JP4277266B2 - 自転車の屋根 - Google Patents

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Description

この発明は自転車の乗員の前面と上面とを覆って雨を除けるための自転車の屋根に係り、特に屋根シートの伸展が確実に行なえ且つ折り畳み作業が容易な自転車の屋根に関するものである。
降雨時に傘を差して自転車に乗ることにはハンドル操作を誤るなどの危険があるため、自転車に取り付ける屋根が各種提案されている。実登3059121号の自転車の屋根は当発明者に係るものであり、略平行に延びて少なくとも自転車の乗員の前面と上面を被覆し得る長さを有した伸縮自在で且つ弾力的に変形自在な2本の支柱で略方形のシート張設枠を構成し、該シート張設枠をビヤ樽形状または平行な状態に変形、移行させ得る拡開手段を支柱の基部に取り付け、ビヤ樽形状に変形したシート張設枠より若干小さな略相似形の透明な屋根シートを支柱に連結し、支柱の伸縮により屋根シートの伸展若しくは折り畳みを可能にしたことを特徴とするものを提案した。支柱の基端は回動自在に軸支され、支柱は逆ハ字状または平行な状態に移行自在とされており、また支柱の端末に固着した端末バーに屋根シートの末端を固定し、シート張設枠を弓状に湾曲させる紐をシート張設枠の端部と自転車の後部との間に着脱自在に連結している。
前記拡開手段は支柱の基部に、支柱を逆ハ字状に拡開し得るように設けられている。この拡開手段を実登3059121号では図4および図5を用いて説明している。図4のものは中央で回動自在に連結した2本のリンクからなり、リンクの端部を支柱の基部に回動自在に連結し、く字状に屈曲して支柱を逆ハ字状から平行な状熊に移行させ得るようにしたものである。また図5のものは複数の孔を間隔をおいて形成した拡開板と、該孔に係入するフックを備えた拡開バーとからなり、拡開バーの端部を支柱に回動自在に連結し、フックと孔の係入位置によって支柱を逆ハ字状の状態と平行な状態とに移行自在としたものである。
実登3059121号公報
確かに実登3059121号では、それまでの自転車の屋根で問題と成っていた晴天時等に防水性の屋根シートを折り畳んで格納することが出来ない点を解決することが出来た。
そこで次なる問題点として実登3059121号の図4のリンクおよび図5の拡開手段に付いて、外観が良く扱いやすく逆ハ字状に拡開した支柱を確実に固定し得るようにしたいものと思考した。すなわち図4のリンクでは自転車が跳ねるなどした時に2本のリンクがく字状に不本意に屈曲してしまい、また図5の拡開手段では拡開板の孔から拡開バーのフックが不本意に外れてしまうことが起こり得るのである。またく字状に屈曲したリンクや拡開板から拡開バーが外れた状態と言うものはあまり見栄えがよくない。さらに拡開板の孔に拡開バーのフックを係入する調節に付いても雨が降っている中や急ぎの場合などでは行ない辛いものがある。
したがってこの発明は、さらに外観が良く扱いやすく逆ハ字状に拡開した支柱を確実に固定し得るような自転車の屋根を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段及び作用
上記の課題は、略平行に延びて少なくとも自転車の乗員の前面と上面とを覆い得る長さを有した伸縮自在且つ弾性変形可能な2本の支柱で略方形のシート張設枠を構成し、該シート張設枠をビヤ樽形状または平行な状態に変形・移行させる拡開手段を支柱の基部に取り付け、ビヤ樽形状に変形したシート張設枠より若干小さな略相似形状を呈する透明な屋根シートを支柱に連結して支柱の伸縮と共に屋根シートの伸展若しくは折り畳みを可能にし、紐状体の一端部をシート張設枠の端部に取り付けると共に他端部を自転車の後部に着脱自在に連結して伸張したシート張設枠を弓状に湾曲可能にした自転車の屋根に於いて、ガイド部材に摺動部材を摺動自在に組み付けてガイド部材の端部を一側の支柱に連結すると共に、摺動部材の端部を他側の支柱に連結し、前記シート張設枠をビヤ樽形状に変形・移行させた時にガイド部材に対して摺動部材を固定可能にしまたはこの固定状態を解除可能にする掛止部材を取り付けて前記拡開手段としたことを特徴とする、自転車の屋根とすることにより達成される。
この発明の自転車の屋根は、支柱を伸張させ屋根シートを伸展させたら、前記拡開手段を操作してシート張設枠をビヤ樽形状にした所で固定する。シート張設枠は元の平行な状態に変形・移行しようとするが、前記拡開手段が固定されているために不可能である。そして前記紐状体を引きその端部を自転車の後部に連結すれば完了である。この状態では自転車のハンドルを回しても屋根シートはいつも乗員の頭上に在ることが出来、また屋根シートは風が強い環境でも風を逃がすことが出来る。
前記拡開手段によれば、ガイド部材に対して摺動部材を摺動させると伸張して前記シート張設枠をビヤ樽形状に変形・移行させることが出来るが、この状態でガイド部材に対する摺動部材の伸張状態を固定し、また必要に応じて掛止部材を操作して伸張状態を解除し前記シート張設枠を平行な状態に変形・移行させることが出来る。ガイド部材に対して摺動部材を摺動させる方向は水平方向であることから、自転車の跳ね上がりなどに伴なう垂直方向の衝撃の影響を受けにくい。また摺動させる操作は恰かも傘を広げるのと同じような操作性であって雨が降っている中や急ぎの時などでも行ないやすく、見た目もスマートである。また掛止部材は前記固定状態を解除する方向に操作するだけである。このようにして前記シート張設枠を平行な状態に変形・移行させると、2本の支柱を縮小させて畳むことが出来るようになる。
