JP4281626B2 - 4サイクル内燃機関用行程判別方法及び行程判別装置 - Google Patents
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Description
図1は本発明の実施形態のハードウェアの構成を概略的に示したもので、同図において1は単気筒4サイクル内燃機関、2はマイクロプロセッサ(MPU)201と、ISCバルブ駆動回路202と、インジェクタ駆動回路203と、点火回路204とを備えた電子式制御ユニット(ECU)である。
この場合に各気筒の行程を判別するには、例えば、以下の(a)ないし(c)の動作を繰り返し行うことにより行程判別用吸気制御を行って、行程判別用吸気制御を行った際の機関の回転速度が判定速度よりも高いか低いかによって、各気筒毎に、空気通路の開口面積が第1の値に保持された判定対象区間で吸気行程が行われたのか膨張行程が行われたのかを判定するようにすればよい。
(a)クランク角センサが第2パルス(上死点位置付近で発生するパルス)を発生したときに第1気筒用の空気通路の開口面積を第1の値にする(例えば第1気筒用のISCバルブを開く)と同時に第2気筒用の空気通路の開口面積を第2の値にする(例えば第2気筒用のISCバルブを閉じる)。
(b)クランク軸が更に360°回転してクランク角センサが再び第2パルスを発生したときに第2気筒用の空気通路の開口面積を第1の値にする(例えば第2気筒用のISCバルブを開く)と同時に第1気筒用の空気通路の開口面積を第2の値にする(第1気筒用のISCバルブを閉じる)。
(c)クランク軸が更に360°回転してクランク角センサが第2のパルスを発生したときに第2気筒用の空気通路の開口面積を第2の値にする(第2気筒用のISCバルブを閉じる)と同時に第1気筒用の空気通路の開口面積を第1の値にする(第1気筒用のISCバルブを開く)。
本発明の第2の実施形態では、各気筒用のスロットルバルブを閉じた状態で、各気筒用のバイパス通路が開かれた状態に保持される各気筒の判定対象区間と各気筒用のバイパス通路が閉じられた状態に保持される各気筒の判定対象区間とが交互に現れるように内燃機関のクランク軸の回転に同期して各気筒用の吸気量調節バルブを制御する第1の行程判別用吸気制御を一定期間行った後、バイパス通路の開閉タイミングの位相を第1の行程判別用吸気制御におけるバイパス通路の開閉タイミングの位相と逆にして、各気筒用のバイパス通路が閉じられた状態に保持される各気筒の判定対象区間と各気筒用のバイパス通路が開かれた状態に保持される各気筒の判定対象区間とが交互に現れるように内燃機関のクランク軸の回転に同期して各気筒用の吸気量調節バルブを制御する第2の行程判別用吸気制御を一定期間行う。
上記のような行程判別用吸気制御を行うと、図8(A),(C)に示したように、吸気量調節バルブが開状態にされる判定対象区間で吸気行程が行われたときに、機関の回転速度が判定速度よりも高い値を示すが、図8(A),(D)に示したように、吸気量調節バルブが開状態にされる判定対象区間で膨張行程が行われたときには、機関の回転速度が判定速度より低い値を示す。従って、行程判別用吸気制御を行った際の機関の回転速度が判定速度よりも高いか低いかを判定することにより、吸気量調節バルブを開状態にした判定対象区間で吸気行程が行われたのか膨張行程が行われたのかを判別することができる。
2 ECU
201 マイクロプロセッサ
202 ISCバルブ駆動回路
203 インジェクタ駆動回路
204 点火回路
5 吸気量調節バルブ
8 クランク角センサ
11 回転速度検出手段
12 行程判別用吸気制御手段
13 判定手段
Claims (10)
- n個(nは1以上の整数)の気筒を有し、各気筒毎にスロットルバルブが設けられた4サイクル内燃機関の各気筒で行われる燃焼サイクルの行程を判別する行程判別方法であって、
前記内燃機関の各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置または各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置より僅かに進んだクランク角位置から一定のクランク角範囲を各気筒の判定対象区間とし、
前記内燃機関の各気筒に供給される空気を通過させる各気筒用の空気通路の開口面積を調節する各気筒用の吸気量調節バルブを設けておき、
前記内燃機関をアイドリング回転速度またはアイドリング回転速度に近い回転速度で回転させた状態で、前記各気筒用の空気通路の開口面積が第1の値に保持される判定対象区間と、前記各気筒用の空気通路の開口面積が前記第1の値よりも小さい第2の値に保持される判定対象区間とが交互に現れるように、前記内燃機関の回転に同期して前記吸気量調節バルブを制御する行程判別用吸気制御を行い、
