JP4279175B2 - 冷却装置付きコンテナ用遮蔽体 - Google Patents
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請求項1に記載の可搬式の冷却装置付きコンテナ用遮蔽体は、側壁と該側壁の上部で支持された屋根とを備え、コンテナヤードに載置された冷却装置付きコンテナの上から配置することができるように、前記側壁が前記冷却装置付きコンテナの両側にそれぞれ位置され、前記屋根に冷却水タンクが設けられ、前記冷却水タンク内から外部に流れた冷却水が、前記側壁の外壁面伝いに下方に流れ落ち、前記側壁に、冷却装置付きコンテナ用遮蔽体の内外を連通する開口が設けられ、該開口に、前記側面の外壁面伝いに下方に流れ落ちる前記冷却水の流動を動力源として回転することにより外気を冷却水により冷却しつつ前記開口から前記冷却装置付きコンテナ用遮蔽体内に流入させ、前記冷却装置付きコンテナ用遮蔽体内の空気を前記開口から外部に放出する水車が設けられていることを特徴とする。
冷却水が側壁の壁面を流れるため、遮蔽体自体の温度を下げ、これにより内部の冷却装置付きコンテナの温度も低く保たれる。
外部の空気が冷却水によって冷却されつつ冷却装置付きコンテナ用遮蔽体の内部に流入し、冷却装置付きコンテナ用遮蔽体内部の空気は外部に放出される。すなわち冷却装置付きコンテナの周囲の空気は冷却水で冷却された空気に保たれる。
図1に示したものはコンテナヤードに冷却装置付きコンテナ1(以下コンテナ1と呼ぶ。)を載置した状態である。
コンテナヤードを走行するコンテナクレーン20は、コンテナを段積みするタイヤ式橋形クレーンであり、クレーン走行機体21の水平な上部梁21aには、この上部梁21aに沿って水平方向に移動する横行トロリ13が設けられている。
遮蔽体30はコンテナ1の長手方向にコンテナ1を覆うのに十分な長さを有している。コンテナ1の長手方向両端面に対向する部分(紙面奥行き方向両端部)は開口端となっており、コンテナ1の一端部側で外部の電源ユニットと接続され、冷却装置の電力供給が行われる。
まず、遮蔽体30は、コンテナヤードに載置された冷却装置付きコンテナ1に対して使用されるべく、クレーン20によって図1のように運ばれ、冷却装置付きコンテナ1を覆うようにコンテナヤードに載置される。即ち、側壁32,33及び屋根34に囲まれた空間内にコンテナ1が収容されるように配置する。
次に冷却水タンク35内の冷却水Wを開口42より外部に流す。冷却水Wは側壁32,33の外壁面伝いに下方に流れ落ち、その過程で水車37を回転させる。水車37の回転に伴い、外部の空気が冷却水Wによって冷却されつつ開口36より遮蔽体30の中に流入する。一方遮蔽体30内部の空気は開口36より外部に放出される。(空気の流れを破線矢印で示した。)
冷却水受け38,39まで流れ落ちた冷却水Wは、ポンプ41によって冷却水タンク35に送られ、上記と同様の経路を再び循環する。
まず冷却効果として、以下の効果を得る。遮蔽体30の側壁32,33と屋根34によって日射が遮られるため、冷却装置付きコンテナ1に対する日射と空気の対流による熱の流入を防ぐことができる。また冷却水Wが側壁32,33の壁面を流れるため、遮蔽体30自体の温度を下げ、これにより内部の冷却装置付きコンテナ1の温度を低く保つことができる。さらに、外部の空気が冷却水Wによって冷却されつつ遮蔽体30の内部に流入し、遮蔽体30内部の空気は外部に放出される。すなわち冷却装置付きコンテナ1の周囲の空気を常に冷却水Wで冷却された空気に保つことができるから、これによっても冷却装置付きコンテナ1への熱の流入を防ぐことができる。
このように冷却装置付きコンテナ1に対する熱の流入を抑えることができるから、冷却装置付きコンテナ1の消費電力を低減することができる。
また、本遮蔽体30の移動は、コンテナクレーン20によって容易に行うことができる。
これにより、ポンプ41の消費電力を削減することができる。なお、太陽電池または発電装置によって発電された電力は、ポンプ41だけではなく冷却装置付きコンテナの冷却装置に供給してもよい。
また、遮蔽体を図3(a)〜(c)に示したように複数の冷却装置付きコンテナ1をまとめて覆う構成としてもよい。
さらにまた、遮蔽体30の長手方向の両端部も側壁を設け、コンテナの四側面を覆うようにしてもよい。
さらにまた、遮蔽体30の側壁32,33の外側面だけではなく、内側面に沿って冷却水Wを流すようにしてもよい。
20 コンテナクレーン
30 遮蔽体
31 係合機構
32,33 側壁
34 屋根
36 開口
37 水車
41 ポンプ
W 冷却水
Claims (3)
- 側壁と該側壁の上部で支持された屋根とを備え、コンテナヤードに載置された冷却装置付きコンテナの上から配置することができるように、前記側壁が前記冷却装置付きコンテナの両側にそれぞれ位置され、
前記屋根に冷却水タンクが設けられ、
前記冷却水タンク内から外部に流れた冷却水が、前記側壁の外壁面伝いに下方に流れ落ち、
前記側壁に、冷却装置付きコンテナ用遮蔽体の内外を連通する開口が設けられ、該開口に、前記側面の外壁面伝いに下方に流れ落ちる前記冷却水の流動を動力源として回転することにより外気を冷却水により冷却しつつ前記開口から前記冷却装置付きコンテナ用遮蔽体内に流入させ、前記冷却装置付きコンテナ用遮蔽体内の空気を前記開口から外部に放出する水車が設けられていることを特徴とする記載の冷却装置付きコンテナ用遮蔽体。 - 前記コンテナヤードに設置されたコンテナクレーンのスプレッダに係合される係合機構を備えていることを特徴とする請求項1記載の冷却装置付きコンテナ用遮蔽体。
- 前記冷却水を、前記冷却水タンクに吸い上げるポンプと、該ポンプに電力を供給する太陽電池とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の冷却装置付きコンテナ用遮蔽体。
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JP2004051159A JP4279175B2 (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 冷却装置付きコンテナ用遮蔽体 |
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JP2005241129A JP2005241129A (ja) | 2005-09-08 |
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JP (1) | JP4279175B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103383173A (zh) * | 2013-07-04 | 2013-11-06 | 浙江月宫冷链设备有限公司 | 一种节能型气调库 |
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- 2004-02-26 JP JP2004051159A patent/JP4279175B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN103383173A (zh) * | 2013-07-04 | 2013-11-06 | 浙江月宫冷链设备有限公司 | 一种节能型气调库 |
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