JP4283283B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像データとは異なる、コピー禁止やコピー牽制等の特定情報を画像データに合成する画像形成装置に関する。
画像形成装置に入力される画像情報には、原稿の不正な処理を防止するために、画像データとは別に、コピー禁止情報やコピー牽制情報等の特定情報が埋め込まれている。画像形成装置では、入力された画像情報に特定情報が含まれていることを検出すると、その特定情報に応じて所定の処理がなされる。
また、画像形成装置では、原稿にゴミや異物等が付着した状態で原稿を読み取られた場合、埋め込まれた特定情報を検出できなくなるおそれがある。このような特定情報の誤判別を防止するために、原稿読取時などの画像情報の入力時に複数(5〜6個)の特定情報を検出すると、その特定情報に盛り込まれた処理を実行するようにしている。
特許文献1には、画像データの特徴量データと、ROMに予め格納された紙幣や有価証券などの特定画像の特徴量データとを比較し、画像データの種類毎に画像データの特徴量データと特定画像の特徴量データの一致率の閾値を設定し、前記一致率が閾値以上であった場合に画像データの画像形成を行なわないようにして不正コピーを禁止した画像形成装置が開示されている。
特開2001−94771号公報
しかしながら、特定情報の個数が多くなり過ぎると、画像に与える影響が大きくなりすぎる反面、特定情報の個数が少なすぎると、確実に特定情報を検出し所定の処理を行なうことができないという問題がある。このような問題点は、原稿に特定情報を盛り込む際に原稿の大きさに関係なく、所定間隔で特定情報を盛り込むために発生する。したがって、葉書や名刺のような小さな原稿は特定情報として検出される個数が少なくなり、確実に特定情報の認識が行えないことがある。
図2は用紙43に文字や記号等の多数の特定情報を配列した例を示す。同図(A)はA4サイズの用紙43に特定情報44をシーケンシャルに配置した例を、(B)はA4サイズの用紙に特定情報44をランダムに配列した例を示す。同図(C)は同図(A)の用紙が複数のラベル紙に分割された場合を示し、同図(D)は同図(B)の用紙が複数のラベル紙に分割された場合を示す。同図(C)(D)に示すように、A4サイズの用紙43が複数のラベル紙41に分割される場合、特定情報44aがラベル紙41の境界45(切断線)を跨ぎ、途中で途切れる場合がある。
この場合、画像形成装置の検出部では、途切れた情報44aは特定情報として認識せず、その結果、特定情報の検出個数が少なくなり、この検出個数が閾値を超えず、コピー禁止などの特定情報に対応した処理を正しく実行できないという課題があった。
本発明は、上記に鑑み、原稿に違和感を与えることなく、コピー禁止等の特定情報に応じた処理を確実に実行できる画像形成装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、画像データを記録媒体上に画像形成する際、前記画像データとは異なる画像からなる特定情報を前記画像データに合成処理する制御部を備え、検出された特定情報に応じた処理を実行する画像形成装置において、前記制御部は、前記画像データに基づく画像が形成される記録媒体の大きさに応じて特定情報付与領域の大きさを画定し、前記特定情報付与領域の大きさに応じて前記特定情報の個数を可変する可変手段を有し、前記可変手段は、検出された特定情報の個数が閾値を超えず、特定情報に応じた処理が実行できなくなることを防ぐために、前記特定情報付与領域で前記特定情報を確実に検出できる最小個数から、前記特定情報付与領域の大きさに応じて予め設定された最大個数の範囲内で、前記特定情報の数を可変設定することを特徴とする。
上記構成によると、特定情報付与領域の大きさに応じて特定情報の個数を可変とするので、葉書や名刺など特定情報付与領域が小さい場合には特定情報の個数を多くして特定情報を確実に検出できる。
この特定情報付与領域とは、特定情報を付与する領域である。この付与領域は、最大で用紙等の記録媒体のサイズに応じて画定される。付与領域は用紙全体であってもよく、また、用紙の一部領域であってもよい。
特定情報の個数は、特定情報付与領域の大きさが所定サイズ未満のときは特定情報付与領域の大きさに応じて増減変化させ、特定情報付与領域の大きさが所定サイズ以上のときは特定情報数を変化させないようにすることができる。特定情報付与領域の大きさが所定サイズ以上のときに、多くの特定情報を付与すると、画像形成される原稿に違和感を与える可能性があるためである。