次に、前記拡開手段を伸張させた状態でガイド部材に掛止し得るような、バネによってガイド部材方向に突出するように付勢された突起を摺動部材に取り付けて前記掛止部材とすることが出来る。ガイド部材に対して摺動部材を摺動・伸張させて行くと、ある時点で摺動部材に取り付けられた突起がバネ力により突出して、ガイド部材に掛止されるようになる。従ってシート張設枠が元の平行な状態に変形・移行しようとしても、固定された拡開手段のためにそれが行なえないのである。而してバネによって付勢された突起を押し込むように操作すると、突起はガイド部材を阻止することが出来なくなりガイド部材が自由になるので、拡開手段を縮小させることが可能となる。
なおチャンネル状のガイド部材にチャンネル状の摺動部材を組み込み、該摺動部材に開孔した突出孔からシーソー部材の端部が突出するように、バネによって付勢されたシーソー部材を摺動部材内に取り付け、前記拡開手段を伸張させた状態でシーソー部材の端部が突出孔から突出してガイド部材に掛止しこの端部を押して掛止状態を解除することによって前記拡開手段を縮小可能にしたものとすることができる。摺動部材はガイド部材に対して摺動自在であり、摺動部材を摺動させ伸張して行く過程で前記突出孔がガイド部材の束縛から放たれるとシーソー部材の端部がこの突出孔から突出して来るため、これ以後は当該突起がガイド部材に当たるようになって縮小させることが出来なくなる。しかしながら前記突起を押し込むように操作すると突起がガイド部材から外れ、摺動部材をガイド部材方向へ縮小させることが出来るようになる。
次に、前記拡開手段は、支柱の基端を回動自在に軸支して、支柱を逆ハ字状または平行な状態に移行自在としたものとすることが出来る。前記拡開手段を伸張させて行くと2本の支柱はその基端を回動軸として逆ハ字状になり、逆に拡開手段を縮小させると2本の支柱はその基端を回動軸として平行な状態へ移行するのである。なおさらに支柱の基端と支柱の基部に取り付けた前記拡開手段との間に伸縮自在な支持部材を拡開手段に対して平行に取り付けたものとすることが出来る。支持部材は拡開手段と共に伸張または縮小して2本の支柱を支持する。
次に、前記拡開手段は支柱の基部および支柱の基端の2ヵ所に平行に取り付けて成るものとすることが出来る。上下2ヵ所の拡開手段を伸張することで、この部位では支柱が平行に拡開して固定されるが、全体としては前記シート張設枠はビヤ樽形状に変形・移行する。なおさらに上記同様、支柱の基端と支柱の基部に取り付けた前記拡開手段との間に伸縮自在な支持部材を拡開手段に対して平行に取り付けたものとすることが出来る。支持部材は拡開手段と共に伸張または縮小して2本の支柱を支持し補強する。
また上記課題は、略平行に延びて少なくとも自転車の乗員の前面と上面とを覆い得る長さを有した伸縮自在且つ弾性変形可能な2本の支柱で略方形のシート張設枠を構成し、該シート張設枠をビヤ樽形状または平行な状態に変形・移行させる拡開手段を支柱の基部に取り付け、ビヤ樽形状に変形したシート張設枠より若干小さな略相似形を呈する透明な屋根シートを支柱に連結して支柱の伸縮と共に屋根シートの伸展若しくは折り畳みを可能にし、紐状体の一端部をシート張設枠の端部に取り付けると共に他端部を自転車の後部に着脱自在に連結して伸張したシート張設枠を弓状に湾曲可能にした自転車の屋根に於いて、平行時の支柱間の距離よりやや長い突っ張り杆を備えて、この突っ張り杆の両端部に固定具が設けられており、または両側の支柱に前記突っ張り杆の固定具が設けられており、この固定具を介して突っ張り杆を両側の支柱に突き当てて前記シート張設枠をビヤ樽形状に変形・移行させ、または突き当てを解除することで前記シート張設枠を平行な状態に変形・移行させるようにして前記拡開手段としたことを特徴とする自転車の屋根とすることにより達成される。
前記拡開手段そのものは支柱に固定的に設けられている必要はない。従ってこの発明のように前記拡開手段を2本の支柱間に対して着脱自在とし、必要に応じて支柱間に取り付け、不要と成ったら取り外すようにしてもよい。
そこで、両側の支柱間に突っ張り杆を架け渡して支柱を突っ張り、固定具によって突っ張り杆を支柱に固定すると、突っ張り杆の長さは平行時の支柱間の距離よりやや長いものであるため前記シート張設枠がビヤ樽形状に変形・移行して固定されることになる。この固定状態を解除して突っ張り杆を支柱から取り外すことによりシート張設枠を平行な状態に変形・移行させることが出来る。なお前記固定具は突っ張り杆の先端部に設けられているか、支柱の側に設けられているか、或いは両側にあって互いに関係し合うように設けられていてもよい。
また上記課題は、略平行に延びて少なくとも自転車の乗員の前面と上面とを覆い得る長さを有した伸縮自在且つ弾性変形可能な2本の支柱で略方形のシート張設枠を構成し、該シート張設枠をビヤ樽形状または平行な状態に変形・移行させる拡開手段を支柱の基部に取り付け、ビヤ樽形状に変形したシート張設枠より若干小さな略相似形を呈する透明な屋根シートを支柱に連結して支柱の伸縮と共に屋根シートの伸展若しくは折り畳みを可能にし、紐状体の一端部をシート張設枠の端部に取り付けると共に他端部を自転車の後部に着脱自在に連結して伸張したシート張設枠を弓状に湾曲可能にした自転車の屋根に於いて、前記拡開手段は、平行時の支柱間の距離よりやや長い突っ張り杆がその中央部で2分割されていると共にこの部位が着脱具にて着脱自在に設けられており、この突っ張り杆の両端部が各々の支柱の基部に支柱に沿った状態と支柱に対して略直角になる状態との間で回動自在と成るように取り付けられており、前記着脱具で両側の突っ張り杆を連結して前記シート張設枠をビヤ樽形状に変形・移行させ、または連結を解除することで前記シート張設枠を平行な状態に変形・移行させるようにしたものとすることが出来る。
