JP4277274B2 - 熱分散型ダーリントン増幅器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、増幅器を実施するための方法および/または構造に関し、より詳細には、高出力ダーリントン帰還増幅器に関する。
従来のダーリントン帰還増幅器のトポロジは、高出力帯域特性に広く使用されてきた。しかし、ダーリントントポロジは、入力トランジスタの熱エミッタバラストを成立させるために、重要なRF(高周波)性能を著しく妨げていた。
図1を参照すると、従来のダーリントン帰還増幅器10が示されている。出力応用では、所与の送信器に適用することによって要求される電流および電圧の変動を提供するために、多重並列の入力トランジスタおよび出力トランジスタが必要である。増幅器10は、入力トランジスタ熱バラストがないことを示している。入力トランジスタQ1AおよびQ1Bは、通常、トポロジによって本質的に熱暴走を呈しやすい。増幅器10は、出力段トランジスタQ2AおよびQ2Bの抵抗RE2AおよびRE2Bを介して個々のエミッタの負帰還利得(損失)を差し引くことができる。しかし、入力トランジスタQ1AおよびQ1Bは、出力段トランジスタQ2AおよびQ2Bの共通ベース端子Aに給電し、エミッタのバラストを実施しない。入力トランジスタQ1AおよびQ1Bの両方のエミッタが、共通ノードAに連結されているので、抵抗RE1AおよびRE1Bは、入力トランジスタQ1AおよびQ1Bを効果的にバラストすることを妨げる。増幅器10は、入力トランジスタQ1AおよびQ1Bに関して局所的にベースおよびエミッタのバラストを実施することができる。しかし、そのようなベースおよびエミッタのバラストは、性能(すなわち利得および雑音)を妨げてなされる。出力トランジスタQ2AおよびQ2Bは、通常、RF(高周波)帰還同様にエミッタバラストを行うために、エミッタ負帰還利得(損失)を備えて構成される。この構成により、出力段の熱暴走が防止される。
図2を参照すると、例示的なGaAs HBT(Heterojunction Bipolar Transistor)半導体チップ上の能動素子の相対温度および絶対温度を示す赤外線熱走査20が示されている。走査20は、入力トランジスタ(すなわち6つの並列接続されたHBT素子)が、熱暴走しており、素子の2つが、熱−電気正帰還によるバイアス電流で明らかに「暴走」をしていることを示す。走査20に示す熱暴走は、従来のダーリントン増幅器10の入力トランジスタの熱不安定性を実証しており、この増幅器10は、入力段トランジスタQ1AおよびQ1Bに関する熱バラストには当然役立たない。熱安定性を出力素子(図示せず)に提供するために、出力トランジスタQ2AおよびQ2Bにおいて、エミッタの負帰還利得(損失)または直列帰還が通常なされる。出力トランジスタQ2AおよびQ2Bは、安定した熱特性をもたらすエミッタバラストを通常利用する。ダーリントン増幅器10は、通例、出力トランジスタQ2AおよびQ2Bのエミッタ負帰還を組み込んでおり、一方、エミッタ負帰還は、入力トランジスタQ1AおよびQ1Bにおいては使用されない。
図3を参照すると、従来のベースバラストダーリントン増幅器30が示されている。増幅器30は、トランジスタQ1AおよびQ1Bの独立したベースバラストを使用する。ベースバラストは入力トランジスタQ1AおよびQ1Bに局所的に適用することができ、ベースバラスト抵抗値であるRB1およびRB2の値は、通常、β×Nである。このとき、Nが適切な熱エミッタバラストに必要な抵抗値である。ベースバラスト値は、50〜200オームにわたることがあり、帯域幅を著しく低下させる。バラスト範囲は、また、増幅器30の入力において熱雑音ももたらす。ベースバラストの実施は、入力における熱雑音の増大と、温度に関する増幅器のより高い雑音指数感度とを代償にして行われる。熱雑音(温度変化に非常に鋭敏である)の増大により、GSMまたはCATVなどの無線送信器への適用には、ベースバラストの使用が予め排除されることがある。GSMは、一定包絡線変調を使用する欧州型セル電話規格である:セルラ規格は、一般に、出力増幅器構成要素に関する雑音性能仕様を有する。CATVは、高出力のみならず、低い伝送雑音も要する共同アクセスTVである。
