JP4283386B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録紙に対してトナーを定着する定着ユニットを有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置は、記録紙に画像を形成する為の搬送路の最終出口に定着ユニットが設置されている。定着ユニットは、高温に加熱される定着ローラと、定着ローラに押し当てられる加圧ローラとを備えている。記録紙は、定着ユニットに至る前段でトナーが転写され、定着ユニットでトナーが定着される。定着ユニットの入口からユニット内に入った記録紙は定着ローラと加圧ローラとの間に引込まれる。そして、定着ローラの熱でトナーが溶融するとともに溶融したトナーが加圧ローラからの押圧力によって記録紙に定着する。トナーが定着された記録紙は定着ユニットの出口からユニット外へ排出される。
【0003】
上記したように、定着ユニットは、定着ローラ及びその周辺部品が高温になることから、高温部が不用意に外部に露出されることがないように、ユーザが簡単に定着ユニットを開くことができないように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、定着ユニットは記録紙が通過する搬送路の一部を形成していることから、定着ユニットの内部において紙ジャムが発生する可能性が十分にあるにも拘わらず、定着ユニットを開けることができなかったので、定着ユニットの内部において発生した紙ジャムはユーザが除去することができず、使い勝手の悪いものであった。これまでは、定着ユニットの内部で紙ジャムが発生した場合は、その都度サービスマンを呼ばなければならず、紙ジャムに対する迅速な対応ができないという問題がある。
【0005】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ユニット内の高温部を直接露出させることなく簡単にユニットの搬送路を開放できるようにして、ユーザが安全にしかも簡単に紙ジャムを除去することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、画像形成装置において、開閉自在な蓋部を有し、この蓋部を開くと定着ローラから排出ローラまでの記録紙の搬送路を露出させる定着ユニットと、この定着ユニットの内部に着脱自在に設けられ、外側で前記搬送路を形成し内側で前記定着ローラを覆うと共に前記定着ローラにオイルを塗布するオイル塗布ローラを保持する内部カバーと、この内部カバーに設けられ前記定着ローラの上方に形成される空間に延伸するつまみ部と、を具備し、前記定着ユニットは、前記内部カバーを装着位置に案内する一対の上側、下側ガイドを具備し、前記内部カバーは、前記オイル塗布ローラが前記定着ローラに接触する位置まで前記上側ガイドによって案内され、前記オイル塗布ローラが前記定着ローラと連れ回りすることよって前記下側ガイド位置まで回転し、前記下側ガイドによって装着位置まで案内されるようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の態様に係る画像形成装置は、開閉自在な蓋部を有しこの蓋部を開くと定着ローラから排出ローラまでの記録紙の搬送路を露出させる定着ユニットと、この定着ユニットの内部に着脱自在に設けられ、外側で前記搬送路を形成し内側で前記定着ローラを覆うと共に前記定着ローラにオイルを塗布するオイル塗布ローラを保持する内部カバーと、この内部カバーに設けられ前記定着ローラの上方に形成される空間に延伸するつまみ部と、を具備し、前記定着ユニットは、前記内部カバーを装着位置に案内する一対の上側、下側ガイドを具備し、前記内部カバーは、前記オイル塗布ローラが前記定着ローラに接触する位置まで前記上側ガイドによって案内され、前記オイル塗布ローラが前記定着ローラと連れ回りすることよって前記下側ガイド位置まで回転し、前記下側ガイドによって装着位置まで案内される構成をとる。
【0008】
この構成によれば、定着ユニットを開閉自在とすることにより、ユーザは定着ユニットの内部での紙ジャムに対しても蓋部を開ければ搬送路が露出されるため、容易に対応することができる。
【0009】
また、高温である定着ローラは、定着ユニットの蓋部を開けても内部のカバーにより覆われているので、定着ユニットの蓋を開けると定着ローラの高温が直ちに外部に出るという事態を確実に回避でき、ユーザを確実に保護できる。
【0011】
この構成によれば、定着ユニットの蓋部を開けて露出する内部カバーを定着ユニットに対して着脱自在とすると共にこの内部カバーの内側に定着ローラの表面にオイルを塗布するオイル塗布ローラを保持させることにより、内部カバーを定着ユニットから外せばオイル塗布ローラが外れるので、オイル塗布ローラの交換を容易に行うことができる。また、内部カバーに、記録紙を定着ローラから排出ローラまで案内する搬送路としての機能と、定着ローラを覆う機能と、オイル塗布ローラを定着ローラの表面に接触させて定着ローラの表面にオイルを塗布する機能と、の3つの機能を持たせることにより、装置のコンパクト化を図ることができる。
【0025】
