JP4277468B2 - 印刷システム及び画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文書データや画像データ等の印刷データに基づいた文字ないし画像を記録紙に記録して出力する画像記録装置に係り、詳細には、親展印刷機能を備えた印刷システム及び画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像記録装置には、親展出力機能を備えたものがある。このような画像記録装置では、機密データ等の出力要求を行うときに、暗証番号等の認証データの入力を行い、画像記録装置に設けている操作パネルから、前記した暗証番号等の認証データを入力することにより、この機密データが画像記録装置から印刷出力される(特開平5−143253号公報)。
【0003】
これにより、機密データ等の印刷出力を要求した利用者が、画像記録装置の近傍にいるときに、機密データに基づいて印字された記録紙が排出される。
【0004】
また、特開平11−249848号公報では、使用者IDを指定し、画像記録装置の操作パネルから使用者IDとパスワード(暗証番号)を入力することにより、印字出力するようにしている。
【0005】
ところで、このような親展出力では、出力要求を行うときに指定した暗証番号が、他の利用者によって使用されているときには、暗証番号の再指定を行わなければならない。また、同一の利用者が複数のデータに対して連続した親展出力を行うときには、それぞれのデータ毎に暗証番号を指定しなければならない。
【0006】
さらに、LANなどのネットワーク上に複数の画像記録装置が接続されているときには、画像記録装置毎に暗証番号を指定しなければならない。このときに、画像記録装置(機種)毎に暗証番号の桁数や使用する文字や数字が異なることがある。
【0007】
このために、進展出力を行うときの暗証番号を指定する作業が煩わしくなってしまうことがある。
【0008】
一方、このような暗証番号や使用者IDを忘れてしまった場合、再度、データの親展出力を要求しなければならない。このとき、先に親展出力を要求した機密データは、削除されずに画像記録装置内に残ってしまう。このために、出力されずに残った機密データが、画像記録装置のメモリを占有してしまうという問題が生じると共に、画像記録装置に残っている機密データの漏洩が生じる可能性が生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の画像記録装置における親展出力機能は、操作性や機密保持性に関して、利用者の要求を十分に満足し得るものではなかった。
【0010】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、親展出力機能を用いた印刷出力要求を印刷出力されるまで蓄積手段に蓄積するときに、印刷出力要求が記憶手段の記憶手段を占有してしまうのを防止する印刷システム及び画像記録装置を提案することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本願発明の印刷システムは、記録紙への印刷処理を要求する印刷出力要求に、前記印刷出力要求が親展印刷であることの指定、前記印刷出力要求に基づいた印刷処理の可能な使用者に関する第1の使用者情報及び、前記印刷出力要求を削除するまでの第1の削除時間を含む削除情報を親展印刷情報として設定する親展印刷情報設定手段と、前記印刷出力要求に、前記親展印刷情報設定手段によって設定された前記親展印刷情報を含めて送信する送信手段と、を含む画像処理装置及び、前記画像処理装置から送信される前記印刷出力要求を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した前記印刷出力要求を蓄積する蓄積手段と、使用者情報記録媒体から第2の使用者情報を読み取る使用者情報読取手段と、前記受信手段によって受信された前記印刷出力要求に含まれる前記親展印刷情報を検出する親展印刷情報検出手段と、前記蓄積手段に蓄積された印刷出力要求を削除するまでの第2の削除時間が予め設定され、前記親展印刷情報検出手段によって前記親展印刷情報が検出された前記印刷出力要求に対して、該当印刷出力要求の前記削除情報に含まれる前記第1の削除時間又は前記第2の削除時間の何れか長い時間に基づいて前記蓄積手段から印刷出力要求の削除処理を行う削除処理手段と、前記使用者情報読取手段によって読み取られた前記第2の使用者情報が、前記親展印刷情報の前記第1の使用者情報に含まれる場合に、前記印刷出力要求に基づいた印刷処理を行う印刷処理手段と、を含む画像記録装置、を備える
【0015】
このような印刷システムに適用される画像記録装置は、画像処理装置から送信される記録紙への印刷処理を要求する印刷出力要求を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した前記印刷出力要求を蓄積する蓄積手段と、使用者情報記録媒体から第2の使用者情報を読み取る使用者情報読取手段と、前記受信手段によって受信された前記印刷出力要求に含まれる、前記印刷出力要求が親展印刷であることの指定、前記印刷出力要求に基づいた印刷処理の可能な使用者に関する第1の使用者情報及び、前記印刷出力要求を前記蓄積手段から削除するまでの第1の削除時間が設定された削除情報を含む前記親展印刷情報を検出する親展印刷情報検出手段と、前記蓄積手段に蓄積された印刷出力要求を削除するまでの第2の削除時間が予め設定され、前記親展印刷情報検出手段によって前記親展印刷情報が検出された前記印刷出力要求に対して、該当印刷出力要求の削除情報として設定された前記第1の削除時間又は前記第2の削除時間の何れか長い時間に基づいて前記蓄積手段から印刷出力要求の削除処理を行う削除処理手段と、前記使用者情報読取手段によって読み取られた前記第2の使用者情報が、前記第1の使用者情報に含まれる場合に、前記印刷出力要求に基づいた印刷処理を行う印刷処理手段と、を含む。
【0019】
さらに、画像記録装置は、前記蓄積手段に蓄積された前記印刷出力要求のリストを表示する表示手段と、前記蓄積手段に蓄積された前記印刷出力要求の前記親展印刷情報に含まれる該当印刷出力要求の表示の禁止を検出する表示設定検出手段と、前記蓄積手段に蓄積された前記印刷出力要求から、前記表示設定検出手段によって前記表示の禁止設定が検出された前記印刷出力要求を除く印刷出力要求のリストを表示手段に表示する表示制御手段と、を含むことができる。
【0020】
さらに、画像記録装置は、前記第1の使用者情報が、予め登録されている複数の使用者の使用者情報が含まれる使用者グループ情報であっても良い。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0037】
〔第1の実施の形態〕