図4を参照すると、従来のエミッタバラストダーリントン増幅器40が示されている。抵抗REEAおよびREEBからのエミッタバラストを、入力トランジスタQ1AおよびQ1Bに適用することができる。増幅器40は、ノードAを駆動する前に、トランジスタQ1AおよびQ1Bについて抵抗REEAおよびREEBからのエミッタバラストを使用する。このような手段により、入力トランジスタQ1AおよびQ1Bの熱安定性は改善されるが、エミッタバラスト抵抗REEAおよびREEBとバイアス抵抗RE1AおよびRE1Bとに由来する分圧器のために、電圧利得の降下を代償とする。
発明者リング(Ring)による米国特許第3,813,588号「Efficient Power Darlington Device Configuration」は、ダーリントン3端子素子を構築するために半導体領域を効率的に確立するダーリントン素子のレイアウト構造に関する。この素子は、出力トランジスタエミッタバラストを組み込んでいる。しかし、リング(Ring)の発明が、入力トランジスタに関してエミッタバラストを使用することは明確ではない。また、リング(Ring)の発明は、「第1列において各エミッタのサブ領域に隣接して配置された」エミッタバラスト抵抗を暗示している。これは、増幅器40のエミッタバラスト実施形態とほぼ同様である。リング(Ring)の発明である‘588は、素子を単独能動素子トランジスタ(single active component transistor)として扱われるダーリントン素子構成に対処している。
発明者モジャラディ(Mojaradi)らによる米国特許第5,541,439号「Layout For A High Voltage Darlington Pair」は、限られた領域で、高出力ダーリントンを得るために、ダーリントン素子環状レイアウト構成を使用する。モジャラディ(Mojaradi)らは、トランジスタの熱的および物理的に分散した回路配置とは対照的に、素子が配向した(素子に重点を置いた)配置を提供する。モジャラディ(Mojaradi)らは、ダーリントンの入力トランジスタの熱暴走を処理するためのエミッタバラストは考慮していない。
発明者ウエノ(Ueno)らによる米国特許第5,661,431号「Output Circuit In Darlington Configuration」には、バラストが組み込まれていない出力段構成が開示されている。ウエノ(Ueno)らの発明は、能動トポロジを使用することによって、漏れ特性のない出力回路に関する。ウエノ(Ueno)らの発明は、ダーリントン対の動的動作を制御するためにPMOS素子を使用することを除けば、熱暴走の問題に応用できない。
エリクソン(Eriksson)社による発明米国特許第5,883,542号「Arrangement For Reducing And Stabilizing The Amplification Of A Darlington−Coupled Output Stage」は、負帰還を提供する能動素子によるダーリントン素子のバイアス安定化に関する。エリクソン(Eriksson)の回路は、暴走入力素子を安定させることはできるが、入力素子が複数の細長い伝達ライン(フィンガ;fingers) を有する場合は安定させることができない。
一般に、ダーリントン増幅器は、広帯域利得回路として使用されてきた。アバンテック(Avantek)社独自のレイアウトであるダーリントン増幅器シリーズ、すなわちMSAsは、入力トランジスタのフィンガをバラストしないことを示している。これらの部品の出力能力が低く、しかもGaAsより優れた伝熱性のシリコンを使用しているので、バラストをする必要がない。局所的なエミッタおよびベースのバラストを用いる従来の手法は、ダーリントン増幅器の入力段トランジスタと共に使用することができる当然の技法である。
