JP4281556B2 - 車載装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ETC(登録商標)路上機から受信した情報に基づいて通行料金の支払いを行う機能とともに、ナビゲーションのための地図データに基づいて経路案内を行うナビゲーション機能を備えた車載装置に関する。
従来、ナビゲーション装置には、有料道路を利用した場合の通行料金を表示する機能を有するものがあり、利便性が向上している。
また、有料道路の入口ゲート、出口ゲートなどにある路上機と通信し、この入口ゲート、出口ゲートをノンストップで通過しながら入場、退場、料金支払を行うETC(Electric Toll Collection:ノンストップ自動料金支払いシステム)についても、有料道路を利用した場合の通行料金が音声や画面表示によって報知されるものがある。
そして、ナビゲーション装置とETC車載機が同一車両内に搭載されるケースが増加している。
しかし、ナビゲーション装置内で使用されている地図情報およびそれに付随した道路情報(例えば、有料道路の料金情報)が古い場合、運転者を混乱させることがある。特に、料金情報に限って言えば、ETC車載機の場合は、ETC路上機から常に最新の課金情報を受信して、ETCゲート退場後に課金された通行料金を報知するのに対し、ナビゲーション装置は、ナビゲーション装置内の料金情報を使用しているため、この料金情報が更新されない限り、最新の料金表示ができない。従って、有料道路の料金改定があったような場合には、ナビゲーション装置によって報知される有料道路の料金情報と実際にETC車載機で課金され報知される通行料金とが異なり、運転者に混乱を与えてしまうといった問題が生じる。
そこで、ナビゲーション装置内の有料道路の通行料金とETC車載機で課金された通行料金に基づき、ナビゲーション装置内の有料道路の通行料金を最新の通行料金に更新するものがある(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2002−208048号公報 特開2002−175547号公報
上記した特許文献1、2に記載の発明は、ETC路上機から課金される通行料金を受信して、受信した通行料金とナビゲーション装置内の有料道路の通行料金が異なる場合、ナビゲーション装置内の有料道路の通行料金を更新するようになっている。
しかし、例えば、10個のインターチェンジが存在する有料道路において、45通りの全区間で料金改定が行われた場合、45通りの全区間を走行してETC車載機による料金課金が行なわれないと、完全な料金テーブルが完成されない。従って、未走行区間を走行する度に、ナビゲーション装置内の有料道路の通行料金が更新され、運転者に不快感を与えることになる。
本発明は上記問題に鑑みたもので、有料道路の通行料金が改定されても、運転者に混乱を与えないように通行料金を報知する車載装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ETC(登録商標)路上機から通行料金を受信する受信手段と、受信手段によって受信された通行料金を報知する第1の報知手段と、ナビゲーションのための地図データとともに通行料金を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された通行料金を所定の報知方法で報知する第2の報知手段と、を備えた車載器であって、受信手段によって受信された通行料金と記憶手段に記憶された通行料金とを比較する比較手段と、比較手段による比較の結果、受信手段によって受信された通行料金と記憶手段に記憶された通行料金が一致しない場合、不一致であることを示す不一致情報を記憶する記憶手段と、受信手段によって受信された通行料金を記憶するICカードの挿入状態を検出するICカード検出手段と、記憶手段に不一致情報が記憶され、かつ、ICカード検出手段によってICカードの挿入が検出された場合、第2の報知手段による通行料金の表示を非表示とする表示制御手段と、を備え、表示制御手段は、記憶手段に記憶された通行料金が更新された場合、記憶手段に記憶された不一致情報をリセットすることを特徴としている。
このように、表示制御手段は、記憶手段に不一致情報が記憶され、かつ、ICカード検出手段によってICカードの挿入が検出された場合、第2の報知手段による通行料金の表示を非表示とし、記憶手段に記憶された有料道路の通行料金が更新された場合、記憶手段に記憶された不一致情報をリセットするので、有料道路の通行料金が改定されても、運転者に混乱を与えないように通行料金を報知することができる。
また、請求項に記載の発明は、前記記憶手段に前記不一致情報が記憶され、かつ、前記ICカード検出手段によって前記ICカードの挿入が検出された場合、前記第2の報知手段に、前記通行料金の改定があったことを示す旨の報知を行わせることを特徴としている。
