JP2003335137A - 日除け及び雨除けオーニングと該オーニングを備えた装置 - Google Patents

日除け及び雨除けオーニングと該オーニングを備えた装置

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JP2003335137A
JP2003335137A JP2002143299A JP2002143299A JP2003335137A JP 2003335137 A JP2003335137 A JP 2003335137A JP 2002143299 A JP2002143299 A JP 2002143299A JP 2002143299 A JP2002143299 A JP 2002143299A JP 2003335137 A JP2003335137 A JP 2003335137A
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rod
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arms
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Sadao Maeda
定男 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量、安価で折りたたみ可能な日除け及び雨
除け用のオーニングを提供すること。 【解決手段】 機体40に支持された支持部材(ブラケ
ット1と断面矩形フレーム2)に取り付けられた一対の
スイングアーム3の先端部にに水平又は水平に近い方向
に接続した弾性変形可能なポール5と該ポール5の先端
部に第1のロッド6を設け、第1のロッド6と第2のロ
ッド8で矩形シート9の両端部を支持し、ポール5を変
形させた状態で前記第2のロッド8の両端を一対のアー
ム3に係止可能にして日除け及び雨除けオーニングを構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日除け及び雨除け
用のオーニングと該オーニングを備えたコンバインなど
の装置に関し、特に既存のコンバイン等の作業車両等に
容易に設置可能な簡易型のオーニングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンバインなどの作業車両に取り
付けられる簡易型の日除け及び雨除け用部材には、以下
のようなものがあった。
【0003】図8に示す日除け及び雨除け用部材である
サンバイザーは作業車両の運転席の後部側の機体40
(図5)に固定された左右一対の支柱41の頂部に回動
自在にそれぞれ取り付けたアーム42と該アーム42の
頂部に剛性のある矩形フレーム43を取り付け、該矩形
フレーム43に日除け及び雨除け部となるプラスチック
板45等を張り付けた構成である。
【0004】また、図9にも同様に剛性のある矩形フレ
ーム43を設け、該矩形フレーム43にテント生地など
のソフトな布料46(以下シートという)を張り付け、
該矩形フレーム43を後方からアーム42で片持ちで支
持した構造を示す。
【0005】図10に示す従来技術は、運転席後方の支
柱41に一端部が支持された一対のアーム42の頂部間
をロッド47で橋渡して、該ロッド47を日除け及び雨
除け部となるシート48の後端部に設けた挿入部に通し
て支持し、該シート48の前端部は別のロッド49で支
持し、該ロッド49をアーム42に基部側が支持された
アーム51で支持する。アーム51に支持されたシート
48の前端のロッド49部を下方に向けてロープ52で
引っ張る方式のものである。
【0006】図11に示す従来技術のオーニングは、前
記図8の日除け及び雨除け部に相当する部分にシート4
8を設け、該シート48の前端と後端にそれぞれロッド
53、54を通し、シート48の前端側のロッド53
は、運転席後方の支柱41に設けられたアーム42の頂
部に一端部が固定されやや下向き前方向に伸びた一対の
ロッド56の先端に固定され、シート48の後端側のロ
ッド54は、シート48に張力を与えるために水平方向
後方に向かってアーム42に端部が支持されたスプリン
グ57で引っ張る構造を備えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記図8に示すサンバ
イサーでは、プラスチック板45等を張り付けた矩形フ
レーム43は、その後方をアーム42に片持ち支持した
構造であり、これら矩形フレーム43及び機体40側の
アーム42は強度のある金属製であることが多く、全体
に重くなる。そのため、プラスチック板等を張り付けた
矩形フレーム43からなる日除け及び雨よけ部が重く、
ガス圧スプリング59で支える必要がある。また前記プ
ラスチック板にはエンジン音がこもることがある。
【0008】また、図9に示すオーニングは、長時間使
用しているとシート46が伸びるために常にシート46
