JPH07211875A - ゲートアレイ用アナログ出力駆動回路 - Google Patents

ゲートアレイ用アナログ出力駆動回路

Info

Publication number
JPH07211875A
JPH07211875A JP6316353A JP31635394A JPH07211875A JP H07211875 A JPH07211875 A JP H07211875A JP 6316353 A JP6316353 A JP 6316353A JP 31635394 A JP31635394 A JP 31635394A JP H07211875 A JPH07211875 A JP H07211875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
gate array
channel
transistor
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6316353A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3043250B2 (ja
Inventor
Harold S Crafts
エス.クラフツ ハロルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NCR International Inc
NCR Voyix Corp
Original Assignee
AT&T Global Information Solutions Co
AT&T Global Information Solutions International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AT&T Global Information Solutions Co, AT&T Global Information Solutions International Inc filed Critical AT&T Global Information Solutions Co
Publication of JPH07211875A publication Critical patent/JPH07211875A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3043250B2 publication Critical patent/JP3043250B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/10Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a repetitive configuration
    • H01L27/118Masterslice integrated circuits
    • H01L27/11898Input and output buffer/driver structures

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はデジタル・トランジスタを用いて構
成したアナログ増幅器を提供するものである。。 【構成】 デジタルトランジスタはゲートアレイに含ま
れる素子で、デジタル装置の製造に使用される。該アナ
ログ増幅器は、2個のカスコード型増幅器を直列に含む
インバータ回路を含む。該アナログ増幅器は差動増幅器
も含む。該インバータ回路は該差動増幅器のフィードバ
ック回路内に含まれるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゲートアレイ用出力増幅
器に係る。通常、ゲートアレイはデジタル信号を取り扱
う。本発明は、このようなゲートアレイからアナログ信
号を取り扱うことの出来る出力駆動回路を構成すること
に係るものである。
【0002】
【技術的背景】様々な機能を果たす様々な集積回路(I
C)は、多くの場合、各々が非常に良く似た個々のトラ
ンジスタで構成される。ゲートアレイ技術では、同一の
予め製造しておいたトランジスタ・アレイを該IC製造
の出発点と成すことで、この類似性を利用している。
【0003】例えば、ICのメーカーは幾つかの種類の
異なるトランジスタ・アレイを前もって多数準備してお
く。特定のICに対する注文を受注すると、メーカーは
最適なアレイを選択し、選択したアレイを使用して該I
Cの製造工程を完了することになる。
【0004】この方法では、基本的製造段階が予め完了
しているので、受注からIC完成品出荷までの工程時間
を短縮できる。
【0005】ゲートアレイは通常の場合(アナログに対
向する)デジタルのトランジスタで制作する。これら2
つの形式は異なる機能を果たすものである。デジタル式
のトランジスタはスイッチとして機能し、ONまたはO
FFのどちらかの状態を取る。アナログ式トランジスタ
は増幅器として機能し、信号を増幅する。
【0006】これら2種類のトランジスタは別々に製造
される。アナログ・トランジスタは「広い表面積」を有
する「長い」チャネルを有し、チャネルは長くまた幅が
広い。
【0007】高利得を得るためにはチャネルを長くしな
ければならない[S.M.スツェ(S. M. Sze)の「半
導体デバイスの物理」(ジョン・ワイリー出版、196
9年、ISBN番号471−84290−7)第7章第
3節、340ページ以降を参照のこと]。
【0008】また、「1/f雑音」と呼ばれる特定の種
類の電気的雑音を減少させる目的で、チャネルを長くし
