JP4273554B2 - モータ駆動装置の異常検出装置及び異常検出方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ駆動装置の異常検出装置及び異常検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電動車両においては、U相、V相及びW相のステータコイルを備えたステータ、及び該ステータの内側において回転自在に配設され、磁極対を備えたロータから成るモータが使用され、モータ駆動装置によって前記ステータコイルにU相、V相及びW相の電流を供給することにより、前記モータが駆動されるようになっている。
【0003】
そして、前記モータ駆動装置において、モータ制御回路は、電動車両の全体の制御を行う車両制御回路からの電流指令値を受けて、該電流指令値に対応したパルス幅を有するU相、V相及びW相のパルス幅変調信号を発生させ、該パルス幅変調信号をドライブ回路に送る。
該ドライブ回路は、前記パルス幅変調信号に対応させてスイッチング信号を発生させ、該スイッチング信号をインバータブリッジに送る。該インバータブリッジは、6個のトランジスタを有し、前記スイッチング信号がオンの間だけトランジスタをオンにして各相の電流を発生させ、該各相の電流を前記ステータコイルに供給する。このようにして、モータ制御回路を作動させることによってモータを駆動し、電動車両を走行させることができる。
【0004】
ところで、前記モータのステータコイルはスター結線されているので、各相の電流のうちの二つの相の電流の値が決まると、残りの一つの相の電流の値も決まる。したがって、各相の電流を制御するために、例えば、U相及びV相の電流が電流センサによって検出されるようになっている。そして、ロータの磁極対の方向にd軸を、該d軸と直角の方向にq軸をそれぞれ採ったd−q軸モデル上でフィードバック制御が行われるようになっている。
【0005】
そのために、前記モータ制御回路において、U相及びV相の電流は、三相/二相変換が行われてd軸電流及びq軸電流になる。そして、d軸電流とd軸電流指令値とのd軸電流偏差、及びq軸電流とq軸電流指令値とのq軸電流偏差がそれぞれ算出され、前記d軸電流偏差及びq軸電流偏差が0になるようにd軸電圧指令値及びq軸電圧指令値がそれぞれ発生させられる。続いて、d軸電圧指令値及びq軸電圧指令値は、二相/三相変換が行われてU相、V相及びW相の電圧指令値になり、該各相の電圧指令値に基づいてU相、V相及びW相のパルス幅変調信号が発生させられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のモータ駆動装置においては、異常が発生したかどうかを判断することができない。
すなわち、モータ駆動装置においては、電流センサが故障したり、電流センサの信号線が短絡したりして異常が発生することがあるが、すべての相の電流を電流センサによって検出するようになっている場合には、各相の電流の合計が0になるかどうかを判断するだけで、モータ駆動装置に異常が発生したかどうかを判断することができる。ところが、前述されたように、二つの相の電流を電流センサによって検出するようになっている場合には、各相の電流の合計を算出しても0にはならないので、モータ駆動装置に異常が発生したかどうかを判断することができない。
【0007】
本発明は、前記従来のモータ駆動装置の問題点を解決して、モータ駆動装置に異常が発生したかどうかを判断することができるモータ駆動装置の異常検出装置及び異常検出方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の車両駆動制御装置においては、三つの相のステータコイルを備えたモータと、前記三つの相のうちの二つの相のステータコイルに供給される相電流を検出して各電流検出値を発生させる電流センサと、前記各電流検出値をd軸電流及びq軸電流に変換する第1の変換手段と、前記d軸電流及びq軸電流並びに電流指令値に基づいてフィードバック制御を行ってd軸及びq軸の各偏差を算出するフィードバック制御手段と、前記各偏差に基づいてd軸及びq軸の各軸電圧指令値を発生させる軸電圧指令値発生手段と、前記各軸電圧指令値を三つの相の各相電圧指令値に変換する第2の変換手段と、前記各相電圧指令値に基づいて三つの相の各パルス幅変調信号を発生させるPWM発生器と、前記各パルス幅変調信号に基づいて各ステータコイルに供給される三つの相の各相電流を発生させる電流発生部と、前記二つの相の各電流検出値の最大値及び最小値をそれぞれ算出し、前記各電流検出値ごとの最大値及び最小値を比較し、比較結果に基づいてモータ駆動装置に異常が発生したかどうかを判断する異常判断手段とを有する。