GaAs HBTs などの劣った伝熱技術に伴う熱管理の問題に対処するために、熱分散型ダーリントントポロジを提供することが望ましい。さらに、電気的性能に悪影響を与えることのなく、良好な熱バラストを提供することが望ましい。さらに、個々の入力トランジスタの熱的および空間的に分散した素子の熱集中(ホットスポット)にエミッタバラストを備えた増幅器を提供することが望ましいであろう。また、そのような分散を実施する回路配置トポロジを提供することが望ましいであろう。
本発明が解決しようとする課題は、(i)電気的性能を犠牲にすることなく熱安定性を得る、(ii)温度に対して雑音指数性能を維持する、および/または(iii)利得帯域積(gain-bandwidth product)を維持する、ことが可能である高出力ダーリントン帰還増幅器を実施するための方法および/または構造を提供することである。
本発明は、第1段および第2段を備えるダーリントン増幅器に関する。第1段は、一般に、複数の第1トランジスタを備え、入力信号に応答して第1信号および第2信号を生成するように構成される。第2段は、複数の第2トランジスタを備え、第1信号および第2信号に応答して出力信号を生成するように構成することが可能である。ダーリントン増幅器は、第1トランジスタの熱エミッタバラストを提供するように構成することが可能である。
本発明のこれらおよび他の目的、特徴、および利点は、以下の詳細な説明、添付の特許請求の範囲、および図面から明らかになるであろう。
本発明によれば、入力トランジスタの熱バラストを達成するために、電気的性能に悪影響を与えずに、入力トランジスタのエミッタバラストを可能にするという効果を奏する。
本発明は、本来のダーリントン帰還増幅器トポロジの雑音または電力−帯域特性を犠牲にすることなく、ダーリントン帰還増幅器の入力段のエミッタを熱的にバラストする方法および/または実施態様を提供しうる。本発明は、入力トランジスタの熱バラストを達成するために、電気的性能に悪影響を与えずに、入力トランジスタのエミッタバラストを可能にする熱分散トポロジを実施する。
本発明は、高電力応用において、ダーリントン対トポロジを実施することが可能である。電力応用では、高出力に必要な高電流を処理するために、第1段および第2段の外周が大きいことが必要となることがある。したがって、複数の素子が、入力および出力の両方に提供されることが可能である。入力素子および出力素子は、並列バイポーラ素子として実施することが可能である(たとえば、ベース、エミッタ、およびコレクタは、各々バスで共に接続される)。
図5を参照すると、本発明の好的実施形態に従う回路100のブロック図が示されている。回路100は、通常、第1ブロック(または回路)102と、第2ブロック(または回路)104と、第3ブロック(または回路)106とを備える。第1セクション(回路)102は、抵抗(RFBなど)および抵抗(RBIASなど)として実施することが可能である。セクション(回路)104は、セクション(回路)110およびセクション(回路)112として実施することが可能である。セクション(回路)110は、トランジスタQ1A、トランジスタQ1B、抵抗RE1A、および抵抗RE1Bとして実施することが可能である。セクション112は、トランジスタQ2A、トランジスタQ2B、抵抗RE2A、および抵抗RE2Bとして実施することが可能である。トランジスタQ1Bのエミッタは、通常、トランジスタQ2Aのベースに接続されて、ノードAを形成する。同様に、トランジスタQ1Aのエミッタは、通常トランジスタQ2Bのベースに接続されて、ノードBを形成する。回路106は、通常、キャパシタ(BYPASSなど)、抵抗(RDCなど)、およびインダクタ(CHOKEなど)を備える。入力信号(RF_INなど)は、回路102に呈示され、回路104を通過し、次いで通常、出力信号を呈示(発生)する(RF_OUTなど)ために、回路106を通過する。一例では、回路100は、熱分散型高出力ダーリントン増幅器トポロジとして実施することが可能である。