図1には、第1の実施の形態に適用した画像記録装置10の概略構成を示している。また、図2には、画像記録装置10が接続されているLAN等のネットワーク12の概略を示している。このネットワーク12は、画像記録装置10と共に、デスクトップ型、ノード型等の複数台のパーソナルコンピュータが、処理端末14として接続している。なお、ネットワーク12には、複数台の画像記録装置10が接続されていても良いが、本実施の形態では、一例として1台の画像記録装置10を例に説明する。
【0038】
画像記録装置10は、処理端末14から画像データや文章データ等と共に印刷指示(以下「印刷ジョブ」とする)が入力されると、この印刷ジョブに基づいて画像処理を行い、印刷ジョブの画像データに応じた画像ないし文書データに応じた文字を記録紙に形成して出力する。なお、画像記録装置10としては、プリンタ機能に加えて複写機機能及びファクシミリ機能を備えた所謂複合機を用いることもできる。また、このような画像記録装置10としては、従来公知の構成を適用でき、本実施の形態では、画像記録装置10の基本的動作の説明を省略し、主に本発明に係る親展印刷(親展プリント)機能を説明する。
【0039】
図1に示すように、画像記録装置10は、CPU16、ROM18及びRAM20と共に不揮発性メモリ(NVM22)等が設けられており、これらがバス24を介して互いに接続されている。また、画像記録装置10には、システム制御部26、操作表示部28、印刷媒体排出部30と共に、処理端末14が送信する印刷ジョブを印刷出力要求データとして受信する印刷出力要求データ受信部(以下「データ受信部32」とする)、受信した印刷出力要求データを蓄積する印刷出力要求データ蓄積部(以下「データ蓄積部34」とする)、印刷出力要求データに対してRIP処理等を施す印刷出力要求データ処理部(以下「データ処理部36」とする)、印刷出力要求データを記録紙に記録する印刷出力要求データ記録部(以下「データ記録部38」とする)及び印刷出力要求データ管理部(以下「データ管理部40」とする)が形成されて、互いにバス24によって接続された一般的構成となっている。
【0040】
処理端末14から印刷出力要求データとして出力される印刷ジョブは、データ受信部32で受信されると、データ蓄積部34に順次蓄積される。データ蓄積部34には、データ記憶媒体としてHDD等が設けられており、このHDDに印刷ジョブが書き込まれて記憶保持される。また、印刷ジョブは、データ受信部32で受信されることにより、印刷出力されるまでデータ管理部40によって管理される。
【0041】
データ管理部40は、所定のタイミングで、データ蓄積部32に蓄積している印刷ジョブをデータ処理部36へ出力して、記録紙に記録するための画像処理等のデータ処理を行う。所定のデータ処理が施された印刷ジョブは、データ記録部38へ送られるこれにより、印刷ジョブに基づいた画像ないし文書が記録紙に記録される。
【0042】
この記録紙が印刷媒体排出部30によって画像記録装置10の排出トレイ等に排出されることにより、印刷ジョブに応じた画像記録や文字等が印字された記録紙が印刷出力として得られる。なお、記録媒体排出部30及びデータ記録部38等は、IOTとして別に設けたものであっても良い。
【0043】
ところで、画像記録装置10を使用する使用者には、予め情報記録媒体として使用者カード54(図2参照)が渡されている。この使用者カード54としては、磁気カードやICカード等を用いており、使用者の名前、所属部署、所属グループ等の使用者情報が記録されている。なお、この使用者カード54としては、社員証、学生証等の身分証明書を兼ねたものを用いることができる。
【0044】
一方、画像記録装置10には、親展プリント確認部42が設けられている。この親展プリント確認部42は、データ受信部32で受信した印刷ジョブが、処理端末14から親展プリントとして指定して送信されたか否かを検出する。
【0045】
また、図2に示すように、画像記録装置10には、カード読取り機44が設けられている。図1に示すように、このカード読取り機44は、図示しないインターフェイスを介して、カード情報読取り部46としてバス24に接続している。
【0046】
カード読取り機44(カード読取り部46)は、使用者カード54が挿入されることにより、使用者カード54に記録されている使用者情報を読み取る。このようなカード読取り機44としては、使用者カード54としてICカードが使用されるときには、ICカードから情報を読み取るICカードリーダが用いられ、使用者カードとして磁気カードが使用されるときには、磁気カードリーダが用いられる。
【0047】
なお、使用者カード54としては、磁気カードやICカードに限らず、使用者情報を特定の条件で読み出すことができるように使用者情報を不可視化して記録されたものであれば、任意の構成を用いることができる。このとき、カード読み取り機44として、不可視化されて記録されている使用者情報を読み出し可能となるものを用いれば良い。
【0048】
画像記録装置10には、情報比較部48、使用者情報管理部50、使用者情報蓄積部52が形成されており、これらが、バス24に接続している。
【0049】
画像記録装置10では、親展プリント機能を使用する使用者が予め登録されるようになっており、使用者情報管理部50は、画像記録装置10を用いて親展プリントを行う使用者の登録、変更及び削除等の処理を行うと共に、登録された使用者の使用者情報を記憶する。
【0050】
画像形記録装置10には、モニタ28A(図2参照)が設けられており、このモニタ28Aが操作表示部28に接続している(図示省略)。画像形成装置10に設けている使用者情報管理部50は、操作表示部28に接続している図示しない操作パネルのキー操作とモニタ28Aの表示に基づいて使用者情報の登録、追加、削除等の管理が可能となっている。
【0051】
また、処理端末14では、使用者を特定する情報として使用者カード54に記憶されている使用者情報が入力されており、親展プリントを指定して画像記録装置10へ印刷ジョブを依頼するときに、印刷ジョブに使用者情報を添付して出力する。
【0052】
このような使用者情報としては、使用者が処理端末14を介してネットワーク12に接続するときのパスワード、予め設定している暗証番号、社員番号、学籍番号、使用者IDなどの使用者を特定可能な情報を用いることができる。また、この使用者情報としては、使用者名やニックネームなど、使用者を特定可能なものであれば、任意の数字、文字列、記号等を用いることができる。
【0053】
画像記録装置10では、親展プリントが指定された印刷ジョブに使用者情報が添付されていることにより、印刷ジョブを依頼した使用者や使用者が所属する部署、グループ等の特定が可能となっている。
【0054】