各気筒用の空気通路の開口面積が前記第1の値に保持される各気筒の判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの吸気行程及び膨張行程のいずれか一方は行われるが両行程の双方が行われることはないように、前記行程判別用吸気制御における各気筒用の吸気量調節バルブの制御のタイミングを設定しておき、
前記行程判別用吸気制御を行った際の前記内燃機関の回転速度が予め設定した判定速度よりも高いときに前記各気筒用の空気通路の開口面積が第1の値に保持された判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの吸気行程が行われたと判定し、前記行程判別用吸気制御を行った際の前記内燃機関の回転速度が前記判定速度よりも低いときに前記各気筒用の空気通路の開口面積が第1の値に保持された判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの膨張行程が行われたと判定すること、
を特徴とする4サイクル内燃機関用行程判別方法。 - n個(nは1以上の整数)の気筒を有し、各気筒毎にスロットルバルブが設けられた4サイクル内燃機関の各気筒で行われる燃焼サイクルの行程を判別する行程判別方法であって、
前記内燃機関の各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置または各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置より僅かに進んだクランク角位置から180°以上360°以下の一定のクランク角範囲を各気筒の判定対象区間とし、
前記内燃機関の各気筒用のスロットルバルブをバイパスするバイパス通路を開閉する各気筒用の吸気量調節バルブを設けておき、
前記内燃機関の各気筒用のスロットルバルブを閉じた状態で、前記各気筒用の吸気量調節バルブの開度が第1の開度に保持される各気筒の判定対象区間と前記各気筒用の吸気量調節バルブの開度が前記第1の開度よりも小さい第2の開度に保持される各気筒の判定対象区間とが交互に現れるように前記内燃機関のクランク軸の回転に同期して前記各気筒用の吸気量調節バルブを制御する行程判別用吸気制御を行い、
各気筒用の吸気量調節バルブの開度が前記第1の開度に保持される各気筒の判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの吸気行程及び膨張行程のいずれか一方は行われるが両行程の双方が行われることはないように、前記行程判別用吸気制御における各気筒用の吸気量調節バルブの制御のタイミングを設定しておき、
前記行程判別用吸気制御を行った際の前記内燃機関の回転速度が予め設定した判定速度よりも高いときに前記吸気量調節バルブの開度が第1の開度に保持された各気筒の判定対象区間で吸気行程が行われたと判定し、前記行程判別用吸気制御を行った際の前記内燃機関の回転速度が前記判定速度よりも低いときに前記吸気量調節バルブの開度が第1の開度に保持された各気筒の判定対象区間で膨張行程が行われたと判定すること、
を特徴とする4サイクル内燃機関用行程判別方法。 - n個(nは1以上の整数)の気筒を有し、各気筒毎にスロットルバルブが設けられた4サイクル内燃機関の各気筒で行われる燃焼サイクルの行程を判別する行程判別方法であって、
前記内燃機関の各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置または各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置より僅かに進んだクランク角位置から180°以上360°以下の一定のクランク角範囲を各気筒の判定対象区間とし、
前記内燃機関の各気筒用のスロットルバルブをバイパスするバイパス通路を開閉する各気筒用の吸気量調節バルブを設けておき、