着脱具で外した状態では突っ張り杆は二つに分割されてその各々が左右の支柱に沿った状態になっている。そこでこの両側の突つ張り杆を回動させて着脱具で接続すると、一本に繋がって平行時の支柱間の距離よりやや長い寸法の突っ張り杆が左右の支柱を突っ張ることになり、前記シート張設枠がビヤ樽形状に変形・移行して固定されることになる。この固定状態を解除して突っ張り杆を元の位置まで逆方向へ回動させることによってシート張設枠を平行な状態に変形・移行させることが出来る。
また上記課題は、略平行に延びて少なくとも自転車の乗員の前面と上面とを覆い得る長さを有した伸縮自在且つ弾性変形可能な2本の支柱で略方形のシート張設枠を構成し、該シート張設枠をビヤ榑形状または平行な状態に変形・移行させる拡開手段を少なくとも一側の支柱とこの支柱を取り付ける自転車側の取付部との間に設け、ビヤ樽形状に変形したシート張設枠より若干小さな略相似形を呈する透明な屋根シートを支柱に連結して支柱の伸縮と共に屋根シートの伸展または折り畳みを可能にし、紐状体の一端部をシート張設枠の端部に取り付けると共に他端部を自転車の後部に着脱自在に連結して伸張したシート張設枠を弓状に湾曲可能にしたことを特徴とする自転車の屋根に於いて、自転車側の取付部に前記支柱の受け具を備え、この受け具は第1の受け部と第2の受け部との間に山越えを備えて両者間での支柱の移動が可能とされ、第2の受け部は第1の受け部よりも自転車から離れた方向に設けられ、支柱を第1の受け部から第2の受け部へ移動させて前記シート張設枠をビヤ樽形状に変形・移行させ、または支柱を第1の受け部へ戻すことで前記シート張設枠を平行な状態に変形・移行させるようにして前記拡開手段としたことを特徴とする自転車の屋根とすることにより達成される。
この発明の自転車の屋根は、自転車側の取付部に支柱を取り付け、支柱を伸張させ屋根シートを伸展させたら、前記拡開手段を操作してシート張設枠をビヤ樽形状にした所で固定する。シート張設枠は元の平行な状態に変形・移行しようとするが、前記拡開手段が固定されているために不可能である。そして前記紐状体を引きその端部を自転車の後部に連結すれば完了である。この目的のための連結具を自転車の後部に設けておくと都合がよい。
この構成で重要な点は、前記拡開手段が支柱とこの支柱を取り付ける自転車側の取付部との間に設けられていることすなわち両側の支柱間に架け渡されているものではないことにある。前記拡開手段は支柱とこの支柱を取り付ける自転車側の取付部との間に設けられるものであるが、これは少なくとも一側の支柱に設けられていればよい。何となれば一側の支柱だけでも拡開固定することが出来ればシート張設枠を略ビヤ樽形状に変形させて屋根シートを張ることが出来るからである。勿論両側の支柱に設けられていればよりよく屋根シートを張ることが出来る。また必要に応じて拡開手段を操作して拡開状態を解除し、前記シート張設枠を平行な状態に変形・移行させると、2本の支柱を縮小させて畳むことが出来るようになる。この拡開手段による操作は恰かも傘を広げるのと同じような操作性であって、雨が降っている中や急ぎの時などでも行ないやすく見た目もスマートである。
すなわち、支柱が第1の受け部で受けられている時にはシート張設枠は平行な状態にあるが、支柱を山越えの力に抗して第2の受け部側に移動させると、第1の受け部と第2の受け部との間の距離だけ支柱が自転車から離れることになり、前記シート張設枠がビヤ樽形状に変形・移行することになる。当然のことながらシート張設枠は元の平行な状態に変形・移行しようとするが、山越えの力に逆らって支柱を第1の受け部側に移動させることは不可能である。しかしながら人の力にかかれば支柱の第1の受け部・第2の受け部間の移動は容易である。
また上記課題は、略平行に延びて少なくとも自転車の乗員の前面と上面とを覆い得る長さを有した伸縮自在且つ弾性変形可能な2本の支柱で略方形のシート張設枠を構成し、該シート張設枠をビヤ樽形状または平行な状態に変形・移行させる拡開手段を少なくとも一側の支柱とこの支柱を取り付ける自転車側の取付部との間に設け、ビヤ樽形状に変形したシート張設枠より若干小さな略相似形を呈する透明な屋根シートを支柱に連結して支柱の伸縮と共に屋根シートの伸展または折り畳みを可能にし、紐状体の一端部をシート張設枠の端部に取り付けると共に他端部を自転車の後部に着脱自在に連結して伸張したシート張設枠を弓状に湾曲可能にしたことを特徴とする自転車の屋根に於いて、自転車側の取付部に略垂直軸回りに回動自在に取り付けた回動アームの先に前記支柱の受け具を備えると共に、この受け具を自転車から離れる方向へ回動させて前記シート張設枠をビヤ樽形状に変形・移行させた時に回動アームを固定可能にしまたはこの固定状態を解除可能にする固定具を備えて前記拡開手段としたことを特徴とする自転車の屋根とすることにより達成される。
