JP4277058B1 - 弾性舗装の表面仕上げ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポリウレタン弾性舗装の表面に、鏝、箆のような板状塗布道具を用いる簡便な塗布方法で、塗りムラの小さい、一様に均一で美しいエンボスを形成できる弾性舗装の表面の仕上げ方法を提供すること。
【解決手段】弾性舗装表面に、粒径が1mmを超え3.35mm以下であり、かつ均等係数が1〜2である発泡弾性粒子を配合したポリウレタン材料を鏝、箆のような板状塗布道具を用いて塗布し、均すことにより、一様に均一なエンボス表面を形成できる弾性舗装の表面仕上げ方法である。
【選択図】なし

Description

本発明は、陸上競技場のトラック、フィールド及びジョギングコース等ポリウレタンによる弾性舗装表面の仕上げ方法に関する。詳しくは、該弾性舗装表面を、発泡弾性粒子を含有するポリウレタン材料を鏝のような板状塗布道具を用いて、容易に、一様に均一なエンボス模様が得られることを特徴とする全天候ポリウレタン弾性舗装表面の仕上げ方法に関する。
ポリウレタンによる弾性舗装方法の進歩は著しく、工法の改良についても種々の提案がなされている。ポリウレタン弾性舗装において、用途に応じた表層のエンボス施工工程が必要であり、発泡弾性粒子混入のスプレー(特公昭57−55846号公報)、粒状ゴムチップ混入のスプレー(特開平02−27003号公報)及び弾性粒子を含まない揺変材料をローラーにて塗布し凹凸面を得る方法(特開平03−228902号公報)等が提案されている。
表面仕上げは、最も上層となる仕上げであるから美観が重視される。表面仕上げはスプレーやローラー等の方法で塗布されるが、弾性粒子を混入したポリウレタン材料を塗布する方法としては、仕上げの均一性を重視することからスプレーによる塗布(特公昭56−40205号公報及び特開平02−27003号公報)が提案されている。これらの方法では、飛散が大きいので、飛散防止の為、養生が大掛かりとなり、施工面積の大きな陸上競技場等の施工においては、さらに風対策も重要であり施工に困難を伴う。さらに、必要に応じて大型の吹き付け装置を準備する必要があり、塗布作業そのものが大掛かりになるといった問題を有していた。
また、弾性粒子を含まない揺変材料をローラーにて塗布し凹凸面を得る方法(特開平03−228902号公報)が提案されているが、時間の経過とともに材料が増粘し、流しムラやローラーの縞模様が発生し、仕上げのパターンが不均一となり、美観が損なわれ易いという欠点がある。そのため、特別な訓練を積んだ熟練作業者による作業が求められていた。
一方、それらの問題を改良するため、弾性粒子を混入したポリウレタン材料をそのまま鏝等にて塗布する場合、塗布材料を均一に均そうとしても弾性粒子が鏝の運行とともに移動してしまい、その結果、弾性粒子の偏りの発生とともに鏝の運行による縞模様が発生し、仕上げパターンが不均一となり、美観が損なわれるという欠点があった。
特公昭56−40205号公報 特公昭57−55846号公報 特開平02−27003号公報 特開平03−228902号公報
本発明の課題は、特に、陸上競技場のトラック、フィールド及びジョギングコース等ポリウレタンによる弾性舗装の表面を、簡便な方法で塗りムラの少ない、均一なエンボス表面に仕上げる方法を提供することである。従来、通常の鏝、箆、レーキ等の板状塗布道具を用いて、各種の弾性粒状体物質が混練されたポリウレタン材料を弾性舗装の表面に、均すだけで、容易に、一様に均一なエンボス模様の表面を得ることは、至難の業であり、当業者間における共通の課題ではあったが、未だ、誰にも果たし得なかった課題である。
本発明者等は、上記課題を解決するため種々検討した結果、ある特定の範囲の粒径で、且つ粒子の均等係数が特定の範囲にある発泡弾性粒子を配合したポリウレタン材料を用いることにより、驚くべきことに、遂に、弾性舗装の表面に鏝、箆、レーキ等の板状塗布道具を用いて、塗布し、均す簡便な方法により、舗装表面を均一で美しいエンボス表面に仕上ることに成功し、本発明の課題を解決し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、
(1)弾性舗装の表面に粒径が1mmを超え3.35mm以下であり、かつ均等係数が1〜2である発泡弾性粒子を配合したポリウレタン材料を板状塗布道具にて塗布することを特徴とする弾性舗装の表面仕上げ方法、
