JP4279765B2 - 蒲鉾用のスライス装置 - Google Patents

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本発明は、蒲鉾を所定の厚みを有する蒲鉾片にスライスするスライス装置に関し、特に、スライス後に得られる蒲鉾片のうち端部に位置する蒲鉾端片を除去することができるスライス装置に関する。
蒲鉾には様々の横断面形状を有するものがあるが、いずれも一般には魚肉のすり身に塩分等が加えられたものを蒸して柱状に固形化される。そして、固形化された蒲鉾は、スライス装置を用い、必要に応じて(需要者の要求に応じて)適当な厚みにスライスされ、スライスされた蒲鉾片は束ねられた状態で包装されて製品化される。
ところで、蒲鉾を柱状に固形化する工程において、蒲鉾の端部形状について厳密に面取りすることは困難であり、その形状に多少の粗さが生じるため、これが蒲鉾の仕上がりの美観向上を妨げる場合がある。従って、柱状の蒲鉾をスライスした後、端部の蒲鉾片(以下、「蒲鉾端片」という)を除去して面取りをすることが要望されている。
しかしながら、従来はこのような蒲鉾端片の除去は作業員の手作業によって行われており、その処理能力は個々の作業員の能力に左右されるという課題がある。また、作業員の手作業によるため、衛生面で蒲鉾の高品質を維持するのも困難である。また、例えば柱状の蒲鉾を約2.5ミリメートルの厚みにスライスすることがあるが、このように薄い蒲鉾端片を手作業で除去する場合、束状になった他の蒲鉾片に作業員が触れてしまって束が崩れてしまう可能性がある。蒲鉾はその表面が粘着性を有するため、このような型崩れの危険性は高く、仮に型崩れを生じてしまうと、スライス後の包装作業にも影響が及んでしまう。
そこで本発明は、人手が介在することなく、比較的高い処理能力で、且つ、スライス後の束状の蒲鉾片を崩すことなく、この束状の蒲鉾片から端部の蒲鉾端片を除去することができるスライス装置を提供することを目的とする。
本発明は上述したような事情を鑑みてなされたものであり、本発明に係る蒲鉾用のスライス装置は、蒲鉾を所定の厚みを有する蒲鉾片にスライスするスライス装置であって、略上下方向に伸びて左右へ複数並設された帯状の切刃と、該切刃により蒲鉾をスライスして得られる蒲鉾片のうち、端部に位置する蒲鉾端片を除去する除去部とを備え、該除去部は、前記蒲鉾端片及びこれに隣接する蒲鉾片の間に挟入される挟入部と、該挟入部へエアを導くエアホースとを有し、前記挟入部には、前記エアホースを通って導かれたエアを外方へ排出する排出孔が形成されており、前方から相対的に接近する蒲鉾を前記切刃によってスライスし、得られる蒲鉾片のうち前記蒲鉾端片は、前記除去部が有する挟入部によって他の蒲鉾片から分離され、且つ、前記排出孔からのエアによって前記挟入部からも分離されるように構成されている。
このような構成とすることにより、作業員の手作業に依らず比較的高い一定の能力をもって蒲鉾端片の除去を行うことができる。また、蒲鉾端片とその内側に隣接する蒲鉾片との間に挟入部が挟入され、蒲鉾片から分離された蒲鉾端片はエアを利用して挟入部から蒲鉾端片を分離するため、束状の蒲鉾片を崩すことなく円滑に蒲鉾端片を分離除去することが可能である。
また、前記除去部が有する挟入部は、板部材から構成されて前記切刃の後部近傍に配置され、且つ、該切刃に略平行を成す平行部と該平行部の後部から後方斜め外方へ延設された傾斜部とを有し、前記挟入部が有する排出孔は、前記傾斜部を内面から外面へ貫通して形成され、前記エアホースは前記傾斜部の内面にて前記排出孔に接続されていてもよい。