回動アームは自転車側の取付部を中心にして回動するものであり、この先には支柱の受け具によって支柱が取り付けられている。従ってこの受け具を自転車から離れる方向へ回動させることにより、アームの長さだけ支柱が自転車から離れることになる。この結果は前記シート張設枠をビヤ樽形状に変形・移行させることになる。この固定状態を解除して回動アームを元の位置まで逆方向へ回動させることによってシート張設枠を平行な状態に変形・移行させることが出来るのである。この一連の操作は容易でスマートある。
さて上述の請求項1または、請求項7乃至請求項10の何れか1に記載の自転車の屋根に於いて、前記支柱を自転車のハンドルの前側に固定する荷物カゴに取り付け、該荷物カゴの前面部分に雨除け板を取り付けて成るものとすることが出来る。この発明の自転車の屋根は、荷物カゴに取り付けられて用いられることが多く、屋根シートで荷物カゴの前面を覆うような構成を採用しない場合が多い。このような場合では、荷物カゴの隙間を通して雨が乗員の脚に掛かる可能性がある。これを防止するには荷物カゴの前面部分に雨除け板を取り付けると良い。なおこの雨除け板は荷物カゴ内の荷物を他者に外部から見られないようにするのに役に立ち、また宣伝用のスペースとして利用することも可能であるから、雨除けと言うことではなく、このような目的のために取り付けても良い。なお前記支柱を直接荷物カゴに取り付けるのではなく、パイプ枠体などを荷物カゴに取り付けておき、このパイプ枠体に対して支柱を取り付けることが出来る。また同様にパイプ枠体などに前記雨除け板を取り付ける構成も可能である。
発明の効果
以上説明したように、この発明の自転車の屋根は、自転車の跳ね上がりなどに伴なう垂直方向の衝撃の影響を受けにくい構成とすることによって、拡開した支柱を確実に固定することが出来るようになると共に、さらに扱いやすく外観が良いものとなるなどの効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態・実施例
第1実施形態
図1乃至図5はこの発明の第1実施形態を表わす。この実施形態の全体構成であるが、2本の支柱1,1を略平行に設けて、その基端を横設した連結バー4で左右に開閉自在に軸支した。また支柱1,1の上部に連結片12,12を設け、ここに後述するチャンネル材を接続した。また前記連結バー4とチャンネル材との間に支持パイプ5を設けて、2本の支柱1,1間を連結して成る(図1)。
前記支柱1,1の拡開手段に付いて、ガイド部材であるチャンネル材2に摺動部材であるチャンネル材20を摺動自在に組み付け、チャンネル材2の開放された側の端部及びチャンネル材20の開放された側を前記連結片12,12に螺子止めした。また前記チャンネル材20の内部にシーソー板3を回動軸32で回動自在に設け、この回動軸32にバネ33を取り付けて常にはシーソー板3の外側の端部が上昇するように付勢した。このシーソー板3の外側の端部には上方向に突出する略半円形状の押圧突起を設け、内側の端部には下方向に突出する略三角形状のフック31を設けた。またこれ等の突起がチャンネル材20の上下壁から突出し得るように、シーソー板3の対応する部位に切欠孔21,22を設けた。これによりこの発明の掛止部材の構成を実現している。なお特に前記切欠孔22の位置はチャンネル材20をチャンネル材2から所要寸法だけ引き出した位置に当たり、これは後述する屋根シート6がビヤ樽形状に変形させた時の位置に当たるものである(図2)。
次に左右の支柱1,1に釣竿様の多段伸縮式の伸縮支柱13,13を連結して締結螺子11で強固に固定し、伸縮支柱13,13の先端部には図5で表わした端末バー7を取り付けるが、この端末バー7の両端部を挿入部70,70として両者が略平行と成るように屈曲し、この挿入部70,70を前記伸縮支柱13,13の先端部に挿着した。なおこの挿着に先立ち、前記伸縮支柱13,13及び当該端末バー7にはナイロン製の透明な屋根シート6を、その周囲に取り付けたリング60を支柱13及び端末バー7に通すようにして装着する。また前記端末バー7の中央部に縮小する方向に弾性を示す伸縮自在のカールコード71を取り付け、この先端部にフック72を設けて成る。このように構成して前記伸縮支柱13,13ビヤ樽形状に変形・移行させてから、前記カールコード71を引き、そのフック72をサドルSの後部や後部荷台や後輪カバーなどに掛止することによってしならせ、自転車の乗員の前面と上面とを覆うようにした(図3)。なお前記伸縮支柱13,l3はグラスファイバー製のものである。
なお前記連結バー4はハンドルの前側に固定する荷物カゴBの前下側の横枠棒に固定されるものであるが、その両端部を略直角に後方へ折曲して回動軸40,40と為し、この回動軸40,40を支柱1,1の基端に設けた軸孔10に挿通し、割りピン41で回動軸40が軸孔10から抜けないように止め合わせて成るものである(図4)。なお前記支持パイプ5であるが、これは図1で表わしたように荷物カゴBの前側中程に横設・固定したものであり、その両端部から摺動杆50,50を摺動自在に挿着して、各々の摺動杆50の外側の端部にワンターン51を形成し、このワンターン51,51によって支柱1,1を巻き込むように支えている。
さてこの実施形態の使用法を説明する。屋根シート6の末端部には端末バー7を取り付けておく。上述したように伸縮支柱13,13を伸張させ、屋根シート6を恰かもカーテンのように伸縮支柱13,13に沿って滑らせて最大まで張って、前記端末バー7を伸縮支柱13,13の先端部に取り付け、支柱1,1間に設けたチャンネル材2とチャンネル材20との組を伸張させると、屋根シート6は両側の伸縮支柱13,13共々、ビヤ樽形状に変形・移行する。そこでカールコード71を引いて、屋根シート6を伸縮支柱13,13共々しならせて自転車の乗員の前面と上面とを覆うようにすればよい。伸縮支柱13,13は柔軟であり、カールコード71はこの変形状況に対応可能であるため、自転車のハンドルを何れの方向に切っても屋根シート6は常に乗員の上方に在り、また強風に対してもこれをうまく逃がしてかわすことが出来るのである。