【0009】
本発明の他の車両駆動制御装置においては、三つの相のステータコイルを備えたモータと、前記三つの相のうちの二つの相のステータコイルに供給される相電流を検出して各電流検出値を発生させる電流センサと、前記各電流検出値をd軸電流及びq軸電流に変換する第1の変換手段と、前記d軸電流及びq軸電流並びに電流指令値に基づいてフィードバック制御を行ってd軸及びq軸の各偏差を算出するフィードバック制御手段と、前記各偏差に基づいてd軸及びq軸の各軸電圧指令値を発生させる軸電圧指令値発生手段と、前記各軸電圧指令値を三つの相の各相電圧指令値に変換する第2の変換手段と、前記各相電圧指令値に基づいて三つの相の各パルス幅変調信号を発生させるPWM発生器と、前記各パルス幅変調信号に基づいて各ステータコイルに供給される三つの相の各相電流を発生させる電流発生部と、前記d軸電流及びq軸電流の最大値並びに最小値をそれぞれ算出し、前記d軸電流及びq軸電流ごとの最大値と最小値との差を算出し、最大値と最小値との差に基づいてd軸電流及びq軸電流が直流成分を有するかどうかを判断し、前記d軸電流及びq軸電流が直流成分を有するかどうかによって、モータ駆動装置に異常が発生したかどうかを判断する異常判断手段とを有する。
【0010】
本発明の更に他の車両駆動制御装置においては、三つの相のステータコイルを備えたモータと、前記三つの相のうちの二つの相のステータコイルに供給される相電流を検出して各電流検出値を発生させる電流センサと、前記各電流検出値をd軸電流及びq軸電流に変換する第1の変換手段と、前記d軸電流及びq軸電流並びに電流指令値に基づいてフィードバック制御を行ってd軸及びq軸の各偏差を算出するフィードバック制御手段と、前記各偏差に基づいてd軸及びq軸の各軸電圧指令値を発生させる軸電圧指令値発生手段と、前記各軸電圧指令値を三つの相の各相電圧指令値に変換する第2の変換手段と、前記各相電圧指令値に基づいて三つの相の各パルス幅変調信号を発生させるPWM発生器と、前記各パルス幅変調信号に基づいて各ステータコイルに供給される三つの相の各相電流を発生させる電流発生部と、d軸及びq軸電圧指令値の最大値及び最小値をそれぞれ算出し、前記d軸及びq軸電圧指令値ごとの最大値と最小値との差を算出し、最大値と最小値との差に基づいてd軸及びq軸の電圧指令値が直流成分を有するかどうかを判断し、前記d軸及びq軸の電圧指令値が直流成分を有するかどうかによって、モータ駆動装置に異常が発生したかどうかを判断する異常判断手段とを有する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置の異常検出装置の機能ブロック図である。
図において、10はモータ駆動装置、31は複数の相の図示されないステータコイルを備えたモータ、33、34は前記複数の相のうちの一つを除く各相のステータコイルに供給される相電流を検出して各相ごとに電流検出値を発生させる電流センサ、45は前記各電流検出値及び電流指令値に基づいて各相ごとに駆動信号を発生させる駆動信号発生手段としてのモータ制御回路、101は前記各駆動信号に基づいて各相ごとにステータコイルに供給される相電流を発生させる電流発生部、102は前記モータ制御回路45内に配設され、前記電流検出値及び駆動信号のうちの少なくとも一方の値に基づいて、モータ駆動装置10に異常が発生したかどうかを判断する異常判断手段である。
【0014】
図2は本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置の概略図、図3は本発明の実施の形態におけるモータ制御回路の概略図、図4は本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置に異常が発生していないときの電流検出値の波形図、図5は本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置に異常が発生していないときのd軸電流及びq軸電流の波形図、図6は本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置に異常が発生していないときのd軸電圧指令値及びq軸電圧指令値の波形図、図7は本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置に異常が発生していないときのモータに供給される電流の波形図である。