この構成によれば、内部カバーの全体を手でつかむのではなく、内部カバーの本体から定着ユニット内の空間部に延びたつまみにより、着脱作業を行うので、定着ユニットの周囲にある種々の部材が作業の妨げとなることはないので、着脱作業をスムーズに行うことができる。
【0026】
また、定着ローラによる熱は、定着ローラに接触するオイル塗布ローラや内部カバーに伝わるが、その内部カバー本体から離れた且つ定着ローラの熱を伝達する部材と接しない空間につまみを設けたので、熱により内部カバーの着脱作業が妨げられることを防止できる。
【0028】
この構成によれば、内部カバーから延ばしてつまみ部を設けた場合、このつまみ部は内部カバーの重心から離れて設けられることになるので、このつまみ部を持つとオイル塗布ローラの重さにより内部カバーの全体が傾くことになるが、内部カバーの先端が定着ユニットの上側ガイドを通過すると内部カバー本体は傾いたままオイル塗布ローラと定着ローラとを接触させることになり、内部カバーは両ローラの回転により下方へ進み、最終的に下側ガイドに案内されることにより、内部カバーの傾きを矯正するガイドを別途設けることなく、既存のローラの回転を利用して、内部カバーを装着させることができるので、安価な構成によりスムーズに装着作業を行なわせることができる。
【0029】
本発明の第の態様に係る画像形成装置は、第の態様において、前記内部カバーは、前記一対の上側、下側ガイドによって装着位置に案内される案内ガイドを具備し、この案内ガイドの先端が前記オイル塗布ローラと前記定着ローラとが接触する位置まで前記上側ガイドによって案内され、前記オイル塗布ローラが前記定着ローラと連れ回りすることによって前記案内ガイドの先端が前記下側ガイドの位置まで移動し、前記案内ガイドが前記下側ガイドに案内されて前記内部カバーが前記装着位置まで案内される構成をとる。
【0030】
この構成によれば、内部カバーの案内ガイドの先端が上側ガイドを通過すると、案内ガイドと上側ガイドの接触部を中心に、内部カバーを両ローラの回転に従って回動させることができるので、ガイドに負荷をかけることなく、内部カバーの傾きを直すことができ、内部カバーの着脱作業におけるガイドの損傷を防止できる。
【0031】
本発明の第の態様に係る画像形成装置は、第1又はの態様において、定着ローラおよび前記オイル塗布ローラは、弾性体からなる構成をとる。
【0032】
この構成によれば、内部カバーの先端が定着ユニットの上側ガイドを通過するとオイル塗布ローラと定着ローラとを接触することになるが、両ローラは弾性体からなるので、ユニットを取付ける際に両ローラはクッションとして作用し、部材を毀損することなく、内部カバーの装着作業を安定して行うことができる。
【0033】
本発明の第の態様に係る画像形成装置は、第から第3のいずれかの態様において、前記オイル塗布ローラは、その両端に前記オイル塗布ローラの径より大きい径の弾性フランジを有する構成をとる。
【0034】
この構成によれば、内部カバーの先端が定着ユニットの上側ガイドを通過するとオイル塗布ローラと定着ローラとを接触することになるが、オイル塗布ローラの両端にオイル塗布ローラの径より大きい径の弾性円形体を設けることにより、両ローラは両端から段階的に接触するため、定着ローラをガイドとして利用した場合であっても、定着ローラ表面が受ける衝撃を抑えることができる。
【0035】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0036】
図1は、本発明の一実施の形態に係る定着ユニットを備える画像形成装置の構成を示す概略側面図である。図1に示すように、本画像形成装置100は、給紙カセット101が底部に設置されている。記録紙束102から最上面の記録紙がピックアップローラ103によって、給紙カセット101から取り出される。給紙カセット101から取り出された記録紙は、レジストローラ104へ渡される。レジストローラ104の先には、転写ユニット105が設置されている。
【0037】
転写ユニット105は、4色の画像が重ねられる転写フィルム106を有する。プロセスユニット108が転写ユニット105に隣接して設置されている。プロセスユニット108は、4色のプロセスカートリッジを備えている。カートリッジ毎に設けられた感光体109に対応する色の画像が形成される。4色のプロセスカートリッジによって作られる4色の画像が転写フィルム106の同一位置に重ねられる。転写ユニット105は、転写フィルム106に形成された画像を転写ローラ107によって記録紙へ転写する。このとき、転写フィルム106と記録紙の先端との位置調整は、レジストローラ104によって制御される。画像が転写された記録紙は、転写ユニット105から定着ユニット110へ渡される。
【0038】
定着ユニット110は、定着処理を行う本体部111と開閉自在な蓋部112とで構成される。この本体部111に定着ローラ113および加圧ローラ114が設置されている。定着ローラ113が記録紙の記録面に熱を加え、加圧ローラ114が記録紙を定着ローラ113との間で押圧することにより、記録紙に画像が定着する。
【0039】