上述のようにチャンネル材2とチャンネル材20との組を伸張させると、図2で表わすように押圧突起30が切欠孔21の位置に来た時に、また同時にフック31が切欠孔22の位置に来た時に、バネ33の力によって押圧突起30が切欠孔21から突出し、フック31が切欠孔22から突出する。これにより突出したフック31がチャンネル材2の端部に掛止して、チャンネル材2とチャンネル材20との伸張状態すなわち屋根シート6がピンと張られた状態が維持されるのである。次に前記押圧突起30を指で押し込むように操作すると、押圧突起30が切欠孔21からまたフック31が切欠孔22から外れるため、チャンネル材2とチャンネル材20とを縮小させることが可能と成る。この後屋根シート6を折り畳んだり伸縮支柱13,13を縮めるには上述とは逆の手順に従えば良い。支柱1,1すなわち伸縮支柱13,13を平行にすることによって,この一連の作業を行なうことが出来るようになるのである。なおチャンネル材2の上に折り畳まれた屋根シート6にはカバーを掛けるようにすると良い。
第2実施形態
次にこの実施形態を図6を用いて説明する。この実施形態の構成はその殆どの部分を上述した第1実施形態に倣うものであるが、前記連結バー4の代わりに、この部位にも前記チャンネル材2とチャンネル材20との組から成る拡開手段を取り付けた点に特徴を有する。なお前記支持パイプ5と摺動杆50との組み合わせに沿ってアーム8,8を設けて拡開限界を規定するようにした点も特微の一つである。このアーム8の両端部には互いに直角方向と成るようにしてワンターン80,81を形成し、水平姿勢のワンターン80で支柱1を巻き込むようにし、垂直姿勢のワンターン81で荷物カゴBの横棒を巻き込むようにした。この構成によって、両側の支柱1,1が拡開して行く過程でワンターン81が荷物カゴBの横棒の端部に至ったら支柱1,1がこれ以上拡開しないようにすることが可能と成っている。
この構成によっても屋根シート6を張ることが可能であるが、このようにして張られた2本の支柱も全体としてビヤ樽形状であると言うことが出来る。次に、チャンネル材20,20側の押圧突起30,30を押し込むように操作すると、チャンネル材20,20を縮小させることが可能と成るのである。なおこの実施形態の自転車の屋根は車椅子に適用可能であり好適である。
第3実施形態
次にこの実施形態を図7を用いて説明する。前記チャンネル材2とチャンネル材20との組み合わせに於いて前記チャンネル材20の内部に装着筒23を設けて、この内部にフック34とコイルバネ35とを取り付け、フック34がコイルバネ35によって常に上方へ付勢されるようにして、フック34が装着筒23の上部に設けたチャンネル材20の切欠孔24から突出し得るように設けて成るものである。
さてチャンネル材2とチャンネル材20との組を伸張させると、図7で表わすようにフック34が切欠孔24の位置に来た時に、コイルバネ35の力によってフック34が切欠孔24から突出し、チャンネル材2の端部に掛止して、チャンネル材2とチャンネル材20との伸張状態すなわち屋根シートがピンと張られた状態を維持する。次に前記フック34を指で押し込むように操作すると、フック34が切欠孔24から外れるため、チャンネル材2とチャンネル材20とを縮小させることが可能と成る。
第4実施形態
次にこの実施形態を図8を用いて説明する。この実施形態が上述した第1実施形態と異なる点はチャンネル材2,20の代わりに2本の突っ張り杆25,25を備えている点、及び支持パイプ5を用いていない点にある。すなわち平行時の支柱1,1間の距離よりやや長い突っ張り杆を2分割して突っ張り杆25,25とし、各々の一端部に設けた連結片26,26を介して、各々支柱1,1側の連結片12,12に回動螺子14,14によって回動自在に取り付けられている。また各々の開放端部には螺刻しておき、連結螺子27を以って2本の突っ張り杆25,25を連結・固定し得るように構成した。
これにより連結された2本の突っ張り杆25,25の全長は平行時の支柱1,1間の距離より長く成るため、伸縮支柱13,13が屋根シート6共々ビヤ樽形状に変形・移行して固定されることになる。この逆に連結螺子27を一方へ寄らせるようにして緩めれば、2本の突っ張り杆25,25の連結は解かれて、各々を支柱1,1に副わせることが出来るようになる。
第5実施形態
次にこの実施形態を図9を用いて説明する。この実施形態が上述した第1実施形態と異なる点は、チャンネル材2,20の代わりに、各々の一端部に掛止部材202を有するチャンネル材28,29を備えている点、および支持パイプ5を用いていない点にある。すなわちガイド部材であるチャンネル材28に摺動部材であるチャンネル材29が摺動自在に組み付けられており、チャンネル材28の開放された側の端部およびチャンネル材29の開放された側の端部には各々U字形状の掛止部材202,202が設けられている。この掛止部材202,202はU字形状の二股部が支柱1,1に掛止し得るように形成されており、支柱1,1に設けられた上下2本の節部15,15間に納まるものである。チャンネル材28,29の内部構成に付いては上述した第1実施例のものと同一である。なお符号200,201は、シーソー板3の押圧突起30やフック31を上下壁から外側に突出させるためにチャンネル材29に設けた切欠孔である。