(2)発泡弾性粒子が、アスカーC硬度計で硬度10〜60である1項記載の弾性舗装の表面仕上げ方法、
(3)板状塗布道具が、鏝、箆、レーキ又は櫛目レーキである1又は2項記載の弾性舗装の表面仕上げ方法、
である。
本発明の仕上げ方法では、具体的には発泡弾性粒子を配合したポリウレタン材料を弾性舗装表面上に必要量を供給した後、鏝、箆、レーキ等の板状塗布道具にて数回に分けて材料を引き均すだけの簡易な施工方法により、均一なエンボス表面に仕上ることができる。このような方法だけで得られる顕著な効果は、従来、種々検討されてきたにもかかわらず得られていなかった効果である。
すなわち、本発明の方法は、(1)一様に均一な表層表面仕上のエンボス模様が容易に得られる、(2)従来から使用されている通常の塗布道具、例えば、鏝、篦、レーキ等の板状塗布道具、のみ用いるだけの容易かつ簡易な施工法である、(3)塗布準備工程、例えば、養生等が不要であり、それによる工期短縮と経費削減ができる、(4)競技場性能、例えば、着地時のブレ等によるエネルギー・ロスがないことや、耐久性(耐摩耗性)に優れた表面に仕上げることが出来る等の極めて優れた効果を齎すものである。
本発明の方法は、特定の粒径、均等係数、さらに、好ましくは特定の硬度を有する発泡弾性粒子を含有したポリウレタン材料を用い、該材料をポリウレタンによる弾性舗装表面上に板状塗布道具を用いて均一に塗布して仕上ることからなる。
本発明の方法で用いる発泡弾性粒子は、材料として、ポリウレタン、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)等各種の合成高分子化合物及び天然ゴムを用いたもの、特にポリウレタン、EVAを用いたものが好適である。
発泡弾性粒子としては、独立気泡型粒子と連続気泡型粒子とがあリ、いずれも使用できるが、独立気泡型粒子にくらべ、連続気泡型粒子は発泡体粒子の中にポリウレタン材料が含浸し、本発明の方法で得られる仕上がり表面の物性である、引っ張り強度、引き裂き強度及び耐摩耗性等の向上に寄与し、特に好ましい。
本発明の方法において、発泡弾性粒子の粒径は、JIS A1204:2000で引用するJIS Z8801−1:2006の試験用ふるい(平織り、補助寸法)を用い、粒子をふるい分ける方法により測定し、特定した粒径であり、試験用ふるいの目開き3.35mmのふるいを通過し、目開き1mmのふるいに残る範囲の粒子である。
すなわち、本願発明で使用する発泡弾性粒子の粒子径範囲は、ふるい分け法による目開き、1mmを超え3.35mm以下、好ましくは1mmを超え2.8mm以下である。
この範囲の粒子は、例えば、ふるい網の補助寸法公称目開き、1mm、1.18mm、1.4mm、1.7mm、2mm、2.36mm、2.8mmおよび3.35mmのふるいを使用することによりふるい分けることができる。
粒子径が、1mm以下であると表面仕上げの凹凸が小さく、3.35mmを超えると仕上げ表面の凹凸が大き過ぎ好ましくない。したがって、1mmを超え、3.35mm以下であり、より好ましくは、1mmを超え、2.8mm以下の範囲である。
また、本発明で使用する発泡弾性粒子は、上記の粒径範囲にあり、かつ均等係数が、1〜2の範囲である。
均等係数とは、JIS A1204:2000の土の粒度試験10.3〜10.4に記載の粒径加積曲線及び均等係数に準じて求められる係数である。
すなわち、使用する発泡弾性粒子について、JIS Z8801公称目開き710μm、850μm、1mm、1.18mm、1.4mm、1.7mm、2mm、2.36mm、2.8mm、3.35mm及び4mmの試験用ふるいを用いて、ふるい分け試験を行い、通過質量百分率(縦軸:算術目盛り)と粒径(横軸:対数目盛り)との関係を粒径加積曲線に描き、この曲線から通過質量百分率10%および60%のときの粒径D10及びD60を読み取り、次式
Uc=D60/D10
で求めた係数を均等係数と言う。
なお、本発明で使用する上記特定範囲の発泡弾性粒子は、粒径範囲が上限値を超えるものは除かれるが、粒径範囲が下限値未満の粒子であっても、通過質量百分率10%までの粒径の粒子が上記の粒径及び均等係数の範囲を満たすものであれば、通過質量百分率10%未満の粒径の粒子を含んでいても良い。