このような構成とすることにより、蒲鉾端片と蒲鉾片との間には最初に平行部が挟入されるため、束状の蒲鉾片の型崩れが生じにくい。また、切刃でスライスされた直後は、蒲鉾端片とこれに隣接する蒲鉾片との間に隙間が生じやすいため、切刃の後部近傍に配置された平行部は、蒲鉾端片と蒲鉾片との間に挟入しやすく、束状の蒲鉾片の型崩れをより一層防止することができる。更に、蒲鉾片から分離された蒲鉾端片は、平行部の外面に沿って後方へ向かい、次に傾斜部の外面に沿って移動する。そして、この傾斜部に形成された排出孔から外方へ排出されるエアにより、蒲鉾端片は外面から剥離され、傾斜部からも容易に分離される。
また、前記除去部の挟入部が有する排出孔は、略前後方向に沿って複数形成されていてもよい。このような構成とすることにより、傾斜部に沿って移動する蒲鉾端片には、排出孔から排出されるエアが次第に多く吹き付けられることとなるため、蒲鉾端片をより確実に傾斜部の外面から剥離することが可能になる。
また、前記切刃は後傾して設けられ、前記除去部が有する挟入部の前端辺は、前記切刃と略同一角度に後傾していてもよい。このような構成とすることにより、切刃でスライスされた直後の蒲鉾端片とこれに隣接する蒲鉾片との間に、用入部の前端辺を容易に挟入させることが可能となる。
本発明に係る蒲鉾用のスライス装置によれば、人手が介在することなく、比較的高い処理能力で、且つ、スライス後の束状の蒲鉾片を崩すことなく、この束状の蒲鉾片から端部の蒲鉾端片を除去することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る蒲鉾用のスライス装置について、図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本実施の形態に係る蒲鉾用のスライス装置の全体構成例を示す側面図である。図1に示すように、スライス装置1は、入口コンベア2と該入口コンベア2の搬送下流側に配置された出口コンベア3とを備え、蒲鉾4は、これら入口コンベア2及び出口コンベア3によって一方向へ搬送される。なお、以下の説明では、入口コンベア2によって蒲鉾4が搬送されるときの、搬送上流側を前側、搬送下流側を後側として説明し、その他の場合は個別に方向を定義して説明する。
入口コンベア2は、前後に所定距離を隔てて並設された2つのローラ5a,5bを備え、このローラ5a,5b間にベルト6が巻回されている。前側のローラ5aには図示しないギヤトレインを介してモータ7が接続され、このモータ7が回転駆動することによってベルト6は移動する。また、ベルト6の移動ルートの随所にはガイドローラ8が配設され、ベルト6に適度な張りを付与すると共に、ベルト6の移動を適切に案内する。
出口コンベア3は、入口コンベア2の後方に設けられ、前後に所定距離を隔てて並設された2つのローラ10a,10bを備えている。前方のローラ10aは、入口コンベア2が有する後側のローラ5bに近接して並設されており、ローラ10a,10b間にはベルト11が巻回されている。後側のローラ10bには図示しないギヤトレインを介してモータ12が接続され、このモータ12が回転駆動することによってベルト11は移動する。また、ベルト11の移動ルートの随所にはガイドローラ13が配設され、ベルト11に適度な張りを付与すると共に、ベルト11の移動を適切に案内する。
また、入口コンベア2の上方には押コンベア15が設けられている。押コンベア15は、前後に所定距離を隔てて並設された2つのローラ16a,16bを備え、このローラ16a,16b間にベルト17が巻回されている。前方のローラ16aには図示しないギヤトレインを介してモータ18が接続され、このモータ18が回転駆動することによってベルト17が巻回されている。また、ベルト17の移動ルートの随所にはガイドローラ19が配設され、ベルト17に適度な張りを付与すると共に、ベルト17の移動を適切に案内する。更に、前後のローラ16a,16b間のベルト17の下面17aは、入口コンベア2のベルト6の上面6aと平行で、搬送される蒲鉾4の高さ寸法と略同一距離だけ隔てており、両者は同一方向へ同一速度で移動する。従って、入口コンベア2によって搬送される蒲鉾4は、入口コンベア2のベルト6の上面6aと、押コンベア15のベルト17の下面17aとの間に挟まれ、位置ずれが生じない状態で下流側へ搬送される。