前記各気筒用のスロットルバルブを閉じた状態で、前記吸気量調節バルブの開度が第1の開度に保持される各気筒の判定対象区間と前記吸気量調節バルブの開度が前記第1の開度よりも小さい第2の開度に保持される各気筒の判定対象区間とが交互に現れるように前記内燃機関のクランク軸の回転に同期して前記各気筒用の吸気量調節バルブを制御する第1の行程判別用吸気制御を一定期間行った後、前記吸気量調節バルブの開度の変化のタイミングの位相を前記第1の行程判別用吸気制御における吸気量調節バルブの開度の変化のタイミングの位相と逆にして、前記吸気量調節バルブの開度が前記第2の開度に保持される各気筒の判定対象区間と前記吸気量調節バルブの開度が前記第1の開度に保持される各気筒の判定対象区間とが交互に現れるように前記内燃機関のクランク軸の回転に同期して前記各気筒用の吸気量調節バルブを制御する第2の行程判別用吸気制御を一定期間行い、 前記第1の行程判別用吸気制御において各気筒用の吸気量調節バルブの開度が第1の開度に保持される各気筒の判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの吸気行程及び膨張行程のうちのいずれか一方が行われ、前記第2の行程判別用吸気制御において各気筒用の吸気量調節バルブの開度が第1の開度に保持される各気筒の判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの吸気行程及び膨張行程のうちの他方が行われるように、前記第1の行程判別用吸気制御及び第2の行程判別用吸気制御における各気筒用の空気量調節バルブの制御のタイミングを設定しておき、
前記第1の行程判別用吸気制御を行っている間の前記内燃機関の平均回転速度が、前記第2の行程判別用吸気制御を行っている間の前記内燃機関の平均回転速度よりも低いときに、前記第2の行程判別用吸気制御が開始された直後の各気筒の判定対象区間で吸気行程が行われたと判定し、前記第1の行程判別用吸気制御を行っている間の前記内燃機関の平均回転速度が、前記第2の行程判別用吸気制御を行っている間の前記内燃機関の平均回転速度よりも高いときに、前記第2の行程判別用吸気制御が開始された直後の各気筒の判定対象区間で膨張行程が行われたと判定すること、
を特徴とする4サイクル内燃機関用行程判別方法。 - n個(nは1以上の整数)の気筒を有し、各気筒毎にスロットルバルブが設けられた4サイクル内燃機関の各気筒で行われる燃焼サイクルの行程を判別する行程判別方法であって、
前記内燃機関の各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置または各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置より僅かに進んだクランク角位置から180°以上360°以下の一定のクランク角範囲を各気筒の判定対象区間とし、
前記内燃機関の各気筒用のスロットルバルブが設定角度だけ開かれた状態に保持される各気筒の判定対象区間と前記各気筒用のスロットルバルブが閉じられた状態に保持される各気筒の判定対象区間とが交互に現れるように前記内燃機関のクランク軸の回転に同期して前記各気筒用のスロットルバルブを制御する行程判別用吸気制御を行い、
各気筒用のスロットルバルブが設定角度だけ開かれた状態に保持される各気筒の判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの吸気行程及び膨張行程の内のいずれか一方は行われるが両行程の双方が行われることはないように前記行程判別用吸気制御における各気筒用のスロットルバルブの制御のタイミングを設定しておき、
前記行程判別用吸気制御を行った際の前記内燃機関の回転速度が予め設定した判定速度よりも高いときに前記スロットルバルブが設定角度だけ開かれた状態に保持された各気筒の判定対象区間で吸気行程が行われたと判定し、前記行程判別用吸気制御を行った際の前記内燃機関の回転速度が前記判定速度よりも低いときに前記スロットルバルブが設定角度だけ開かれた状態に保持された各気筒の判定対象区間で膨張行程が行われたと判定すること、
を特徴とする4サイクル内燃機関用行程判別方法。 - n個(nは1以上の整数)の気筒を有し、各気筒毎にスロットルバルブが設けられた4サイクル内燃機関の各気筒で行われる燃焼サイクルの行程を判別する行程判別方法であって、
前記内燃機関の各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置または各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置より僅かに進んだクランク角位置から180°以上360°以下の一定のクランク角範囲を各気筒の判定対象区間とし、
前記各気筒用のスロットルバルブが設定角度だけ開かれた状態に保持される各気筒の判定対象区間と前記各気筒用のスロットルバルブが閉じられた状態に保持される各気筒の判定対象区間とが交互に現れるように前記内燃機関のクランク軸の回転に同期して前記各気筒用のスロットルバルブを制御する第1の行程判別用吸気制御を一定期間行った後、前記スロットルバルブの開閉タイミングの位相を前記第1の行程判別用吸気制御におけるスロットルバルブの開閉タイミングの位相と逆にして、前記各気筒用のスロットルバルブが閉じられた状態に保持される各気筒の判定対象区間と前記各気筒用のスロットルバルブが設定角度だけ開かれた状態に保持される各気筒の判定対象区間とが交互に現れるように前記内燃機関のクランク軸の回転に同期して前記各気筒用のスロットルバルブを制御する第2の行程判別用吸気制御を一定期間行い、