さてこの実施形態の使用法を説明する。伸縮支柱13,13を伸張させ、屋根シート6を恰かもカーテンのように伸縮支柱13,13に沿って滑らせて最大まで張って端末バー7を伸縮支柱13,13の先端部に取り付け、支柱1,1間にチャンネル材28とチャンネル材29との組を架け渡す。これには両端部の掛止部材202,202を支柱1,1の節部15,15の間にはめ込むようにする。その後チャンネル材28とチャンネル材29との組を伸張させると、屋根シート6は両側の伸縮支柱13,13共々、ビヤ樽形状に変形・移行する。チャンネル材28とチャンネル材29との組を伸張させると、図9で表わすように押圧突起30が切欠孔200の位置に来た時に、また同時にフック31が切欠孔201の位置に来た時に、バネ33の力によって押圧突起30が切欠孔200から突出してフック31が切欠孔201から突出する。これによって突出したフック31がチャンネル材28の端部に掛止して、チャンネル材28とチャンネル材29との伸張状態、すなわち屋根シート6がピンと張られた状態が維持されるのである。次に押圧突起30を指で押し込むように操作すると押圧突起30が切欠孔200からまたフック31が切欠孔201から外れるため、チャンネル材28とチャンネル材29との組を縮小させることが出来るようになり、伸縮支柱13,13が平行となり、チャンネル材28とチャンネル材29との組を伸縮支柱13,13の間から取り外すことが可能になる。
第6実施形態
次にこの実施形態を図10を用いて説明する。この実施形態の構成はその殆どの部分を上述の第1実施形態に倣うものであるが、更に前記支柱1,1を、自転車のハンドルの前側に固定する荷物カゴBの前面部両端に取り付け、この前側に雨除け板61を取り付けている点に特徴を有する。
第1実施形態の自転車の屋根では、屋根シート6はチャンネル材2の上に折り畳まれるようになっている。すなわちこの構成に於ける屋根シート6は荷物カゴBの部分まで覆い得るものではない。すると荷物カゴBの隙間を通して雨が乗員の脚に掛かる可能性がある。これを防止するのに荷物カゴBの前面部分に雨除け板61を取り付けたのである。また別の効果として荷物カゴB内に入れた荷物が外から見えないことが上げられる。また雨除け板61の前面を宣伝用のスペースとして活用することが出来る。
第7実施形態
次にこの実施形態を図10乃至図13を用いて説明する。この実施形態の自転車の屋根は、荷物カゴBの前側に取り付けたパイプ枠体42の左右の縦パイプに支柱1,1をセットすると言うものである。すなわちパイプ枠体42に図12で図示した固定筒9が固定され、この固定筒9に挿入筒90,91が併設されており、この挿入筒90,91により屋根を構成する支柱1が取り付けられると言うものである。なおさらに下方には図13で図示した固定筒99が固定され、この固定筒99には受け台900が連結部901を介して取り付けられており、この受け台900の上に支柱1の下端部分を受ける挿入筒902が全周方向に対して傾斜自在と成るように遊びを持って取り付けられている。また挿入筒902の口にはゴムパッキンとなるゴム筒903がはめ込まれており、支柱1の下端部分をきつく受けることが出来るようになっている。
上述したように固定筒9には挿入筒90,91が併設されており、この挿入筒90,91は中央部の山越え92を介して中空部が連続されている。従って挿入筒90に挿入した支柱1に一定以上の力を加えると、山越え92を押し広げるようにして挿入筒91側へと移る。また同様にして挿入筒90側へ戻すことが可能である。このような支柱1の移動に際して支柱1の下端部は挿入筒902に支えられて幾分遊びがある状態となっている。なお支柱1がより外側の挿入筒91側にある時が、前記屋根シート6がビヤ樽形状に変形した時の位置に当たるものである(図3を参照のこと)。
第8実施形態
次にこの実施形態を図14を用いて説明する。この実施形態の構成はその殆どの部分を上述の第7実施形態に倣うものであるが、図12で図示した挿入筒91に代えて挿入筒93を設けている点に特徴がある。すなわち挿入筒93をその口が幾分外側に向くように挿入筒90に対して傾斜させて設けている。
支柱1,1の下端部が実質的な回動の軸に成っているため、上述した伸縮支柱13,13をビヤ樽形状に変形・移行させるには、挿入筒90と挿入筒91とを平行に設けるよりは、挿入筒93を傾斜させて設けたほうがより実状に合うことになる。
第9実施形態
次にこの実施形態を図15を用いて説明する。この実施形態の構成はその殆どの部分を上述した第7実施形態に倣うものであるが、次の点で特徴を有するものである。すなわち図13で図示した受け台900と挿入筒902との構成に代えて、コイルバネ905を挿着した支持筒904を直接的に固定筒99に取り付けて成る。支柱1は挿入筒91に通してからその下端部分を支持筒904のコイルバネ905に挿入することになる。
こうして支柱1が山越え92を越えて挿入筒90−挿入筒91間を移動するに際しての支柱1の下端部分の僅かな運動を、このコイルバネ905によって吸収させることが出来るのである。
第10実施形態