トランジスタQ1A、Q1B、Q2A、およびQ2Bのコレクタは、通常、出力RF_OUTに直接接続されたままである。入力トランジスタQ1AおよびQ1Bのベース端子は、通常、入力信号RF_INに直接接続され、一方、各エミッタは、第2段トランジスタQ2AおよびQ2Bの各ベース端子に別々に接続される。このような構成により、回路100の電気的性能を妨げることなく、入力トランジスタQ1AおよびQ1Bのエミッタを単独でバラストすることが可能である。各入力素子がエミッタ抵抗(RE1AおよびRE1Bなど)を有して、熱分散トポロジによって可能になるバラストを提供するように、入力素子および出力素子は配置できる。
さらに、出力素子が大規模になる場合、またはより高い周波数で動作している場合、入力素子と出力素子とが、動作周波数(10GHzなど)における4分の1波長の1/10程度の、大きな間隔をおいて離される場合がある。トランジスタQ1AおよびQ1BのエミッタからトランジスタQ2AおよびQ2Bのベースへの伝送供給線路(図11および12により詳細に記載する)は、トランジスタQ2AおよびQ2Bの出力コレクタにおいて合流する信号の等位相整合させるように、同じ長さになる。さらに、伝送線路のインピーダンス(impedance)は、対象とする特定動作周波数について最適化することが可能である。さらに、トランジスタQ1AおよびQ1BのコレクタをQ2AおよびQ2Bにそれぞれ接続する追加の伝送線路は、出力において合流した信号(combined signal)を位相均衡させるように、長さを整合させることが可能である。さらに、幅または特性インピーダンスは、最大出力伝送について最適化することが可能である。
回路100は、図3のベースバラストダーリントン増幅器30の場合における雑音指数の性能を妨げることなく、また、図4のエミッタバラストダーリントン増幅器40の場合のように利得帯域を妨げることなく、第1段トランジスタQ1AおよびQ1Bの熱暴走を防止することが可能である。本発明の技法は、複数の第1および第2段トランジスタに拡張することもできる。また、本発明が、第1段トランジスタと第2段トランジスタとの間の1対1対応に限定されないことが理解されるべきである。具体的には、第1段トランジスタエミッタの種々の形態が第2段トランジスタの異なるベース端子またはベース端子の群に連結することができる。
図6(a〜b)を参照すると、2つの動作グラフが示されている。図6aは、従来のダーリントン増幅器のシミュレーション概略図を示す。図6aの従来の増幅器では、2つの大型素子D1およびD2が、入力段トランジスタおよび出力段トランジスタを表す。図6bの熱分散型ダーリントン増幅器では、4つの入力トランジスタI1〜I4が各々、独立してエミッタバラストされ、3つの出力トランジスタをそれぞれ駆動する(たとえば、トランジスタI1は、出力トランジスタO1、O2、およびO3を駆動する)。図6aおよび6bの概略図は、IP3(Third-Order Intercept Point)、P1dB(1dB Compression Point)、および小信号利得応答をシミュレーションするために使用された。その結果(図示せず)は、分散トポロジを使用しても、RF(高周波)性能に明瞭な変化がないことを示している。
図7(a〜b)を参照すると、2つの動作グラフが示されている。図7aおよび7bは、それぞれ、従来設計と熱分散設計との高帯域Sパラメータシミュレーションの比較を示す。図7(a〜b)は、10GHzより広い帯域幅をシミュレーションしたと考えられる。図7aおよび7bのグラフは、分散型ダーリントン増幅器トポロジを使用することにより、通常、帯域幅利得応答の低下がないことを示す。実際には、動作周波数が増す際に、2つの実施態様の異なる伝送線路相互接続寄生振動(interconnect parasitics)のために、著しく性能が異なる可能性がある。分散型ダーリントントポロジは、分散伝送線路素子を使用することにより高周波の電気的性能を最適化して適応させる。したがって、本発明は、従来の手法と比較して、電気的性能の利点を提供できる。互い違いの(staggered)エミッタ配置(図5、10、および11に示す入力トランジスタと同様に)は、x軸に関して両方とも同じ配向のトランジスタQ1AおよびQ1Cと、反対の配向のトランジスタQ1BおよびQ1Dとを実施する。そのような配向は、抵抗RE1A、B、C、およびDから発生した熱を分散させるのに役立つ。