前記第1の行程判別用吸気制御において各気筒用のスロットルバルブが設定角度だけ開かれた状態に保持される各気筒の判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの吸気行程及び膨張行程のうちのいずれか一方が行われ、前記第2の行程判別用吸気制御において各気筒用のスロットルバルブが設定角度だけ開かれた状態に保持される各気筒の判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの吸気行程及び膨張行程のうちの他方が行われるように、前記第1の行程判別用吸気制御及び第2の行程判別用吸気制御における各気筒用のスロットルバルブの制御のタイミングを設定しておき、
前記第1の行程判別用吸気制御を行っている間の前記内燃機関の平均回転速度が、前記第2の行程判別用吸気制御を行っている間の前記内燃機関の平均回転速度よりも低いときに、前記第2の行程判別用吸気制御が開始された直後の各気筒の判定対象区間で吸気行程が行われたと判定し、前記第1の行程判別用吸気制御を行っている間の前記内燃機関の平均回転速度が、前記第2の行程判別用吸気制御を行っている間の前記内燃機関の平均回転速度よりも高いときに、前記第2の行程判別用吸気制御が開始された直後の各気筒の判定対象区間で膨張行程が行われたと判定すること、
を特徴とする4サイクル内燃機関用行程判別方法。 - n個(nは1以上の整数)の気筒を有し、各気筒毎にスロットルバルブが設けられた4サイクル内燃機関の各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置または各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置より僅かに進んだクランク角位置から180°以上360°以下の一定のクランク角範囲を各気筒の判定対象区間として各気筒で行われる燃焼サイクルの行程を判別する行程判別装置であって、
前記内燃機関の各気筒に供給される空気を通過させる各気筒用の空気通路の開口面積を調節する各気筒用の吸気量調節バルブと、
前記内燃機関をアイドリング回転速度またはアイドリング回転速度に近い回転速度で回転させた状態で、前記各気筒用の空気通路の開口面積が第1の値に保持される判定対象区間と、前記各気筒用の空気通路の開口面積が前記第1の値よりも小さい第2の値に保持される判定対象区間とが交互に現れるように、前記内燃機関の回転に同期して前記吸気量調節バルブを制御する行程判別用吸気制御を行う行程判別用吸気制御手段と、
前記行程判別用吸気制御を行った際の前記内燃機関の回転速度が設定された判定速度よりも高いときに前記各気筒用の空気通路の開口面積が第1の値に保持された判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの吸気行程が行われたと判定し、前記行程判別用吸気制御を行った際の前記内燃機関の回転速度が前記判定速度よりも低いときに前記各気筒用の空気通路の開口面積が第1の値に保持された判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの膨張行程が行われたと判定する判定手段と、
を具備し、
各気筒用の空気通路の開口面積が第1の値に保持される各気筒の判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの吸気行程及び膨張行程のうちのいずれか一方が行われるが両行程の双方が行われることはないように前記行程判別用吸気制御における各気筒用の吸気量調節バルブの制御のタイミングが設定されていること、
を特徴とする4サイクル内燃機関用行程判別装置。 - n個(nは1以上の整数)の気筒を有し、各気筒毎にスロットルバルブが設けられた4サイクル内燃機関の各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置または各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置より僅かに進んだクランク角位置から180°以上360°以下の一定のクランク角範囲を各気筒の判定対象区間として各気筒で行われる燃焼サイクルの行程を判別する行程判別装置であって、