次にこの実施形態を図16を用いて説明する。この実施形態の構成はその殆どの部分を上述した第7実施形態に倣うものであるが、図12で図示した挿入筒に代えて、挿入筒96を設けている点に特徴がある。この挿入筒96はアーム95を介して回動筒94に接続されている。この回動筒94は前記パイプ枠体42の縦パイプに装着されている。また前記回動筒94にはこれ自体を貫きパイプ枠体42に達し得る掛止ピン97が設けられており、またこれに対応するパイプ枠体42側の外周部に掛止孔98が刻設されている。
従って支柱1は挿入筒96に挿着されるのであるが、この際にはアーム95と挿入筒96との向きをパイプ枠体42の縦パイプ部分よりも後方に向けておき、支柱1,1を左右に拡開する際には挿入筒96を外側へ90度ほど回動させるようにするのである。すると掛止ピン97が掛止孔98に掛かってこの拡開状態を維持することになる。この後屋根シート6を折り畳んだり伸縮支柱13,13を縮めるには、掛止ピン97を引いて掛止孔98から外して挿入筒96を約90度ほど後方へ回動させればよい。これにより伸縮支柱13,13がビヤ樽形状から平行な状態へ変形・移行するのである。
なおこの発明は上述の実施形態に限定されないから、例えば透明な屋根シートと言う場合、全体は不透明であっても視界を確保したい部位のみ透明にしたものであってよい。拡開手段に用いる素材や拡開手段の形状などは任意設計事項である。従ってアンテナ式に伸縮可能なものや、折れ尺式に折曲可能なものなど任意に設計することができる。シート張設枠に屋根シートを伸展・折り畳み可能にする機構に付いても同様に任意である。2本の支柱で構成するシート張設枠を略方形としたが、台形形状などもこれに含まれる。また自転車側の取付部に関しては支柱が取り付けられる部位であれば何であってもよい。すなわち上述の荷物カゴやこれに取り付けたパイプ枠体以外にも車体の各部例えばハンドルポストなどを任意に取付部とすることが可能である。この他に掛止部材の設計も同様である。また上述した実施形態に於ける山越えに付いて、通常は連通する挿入筒間の境が場合によっては閉じたものであってもよく、この意味では挿入筒間を塞ぐ手段を着脱可能に取り付けることも可能である。なおこの発明の屋根を備えた自転車もこの発明の権利範囲内のものである。
第1実施形態の斜視図である。 同実施形態の部分切欠背面図である。 同実施形態の使用状態説明図である。 同実施形態の連結バーの説明図である。 同実施形態の端末バーの平面図である。 第2実施形態の斜視図である。 第3実施形態の部分切欠背面図である。 第4実施形態の正面図である。 第5実施形態の部分切欠背面図である。 第6実施形態の斜視図である。 第7実施形態の斜視図である。 同実施形態の受け具の斜視図である。 同実施形態の支持具の斜視図である。 第8実施形態の受け具の斜視図である。 第9実施形態の支持具の斜視図である。 第10実施形態の受け具の使用状態説明図である。
符号の説明
1 支柱
10 軸孔
11 締結螺子
12 連結片
13 伸縮支柱
14 回動螺子
15 節部
2 チャンネル材
20 チャンネル材
21 切欠孔
22 切欠孔
23 装着筒
24 切欠孔
25 突っ張り杆
26 連結片
27 連結螺子
28 チャンネル材
29 チャンネル材
200 切欠孔
201 切欠孔
202 掛止部材
3 シーソー板
30 押圧突起
31 フック
32 回動軸
33 バネ
34 フック
35 コイルバネ
4 連結バー
40 回動軸
41 割りピン
42 パイプ枠体
5 支持パイプ
50 摺動杆
51 ワンターン
6 屋根シート
60 リング
61 雨除け板
7 端末バー
70 挿入部
71 カールコード
72 フック
8 アーム
80 ワンターン
81 ワンターン
9 固定筒
90 挿入筒
91 挿入筒
92 山越え
93 挿入筒
94 回動筒
95 アーム
96 挿入筒
97 掛止ピン
98 掛止ピン
99 固定筒
900 受け台
901 連結部
902 挿入筒
903 ゴム筒
904 支持筒
905 コイルバネ

Claims (11)

  1. 略平行に延びて少なくとも自転車の乗員の前面と上面とを覆い得る長さを有した伸縮自在且つ弾性変形可能な2本の支柱で略方形のシート張設枠を構成し、該シート張設枠をビヤ樽形状または平行な状態に変形・移行させる拡開手段を支柱の基部に取り付け、ビヤ樽形状に変形したシート張設枠より若干小さな略相似形を呈する透明な屋根シートを支柱に連結して支柱の伸縮と共に屋根シートの伸展若しくは折り畳みを可能にし、紐状体の一端部をシート張設枠の端部に取り付けると共に他端部を自転車の後部に着脱自在に連結して伸張したシート張設枠を弓状に湾曲可能にした自転車の屋根に於いて、ガイド部材に摺動部材を摺動自在に組み付けてガイド部材の端部を一側の支柱に連結すると共に摺動部材の端部を他側の支柱に連結し、前記シート張設枠をビヤ樽形状に変形・移行させた時にガイド部材に対して摺動部材を固定可能にしまたはこの固定状態を解除可能にする掛止部材を取り付けて前記拡開手段としたことを特徴とする自転車の屋根。
  2. 前記拡開手段を伸張させた状態でガイド部材に掛止し得るようなバネによってガイド部材方向に突出するように付勢された突起を摺動部材に取り付けて前記掛止部材とした、請求項1に記載の自転車の屋根。
  3. チャンネル状のガイド部材にチャンネル状の摺動部材を組込み、該摺動部材に開孔した突出孔からシーソー部材の端部が突出するように、バネによって付勢されたシーソー部材を摺動部材内に取り付け、前記拡開手段を伸張させた状態でシーソー部材の端部が突出孔から突出してガイド部材に掛止しこの端部を押して掛止状態を解除することによって前記拡開手段を縮小可能にした、請求項2に記載の自転車の屋根。