また、本体部111は、定着ローラ113を上方から覆う内部カバー115が着脱自在に取り付けられている。内部カバー115は、定着ローラ113に残留したトナーを除去するクリーニングローラ116および定着ローラ113に残留するトナーの剥離性を高めるオイルを塗布するオイル塗布ローラ117を保持している。クリーニングローラ116およびオイル塗布ローラ117は、内部カバー115を本体部111に装着した場合、それらの周面が定着ローラ113の周面に接する位置に配置される。内部カバー115を本体部111に装着した状態で蓋部112を閉じた場合、蓋部112の下面と内部カバー115の表面とで記録紙の搬送路118が形成される。この搬送路118の終端部に排出ローラ119、120が設置されている。
【0040】
図2に、上述した定着ユニット110の斜視図を示す。図2は、蓋部112を開いて内部カバー115を取り出した状態を示している。なお、図2に示す定着ユニット110において、蓋部112が取り付けられている方の面を後面とし、その反対の面を前面とする。
【0041】
図2に示すように、内部カバー115の表面には、内部カバー115が本体部111に装着された場合に搬送路118の下面の一部を形成する第1斜面201aおよび第2斜面201bが形成されている。これらの第1斜面201aと第2斜面201bとにまたがって、複数のリブ202が設けられている。リブ202は、内部カバー115の表面と記録紙との摩擦を低くするために設けられている。リブ202は、第1斜面201a側に設けられた第1リブ202aと第2斜面201b側に設けられた第2リブ202bとで構成される。第1リブ202aは、記録紙を内部カバー115の表面から少し離れた位置を搬送させる高さを有する三角形状をなしている。また、第2リブ202bは、第1リブ202aに比べて、記録紙を内部カバー115の表面の近傍を搬送させる高さを有する円弧形状をなしている。
【0042】
第1斜面201aおよび第2斜面201bは、内部カバー115の側面部203に固定されている。側面部203の前面側につまみ部204が設けられている。つまみ部204は、内部カバー115を本体部111に装着する場合に、ユーザが保持する部分である。内部カバー115が本体部111に装着された場合、つまみ部204は、ちょうど定着ローラ113の上方にできた空間に配置される。
【0043】
内部カバー115の表面であって、後面側の所定位置に所定の空間205が設けられている。この空間205は、後述する検知センサの検知対象である羽根付きシャフトの羽根と内部カバー115との接触を防止するために設けられている。
【0044】
側面部203の後面側に案内ガイド206が設けられている。案内ガイド206は、側面部203に対して略垂直に設けられている。案内ガイド206は、上下に一対の軸206a、206bで構成される。案内ガイド206は、内部カバー115を本体部111に装着する場合に、本体部111の内側の所定位置に設けられた入口部ガイド207aと終端部ガイド207bとに接触させて、内部カバー115の位置決めを行う場合に用いられる。なお、内部カバー115の着脱構造については後述する。
【0045】
一方、蓋部112の裏面側に、搬送路118の上面を形成する複数のリブ208が設けられている。内部カバー115を本体部111に装着した状態で蓋部112を閉じた場合、この複数のリブ208は、内部カバー115の第1斜面201aと対向する位置に配置される。
【0046】
蓋部112の裏面から所定距離離れた位置に搬送路118の下面の一部を形成するガイド板209が設けられている。ガイド板209は、蓋部112の固定部に取り付けられ、蓋部112と一緒に移動する。また、ガイド板209は、所定位置に複数の切り欠き209aが形成されている。内部カバー115を本体部111に装着した状態で蓋部112を閉じた場合、切り欠き209aの中に第2リブ202bの上端部が入り込むように、それぞれの切り欠き209aが配置されている。
【0047】
また、ガイド板209は、所定位置に開口部210が設けられている。開口部210の近傍に羽根付きシャフト211が配置されている。羽根付きシャフト211には、3本の羽根211a、211b、211cが取り付けられている。この羽根211aが開口部210に入り込むように、羽根付きシャフト211が配置されている。羽根付きシャフト211は、ガイド板209の固定部に回転可能に取り付けられている。羽根付きシャフト211には、バネ212が巻き付けられている。バネ212は、蓋部112を閉じた場合に、羽根付きシャフト211を所定方向に軽く付勢する力を加えている。
【0048】
本体部111の内側の所定位置に検知センサ213が設けられている。検知センサ213は、発光素子と受光素子とから構成される。内部カバー115を本体部111に装着した状態で蓋部112を閉じた場合、検知センサ213は、羽根付きシャフト211の羽根211bが検知位置に配置される位置に設けられている。
【0049】
次に、図3に示す内部カバー115が装着された場合の定着ユニット110の概略断面図を用いて、定着ユニット110内の各部の位置関係について説明する。なお、図3に示す定着ユニット110おいて、排出ローラ119、120が配置されている方の面を定着ユニット110の後面とし、その反対側の面を前面とする。以下の図面において同様とする。