このように、表示制御手段は、記憶手段に不一致情報が記憶され、かつ、ICカード検出手段によってICカードの挿入が検出された場合、第2の報知手段に、通行料金の改定があったことを示す旨の報知を行わせることができる。
また、請求項に記載の発明は、前記表示制御手段は、前記記憶手段に前記不一致情報が記憶され、かつ、前記ICカード検出手段によって前記ICカードの挿入が検出されない場合、前記記憶手段に記憶された前記通行料金を前記第2の報知手段から報知させることを特徴としている。
これにより、運転者は、第2の報知手段によって報知される通行料金を参考にすることができる。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態に係る車載装置の構成を図1に示す。図に示すように、車載装置は、ナビゲーション装置10とETC車載器20を備えている。また、ナビゲーション装置10の車両インターフェース(図中では、車両インターフェースを車両I/Fと記す)116とETC車載器20の車両インターフェース205との間は、車内LAN30によって接続されている。
ナビゲーション装置10の構成の詳細を図2に示す。図2に示すように、ナビゲーション装置10は、位置検出器101、地図データ入力器106、操作スイッチ群107、制御回路108、外部メモリ109、表示装置110、音声案内/音声認識装置111、リモコンセンサ112、車両インターフェース116を備えている。
位置検出器101は、周知の地磁気センサ102、ジャイロスコープ103、距離センサ104および衛星からの電波をGPSアンテナ105aによって受信し、受信した衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するためのGPS受信機105を有している。これらのセンサ102〜105は各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサを各々補間しながら使用するように構成されている。
地図データ入力器106は、例えばCD−ROM、DVD−ROMやHDD(ハードディスクドライブ)、フラッシュメモリ等の記録媒体に記憶された情報を読み取る装置で構成されており、そのDVD−ROMやHDDに保存されるナビゲーションのための地図データ、マップマッチング用データ、有料道路の通行料金などの各種データを、制御部25からの読み出し要求に基づいて制御部25に出力するようになっている。なお、有料道路の通行料金は、料金データベース106aとして記憶媒体に記憶されている。
操作スイッチ群107は、表示装置110の表示画面の周囲に設けられた複数の押しボタンスイッチ(メカニカルスイッチ)、当該表示画面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置からなり、ユーザーによる押しボタンスイッチの押下、タッチパネルのタッチに基づいた信号を制御回路108に出力する。
外部メモリ109は、制御回路108の内部とは別に設けられる記憶部で、ROMあるいはRAMなどから構成され、各種のデータやプログラムなどが記憶されるようになっている。
表示装置110は、液晶ディスプレイ等の表示画面を有し、制御回路108からの映像信号に応じて液晶ディプレイ等の表示画面に当該映像を表示させる。
音声案内/認識装置111は、スピーカおよびマイクを有し、制御回路108からの音声信号に応じてスピーカに当該音声を出力させて音声案内を行うとともに、マイクから入力される音声を認識して制御回路108へ出力する。
リモコンセンサ112は、ユーザーの操作に基づいて赤外線等による無線信号を送信するリモコン113から受信した信号を制御回路108へ出力する。
車両インターフェース116は、制御回路108からの信号を車内LAN30の規格に準じた信号に変換して車内LAN30から送信するとともに、車内LAN30から入力される信号を受信して制御回路108へ出力する。
制御回路108は、通常のコンピュータとして構成されており、内部にはCPU、ROM、RAM、フラッシュメモリを備えている。制御回路108は、ROMあるいは外部メモリ制御装置19から読み出したナビゲーション装置の動作のためのプログラムを実行し、その実行の際には、ROM、RAM、フラッシュメモリから情報を読み出し、RAM、フラッシュメモリに対して情報の書き込みを行い、必要に応じて位置検出器101、地図データ入力器106、操作スイッチ群107、外部メモリ109、表示装置110、音声案内/音声認識装置111、リモコンセンサ112、車両インターフェース116と信号の授受を行う。