【0015】
図において、10はモータ駆動装置、31はモータであり、該モータ31としてDCブラシレスモータが使用される。前記モータ31は、複数の相、すなわち、U相、V相及びW相のステータコイル11〜13を図示されないステータコアに巻装することによって形成されたステータ、及び該ステータの内側において回転自在に配設され、磁極対を備えた図示されないロータを有する。そして、前記モータ31を駆動して電動車両を走行させるために、バッテリ14からの直流の電流がインバータブリッジ40によって相電流としてのU相、V相及びW相の電流IU 、IV 、IW に変換され、各相の電流IU 、IV 、IW はそれぞれ各ステータコイル11〜13に供給される。
【0016】
そのために、前記インバータブリッジ40は、6個のスイッチング素子としてのトランジスタTr1〜Tr6を備え、各トランジスタTr1〜Tr6を選択的にオン・オフさせることによって、前記各相の電流IU 、IV 、IW を発生させることができるようになっている。
また、前記ロータにロータ位置センサ、例えば、レゾルバ43が連結され、該レゾルバ43に磁極位置検出手段としてのロータ位置検出回路44が接続される。そして、該ロータ位置検出回路44は、前記レゾルバ43に交流の電圧を印加するとともに、レゾルバ43からレゾルバ信号を受けて前記ロータの位置、すなわち、磁極の位置を検出し、磁極位置信号をモータ制御回路45に送る。
【0017】
したがって、電動車両の全体の制御を行う図示されない車両制御回路が、電流指令値を発生させ、該電流指令値をモータ制御回路45に送ると、該モータ制御回路45は、前記電流指令値に対応するパルス幅を計算し、該パルス幅を有する3相のパルス幅変調信号SU 、SV 、SW を発生させ、該パルス幅変調信号SU 、SV 、SW をドライブ回路51に送る。該ドライブ回路51は、前記パルス幅変調信号SU 、SV 、SW を受けて、6個のトランジスタTr1〜Tr6を駆動するためのスイッチング信号をそれぞれ発生させ、該スイッチング信号をインバータブリッジ40に送る。なお、前記インバータブリッジ40及びドライブ回路51によって電流発生部101(図1)が構成される。
【0018】
その結果、前記ステータコイル11〜13に各相の電流IU 、IV 、IW がそれぞれ供給され、ロータにトルクが発生させられる。このようにして、前記モータ駆動装置10を作動させることによってモータ31を駆動し、電動車両を走行させることができる。
ところで、各相のうちの二つの相の電流の値が決まると、残りの一つの相の電流の値も決まる。したがって、各相の電流IU 、IV 、IW を制御するために、各相のうちの一つを除く所定の相、例えば、U相及びV相の電流IU 、IV が電流検出手段としての電流センサ33、34によって検出され、前記電流IU 、IV を図4に示されるような波形の電流検出値SGU 、SGV (検出信号)をモータ電流検出回路15を介してモータ制御回路45に送られるようになっている。そして、モータ駆動装置10に異常が発生していない場合、前記電流検出値SGU 、SGV は、互いに等しい実効値を有し、かつ、(2/3)πだけ位相がずれた正弦波から成る。なお、16は前記バッテリ14の電圧を検出する直流電圧検出回路、17は平滑用のコンデンサ、46はメモリである。また、a1、a2は前記電流検出値SGU 、SGV をモータ電流検出回路15に送るための、a3、a4は前記電流検出値SGU 、SGV をモータ制御回路45に送るための信号線である。なお、U相及びV相の電流IU 、IV に代えて、V相及びW相の電流IV 、IW を検出したり、U相及びW相の電流IU 、IW を検出したりすることもできる。
【0019】
そして、ロータの磁極対の方向にd軸を、該d軸と直角の方向にq軸をそれぞれ採ったd−q軸モデル上でフィードバック制御が行われるようになっている。そのために、前記モータ制御回路45は、例えば、前記電流センサ33、34によって検出されたU相及びV相の電流IU 、IV の電流検出値SGU 、SGV 及び前記磁極位置信号を第1の変換手段としてのUV−dq変換器61に送る。該UV−dq変換器61は、前記電流検出値SGU 、SGV 及び前記磁極位置信号に基づいて三相/二相変換を行い、電流IU 、IV を図5に示されるような、所定の数の軸電流としてのd軸電流id 及びq軸電流iq に変換する。そして、前記モータ駆動装置10に異常が発生していない場合、d軸電流id 及びq軸電流iq は一定の実効値を有する直流成分から成る。