図8(a〜b)を参照すると、2つの動作グラフが示されている。図8aおよび8bは、それぞれ、従来設計と熱分散設計との比較のシミュレーションを示す。図8aおよび8bは、熱分散型ダーリントントポロジを使用することにより、基本波の出力電力および利得圧縮の特性低下がないことを示す。図8aは、従来のダーリントンの入力電力に対する出力電力と利得とを示している。図8bは、分散型ダーリントン入力電力に対する出力電力と利得とを示している。図8(a〜b)は、両方とも、近似的に24dBmのP1dBをもたらすことが可能である。
図7bおよび8bの図は、ダーリントンのトランジスタの熱分散、抵抗、入力トランジスタの熱バラストを考慮に入れた本発明の動作グラフを示す。最適出力伝送のために適切な位相均衡を考慮して、分散伝送線路を用いた入力トランジスタと出力トランジスタとを組み合わせる構造が、通常実施される。
図9(a〜b)を参照すると、2つの動作グラフが示されている。図9aおよび9bは、それぞれ、従来設計と分散設計との比較のIP3シミュレーションを示す。図9aおよび9bは、熱分散型ダーリントントポロジを使用することにより、IP3特性に著しい低下がないことを示す。図9aは、従来のダーリントンIP3特性を示す。図9bは、分散型ダーリントンIP3特性を示す。
図10を参照すると、回路100’の実施形態の詳細な図面が示されている。回路100’は、食い違い状(staggered)であるが対称的に配向し、かつ共通の抵抗RFBおよび抵抗RBIASを有する入力トランジスタの他の実施形態を示す。回路100’は、回路100と同様の特徴を有するが、伝送線路ブロック111および伝送線路ブロック113が追加されている。回路100’には、抵抗とトランジスタとの間の熱共有を低減するためにエミッタバラストレイアウトを有する入力トランジスタQ1A、B、C、およびDが示される。回路100’は、出力において位相出力の合流を最適化するように、x軸に関して対称にすることができる。伝送線路対TLIN1A/TLIN1CおよびTLIN1B/TLIN1Dは、最大出力動作のための最適な電気的接続を維持するように、通常、すべて同じ長さである。伝送線路TLIN1BDおよび伝送線路TLIN1ACも、同じ長さとすることができる。出力伝送線路TLIN2ACおよびTLIN2BDの長さを整合させることができる。また、出力伝送線路TLIN1BDおよびTLIN1ACも、長さを整合させることが可能である。RBIASおよびRFBの値は、電気帰還の熱放出を分散させるために、対称的に分配することができる。
図11を参照すると、本発明の他の実施形態を示す回路100”の詳細な図面が示されている。回路100”は、個別にエミッタバラストを有するために、回路100’と同様とすることが可能である。回路100’は、個別にエミッタバラストを有するために、入力トランジスタQ1A、B、C、およびDを有効なものとし、x軸に関して対称的な並列レイアウト(配列)構造を組み込むことが可能である。回路100”の構成は、出力において位相出力の合流を最適化するように、x軸に関して対称的にすることが可能である。伝送線路対TLIN1A、TLIN1B、TLIN1C、およびTLIN1Dは、最大出力動作のための最適な電気的接続を維持するように、同じ長さとすることができる。出力伝送線路TLIN1BDとTLIN1ACおよびTLIN2ACとTLIN2BDは、同じ長さとすることが可能である。抵抗RBIASおよびRFBは、分散させないことが可能であり、熱分散型ダーリントン増幅器100”全体に総体的な帰還経路を提供することが可能である。