なければならない。この種の雑音は「1/f」の名が示
すように、周波数にほぼ反比例することが経験的に分っ
ているため、このように呼ばれている。周波数に対する
反比例から、雑音出力の大半は低い周波数の側に集って
いる。低周波利得が重要な場合には、「1/f」雑音の
存在は重大問題である。1/f雑音はチャネルの表面積
を増加させれば減少する。
【0009】デジタル・トランジスタは可能な限り「短
い」チャネルを有する。しかし、チャネルが短くなると
チャネルの長さ方向に沿った大きな電場を形成するた
め、チャネルを十分に長く取り、電場がチャネル材料の
ブレークダウン値(降伏値)を越えないようにしなけれ
ばならない。
【0010】[典型的なトランジスタの寸法]チャネル
寸法L(長さ)とW(幅)は図1Aに示してある。一般
的なデジタル・トランジスタの場合、チャネルの長さは
0.7ないし1.5μm(1μmは10のマイナス6乗
メートル)の間、またチャネルの幅は10ないし50μ
mである(これらの値を適切な倍率で拡大縮小すれば違
う大きさのチャネルを作ることが出来る)。
【0011】これとは対照的に、アナログ・トランジス
タでは、チャネル長さは通常16ないし25μm、また
チャネルの幅は一般に40ないし400μmである。つ
まり、上記の例をもとにすると、アナログ・トランジス
タでは、デジタル・トランジスタの同等品の寸法に対し
て、チャネル長さでおよそ10倍ないし35倍長く、チ
ャネル幅の範囲はほぼ同等から約40倍の広さまでの範
囲にわたる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は集積回
路上に配置しデジタル・トランジスタから作成するアナ
ログ駆動回路を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの態様にお
いて、アナログ増幅器はゲートアレイを含むトランジス
タ群から制作される。該トランジスタはデジタル型であ
る。
【0014】
【実施例】説明の簡略化のため、バイポーラ接合型トラ
ンジスタを用いてカスコード型増幅器についての簡単な
説明を行なう。
【0015】[エミッタ・コモン型増幅器]図2はエミ
ッタ・コモン型(CE)増幅器を示す。この増幅器の主
要な特性は次の通りである。
【0016】−後述するベース・コモン型増幅器に比べ
て出力におけるブレークダウン電圧BVceoが低い。
(CE型増幅器では、出力ブレークダウン電圧をエミッ
タとコレクタの間で測定するので、BVceoの[ce
o]はこれを表わしている。) −電流利得(IcはIbより大きい)と電流利得(Vo
utはVinの倍数)両方が得られる。
【0017】−図3の等価回路に図示したベース・コレ
クタ間容量(キャパシタンス)Cbcがミラー効果(Mi
ller Effect)のため高入力キャパシタンスとなる。ミ
ラー効果はCbc(図4では破線で図示してある)をコ
ンデンサ対C1とC2により置き換え出来ることを表わ
している。なおC1はCbcより十分大きい。
【0018】大きな入力キャパシタンスC1のためブレ
ークポイントが低い周波数となり、これによってCE増
幅器の高周波帯域性能が制限される。
【0019】−Vinで示すような高入力インピーダン
スRin。
【0020】[ベース・コモン型増幅器]図4はベース
・コモン型(CB)増幅器を示す。この増幅器の主要な
特性は次の通りである。
【0021】−出力ブレークダウン電圧BVcboが更
に高い。ブレークダウン電圧がエミッタ・コモンの場合
より高いのは、図5では電圧を単一の逆バイアスPN接
合の両端に掛けているためである(図2のCE増幅器の
場合、ブレークダウン電圧はトランジスタの菲薄なベー
ス領域両端に印加される。高電圧では、BC接合部の空
乏領域がベース領域を越えて拡大し、BE接合部に接し
てブレークダウンを起こしてしまうことがある。つまり
CE増幅器の場合、ブレークダウン電圧が2つの接合部
の両端に印加されたとしても、ベース領域の薄さのため
に有効ブレークダウン電圧が減少する)。
【0022】−高周波性能が更に良い。これは図6に図
示したようにCbcが出力を入力へ接続しないためであ
る。
【0023】−有意な電流利得は無い(Icはほとんど
Ibに等しい)が電圧利得が得られる。
【0024】−低入力インピーダンスRinが得られ
る。
【0025】[カスコード型増幅器]図7は基本的なカ
スコード増幅器を示す。これは図示したようにエミッタ
・コモン型入力段とベース・コモン型の負荷の組み合わ
せからなる。この増幅器の主要な特性は次の通りであ
る。
【0026】−出力におけるブレークダウン電圧がCE
段またはCB段いずれかより高い。カスコード型増幅器
では、出力に現われる電圧が直列の2個のトランジスタ
に印加され、各々のトランジスタが電圧の一部分だけを
負担するようになっている。 −CE増幅器の場合と同等の高入力インピーダンスRi
nが得られる。
【0027】−非常に高い出力インピーダンスRout
が得られる。
【0028】−CB出力段により高周波性能が良好。
【0029】−CE型またはCB型のどちらよりも実質
電圧利得が大きい。
【0030】[MOSFETが置換可能]金属酸化物半
導体電界効果型トランジスタ(MOSFET)を図7の
カスコード増幅器のBJTと置き換えることが出来る。
図8に図示したコモンゲートMOSFET増幅器は図5
のCB増幅器と類似のものである。図9に図示したコモ
ンソースMOSFET増幅器は図2のCE増幅器と類似
のものである。
【0031】図10はカスコード増幅器へ接続した図8
と図9の2つの増幅器を示す。図11は直列接続した2