【0050】
図3に示すように、定着ユニット110の下面には、転写ユニット105において、画像が転写された記録紙が進入する進入口301が設けられている。この進入口301の先に、定着ローラ113および加圧ローラ114が配置されている。定着ローラ113と加圧ローラ114とは周面で接触している。その接触面がちょうど進入口301の真上に配置されている。定着ローラ113、加圧ローラ114は、それぞれ図3中矢印A方向、B方向に回転する。
【0051】
定着ローラ113の周面に沿って、加圧ローラ114との接触面から回転方向にクリーニングローラ116およびオイル塗布ローラ117が接触するように、内部カバー115が本体部111に対して装着される。内部カバー115の第1斜面201aの下端部は、定着ローラ113の僅かに上方であって、定着ローラ113と加圧ローラ114との接触面よりもわずかに後面側に配置される。この第1斜面201aの下端部から記録紙の搬送方向に沿って、第1リブ202aが形成されている。
【0052】
第1リブ202aは、図示するように、断面三角形状を有し、第1斜面201aの略中央付近において最も高くなる頂点部302を有している。頂点部302は、定着ローラ113と加圧ローラ114との接触面から搬送された記録紙の搬送方向を、ほぼそのまま維持する位置に設けられている。第2リブ202bが記録紙の搬送方向に沿って、第1リブ202aの後端に連続形成されている。第2リブ202bは、第1リブ202aが最も第1斜面201aに接近した位置で第1リブ202aに接続されている。第2リブ202bは、第1リブ202aと接続された部分から、第2斜面201bの近傍を緩やかな円弧を描くように形成されている。第2リブ202bの上端部は、ガイド板209に設けられた切り欠き209aの中に入り込み、ガイド板209の先端部よりも僅かに上方に配置される。これらの第1斜面201a、第2斜面201bおよびガイド板209によって、記録紙の搬送路118の下面が形成される。
【0053】
第1斜面201aおよび第2斜面201bに対向する位置にリブ208が配置される。このリブ208によって、記録紙の搬送路118の上面が形成される。図示するように、搬送路118は、第2リブ202bの上方において、排出ローラ119、120の方向に大きく曲がっている。以下、この第2リブ202bの上方で大きく曲がっている部分をコーナー部118aという。また、搬送路118は、第1リブ202aおよび第2リブ202bで記録紙の搬送を規制する。したがって、搬送路118は、頂点部302の付近において幅が狭くなり、コーナー部118a付近において幅が広くなる。
【0054】
ガイド板209の下方であって、内部カバー115の後面側に、羽根付きシャフト211が配置されている。羽根付きシャフト211は、羽根211aがガイド板209の開口部210に入り込むように配置されている。羽根211aのうち、開口部210に入り込んだ部分は、搬送路118の下面から突出している。
【0055】
羽根付きシャフト211の軸に対して、羽根211aの反対側に羽根211bが設けられている。羽根211bは、羽根211aの同一平面上に設けられている。また、羽根211bは、内部カバー115の後面側に設けられた空間205に対応する位置に設けられている。したがって、羽根211bが内部カバー115に接触することはない。
【0056】
羽根付きシャフト211の軸に対して、羽根211cが羽根211aおよび羽根211bに対して垂直に設けられている。羽根211cは、羽根211aおよび羽根211bよりも定着ユニット110の側面側に設けられ、空間205に対応する位置に設けられていない。羽根付きシャフト211は、バネ212により軽く図中矢印C方向に付勢されている。このため、内部カバー115が装着されている場合、羽根211cは、内部カバー115の表面に当接する。すなわち、羽根211cは、内部カバー115が装着されている場合、羽根付きシャフト211の回転を規制する。図3は、内部カバー115の表面に羽根211cが当接した場合について示している。
【0057】
羽根211cが内部カバー115の表面に当接する場合に羽根211bが配置される位置を挟むように、検知センサ213が配置されている。検知センサ213は、羽根211bが検知位置に配置された場合に、定着ユニット110に内部カバー115が装着されていることを検知する。
【0058】
内部カバー115が定着ユニット110に装着された後において、羽根211bが検知位置からずれた場合、検知センサ213は、記録紙が排出されたことを検知する。すなわち、搬送路118に突出した羽根211aに記録紙が接触することによって、羽根211aが図3中矢印D方向に回転する。これに応じて、羽根211bが検知センサ213の検知位置から移動する。そして、記録紙が排出されることにより、羽根211bが検知位置に戻ったとき、検知センサ213は、記録紙が排出されたことを検知する。
【0059】
すなわち、検知センサ213は、内部カバー115の装着の有無および記録紙の排出の両方を検知する。したがって、内部カバー115の装着の有無を検知するセンサと記録紙の排出の有無を検知するセンサとを別個に設ける必要がない。これにより、部品点数の増大を防止することができる。この結果、コストの低減を図ることができる。
