JP4273506B2 - マルチ形空気調和装置の運転制御方法及びマルチ形空気調和装置並びに冷凍装置 - Google Patents

マルチ形空気調和装置の運転制御方法及びマルチ形空気調和装置並びに冷凍装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4273506B2
JP4273506B2 JP2006040330A JP2006040330A JP4273506B2 JP 4273506 B2 JP4273506 B2 JP 4273506B2 JP 2006040330 A JP2006040330 A JP 2006040330A JP 2006040330 A JP2006040330 A JP 2006040330A JP 4273506 B2 JP4273506 B2 JP 4273506B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
indoor unit
wiring
indoor
control means
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006040330A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007218512A (ja
Inventor
広有 柴
威 倉持
誠司 井上
邦弘 乾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2006040330A priority Critical patent/JP4273506B2/ja
Publication of JP2007218512A publication Critical patent/JP2007218512A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4273506B2 publication Critical patent/JP4273506B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2221/00Details or features not otherwise provided for
    • F24F2221/32Details or features not otherwise provided for preventing human errors during the installation, use or maintenance, e.g. goofy proof

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

本発明は、室外機と複数の室内機とが冷媒配管で接続され冷媒を循環させて空調運転を行うマルチ形空気調和装置の運転制御方法及びマルチ形空気調和装置並びに冷凍装置に関し、特に、配線の誤配線接続を検知及び接続修正に関する。
従来のマルチ形空気調和装置及び冷凍装置は、例えば「圧縮機(1)と、この圧縮機(1)の吐出側又は吸込側の一方に接続される室外熱交換器(7)とを内装すると共に、上記室外熱交換器(7)に一端が接続された液管(11)の他端を、それぞれ開閉弁(23)の介設された複数の液支管(17−1〜17−4)に、また上記圧縮機(1)の吐出側又は吸込側の他方に一端が接続されるガス管(6)の他端を複数のガス支管(19−1〜19−4)にそれぞれ分岐して構成した室外ユニット(X)の上記液支管(17−1〜17−4)とガス支管(19−1〜19−4)との間に、複数の室内ユニット(A〜D)の各室内熱交換器(22)をそれぞれ接続してなるマルチ形空気調和機であって、上記圧縮機(1)からの吐出冷媒を上記室外熱交換器(7)と室内熱交換器(22)とに回流させる冷媒循環サイクル時の上記各室内熱交換器(22)及び各ガス支管(19−1〜19−4)の温度変化をそれぞれ検出する熱交換器温度検出手段(31)とガス支管温度検出手段(32)とを設けると共に、上記各開閉弁(23)のいずれか一つを開弁して行う試運転時の冷媒運転サイクルにおける上記各温度検出手段(31)、(32)の検出信号に基づいて上記各液支管(17−1〜17−4)及びガス支管(19−1〜19−4)がどの室内ユニット(A〜D)に接続されているかを判定する信号処理手段(45)を設け、上記試運転時の信号処理手段(45)の判定結果を記憶する記憶手段(46)を設け、この記憶手段(46)のデータによって通常運転する運転制御手段(47)を設けたことを特徴とするマルチ形空気調和機。」