1のマグネット1a,1b‥‥1hの磁極を検出するU相、V相及びW相の磁気センサ5a,5b及び5cを配すると共に本例においては図1に示す如き制御回路により、この励磁コイル2a,2b及び2cに供給する励磁電流を制御する如くする。
【0024】
次に本例による図1に示す制御回路を説明するに、図7に対応する部分には同一符号を付して示す。
この図1においては、U相、V相及びW相の磁気センサ5a,5b及び5cの検出信号を夫々磁気センサアンプ10a,10b及び10cを介して励磁切り換え回路11に供給する。
【0025】
この励磁切り換え回路11の6つの出力端子を夫々出力npn形トランジスタQ1,Q2‥‥Q6の夫々のベースに接続し、このトランジスタQ1,Q2及びQ3の夫々のコレクタを後述するスイッチング素子を構成するpnp形トランジスタ20のコレクタに接続し、このトランジスタ20のエミッタを可変直流電源12を介して接地し、このトランジスタQ1,Q2及びQ3の夫々のエミッタをトランジスタQ4,Q5及びQ6の夫々のコレクタに接続し、之等トランジスタQ4,Q5及びQ6の夫々のエミッタを夫々接地する。
【0026】
また、トランジスタQ1のエミッタ及びトランジスタQ4のコレクタの接続点を励磁コイル2aの一端に接続し、トランジスタQ2のエミッタ及びトランジスタQ5のコレクタの接続点を励磁コイル2bの一端に接続し、トランジスタQ3のエミッタ及びトランジスタQ6のコレクタの接続点を励磁コイル2cの一端に接続し、この励磁コイル2a,2b及び2cの夫々の他端を互いに接続する。
【0027】
この本例の励磁切り換え回路11においては、磁気センサ5a,5b及び5cに夫々図10A,B及びCに示す如き相対値の検出信号Su,Sv及びSwが得られたときに励磁コイル2a,2b及び2cに図11に示す如き相対値の励磁電流Iu,Iv及びIwを夫々流す如くする。
【0028】
この場合、励磁電流Iu,Iv及びIwが夫々プラス(+)のときに夫々出力トランジスタQ1,Q2及びQ3が夫々オンする如くし、この励磁電流Iu,Iv及びIwが夫々マイナス(−)のときに、夫々出力トランジスタQ4,Q5及びQ6がオンする如くし、その他のときは、この出力トランジスタQ1,Q2‥‥Q6は夫々オフする如くする。
【0029】
また、回転速度の指令に応じた指令電圧を発生する指令電圧発生回路13よりの指令電圧を誤差検出回路14を構成する演算増幅回路の非反転入力端子+に供給すると共に磁気センサアンプ10aの出力側に得られるロータ1の回転速度に応じた周波数の磁気センサ5aの検出信号を周波数(回転速度)を電圧に変換する周波数−電圧変換回路15に供給し、この周波数−電圧変換回路15の出力側に得られるロータ1の回転速度に応じた電圧をこの誤差検出回路14を構成する演算増幅回路の反転入力端子−に供給する如くする。
【0030】
この誤差検出回路14の出力側に得られるロータ1の回転速度に応じた誤差信号を可変直流電源12の出力直流電圧値を制御する直流電圧制御器16に供給し、この直流電圧制御器16により、可変直流電源12の出力電圧値を制御して、励磁コイル2a,2b,2cに供給する励磁電流の値(レベル)を制御し、ロータ1が指令に応じた回転速度で回転する如くしている。
【0031】
また、このブラシレスモータのロータ1に対するステータ2の励磁コイル2a,2b及び2cの回転角度に対する発生トルクの相対値は図12B,C及びDのトルク曲線Tu,Tv及びTwに示す如くであり、このトルク曲線Tu,Tv及びTwの合成トルクは図12Aに示す如きトルク曲線TROであり、このトルク曲線TROの相対値の低いところがトルク発生効率が低い回転角度である。
【0032】
本例においては、このステータ2のトルク効率低下範囲を検出するトルク効率低下範囲検出回路21を設ける。この図12のトルク曲線TRO,Tu,Tv及びTwの回転角度が90度までを図13に示す、本例においてはこの斜線部分をトルク効率低下範囲即ち回転角度が0度、15度、30度、45度、60度、75度、90度‥‥の前後をトルク効率低下範囲とし、これを検出する如くする。