【0020】
また、d軸電流id はフィードバック制御手段としての減算器62に送られ、該減算器62において、前記d軸電流id と前記電流指令値のうちのd軸電流指令値idsとの偏差Δid が算出され、該偏差Δid が軸電圧指令値発生手段としてのd軸電圧指令値発生部64に送られる。一方、q軸電流iq はフィードバック制御手段としての減算器63に送られ、該減算器63において、前記q軸電流iq と前記電流指令値のうちのq軸電流指令値iqsとの偏差Δiq が算出され、該偏差Δiq が軸電圧指令値発生手段としてのq軸電圧指令値発生部65に送られる。このようにして、d軸電流id 及びd軸電流指令値idsに基づいて、また、q軸電流iq 及びq軸電流指令値iqsに基づいてフィードバック制御が行われる。
【0021】
そして、前記d軸電圧指令値発生部64及びq軸電圧指令値発生部65は、それぞれ前記偏差Δid 、Δiq に基づいて、図6に示されるような、軸電圧指令値としてのd軸電圧指令値Vd * 及びq軸電圧指令値Vq * を発生させ、該d軸電圧指令値Vd * 及びq軸電圧指令値Vq * を第2の変換手段としてのdq−UV変換器67に送る。
【0022】
続いて、該dq−UV変換器67は、前記d軸電圧指令値Vd * 、q軸電圧指令値Vq * 及び磁極位置信号に基づいて二相/三相変換を行い、d軸電圧指令値Vd * 及びq軸電圧指令値Vq * を相電圧指令値としての各相の電圧指令値VU * 、VV * 、VW * に変換し、該電圧指令値VU * 、VV * 、VW * をPWM発生器68に送る。該PWM発生器68は、前記各相の電圧指令値VU * 、VV * 、VW * 及び前記直流電圧検出回路16によって検出された直流の電圧に基づいて各相のパルス幅変調信号SU 、SV 、SW を発生させる。その結果、前述されたように、前記ステータコイル11〜13に、図7に示されるような各相の電流IU 、IV 、IW (図7においては、電流IU 、IV だけが示される。)が供給される。そして、モータ駆動装置10に異常が発生していない場合、前記電流IU 、IV 、IW は、互いに等しい実効値を有し、かつ、(2/3)πだけ位相のずれた正弦波から成る。なお、前記d軸電流id 、q軸電流iq 、d軸電圧指令値Vd * 、q軸電圧指令値Vq * 、電圧指令値VU * 、VV * 、VW * 及びパルス幅変調信号SU 、SV 、SW によって駆動信号が構成される。
【0023】
ところで、前記モータ駆動装置10においては、電流センサ33、34が故障したり、信号線a1〜a4が短絡したりして異常が発生することがある。そこで、前記モータ制御回路45に異常判断手段102が配設され、該異常判断手段102によって、モータ駆動装置10に異常が発生したかどうかを判断することができるようになっている。
【0024】
次に、モータ駆動装置10に異常が発生したときの、モータ駆動装置10の状態の変化について説明する。
図8は本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置に異常が発生したときの電流検出値の波形図、図9は本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置に異常が発生したときのd軸電流及びq軸電流の波形図、図10は本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置に異常が発生したときのd軸電圧指令値及びq軸電圧指令値の波形図、図11は本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置に異常が発生したときのモータに供給される電流の波形図、図12は本発明の実施の形態における異常判断手段の動作を示すフローチャートである。
【0025】