ETC車載器20の構成の詳細を図3に示す。ETC車載器20は、無線部201、入力装置202、表示装置203、音声出力装置204、車両インターフェース205、ICカードインターフェース206および制御回路207を備えている。
無線部201は、アンテナ201aを備え、このアンテナ201aが受信した無線信号に対して増幅、周波数変換、復調、A/D変換等を施して制御回路207に出力する。また無線部201は、制御回路207から入力されたデータに対してD/A変換、変調、周波数変換、増幅等を施してアンテナ201aから無線信号を送信する。
入力装置202は、ボタン、スイッチ等を備え、これらへのユーザーの操作に基づいた信号を制御回路207に出力する。
表示装置203は、液晶ディスプレイ等の表示画面を有し、制御回路207からの信号に応じた表示を行う。
音声出力装置204は、スピーカを有し、制御回路207からの音声信号に応じてスピーカに当該音声を出力させる。
車両インターフェース205は、制御回路207からの信号を車内LAN30の規格に準じた信号に変換して送信するとともに、車内LAN30からの信号を受信して制御回路207へ出力する。
ICカードインターフェース206は、ICカード220を挿入するためのICカードスロット(図示せず)を備え、このICカードスロットに挿入されたICカード220に記録されたデータを読み出し、また当該ICカード220にデータを書き込む。また、ICカードの挿入状態を検出し、ICカードの挿入状態を示す信号を制御回路207へ出力するようになっている。
制御回路207は、通常のコンピュータとして構成されており、内部にはCPU、ROM、RAM、フラッシュメモリを備えている。制御回路207は、ROMから読み出したETC車載器の動作のためのプログラムを実行し、その実行の際には、ROM、RAM、フラッシュメモリから情報を読み出し、RAM、フラッシュメモリに対して情報の書き込みを行い、必要に応じて無線部201、入力装置202、表示装置203、音声出力装置204、車両インターフェース205、ICカードインターフェース206と信号の授受を行う。
上記した構成において、車両が有料道路の入口料金所を通過する場合、ETC車載器20の無線部201は、有料道路の入口料金所に設置されたETC路上機から入口情報を受信する。また、車両が有料道路の出口料金所または均一料金所を通過する場合、ETC車載器20の無線部201は、有料道路の出口料金所または均一料金所に設置されたETC路上機から料金情報を受信する。なお、この料金情報には、通行区間、課金される通行料金、日時などの情報が含まれる。また、均一料金所は、首都高速など利用料金が均一の料金所である。
ETC車載器20の制御回路207は、無線部201によってETC路上機からの料金情報を受信すると、受信した料金情報を車両インターフェース205から車内LAN30を介してナビゲーションナビゲーション装置10の制御回路108へ送信するとともに、ICカードインターフェース206を介してICカード220に書き込む。そして、「料金は○○円です」といった音声を音声出力装置204から出力させ、表示装置202の表示画面に料金表示を行わせるとともに、受信された料金情報をナビゲーション装置10へ送信する。また、制御回路207は、ICカードインターフェース206から入力されるICカードの挿入状態を示す信号をナビゲーション装置10へ送信する。
ナビゲーション装置10の制御回路108は、ETC車載器20から入力される料金情報に含まれる課金される通行料金とナビゲーション装置20の地図データ入力器106の記憶媒体に料金データベース106aとして記憶された通行料金を比較する。比較の結果に基づいて、表示110に表示させる通行料金および音声案内/音声認識装置111から案内する通行料金を変更する。
次に、図4を参照して、ナビゲーション装置10の制御回路108による通行料金の情報比較制御処理について説明する。ナビゲーション装置10の制御回路108は、電源がオンされると、所定の初期化処理を行った後、定期的に図4に示す通行料金の情報比較制御処理を行う。
まず、車載器20によってETC路上機からの料金情報が受信され、車内LAN30を介して車載器20によって受信されたETC路上機からの料金情報が入力されたか否かに基づき、料金課金されたか否かを判定する(S410)。
ここで、車両が出口料金所あるいは均一料金所を通過し、ETC路上機からの料金情報が入力されると、料金課金されたと判定する(S410でYESと判定)。
そして、外部メモリ109を参照し、通行した区間(利用区間)における通行料金不一致情報が記憶されているか否かに基づき、通行した区間における通行料金不一致履歴があるか否かを判定する(S420)。