つのカスコード増幅器A1とA2を示す(増幅器A1は
pチャネル型MOSFETで構成し、増幅器A2はnチ
ャネル型MOSFETで構成する)。
【0032】増幅器A1とA2はカスコード型インバー
タ回路を構成する。図12は理想的なMOSFETを使
用した場合に、商業的に利用可能なSPICEコンピュ
ータ・プログラムを使ったシミュレーションにより得ら
れた、このインバータの電圧遷移特性を示している。図
12の電圧値のプロットはそれぞれ図10に示す同じ番
号をつけた点に対応している。
【0033】図12に示してあるように、Vccは40
Vに等しく、Vtn(即ちnチャネル型MOSFETの
閾値電圧)は1Vに等しく、Vtp(即ちpチャネル型
MOSFETの閾値電圧)は−1Vに等しい。
【0034】図12に見られる顕著な特徴は、出力電圧
V(3)が、限られた範囲でのみ、すなわち破線で囲ん
だ範囲内でのみ直線性を示すことである。
【0035】[フィードバック経路のカスコード]本発
明は図11のカスコード型インバータ回路を図13に図
示したように演算増幅器12のフィードバック経路に結
合する。集積回路上に製造する演算増幅器は従来技術で
公知である。演算増幅器は差動増幅器とも呼ばれてい
る。図14は図12の場合と同じ設定を用いた、この回
路のコンピュータ・シミュレーションからの出力を示し
たものである。
【0036】図14で顕著な特徴は、出力(黒の四角形
で示してある)が入力(白い四角形で示してある)に直
接的に追従することである。即ち、図13の回路は出力
を直線化し、利得(入力電圧に対する出力電圧の比)が
一定で均一な値をとる。図13の回路は電圧フォロワで
ある。
【0037】[ゲート絶縁トランジスタを用いる実装]
図13の発明はゲート絶縁トランジスタを用いて実装す
ることが可能である。該トランジスタについては本出願
の発明者に1990年12月4日譲受された米国特許第
4,075,758号に詳細な説明がある。またこの特
許は本明細書の参照に含まれる。
【0038】ゲート絶縁構造を図15に図示した。図1
6は図15の破線の囲みBの内部に含まれる構造の3次
元的立体表現である。簡略化するため、図16では絶縁
層を図示していない。図16において、電流は図示して
ある破線の経路に沿って流れ、ゲートGATEで生成さ
れる電場により変調される。
【0039】図15のゲート絶縁と同時に、ゲートG0
はソースS0とドレインD0の間にチャネルが存在しな
いような電圧に維持されている。チャネルはカットオフ
状態である。つまり、領域AAとBBが中央の領域Cに
対する電気的絶縁物として機能する。
【0040】術語「ゲート絶縁」は、点Cから点Dまで
の導通を図15のゲートGが防止するという事実を意味
している(もう1つの絶縁形式は「接合部絶縁」で、逆
バイアスpn接合部が絶縁物として機能するものであ
る)。
【0041】[図15とカスコード型インバータ回路と
の間の対応]図15の中央部の領域は図11のカスコー
ド型インバータ回路の略回路図とともに図17に図示し
てある。破線の囲みB1内部に含まれる略回路図の部分
の構成が中央領域Cで図示されている。つまり、領域C
は2つのnチャネルMOSFETM1およびM2の配置
を示す。
【0042】破線矢印が、VddとS2のように、略回
路図と中央領域Cの幾つかの対応する構造の間に延在す
る。しかし、図面が紛らわしくならないようにするた
め、全ての対応する構造を破線で継いであるわけではな
い。ではあるが、幾つかの識別用の記号(例、「S1」
または「D1」)で対応する構造を示してある。
【0043】図18は2個のpチャネル型MOSFET
のM3とM4の配置を追加してある。破断線BBは、記
号Nで示した配置部分が記号pで示した部分以外にも基
盤上の別の部分に存在することを示しており、Nチャネ
ル型MOSFETがpチャネル型MOSFETに対して
行なうのとは別に基盤上の拡散を必要とする。
【0044】カスコード型インバータ回路で大電流を取
り扱う能力が必要とされる場合、M1とM2の対、およ
びM3とM4の対を図19に図示したように構成するこ
とが出来る。図19において、図17のC部分に相当す
る2つの領域CとC1を並列に作成する、即ち、結果と
してMOSFETのチャネル幅を2倍に増大させる。図
19に図示した形式のユニットは更に大きな電流容量を
提供するために、2個以上並列に配置することが出来
る。
【0045】領域CとC1は相互に絶縁しなければなら
ない。絶縁は図15に図示したゲート絶縁技術を用いて
実現可能である。
【0046】[重要な特徴] 1.図13の回路は(正の)単位利得を有すると上記で
述べた。図20に図示したように、分圧回路をフィード
バック経路内に配置することにより、利得を調節するこ
とが出来る。抵抗R1とR2により出力電圧V(3)の
一部分をフィードバックとして印加させる。図21は該
回路の理想的動作のコンピュータ・シミュレーションで
ある。上記例ではR1=R2であるので、利得は2とな
る。
【0047】2.図13のMOSFET、M1、M2、
M3、M4は全てゲートアレイ内に含まれる。これらの
トランジスタはデジタル型である。同様に、図13の演
算増幅器12を構成するトランジスタもデジタル型で、
ゲートアレイ内に含まれる。ゲートアレイ内に含まれて
いるトランジスタを使用することで、製造工程の大幅な
追加なしで図13の装置を実現できる。更に、図13の
装置により、これ以外の方法ではデジタル装置専用の集
積回路上にアナログ増幅器を製造することが可能とな
る。
【0048】3.前述した米国特許に示してあるよう
に、本明細書の図15に図示した構造は、集積回路の内