【0060】
このように、本定着ユニット110によれば、開閉自在な蓋部112の内部において、定着ローラ113を覆う位置に内部カバー115が装着される。そして、この内部カバー115に形成された第1斜面201aおよび第2斜面201bの上面と蓋部112の下面とで記録紙の搬送路118が形成される。したがって、この搬送路118において、紙ジャムが発生した場合には、蓋部112を開くことによって、容易に対応することができる。
【0061】
また、高温である定着ローラ113は、内部カバー115により覆われているので、定着ユニット110の蓋部112を開いた場合においても、定着ローラ113が直ちに露出することがない。これにより、ユーザを確実に保護することができる。
【0062】
また、内部カバー115の表面で記録紙を定着ローラ113から排出ローラ119、120まで案内する搬送路としての機能と、定着ローラ113を覆う機能と、オイル塗布ローラ117を定着ローラ113の表面に接触させて定着ローラ113の表面にオイルを塗布する機能と、の3つの機能を持たせることにより、定着ユニット110のコンパクト化を図ることができる。
【0063】
また、内部カバー115は、定着ユニット110に対して着脱自在な構成になっている。このため、内部カバー115を取り外すことにより、内部カバー115に保持されるオイル塗布ローラ117等を容易に交換することができる。
また、本定着ユニット110において、内部カバー115が定着ユニット110に装着されていない場合、羽根211cが内部カバー115の表面に当接しない。このため、羽根211bは、図4に示すように、検知センサ213の検知位置からずれた位置に移動する。このとき、検知センサ213は、内部カバー115が定着ユニット110に装着されていないことを検知し、その旨を本画像形成装置の制御部に通知する。この通知を受け取ると、制御部は、本画像形成装置において、定着動作を行うことができないように制御する。これにより、内部カバー115が装着されていない場合に、定着処理が行われるのを防止することができる。
【0064】
また、オイル塗布ローラ117が排出ローラ119、120と定着ローラ113との間に配置されるようにオイル塗布ローラ117を内部カバー115の内部に保持することにより、排出ローラ119、120と内部カバー115との配置位置を接近させることができるので、羽根付きシャフト211を大きくすることなく、1つのセンサで記録紙の排出と内部カバー115の装着を検知することができる。
【0065】
次に、内部カバー115に設けられた頂点部302およびコーナー部118aが記録紙に与える作用について、図5を用いて詳細に説明する。
【0066】
図5に示すように、定着ローラ113と加圧ローラ114の接触面から繰り出された記録紙は、第1リブ202aの頂点部302の上方を通過する。このとき、頂点部302は、定着ローラ113と加圧ローラ114との間から繰り出された記録紙の搬送方向をほぼそのまま維持する位置に設けられている。したがって、記録紙は、定着ローラ113と加圧ローラ114の接触面から、ほぼまっすぐ搬送される。
【0067】
ところで、定着ユニット110は、定着ローラ113にオイル塗布ローラ117を接触させてオイルを塗布することにより、定着ローラ113に付着するトナーの剥離性を高めている。このオイル塗布ローラ117の交換時期が近づくと、定着ローラ113に塗布されるオイル量が減少する。このため、定着ローラ113にトナーが残留しやすくなる。定着ローラ113にトナーが残留した場合、定着ローラ113と加圧ローラ114との間を通過した記録紙が定着ローラ113に貼り付く現象が生ずる。
【0068】
記録紙が定着ローラ113に貼り付く現象が生じた場合、上記定着ユニット110のように内部カバー115に頂点部302が設けられていないと、図6に示すように内部カバーの先端が記録紙の記録面に対して鋭角に接して、定着ローラ113から記録紙を剥がすように作用する。これでは、内部カバー115の先端が、記録紙に付着したトナーをかきとるブレードとして機能してしまうので、内部カバー115の先端にトナーが溜まってしまう。図7に、内部カバー115の先端にトナーが溜まっている場合の拡大図を示している。内部カバー115の先端にトナーが溜まった状態で記録紙が搬送されると、このトナーが記録紙を汚してしまうので好ましくない。
【0069】
本実施の形態では、頂点部302を定着ローラ113と加圧ローラ114との接触面から搬送された記録紙の搬送方向をほぼそのまま維持する位置に設けているので、頂点部302が記録紙を定着ローラ113から離間する方向に押し上げる働きをする。これにより、内部カバー115の先端が記録紙の記録面に対して鋭角に接するのを防止でき、トナーで記録紙が汚れるのを防止できる。
【0070】
しかも、頂点部302が定着ローラ113と加圧ローラ114との接触面から搬送された記録紙の搬送方向をほぼそのまま維持する位置に設けられていると、記録紙の先端が搬送経路上で上下にばたつくのを防止できるので、記録紙の流れがスムーズになり紙ジャムの発生を抑制できる利点もある。