に張力を与えるための構造が特別に必要である。また図
8に示すオーニングと同様に矩形フレーム43に強度を
持たせるため、重くなり支持部含め全体も重くなる問題
点がある。
【0009】さらに、図10に示すオーニングは、シー
ト48に張力を与えるための一対のロープ52がオペレ
ターの動作範囲内に上下方向に張られているので、オペ
レータの作業性を損なうおそれがある。また、運転席後
方のアーム42に一端部が支持された前側ロッド49を
支えるロッド51もオペレターの動作範囲内に設けられ
ているので、オペレータの作業性を損なうおそれがあ
る。
【0010】また、図11に示すオーニング構造はシー
ト48に張力を与えるためのスプリング57を設ける必
要があり、スプリング57の張力が長い間持続しないこ
とが問題点である。
【0011】そこで、本発明の課題は、軽量、安価で折
りたたみ可能な日除け及び雨除け用のオーニングと該オ
ーニングを備えた装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は次の
解決手段により達成される。請求項1記載の発明は、機
体40に支持された支持部材(ブラケット1、断面矩形
フレーム2)と、該支持部材1、2に取り付けられた一
対のアーム3と、該アーム3の先端部に水平又は水平に
近い方向に接続したシート保持用の弾性変形可能なポー
ル5と、該ポール5の先端部に支持される第1のロッド
6と、該第1のロッド6を端部に取り付けた矩形シート
9と、該矩形シート9の前記端部に対向する他端部に取
り付けた第2のロッド8とを備え、ポール5を変形させ
た状態で前記第2のロッド8の両端を前記一対のアーム
3に係止可能にした日除け及び雨除けオーニングであ
る。
【0013】請求項2記載の発明は、前記第2のロッド
8の両端部を着脱自在に先端部でそれぞれ係止し、前記
一対のアーム3に設けられた各回動支点21bを中心に
中央部が回動し、前記一対のアーム3に着脱自在に係止
する基部からなる一対のフック21を備えた請求項1記
載の日除け及び雨除けオーニングである。
【0014】請求項3記載の発明は、前記フック21の
基部には貫通穴21aを設け、該貫通穴21aに対向す
るアーム3の壁面にも穴3aを設け、前記二つの穴3
a、21aに挿脱自在の突起24を備えたロック機構2
5をフック21の基部側に設けた請求項1記載の日除け
及び雨除けオーニングである。
【0015】請求項4記載の発明は、前記支持部材(断
面矩形フレーム2)の機体40に対する取り付け位置が
変更自在な取付部材(締め付け金具13)を設けた請求
項1記載の日除け及び雨除けオーニングである。
【0016】請求項5記載の発明は、前記一対のアーム
3の基部を前記支持部材2の両端部に互いに平行な位置
に取り付け、かつ支持部材2に対する一対のアーム3の
取り付け角度の調整が可能な取付角度調整部材14を設
けた請求項1記載の日除け及び雨除けオーニングであ
る。
【0017】請求項6記載の発明は、前記取付角度調整
部材14には、複数の切欠部14aを設け、各切欠部1
4aと一対のアーム3に設けた長穴3bとに係止可能な
ロッド16を設けた請求項5記載の日除け及び雨除けオ
ーニングである。
【0018】請求項7記載の発明は、前記請求項1〜5
のいずれかに記載の日除け及び雨除けオーニングを備え
た装置である。前記装置とは、コンバインの他に、農業
機械では乗用田植機、トラクタへの利用が可能であり、
また、ミニショベル等の建設機械、フォークリフト等の
運搬機械、レジャー用ボートなどの船舶、商店の軒先な
どの建築物、その他、露天商の日除け、電動三輪車、ゴ
ルフカートなどである。
【0019】
【作用】請求項1記載の発明によれば、二つのロッド
6、8で矩形シート9を支持してシート保持用の弾性変
形可能なポール5の先端部で第1のロッド6を支持し、
第2のロッド8を一対のアーム3に支持させるだけの構
成でシート9を日除けおよび雨除けオーニングとするこ
とができる。
【0020】請求項2記載の発明によれば、ロッド8に
係止させたフック21の先端部が一対のアーム3に設け
られた各回動支点21bを中心に回動し、フック21の
基部を一対のアーム3に着脱自在に係止させることで、
弾性変形可能なポール5が下方に湾曲し、シート9を容
易に張ることができる。
【0021】請求項3記載の発明によれば、フック21
の基部の貫通穴21aとアーム3の壁面の穴3aにロッ
ク機構25の突起24を挿入することで、一対のアーム
3とポール5を用いてシート9の適切な張りの調整と、
その調整維持ができ、日除け及び雨除けとすることがで
きる。
【0022】請求項4記載の発明によれば、変更自在な
取付部材(締め付け金具13)により支持部材(断面矩
形フレーム2)の機体40に対する取り付け位置を変更
することができる。
【0023】請求項5記載の発明によれば、取付角度調
整部材14により支持部材2に対する一対のアーム3の
取り付け角度の調整が可能となる。
【0024】請求項6記載の発明によれば、前記取付角