入口コンベア2の後部の上方には、図示しないレシプロエンジンを搭載した切断機30が設けられている。該切断機30は、略上下方向に伸びて左右へ複数並設された帯状の切刃31を備え、該切刃31は、入口コンベア2の後端部と出口コンベア3の前端部との間の隙間を通って配置されている(図3,4も参照)。該切刃31は、その刃先が前方へ向けられており、レシプロエンジンが駆動することによって上下方向に往復動作し、入口コンベア2によって搬送されてきた蒲鉾4を所定の厚みにスライスして蒲鉾片4a(図6参照)を得る。また、切断機30は、スライス後の蒲鉾片4aのうち、左右の端部に存在する蒲鉾端片4b(図6参照)を除去するための除去装置35を備えている。
図2は、除去装置35を含むその周辺部分の構成を示す平面図であり、図3は、図2に示す構成をIII矢印に沿って見た正面図であり、図4は、図2に示す構成をIV矢印に沿って見た側面図である。図2に示すように、切断機30(図1)に上端が固定されて該上端から下方へ伸びる棒状の支持部材36の下端部には、複数の切刃31を案内する切刃ガイド37が取り付けられている。図2及び図3に示すように、この切刃ガイド37は、左右方向に長寸であって上下方向に所定の厚みを有する矩形板状を成し、その前部には、上下方向に伸びるスリット38が、左右方向に等間隔に複数形成され、その数は切刃31と同数になっている。そして各切刃31は、これらのスリット38を通り、図4に示すように若干後傾した状態で設けられている。また、左右両端のスリット38a,38aは、他のスリット38に比べてその深さ寸法が若干深く形成されている。
この切刃ガイド37は、出口コンベア3のベルト11の上面11aから所定距離だけ上方に隔てて配置されている。即ち、切刃ガイド37は、その下面37bが押コンベア15のベルト17の下面17aとほぼ同じ高さになるように設定されており、更に換言すれば、コンベア2,3によって搬送される蒲鉾4の高さ寸法とほぼ同じ距離だけ出口コンベア3のベルト11の上面11aから上方へ離隔している。
図2に示すように、切刃ガイド37の左右には、板部材から成形された挟入部40が設けられている。この挟入部40は、切刃31(図3)と平行(即ち、スリット38と平行)を成す平行部41と、該平行部41の後端から後方斜め外側方へ延設された傾斜部42とから構成されている。本実施の形態では、平行部41と傾斜部42とは、約30度の角度をもって接続されている。
図4に示すように、平行部41の高さ寸法は、切刃ガイド37の上面37aから出口コンベア3のベルト11の上面11aに至る距離より若干短寸になっている。そして、左右の平行部41の各上部41aは、切刃ガイド37の左右端のスリット38a,38aの夫々に挟入されている(図3も参照)。なお、左右端のスリット38a,38aは、平行部41の上部41aが挟入された状態で、更に切刃31を挟み込める寸法の幅を有している。
また、図4に示すように、傾斜部42の高さ寸法は、切刃ガイド37の下面37bから出口コンベア3のベルト11の上面11aに至る距離より若干短寸になっている。そして、左右の傾斜部42は夫々の上端部が切刃ガイド37の下面37bに当接して設けられている。この傾斜部42には、該傾斜部42の内外(内面と外面と)を貫通する複数の排出孔43(本実施の形態では3つ)が形成されている。図4に示すように、この排出孔43は、傾斜部42の下部前寄りの位置に1つ、上部後寄りの位置に1つ、更に、両者の間の位置に1つ設けられている(図3も参照)なお、排出孔43の位置及び個数は上述した構成に限られず、排出孔43からのエアによって傾斜部42の外面から蒲鉾端片4b(図6)を剥離可能であれば他の構成を採用してもよい。