発泡弾性粒子の均等係数は、粒子を配合したポリウレタン材料を塗布するにあたり、発泡弾性粒子の均一分散に著しく関与する。均等係数が2を超えると微小な粒子と大粒子の混在する量が多くなり、その結果、粒子の充填密度が高くなる。そのような状態の発泡弾性粒子を含む材料を均一に塗布しようとすると、充填密度が高いために粒子相互の自由度がなくなり、塗布後の粒子間の流動がほとんど起こらず、発泡弾性粒子の偏りが起こってしまう。
結果的に均一な表面仕上げは得られず、鏝等の板状塗布道具による縞模様の発生や発泡弾性粒子の偏りが残ったままとなってしまう。例えば、均等係数が4を超え、粒子の最大粒径が4mmの場合では、鏝の縞模様や弾性粒子の偏りが発生し、均一な表面は得られない。
上記の発泡弾性粒子の“ポリウレタン主剤及び硬化剤”の合計量に対する添加量は、発泡弾性粒子の嵩比重と該粒子で形成される舗装表面の凸部の粗密度により決められるが、通常、3〜30重量%、好ましくは4〜20重量%、さらに好ましくは4〜10重量%である。3重量%未満では、表面に形成される凸部の密度が過疎であり、表面の滑り抵抗性が劣り、また30重量%を超えると過密になりすぎ、ポリウレタン材料との密着性が低下するなど、全天候弾性舗装表層表面に必要な一様に均一なエンボス模様仕上げとして、美観及び性能においても好ましくない。
さらに、本発明で使用する発泡弾性粒子は、硬度が、アスカーC硬度計で10〜60、好ましくは20〜40である。
発泡弾性粒子の硬度は、塗布面の粒子の偏りに大きく影響を及ぼす。硬度が10未満では、軟らかすぎて鏝等の板状塗布道具の運行に支配されることが少なく、鏝と発泡弾性粒子との間で滑りを起こし易く、配置された場所に留まろうとする傾向が強い。その結果、例えば、いくら鏝で均一に材料を均そうとしても発泡弾性粒子が取り残されることになり易く、不均一な仕上がりとなってしまう。反対に硬度が60を超えて硬すぎると、鏝と発泡弾性粒子間とでの摩擦力が大きく、鏝への引っ掛かりとなってしまい筋を引きながら鏝の運行とともに発泡弾性粒子が凝集してしまう傾向が強い。
なお、発泡弾性粒子の硬度は、粒子を構成する材料の硬度であり、厚さ20mmでJIS7312−1996の付属書2スプリング硬さ試験タイプC試験方法に準じてアスカーC型硬度計で測定した硬度である。
本発明の方法において、ポリウレタン材料としては、公知のプレポリマー法、部分プレポリマー法およびワンショット法の2液型ウレタン配合物、湿分硬化型の1液型ウレタン配合物、溶剤型熱可塑性ウレタン配合物、ウレタンエマルション配合物等が使用できる。
また、ポリウレタンの原料であるポリイソシアネート、ポリオール、ポリアミン、触媒、充填材、可塑剤、顔料等は公知のものが用いられる。
発泡弾性粒子を含有するポリウレタン材料には、減粘用として通常使用される溶剤を含有していても良い。溶剤としては、活性水素を持たないトルエン、キシレン及び酢酸エチル等の汎用溶剤を配合することもできるが、夏季には高沸点溶剤も使用できる。例えば、グリコールエーテルエステル系の溶剤も使用できる。グリコールエーテルエステル系の溶剤としては、エチレングリコールエチルエーテルアセテート(セロソルブアセテート)、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート(PGMAC)、エチレングリコールメチルエーテルアセテート(メトキシセロソルブアセテート)、プロピレングリコールエチルエーテルプロピオネート、エチレングリコールエチルエーテルプロピオネート等及びこれらの2種以上の混合物が用いられる。これらは高温時の施工に好ましく使用される。
塗付方法としては、鏝、箆およびレーキ等の各種板状塗布道具を用い、ポリウレタン材料混合物を舗装表面上に引き均しながら塗布する。
板状塗布道具としては、平状や櫛目状の金鏝、木鏝、樹脂鏝、金箆、ゴム箆、樹脂箆、およびレーキのように平坦面に対する部分が連続または断続状の直線形状をなす塗布道具であればすべて用いられるが、金鏝やレーキが作業性から好適に用いられる。
板状塗布道具を用いる具体的な塗布は、例えば、陸上競技場の走路の表面仕上げ施工に代表されるように、弾性舗装表面に、発泡弾性粒子とポリウレタン材料とを混練したポリウレタン材料を舗装表面上に流し、金鏝やレーキで縦横にならして仕上げる方法であり、この方法だけで、材料の付着量が均一で、発泡弾性粒子が均一に分散したエンボス模様を形成する。
すなわち、本発明に係わる特定の発泡弾性粒子を含有するポリウレタン材料を用い、板状塗布道具を用いることにより、弾性舗装表面を、縞模様がつくことなく、塗りムラの小さい、均一なエンボス表面に仕上げることができる。