度調整部材14の切欠部14aへのロッド16の係合位
置により、支持部材2に対する一対のアーム3の取り付
け角度の調整が可能となる。
【0025】請求項7記載の発明によれば、前記請求項
1〜5のいずれかに記載の日除け及び雨除けオーニング
を簡単に作業車両などの装置に取り付けることができ
る。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば以下のよう
な効果がある。オーニングは従来技術で述べた各種の重
い矩形フレームを設ける必要がないため、軽量となり、
それを支持する構造も強度が必要ないため相対的に軽量
で安価なものになる。また、本発明のオーニングは機体
40に後方部が片持ち支持され、オーニング前方に障害
物がないので、運転席でのオペレータの機器操作時、移
動時の障害にならない。
【0027】さらに、FRP等のシート保持用のポール
5とオーニングシート9は張力を持った状態で取り付け
てあり風による先端部の上下動が少ないだけでなく、突
然強風が吹いたようなときはシート保持用のポール5が
たわむことで力を逃すためアーム3等は壊れにくい。
【0028】また、本発明のオーニングは従来技術で述
べた矩形フレームがないため軽量で小さく折り畳め着脱
も容易であり、また、容易に折り畳めるため取り外した
後収納場所を取らない。また本発明のオーニングでは、
合成樹脂、繊維などソフトな材料を多く用いるため、エ
ンジン音がオーニング内にこもらない。
【0029】請求項2、3記載の発明によれば、弾性変
形可能なポール5とフック21でオーニングシートを容
易に張ることができ、しかも、長時間使用により伸びて
変形しても、ポール5の弾力により張力をかけることが
でき、見栄えがいつまでも衰えない。また、このためシ
ートに張力を与えるためのバネ構造が不要である。
【0030】また、請求項4記載の発明によれば、車両
などの進行方向に向かって左右方向にオーニングシート
を移動可能にしているので、例えばコンバインの場合に
は畦際での収穫物の刈り取り作業時にオーニングが障害
物に当たらないように前記左右方向に移動できる。
【0031】また、請求項5、6記載の発明によれば、
アーム3を折り畳むことができるので、オーニングを備
えたコンバインなどの作業車両その他の装置を軒の低い
納屋に格納すること、トラックに積み込み移送するこ
と、または圃場上など露天にシートを被せて保管するこ
となどが容易に行える。また請求項5、6記載の発明に
よれば、(a)ポール5をアーム3に取り付けるとき、
(b)ポール5の先端に第1のロッド6をセットすると
き及び(c)第2のロッド8をフック21に取り付けて
フック21でシート9を張るときなどの各操作段階に応
じた最適の傾斜角度にアーム3を傾斜させることで、前
記操作を容易に行うことができる。
【0032】請求項7記載の発明によれば、前記請求項
1〜5のいずれかに記載の日除け及び雨除けオーニング
を既存の作業車両などの各種装置に容易に取り付けるこ
とができ、日除け及び雨除けをしながらの前記装置を用
いての作業が容易になる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
と共に説明する。図1に本実施の形態のコンバインに取
り付けるオーニングの斜視図を、図2には図1のオーニ
ングのポールとシートの取付部の平面図を、図3にはス
イングアームとフックの係合部の側面図を示し、図4に
は図3の矢印S方向から見た矢視図を示す。図1に示す
オーニングはコンバインの運転席の後部側の機体40
(図5)に設けたブラケット1に固定された断面四角状
のフレーム2と該フレーム2に回動自在にそれぞれ取り
付けられた左右一対のスイングアーム3と、該スイング
アーム3の頂部に水平方向に設けられたFRP等からな
る弾性変形可能なポール5と該ポール5の先端に両端を
支持されたロッド6と、該ロッド6を一方の端部の支持
に用い、他端部を別の第2のロッド8に支持させた矩形
状のシート9とを備えている。
【0034】図2に示すように、弾性変形可能なポール
5の先端部はシート9に挿入されたロッド6の両端に設
けられた一対のガイド10、10の間に挿入されるリン
グ12に回動自在に支持されている。
【0035】また、前記断面四角状のフレーム2はコン
バインの運転席の後側の機体40に固定された一対のブ
ラケット1に設けられた一対の締め付け金具13により
支持され、該断面四角状のフレーム2に左右一対のスイ
ングアーム3の基部の回動支点が角度調整用金具14に
ボルト15を介して軸支されている。前記角度調整金具
14にはスイングアーム3の傾斜角度を多段に変更でき
る溝(切り欠き部)14a(図5参照)が設けられ、該
溝14aに係止され、一対のスイングアーム3に設けら
れた長穴3bを貫通してロッド16が設けられている。
該ロッド16と前記ボルト15との間にはスプリング1
8が設けられており、手動でロッド16を図1の矢印B
方向に移動させて、一旦、ロッド16を溝14aから外