図4に示すように、支持部材36の下部背面には、細径の金属製パイプから成るエアホース45,46を接続して互いに連通させるジョイント具47が取り付けられている。このジョイント具47は、エアホース45,46を接続するための接続部47a,47bを後部と左右とに有し、後部の接続部47aには、図示しないポンプから伸びるエアホース45の先端が接続されている。また、左右の接続部47bの夫々にはエアホース46,46の上流端が接続され、該エアホース46,46は左右の接続部47bから左右の外方へと延設されている(図2参照)。
図2に示すように、左右の外方へ延びるエアホース46は、途中でクランク状に屈曲され、切刃ガイド37の後部上面に取り付けられた継手を兼ねるブラケット50に下流端が接続され、更にブラケット50からは別のエアホース51が外方へ延びている。ブラケット50によって連結されたエアホース46とエアホース51とは、互いに内部通路が連通している。
ブラケット50から延びるエアホース51は、切刃ガイド37の背面に沿って外方へ向かい、切刃ガイド37の端部近傍で湾曲した後、前方斜め下方へ延びている。切刃ガイド37の端部近傍の後部には、図2に示すように略U字状断面を有する切欠部37cが形成されており、湾曲した後のエアホース51はこの切欠部37cを通って前方斜め下方へ延びている。そして、エアホース51の下流部は、挟入部40の傾斜部42の内面に接続され、該傾斜部42に形成された各排出孔43と連通している。従って、図示しないポンプからエアホース45を通ってエアが供給されると、該エアは左右外方へ延びるエアホース46,51を通り、挟入部40の傾斜部42の各排出孔43から排出される。
次に、上述したスライス装置1を用いて蒲鉾4をスライスする際の該スライス装置1の動作について、図5及び図6を用いて説明する。なおここでは、略半円形状断面を成す柱状の蒲鉾4をスライスする場合であって、且つ、この蒲鉾4が、その平面部分を上方へ向けて(即ち、曲面状の周面を下方へ向けて)入口コンベア2のベルト6上に置かれている場合について説明する。また、以下で説明するスライス装置1の動作は、図示しない制御装置が入口コンベア2、出口コンベア3、押コンベア15、及び切断機30の動作を制御することによって実現される。
図5は、除去装置35及び切刃31を含むその周辺の動作を示す側面図である。この図5に示すように、入口コンベア2のベルト6上に載せられて搬送される蒲鉾4は、入口コンベア2のベルト6の上面6aと、押コンベア15のベルト17の下面17aとの間に挟まれた状態で切刃31と接触し、所定の厚みにスライスされていく。蒲鉾4のうちスライスされた一部分4cは、出口コンベア3のベルト11の上面11aと切刃ガイド37との間に侵入し、上下の位置が保持される。従って、切刃31が上下動する間に、蒲鉾4が上下方向に位置ずれを起こすことを防止できる。
図6は、右側の挟入部40及びその近傍を拡大して蒲鉾4のスライス処理の工程を示す平面図であり、(a)は蒲鉾4の一部分4cがスライスされている状態を示し、(b)は蒲鉾4のスライス処理が完了して蒲鉾4から蒲鉾片4a及び蒲鉾端片4bが得られた状態を示し、(c)は蒲鉾端片4bが完全に除去された状態を示している。
図6(a)に示すように、蒲鉾4の一部分4cがスライスされているとき、その最も右端に位置する切断箇所(即ち、完全にスライスされた後に、蒲鉾端片4bとこれに隣接する蒲鉾片4aとの間の隙間部分)に、挟入部40が有する平行部41が挟入される。平行部41は切刃31(図3)と平行して設けられており、且つ、切刃31の直後に配置されているため、上記切断箇所へ円滑に挟入される。更にスライス処理が進行すると、図6(b)に示すように蒲鉾4が完全にスライスされ、蒲鉾片4aと蒲鉾端片4bとが得られる。端部に位置する蒲鉾端片4bは、スライス後も出口コンベア3のベルト11(図4)の移動に伴って後方へ搬送され、挟入部40の外面に沿って平行部41から傾斜部42へと移動する。