その結果、本発明の表面仕上げ方法により、陸上競技場のトラック、フィールド及びジョギングコース等の、例えば、ポリウレタンによる弾性舗装表面上に、仕上げのパターンが一様に均一で、美観に富む表面を得ることができる。
本発明の方法において、発泡弾性粒子を含有するポリウレタン材料の弾性舗装表面に対する塗布量は、1m当たり1〜3.5kg程度であり、必要に応じて上述のトルエン、キシレン等の溶剤を減粘用として配合し、作業性を改善することもできるので、塗布量を適宜変えてもよい。
本発明の表面仕上げ方法により施工するベース層(下層)の弾性舗装としては公知のすべての舗装システムが用いられる。
すなわち、舗装材料としては、ポリウレタン、アクリル酸エステル共重合体、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリアミド、ポリエステル、ポリエポキサイド等公知のすべての材料が単独で、あるいは2種以上の組み合わせによる複合材料として用いられる。最も好適に用いられるものはポリウレタンであり、公知のすべての材料システム、即ちプレポリマー法、部分プレポリマー法及びワンショット法の2液型ウレタン配合物、湿分硬化性の1液型ウレタン配合物、溶液型熱可塑性ウレタン配合物、ウレタンエマルション配合物等が用いられる。これらの樹脂に各種ゴムのチップを含有させることもできる。
また、舗装方法は、樹脂の種類で異なるが、例えば、ウレタン樹脂を用いるときは、ポリウレタン弾性舗装方法として公知の方法が用いられる。即ち、アスコン、コンクリート、モルタルなどの基盤上に、必要に応じて下地調整剤、プライマー等を塗布し、次いで上記の公知のポリウレタン材料が用いてポリウレタン弾性舗装層を施工する。ポリウレタン弾性舗装層を形成する公知のポリウレタン材料としては、特に自己流動型のポリウレタン材料が好適に用いられる。
以下、本発明を実施例及び比較例により具体的に説明する。なお、例中の部は重量部を表わす。また、粒子の添加量(容量ml)を、それぞれの例において示した。
実施例1
まず、下地アスコン層の上に2液反応硬化型ポリウレタン樹脂〔三井化学ポリウレタン(株)製 ポリウレタン主剤 ハイプレンP−306 100部と三井化学ポリウレタン(株)製ポリウレタン硬化剤 TSR−82M 100部〕にて12mm厚となるよう気温約23℃の条件下に施工した。
翌日、硬化後、その上に下記配合の混合物、約1.3kg/mとなる量を鏝で塗布した。
(配合処方)
ポリウレタン主剤〔三井化学ポリウレタン(株)製 ハイプレンP−306〕 100部
ポリウレタン硬化剤〔三井化学ポリウレタン(株)製 TSR−82M〕 100部
発泡弾性粒子(*1) 10部
トルエン 10部
なお、使用した発泡弾性粒子(*1)〔エストップ#200(日成産業株式会社製、粒径2.0mm)〕は、JIS Z8801公称目開き(補助寸法)2mm及び2.36mmのふるいを用い、2.36mmふるいに残り、および2mmふるいを通過した粒子を除く、2mmふるい上にふるいとられたエストップ#200のみを用いた。すなわち、使用した発泡弾性粒子は、粒径2(<)〜2.36(≦)mm、均等係数1、硬度アスカーC 35、嵩比重0.159であり、発泡弾性粒子の配合量は、容量ではポリウレタン200gに対して62.6mlである。
翌日、硬化後の表面は塗りムラの小さい、均一で美しい舗装表面が得られた。
表面の滑り抵抗試験(ASTM E−33)の結果、湿潤面にて施工進行方向(縦方向)試験値54、施工進行直角方向(横方向)試験値55となり、いずれもIAAF規格値の47以上を満足するとともに、施工仕上げの方向性による差異がない表面が得られた。なお、塗布直後には金鏝の細かな筋目が観察されたが、材料に自己流動性があるため時間の経過とともに細かな筋目は消えた。
さらに表面の弾性粒子の分布を定量的に測定した。
上記で得られた0.3m×0.3mの施工部を5列×5行の25区画等分に区切り、MICROSOFT社EXCELを使用し、RANDBETWEEN関数を用いて、無作為に1列につき1つ抽出し合計5個の標本を得た。5つの標本の表面に浮き出ている弾性粒子の個数を測定する。この場合、均した面積全体を母集団と見なし、抽出したデータを標本とした。
母分散S2、母標準偏差sを求めるため、標本から“χ2乗-推定”を行い、母分散の信頼区間を求めた。