特定情報の個数の増減は、特定情報の配列密度を変化させることで行なうことができる。配列密度を変化させることで、葉書や名刺などの付与領域の小さい記録媒体でも、複数の特定情報を形成することができ、確実に特定情報を検出することが可能となる。
また、特定情報の付与は、付与領域にサイズに応じて予め設定された個数を付与することができるが、これとは別に、単位面積当たりの特定情報の個数を可変としてセキュリティレベルを調整することもできる。
上記構成によると、特定情報の個数を可変にして独自の個数を設定する。個数が多いほど、特定情報を検出しやすいので、セキュリティレベルが上がり、特定情報の個数が少ないほどケキュリティレベルが下がる。勿論、セキュリティレベルの調整範囲は、特定情報を確実に検出することができる個数を最小限とし、画像形成される原稿に違和感を与えないような個数を最大限とすることができる。
ここで、特定情報とは、コピー禁止やコピー牽制、送信禁止等、本来の画像データとは異なる情報をいう。この特定情報は、特定の文字や記号、図形等が直線状あるいは曲線状に配列されて特定のパターンを構成する。
また、記録媒体は、情報の記録、伝達および保管に用いられる媒体であって、用紙等の紙媒体のほか、電磁的記録媒体および光学的記録媒体を含む。記録媒体の大きさは、例えば、面積で判断する。また、記録媒体の大きさは、通常、スキャナー等の読取装置で読み取る用紙のサイズから認識する。電磁的記録媒体や光学的記録媒体の場合、記録媒体の大きさとは、1ページのサイズに相当する大きさをいう。
画像形成装置に入力される画像情報は、通常、スキャナー装置によって読み取られる情報であるが、これに限らず、ハードディスクに格納された画像情報や、ネットワークを通じて受信された画像情報であってもよい。ハードディスクに格納された画像情報から記録媒体の大きさを認識する場合は、ヘッダ情報から1ページのサイズ情報を得ることができる。
以上のとおり、本発明によると、特定情報付与領域の大きさに応じて特定情報の個数を可変とするので、葉書や名刺など特定情報付与領域が小さい場合には特定情報の個数を多くすることにより、特定情報を確実に検出できるようにし、また、特定情報付与領域が大きい場合、特定情報の個数を抑制して、原稿に違和感を与えないようにすることができる。
本実施形態の画像形成装置を図1に示す。本画像形成装置は、コピーモード、プリンタモード、スキャナモードおよびファクシミリモードを有するデジタル複合機であり、原稿を読み取って画像データを入力する画像読み取り部1と、ユーザの入力を受け付ける操作部2と、入力された画像データの印刷を行う画像形成部3と、画像データを保存するハードディスク装置4と、外部機器とのデータ通信を行う通信部5と、ファクシミリ装置6と通信するためのFAXモデム7と、装置全体の制御情報や設定情報等を記憶している管理部8と、装置全体の制御を司るCPUからなる機器制御部9とを備えている。
画像読み取り部1は、画像を入力する画像入力手段として機能し、CCD10といった撮像素子と、原稿台や自動原稿送り装置(ADF)にセットされた原稿を検知する原稿検知センサ11とを有する。CCD10によって読み取られた画像の画像データは画像形成部3に出力される。
操作部2は、操作パネルを備え、各種入力キーからなる入力部12と、液晶ディスプレイ等の表示部13とを有する。装置全体の操作や各種設定の入力が行われ、入力内容や装置全体の動作状況が表示される。なお、表示部13は、タッチパネルとされ、入力部としても機能する。
画像形成部3は、入力された画像データを記憶するローカルメモリ20と、レーザ走査ユニットを有する印字部21と、手差しトレイ、カセットトレイを備えた給紙部22と、排紙トレイを備えた排紙部23と、画像処理部24と、暗号化複合化部25とを有する。
ローカルメモリ20は、SDRAM、フラッシュメモリ等の読み書き可能な半導体メモリを用いる。ローカルメモリ20は、入力された画像データを記憶する領域と、出力するための画像データを記憶する領域とに分割されている。なお、1つのローカルメモリ20を分割して使用する代わりに、2つのローカルメモリ20を入力用と出力用として、それぞれ使用してもよい。
入力された画像データはローカルメモリ20に記憶される。ローカルメモリ20は、古い画像データに新しい画像データを上書きすることにより、画像データを記憶する。画像データは、画像処理部24によって圧縮、伸張、加工等の画像処理が行われ、ローカルメモリ20に記憶される。画像処理された画像データが印字部21、ハードディスク装置4あるいは機器制御部9に出力される。印字部21は、ローカルメモリ20に記憶された画像データに基づいて、給紙部22から供給される記録シートに画像を印刷する。