図6(c)に示すように、傾斜部42の外面に沿って移動する蒲鉾端片4bの内面(傾斜部42の外面と接触する面)に、傾斜部42の排出孔43(図3)から外方へ排出されるエアが吹き付けられる。その結果、蒲鉾端片4bは傾斜部42の外面から剥離され、他の蒲鉾片4aから完全に分離される。分離された蒲鉾端片4bは下方へ落下し、除去装置35の下方に配置された図示しない回収ボックスにより回収される。
上述したスライス装置1の構成によれば、人手を介在させることなく、比較的高い処理能力で、スライス後の蒲鉾端片4bを分離・除去することが可能である。またその際、両端の蒲鉾端片4bを除く蒲鉾片4aの束の型崩れを防止することも可能である。
なお、上述した説明では略半円形状断面を成す柱状の蒲鉾4をスライスする場合であって、且つ、この蒲鉾4が、その平面部分を上方へ向けて入口コンベア2のベルト6上に置かれている場合について説明したが、これに限られない。即ち、スライス装置1を用いれば、上記蒲鉾4をその平面部分を下向きにして配置した場合であっても同様にスライスでき、且つ端部の蒲鉾端片を除去することが可能である。また、略半円形状断面を成す柱状の蒲鉾4の他、矩形断面や花型断面など様々の断面形状を有する蒲鉾についても同様にスライスし、蒲鉾端片を除去することが可能である。
本発明に係る蒲鉾用のスライス装置は、例えば柱状の蒲鉾をスライスし、その後に両端部に得られる蒲鉾端片を除去するのに好適である。
本発明の実施の形態に係るスライス装置の全体構成例を示す側面図である。 図1に示すスライス装置が備える除去装置とその周辺部分の構成を示す平面図である。 図2に示す構成をIII矢印に沿って見た正面図である。 図2に示す構成をIV矢印に沿って見た側面図である。 除去装置及び切刃を含むその周辺の動作を示す側面図である。 右側の挟入部及びその近傍を拡大して蒲鉾のスライス処理の工程を示す平面図であり、(a)は蒲鉾の一部分がスライスされている状態を示し、(b)は蒲鉾のスライス処理が完了して蒲鉾から蒲鉾片及び蒲鉾端片が得られた状態を示し、(c)は蒲鉾端片が完全に除去された状態を示している。
符号の説明
1 スライス装置
2 入口コンベア
3 出口コンベア
4 蒲鉾
6,11,17 ベルト
15 押コンベア
30 切断機
31 切刃
4a 蒲鉾片
4b 蒲鉾端片
35 除去装置
37 切刃ガイド
38 スリット
40 挟入部
41 平行部
42 傾斜部
43 排出孔
45,46,51 エアホース

Claims (1)

  1. 搬送されてくる蒲鉾を所定の厚みを有する蒲鉾片にスライスするスライス装置であって、上方へ向かうに従って前記蒲鉾の搬送方向へ向かうように後傾して設けられて左右へ複数並設された帯状の切刃と、該切刃により蒲鉾をスライスして得られる蒲鉾片のうち、端部に位置する蒲鉾端片を除去する除去部とを備え、
    該除去部は、前記蒲鉾端片及びこれに隣接する蒲鉾片の間に挟入される板状部材から成る挟入部と、該挟入部へエアを導くエアホースとを有し、
    前記挟入部は、前記切刃の後方に設けられて前端辺が前記切刃に対して略平行になるように傾斜した平行部と、該平行部の後部から後方斜め外方へ延設された傾斜部とから構成され、
    前記平行部は、その前端辺が前記切刃の後端辺に後方から近接するよう配設され、前記傾斜部には、前記エアホースを通って導かれたエアを該傾斜部の外面側へ排出する排出孔が、該傾斜部の内面から外面へ貫通し且つ前記切刃の傾斜方向に沿うようにして複数形成されており、
    前方から相対的に接近する蒲鉾を前記切刃によってスライスし、得られる蒲鉾片のうち前記蒲鉾端片は、前記除去部が有する挟入部によって他の蒲鉾片から分離され、且つ、前記排出孔からのエアによって前記挟入部からも分離されるように構成されていることを特徴とする蒲鉾用のスライス装置。
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