前記内燃機関の各気筒用のスロットルバルブをバイパスするバイパス通路を開閉する各気筒用の吸気量調節バルブと、
前記内燃機関の各気筒用のスロットルバルブを閉じた状態で、前記各気筒用の吸気量調節バルブの開度が第1の開度に保持される各気筒の判定対象区間と前記各気筒用の吸気量調節バルブの開度が前記第1の開度よりも小さい第2の開度に保持される各気筒の判定対象区間とが交互に現れるように前記内燃機関のクランク軸の回転に同期して前記各気筒用の吸気量調節バルブを制御する行程判別用吸気制御手段と、
前記行程判別用吸気制御を行った際の前記内燃機関の回転速度が予め設定した判定速度よりも高いときに前記吸気量調節バルブの開度が第1の開度に保持された各気筒の判定対象区間で吸気行程が行われたと判定し、前記行程判別用吸気制御を行った際の前記内燃機関の回転速度が前記判定速度よりも低いときに前記吸気量調節バルブの開度が第1の開度に保持された各気筒の判定対象区間で膨張行程が行われたと判定する判定手段とを具備し、
各気筒用の吸気量調節バルブの開度が第1の開度に保持される各気筒の判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの吸気行程及び膨張行程のいずれか一方は行われるが両行程の双方が行われることはないように、前記行程判別用吸気制御における各気筒用の吸気量調節バルブの制御のタイミングが設定されていること、
を特徴とする4サイクル内燃機関用行程判別装置。 - n個(nは1以上の整数)の気筒を有し、各気筒毎にスロットルバルブが設けられた4サイクル内燃機関の各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置または各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置より僅かに進んだクランク角位置から180°以上360°以下の一定のクランク角範囲を各気筒の判定対象区間として各気筒で行われる燃焼サイクルの行程を判別する行程判別装置であって、
前記内燃機関の各気筒用のスロットルバルブをバイパスするバイパス通路を開閉する各気筒用の吸気量調節バルブと、
前記各気筒用のスロットルバルブを閉じた状態で、前記吸気量調節バルブの開度が第1の開度に保持される各気筒の判定対象区間と前記吸気量調節バルブの開度が前記第1の開度よりも小さい第2の開度に保持される各気筒の判定対象区間とが交互に現れるように前記内燃機関のクランク軸の回転に同期して前記各気筒用の吸気量調節バルブを制御する第1の行程判別用吸気制御を一定期間行った後、前記吸気量調節バルブの開度の変化のタイミングの位相を前記第1の行程判別用吸気制御における吸気量調節バルブの開度の変化のタイミングの位相と逆にして、前記吸気量調節バルブの開度が前記第2の開度に保持される各気筒の判定対象区間と前記吸気量調節バルブの開度が前記第1の開度に保持される各気筒の判定対象区間とが交互に現れるように前記内燃機関のクランク軸の回転に同期して前記各気筒用の吸気量調節バルブを制御する第2の行程判別用吸気制御を一定期間行う行程判別用吸気制御手段と、
前記第1の行程判別用吸気制御を行っている間の前記内燃機関の平均回転速度が、前記第2の行程判別用吸気制御を行っている間の前記内燃機関の平均回転速度よりも低いときに、前記第2の行程判別用吸気制御が開始された直後の各気筒の判定対象区間で吸気行程が行われたと判定し、前記第1の行程判別用吸気制御を行っている間の前記内燃機関の平均回転速度が、前記第2の行程判別用吸気制御を行っている間の前記内燃機関の平均回転速度よりも高いときに、前記第2の行程判別用吸気制御が開始された直後の各気筒の判定対象区間で膨張行程が行われたと判定する判定手段と、
を具備し、
前記第1の行程判別用吸気制御において各気筒用の吸気量調節バルブの開度が第1の開度に保持される各気筒の判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの吸気行程及び膨張行程のうちのいずれか一方が行われ、前記第2の行程判別用吸気制御において各気筒用の吸気量調節バルブの開度が第1の開度に保持される各気筒の判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの吸気行程及び膨張行程のうちの他方が行われるように、前記第1の行程判別用吸気制御及び第2の行程判別用吸気制御における各気筒用の空気量調節バルブの制御のタイミングが設定されていること、