さらには、母標準偏差の信頼区間も求め、均一性度(ばらつき度)を検証する。最終的な判定は、母標準偏差の最小値と最大値の差とした。なお、優位確は95%とする。
結果を表−1に纏めて示す。表−1において、母標準偏差の最小値と最大値の範囲を散らばり具合、最小値と最大値との差を散らばりの差として表示した。また、仕上がりを示す◎は、散らばりの差が30以下であることを示す。
実施例2
アスファルトコンクリート基盤の上に、実施例1と同様のポリウレタン主剤とポリウレタン硬化剤を重量比1/1で混合したポリウレタン弾性舗装材を12mm厚になるように塗布した。気温約23℃で1日間硬化させたのち、その上にレーキ仕上げにて下記配合の混合物を約1.3kg/mとなる量で塗布した。
(配合処方)
ポリウレタン主剤(三井化学ポリウレタン(株)製 ハイプレンP−306) 100部
ポリウレタン硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製 TSR−82M) 100部
発泡弾性粒子(*2) 8.9部
キシレン 10部
なお、使用した発泡弾性粒子(*2)は、EVAチップで、実施例1と同様にふるい分けられた粒径2(<)〜2.36(≦)mm、均等係数1、硬度アスカーC 28、嵩比重0.143であり、発泡弾性粒子の配合量は、容量ではポリウレタン200gに対して62.6mlである。
翌日、硬化後、塗りムラが小さく、均一であり、美麗な弾性舗装表面が得られた。
さらに、実施例1と同様に、表面の弾性粒子の分布を定量的に測定した。
結果は、表−1に纏めて示す。
実施例3
実施例1と同様に施工したポリウレタン弾性舗装表面に、鏝を用いて、下記配合の混合物を約1.4kg/mとなる量で塗布した。
(配合処方)
ポリウレタン主剤(三井化学ポリウレタン(株)製 ハイプレンP−306) 100部
ポリウレタン硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製 TSR−82M) 100部
発泡弾性粒子(*3) 20部
トルエン 10部
使用した発泡弾性粒子(*3)は、EPDM発泡チップ(EPS−800HB、株式会社USS東洋製)で、実施例1と同様にふるい分けられた粒径2(<)〜2.36(≦)mm、均等係数1、硬度アスカーC 48、嵩比重0.327であり、発泡弾性粒子の配合量は、容量ではポリウレタン200gに対して62.6mlである。
翌日、硬化後、塗りムラが小さく、均一で美麗な舗装表面が得られた。
さらに、実施例1と同様に、表面の弾性粒子の分布を定量的に測定した。
結果は、表−1に纏めて示す。
実施例4
実施例1と同様に施工したポリウレタン弾性舗装表面に、鏝を用いて、下記配合の混合物を約1.3kg/mとなる量で塗布した。
(配合処方)
ポリウレタン主剤(三井化学ポリウレタン(株)製 ハイプレンP−306) 100部
ポリウレタン硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製 TSR−82M) 100部
発泡弾性粒子(*4) 10部
トルエン 10部
使用した発泡弾性粒子(*4)は、エストップ#200(日成産業株式会社製)で、JIS Z8801公称目開き(補助寸法)2mmふるいを通過した粒子、および3.35mmふるい上に残る粒子を除くエストップ#200のみ用いた。すなわち、粒径2(<)から3.35(≦)mm、均等係数1.8、硬度アスカーC 35、嵩比重0.159であり、発泡弾性粒子の配合量は、容量ではポリウレタン200gに対して62.6mlである。
翌日、硬化後、弾性粒子が均一に分散した表面が得られた。
さらに、実施例1と同様に、表面の弾性粒子の分布を定量的に測定した。
結果は、表−1に纏めて示す。
実施例5
実施例1と同様に施工したポリウレタン弾性舗装表面に、鏝を用いて、下記配合の混合物を約1.3kg/mとなる量で塗布した。
(配合処方)
ポリウレタン主剤(三井化学ポリウレタン(株)製 ハイプレンP−306) 100部
ポリウレタン硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製 TSR−82M) 100部
発泡弾性粒子(*5) 8.9部
トルエン 10部
使用した発泡弾性粒子(*5)は、EVAチップで、JIS Z8801公称目開き(補助寸法)1mmのふるいを通過した粒子を除き、及び1.18mmふるい上に残る粒子を除く粒子、すなわち、粒径1(<)〜1.18(≦)mm、均等係数1、硬度アスカーC 28、嵩比重0.143であり、発泡弾性粒子の配合量は、容量ではポリウレタン200gに対して62.6mlである。