この場合、モータ駆動装置10(図1)に異常が発生すると、図8に示されるように、電流検出値SGU 、SGV の波形が図4と異なる波形になり、実効値は互いに異なり、位相のずれは(2/3)πにならない。また、それに伴って、図9〜11に示されるように、d軸電流id 及びq軸電流iq の波形、d軸電圧指令値Vd * 及びq軸電圧指令値Vq * の波形、並びにステータコイル13、11に供給される電流IU 、IV の波形が、それぞれ図5〜7と異なる波形になり、例えば、電流IU 、IV の波形は、図11に示されるように、実効値は互いに異なり、位相のずれは(2/3)πにならない。
【0026】
そこで、モータ制御回路45(図2)の図示されない異常検出手段は、電流検出値SGU 、SGV を読み込み、該電流検出値SGU 、SGV の波形が、互いに等しい実効値を有し、かつ、(2/3)πだけ位相のずれた正弦波であるかどうかの第1の条件が成立するがどうかを判断する。
そのために、異常判断手段102は、前記電流検出値SGU 、SGV を1周期にわたって読み込み、電流検出値SGU の最大値SGUMAX及び最小値SGUMIN、並びに電流検出値SGV の最大値SGVMAX及び最小値SGVMINを決定してメモリ46に格納する。そして、前記異常判断手段102は、最大値SGUMAX、SGVMAX同士、及び最小値SGUMIN、SGVMIN同士を比較し、比較結果に基づいて、最大値SGUMAX、SGVMAXの差δ1MAX
δ1MAX =|SGUMAX−SGVMAX|
、及び最小値SGUMIN、SGVMINの差δ1MIN
δ1MIN =|SGUMIN−SGVMIN|
を算出し、前記差δ1MAX 、δ1MIN の少なくとも一方が閾(しきい)値α1、α2以上である場合に、第1の条件が成立したと判断する。なお、前記閾値α1、α2は互いに等しい値にしても、異なる値にしてもよい。
【0027】
そして、前記異常判断手段102は、第1の条件が成立したときに、モータ駆動装置10に異常が発生したと判断する。
このように、電流センサ33、34によって電流IU 、IV を検出し、電流検出値SGU 、SGV に基づいて第1の条件が成立するかどうかを判断し、判断結果に基づいてモータ駆動装置10に異常が発生したかどうかを判断することができるので、電流センサをすべての相ごとに配設する必要がなくなる。したがって、モータ駆動装置の異常検出装置のコストを低くすることができる。
【0028】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 電流検出値SGU 、SGV を読み込む。
ステップS2 最大値SGUMAX、SGVMAX及び最小値SGUMIN、SGVMINをメモリ46に格納する。
ステップS3 1周期が終了したかどうかを判断する。1周期が終了した場合はステップS4に進み、終了していない場合はステップS1に戻る。
ステップS4 最大値SGUMAX、SGVMAXの差δ1MAX 、及び最小値SGUMIN、SGVMINの差δ1MIN の少なくとも一方が閾値α1、α2以上であるかどうかを判断する。差δ1MAX 及び差δ1MIN の少なくとも一方が閾値α1、α2以上である場合はステップS5に進み、差δ1MAX 及び差δ1MIN が閾値α1、α2より小さい場合はステップS1に戻る。
ステップS5 モータ駆動装置10に異常が発生したと判断する。
【0029】
また、前記異常判断手段102は、前記d軸電流id 及びq軸電流iq を読み込み、該d軸電流id 及びq軸電流iq の波形が、いずれも一定の実効値を有する直流成分から成るかどうかの第2の条件が成立するかどうかを判断することもできる。
そのために、前記異常判断手段102は、前記d軸電流id 及びq軸電流iq を1周期にわたって読み込み、d軸電流id 及びq軸電流iq を前記メモリ46に格納する。そして、前記異常判断手段102は、d軸電流id の最大値idMAXと最小値idMINとの差δd
δd =idMAX−idMIN
、及びq軸電流iq の最大値iqMAXと最小値iqMINとの差δq
δq =iqMAX−iqMIN
を算出し、前記差δd 、δq の少なくとも一方が閾値β1、β2以上である場合に、第2の条件が成立したと判断する。なお、前記閾値β1、β2は互いに等しい値にしても、異なる値にしてもよい。
【0030】
そして、前記異常判断手段102は、第2の条件が成立したときに、モータ駆動装置10に異常が発生したと判断する。
さらに、前記異常判断手段102は、d軸電圧指令値Vd * 及びq軸電圧指令値Vq * を読み取り、該d軸電圧指令値Vd * 及びq軸電圧指令値Vq * の波形が、いずれも一定の実効値を有する直流成分から成るかどうかの第3の条件が成立するかどうかを判断することもできる。