した後、スイングアーム3の傾斜角度を変更し、その
後、新たな溝14aに再び係合させることで前記スイン
グアーム3の変更後の傾斜角度に設定できる。
【0036】弾性変形可能なポール5はスイングアーム
3の頂部に設けられた、筒部20内に内に挿入固定され
ている。該筒部20は水平方向に向けて開口しているの
で、その開口部に弾性変形可能なポール5の先端を挿入
する。図示していないがポール5の先端部の外周にはゴ
ムなどの弾性部材が取り付けられているので、ポール5
の先端部を筒部20の開口部に押し込むことで弾性変形
可能なポール5が前記筒部20に容易に固定される。
【0037】矩形状のシート9の端部を支持する第2の
ロッド8は一対のスイングアーム3の中間部における互
いに対向する側面に回動自在に設けたフック21に係止
させる。また第2のロッド8の係止部の反対側のフック
21の端部同士は、該フック21に係止したときの第2
のロッド8と平行位置に配置される第3のロッド23の
両端に固着している。従って第2のロッド8にフック2
1が係止されている場合には、一対のフック21と第2
のロッド8と第3のロッド23で矩形を形成する。
【0038】第3のロッド23にはロッド23の長手方
向に伸縮自在のスプリング27付きのロック用突起24
を有するロック機構25が設けられている。このロック
機構25は一方のフック21の近傍に設けられ、該フッ
ク21を一方のスイングアーム3に固定するための装置
である。
【0039】ロック機構25は突起24、取手26およ
びスプリング27などから構成され、突起24は、フッ
ク21の側面に設けられた穴21aを貫通してスイング
アーム3の側面に複数個設けた穴3aに挿入可能な構成
である。また、ロック機構25の突起24をスイングア
ーム3の穴3aから抜き出すときには、該突起24は第
3のロッド23のほぼ中央に回動自在に支持された取手
26をスプリング27の付勢力に抗して操作する。した
がって突起24は常にスプリング27で付勢されている
のでスイングアーム3の穴3aに係合しているときは、
フック21をスイングアーム3の側面に沿って保持する
ことができる。
【0040】上記構成からなるオーニングの機能を説明
する。ブラケット1に設けられた締め付け金具13は図
5のオーニング要部側面図に示すようにフレームの外周
を囲って締め付ける帯状の部材13aをハンドル13b
で締め付け固定する。該締め付けハンドル13bの操作
でオーニングは自由に取り付け、取り外しが行える。ま
た、一対のスイングアーム3は手動でロッド16をスプ
リング18の付勢力に抗して図1の矢印B方向に移動さ
せて、一旦、ロッド16を溝14aから外した後、スイ
ングアーム3の傾斜角度を変更し、その後、新たな溝1
4aに再び係合させることで前記スイングアーム3の変
更後の傾斜角度に設定できる。このとき図5に示すよう
に傾斜角度調整金具14の溝14aは鋸ぎり歯状に上方
に向けて傾斜が緩いのでスイングアーム3は図5の矢印
Cに向けて傾斜角度を調整する場合には事前にロッド1
6を手動で溝14aから外すことなくスイングアーム3
の傾斜角度を調整することができる。
【0041】また、第2のロッド8に端部を支持された
シート9は図3の矢印A方向にフック21を回動するこ
とで弾性変形可能なポール5が下方に湾曲し、シート9
を図3の矢印B方向に張ることができる。シート9を張
った状態で取手26を図1の矢印D方向に操作すると、
突起24はフック21の貫通穴21aに沈み込む方向に
移動するので、フック21をスイングアーム3側に引き
寄せ(図3の矢印A方向)、次いで取手26を離すと突
起24をフック21の貫通穴21aを介してスイングア
ーム3の穴3aに嵌め込むことができ、フック21をス
イングアーム3にロック機構25を介して保持できる。
なお、ロック機構25は両方のスイングアーム3に設け
ても良い。
【0042】このようにして図6のコンバインの正面
図、図7のコンバインの側面図に示すように、コンバイ
ンの運転席に後方から上方に日除けと雨除けを兼ねてオ
ーニングを取り付けることができる。また断面四角状の
フレーム2への締め付け金具13の固定支持位置を容易
にハンドル13bの操作で変更できるので、例えばコン
バインの場合には畦際での収穫物の刈り取り作業時にオ
ーニングが障害物に当たらないように、図6に示すA位
置とB位置などに移動できる。
【0043】また、スイングアーム3を折り畳み、場合
によってはオーニングを取り外して、オーニングを備え
たコンバインなどの作業車両その他の装置を軒の低い納
屋に格納すること、トラックに積み込み移送すること、
または圃場上など露天にシートを被せて保管することが
できる。
【0044】また、(a)弾性変形可能なポール5をア
ーム3に取り付けるとき、(b)前記ポール5の先端に
第1のロッド6をセットするとき及び(c)第2のロッ
ド8をフック21に取り付けてフック21でシート9を
張るときなどの各操作段階に応じた最適の傾斜角度にア
ーム3を傾斜させることで、前記各種操作を容易に行う