【0071】
一方、頂点部302によって記録紙の搬送方向をほぼそのまま維持するように搬送された記録紙は、その搬送方向がコーナー部118aによってほぼ90度に近い角度で排出側へ曲げられる。
【0072】
定着ユニット110において記録紙の搬送路を90度に近い角度で曲げることは、装置全体の小型化を図る上で極めて重要である。しかし、その一方で搬送路を90度近く曲げるコーナー部118aで紙ジャムの発生確率が高くなる。図8に示すように、記録紙の搬送路が完全に曲がりきる前にコーナー部118aの幅を狭くしてしまうと、その部分で紙ジャムが発生しやすくなる。
【0073】
本実施の形態では、記録紙の搬送路が完全に曲がりきるまでコーナー部118aの幅を十分に広く取っているので、コーナー部118aを通過する記録紙は、搬送方向を緩やかに変更することができる。このため、記録紙が搬送路118の上面に引っ掛かるのが防止され、紙ジャムが発生するのを防止できる。
【0074】
次に、定着ユニット110に内部カバー115を装着する場合の動作について説明する。図9、図10は、それぞれ本定着ユニット110に内部カバー115を装着する前の上面図、側面図である。
【0075】
上記案内ガイド206は、内部カバー115の側面部203であって後面に沿って設けられている。オイル塗布ローラ117は、内部カバー115の下部であって中心部よりやや後面寄りの位置に取り付けられている。オイル塗布ローラ117は、図示しないバネによって、前面側に付勢されている。また、クリーニングローラ116は、内部カバー115の中間部であってオイル塗布ローラ117よりもわずかに上方の前面寄りに取り付けられている。さらに、つまみ部204は、クリーニングローラ116の上方であってクリーニングローラ116よりも更に前面寄りの位置に前面側に突出するように設けられている。
【0076】
一方、上記内部カバー115の側面部203が対向する定着ユニット110の側壁内面に上下一対の入口部ガイド207aと終端部ガイド207bとが設けられている。入口部ガイド207aと終端部ガイド207bとは、所定の間隔を空けて上下に分離されている。入口部ガイド207aおよび終端部ガイド207bの幅は、ちょうど案内ガイド206の軸206a、206bが収納される幅に設定されている。入口部ガイド207aは、案内ガイド206を入れやすいように、上端が外側に開いた形状をしている。終端部ガイド207bは、案内ガイド206を入れやすいように上端にテーパーが形成されている。終端部ガイド207bの下端は、案内ガイド206の軸206bを受け止める円弧形状をなしている。
【0077】
内部カバー115を定着ユニット110に装着する場合、図10に示すように蓋部112が定着ユニット110の後面側に垂直に立てられる。蓋部112が開けられると、定着ユニット110の内部が露出されユニットの側壁内面に入口部ガイド207aが現われる。したがって、ユーザは、蓋部112によって妨げられることなく、内部カバー115を定着ユニット110に装着できる。
【0078】
ユーザが、内部カバー115のつまみ部204を保持して内部カバー115を持ち上げると、内部カバー115の中心部よりも後面側に取り付けられたオイル塗布ローラ117の自重によって、案内ガイド206が入口部ガイド207aの上端部の開放角度と同程度で且つ同方向に傾くように内部カバー全体が傾く。
【0079】
図11は、内部カバー115を定着ユニット110に装着する直前の状態を示している。内部カバー115を定着ユニット110に装着しようとする場合、まず、ユーザは、案内ガイド206の軸206bが入口部ガイド207aに入り込むように、内部カバー115を定着ユニット110の内部に移動する。
【0080】
図12は、入口部ガイド207aに案内ガイド206の軸206bが入り込んだ状態を示している。図12に示すように、内部カバー115は、傾いた状態で入口部ガイド207aに入り込む。その後、ユーザは、さらに内部カバー115を定着ユニット110の内部に移動する。この場合も内部カバー115は、傾いた状態で定着ユニット110の内部に移動する。このとき、入口部ガイド207aと終端部ガイド207bとが所定距離離れた位置に設けられている。このため、案内ガイド206は、内部カバー115が傾いた状態でもスムーズに入り込むことができる。そして、内部カバー115が所定位置まで移動すると、内部カバー115に保持されたオイル塗布ローラ117が定着ローラ113に接触する。
【0081】
図13は、オイル塗布ローラ117が定着ローラ113に接触した状態について示している。図13に示すように、内部カバー115は、傾いた状態でオイル塗布ローラ117が定着ローラ113に接触している。このとき、案内ガイド206の軸206bは、終端部ガイド207bよりもわずかに上方、かつ、定着ユニット110の前面側に配置されている。
【0082】