部電場の周辺にリングまたはフレームを形成する多数の
これらの構造(またはセル)のうちの1つである。本発
明はこれらの周辺セルを使用して製造する。これらのセ
ルはデジタル・トランジスタの作成に使用するのが普通
だが、これらのデジタル・トランジスタから作成した図
13の駆動回路を使ってアナログ信号を増幅することが
出来る。
【0049】4.図18に図示したnチャネル型MOS
FET、M1とM2、およびpチャネル型MOSFE
T、M3とM4の相互コンダクタンスは等しく成すべき
である。シリコン内での正孔の易動性は電子のそれに対
しておよそ1/3であることから、上記の等しい相互コ
ンダクタンスを達成するためには、pチャネル型装置の
チャネル断面はnチャネル型装置の断面のおよそ3倍に
成すべきである。pチャネル型装置のチャネルの厚さが
nチャネル型装置のそれと等しい場合には、前者のチャ
ネル幅を後者のチャネル幅の約3倍に成すべきである。
【0050】5.一般にゲートアレイでは、非常に多数
のトランジスタが未使用と成り得る。例えば、初期トラ
ンジスタ個数50,000個を含むダイを考えてみる
と、約1/3をゲート絶縁に使用することが出来る(ゲ
ート絶縁については図15に関連して説明した)。また
別の1/3はこれらの上部の空間を他のトランジスタの
間の配線に使用するため、利用不可能となり得る。
【0051】残りの約1/3(または、より一般的に
は、約25%から約40%)が目的とする装置の組み立
てに利用できる。つまり、ゲートアレイ内部で理論的に
利用可能なトランジスタのうちの1/2以上が装置の作
成に使用されないことになる。別の観点から眺めてみる
と、現実には予想されるトランジスタの最大利用率が理
論的最大値の約40%であり、最小利用率が5%ないし
10%の範囲にあることが分るのが普通である。実際の
利用率はこの範囲内に納まる。例えば、10、15、2
0、25、30、35、40%の利用率が現実的であ
る。
【0052】6.入力と出力とを有するほとんど全ての
電子装置はなんらかの領域にわたり一定の利得を有して
いる。例えば、図22は仮定上のデジタル式インバータ
回路での電圧遷移関数を示す。利得(即ち、出力/入
力)は図示した範囲にわたって一定(直線性)である。
利得は別の範囲Rで異なっている。利得が何らかの小さ
い領域にわたって一定であるということで、その装置が
「定利得」型装置であると証明していることには成らな
い。
【0053】本発明は定利得を提供するものではない。
図14の理想状態では、利得は絶対的に一定している。
図23に示したより現実的な例では、利得は出力電圧範
囲全体にわたって一定ではないが、通常の動作範囲NO
では一定している。つまり、利得が両端部E1とE2で
変化していても、これら端部は出力信号の通常動作範囲
外である。通常動作範囲NOは図13に図示したオペア
ンプの特性により決まる。通常動作範囲の定義の1つ
は、E1とE2で表わした出力電圧範囲が、出力電圧幅
のそれぞれ約20%から約80%を包括することであ
る。つまり、点E1は「最大値」の約80%を成す出力
信号を表わしている。「最大値」は図面上に図示してあ
る。点E2は「最大値」の約20%を成す出力信号を表
わす。つまり、本発明は出力信号が最大値の約20%か
ら最大値の約80%までの間にあるとき定利得を提供す
る。
【0054】本発明の趣旨と範囲を逸脱することなく、
数多くの代用ならびに変更を行なうことが出来る。添付
の請求項に定義した本発明が特許により保護されること
が望まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電界効果型トランジスタのチャネル寸法を示
す。
【図2】 エミッタ・コモン型増幅器を示す。
【図3】 バイポーラ接合型トランジスタの等価回路の
一種を示す。
【図4】 ミラー効果によりCbcでC1、C2を置き
換える方法を示す。
【図5】 ベース・コモン型増幅器を示す。
【図6】 図5のバイポーラ・トランジスタの等価回路
の一種を示す。
【図7】 カスコード型増幅器を示す。
【図8】 ゲート・コモン型増幅器を示す。
【図9】 ソース・コモン型増幅器を示す。
【図10】 図8および図9のゲート・コモンおよびソ
ース・コモン増幅器を使用したカスコード型増幅器を示
す。
【図11】 カスコード型インバータ回路を示す。
【図12】 図11のコンピュータ・シミュレーション
により得られた電圧値のプロットである。
【図13】 本発明の1つの態様を示す。
【図14】 図13のコンピュータ・シミュレーション
により得られた電圧値のプロットである。
【図15】 集積回路上のゲート絶縁を示す。
【図16】 図15の一部の分解斜視図である。
【図17】 図15の各々の部分が図11の各々の部分
にどうのように対応しているかを示す。
【図18】 図15の略図の各々の部分が図11の各々
の部分にどうのように対応しているかを更に詳細に示
す。
【図19】 図17に図示した形式の装置の並列接続を
示す。
【図20】 本発明の別の態様を示す。
【図21】 図20のコンピュータ・シミュレーション
により得られた電圧値のプロットである。
【図22】 非定電圧利得のプロットを示す。
【図23】 定電圧利得のプロットを示す。
【符号の説明】
12 演算増幅器 L チャネル長さ W チャネル幅 BVceo ブレークダウン電圧 C1 コンデンサ C2 コンデンサ Rin 入力インピーダンス Rout 出力インピーダンス A1 カスコード増幅器 A2 カスコード増幅器 G ゲート R1 抵抗 R2 抵抗 M1 MOSFET M2 MOSFET M3 MOSFET M4 MOSFET