が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、「圧縮機(2),室外熱交換器(4)を有する室外ユニット(1)に、室内熱交温度センサ(11)が設けられた室内熱交換器(10)とファンと室温センサ(12)を有する複数の室内ユニット(9a〜9d)を、各室用膨張弁(7a〜7d)を介して並列に接続してなる空気調和機の凍結防止装置(20)において、上記各室内ユニット(9a〜9d)からの運転信号によって、運転されている室の数(m)が1か2以上かを判断する運転室数判断手段(S1,S2)と、この運転室数判断手段(S1,S2)が運転されている室の数(m)が1と判断したとき、運転されている室の室温センサ(12)と室内熱交温度センサ(11)の検出信号に基づき、圧縮機起動から所定時間(t1)経過後に両検出信号の表わす温度差(Da−Dc)が一定値(α)以下か否かを判断し、肯と判断した室の番号を運転異常室として判断して記憶する運転異常判断手段(S4,S5)と、上記運転室数判断手段(S1,S2)が運転されている室の数(m)が1と判断したとき、運転信号のない運転されていない室の室温センサ(12)と室内熱交温度センサ(11)の検出信号に基づき、圧縮機起動から所定時間(t1)経過後に両検出信号の表わす温度差(Da−Dc)が一定値(β)以上か否かを判断し、肯と判断した室の番号を停止異常室として判断して記憶するとともに、上記停止異常室の室数を累計する第1停止異常判断手段(S6,S7)と、上記第1停止異常判断手段(S6,S7)が累計した室数が1のとき、1つの運転異常室と1つの停止異常室の各室用膨張弁(7)を全閉させる第1運転停止手段(S9)を備えたことを特徴とする空気調和機の凍結防止装置。」が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第2043660号公報(請求項1、第1図) 特許第3152006号公報(請求項1、第1図)
従来のマルチ形空気調和装置及び冷凍装置は、誤配線接続、誤配管接続、膨張弁閉鎖不良等をチェックする際、室内機を1台ずつ運転し、他の室内機と比較して一番低い熱交換器温度、ガス支管温度を検出して液支管、ガス支管、室内機の接続の組合せを検出ため、誤配線接続の組合せが2組以上ある場合は、誤配線接続、誤配管接続、膨張弁閉鎖不良等が発生している室内機を特定することができない、という問題点があった。
また、室内機を1台ずつ運転し、室内熱交換器とガス支管の冷媒温度情報と、他の室内機の温度情報とを比較して接続の組合せを検出するので、各室内機の室温差が大きい場合は、間違った組合せを検出する可能性がある、という問題点があった。
また、室内機を1台ずつ運転し、全室内機で順番に誤配線接続の判定を行う必要があるため、誤配線接続の判定に時間がかかる、という問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、マルチ形空気調和装置或いは冷凍装置の施工工事において誤った配線接続を行った場合に、運転室内機が複数台ある冷房、暖房、除湿運転時に誤配線を検出し、再配線工事無しで誤配線状態を解消するものである。
この発明に係るマルチ形空気調和装置及び冷凍装置においては、複数の室内機と、室外機と、前記室内機と前記室外機とが冷媒配管により接続され、冷媒が前記室内機と前記室外機とを循環する冷媒回路とを有するマルチ形空気調和装置において、前記室内機は、該室内機の運転を制御し、該室内機の運転制御情報を送信する室内機制御手段と、室内空気と冷媒との間で熱交換を行う熱交換器と、室内空気を吸込み前記熱交換器に送風する送風機と、前記送風機により吸込まれた空気温度を検出する吸込空気温度検出手段と、前記熱交換器の管温度を検出する熱交換器温度検出手段とを備え、前記室外機は、室内機の前記室内機制御手段とそれぞれ配線接続された室外機制御手段を備え、前記室外機制御手段は、各室内機の前