【0031】
そのために、前記異常判断手段102は、前記d軸電圧指令値Vd * 及びq軸電圧指令値Vq * を1周期にわたって読み込み、d軸電圧指令値Vd * の最大値VdMAX * 及び最小値VdMIN * 、並びにq軸電圧指令値Vq * の最大値VqMAX * 及び最小値VqMIN * を決定してメモリ46に格納する。そして、前記異常判断手段102は、最大値VdMAX * と最小値VdMIN * との差δ2d
δ2d =VdMAX * −VdMIN *
、及び最大値VqMAX * と最小値VqMIN * との差δ2q
δ2q =VqMAX * −VqMIN *
を算出し、前記差δ2d 、δ2q の少なくとも一方が閾値γ1、γ2以上である場合に、第3の条件が成立したと判断する。なお、前記閾値γ1、γ2は互いに等しい値にしても、異なる値にしてもよい。
【0032】
そして、前記異常判断手段102は、第3の条件が成立したときに、モータ駆動装置10に異常が発生したと判断する。
この場合、電流IU 、IV 、IW の位相が正常ではなくなったこと、すなわち、(2/3)πだけ位相がずれていないことを検出することもできる。
本実施の形態においては、第1〜第3の条件のうちのいずれか一つの条件が成立したときに、モータ駆動装置10に異常が発生したと判断するようになっているが、第1〜第3の条件のうちのいずれか二つ以上の条件が成立したときに、モータ駆動装置10に異常が発生したと判断することもできる。
【0033】
また、本実施の形態においては、電流検出値SGU 、SGV の各波形に基づいて、前記d軸電流id 及びq軸電流iq の各波形、又はd軸電圧指令値Vd * 及びq軸電圧指令値Vq * の各波形に基づいてモータ駆動装置10に異常が発生したかどうかを判断するようになっているが、dq−UV変換器67において発生させられる電圧指令値VU * 、VV * の各波形、PWM発生器68において発生させられるパルス幅変調信号SU 、SV の各波形等に基づいて、モータ駆動装置10に異常が発生したかどうかを判断することもできる。さらに、各波形の組合せに基づいてモータ駆動装置10に異常が発生したかどうかを判断することもできる。
【0034】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0035】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、三つの相のステータコイルを備えたモータと、前記三つの相のうちの二つの相のステータコイルに供給される相電流を検出して各電流検出値を発生させる電流センサと、前記各電流検出値をd軸電流及びq軸電流に変換する第1の変換手段と、前記d軸電流及びq軸電流並びに電流指令値に基づいてフィードバック制御を行ってd軸及びq軸の各偏差を算出するフィードバック制御手段と、前記各偏差に基づいてd軸及びq軸の各軸電圧指令値を発生させる軸電圧指令値発生手段と、前記各軸電圧指令値を三つの相の各相電圧指令値に変換する第2の変換手段と、前記各相電圧指令値に基づいて三つの相の各パルス幅変調信号を発生させるPWM発生器と、前記各パルス幅変調信号に基づいて各ステータコイルに供給される三つの相の各相電流を発生させる電流発生部と、前記二つの相の各電流検出値の最大値及び最小値をそれぞれ算出し、前記各電流検出値ごとの最大値及び最小値を比較し、比較結果に基づいてモータ駆動装置に異常が発生したかどうかを判断する異常判断手段とを有する。
【0036】
この場合、三つの相のうちの二つの相のステータコイルに供給される相電流が検出されて各電流検出値が発生させられ、前記二つの相の各電流検出値に基づいてモータ駆動装置に異常が発生したかどうかが判断される。
【0037】