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートアレイにおいて、 出力信号が最大出力信号の約20%から約80%の間に
    あるとき実質的に定利得を有するアナログ増幅器を含む
    ことを特徴とするゲートアレイの改良。
  2. 【請求項2】 ゲートアレイにおいて、 定利得電圧フォロワを含む出力段を含むことを特徴とす
    るゲートアレイの改良。
JP6316353A 1993-12-27 1994-12-20 ゲートアレイ用アナログ出力駆動回路 Expired - Lifetime JP3043250B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US17390993A 1993-12-27 1993-12-27
US08/173,909 1993-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07211875A true JPH07211875A (ja) 1995-08-11
JP3043250B2 JP3043250B2 (ja) 2000-05-22

Family

ID=22634032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6316353A Expired - Lifetime JP3043250B2 (ja) 1993-12-27 1994-12-20 ゲートアレイ用アナログ出力駆動回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5541548A (ja)
JP (1) JP3043250B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004509533A (ja) * 2000-09-15 2004-03-25 アセロス コミュニケーションズ インク. 集積されたパワー増幅器を有するcmosトランシーバ
JP2007074670A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Nec Electronics Corp 差動増幅回路および半導体装置
JP2008122186A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Seiko Epson Corp 検出装置、センサ及び電子機器
JP2008122185A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Seiko Epson Corp 検出装置、センサ及び電子機器