翌日、硬化後、弾性粒子が均一に分散した表面が得られた。
さらに、実施例1と同様に、表面の弾性粒子の分布を定量的に測定した。
結果は、表−1に纏めて示す。
比較例1
実施例1と同様に施工したポリウレタン弾性舗装表面に、鏝を用いて、下記配合の混合物を約1.5kg/mとなる量で塗布した。
(配合処方)
ポリウレタン主剤(三井化学ポリウレタン(株)製 ハイプレンP−306) 100部
ポリウレタン硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製 TSR−82M) 100部
弾性粒子(*6) 30部
トルエン 10部
この比較例では無発泡弾性粒子を使用した。使用した無発泡弾性粒子(*6)は、800H[タイヤ粉砕チップ](株式会社USS東洋製)で、実施例1と同様にふるい分けられた粒径2(<)〜2.36(≦)mm、均等係数1、硬度アスカーC 88、嵩比重0.476であり、発泡弾性粒子の配合量は、容量ではポリウレタン200gに対して62.6mlである。
硬化後、表面は、塗りムラが大きかった。
さらに、実施例1と同様に、表面の弾性粒子の分布を定量的に測定した。
結果は、表−1に纏めて示す。
比較例2
実施例1と同様に施工したポリウレタン弾性舗装表面に、鏝を用いて、下記配合の混合物を約1.3kg/mとなる量で塗布した。
(配合処方)
ポリウレタン主剤(三井化学ポリウレタン(株)製 ハイプレンP−306) 100部
ポリウレタン硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製 TSR−82M) 100部
発泡弾性粒子(*7) 8.9部
トルエン 10部
使用した発泡弾性粒子(*7)は、EVAチップで、JIS Z8801公称目開き(補助寸法)710μm及び3.35mmのふるいを用い、3.35mmふるい上に残り、850μmふるいを通過した粒子を除く、EVAチップ、すなわち、粒径850(<)μm〜3.35(≦)mm、均等係数3.9、硬度アスカーC 28、嵩比重0.143であり、発泡弾性粒子の配合量は、容量ではポリウレタン200gに対して62.6mlである。
結果は、材料の流しムラや鏝の縞模様等が出て、仕上げのパターンが不均一となった。
さらに、実施例1と同様に、表面の弾性粒子の分布を定量的に測定した。
結果は、表−1に纏めて示す。
比較例3
実施例1と同様に施工したポリウレタン弾性舗装表面に、鏝を用いて、下記配合の混合物を約1.5kg/mとなる量で塗布した。
(配合処方)
ポリウレタン主剤(三井化学ポリウレタン(株)製 ハイプレンP−306) 100部
ポリウレタン硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製 TSR−82M) 100部
弾性粒子(*8) 30部
トルエン 10部
この比較例では無発泡弾性粒子を使用した。使用した無発泡弾性粒子*8は、800H[タイヤ粉砕チップ](株式会社USS東洋製)で、比較例2と同様にふるい分けした、粒径850(<)μm〜3.35(≦)mm、均等係数3.9、硬度アスカーC 88、嵩比重0.476であり、発泡弾性粒子の配合量は、容量ではポリウレタン200gに対して62.6mlである。
結果は、材料の流しムラや鏝の縞模様等が出て、仕上げのパターンが不均一となった。
さらに、実施例1と同様に、表面の弾性粒子の分布を定量的に測定した。
結果は、表−1に纏めて示す。
比較例4
実施例1同様に施工したポリウレタン弾性舗装表面に、鏝を用いて、下記配合の混合物を約1.3kg/mとなる量で塗布した。
(配合処方)
ポリウレタン主剤(三井化学ポリウレタン(株)製 ハイプレンP−306) 100部
ポリウレタン硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製 TSR−82M) 100部
発泡弾性粒子(*9) 9.4部
トルエン 10部
使用した発泡弾性粒子(*9)は、独立気泡型のL−600[独立気泡](三和化工株式会社製)で、実施例1と同様にふるい分けられた粒径2(<)〜2.36(≦)mm、均等係数1、硬度アスカーC 66、嵩比重0.150、であり、発泡弾性粒子の配合量は、容量ではポリウレタン200gに対して62.6mlである。