画像記録装置10に設けている親展プリント確認部42では、データ受信部32で受信した印刷ジョブに親展プリントの指定があるか否かを確認、親展プリントの指定がない印刷ジョブに対しては、通常の印刷処理(印刷ジョブの指定に基づいた印刷処理)を実行する。
【0055】
これに対して親展プリントの指定があると、画像記録装置10では、受信した印刷ジョブをデータ蓄積部34に蓄積すると共に、親展プリントを指定した使用者情報を使用者情報蓄積部52に蓄積し、印刷出力の指示待とするようになっている。
【0056】
また、親展プリントを指定した印刷ジョブの印刷出力を行うときには、親展プリントを依頼した使用者が使用者カード54をカード読取り機44に挿入する。これにより、カード読取り機44が設けられているカード読取り部46が使用者カード54から使用者情報を読み出す。
【0057】
情報比較部48では、使用者カード54から読み出した使用者情報と、使用者情報管理部50に蓄積している使用者情報を比較して、使用者が予め登録されている使用者であるかを確認する。
【0058】
使用者が登録されている使用者であると、使用者情報蓄積部52に蓄積している使用者情報から、この使用者が親展プリントを指定して依頼した印刷ジョブをデータ蓄積部34に蓄積しているか否かを確認し、該当する印刷ジョブがあるときには、この印刷ジョブに対する印刷処理を実行する。
【0059】
これにより、親展プリントを指定した使用者が画像記録装置10の近傍にいるときに、親展プリントとして依頼された印刷ジョブに基づいた印刷出力がなされるようになっている。
【0060】
画像記録装置10では、親展プリントとして依頼された印刷ジョブの印刷出力がなされていないときには、予め処理端末14または画像記録装置10上での設定に基づいたタイミングで削除を行うことにより、データ蓄積部34が、親展プリントが指定されて印刷出力待ちとなっている印刷ジョブによって占有されてしまうのを防止するようにしている。
【0061】
一方、画像記録装置10では、データ蓄積部34に蓄積している印刷出力待ちの印刷ジョブや印刷出力が完了した印刷ジョブの一覧を、モニタ28Aに表示したり、印刷出力することができるようになっている。このとき、画像記録装置10では、一覧表示する印刷ジョブや一覧印刷する印刷ジョブに、親展プリントが指定された印刷ジョブを入れるか否かの指定が可能となっている。
【0062】
例えば、画像記録装置10では、親展プリントが指定された印刷ジョブに対して非表示が指定されていると、印刷出力待ちの印刷ジョブをモニタ28Aに表示するときに、この印刷ジョブの表示を省略するようにしている。
【0063】
次に、本実施の形態の作用として、画像記録装置10での親展プリントが指定された印刷ジョブに対する処理の概略を説明する。
【0064】
画像記録装置10では、親展プリント機能の使用に先立って使用者登録を行う必要があり、親展プリント機能は、予め使用者登録が行われている使用者が、処理端末14から印刷ジョブを依頼するときに指定することにより、画像記録装置10から印刷出力することができる。
【0065】
使用者登録は、例えば、操作表示部28に接続している図示しない操作パネルのキー操作によって使用者管理モードを選択して、モニタ28Aに親展プリント使用者情報の設定用のユーザーインターフェイスとなる管理画面を表示し、この表示に沿った操作を行うことにより可能となる。
【0066】
図3には、一例として、使用者管理モードが選択されることによりモニタ28Aに表示される親展プリント使用者情報の設定用の管理画面60を示している。この管理画面60には、登録ボタン62A、変更ボタン62B及び削除ボタン62Cが設けられて、図示しないカーソルを選択する処理に該当するボタンへ移動させて選択操作(押下操作)した後、決定ボタン64を操作することにより、選択された処理を行う。
【0067】
また、この管理画面60では、処理を選択した後に、使用者カード54のカード読取り機(カード読取り装置)44への挿入を要求する。この要求に沿って、使用者が持参した使用者カード54をカード読取り機44に挿入することにより、使用者カード54に記録されている使用者情報がカード読取り部46で読み込まれる。
【0068】
これにより、登録ボタン62Aが操作されて使用者の登録処理が選択されているときには、読込んだ使用者情報を蓄積して登録し、変更ボタン62Bが操作されて、使用者情報の変更処理が選択されているときには、該当する使用者に対する使用者情報の書き換えを行う。
【0069】
また、削除ボタン62Cが操作されているときには、使用者カード54から読み込んだ使用者情報に該当する使用者情報を削除し、この使用者が親展プリントを指定しても、印刷出力することができなくなる。
【0070】
一方、画像記録装置10では、親展プリントが指定された印刷ジョブを、印刷出力が指示されるまで、データ蓄積部34に蓄積保持し、印刷処理が終了すると削除するが、印刷ジョブが実行されないときには、予め設定しているタイミングで、この印刷ジョブの削除を行う。親展プリントが指定された印刷ジョブの削除のタイミングは、処理端末14から親展プリントを指定するときに、設定可能であると共に、画像記録装置10においても設定可能となっている。
【0071】
図4には、親展プリントが指定された印刷ジョブの削除タイミングの設定に用いるモニタ28Aでの表示の一例を示している。この親展プリント情報消去の設定画面66には、アップボタン68A及びダウンボタン68Bが設けられており、アップボタン68Aないしダウンボタン68Bの操作によって表示窓70に表示される自動消去までの時間を変更して、任意の時間に設定することができる。また、この設定画面66には、禁止ボタン72が設けられており、この禁止ボタン72が操作されることにより、データ蓄積部34に保持している未処理の印刷ジョブの自動消去を禁止することができる。
【0072】
なお、図5(A)及び図5(B)には、モニタ28A及びキーボード等の操作パネルではなく、表示する文字数及び行数が制限されているLCDパネル74及び操作キーが限られている操作パネル76を示している。
【0073】
このようなLCDパネル74及び操作パネル76を用いた印刷ジョブの消去時間の設定は、例えば、モードキー78A、メニューキー78B及び矢印キー80A、80B、80C、80Dで親展プリントの消去設定がLCDパネル76に表示されるように選択し(図5(A)参照)、排出/セットキー78Cでセットする。これにより、図5(B)に示すように、LCDパネル76に、消去時間の設定が表示されたときに、矢印キー80A〜80Dを用いて消去時間を設定するなどの操作を適用することができる。
【0074】
画像記録装置10では、このようにして親展プリントに対する設定が行われた状態で処理端末14から印刷ジョブを受付ける。
【0075】