  4. 前記拡開手段は、支柱の基端を回動自在に軸支して、支柱を逆ハ字状または平行な状態に移行自在としたものである、請求項1に記載の自転車の屋根。
  5. 前記拡開手段を支柱の基部及び支柱の基端の2ヵ所に平行に取り付けて成る、請求項1に記載の自転車の屋根。
  6. 支柱の基端と支柱の基部に取り付けた前記拡開手段との間に伸縮自在な支持部材を拡開手段に対して平行に取り付けて成る、請求項4または請求項5に記載の自転車の屋根。
  7. 略平行に延びて少なくとも自転車の乗員の前面と上面とを覆い得る長さを有した伸縮自在且つ弾性変形可能な2本の支柱で略方形のシート張設枠を構成し、該シート張設枠をビヤ樽形状または平行な状態に変形・移行させる拡開手段を支柱の基部に取り付け、ビヤ樽形状に変形したシート張設枠より若干小さな略相似形を呈する透明な屋根シートを支柱に連結して支柱の伸縮と共に屋根シートの伸展若しくは折り畳みを可能にし、紐状体の一端部をシート張設枠の端部に取り付けると共に他端部を自転車の後部に着脱自在に連結して伸張したシート張設枠を弓状に湾曲可能にした自転車の屋根に於いて、平行時の支柱間の距離よりやや長い突っ張り杆を備えて、この突っ張り杆の両端部に固定具が設けられており、または両側の支柱に前記突っ張り杆の固定具が設けられており、この固定具を介して突っ張り杆を両側の支柱に突き当てて前記シート張設枠をビヤ樽形状に変形・移行させ、または突き当てを解除することで前記シート張設枠を平行な状態に変形・移行させるようにして前記拡開手段としたことを特徴とする自転車の屋根
  8. 略平行に延びて少なくとも自転車の乗員の前面と上面とを覆い得る長さを有した伸縮自在且つ弾性変形可能な2本の支柱で略方形のシート張設枠を構成し、該シート張設枠をビヤ樽形状または平行な状態に変形・移行させる拡開手段を支柱の基部に取り付け、ビヤ樽形状に変形したシート張設枠より若干小さな略相似形を呈する透明な屋根シートを支柱に連結して支柱の伸縮と共に屋根シートの伸展若しくは折り畳みを可能にし、紐状体の一端部をシート張設枠の端部に取り付けると共に他端部を自転車の後部に着脱自在に連結して伸張したシート張設枠を弓状に湾曲可能にした自転車の屋根に於いて、平行時の支柱間の距離よりやや長い突っ張り杆がその中央部で2分割されていると共にこの部位が着脱具にて着脱自在に設けられており、この突っ張り杆の両端部が各々の支柱の基部に支柱に沿った状態と支柱に対して略直角になる状態との間で回動自在と成るように取り付けられており、前記着脱具で両側の突っ張り杆を連結して前記シート張設枠をビヤ樽形状に変形・移行させ、または連結を解除することで前記シート張設枠を平行な状態に変形・移行させるようにして前記拡開手段としたことを特徴とする自転車の屋根
  9. 略平行に延びて少なくとも自転車の乗員の前面と上面とを覆い得る長さを有した伸縮自在且つ弾性変形可能な2本の支柱で略方形のシート張設枠を構成し、該シート張設枠をビヤ樽形状または平行な状態に変形・移行させる拡開手段を少なくとも一側の支柱とこの支柱を取り付ける自転車側の取付部との間に設け、ビヤ樽形状に変形したシート張設枠より若干小さな略相似形を呈する透明な屋根シートを支柱に連結して支柱の伸縮と共に屋根シートの伸展または折り畳みを可能にし、紐状体の一端部をシート張設枠の端部に取り付けると共に他端部を自転車の後部に着脱自在に連結して伸張したシート張設枠を弓状に湾曲可能にしたことを特徴とする自転車の屋根に於いて、自転車側の取付部に前記支柱の受け具を備え、この受け具は第1の受け部と第2の受け部との間に山越えを備えて両者間での支柱の移動が可能とされ、第2の受け部は第1の受け部よりも自転車から離れた方向に設けられ、支柱を第1の受け部から第2の受け部へ移動させて前記シート張設枠をビヤ樽形状に変形・移行させ、または支柱を第1の受け部へ戻すことで前記シート張設枠を平行な状態に変形・移行させるようにして前記拡開手段としたことを特徴とする自転車の屋根
  10. 略平行に延びて少なくとも自転車の乗員の前面と上面とを覆い得る長さを有した伸縮自在且つ弾性変形可能な2本の支柱で略方形のシート張設枠を構成し、該シート張設枠をビヤ樽形状または平行な状態に変形・移行させる拡開手段を少なくとも一側の支柱とこの支柱を取り付ける自転車側の取付部との間に設け、ビヤ樽形状に変形したシート張設枠より若干小さな略相似形を呈する透明な屋根シートを支柱に連結して支柱の伸縮と共に屋根シートの伸展または折り畳みを可能にし、紐状体の一端部をシート張設枠の端部に取り付けると共に他端部を自転車の後部に着脱自在に連結して伸張したシート張設枠を弓状に湾曲可能にしたことを特徴とする自転車の屋根に於いて、自転車側の取付部に略垂直軸回りに回動自在に取り付けた回動アームの先に前記支柱の受け具を備えると共に、この受け具を自転車から離れる方向へ回動させて前記シート張設枠をビヤ樽形状に変形・移行させた時に回動アームを固定可能にしまたはこの固定状態を解除可能にする固定具を備えて前記拡開手段としたことを特徴とする自転車の屋根
  11. 前記支柱を自転車のハンドルの前側に固定する荷物カゴ側に取り付け、該荷物カゴの前面部に雨除け板を取り付けて成る、請求項1または、請求項7乃至請求項10の何れか1、に記載の自転車の屋根
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