硬化後、材料の流しムラや鏝の縞模様等が出て、仕上げのパターンが不均一となった。
さらに、実施例1と同様に、表面の弾性粒子の分布を定量的に測定した。
結果は、表−1に纏めて示す。
比較例5
実施例1と同様に施工したポリウレタン弾性舗装表面に、鏝を用いて、下記配合の混合物を約1.3kg/mとなる量で塗布した。
(配合処方)
ポリウレタン主剤(三井化学ポリウレタン(株)製 ハイプレンP−306) 100部
ポリウレタン硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製 TSR−82M) 100部
発泡弾性粒子(*10) 8.9部
トルエン 10部
使用した発泡弾性粒子(*10)は、EVAチップで、JIS Z8801公称目開き(補助寸法)500μm及び600μmのふるいを用い、600μmふるい上に残り、500μmふるいを通過した粒子を除く、500μmふるい上の粒子を用いた。すなわち、粒径500(<)〜600(≦)μm、均等係数1、硬度アスカーC 28、嵩比重0.143であり、発泡弾性粒子の配合量は、容量ではポリウレタン200gに対して62.6mlである。
塗布時及び硬化後、発泡弾性粒子がほとんど表面に浮き出てこず、沈んだ状態であった。
さらに、実施例1と同様に、表面の弾性粒子の分布を定量的に測定した。
結果は、表−1に纏めて示す。
比較例6
実施例1と同様に施工したポリウレタン弾性舗装表面に、鏝を用いて、下記配合の混合物を約1.3kg/mとなる量で塗布した。
(配合処方)
ポリウレタン主剤(三井化学ポリウレタン(株)製 ハイプレンP−306) 100部
ポリウレタン硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製 TSR−82M) 100部
発泡弾性粒子(*11) 8.9部
トルエン 10部
使用した発泡弾性粒子(*11)は、EVAチップで、JIS Z8801公称目開き(補助寸法)3.35mm及び4mmのふるいを用い、4mmふるい上に残り、3.35mmふるいを通過した粒子を除く粒子、すなわち、粒径3.35(<)〜4(≦)mm、均等係数1、硬度アスカーC 28、嵩比重0.143であり、発泡弾性粒子の配合量は、容量ではポリウレタン200gに対して62.6mlである。
結果は、チップの隆起が大きく、また均一性にも欠けるものであった。
さらに、実施例1と同様に、表面の弾性粒子の分布を定量的に測定した。
結果は、表−1に纏めて示す。
比較例7
実施例1と同様に施工したポリウレタン弾性舗装表面に、鏝を用いて、下記配合の混合物を約1.3kg/mとなる量で塗布した。
(配合処方)
ポリウレタン主剤(三井化学ポリウレタン(株)製 ハイプレンP−306) 100部
ポリウレタン硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製 TSR−82M) 100部
発泡弾性粒子(*12) 8.9部
トルエン 10部
使用した発泡弾性粒子*12は、EVAチップで、JIS Z8801公称目開き(補助寸法)4mm及び4.75mmのふるいを用い、4.75mmふるい上に残り、4mmふるいを通過した粒子を除く、すなわち、粒径4(<)〜4.75(≦)mm、均等係数1、硬度アスカーC 28、嵩比重0.143であり、発泡弾性粒子の配合量は、容量ではポリウレタン200gに対して62.6mlである。
結果は、チップの隆起が大きく、また均一性にも欠けるものであった。
結果は、表−1に纏めて示す。
比較例8
実施例1と同様に施工したポリウレタン弾性舗装表面に、鏝を用いて、下記配合の混合物を約1.25kg/mとなる量で塗布した。
(配合処方)
ポリウレタン主剤(三井化学ポリウレタン(株)製 ハイプレンP−306) 100部
ポリウレタン硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製 TSR−82M) 100部
発泡弾性粒子(*13) 1.4部
トルエン 10部
使用した発泡弾性粒子*13は、ウレタンスポンジ(市販スポンジ)で、実施例1と同様にふるい分けられた粒径2(<)〜3.36(≦)mm、均等係数1、硬度アスカーC 28、嵩比重0.022であり、発泡弾性粒子の配合量は、容量ではポリウレタン200gに対して8.8mlである。