通信部5は、LANケーブルを介してルータ、スイッチングハブ等に接続され、パソコン、サーバ等の情報処理装置30によって形成されたネットワークと接続される。ネットワークは、電話回線網や光ファイバ等の通信回線を介してインターネットに接続される。通信部5は、ネットワーク内の情報処理装置30とデータの送受信を行うとともに、インターネットを通じて外部の情報処理装置30やファクシミリ装置31とデータや電子メールの送受信を行う。FAXモデム7は、電話線を介して電話回線網に接続され、外部のファクシミリ装置6とファクシミリ通信を行う。
機器制御部9は、操作部2からの入力や外部機器からのデータ入力があると、管理部8に記憶されている情報に基づいて各部を制御して、入力された画像データを処理する。すなわち、入力された画像データに対してコピーモード、プリンタモード、スキャナモード、ファクシミリモードのいずれかを実行して、入力された画像データを所望の形態で出力する。
ハードディスク装置4は、画像データを一時的に保存する。暗号化復号化部25は、画像データに対して暗号化処理あるいは復号化処理を行う。ハードディスク装置4に画像データが保存されるとき、暗号化復号化部25によって、画像データは暗号化される。ハードディスク装置4から暗号化された画像データを読み出すとき、画像データは復号化される。
また、ハードディスク装置4は、画像データ以外のデータとして、データの処理に関する管理情報を記憶する。管理情報としては、ファイリング管理情報、送信先管理情報、履歴管理情報である。ファイリング管理情報は、入力された画像データを保存したファイルのリストである。送信先管理情報は、ファクシミリ通信における送信先のリストである。履歴管理情報は、実行した処理内容のリストである。
そして、ハードディスク装置4の画像データを消去する消去手段32を備えている。消去対象の画像データは、処理作業エリアに記憶されているデータである。機器制御部9が、画像データを処理して出力した後に消去手段32の動作を制御する。消去手段32は、ランダムなデータや無意味なデータを上書きしたり、あるいはデータを消去したりして、記憶されていた画像データを読み取り不可能にして、元の画像を再現できないように無効化する。なお、消去手段32は、ローカルメモリ20に対しても、上書きにより古い画像データを消去する、あるいは画像データを消去することによって、画像データを無効化するようにしてもよい。なお、ハードディスク装置4に記憶されている管理情報は、機器制御部9からの指令がない限り消去されない。
次に、各モードを実行するときの動作を説明する。まず、コピーモード時には、画像読み取り部1により読み取られた原稿の画像データが、画像形成部3から複写物として出力される。具体的には、読み取り位置にセットされた原稿の画像をCCD10によって読み取る。CCD10から出力された画像データは、画像処理部24により、ローカルメモリ20上で画像処理され、出力画像として完成される。一旦ローカルメモリ20からハードディスク装置4に転送されて保存される。原稿が複数ある場合は、この読み取り、記憶の動作が繰り返される。
その後、操作部2から指示された処理内容に基づいて、ハードディスク装置4に保存された画像データが適切なタイミングで順次読み出され、ローカルメモリ20に送られる。そして、印字部21への書き込みタイミングに合わせて、画像データがローカルメモリ20から印字部21へと転送され、給紙部22から供給されたシート材に画像が印刷され、シート材は排紙部23により排出される。
また、読み取った画像データを複数枚印刷する場合も同様に、画像データが出力画像としてページ単位でハードディスク装置4へ記憶され、出力するモードに合わせてハードディスク装置4からローカルメモリ20に送られる。ローカルメモリ20の画像データは、出力枚数の分だけ繰り返し、印字部21への書き込みタイミングに合わせて印字部21へ転送される。
プリンタモード時には、情報処理装置30から出力された画像データが、出力処理される。すなわち、情報処理装置30からの画像データが、通信部5により受信される。機器制御部9は、入力された画像データをローカルメモリ20に送り、出力する画像データとしてページ単位に展開し、一旦ハードディスク装置4に保存する。そして、画像データは、ハードディスク装置4からローカルメモリ20に送られ、コピーモードの場合と同様にして印字部21へと転送され、画像がシート材に印刷される。
