JP2005239359A - 冷却装置付きコンテナの段積方法およびコンテナヤード - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 コンテナヤードに段積された少なくとも一つ以上の冷却装置付きコンテナC1と熱源(日射、空気の対流、地熱等)との間に、複数のドライコンテナ(他のコンテナ)C2を配置する。ドライコンテナC2によって日射等が遮られることにより、冷却装置付きコンテナC1への熱の流入を抑える。
【選択図】 図1
Description
請求項1に記載の発明は、コンテナヤードにて冷却装置付きコンテナを段積する方法であって、前記コンテナヤードに段積された少なくとも一つ以上の冷却装置付きコンテナと熱源との間に、他のコンテナを配置することを特徴とする。
他のコンテナとしてはいかなるものであってもよいが、好ましくは使用中ではない空のドライコンテナを用いればよい。
他のコンテナとしてはいかなるものであってもよいが、好ましくは使用中ではない空のドライコンテナを用いればよい。
図1に示したものは、コンテナヤードに載置された冷却装置付きコンテナC1であり、図の符号25は冷却装置付きコンテナC1が段積される冷却装置付きコンテナ段積領域である。この冷却装置付きコンテナ段積領域25の南側には、冷却装置付きコンテナ段積領域25の内外を区画する遮蔽壁26が設けられている。遮蔽壁26はコンテナヤードの路面上にドライコンテナ(他のコンテナ)C2を積み上げて構成されている。なお、以下の各図では、冷却装置付きコンテナC1を白色で示し、ドライコンテナC2はパターン付きで示す。
これらドライコンテナC2および冷却装置付きコンテナC1の段積はクレーン20により行われる。
また、遮蔽壁26の段積高さは冷却装置付きコンテナC1よりも高くする。また冷却装置付きコンテナC1の段積高さは、遮蔽壁26の陰に配置されるように北側ほど低くする。長手方向(東西方向)には、遮蔽壁26の長さを少なくとも冷却装置付きコンテナ段積領域25以上とする。
また遮蔽壁26がドライコンテナC2により構成されていることから、クレーン20で容易に設置することができ、従来のコンテナヤードに対して容易に適用可能である。また遮蔽壁26が不要になった際にも容易に解体することができる。
また、ドライコンテナC2としては、コンテナヤードの空コンテナ置き場(バン・プール)に保管されている使用されていない空のコンテナを利用することが好ましい。これによって新たな構成を追加することなく、従来からコンテナヤードに設けられている設備のみを使用して遮蔽壁26を設置することができる。
なお遮蔽壁26を構成する他のコンテナとしては、ドライコンテナC2の他に、使用されている(積荷を収容した)コンテナでもよい。また使用されておらず冷却装置が作動していない冷却装置付きコンテナであってもよい。以下の例でも同様である。
このように構成することで、日射が遮蔽体28により遮られ、空気の対流も遮蔽体28および遮蔽壁27によって阻害される。したがって、冷却装置付きコンテナC1への熱の流入を抑制することができ、冷却装置の消費電力を低減することができる。
また、遮蔽壁27および遮蔽体28は上記の例と同様に容易に設置・解体することが可能である。
なお、遮蔽体28は上記及び以下に説明する各例に対して適用できるのは言うまでもない。
これにより、空気の対流がドライコンテナC2によって阻害される。また日射も部分的に遮られる。したがって、冷却装置付きコンテナC1への熱の流入を抑制することができ、冷却装置の消費電力を低減することができる。
また、遮蔽壁29は上記の例と同様に容易に設置・解体することが可能である。
これにより、空気の対流がドライコンテナC2によって阻害される。また日射もドライコンテナC2によって遮られる。したがって、冷却装置付きコンテナC1への熱の流入を抑制することができ、冷却装置の消費電力を低減することができる。
また、遮蔽壁30は上記の例と同様に容易に設置・解体することが可能である。
また、遮蔽床31および遮蔽壁32は上記の例と同様に容易に設置・解体することが可能である。
なお、本遮蔽床31は上記の各例に適用することができるのは言うまでもない。
冷却装置付きコンテナC1としては、温度の低い冷凍装置付きコンテナ(冷凍コンテナ)と、温度の高い冷蔵装置付のコンテナ(冷蔵コンテナ)とがあるが、より温度の低い冷凍コンテナを内側(熱源から遠い側)に配置し、その外側(熱源側)に冷蔵コンテナを配置する。すなわち温度域が低い冷凍装置付きコンテナC1を熱源から遠ざけて配置することで、冷凍装置付きコンテナC1の冷却効果を更に向上させることができ、全体として消費電力を更に低下させることができる。
また、上記の各例で示した各コンテナC1,C2の配置数、配置形状は、適宜変更可能であることは言うまでもない。
26、27,29,30,32 遮蔽壁
28 遮蔽体
31 遮蔽床
C1 冷却装置付きコンテナ
C2 ドライコンテナ(他のコンテナ)
Claims (10)
- コンテナヤードにて冷却装置付きコンテナを段積する方法であって、