図6には、処理端末14から印刷ジョブを送信するときに、モニタ14A(図2参照)に表示する親展プリント指定のユーザーインターフェイスの一例を示している。この親展プリント指定画面82では、ボックス84Aにチェックマークを入れることにより、親展プリントが指定される。このときに、プルダウンメニューによって表示窓86に使用者又は使用者が所属する部署、グループ等を特定するための情報を選択して表示させる。
【0076】
また、この親展プリント指定画面82では、ボックス84Bにチェックマークを入れることにより、処理端末14側で親展プリントを指定した印刷ジョブの消去時間を設定することができる。
【0077】
一方、処理端末14では、親展プリントの消去時間を設定したときに、処理端末14での設定を優先するか、画像記録装置10の設定を優先するかの指定が可能となっている。
【0078】
図7には、親展プリント情報消去時間の優先度設定画面の一例を示している。この優先度設定画面88では、本体設定時間を選択する選択ボタン90Aと、処理端末14で設定した要求時設定時間を選択する選択ボタン90Bが設けられており、選択ボタン90A、90Bの何れかを選択し、決定ボタン92を操作することにより、選択した設定が印刷ジョブに添付されて、画像記録装置10に送信される。
【0079】
このとき、親展プリント指定画面82でボックス84Bをチェックせずに、優先度設定画面88で要求設定時間を指定することにより、この印刷ジョブに対する削除を禁止する設定される。
【0080】
処理端末14では、親展プリントを指定するときには、このような親展プリント指定画面82又は親展プリント指定画面82と優先度設定画面88を用いて、親展プリントの指定又は親展プリントの指定と消去時間ないし優先度の設定を行って、印刷ジョブを画像記録装置10へ送信する。
【0081】
図8には、画像記録装置10での印刷ジョブに対する処理の概略を示している。このフローチャートでは、処理端末14から印刷ジョブが送信されると、最初のステップ200で肯定判定してステップ202へ移行し、印刷ジョブを受信する。
【0082】
この後に、ステップ204では、受信した印刷ジョブに親展プリントの指定があるか否かを確認する。このときに、受信した印刷ジョブに親展プリントの指定がなければ、ステップ204で否定判定してステップ206へ移行し、通常の印刷処理を実行する(通常印刷処理)。
【0083】
画像記録装置10での通常の印刷ジョブに対する処理は、受信した印刷ジョブをデータ蓄積部34へ蓄積した後、データ蓄積部34から順に読み出し、データ処理部36で印刷ジョブに対する所定の処理を施して、データ記録部38へ出力する。
【0084】
これにより、データ記録部38で、印刷ジョブの画像データ、文書データに基づいた画像及び文章が記録紙に記録されて、印刷ジョブに基づいた印刷出力が得られる。また、印刷出力が実行されるまでは、印刷ジョブがデータ蓄積部34に蓄積されている。
【0085】
これに対して、印刷ジョブに親展プリントの指定があるときには、ステップ204で肯定判定して、ステップ208へ移行し、親展プリントの指定に対して設定されている処理を行う(親展プリント処理)。
【0086】
このとき、画像記録装置10では、親展プリントが指定された印刷ジョブを受信すると、この印刷ジョブをデータ蓄積部34に蓄積すると共に、印刷ジョブから親展プリントを依頼した使用者の使用者情報を読取って、使用者情報蓄積部52に蓄積する。
【0087】
図9には、親展プリントが指定された印刷ジョブに対する処理の概略を示している。このフローチャートは、親展プリントを指定して印刷ジョブを送信した使用者が、画像記録装置10まで行って使用者カード54を画像記録装置10に設けているカード読取り機44に挿入することにより実行され、最初のステップ210では、挿入された使用者カード54から使用者情報を読み込む。次のステップ212では、使用者カード54から読込んだ使用者情報と登録されている使用者情報を比較して、登録されている使用者であるか否かを確認する。すなわち、登録者認証を行う。
【0088】
ここで、使用者カード54から読込んだ使用者情報から親展プリントの使用が登録されている使用者であるときには、ステップ212で肯定判定して、ステップ214へ移行する。このステップ214では、親展プリントが指定されて蓄積されている印刷ジョブがあるか否かを確認し、印刷ジョブがあるときには、ステップ214で肯定判定してステップ216へ移行する。
【0089】
このステップ216では、使用者カード54から読取った使用者情報と一致する使用者情報が、使用者情報蓄積部52に蓄積されているか否かを確認する。すなわち、使用者カード54から読み取った使用者情報から特定される使用者と一致する使用者からの親展プリントの依頼があったかを確認する使用者認証を行う。
【0090】
ここで、使用者情報が一致する印刷ジョブを蓄積しているときには、ステップ216で肯定判定して、ステップ218へ移行し、出力待ちジョブ一覧画面が表示されているか否かを確認し表示しているときには、ステップ218で肯定判定して、ステップ220へ移行し、出力待ちの親展プリントジョブをモニタ28A等に生じする。
【0091】
これに対して、出力待ちジョブ一覧画面が表示されていないときには、ステップ218で否定判定されてステップ222へ移行して、使用者情報が一致する印刷ジョブに対する印刷処理を行う。
【0092】
これにより、親展プリントを指定して印刷ジョブを依頼した使用者が画像記録装置10の近傍にいるときに、親展プリントが指定された印刷ジョブに基づいた印刷出力を排出することができ、また、親展プリントを指定して印刷処理を依頼した使用者が、その印刷ジョブに応じた印刷出力を受け取ることができる。
【0093】
また、親展プリントを指定したときの使用者情報として、部署やグループを指定した時には、部署やグループが一致したときに、親展プリントが指定された印刷ジョブを実行するので、同一の部署やグループ内の使用者が、印刷出力を受け取ることもできる。
【0094】
このようにして印刷処理を終了すると、ステップ224では、印刷ジョブが適正に終了したか否かを確認し、印刷ジョブが適正に終了していると、ステップ224で肯定判定して、ステップ226へ移行し、データ蓄積部34に蓄積している親展プリントが指定された印刷ジョブと、この印刷ジョブに対して使用者情報蓄積部52で蓄積している使用者情報を削除する。
【0095】
なお、印刷ジョブが適正に終了できなかったときには、ステップ224で否定判定して、このフローチャートを終了する。これにより、例えば、画像記録装置10が適正に印刷処理が可能となるように復旧するなどしてから、使用者カード54をカード読取り機44へ挿入すれば、再度、親展プリントを指定して依頼した印刷ジョブに対する印刷処理が可能となる。
【0096】