スキャナモード時には、画像読み取り部1において読み取られた原稿の画像データが、ネットワークを通じて任意の情報処理装置30にデータ通信される。すなわち、CCD10から出力された画像データは、ローカルメモリ20上で画像処理されて出力画像として完成され、一旦ハードディスク装置4へ保存される。そして、送信するとき、画像データがハードディスク装置4からローカルメモリ20に送られ、機器制御部9は、操作部2を介して指示されたネットワーク内の送信先との通信を確立させ、通信部5から目的の送信先に画像データを送信する。同様に画像データは、通信部5によりネットワークからインターネットを通じて、外部の情報処理装置30やファクシミリ装置31にも送信される。また、機器制御部9は、ファクシミリモード時にも同様の動作によって、FAXモデム7から電話回線を通じてファクシミリ装置6に画像データを送信する。
上記のように画像入力手段から入力された画像の処理が完了したとき、消去手段32がハードディスク装置4に保存された画像データを消去する。
また、機器制御部9は、暗号化の指示があったとき、暗号化復号化部25を制御して、画像処理された画像データを暗号化キーにより暗号化する。この暗号化処理は、AES(Advanced Encryption Standard)等の公知のアルゴリズムによって演算処理する。暗号化された画像データは、ハードディスク装置4やメモリ20に記憶される。
また、機器制御部9は、入力された画像データと特定情報とを合成処理するときに、その特定情報を付与する特定情報付与領域の大きさに応じて特定情報の個数を可変とする可変手段を備えている。
特定情報付与領域は、記録媒体のサイズに合わせて画定するか、あるいは、付与領域を用紙等の記録媒体の一部に指定された場合、その領域とする。その指令は、印刷処理する用紙等の記録媒体のサイズ情報に基づいてなされる。特定情報は、特定の文字や記号、図形等が直線状あるいは曲線状に配列されて特定のパターンを構成する。
機器制御部9では、特定情報付与領域の大きさを指定する付与領域指定部と、該付与領域指定部で指定された付与領域サイズに応じて特定情報の個数を可変する可変手段とを備えている。特定情報付与領域は、記録媒体43の大きさに応じて画定する。
図3は用紙サイズと特定情報の個数との関係を示す図、図4は用紙面積と特定情報の個数との関係を示す図である。機器制御部9では、図3に示すように、用紙サイズに応じて特定情報の個数を設定しておく。特定情報の個数は、用紙の面積に応じて可変となる。例えば、図4に示すように、用紙面積が6000mm未満の場合はN1、6000〜16000mm未満の場合はN2、16000〜66000mm未満の場合はN3、66000mm以上の場合はN4とする(ただし、Nは整数で、N4>N3>N2>N1)。
66000mm以上のサイズの場合、特定情報の個数を高く設定すると、特定情報数が増えて印刷画像に違和感を感じるおそれがあるため、所定サイズ(例えば、66000mm)以上のときは特定情報の個数を変化させないようにする。図3のA1サイズからA3サイズおよびB1サイズからB4サイズでは特定情報の個数を変化させないようにしている。
逆に、名刺サイズの場合、図2(C)(D)に示すように、特定情報44aが切断線45を跨ぐ形になり、名刺サイズに入る特定情報44が少なくなる。そのため、所定サイズよりも小さい場合、特定情報の個数N1を増加させるように配列密度を高くする。例えば、図4に示す面積6000mm未満では6000mm以上の面積に比べて配列密度を高く設定する。
また、操作制御部9では、単位面積当たりの特定情報の個数を可変としてセキュリティレベルを調整する手段を設けることもできる。特定情報の個数を可変にして、独自の個数を設定し、セキュリティレベルを調整することができる。
図5〜図9はセキュリティレベルの調整手順を示す。操作パネルの画面上でユーザーが「ユーザー設定」を操作すると、図6に示すユーザー設定画面が表示される。このユーザー設定画面で「キーオペレータープログラム」を操作すると、図6(b)に示すキーオペレーターコード入力画面が表示され、テンキーによりキーオペレーターコードを入力することを促す画面となる。その指示に従って、同図(c)に示すように、テンキーによりキーオペレーターコードを入力すると、図7に示すキーオペレータープログラム画面が表示される。