したがって、電流センサを三つの相ごとに配設する必要がなくなるので、モータ駆動装置の異常検出装置のコストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置の異常検出装置の機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置の概略図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるモータ制御回路の概略図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置に異常が発生していないときの電流検出値の波形図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置に異常が発生していないときのd軸電流及びq軸電流の波形図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置に異常が発生していないときのd軸電圧指令値及びq軸電圧指令値の波形図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置に異常が発生していないときのモータに供給される電流の波形図である。
【図8】本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置に異常が発生したときの電流検出値の波形図である。
【図9】本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置に異常が発生したときのd軸電流及びq軸電流の波形図である。
【図10】本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置に異常が発生したときのd軸電圧指令値及びq軸電圧指令値の波形図である。
【図11】本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置に異常が発生したときのモータに供給される電流の波形図である。
【図12】本発明の実施の形態における異常判断手段の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 モータ駆動装置
11〜13 ステータコイル
31 モータ
33、34 電流センサ
45 モータ制御回路
61 UV−dq変換器
64、65 軸電圧指令値発生部
67 dq−UV変換器
68 PWM発生器
101 電流発生部
102 異常判断手段
IU 、IV 、IW 相電流
id 、iq 軸電流
ids、iqs 軸電流指令値
SGU 、SGV 電流検出値
SU 、SV 、SW パルス幅変調信号
Vd * 、Vq * 軸電圧指令値
VU * 、VV * 、VW * 電圧指令値
Δid 、Δiq 偏差
Claims (6)
- 三つの相のステータコイルを備えたモータと、前記三つの相のうちの二つの相のステータコイルに供給される相電流を検出して各電流検出値を発生させる電流センサと、前記各電流検出値をd軸電流及びq軸電流に変換する第1の変換手段と、前記d軸電流及びq軸電流並びに電流指令値に基づいてフィードバック制御を行ってd軸及びq軸の各偏差を算出するフィードバック制御手段と、前記各偏差に基づいてd軸及びq軸の各軸電圧指令値を発生させる軸電圧指令値発生手段と、前記各軸電圧指令値を三つの相の各相電圧指令値に変換する第2の変換手段と、前記各相電圧指令値に基づいて三つの相の各パルス幅変調信号を発生させるPWM発生器と、前記各パルス幅変調信号に基づいて各ステータコイルに供給される三つの相の各相電流を発生させる電流発生部と、前記二つの相の各電流検出値の最大値及び最小値をそれぞれ算出し、前記各電流検出値ごとの最大値及び最小値を比較し、比較結果に基づいてモータ駆動装置に異常が発生したかどうかを判断する異常判断手段とを有することを特徴とするモータ駆動装置の異常検出装置。
- 三つの相のステータコイルを備えたモータと、前記三つの相のうちの二つの相のステータコイルに供給される相電流を検出して各電流検出値を発生させる電流センサと、前記各電流検出値をd軸電流及びq軸電流に変換する第1の変換手段と、前記d軸電流及びq軸電流並びに電流指令値に基づいてフィードバック制御を行ってd軸及びq軸の各偏差を算出するフィードバック制御手段と、前記各偏差に基づいてd軸及びq軸の各軸電圧指令値を発生させる軸電圧指令値発生手段と、前記各軸電圧指令値を三つの相の各相電圧指令値に変換する第2の変換手段と、前記各相電圧指令値に基づいて三つの相の各パルス幅変調信号を発生させるPWM発生器と、前記各パルス幅変調信号に基づいて各ステータコイルに供給される三つの相の各相電流を発生させる電流発生部と、前記d軸電流及びq軸電流の最大値並びに最小値をそれぞれ算出し、前記d軸電流及びq軸電流ごとの最大値と最小値との差を算出し、最大値と最小値との差に基づいてd軸電流及びq軸電流が直流成分を有するかどうかを判断し、前記d軸電流及びq軸電流が直流成分を有するかどうかによって、モータ駆動装置に異常が発生したかどうかを判断する異常判断手段とを有することを特徴とするモータ駆動装置の異常検出装置。