このように、画像記録装置10では、暗証番号やパスワードを図示しない操作パネルから入力することなく、親展プリントを指定した使用者が使用者カード54をカード読取り機44に挿入することにより、親展プリントが指定された印刷ジョブに対する印刷処理を行うことができる。これにより、使用者が暗証番号やパスワード等を覚える必要がなく、確実に依頼したジョブを受け取ることができる。
【0097】
また、使用者カード54として、使用者が常に形態する社員証、学生証、身分証明書等を用いることにより、紛失や他人に使用されたり、依頼した印刷出力を他の人に受け取られてしまうのを確実に防止することができる。
【0098】
画像記録装置10では、このようにして印刷出力が完了した印刷ジョブの一覧表示及び一覧印刷が可能となっている。
【0099】
図10(A)には、モニタ28Aに表示する一覧表示の一例を示し、図10(B)には一覧印刷の一例を示している。図10(A)に示すように、表示画面94は、印刷出力が完了した印刷ジョブの示している。図10(A)に示すように、表示画面94では、印刷出力が完了した印刷ジョブ(データ)を時系列的に表示し、ダウンボタン96A及びアップボタン96Bの操作によってページ切り換えが可能となっている。また、図10(B)に示す印刷出力96には、印刷出力が完了した印刷ジョブを時系列的に記録紙98Aに記録される。
【0100】
このとき、図10(A)及び図10(B)に示すように、画像記録装置10では、親展プリントが指定された印刷ジョブに対しては、親展プリントが指定されたものであることを特記して、親展プリントが指定された印刷ジョブの印刷処理が完了していることを明確にするようにしている。
【0101】
また、親展プリントが指定された印刷ジョブに対しては、使用者が印刷ジョブを送信するときに、一覧表示や一覧印刷を行うように設定された印刷ジョブのみを表示又は記録するようにしている。
【0102】
これにより、例えば、一覧表示や印刷を行わないように設定されて親展プリントが指定された印刷ジョブは、表示画面94や印刷出力96に表記されないようになっている。
【0103】
また、画像記録装置10では、親展プリントが指定されていない印刷ジョブに対しても、この印刷ジョブを、データ蓄積部34に蓄積し、順に印刷処理を実行するようにしており、データ蓄積部34に蓄積されて出力待ちとなっている印刷ジョブの一覧表示及び一覧印刷が可能となっている。
【0104】
画像記録装置10では、このような出力待ちの印刷ジョブの一覧表示及び一覧印刷を行うときに、処理端末14での設定に基づいて親展プリントが指定された印刷ジョブの表示/非表示が選択されるようになっている。また、画像記録装置10では、出力待ちの印刷ジョブに対して、一覧表示上で削除等の処理が可能となっている。
【0105】
図11には、親展プリントの表示/非表示を設定する設定画面の一例を示している。この設定画面100は、処理端末14で親展プリントを指定するときに、モニタ14Aに表示することができる。
【0106】
この設定画面100には、親展プリント要求データ表示及び親展プリント要求データ印刷出力のそれぞれに対して「する」、「しない」の選択ボタン102A、102B及び選択ボタン104A、104Bと共に、決定ボタン98が設けられている。
【0107】
ここで、例えば選択ボタン102Bを操作して、親展プリント要求データ表示を表示しないように設定する。これにより、画像記録装置10は、図12(A)に示すように、出力待ちの印刷ジョブの一覧表示を行うときに、一覧表示画面108で、親展プリントが指定されたこの印刷ジョブがあっても、この印刷ジョブが非表示に設定されていることにより、表示を省略する。
【0108】
また、選択ボタン104B(図11参照)を操作して、親展プリント要求データの印刷出力をしないように設定することにより、画像記録装置10では、出力待ちの印刷ジョブの一覧印刷を行うときに、図12(C)に示すように、出力待ちの印刷ジョブの中に親展プリントが指定された印刷ジョブがあっても、この印刷ジョブの印刷出力を省略する。すなわち、一覧印刷の印刷出力110には、記録紙110Aに、親展プリントが指定されていない印刷ジョブが時系列的に記録される。
【0109】
これに対して、操作ボタン102A(図11参照)を操作して、一覧表示で親展プリント要求データを表示するように設定すると、図12(B)に示すように、一覧表示画面112には、親展プリントが指定された印刷ジョブも合わせて時系列的に表示される。このときに、親展プリントが指定されている印刷ジョブに対しては、親展プリントが指定されていることが明示される。
【0110】
一方、図12(A)及び図12(B)に示すように、一覧表示画面108、112には、アップボタン114Aとダウンボタン114Bに加えて、出力ボタン116及び削除ボタン118が設けられており、画像記録装置10では、出力待ちの印刷ジョブの一覧を表示している状態で、図示しないカーソルないしアップボタン114A及びダウンボタン114Bの操作によって印刷ジョブを選択した後に、出力キー116を操作することにより、選択された印刷ジョブの印刷処理を実行させることができる。
【0111】
また、画像記録装置10では、一覧表示画面108、112上で印刷出力待ちの何れかの印刷ジョブを選択した状態で、削除ボタン118を操作することにより、選択した印刷ジョブをデータ蓄積部34から削除して、該当する印刷ジョブの印刷出力を中止することができる。
【0112】
これにより、親展プリント要求データの一覧表示を行うように設定(図11の選択ボタン102Aを操作)して、図12(B)に示すように、親展プリントを指定した印刷ジョブを含む一覧表示画面112に表示するようにした後、この一覧表示画面112上で、親展プリントを指定した印刷ジョブを選択して削除ボタン118を操作する。
【0113】
これにより、親展プリントが指定されて印刷出力待ちとなっている印刷ジョブを手動操作で削除して、印刷出力を中止することができ、親展プリントを指定して印刷出力を依頼したにも関わらず、印刷出力を行う必要がなくなった印刷ジョブが、データ蓄積部34に残ってしまって、データ蓄積部34のデータ記憶領域を不要に占有してしまうのを防止することができる。
【0114】
また、画像記録装置10では、非表示に設定された印刷ジョブがあるときに、この印刷ジョブを依頼した使用者が使用者カード54の使用者情報をカード読取り機44に読取らせることにより、該当する印刷ジョブが、一覧表示画面112に表示される。これにより、親展プリントが指定されたときに非表示に設定されている印刷ジョブでも、使用者の意図に沿って画像記録装置10のモニタ28Aに表示させることができると共に、データ蓄積部34から削除することもできる。
【0115】
なお、親展プリントが指定された印刷ジョブをモニタ28Aに表示して削除するときには、確認のために、カード読取り機44への使用者カード54の挿入を要求することが好ましい。
【0116】