前記コンテナヤードに段積された少なくとも一つ以上の冷却装置付きコンテナと熱源との間に、他のコンテナを配置することを特徴とするコンテナヤードにおける冷却装置付きコンテナの段積方法。 - 前記冷却装置付きコンテナの少なくとも南側に、前記他のコンテナを段積することで日射を遮る遮蔽壁を形成することを特徴とする請求項1に記載の冷却装置付きコンテナの段積方法。
- 前記他のコンテナにより形成された前記遮蔽壁を、前記冷却装置付きコンテナを取り囲んで設けることを特徴とする請求項2に記載の冷却装置付きコンテナの段積方法。
- 前記冷却装置付きコンテナの上に他のコンテナを段積することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の冷却装置付きコンテナの段積方法。
- 前記冷却装置付きコンテナを他のコンテナ上に段積することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の冷却装置付きコンテナの段積方法。
- 前記冷却装置付きコンテナは冷蔵を行う冷蔵コンテナおよび冷凍を行う冷凍コンテナであり、前記熱源側に前記冷蔵コンテナを配置し、前記熱源から離れた側に前記冷凍コンテナを配置することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の冷却装置付きコンテナの段積方法。
- 冷却装置付のコンテナが段積される冷却装置付きコンテナ段積領域と、該冷却装置付きコンテナ段積領域の少なくとも南側にて該領域と該領域の外側とを区画する遮蔽壁とを備え、該遮蔽壁が他のコンテナにより構成されていることを特徴とするコンテナヤード。
- 前記遮蔽壁が前記冷却装置付きコンテナ段積領域を取り囲んで設けられていることを特徴とする請求項7に記載のコンテナヤード。
- 前記冷却装置付きコンテナ段積領域の上方に、日射を遮る遮蔽体が設けられ、該遮蔽体が他のコンテナにより構成されていることを特徴とする請求項7または8に記載のコンテナヤード。
- 前記冷却装置付きコンテナ段積領域内に位置し、上方に前記冷却装置付きコンテナが段積される遮蔽床が設けられ、該遮蔽床が他のコンテナにより構成されていることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載のコンテナヤード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004051819A JP2005239359A (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 冷却装置付きコンテナの段積方法およびコンテナヤード |
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JP2004051819A JP2005239359A (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 冷却装置付きコンテナの段積方法およびコンテナヤード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005239359A true JP2005239359A (ja) | 2005-09-08 |
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ID=35021501
Family Applications (1)
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JP2004051819A Pending JP2005239359A (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 冷却装置付きコンテナの段積方法およびコンテナヤード |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8232350B2 (en) | 2008-06-02 | 2012-07-31 | 3M Innovative Properties Company | Adhesive encapsulating composition and electronic devices made therewith |
JP7476781B2 (ja) | 2020-12-15 | 2024-05-01 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および格納施設 |
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2004
- 2004-02-26 JP JP2004051819A patent/JP2005239359A/ja active Pending
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