結果は、非常に鏝むらのある仕上がりになった。さらには滑り抵抗試験については、湿潤面にて施工進行方向(縦方向)試験値38、施工進行直角方向(横方向)試験値40となり、IAAF規格値未満であった。
比較例9
実施例1と同様に施工したポリウレタン弾性舗装表面に、鏝を用いて、下記配合の混合物を約1.3kg/mとなる量で塗布した。
(配合処方)
ポリウレタン主剤(三井化学ポリウレタン(株)製 ハイプレンP−306) 100部
ポリウレタン硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製 TSR−82M) 100部
発泡弾性粒子(*14) 4部
トルエン 10部
使用した発泡弾性粒子*14は、エストップ(日成産業(株)製)で、実施例1と同様にふるい分けられた粒径2(<)〜2.36(≦)mm、均等係数1、硬度アスカーC 35、嵩比重0.159であり、発泡弾性粒子の配合量は、容量ではポリウレタン200gに対して25mlである。
結果は、表面に出ている凹凸はなく、さらに凹凸の少ない中でも非常に鏝むらのある仕上がりになった。さらには滑り抵抗試験については、湿潤面にて施工進行方向(縦方向)試験値43、施工進行直角方向(横方向)試験値42となり、IAAF規格値未満であった。
比較例10
実施例1同様に施工したポリウレタン弾性舗装表面に、鏝を用いて、下記配合の混合物を約1.3kg/mとなる量で塗布した。
(配合処方)
ポリウレタン主剤(三井化学ポリウレタン(株)製 ハイプレンP−306) 100部
ポリウレタン硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製 TSR−82M) 100部
発泡弾性粒子(*15) 35部
トルエン 10部
使用した発泡弾性粒子*15は、エストップ(日成産業(株)製)で、実施例1と同様にふるい分けられた粒径2(<)〜3.36(≦)mm、均等係数1、硬度アスカーC 35、嵩比重0.159であり、発泡弾性粒子の配合量は、容量ではポリウレタン200gに対して220mlである。
結果は、粒子同士が重なり、美感に乏しい仕上がりとなった。さらには滑り抵抗試験については、湿潤面にて施工進行方向(縦方向)試験値40、施工進行直角方向(横方向)試験値44となり、IAAF規格値未満であった。試験後にチップが欠落する現象が起った。
比較例11
実施例1同様に施工したポリウレタン弾性舗装表面に、マスティックローラーを用いて、下記配合の混合物を約1.4kg/mとなる量でエンボス状に仕上げた。いわゆるローラーエンボスである。
(配合処方)
ポリウレタン主剤(三井化学ポリウレタン(株)製 L−1020) 30部
ポリウレタン硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製 04S−R) 50部
トルエン 8部
硬化後、表面の滑り抵抗試験(ASTM E−33)の結果、湿潤面にて施工進行方向(縦方向)試験値48、施工進行直角方向(横方向)試験値55となり、いずれもIAAF規格値の47以上となったが、縦方向、横方向との数値の差が大きくなる傾向にあった。
Figure 0004277058
表−1中、弾性粒子の添加量は、ポリウレタン200部に対する重量部である。
ポリウレタン弾性舗装の表面に、本発明の特定の粒度をもつ発泡弾性粒子を配合したポリウレタン材料を鏝にて均し、塗布することにより、鏝仕上げでも塗りムラの小さい、均一で美しいエンボス表面が得られる。
すなわち、本発明の方法は、弾性舗装表面を簡易な塗布方法により、均一で美麗なエンボス表面に仕上げることができる。
本発明の仕上げ方法は、均一な表面が得られる効果が顕著であり、陸上競技場のトラック、フィールド及びジョギングコースなどのポリウレタンよる弾性舗装表面を均一なエンボス表面に仕上げることができる方法として極めて有効である。

Claims (2)

  1. 弾性舗装の表面に粒径が1mmを超え3.35mm以下であり、かつ均等係数が1〜2であって、かつ、アスカーC硬度計で硬度10〜60である発泡弾性粒子をポリウレタン材料に3〜30重量%配合したポリウレタン材料を板状塗布道具にて塗布することを特徴とする弾性舗装の表面仕上げ方法。
  2. 板状塗布道具が、鏝、箆、レーキ又は櫛目レーキである請求項1記載の弾性舗装の表面仕上げ方法。
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