一方、画像記録装置10では、親展プリントが指定されて依頼された印刷ジョブをデータ蓄積部34に蓄積して、印刷出力が適正に終了した時点や手動操作によって削除されるようにしているが、印刷出力されず、また、手動削除されないときには、予め設定している消去時間に基づいた自動消去が可能となっている。
【0117】
ここで、図13を参照しながら、親展プリントが指定された印刷ジョブの自動消去を説明する。このフローチャートは、親展プリントが指定された印刷ジョブをデータ蓄積部34に蓄積すると実行され、最初のステップ230では、印刷ジョブに消去時間の優先度設定があるか否かを確認する。
【0118】
ここで、使用者が親展プリントの指定に合わせて、優先度設定画面88(図7等参照)を行っているときには、ステップ230で肯定判定してステップ232へ移行する。
【0119】
このステップ232では、処理端末14から親展プリントを指定するときに要求時間を設定すると共に、この要求時間を優先するように指定されているか否かを確認し、要求時間が優先されるように設定されているとステップ232で肯定判定してステップ234へ移行する。
【0120】
このステップ234では、親展プリントを指定するときに入力している時間を読出して、この時間を消去時間tcに設定する。このとき、処理端末14で時間設定がなされずに、要求設定を優先するようになっているときには、使用者が印刷ジョブの消去を禁止するように意図していると判断して、印刷ジョブの自動削除を行わずに、このフローチャートを終了する。
【0121】
これに対して、本体設定を優先するように指定されているときには、ステップ232で否定判定してステップ236へ移行する。このステップ236では、画像記録装置10で、親展プリントが指定されている印刷ジョブの消去禁止が設定されているかを確認する。
【0122】
これにより、印刷ジョブの消去禁止が指定されているときには、ステップ236で肯定判定して、この処理を終了する。また、消去禁止が指定されていないときには、ステップ236で否定判定してステップ238へ移行し、画像記録装置10で予め設定されている時間を消去時間tcとして設定する。
【0123】
一方、印刷ジョブを依頼するときに、消去時間の優先度が設定されていないときには、ステップ230で否定判定してステップ240へ移行する。このステップ240では、画像記録装置10で、親展プリントが指定されている印刷ジョブの消去禁止が設定されているかを確認し、印刷ジョブの消去禁止が指定されているときには、肯定判定して、この処理を終了する。また、消去禁止が指定されていないときには、ステップ240で否定判定してステップ242へ移行する。
【0124】
このステップ242では、画像記録装置10で設定されている消去時間と処理端末14で親展プリントを指定したときに設定された消去時間を比較して、何れか長い方を消去時間tcとして設定する。
【0125】
このようにして消去時間tcを設定すると、ステップ244では、図示しないタイマーをリセット/スタートさせて時間計測を開始する。
【0126】
この後に、ステップ246では、データ蓄積部34に蓄積している印刷ジョブ及び使用者情報蓄積部52に蓄積している使用者情報が削除されたか否かを確認し、ステップ248では、計測時間tが消去時間tcに達したか否かを確認する。
【0127】
すなわち、ステップ246では、手動で削除されたか、又は、親展プリントを指定して印刷を依頼した使用者が、使用者カード54をカード読取り機44に挿入することにより、この印刷ジョブに対する印刷処理が行われ、データ蓄積部34に蓄積している印刷ジョブ及び使用者情報蓄積部52に蓄積している使用者情報が削除されたかを確認する。
【0128】
ここで、印刷ジョブ及び使用者情報が削除されると、ステップ246で肯定判定して、この処理を終了する。
【0129】
これに対して、親展プリントを指定した印刷ジョブを依頼した使用者が、その印刷ジョブの印刷処理を実行せずに、消去時間tcに達すると、ステップ248で否定判定されてステップ250へ移行する。
【0130】
このステップ250では、データ蓄積部34から該当する印刷ジョブを削除すると共に、この印刷ジョブに対して使用者情報蓄積部52に蓄積している使用者情報を削除する。
【0131】
このように、画像記録装置10では、予め設定している時間ないし使用者が親展プリントを指定するときに設定する時間に基づいて、データ蓄積部34に蓄積している親展プリントが指定されている印刷ジョブの削除を行うため、親展プリントが指定されて印刷処理が依頼されたにも関わらず、印刷出力されずにデータ蓄積部34に残る印刷ジョブによって、データ蓄積部34の記憶領域を占有されてしまうのを確実に防止して、データ蓄積部34に効率良く印刷ジョブを蓄積することができるようにしている。
【0132】
また、印刷ジョブの消去は、親展プリントを依頼する使用者が、親展プリントを依頼するときに設定することもできるので、親展プリントを指定して依頼した印刷ジョブが使用者の意思に関わらず消去されてしまうのを確実に防止することができる。
【0133】
なお、図13のフローチャートでは、優先度設定及び消去禁止設定がなされていないときに、画像記録装置10で設定されている時間と処理端末14で設定した時間の何れか長い法を消去時間として設定したが、これに限らず、何れか短い方を消去時間として設定しても良く、また、処理端末14で時間が設定されているときには、処理端末の時間を優先して消去時間に設定しても良い。
【0134】
一方、以上説明した本実施の形態では、カード読取り機44が一体化した画像記録装置10を用いて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、カード読取り装置が画像記録装置の近傍に配置されて、各種の通信手段によって接続されたものであれば、カード読取り装置と画像記録装置が別体であっても良い。
【0135】
ここで、第2の実施の形態として別体で配置される画像記録装置とカード読取り装置の一例を説明する。なお、第2の実施の形態の基本的構成は前記した第1の実施の形態と同一であり、第2の実施の形態で第1の実施の形態と同一の部品には、同一の符号を付与しその説明を省略する。
【0136】
〔第2の実施の形態〕
図14に示すように、第2の実施の形態に適用した画像記録装置120には、CPU16、ROM18、RAM20、NVM22、システム制御部26、操作表示部28、記録媒体排出部30、印刷出力要求データ受信部(データ受信部32)、印刷出力要求データ蓄積部(データ蓄積部34)、印刷出力要求データ処理部(データ処理部36)、印刷出力要求データ記録部(データ記録部38)、印刷出力要求データ管理部(データ管理部40)、親展プリント確認部42、使用者情報管理部50及び使用者情報蓄積部52が、互いにバス24に接続している。
【0137】
また、画像記録装置120には、通信制御部122が設けられており、この通信制御部122がバス24に接続している。