図7の操作画面から「デバイス設定」を選択すると、図8のデバイス設定画面が表示されるので、この設定画面の中から「セキュリティ設定」を選択すれば、図9に示すドキュメントコントロール画面が表示される。
図9に示すドキュメントコントロール画面では、特定情報の配列パターン表示画面50と、特定情報の色彩選択画面51と、単位面積当たりの特定情報の個数を選択できる個数選択画面52とが表示される。これらの画面表示に従って、配列パターン、色彩および個数を選択し、セキュリティレベルを調整することができる。例えば、Ncm単位面積当たりで4個の特定情報である場合を「中レベル」とすると、5個〜7個で「高レベル」、2個〜3個で「低レベル」に設定することができる。
これら選択できる個数は、特定情報付与領域で特定情報を確実に検出できる個数であることは勿論である。また、選択される記録媒体のサイズが大きい場合、違和感を与えることのない最大個数を設定し、その最大個数を超えない範囲で設定できるもとのとする。
このように、本実施形態では、特定情報付与領域の大きさに応じて特定情報の個数を可変とするので、葉書や名刺など特定情報付与領域が小さい場合には特定情報の個数を多くすることにより、特定情報を確実に検出できるようにし、また、特定情報付与領域が大きい場合、特定情報の個数を抑制して、原稿に違和感を与えないようにすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。画像形成装置として、コピーモードおよびファクシミリモードを有する複合機であってもよく、さらにはコピー機、ファクシミリ装置といったように単一のモードだけの専用機であってもよい。
本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す図 (A)〜(D)は分割可能な記録用紙に特定情報を付与した例を示す図 用紙サイズと合成する特定情報数との関係を示す図 用紙面積と合成する特定情報数との関係を示す図 セキュリティレベルを調整する操作画面を示す図 (a)(b)(c)はユーザー設定画面を示す図 キーオペレータプログラム画面を示す図 デバイス設定画面を示す図 ドキュメントコントール画面を示す図
符号の説明
1 画像読み取り部
2 操作部
3 画像形成部
4 ハードディスク装置
5 通信部
9 機器制御部
12 入力部
13 表示部
14 操作キー
20 ローカルメモリ
21 印字部
25 暗号化復号化部
30 情報処理装置
41 ラベル紙
43 原稿(用紙)
44 特定情報
44a 途切れる特定情報
50 配列パターン表示画面
51 色彩選択画面
52 個数選択画面

Claims (4)

  1. 画像データを記録媒体上に画像形成する際、前記画像データとは異なる画像からなる特定情報を前記画像データに合成処理する制御部を備え、検出された特定情報に応じた処理を実行する画像形成装置において、
    前記制御部は、前記画像データに基づく画像が形成される記録媒体の大きさに応じて特定情報付与領域の大きさを画定し、前記特定情報付与領域の大きさに応じて前記特定情報の個数を可変する可変手段を有し、
    前記可変手段は、検出された特定情報の個数が閾値を超えず、特定情報に応じた処理が実行できなくなることを防ぐために、前記特定情報付与領域で前記特定情報を確実に検出できるよう、閾値を超える個数から、前記特定情報付与領域の大きさに応じて予め設定された最大個数の範囲内で、前記特定情報の数を可変設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記可変手段は、特定情報の個数が、前記特定情報付与領域の大きさが所定サイズ未満のときは前記特定情報付与領域の大きさに応じて変化させ、前記特定情報 付与領域の大きさが所定サイズ以上のときは特定情報の個数を変化させないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記可変手段は、特定情報の個数の増減を特定情報の配列密度を変化させることで行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部には、単位面積当たりの特定情報の個数を可変してセキュリティレベルを調整する手段が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
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