ことができる。
【0045】また前記実施例ではオーニングシート9の
上方に弾性変形可能なポール5が配置されるような構成
にしているが、ポール5を上方に湾曲させて、ポール5
の上方にシート9を張る構成にしても良い。
【0046】本実施例でアーム、ロッド、ポール等の用
語を用いたが、これらの部材は中空部材又は中実部材の
いずれか適宜の部材を選択使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のコンバインに取り付け
るオーニングの斜視図を示す。
【図2】 図1のオーニングのポールとシートの接続部
の平面図を示す。
【図3】 図1のオーニングのスイングアームとフック
の係合部の側面図を示す。
【図4】 図3の矢印S方向からの矢視図を示す。
【図5】 機体に取り付けたブラケットとオーニングの
スイングアームとの係合部の側面図を示す。
【図6】 図1のオーニングを取り付けたコンバインの
正面図を示す。
【図7】 図1のオーニングを取り付けたコンバインの
側面図を示す。
【図8】 従来技術のサンバイザーの要部の斜視図を示
す。
【図9】 従来技術のオーニングの要部の斜視図を示
す。
【図10】 従来技術のオーニングの要部の斜視図を示
す。
【図11】 従来技術のオーニングの要部の斜視図を示
す。
【符号の説明】
1 支持部材 2 断面矩形フレーム 3 アーム 3a 穴 3b 長穴 5 ポール 6 ロッド 8 ロッド 9 矩形シート 10 ガイド 12 リング 13 締め付け金具 13a 帯状部材 13b ハンドル 14 取付角度調整部材 14a 切欠部 15 ボルト 16 ロッド 18 スプリング 20 筒部 21 フック 21a 貫通穴 21b 回動支点 23 ロッド 24 突起 25 ロック機構 26 取手 27 スプリング 40 機体 41 支柱 42 アーム 43 矩形フレーム 45 プラスチック板 46 シート 47 ロッド 48 シート 49 ロッド 51 アーム 52 ロープ 53、54、56 ロ
ッド 57 スプリング 59 ガス圧スプリン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体40に支持された支持部材1、2
    と、該支持部材1、2に取り付けられた一対のアーム3
    と、該アーム3の先端部に水平又は水平に近い方向に接
    続したシート保持用の弾性変形可能なポール5と、該ポ
    ール5の先端部に支持される第1のロッド6と、該第1
    のロッド6を端部に取り付けた矩形シート9と、該矩形
    シート9の前記端部に対向する他端部に取り付けた第2
    のロッド8とを備え、 ポール5を変形させた状態で前記第2のロッド8の両端
    を前記一対のアーム3に係止可能にしたことを特徴とす
    る日除け及び雨除けオーニング。
  2. 【請求項2】 前記第2のロッド8の両端部を着脱自在
    に先端部でそれぞれ係止し、前記一対のアーム3に設け
    られた各回動支点21bを中心に中央部が回動し、前記
    一対のアーム3に着脱自在に係止する基部からなる一対
    のフック21を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    日除け及び雨除けオーニング。
  3. 【請求項3】 前記フック21の基部には貫通穴21a
    を設け、該貫通穴21aに対向するアーム3の壁面にも
    穴3aを設け、前記二つの穴3a、21aに挿脱自在の
    突起24を備えたロック機構25をフック21の基部側
    に設けたことを特徴とする請求項1記載の日除け及び雨
    除けオーニング。
  4. 【請求項4】 前記支持部材2の機体40に対する取り
    付け位置が変更自在な取付部材13を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の日除け及び雨除けオーニング。
  5. 【請求項5】 前記一対のアーム3の基部を前記支持部
    材2の両端部に互いに平行な位置に取り付け、かつ支持
    部材2に対する一対のアーム3の取り付け角度の調整が
    可能な取付角度調整部材14を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の日除け及び雨除けオーニング。
  6. 【請求項6】 前記取付角度調整部材14には、複数の
    切欠部14aを設け、各切欠部14aと一対のアーム3
    に設けた長穴3bとに係止可能なロッド16を設けたこ
    とを特徴とする請求項5記載の日除け及び雨除けオーニ
    ング。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5記載のいずれかに記載の日
    除け及び雨除けオーニングを備えた装置。
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