オイル塗布ローラ117が定着ローラ113に接触すると、オイル塗布ローラ117は、内部カバー115の内側に押し込まれると共に、図中矢印A方向に回転し、定着ローラ113が図中矢印B方向に回転する。このオイル塗布ローラ117および定着ローラ113の回転によって、案内ガイド206の軸206bが定着ユニット110の後面側に移動する。そして、案内部ガイド206の軸206bは、終端部ガイド207bの中に入り込む。これと同時に内部カバー115が下方に移動する。内部カバー115が下方に移動するのに対応して、案内ガイド206の軸206aが入口部ガイド207aに入り込む。
【0083】
すなわち、内部カバー115は、傾いた状態でオイル塗布ローラ117が定着ローラ113に接触する。そして、オイル塗布ローラ117および定着ローラ113の回転によって、内部カバー115が終端部ガイド207bに案内される。したがって、内部カバー115の傾きを矯正する部材等を別途設けることなく、既存のローラの回転を利用して内部カバー115を定着ユニット110に装着することができる。これにより、安価な構成で内部カバー115を定着ユニット110の内部に装着することができる。
【0084】
また、オイル塗布ローラ117および定着ローラ113の回転によって、内部カバー115が定着ユニット110の内部に装着される際、内部カバー115は、案内ガイド206と入口部ガイド207aとが接触した部分を中心として、オイル塗布ローラ117および定着ローラ113の回転にしたがって回動する。これにより、内部カバー115を装着する場合の負荷がガイドにかかるのを防止することができる。したがって、内部カバー115を装着作業において、ガイドが破損等するのを防止することができる。
【0085】
図14、図15は、それぞれ内部カバー115が定着ユニット110に装着された場合の側面図、上面図である。図14、図15に示すように、内部カバー115が定着ユニット110に装着された場合、つまみ部204は、定着ローラ113の上方にできた空間に配置される。ユーザは、このつまみ部204を保持して内部カバー115の装着作業を行う。
【0086】
一方、本定着ユニット110のように、つまみ部204を設けて、そのつまみ部204を保持して内部カバー115を定着ユニット110に装着しない場合には、以下のような問題が生ずる。
【0087】
すなわち、このような内部カバー115を定着ユニット110に装着する場合、内部カバー115の全体を手で保持することにより、定着ユニット110に装着する必要がある。定着ローラ113の周囲には、排出ローラ119、120や検知センサ213等の種々の部材が配置されている。このため、内部カバー115の全体を手で保持する構成とした場合、定着ローラ113の周囲の部材に指が接触する。これにより、内部カバー115の装着作業が妨げられるという問題が生ずる。
【0088】
また、定着ローラ113は、定着処理を行った場合、約180℃の高温になる。このため、定着ローラ113に接触して配置されるオイル塗布ローラ117や内部カバー115にも熱が伝わる。したがって、オイル塗布ローラ117や内部カバー115も高温となる。このため、内部カバー115の全体を手で保持する構成とした場合、内部カバー115を着脱する際、熱がさめるまでしばらく待つ必要がある。これにより、内部カバー115の着脱作業をすぐに行うことができないという問題が生ずる。
【0089】
さらに、内部カバー115を装着する場合、定着ユニット110側に設けられたガイドの所定位置に合わないと装着することができない。したがって、ユーザは、内部カバー115の全体を手で保持して、そのガイドの所定位置に合わせる必要がある。このため、内部カバー115の装着作業が煩雑になるという問題が生ずる。
【0090】
このため、本実施の形態では、定着ローラ113の上方にできる空間につまみ部204を設けて、そのつまみ部204を保持することにより、内部カバー115の装着作業を行う。
【0091】
つまみ部204は、定着ローラ113の上方にできる空間に設けられている。言い換えると、つまみ部204は、内部カバー115本体から離間し、かつ、定着ローラ113の熱を伝達する部材と接しない空間に設けられている。したがって、定着ユニット110内の他の部材によって、内部カバー115の装着作業が妨げられるのを防止することができる。これにより、スムーズに内部カバー115の装着作業を行うことができる。また、定着ローラ113による熱は、つまみ部204には伝わらないので、定着ローラ113の熱によって、内部カバー115の着脱作業が妨げられるのを防止することができる。
【0092】
また、本実施の形態の定着ユニット110では、オイル塗布ローラ117および定着ローラ113の素材について、特に限定していない。しかし、オイル塗布ローラ117および定着ローラ113を弾性体で構成した場合には、オイル塗布ローラ117と定着ローラ113とが接触した場合、両ローラがクッションとして作用する。このため、オイル塗布ローラ117と定着ローラ113との接触によって、定着ユニット110内の部材が破損するのを防止することができる。これにより、ユーザは、内部カバー115の取付作業を安定して行うことができる。
【0093】
