JPH0224654Y2 - - Google Patents

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JPH0224654Y2
JPH0224654Y2 JP1985038644U JP3864485U JPH0224654Y2 JP H0224654 Y2 JPH0224654 Y2 JP H0224654Y2 JP 1985038644 U JP1985038644 U JP 1985038644U JP 3864485 U JP3864485 U JP 3864485U JP H0224654 Y2 JPH0224654 Y2 JP H0224654Y2
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JP
Japan
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cover
vehicle body
rod
winding shaft
pair
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JP1985038644U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は車体をシート状のカバーで覆うため
の自動車のカバー装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
自動車を屋根のない場所に駐車させる場合、そ
の車体が風雨などにさらされて早期に傷んだり、
窓ガラスに霜が付着したりするのを防止するた
め、上記車体をシート状のカバーで覆うことが行
なわれている。しかしながら、この種のカバーは
使用時には広げ、取外し時には折畳まなければな
らず、しかも大きくかさばるから、取扱いに手間
が掛り非常に不便であるという欠点があつた。
このような欠点を除去するため、たとえば実開
昭58−114309号に示されるような自動車用カバー
掛け装置が提案されている。つまり、この装置は
地面または床面上に一対の支柱を並立させ、これ
ら支柱間に軸体を回転自在に架設し、この軸体に
シート状のカバーを巻装する。そして、このカバ
ーを軸体を回転させながら引き出し、端部を自動
車に引掛ることによつて車体を覆うようにしてい
る。
このような構造によれば、確かに車体へのカバ
ーの装着や取外しを比較的容易に行なうことがで
きる。しかしながら、この先行技術は車体に装着
されたカバーを確実に保持するため、上記カバー
に複数のカギ部を設け、これらカギ部を車体に係
合させるようにしている。したがつて、カバーを
装着するときにはカギ部を車体に係合させなけれ
ばならず、取外すときにはカギ部を車体から外さ
なければならないから、このカギ部の係脱作業に
手間が掛り、カバーの着脱が煩わしいという欠点
があつた。
〔考案の目的〕
この考案は、巻取軸から引き出したカバーを車
体に装着するときにはこのカバーを展開するだけ
で確実に保持でき、取外すときには上記カバーを
折り畳むだけですむようにした自動車のカバー装
置を提供することにある。
〔考案の概要〕
この考案は、巻取軸を引き出し自在に巻装され
たカバーを車体の上面を覆う中央部と、この中央
部の幅方向両側に折り畳み自在に設けられた車体
の側面を覆う一対の側片部とから形成し、これら
側片部の自由端側の端部全長にわたつてゴム紐を
設け、上記側片部が展開させたときに上記ゴム紐
によつて側片部が車体の側面に接合する方向に付
勢されるようにした自動車のカバー装置である。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。第1図に示す自動車のカバー装置は支持
体1を備えている。この支持体1の長手方向両端
には支持部2が設けられ、これら支持部2には巻
取軸3が回転自在に支持されている。この巻取軸
3にはシート状のカバー4が巻装されている。こ
のカバー4は第3図と第5図に示すように中央部
5と、この中央部5の幅方向両端に設けられた一
対の側片部6とからなり、これら側片部6が中央
部5の上面側、つまり外面側に重なるよう折り畳
んで上記巻取軸3に巻装されている。上記中央部
5の先端にはたとえば合成樹脂製などの屈曲可能
な材料からなる杆状部材としてのパイプ7が取付
けられ、後端は第3図に示すようにねじ8によつ
て上記巻取軸3に固着されている。
上記カバー4の中央部5の内面と、側片部6の
上記中央部5に重合する状態で折り畳んだときの
上面側となる内面とにはそれぞれ帯状の複数のス
ペーサ9が上記中央部5と側片部6との長手方向
に沿つて所定間隔で固着されている。つまり、ス
ペーサ9は第4図に示すように半硬質の合成樹脂
からなるベース部材10に発泡ポリエチレンのよ
うなやわらかくて吸水しない接触部材11を接合
してなり、このスペーサ9は上記カバー4の各部
5,6内面にベース部材10を接合させて縫着さ
れている。また、上記一対の側片部6の自由端に
は全長にわたつて袋部12が縫製され、これら袋
部12には弾性索状体としてのゴム紐13の両側
部が挿通されている。上記袋部12のカバー4の
後端側に位置する一端から露出した上記ゴム紐1
3の中途部は、上記カバー4を上記巻取軸3に固
着したねじ8に係着されている。また、上記袋部
12の他端から突出したゴム紐13の両端は上記
カバー4の先端に取着されたパイプ7の中央部に
連結されている。したがつて、上記ゴム紐13
は、カバー4の側片部6を中央部5から重合した
状態から展開するときに、復元力に抗して引き伸
ばされるようになつている。なお、上記パイプ7
の中央部には手掛紐14がループ状に設けられて
いる。さらに、カバー4の側片部6の自由端の中
央部分には補助片15が折り畳み自在に設けられ
ている。
上記巻取軸3に巻装されたカバー4を巻取軸3
を回転させながら引き出すと、この巻取軸3に内
蔵された図示せぬコイルばねが弾性変形させられ
る。一方、上記支持部2の一方には図示せぬスト
ツパ機構が内蔵されている。このストツパ機構は
上記巻取軸3が上記コイルばねの復元力によつて
カバー4を巻取る方向に回転するのを阻止してい
る。その阻止状態は一方の支持部2に設けられた
レバー2aを操作することによつて解除できるよ
うになつている。つまり、レバー2aを操作すれ
ばカバー4が巻取軸3に自動的に巻取られる。
上記支持体1の下面には、第1図に示すように
一対の短管16が自動車の左右の車輪の間隔とほ
ぼ同じ離間寸法で固着されている。これら短管1
6には中途部に係止ピン17aが突設された支持
杆17の上端部が着脱自在に嵌入されねじ18に