回路100は、広範囲の利得ブロックおよび出力増幅器の製品に適用できる幅広い用途を有する。回路100は、多くの(たとえば50%を超える)既存の標準的な利得ブロックの製品にも効果的に使用することが可能であり、CATV、無線、および有線のインフラストラクチャの製品など、将来の広帯域高出力応用についてもさらなる幅広い用途が見込まれる。回路100は、電気的性能を妨げることなく、熱安定性を得て、温度に対して雑音指数の性能を維持し、かつ利得帯域積を維持することも可能である。
本発明について、本発明の好ましい実施形態を参照して具体的に示し、記載してきたが、当業者なら、本発明の精神および範囲から逸脱せずに、形態および詳細について様々な変更を実施することが可能であることを理解するであろう。
入力トランジスタの熱バラストを行わない従来のダーリントンの概略図である。 従来のダーリントン増幅器の赤外線熱走査を示す図である。 入力段ベースバラストを有する従来のダーリントン増幅器の概略図である。 入力段エミッタバラストを有する従来のダーリントン増幅器の概略図である。 本発明の好適実施形態に従う熱分散型ダーリントン帰還増幅器の概略図である。 (a)従来のダーリントン増幅器の概略図であり、(b)は、分散型ダーリントン増幅器の概略図である。 (a)従来のダーリントンSパラメータ周波数応答の動作を示すグラフであり、(b)は、分散ダーリントンSパラメータ周波数応答の動作を示すグラフである。 (a) 入力電力に対する従来のダーリントンの出力電力および入力電力に対する従来のダーリントンの利得を示すグラフであり、(b)は、入力電力に対する分散ダーリントンの出力電力および入力電力に対する分散ダーリントンの利得を示すグラフである。 (a)は、従来のダーリントンIP3特性の動作を示すグラフであり、(b)は、分散ダーリントンIP3特性の動作を示すグラフである。 本発明の実施形態の接続図である。 本発明の他の実施形態の接続図である。

Claims (14)

  1. マイクロ波周波数で稼働する複数のNPN型の第1トランジスタを備え、前記複数の第1トランジスタのエミッタが全て抵抗を介してグランドに接続され、前記複数の第1トランジスタのコレクタが全て第3ブロックの同一端子に接続され、前記複数の第1トランジスタのベースの全てに入力信号RF INが入力され、入力信号に応答して複数の信号を生成するように構成された第1段と、
    複数のNPN型の第2トランジスタを備え、前記複数の第2トランジスタのコレクタが全て前記第3ブロックの同一端子に接続され、前記複数の第2トランジスタのベースのそれぞれに前記複数の第1トランジスタのエミッタが1つずつ接続され、前記複数の第2トランジスタのエミッタが全て抵抗を介してグランドに接続され、前記複数の信号に応答して前記第3ブロックから出力信号RF OUTが出力されるように構成された第2段とを備えるダーリントン増幅器であって、
    前記ダーリントン増幅器が前記第1トランジスタの熱エミッタバラストを提供するように構成され、前記複数の第1トランジスタのエミッタから前記複数の第2トランジスタのベースまで全て同じ長さの伝送線路を有するダーリントン増幅器。
  2. 前記ダーリントン増幅器が、高出力応用において動作するように構成されたトポロジを提供する、請求項1に記載のダーリントン増幅器。
  3. 前記複数の第1トランジスタの外周は、前記高出力応用に必要な高電流を処理するために大きく、前記複数の第2トランジスタの外周は、前記高電流を処理するために大きい、請求項2に記載のダーリントン増幅器。
  4. 前記複数の第1トランジスタが並列バイポーラ素子を備え、かつ前記複数の第2トランジスタが並列バイポーラ素子を備える、請求項2に記載のダーリントン増幅器。
  5. 前記入力信号を受信して、前記入力信号のバイアスを生成するように構成された入力回路をさらに備え、前記バイアスが、前記第1段および第2段に供される、請求項1に記載のダーリントン増幅器。