また、図16に示すように、オイル塗布ローラ117の両端にオイル塗布ローラ117の径よりも大きい径の弾性フランジ1601を設けるように変更してもよい。このように変更した場合、内部カバー115を定着ユニット110に装着すると、定着ローラ113に対して、まず、その弾性フランジ1601が接触する。そして、オイル塗布ローラ117が定着ローラ113に接触する。このため、定着ローラ113を内部カバー115のガイドとして利用する場合であっても、定着ローラ113の表面が受ける衝撃を最小限に抑えることができる。
【0094】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、定着ユニットを開閉自在な構成としている。そして、定着ユニットを開いた場合でも、定着ローラを覆うと共に、表面で記録紙の搬送路の一部を形成する内部カバーを設けたので、定着ユニット内の高温部を直接露出させることなく簡単にユニットの搬送路を開放できるようにして、ユーザが安全にしかも簡単に紙ジャムを除去することができる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る定着ユニットを備える画像形成装置の構成を示す概略側面図
【図2】上記実施の形態に係る定着ユニットの斜視図
【図3】上記実施の形態に係る定着ユニットにおける、内部カバーを装着した場合の概略断面図
【図4】上記実施の形態に係る定着ユニットにおける、内部カバーを装着していない場合の概略断面図
【図5】上記実施の形態に係る定着ユニットを記録紙が搬送する場合の概略断面図
【図6】頂点部を有しないリブを設けている内部カバーを装着した場合の定着ユニットの概略断面図
【図7】頂点部を有しないリブを設けている内部カバーの先端部の拡大図
【図8】頂点部を有しないリブを設けている内部カバーを装着した場合の定着ユニットの概略断面図
【図9】上記実施の形態に係る定着ユニットにおける、内部カバーを装着する前の上面図
【図10】上記実施の形態に係る定着ユニットにおける、内部カバーを装着する前の側面図
【図11】上記実施の形態に係る定着ユニットにおける、内部カバーの装着作業の状態を示す側面図
【図12】上記実施の形態に係る定着ユニットにおける、内部カバーの装着作業の状態を示す側面図
【図13】上記実施の形態に係る定着ユニットにおける、内部カバーの装着作業の状態を示す側面図
【図14】上記実施の形態に係る定着ユニットにおける、内部カバーを装着した場合の側面図
【図15】上記実施の形態に係る定着ユニットにおける、内部カバーを装着した場合の上面図
【図16】上記実施の形態に係る定着ユニットにおける、内部カバーに保持されるオイル塗布ローラに弾性フランジを設けた場合の上面図
【符号の説明】
100 画像形成装置
105 転写ユニット
108 プロセスユニット
110 定着ユニット
111 本体部
112 蓋部
113 定着ローラ
114 加圧ローラ
115 内部カバー
116 クリーニングローラ
117 オイル塗布ローラ
118 搬送路
119,120 排出ローラ
201a 第1斜面
201b 第2斜面
202a 第1リブ
202b 第2リブ
203 側面部
204 つまみ部
205 空間
206 案内ガイド
207a 入口部ガイド
207b 終端部ガイド
208 リブ
209 ガイド板
210 開口部
211 羽根付きシャフト
212 バネ
213 検知センサ

Claims (4)

  1. 開閉自在な蓋部を有しこの蓋部を開くと定着ローラから排出ローラまでの記録紙の搬送路を露出させる定着ユニットと、この定着ユニットの内部に着脱自在に設けられ、外側で前記搬送路を形成し内側で前記定着ローラを覆うと共に前記定着ローラにオイルを塗布するオイル塗布ローラを保持する内部カバーと、この内部カバーに設けられ前記定着ローラの上方に形成される空間に延伸するつまみ部と、を具備し、
    前記定着ユニットは、前記内部カバーを装着位置に案内する一対の上側、下側ガイドを具備し、前記内部カバーは、前記オイル塗布ローラが前記定着ローラに接触する位置まで前記上側ガイドによって案内され、前記オイル塗布ローラが前記定着ローラと連れ回りすることよって前記下側ガイド位置まで回転し、前記下側ガイドによって装着位置まで案内されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記内部カバーは、前記一対の上側、下側ガイドによって装着位置に案内される案内ガイドを具備し、この案内ガイドの先端が前記オイル塗布ローラと前記定着ローラとが接触する位置まで前記上側ガイドによって案内され、前記オイル塗布ローラが前記定着ローラと連れ回りすることによって前記案内ガイドの先端が前記下側ガイドの位置まで移動し、前記案内ガイドが前記下側ガイドに案内されて前記内部カバーが前記装着位置まで案内されることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  3. 前記定着ローラおよび前記オイル塗布ローラは、弾性体からなることを特徴とする請求項又は請求項記載の画像形成装置。
  4. 前記オイル塗布ローラは、その両端に前記オイル塗布ローラの径より大きい径の弾性フランジを有することを特徴とする請求項から請求項のいずれかに記載の画像形成装置。
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