ここで、外部メモリ109に利用区間における通行料金不一致情報が予め記憶されており、通行した区間における通行料金不一致履歴があると判定した場合(S420でYESと判定)、ナビゲーション装置20に料金データベース106aから利用区間における通行料金を読み出すとともに、読み出した通行料金とETC車載器20から受信した料金情報に含まれる課金された通行料金とを比較する(S430)。
そして、ナビゲーション装置20に料金データベース106aから読み出した利用区間の通行料金とETC車載器20から受信した料金情報に含まれる課金された通行料金とが一致するか否かを判定する(S440)。
ここで、ナビゲーション装置20に料金データベース106aから読み出した利用区間の通行料金とETC車載器20から受信した料金情報に含まれる課金された通行料金とが一致しないと判定した場合(S440でNOと判定)、利用区間毎に通行料金不一致情報を通行料金不一致履歴としてナビゲーション装置10の外部メモリ109に記憶し(S450)、S410の判定へ戻る。
また、S410において、車内LAN30を介して車載器20によって受信されたETC路上機からの料金情報が入力されない場合、料金課金されないと判定し、S410の判定を繰り返す。
また、S420において、通行した区間における通行料金不一致情報が記憶されていない場合、通行した区間における通行料金不一致履歴がない判定し(S420でNOと判定)、S410の判定へ戻る。
また、S440において、ナビゲーション装置20に料金データベース106aから読み出した利用区間の通行料金とETC車載器20から受信した料金情報に含まれる課金された通行料金とが一致すると判定した場合(S440でYESと判定)、不一致情報を消去(S460)して、S410の判定へ戻る。
次に、図5を参照して、ナビゲーション装置10の制御回路108による通行料金の表示制御について説明する。制御回路108は、図4に示した処理と並行して、図5に示す処理を行う。
まず、自車両が有料道路に進入したか否かを判定する。具体的には、位置検出器101から入力される信号に基づいて車両の現在位置を求め、この車両の現在位置と地図データ入力器106から読み出した地図データに基づき、自車両が有料道路に進入したか否かを判定する(S510)。
ここで、自車両が一般道路を走行中の場合など、自車両が有料道路に進入しないと判定した場合(S510でNOと判定)、S510の判定を繰り返す。
また、S510において、自車両が有料道路に進入したと判定した場合(S510でYESと判定)、外部メモリ109を参照し、表示すべき利用区間おける通行料金が通行料金不一致履歴として記憶されているか否かに基づき、通行中の有料道路に通行料金不一致履歴があるか否かを判定する(S520)。
ここで、外部メモリ109に、表示すべき利用区間おける通行料金が通行料金不一致履歴として記憶されていない場合、通行している有料道路における通行料金不一致履歴がないと判定し、図6(a)に示すように、ナビゲーション装置20の地図データ入力器106の記憶媒体に記憶された地図データに基づいた料金情報をそのまま表示し(S530)、S520の判定を繰り返す。なお、図6(a)は、「5名港中央IC」、「4名港潮見IC」、「3東海IC」といった各インターチェンジまでの通行料金の表示画面の一例である。
また、S520において、表示すべき利用区間おける通行料金が外部メモリ109に通行料金不一致履歴として記憶されている場合、通行している有料道路における通行料金不一致履歴があると判定し(S520でYESと判定)、S540へ進む。
S540では、更に、ETC車載器20から受信したICカード220の挿入状態を示す信号に基づき、ICカード220が挿入されているか否かを判定する。
ここで、ETC車載器20から、ICカード220の挿入状態を示す信号としてICカード220が挿入されていることを示す旨の信号を受信した場合、ICカード220が挿入されていると判定し(S540でYESと判定)、図6(b)の310に示すように、ナビゲーション装置20の地図データ入力器106の記憶媒体に記憶された地図データに基づいた料金情報を非表示とする(S550)。
そして、ETC車載器20から課金情報を受信したか否かに基づき、ETCゲートを通過したか否かを判定する(S580)。
ここで、ETC車載器20から課金情報を受信しない場合、ETCゲートを通過しないと判定し(S570でYESと判定)、S520の判定を繰り返す。
また、S580において、ETC車載器20から課金情報を受信し、ETCゲートを通過したと判定した場合(S570でYESと判定)、S510の判定へ戻る。
また、S540において、ETC車載器20からICカード220の挿入状態を示す信号として、ICカード220が未挿入であることを示す旨の信号を受信した場合、ICカード220が挿入されていないと判定し(S540でNOと判定)、図6(c)に示すように、ナビゲーション装置10に記憶されている料金情報をそのまま表示するとともに(S560)、図6(c)の320に示すような「通行料金改定あり」といった、通行料金に改定があったことを示す旨の表示を表示画面に追加し(S570)、S580の判定へ進む。