【0033】
この場合、図10に示す如き磁気センサ5a,5b及び5cの検出信号Su,Sv及びSwの回転角度が90度までを図14に示す如く、このトルク効率低下範囲の0度、45度、90度‥‥は磁気センサ5bの検出信号Svの立上り及び立下り部に該当し、15度、60度‥‥は磁気センサ5aの検出信号Suの立上り及び立下り部に該当し、30度、75度‥‥は磁気センサ5cの検出信号Swの立上り及び立下り部に該当する。
【0034】
そこで、本例においては、磁気センサアンプ10a,10b及び10cとの夫々の出力信号をトルク効率低下範囲検出回路21を構成するウインドウコンパレータ21a,21b及び21cに供給する如くする。
このウインドウコンパレータ21a,21b及び21cは夫々図2Aに示す如く磁気センサアンプ10a,10b,10cの夫々の出力信号が上側設定値以下で下側設定値以上のときに図2Bに示す如く、ハイレベル信号“1”を出力する如くなしたものである。
【0035】
従って、ウインドウコンパレータ21a,21b及び21cの夫々の出力側には、図3A,B及びCに示す如き、出力信号が得られ、このウインドウコンパレータ21a,21b及び21cの出力信号を夫々トルク効率低下範囲検出回路21を構成するオア回路21dに供給する。このオア回路21dの出力側に図3Dに示す如く、トルク効率低下範囲即ち回転角度が0度、15度、30度、45度、60度、75度‥‥の前後がハイレベル信号“1”となる出力信号が得られる。このオア回路21dの出力信号をアンド回路22の一方の入力端子に供給する。
【0036】
また、一般にブラシレスモータのステータ2の励磁コイル2a,2b,2cに励磁電流Iu,Iv,Iwが供給されないときには、発生トルクも零になりトルクリップルを生じる。しかし、ブラシレスモータのロータ1が高速回転例えば4000rpm以上で十分にイナーシャが大きいときにはこのトルクリップルによる回転ムラの影響が少なくなる。このトルクTとイナーシャJとの関係は角速度をwとしたとき、
dw/dt=T/J
であり、この式よりイナーシャJが十分に大きいときにはトルクリップルによる回転ムラの影響が少なくなることがわかる。
【0037】
本例においては、ロータ1の回転速度に応じた出力電圧が得られる周波数−電圧変換回路15の出力信号を速度コンパレータ23に供給する。この速度コンパレータ23はロータ1が例えば4000rpm以上となったときに図4に示す如く、その出力側にハイレベル信号“1”を得る如くすると共に高速回転より回転速度が落ちて来たときは例えば3500rpm以下で、その出力側がハイレベル信号“1”からローレベル信号“0”なる如くし、この出力信号にヒステリシス特性を持たせ、動作のばたつきをなくすようにする。
【0038】
この速度コンパレータ23の出力信号をアンド回路22の他方の入力端子に供給する。このアンド回路22の出力信号を抵抗器を介してスイッチング素子を構成するpnp形トランジスタ20のベースに供給する。このトランジスタ20はアンド回路22の出力側がローレベル信号“0”のときにオンとなり、このアンド回路22の出力側がハイレベル信号“1”のときにオフとなる。
【0039】
本例は上述の如く構成されているので、ロータ1の回転速度が例えば4000rpm以下のときは、速度コンパレータ23の出力側はローレベル信号“0”なのでトランジスタ20はオンのままであり、このときは図7の従来例と同様に動作する。斯る本例において、ロータ1の回転速度が4000rpm以上となったときには、速度コンパレータ23の出力側はハイレベル信号となり、オア回路21dの出力側が図3Dに示す如くハイレベル信号“1”となるステータ2のトルク効率低下範囲で、トランジスタ20がオフとなり、このときはステータ2の励磁コイル2a,2b,2cに励磁電流Iu,Iv,Iwを供給しないこととなる。
【0040】
このとき、ステータ2の励磁コイル2a,2b及び2cに供給される励磁電流Iu,Iv及びIwのパターンは図5A,B及びCに示す如く、このトルク効率低下範囲で電流が零となる。