【0138】
一方、カード読取り装置124には、CPU16A、ROM18A、RAM20A、NVM22A、システム制御部26A及び操作表示部28Bが設けられて、これらがバス126を介して互いに接続している。また、カード読取り装置124には、使用者カード54が挿入されることにより、この使用者カード54に記録されている使用者情報を読取るカード読取り部46Aが設けられて、バス126に接続している。さらに、カード読取り装置124には、情報比較部48、使用者情報管理部50A及び使用者情報蓄積部52Aと共に通信制御部128が設けられて、これらがバス126に接続している。
【0139】
カード読取り装置124に設けられている通信制御部128は、無線方式又は有線方式によって画像記録装置120に設けている通信制御部122に接続しており、これにより、画像記録装置120とカード読取り装置124との間でデータ交換が可能となっている。
【0140】
このように構成されている画像記録装置120とカード読取り装置124との間では、画像記録装置120の使用者情報管理部50とカード読取り装置124の使用者情報管理部50Aのそれぞれに登録されている使用者情報が蓄積される。また、画像記録装置120では、親展プリントが指定された印刷ジョブを受信すると、この印刷ジョブをデータ蓄積部34に蓄積し、使用者情報を使用者情報蓄積部52に蓄積すると共に、使用者情報をカード読取り装置124へ送信して、カード読取り装置124の使用者情報蓄積部52Aに蓄積されるようにする。
【0141】
一方、カード読取り装置124では、使用者カード54が挿入されると、カード読取り部46Aで使用者カード54に記録されている使用者情報を読み出して、この使用者が親展プリントを指定して依頼した印刷ジョブがあるか否かを確認し、該当する印刷ジョブがあるときには、その印刷ジョブに対する印刷処理を画像記録装置120に要求するようになっている。
【0142】
ここで、図15及び図16を参照しながら画像記録装置120とカード読取り装置124による親展プリントに対する処理の概略を説明する。
【0143】
図15には、画像記録装置120での親展プリントが指定された印刷ジョブに対する処理の概略を示している。このフローチャートは、印刷ジョブに親展プリントの指定があると確認されると実行され、最初のステップ26では、印刷ジョブをデータ蓄積部34に蓄積すると共に、使用者情報を使用者情報蓄積部52に蓄積する。
【0144】
この後に、ステップ262では、使用者情報をカード読取り装置124へ送信する。
【0145】
図16には、カード読取り装置124での処理の概略を主に使用者情報の処理として示している。
【0146】
このフローチャートでは、ステップ270で画像記録装置120から親展プリントを指定した印刷ジョブの使用者情報が送信されてきたか否かを確認し、画像記録装置120から使用者情報が送信されると、肯定判定してステップ272へ移行し、使用者情報を受信すると共に、受信した使用者情報を、親展プリントを依頼した使用者情報として使用者情報蓄積部52Aに蓄積する。
【0147】
一方、ステップ274では、使用者カード54が挿入されたか否かを検出する。すなわち、親展プリントを依頼した使用者が親展プリントを指定した印刷ジョブに対する印刷処理を実行させるために、使用者カード54を挿入したか否かを検出する。
【0148】
ここで、使用者カード54の挿入を検出すると、ステップ274で肯定判定してステップ210へ移行し、挿入された使用者カード54から使用者情報を読み込む。
【0149】
この後、ステップ212では、使用者情報から予め登録されている使用者か否かを確認し、ステップ276(図9のステップ214相当)では、親展プリントを指定した使用者情報の蓄積があるか否か、すなわち、画像記録装置120に親展プリントが指定された印刷ジョブが蓄積されているかを確認する。
【0150】
これにより、ステップ212、276で肯定判定されるとステップ278(同ステップ216相当)では、使用者カード54と一致する使用者情報を蓄積しているか否か、すなわち、使用者情報が一致する印刷ジョブを画像記録装置120に蓄積しているか否かを確認し、一致する使用者情報があれば、ステップ278で肯定判定してステップ280へ移行し、一致した使用者情報に該当する印刷ジョブに対する印刷処理を、画像記録装置120へ要求する。
【0151】
一方、図15に示すように画像記録装置120では、ステップ264で使用者情報に基づいた印刷ジョブの印刷処理が、カード読取り装置124から要求されたかを確認し、肯定判定されることによりステップ218へ移行する。
【0152】
このステップ218では、出力待ちジョブ一覧画面が表示されているか否かを確認し、表示しているときには、ステップ218で肯定判定してステップ220へ移行し、出力待ちの親展プリントジョブの一覧画面への表示を行う。
【0153】
また、出力待ち印刷ジョブ一覧画面が表示されていないときには、ステップ218で否定判定してステップ222へ移行し、使用者情報に基づいた印刷処理を行う。
【0154】
この後、ステップ224では、印刷処理が適正に終了したか否かを確認して、適正に終了すると、ステップ224で肯定判定してステップ226へ移行し、該当する印刷ジョブ及び使用者情報を削除する。また、ステップ266では、カード読取り装置124に対して、使用者情報の削除を要求する。なお、画像記録装置120では、親展プリントが指定されている印刷ジョブの蓄積時間が、消去時間に達したときにも、カード読取り装置124へ使用者情報の削除を要求する。
【0155】
図16に示すように、カード読取り装置124では、ステップ282で画像記録装置120から使用者情報の削除要求が送信されてきたか否かを確認し、画像記録装置120が使用者情報の削除を要求すると、ステップ282で肯定判定してステップ284へ移行し、該当する使用者情報の削除を行う。
【0156】
このように、画像記録装置120と別にカード読取り装置124を設けたときにも、親展プリントが指定された印刷ジョブに対して、使用者カード54に記録されている使用者情報に基づいた適正な処理が可能となる。
【0157】
なお、以上説明した本実施の形態では、カード読取り機44が実質的に一体となった画像記録装置10及び、カード読取り装置124と通信手段によって接続した画像記録装置120を例に説明したが、画像記録装置10、120及びカード読取り機44、カード読取り装置124は、本発明の構成を限定するものではなく、本発明は、使用者情報を不可視化して記録した記録媒体から使用者情報を読取って、使用者の認証を行うことにより、親展プリントに対する処理を行う任意の構成のカード読取り装置及び画像記録装置に適用することができる。