- 三つの相のステータコイルを備えたモータと、前記三つの相のうちの二つの相のステータコイルに供給される相電流を検出して各電流検出値を発生させる電流センサと、前記各電流検出値をd軸電流及びq軸電流に変換する第1の変換手段と、前記d軸電流及びq軸電流並びに電流指令値に基づいてフィードバック制御を行ってd軸及びq軸の各偏差を算出するフィードバック制御手段と、前記各偏差に基づいてd軸及びq軸の各軸電圧指令値を発生させる軸電圧指令値発生手段と、前記各軸電圧指令値を三つの相の各相電圧指令値に変換する第2の変換手段と、前記各相電圧指令値に基づいて三つの相の各パルス幅変調信号を発生させるPWM発生器と、前記各パルス幅変調信号に基づいて各ステータコイルに供給される三つの相の各相電流を発生させる電流発生部と、d軸及びq軸電圧指令値の最大値及び最小値をそれぞれ算出し、前記d軸及びq軸電圧指令値ごとの最大値と最小値との差を算出し、最大値と最小値との差に基づいてd軸及びq軸の電圧指令値が直流成分を有するかどうかを判断し、前記d軸及びq軸の電圧指令値が直流成分を有するかどうかによって、モータ駆動装置に異常が発生したかどうかを判断する異常判断手段とを有することを特徴とするモータ駆動装置の異常検出装置。
- 三つの相のステータコイルのうちの二つの相のステータコイルに供給される相電流を検出して各電流検出値を発生させ、該各電流検出値をd軸電流及びq軸電流に変換し、該d軸電流及びq軸電流並びに電流指令値に基づいてフィードバック制御を行ってd軸及びq軸の各偏差を算出し、該各偏差に基づいてd軸及びq軸の各軸電圧指令値を発生させ、該各軸電圧指令値を三つの相の各相電圧指令値に変換し、該各相電圧指令値に基づいて三つの相の各パルス幅変調信号を発生させ、該各パルス幅変調信号に基づいて各ステータコイルに供給される三つの相の各相電流を発生させ、前記二つの相の各電流検出値の最大値及び最小値をそれぞれ算出し、前記各電流検出値ごとの最大値及び最小値を比較し、比較結果に基づいてモータ駆動装置に異常が発生したかどうかを判断することを特徴とするモータ駆動装置の異常検出方法。
- 三つの相のステータコイルのうちの二つの相のステータコイルに供給される相電流を検出して各電流検出値を発生させ、該各電流検出値をd軸電流及びq軸電流に変換し、該d軸電流及びq軸電流並びに電流指令値に基づいてフィードバック制御を行ってd軸及びq軸の各偏差を算出し、該各偏差に基づいてd軸及びq軸の各軸電圧指令値を発生させ、該各軸電圧指令値を三つの相の各相電圧指令値に変換し、該各相電圧指令値に基づいて三つの相の各パルス幅変調信号を発生させ、該各パルス幅変調信号に基づいて各ステータコイルに供給される三つの相の各相電流を発生させ、d軸電流及びq軸電流の最大値並びに最小値をそれぞれ算出し、前記d軸電流及びq軸電流ごとの最大値と最小値との差を算出し、最大値と最小値との差に基づいてd軸電流及びq軸電流が直流成分を有するかどうかを判断し、d軸電流及びq軸電流が直流成分を有するかどうかによって、モータ駆動装置に異常が発生したかどうかを判断することを特徴とするモータ駆動装置の異常検出方法。
- 三つの相のステータコイルのうちの二つの相のステータコイルに供給される相電流を検出して各電流検出値を発生させ、該各電流検出値をd軸電流及びq軸電流に変換し、該d軸電流及びq軸電流並びに電流指令値に基づいてフィードバック制御を行ってd軸及びq軸の各偏差を算出し、該各偏差に基づいてd軸及びq軸の各軸電圧指令値を発生させ、該各軸電圧指令値を三つの相の各相電圧指令値に変換し、該各相電圧指令値に基づいて三つの相の各パルス幅変調信号を発生させ、該各パルス幅変調信号に基づいて各ステータコイルに供給される三つの相の各相電流を発生させ、d軸及びq軸電圧指令値の最大値及び最小値をそれぞれ算出し、前記d軸及びq軸電圧指令値ごとの最大値と最小値との差を算出し、最大値と最小値との差に基づいてd軸及びq軸の電圧指令値が直流成分を有するかどうかを判断し、d軸及びq軸の電圧指令値が直流成分を有するかどうかによって、モータ駆動装置に異常が発生したかどうかを判断することを特徴とするモータ駆動装置の異常検出方法。
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