よつて連結固定されている。これら支持杆17の
下端には管状体19が軸線を上記巻取軸3の軸線
に直交させる状態で固着されている。これら管状
体19にはそれぞれ連結杆20の一端部がスライ
ド自在に嵌入され、任意の挿入位置でねじ21に
よつて固定される。これら連結杆20の他端部に
は各々押え部材22が着脱自在に取付けられる。
つまり、この押え部材22は板材の一端部に突部
23を曲成するとともに一側部に管状の取付部2
4を曲成してなり、この取付部24に上記連結杆
20を嵌合し、ねじ25によつて固定されてい
る。また、上記一対の管状体19には一対の横杆
26の両端が固着され、これら横杆26の中途部
には一対の縦杆27が架設されている。
このような構造のカバー装置は第5図に示すよ
うに使用される。つまり、自動車30の後輪31
を一対の押え部材22に乗り上げる。すると、カ
バー装置は押え部材22を介して自動車30の重
量によりぐらつくことなく強固に保持される。こ
のように、カバー装置を保持したならば、カバー
4をその中央部5が車体32の上面ほぼ全体を覆
う状態に引き出す。つぎに、上記カバー4の中央
部5の外面に重合された側片部6を展開し、これ
ら一対の側片部6によつて車体32の側面を覆
う。一対の側片部6を車体32の側面を覆う状態
に展開すると、ゴム紐13が引き伸ばされる。ま
た、カバー4の後端側に位置するゴム紐13の中
間部は、さらに引き伸ばして支持杆17に突設さ
れた係止ピン17aに係合させる。これによつて
上記一対の側片部6はゴム紐13の復元力によつ
て車体32の側面に接合する方向に付勢されてカ
バー4の側片部6のスペーサ9が車体32に圧接
するから、カバー4は車体32に確実に保持され
る。なお、このときスペーサ9のやわらかな接触
部材11が車体32に圧接するから、車体32を
傷付けるようなことがない。
また、車体32を覆つたカバー4の中央部5と
側片部6との内面にはスペーサ9が設けられてい
るから、カバー4は上記スペーサ9によつて車体
32の外面に密着するのが防止される。つまり、
車体32の外面とカバー4の各部5,6の内面と
の間には上記スペーサ9によつて隙間が形成され
る。したがつて、上記隙間に空気が流通するか
ら、雨水で濡れたカバー4は乾きやすく、またカ
バー4が真夏の日射しを受けても熱が車体32に
伝わりずらいから、車体32内の温度が極度に上
昇するのが防げる。
また、カバー4を車体32から外す場合には、
側片部6をゴム紐13の付勢力に抗して中央部5
に接合する状態に折り畳む。ついで、支持部2に
設けられたレバー2aを操作して巻取軸3を回転
させれば、折り畳まれた上記カバー4が巻取軸3
に巻取られる。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案は、カバーを車体に
装着するときには巻取軸から引き出したカバーを
展開すれば、上記カバーの側片部が弾性索状体の
付勢力によつて車体の側面に圧接するので、カバ
ーを車体に確実に保持することができ、またカバ
ーを外すときには側片部を弾性索状体の付勢力に
抗して折り畳むだけでよい。つまり、カバーを車
体に装着するとき、従来のように金具を用いずに
上記カバーを確実に車体に保持することができる
から、このカバーの装着や取外しを容易に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は装
置の斜視図、第2図は巻取軸からカバーを引き出
した状態の斜視図、第3図はカバーの平面図、第
4図はスペーサの取付部分の拡大断面図、第5図
はカバーを車体に装着した状態の斜視図である。 1……支持体、3……巻取軸、4……カバー、
5……中央部、6……側片部、13……ゴム紐
(弾性索状体)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持体に回転自在に支持された巻取軸に後端を
    固定してシート状のカバーを巻装し、このカバー
    を引き出して車体を覆う自動車のカバー装置にお
    いて、上記カバーは車体の上面を覆う中央部と、
    この中央部の幅方向両側に折り畳み自在に設けら
    れた車体の側面を覆う一対の側片部とを有し、上
    記中央部の先端には幅方向に沿つて杆状部材が取
    着され、上記一対の側片部の自由端側の端部には
    全長にわたつて伸縮自在な弾性索状体が設けら
    れ、この弾性索状体は、上記カバーの後端側に位
    置する部分が上記巻取軸の中央部分に連結され、
    上記カバーの前端側に位置する部分は上記杆状部
    材の中央部分に連結されてなり、上記側片部を上
    記中央部に重合した状態から反転させると、上記
    弾性索状体は上記側片部を反転方向に付勢するこ
    とを特徴とする自動車のカバー装置。
JP1985038644U 1985-03-18 1985-03-18 Expired JPH0224654Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985038644U JPH0224654Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985038644U JPH0224654Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61153621U JPS61153621U (ja) 1986-09-24
JPH0224654Y2 true JPH0224654Y2 (ja) 1990-07-06

Family

ID=30545844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985038644U Expired JPH0224654Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725264B2 (ja) * 1990-09-11 1995-03-22 博文 脇田 自動車用カバーシート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5474433U (ja) * 1977-11-04 1979-05-26

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Publication number Publication date
JPS61153621U (ja) 1986-09-24

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