を特徴とする4サイクル内燃機関用行程判別装置。 - n個(nは1以上の整数)の気筒を有し、各気筒毎にスロットルバルブが設けられた4サイクル内燃機関の各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置または各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置より僅かに進んだクランク角位置から180°以上360°以下の一定のクランク角範囲を各気筒の判定対象区間として各気筒で行われる燃焼サイクルの行程を判別する行程判別装置であって、
前記内燃機関の各気筒用のスロットルバルブが設定角度だけ開かれた状態に保持される各気筒の判定対象区間と前記各気筒用のスロットルバルブが閉じられた状態に保持される各気筒の判定対象区間とが交互に現れるように前記内燃機関のクランク軸の回転に同期して前記各気筒用のスロットルバルブを制御する行程判別用吸気制御手段と、
前記行程判別用吸気制御を行った際の前記内燃機関の回転速度が予め設定した判定速度よりも高いときに前記スロットルバルブが設定角度だけ開かれた状態に保持された各気筒の判定対象区間で吸気行程が行われたと判定し、前記行程判別用吸気制御を行った際の前記内燃機関の回転速度が前記判定速度よりも低いときに前記スロットルバルブが設定角度だけ開かれた状態に保持された各気筒の判定対象区間で膨張行程が行われたと判定する判定手段とを具備し、
各気筒用のスロットルバルブが設定角度だけ開かれた状態に保持される各気筒の判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの吸気行程及び膨張行程の内のいずれか一方は行われるが両行程の双方が行われることはないように前記行程判別用吸気制御における各気筒用のスロットルバルブの制御のタイミングが設定されていること、
を特徴とする4サイクル内燃機関用行程判別装置。 - n個(nは1以上の整数)の気筒を有し、各気筒毎にスロットルバルブが設けられた4サイクル内燃機関の各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置または各気筒のピストンの上死点に対応するクランク角位置より僅かに進んだクランク角位置から180°以上360°以下の一定のクランク角範囲を各気筒の判定対象区間として各気筒で行われる燃焼サイクルの行程を判別する行程判別装置であって、
前記各気筒用のスロットルバルブが設定角度だけ開かれた状態に保持される各気筒の判定対象区間と前記各気筒用のスロットルバルブが閉じられた状態に保持される各気筒の判定対象区間とが交互に現れるように前記内燃機関のクランク軸の回転に同期して前記各気筒用のスロットルバルブを制御する第1の行程判別用吸気制御を一定期間行った後、前記スロットルバルブの開閉タイミングの位相を前記第1の行程判別用吸気制御におけるスロットルバルブの開閉タイミングの位相と逆にして、前記各気筒用のスロットルバルブが閉じられた状態に保持される各気筒の判定対象区間と前記各気筒用のスロットルバルブが設定角度だけ開かれた状態に保持される各気筒の判定対象区間とが交互に現れるように前記内燃機関のクランク軸の回転に同期して前記各気筒用のスロットルバルブを制御する第2の行程判別用吸気制御を一定期間行う行程判別用吸気制御手段と、
前記第1の行程判別用吸気制御を行っている間の前記内燃機関の回転速度が前記第2の行程判別用吸気制御を行っている間の前記内燃機関の回転速度よりも低いときに、前記第2の行程判別用吸気制御が開始された直後の各気筒の判定対象区間で吸気行程が行われたと判定し、前記第1の行程判別用吸気制御を行っている間の前記内燃機関の回転速度が前記第2の行程判別用吸気制御を行っている間の前記内燃機関の回転速度よりも高いときに、前記第2の行程判別用吸気制御が開始された直後の各気筒の判定対象区間で膨張行程が行われたと判定する判定手段と、
を具備し、
前記第1の行程判別用吸気制御において各気筒用のスロットルバルブが設定角度だけ開かれた状態に保持される各気筒の判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの吸気行程及び膨張行程のうちのいずれか一方が行われ、前記第2の行程判別用吸気制御において各気筒用のスロットルバルブが設定角度だけ開かれた状態に保持される各気筒の判定対象区間で各気筒の燃焼サイクルの吸気行程及び膨張行程のうちの他方が行われるように、前記第1の行程判別用吸気制御及び第2の行程判別用吸気制御における各気筒用のスロットルバルブの制御のタイミングが設定されていること、
を特徴とする4サイクル内燃機関用行程判別装置。
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