【0158】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、親展印刷を指定して印刷出力要求を行うときに、第1の使用者情報と共に削除情報として第1の削除時間を付加することにより、予め設定されている第2の削除時間とこの第1の削除時間の何れか長い時間に基づいて印刷出力要求が蓄積手段から削除される。これにより、親展印刷を指定した印刷出力要求ごとに、使用者の意図に基づいて適正に削除することができるので、親展印刷が指定された印刷出力要求によって蓄積手段が占有されるのを防止することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係る画像記録装置の概略構成図である。
【図2】 画像記録装置が設けられるネットワークの一例を示す概略図である。
【図3】 使用者登録用の管理画面の一例を示す概略図である。
【図4】 画像記録装置での消去時間の設定画面の一例を示す概略図である。
【図5】 (A)及び(B)は図4と異なる表示方法を用いた消去時間の設定の一例を示す概略図である。
【図6】 処理端末での親展プリント指定画面の一例を示す概略図である。
【図7】 消去時間の優先度設定画面の一例を示す概略図である。
【図8】 画像記録装置での印刷処理の概略を示す流れ図である。
【図9】 親展プリントが指定された印刷ジョブに対する処理の概略を示す流れ図である。
【図10】 (A)は印刷出力が完了した印刷ジョブの一覧表示を行い表示画面の一例を示す概略図であり、(B)は印刷処理が完了した印刷ジョブの一覧を印刷した印刷出力の一例を示す概略図である。
【図11】 親展プリント要求データの表示/印刷の設定画面の一例を示す概略図である。
【図12】 (A)は印刷ジョブを一覧表示するときに親展プリントが指定された印刷ジョブを表示しないようにしたときの表示画面の一例を示す概略図、(B)は表示するようにしたときの表示画面の一例を示す概略図、(C)は親展プリントが指定された印刷ジョブを印刷しないようにしたときの印刷出力の一例を示す概略図である。
【図13】 親展プリントが指定された印刷ジョブが印刷出力されずに蓄積されているときの自動消去の概略を示す流れ図である。
【図14】 第2の実施の形態に係る画像記録装置とカード読取り装置の概略構成図である。
【図15】 第2の実施の形態に係る画像記録装置での親展プリントが指定された印刷ジョブに対する処理の概略を示す流れ図である。
【図16】 第2の実施の形態に係るカード読取り装置での使用者情報の処理の概略を示す流れ図である。
【符号の説明】
10、120 画像記録装置
14 処理端末
28 操作表示部
28A モニタ
32 データ受信部
34 データ蓄積部
42 親展プリント確認部
44 カード読取り機
46、46A カード読取り部
48 情報比較部
50 使用者情報管理部
50A 使用者情報管理部
52、82A 使用者情報蓄積部
54 使用者カード
122、128 通信制御部
124 カード読取り装置

Claims (4)

  1. 記録紙への印刷処理を要求する印刷出力要求に、前記印刷出力要求が親展印刷であることの指定、前記印刷出力要求に基づいた印刷処理の可能な使用者に関する第1の使用者情報及び、前記印刷出力要求を削除するまでの第1の削除時間を含む削除情報を親展印刷情報として設定する親展印刷情報設定手段と、
    前記印刷出力要求に、前記親展印刷情報設定手段によって設定された前記親展印刷情報を含めて送信する送信手段と、
    を含む画像処理装置及び、
    前記画像処理装置から送信される前記印刷出力要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信した前記印刷出力要求を蓄積する蓄積手段と、
    使用者情報記録媒体から第2の使用者情報を読み取る使用者情報読取手段と、
    前記受信手段によって受信された前記印刷出力要求に含まれる前記親展印刷情報を検出する親展印刷情報検出手段と、
    前記蓄積手段に蓄積された印刷出力要求を削除するまでの第2の削除時間が予め設定され、前記親展印刷情報検出手段によって前記親展印刷情報が検出された前記印刷出力要求に対して、該当印刷出力要求の前記削除情報に含まれる前記第1の削除時間又は前記第2の削除時間の何れか長い時間に基づいて前記蓄積手段から印刷出力要求の削除処理を行う削除処理手段と、
    前記使用者情報読取手段によって読み取られた前記第2の使用者情報が、前記親展印刷情報の前記第1の使用者情報に含まれる場合に、前記印刷出力要求に基づいた印刷処理を行う印刷処理手段と、
    を含む画像記録装置、を備えた印刷システム。
  2. 画像処理装置から送信される記録紙への印刷処理を要求する印刷出力要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信した前記印刷出力要求を蓄積する蓄積手段と、
    使用者情報記録媒体から第2の使用者情報を読み取る使用者情報読取手段と、
    前記受信手段によって受信された前記印刷出力要求に含まれる、前記印刷出力要求が親展印刷であることの指定、前記印刷出力要求に基づいた印刷処理の可能な使用者に関する第1の使用者情報及び、前記印刷出力要求を前記蓄積手段から削除するまでの第1の削除時間が設定された削除情報を含む前記親展印刷情報を検出する親展印刷情報検出手段と、
    前記蓄積手段に蓄積された印刷出力要求を削除するまでの第2の削除時間が予め設定され、前記親展印刷情報検出手段によって前記親展印刷情報が検出された前記印刷出力要求に対して、該当印刷出力要求の削除情報として設定された前記第1の削除時間又は前記第2の削除時間の何れか長い時間に基づいて前記蓄積手段から印刷出力要求の削除処理を行う削除処理手段と、
    前記使用者情報読取手段によって読み取られた前記第2の使用者情報が、前記第1の使用者情報に含まれる場合に、前記印刷出力要求に基づいた印刷処理を行う印刷処理手段と、
    を含む画像記録装置。
  3. 前記蓄積手段に蓄積された前記印刷出力要求のリストを表示する表示手段と、
    前記蓄積手段に蓄積された前記印刷出力要求の前記親展印刷情報に含まれる該当印刷出力要求の表示の禁止を検出する表示設定検出手段と、
    前記蓄積手段に蓄積された前記印刷出力要求から、前記表示設定検出手段によって前記表示の禁止設定が検出された前記印刷出力要求を除く印刷出力要求のリストを表示手段に表示する表示制御手段と、
    を含む請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 前記第1の使用者情報が、予め登録されている複数の使用者の使用者情報が含まれる使用者グループ情報である請求項2又は請求項3に記載の画像記録装置。
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