  6. 前記入力回路が、前記出力信号の帰還を受信するようにさらに構成され、前記バイアス信号が、前記複数の第1および第2トランジスタのそれぞれのエミッタに接続される、請求項5に記載のダーリントン増幅器。
  7. 前記複数の第1および第2トランジスタのベースが、前記入力信号を受けるように構成された入力端子に接続される、請求項1に記載のダーリントン増幅器。
  8. 前記第1段が、前記複数の第1および第2トランジスタとそれぞれが直列接続された複数の第1抵抗をさらに備え、
    前記第2段が、前記複数の第2トランジスタとそれぞれが直列接続された複数の第2抵抗をさらに備える、
    請求項1に記載のダーリントン増幅器。
  9. マイクロ波周波数で稼働する複数のNPN型の第1トランジスタを用い、前記複数の第1トランジスタのエミッタが全て抵抗を介してグランドに接続され、前記複数の第1トランジスタのコレクタが全て第3ブロックの同一端子に接続され、前記複数の第1トランジスタのベースの全てに入力信号RF INが入力され、入力信号に応答して複数の信号を生成する手段と、
    複数のNPN型の第2トランジスタを用い、前記複数の第2トランジスタのコレクタが全て前記第3ブロックの同一端子に接続され、前記複数の第2トランジスタのベースのそれぞれに前記複数の第1トランジスタのエミッタが1つずつ接続され、前記複数の第2トランジスタのエミッタが全て抵抗を介してグランドに接続され、前記複数の信号に応答して前記第3ブロックから出力信号RF OUTが出力される手段と、
    前記第1トランジスタの熱エミッタバラストを提供し、前記複数の第1トランジスタのエミッタから前記複数の第2トランジスタのベースまで全て同じ長さの伝送線路を有する手段と、
    を備えるダーリントン増幅器。
  10. 熱分散型ダーリントン増幅器対トポロジを提供する方法であって、
    (A)マイクロ波周波数で稼働する複数のNPN型の第1トランジスタを用い、前記複数の第1トランジスタのエミッタが全て抵抗を介してグランドに接続され、前記複数の第1トランジスタのコレクタが全て第3ブロックの同一端子に接続され、前記複数の第1トランジスタのベースの全てに入力信号RF INが入力され、入力信号に応答して複数の信号を生成するステップと、
    (B)複数のNPN型の第2トランジスタを用い、前記複数の第2トランジスタのコレクタが全て前記第3ブロックの同一端子に接続され、前記複数の第2トランジスタのベースのそれぞれに前記複数の第1トランジスタのエミッタが1つずつ接続され、前記複数の第2トランジスタのエミッタが全て抵抗を介してグランドに接続され、前記複数の信号に応答して前記第3ブロックから出力信号RF OUTが出力されるステップと、
    (C)前記第1トランジスタの熱エミッタバラストを提供するステップと、
    (D)前記複数の第1トランジスタのエミッタから前記複数の第2トランジスタのベースまで全て同じ長さの伝送線路を有するステップと、
    を含む方法。
  11. 前記ダーリントン増幅器対トポロジが、高出力応用において動作するように構成される、請求項10に記載の方法。
  12. ステップ(A)が、前記第1トランジスタを用いて前記高出力応用に必要な高電流を処理することをさらに含み、
    ステップ(B)が、前記高電流を処理することをさらに含む、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記複数の第1トランジスタが並列バイポーラ素子を備え、かつ前記複数の第2トランジスタが並列バイポーラ素子を備える、請求項12に記載の方法。
  14. ステップ(A)が、複数の第1抵抗と直列に前記複数の第1トランジスタを接続することをさらに含み、
    ステップ(B)が、複数の第2抵抗と直列に前記複数の第2トランジスタを接続することをさらに含む、請求項10に記載の方法。
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