記室内機制御手段により送信された前記室内機の運転制御情報、前記吸込空気温度の情報、及び前記熱交換器の管温度の情報を受信し、前記運転制御情報を受信した前記配線に対応する前記室内機が運転中であると認識し、当該運転中の室内機に対応する前記冷媒回路の冷媒循環させる制御を行い、前記運転中の室内機に対応する前記配線から受信した、前記吸入空気温度と前記熱交換器の管温度との温度差が、第1の所定の範囲内で有るか否かにより、当該室内機が異常運転か否かを判定し、前記運転中の室内機以外の前記室内機に対応する前記配線から受信した、前記吸入空気温度と前記熱交換器の管温度との温度差が、第2の所定の範囲内で有るか否かにより、当該室内機が異常状態か否かを判定し、異常と判定した運転中の前記室内機と、異常と判定した運転中以外の前記室内機との組合せのパターンを抽出し、前記組合せのパターンに従い、異常と判定した運転中の前記室内機の室内機制御手段と接続される配線と、異常と判定した運転中以外の前記室内機の室内機制御手段と接続される配線とを入替えて認識し、配線の認識を入替えた前記室内機の前記吸入空気温度と前記熱交換器の管温度との温度差が、第1の所定の範囲内で有るか否かにより異常運転か否かを判定し、異常と判定した場合は、前記組合せのパターンのうちの他の組合せにより、前記配線接続の認識入替えを行うものである。
この発明は、室外機制御手段が受信した運転制御情報と、冷媒循環を制御した室内機の冷媒回路とが一致しないとき、室外機制御手段と室内機制御手段とが接続された配線と、冷媒循環を制御する室内機の冷媒回路との対応付けを変更することにより、配線の接続を変更することなく誤配線接続を解消することができる。また、複数の誤配線接続が存在する場合においても誤配線接続を解消することができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1におけるマルチ形空気調和装置の構成を示す図である。図2は本発明の実施の形態1における室内機の構成を示す図である。図において、本実施の形態1におけるマルチ形空気調和装置は、冷媒を圧縮する圧縮機1、冷媒の流通方向を切り換える四方弁2、外気と冷媒との間で熱交換を行う熱交換器である室外熱交換器3、室外熱交換器3に送風する送風機である室外ファン4、室外ファン4を回転駆動する室外ファンモータ5、冷媒を減圧する膨張弁6、室内空気と冷媒との間で熱交換を行う熱交換器である室内熱交換器7、室内熱交換器7に送風する送風機である室内ファン8、室内ファン8を回転駆動する室内ファンモータ9、運転時に余剰の冷媒を収容する液溜10、冷媒配管である液配管11及びガス配管12、室内機の運転操作を入力するリモコン13、室外機を制御する室外機制御手段14、室内機を制御する室内機制御手段15、室内ファン8により送風される空気温度を検出する吸込空気温度検出手段16、室内熱交換器7の管温度T17を検出する熱交換器温度検出手段17で構成されている。また、室内機Yは複数台配置され、それぞれ室外機Xと液配管11とガス配管12とにより接続され冷媒が循環する冷媒回路を構成している。尚、小文字のアルファベットは室内機名を示す。さらに、室外機Xと各室内機Yは、室外機制御手段14と室内機制御手段15とを接続する配線18、膨張弁6と室外機制御手段14とを接続する配線19、圧縮機1と室外機制御手段14とを接続する配線20、室外ファンモータ5と室外機制御手段14とを接続する配線21、四方弁2と室外機制御手段14とを接続する配線22、リモコン13と室内機制御手段15とを接続する配線23、室内ファンモータ9と室内機制御手段15とを接続する配線24、熱交換器温度検出手段17と室内機制御手段15とを接続する配線25、吸込空気温度検出手段16と室内機制御手段15とを接続する配線26により配線接続されている。尚、リモコン13と室内機制御手段15とを接続する配線23に換え、無線で信号を通信しても良い。
このような構成により、冷房運転又は暖房運転する場合の動作を次に説明する。