このように、ETC車載器20からICカード220が未挿入である旨の信号を受信した場合、ETC車載器20による有料道路の通行料金の報知が行われないため、図6(b)に示すように、ナビゲーション装置10の地図データ入力器106の記憶媒体に記憶された料金情報に基づいた通行料金をそのまま表示するとともに、「通行料金改定あり」といった、通行料金に改定があったことを示す旨の表示を行う。
次に、図7を参照して、ナビゲーション装置10の制御回路108による不一致情報のリセット制御について説明する。制御回路108は、図4、図5に示した処理と並行して、図7に示す処理を行う。
制御回路108は、地図データ入力器106から地図データのバージョン情報を読み出し、読み出したバージョン情報と、外部メモリ109に以前記憶した地図データのバージョン情報とを比較し、比較の結果、各バージョン情報が一致するか否かに基づき、地図データを記憶した記憶媒体が交換された、あるいは地図データおよび道路データが更新されたか否かを判定する(S610)。
ここで、比較の結果、各バージョン情報が一致しない場合、地図データを記憶した記憶媒体が交換された、あるいは地図データおよび道路データが更新されたと判定し(S610でYESと判定)、ナビゲーション装置10の外部メモリ109に記憶された通行料金不一致情報を消去(リセット)し、本処理を終了する。
また、S610において、比較の結果、各バージョン情報が一致した場合、地図データを記憶した記憶媒体が交換されていない、あるいは地図データおよび道路データが更新されていないと判定し(S610でNOと判定)、本処理を終了する。
上記したように、ETC路上機から受信した通行料金とナビゲーション装置10の料金データベース106aに記憶された通行料金とを比較し、比較の結果に基づいて、ナビゲーション装置10における表示装置110および音声案内/音声認識装置111による通行料金の報知方法を変更するので、有料道路の通行料金が改定されても、運転者に混乱を与えないように通行料金を報知することができる。
なお、上記実施形態において、受信手段は、ETC車載器20無線部201およびそのアンテナ201aに相当し、第1の報知手段は、ETC車載器20における表示装置203および音声出力装置204に相当し、記憶手段は、地図データ入力器106および料金データベース106aに相当し、第2の報知手段は、ナビゲーション装置10における表示装置110および音声案内/音声認識装置111に相当し、比較手段および表示制御手段は、制御回路108に相当する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、ナビゲーション装置10とETC車載器20が車内LAN30によって接続された例について示したが、例えば、ナビゲーション装置10とETC車載器20が一体となった構成としてもよい。
また、上記実施形態におけるナビゲーション装置10の制御回路108は、図5のS540において、ETC車載器20から受信したICカード220の挿入状態を示す信号に基づき、ETC車載器20にICカード220が挿入されているか否かを判定する例を示したが、例えば、ETC車載器20からナビゲーション装置10に、ETC車載器20が正常な動作状態であるか否かを識別するための信号を出力させ、ナビゲーション装置10の制御回路108は、この信号に基づいて、ETC車載器20が正常な動作状態であるか否かを判定してもよい。具体的には、ナビゲーション装置10にETC車載器20が接続されていない場合、ETC車載器20が取り外された場合、ICカード220がICカードスロットに挿入されていない場合など、ETC車載器20が正常な動作状態でないと判定した場合には、S560の処理へ進み、ETC車載器20が正常な動作状態であると判定した場合には、S550の処理へ進むようにすればよい。
また、上記実施形態におけるナビゲーション装置10の制御回路108は、図5のS550において、図6(b)に示すように、ナビゲーション装置20の地図データ入力器106の記憶媒体に記憶された地図データに基づいた料金情報を非表示とする例について示したが、S550とS580の間に、S570と同様の、「通行料金改定あり」といった、通行料金に改定があったことを示す旨の表示を行う処理を追加してもよい。