【0041】
本例は上述の如くロータ1が例えば4000rpm以上の高速回転をしているときに、トルク効率低下範囲で、励磁コイル2a,2b及び2cに励磁電流Iu,Iv及びIwを供給しないようにしているので、トルク効率が向上し、低消費電力とすることができる。
【0042】
また、本例によれば、トルク効率低下範囲で、励磁コイル2a,2b,2cに励磁電流を供給しないので、このブラシレスモータの励磁トルク変動が、騒音、振動の発生源となることがない。
【0043】
また本例によれば低消費電力となるので、発熱を押さえることができる。
【0044】
尚、本発明は上述例に限ることなく本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り得ることは勿論である。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、高速回転して、イナーシャJが十分大きいときに、トルク効率低下範囲で、複数の励磁コイルに励磁電流を供給しないようにしているので、トルク効率が向上し、低消費電力とすることができる。
【0046】
また、本発明によれば、トルク効率低下範囲で、励磁コイルに励磁電流を供給しないので、このブラシレスモータの励磁トルク変動が騒音、振動の発生源となることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ブラシレスモータの実施の形態の例の制御回路の例を示す系統図である。
【図2】図1の説明に供する線図である。
【図3】図1の説明に供する線図である。
【図4】図1の説明に供する線図である。
【図5】図1の説明に供する線図である。
【図6】ブラシレスモータの例を示す断面図である。
【図7】従来のブラシレスモータの制御回路の例を示す系統図である。
【図8】ロータの例を示す平面図である。
【図9】ステータの例を示す平面図である。
【図10】本発明の説明に供する線図である。
【図11】本発明の説明に供する線図である。
【図12】本発明の説明に供する線図である。
【図13】本発明の説明に供する線図である。
【図14】本発明の説明に供する線図である。
【符号の説明】
1‥‥ロータ、1a,1b‥‥1h‥‥マグネット、2‥‥ステータ、2a,2b,2c‥‥励磁コイル、3‥‥回転軸、10a,10b,10c‥‥磁気センサアンプ、11‥‥励磁切り換え回路、12‥‥可変直流電源、13‥‥指令電圧発生回路、14‥‥誤差検出回路、15‥‥周波数−電圧変換回路、16‥‥直流電圧制御器、20‥‥スイッチング素子、21‥‥トルク効率低下範囲検出回路、21a,21b,21c‥‥ウインドウコンパレータ、21d‥‥オア回路、22‥‥アンド回路、23‥‥速度コンパレータ
Claims (2)
- マグネットのN極及びS極を交互に配したロータと、該ロータのマグネットと空隙を介して対向して複数の励磁コイルを配したステータと、該ステータ側に配した前記ロータのマグネットの磁極を検出する磁気センサと、該磁気センサの出力信号により前記ステータの複数の励磁コイルに切り換えて励磁電流を供給する制御回路とを有するブラシレスモータにおいて、
前記ロータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記磁気センサの出力信号の立上り及び立下りのレベルが上側設定値以下で且つ下側設定値以上の範囲を検出するトルク効率低下範囲検出手段とを設け、前記ロータの回転速度が所定速度以上となったときに、前記ステータの複数の励磁コイルに前記トルク効率低下範囲検出手段の検出出力に応じて前記励磁電流を供給しないようにしたことを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1記載のブラシレスモータにおいて、前記回転速度検出手段にヒステリシス特性を持たせたことを特徴とするブラシレスモータ。
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