冷房運転するときの冷媒動作を室内機Ya及びYbが運転する場合で説明する。膨張弁6a、6bは所定開度になるように開き、膨張弁6c、6dは全閉とする。圧縮機1を吐出した高圧高温ガス冷媒は四方弁2を介して室外ファン4により送風されている室外熱交換器3に流入し、ここで周囲空気と熱交換して凝縮し、高圧液冷媒として流出する。流出した高圧液冷媒は分岐して膨張弁6a、6bに流入し、減圧されて低圧気液二相冷媒となり、液配管11a、11bを介して室内ファン8a、8bにより強制送風されている室内熱交換器7a、7bに流入し、ここで周囲空気と熱交換して蒸発し、低圧ガス冷媒として流出する。流出した低圧ガス冷媒はガス配管12a、12bを介した後合流し、四方弁2、液溜10を介して圧縮機1に戻る。尚、停止中の室内機Yc,Ydの室内ファン8c、8dは停止状態である。
暖房運転するときの冷媒動作を室内機Ya及びYbが運転する場合で説明する。膨張弁6a、6bは所定開度になるように開き、膨張弁6c、6dは全閉とする。圧縮機1を吐出した高圧高温ガス冷媒は四方弁2を介した後分岐し、ガス配管12a、12bを介して室内ファン8a、8bにより強制送風されている室内熱交換器7a、7bに流入し、ここで周囲空気と熱交換して凝縮し、高圧液冷媒として流出する。流出した高圧液冷媒は液配管11a、11bを介して膨張弁6a、6bに流入し、減圧されて低圧気液二相冷媒となった後合流して室外熱交換器3に流入し、ここで周囲空気と熱交換して蒸発し、低圧ガス冷媒として流出する。流出した低圧ガス冷媒は四方弁2、液溜10を介して圧縮機1に戻る。尚、停止中の室内機Yc,Ydの室内ファン8c、8dは停止状態である。
次に異常検知及び配線の誤配線接続の自動修正の動作について図3〜図10により説明する。
図3は、本発明の実施の形態1における異常検知制御手順を示す図、図4〜図8は本発明の実施の形態1における異常検知制御の詳細手順を示す図、図9は本発明の実施の形態1における誤配線接続のある冷媒回路を示す図である。
室内機Yの室内機制御手段15と室外機Xの室外機制御手段14との配線に誤配線接続がある場合、誤配線接続の組合せを抽出して修正する動作、及び室内機Yの運転に異常がある場合の動作について、場合分けし以下に説明する。
(ケース1)
図1において各配線は正しく接続され、他の異常もなく、室内機Yaは正常に冷房運転し、室内機YcとYdは停止状態とする。この状態で室内機Ybの運転を開始するときの制御手順を図3にもとづいて説明する。
室内機Ybのリモコン13bにより冷房モードを選択し運転開始操作を行ったとき、室内機Ybの室内機制御手段15bは室内機起動運転(S1)を開始する。手順S1の詳細手順を図4に示す。リモコン13bの運転ボタンが押されると、室内機制御手段15bは配線23bを介して冷房運転指令を受信する(S11)。尚、配線23bは有線又は無線のどちらでも良い。室内機制御手段15bは配線24bを介して室内ファンモータ9bを所定回転数で運転させる(S12)とともに、配線18bを介して室外機制御手段14に運転制御情報である運転指令を送信し、室内機Ybが冷房運転を開始したことを伝達する(S13)。室外機制御手段14は運転指令を受信し、室内機Ybが運転を開始したことを認識し、圧縮機1の運転周波数、室外ファンモータ5の回転数、四方弁2の流路を適正状態になるように調整し、膨張弁6bを所定開度開ける(S14)。室外機制御手段14は室内機Ybが運転状態であることを記憶する(S15)。
次に所定時間が経過したか否かを判定し(S2)、所定時間が経過したとき、運転状態である室内機(以下、運転室内機という)Ybの異常判定を行なう(S3)。運転室内機Ybの異常判定(S3)の詳細手順を図5に示す。室内機制御手段15bは、吸込空気温度検出手段16bにより、吸込空気温度T16bを配線25bを介して検出し、熱交換器温度検出手段17bにより、室内熱交換器7bの管温度T17bを配線26bを介して検出する(S31)。検出した吸込空気温度T16b及び室内熱交換器7bの管温度T17bの温度データは、配線18bを介して室外機制御手段14に送信する(S32)。室外機制御手段14は、受信した吸込空気温度T16b及び室内熱交換器7bの管温度T17bの温度データの温度差ΔTbを演算する。冷房運転時の演算式はΔTb=T16b−T17b、暖房運転時の演算式はΔTb=T17b−T16bとする(S33)。演算した温度差ΔTbと第1の所定の範囲内である所定値αとを比較し(S34)、所定値αより大きければ正常(S35)、小さければ異常(S36)と判定する。