また、上記実施形態では、走行中の有料道路における通行料金不一致情報が外部メモリ109に記憶されている場合、通行している有料道路における通行料金不一致履歴があると判定し、図6(b)における「5名港中央IC」、「4名港潮見IC」、「3東海IC」といった各区間までの通行料金を全て非表示とする例について示したが、表示する通行料金のうち、一部区間のみに通行料金不一致履歴があると判定した場合には、図8の「5名港中央IC」までの通行料金(340)に示すように、一部区間のみを非表示としてもよい。
また、上記実施形態では、有料道路の走行中における通行料金の表示例を図6(a)〜(c)、図8に示したが、有料道路を走行中の表示に限定されることなく、例えば、ルート探索時の表示に適用することもできる。この場合、図9の330に示すように、探索された経路に含まれる有料道路の料金表示を表示させるとともに、「要注意料金改定有り」といった、料金改定があったことを示す旨の表示を行うようにしてもよい。
また、前述の地図データ入力器106は、地図データ入出力器であって、料金の不一致情報等を料金データベース106a内に記憶保持するようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る車載装置の構成を示す図である。 ナビゲーション装置の構成を示す図である。 ETC車載器の構成を示す図である。 ナビゲーション装置の制御回路による通行料金の情報比較制御を示すフローチャートである。 ナビゲーション装置の制御回路による通行料金の表示制御を示すフローチャートである。 ナビゲーション装置の通行料金の表示例を示す図である。 ナビゲーション装置の制御回路による不一致情報のリセット制御を示すフローチャートである。 ナビゲーション装置の通行料金の表示例を示す図である。 ナビゲーション装置の通行料金の表示例を示す図である。
符号の説明
10…ナビゲーション装置、101…位置検出器、102…地磁気センサ、
103…ジャイロスコープ、104…距離センサ、105…GPS受信機、
105a…アンテナ、106…地図データ入力器、106a…料金データベース、
107…操作スイッチ群、108…制御回路、109…外部メモリ、
110…表示装置、111…音声案内/認識装置、112…リモコンセンサ、
113…リモコン、116…車両インターフェース、…、20…ETC車載器、
201…無線部、201a…アンテナ、202…入力装置、203…表示装置、
204…音声出力装置、205…車両インターフェース、
206…ICカードインターフェース、207…制御回路、220…ICカード、
30…車内LAN。

Claims (3)

  1. ETC(登録商標)路上機から通行料金を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記通行料金を報知する第1の報知手段と、ナビゲーションのための地図データとともに通行料金を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記通行料金を所定の報知方法で報知する第2の報知手段と、を備えた車載器であって、
    前記受信手段によって受信された前記通行料金と前記記憶手段に記憶された前記通行料金とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、前記受信手段によって受信された前記通行料金と前記記憶手段に記憶された前記通行料金が一致しない場合、不一致であることを示す不一致情報を記憶する記憶手段と、
    前記受信手段によって受信された前記通行料金を記憶するICカードの挿入状態を検出するICカード検出手段と、
    前記記憶手段に前記不一致情報が記憶され、かつ、前記ICカード検出手段によって前記ICカードの挿入が検出された場合、前記第2の報知手段による前記通行料金の表示を非表示とする表示制御手段と、を備え
    前記表示制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記通行料金が更新された場合、前記記憶手段に記憶された前記不一致情報をリセットすることを特徴とする車載装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記記憶手段に前記不一致情報が記憶され、かつ、前記ICカード検出手段によって前記ICカードの挿入が検出された場合、前記第2の報知手段に、前記通行料金の改定があったことを示す旨の報知を行わせることを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記記憶手段に前記不一致情報が記憶され、かつ、前記ICカード検出手段によって前記ICカードの挿入が検出されない場合、前記記憶手段に記憶された前記通行料金を前記第2の報知手段から報知させることを特徴とする請求項1または2に記載の車載装置。
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