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5831392A (en) * 1996-10-31 1998-11-03 Candescent Technologies Corporation Device for conditioning control signal to electron emitter, preferably so that collected electron current varies linearly with input control voltage
US5795807A (en) * 1996-12-20 1998-08-18 Advanced Micro Devices Semiconductor device having a group of high performance transistors and method of manufacture thereof
US5952696A (en) * 1997-01-30 1999-09-14 Advanced Micro Devices Complementary metal oxide semiconductor device with selective doping
GB2322042B (en) * 1997-02-05 2002-02-06 Ericsson Telefon Ab L M Radio architecture
US6316809B1 (en) * 1999-01-06 2001-11-13 Lucent Technologies Inc. Analog MOSFET devices
US6867635B2 (en) * 2000-12-12 2005-03-15 Agilent Technologies, Inc. Expandable multiport transfer switch
DE102005055832A1 (de) * 2005-11-23 2007-05-24 Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH Schaltungsanordnung und Verfahren zum Ansteuern eines elektronischen Bauelements mit einem Ausgangssignal eines Mikroprozessors
US11158624B1 (en) 2020-04-24 2021-10-26 Globalfoundries U.S. Inc. Cascode cell

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4745305A (en) * 1985-09-23 1988-05-17 Ncr Corporation Common cell I/O interface circuit
US4641108A (en) * 1985-10-16 1987-02-03 Raytheon Company Configurable analog integrated circuit
US4975758A (en) * 1989-06-02 1990-12-04 Ncr Corporation Gate isolated I.O cell architecture for diverse pad and drive configurations
US5119158A (en) * 1989-11-21 1992-06-02 Nec Corporation Gate array semiconductor integrated circuit device
JPH03218668A (ja) * 1989-11-24 1991-09-26 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体集積回路装置
JPH04148562A (ja) * 1990-10-12 1992-05-21 Kawasaki Steel Corp 集積回路
US5338977A (en) * 1991-10-29 1994-08-16 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Compensated circuit for driving inductive loads with very high bandwidth

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004509533A (ja) * 2000-09-15 2004-03-25 アセロス コミュニケーションズ インク. 集積されたパワー増幅器を有するcmosトランシーバ
JP2007074670A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Nec Electronics Corp 差動増幅回路および半導体装置
JP4694323B2 (ja) * 2005-09-09 2011-06-08 ルネサスエレクトロニクス株式会社 差動増幅回路および半導体装置
JP2008122186A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Seiko Epson Corp 検出装置、センサ及び電子機器
JP2008122185A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Seiko Epson Corp 検出装置、センサ及び電子機器
US7845227B2 (en) 2006-11-10 2010-12-07 Seiko Epson Corporation Detection device, sensor, and electronic instrument

Also Published As

Publication number Publication date
US5541548A (en) 1996-07-30
JP3043250B2 (ja) 2000-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5227734A (en) Broadband bipolar transistor distributed amplifier
JP3043250B2 (ja) ゲートアレイ用アナログ出力駆動回路
US5365192A (en) AC-coupled single-ended or differential-input radio frequency amplifier integrated circuit
US5170133A (en) Low-noise amplifier with high input impedance, particularly for microphones
WO2003001663A1 (en) Thermally distributed darlington amplifier
US7154339B2 (en) RF power amplifier
KR101774686B1 (ko) Rf 스위치
US6664609B2 (en) High frequency differential amplification circuit with reduced parasitic capacitance
US4071778A (en) Analog operation circuit using a multi-collector lateral transistor
US4994694A (en) Complementary composite PNP transistor
JPH05218799A (ja) インピーダンス乗算器
US4051443A (en) Differential amplifier
US5475327A (en) Variable impedance circuit
US5430413A (en) High gain, low distortion, faster switching transistor
JPH11251584A (ja) トランジスタおよびそれを用いた高周波増幅器
JP4719412B2 (ja) 半導体差動回路、それを用いた発振装置、増幅装置、スイッチ装置、ミキサ装置、回路装置、半導体差動回路の配置方法
Yamamoto et al. 0.8-/1.5-GHz-band WCDMA HBT MMIC power amplifiers with an analog bias control scheme
CA1043470A (en) Arrangement for stabilizing a bipolar semiconductor device utilized in emitter follower or current switching configuration
JPS62128561A (ja) 半導体装置
Russell et al. A high-voltage monolithic operational amplifier
JP3012559B2 (ja) 電圧制御電流スイッチ回路
JPH03148866A (ja) 半導体装置
JPS6062149A (ja) 半導体装置
JPH02119182A (ja) 電界効果トランジスタ
JPH0846220A (ja) Agcダイオード及びこれを用いたagc増幅装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

S631 Written request for registration of reclamation of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313631

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080310

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140310

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term