ここで、本ケース1は、配線の接続は正常であり、且つ、他の異常もないので、室内熱交換器7bに連通する膨張弁6bは所定開度開いており、室内ファン8bにより送風されている室内熱交換器7bに冷媒が流通し、熱交換され蒸発し、室内熱交換器7bの管温度T17bは吸込空気温度T16bに対して所定温度以上に低下し、温度差ΔTbは所定値αより大きくなる。よって手順S34で正常と判定され異常検出制御を終了する。
(ケース2)
図9に示すように、配線18bは一端を室内機Ybの室内機制御手段15bに、他端を室外機制御手段14の室内機Yd用接続口に接続され、配線18dは一端を室内機Ydの室内機制御手段15dに、他端を室外機制御手段14の室内機Yb用接続口に接続された状態とする。また、室内機Ycに連通する膨張弁6cは異物を噛み込んだ状態で、全閉指令が出ても全閉できない状態とする。室内機Yaは正常に冷房運転し、室内機YcとYdは停止状態とする。この状態で室内機Ybの運転を開始するときの制御手順を図3にもとづいて説明する。
室内機Ybのリモコン13bにより冷房モードを選択し運転開始操作を行ったとき、室内機Ybの室内機制御手段15bは室内機起動運転(S1)を開始する。手順S1の詳細手順を図4に示す。リモコン13bの運転ボタンが押されると、室内機制御手段15bは配線23bを介して冷房運転指令を受信する(S11)。室内機制御手段15bは配線24bを介して室内ファンモータ9bを所定回転数で運転させる(S12)とともに、配線18bを介して室外機制御手段14に運転指令を送信し、室内機Ybが冷房運転を開始したことを伝達する(S13)。ここで、誤配線接続により配線18bは室外機制御手段14の室内機Yd用接続口に接続されているので、室外機制御手段14は室内機Ydが運転を開始したと認識し、圧縮機1の運転周波数、室外ファンモータ5の回転数、四方弁2の流路を適正状態になるように調整し、膨張弁6dを所定開度開け、膨張弁6bは全閉のままとする(S14)。室外機制御手段14は室内機Ydが運転状態であることを記憶する(S15)。
次に所定時間が経過したか否かを判定し(S2)、所定時間が経過したとき、室外機制御手段14が運転状態と認識している室内機Ydの異常判定を行なう(S3)。室外機制御手段14の室内機Yd用の配線接続口には配線18bが接続されているので、室内機Ybの吸込空気温度T16b、室内熱交換器7bの管温度T17bが室外機制御手段14に送信され(S32)、この2つの温度データから温度差ΔTdを演算する。
このとき、室内ファン8bにより送風されている室内熱交換器7bに連通する膨張弁6bは全閉状態なので室内熱交換器7bに冷媒が流通しないため、室内熱交換器7b内の滞留冷媒はすぐに蒸発して室内熱交換器7bの管温度T17bは吸込空気温度T16bとほぼ同等温度になる。よって温度差ΔTdは所定値αより小さい値となり、手順S34で異常と判定する。このとき室外機制御手段14は異常運転室内機として室内機Ydを記憶する。
次に停止状態の室内機(以下、停止室内機という)Yb,Ycの異常判定を行う(S4)。手順S4の詳細手順を図5に示す。まず、室外機制御手段14は、停止室内機の室内機(Yb,Yc)と室数(n=2)を抽出し、各室内機に室番号を付ける(S41)。ここでは、Ybを1、Ycを2とする。
停止室内機の室内機制御手段15i(iは室番号に対する室内機名を示す)は、吸込空気温度検出手段16iにより、吸込空気温度T16iを配線25iを介して検出し、熱交換器温度検出手段17iにより、室内熱交換器7iの管温度T17iを配線26iを介して検出する(S42)。検出した温度データT16iとT17iは配線18iを介して室外機制御手段14に送信する(S43)。室外機制御手段14は受信した2つの温度データの差ΔTiを演算する。冷房運転時の演算式はΔTi=T16i−T17i,暖房運転時の演算式はΔTi=T17i−T16iとする(S44)。演算した温度差ΔTiと第2の所定の範囲内である所定値βとを比較し(S45)、所定値βより小さければ正常(S46)、大きければ異常(S47)と判定し、異常の場合、室外機制御手段14は異常室内機の室番号を記憶する(S48)。以上、手順S42〜S48までの手順を全停止室内機で実施する(S49)。
ここで、誤配線接続により、室外機制御手段14における室内機Yb用の配線接続口には配線18dが接続されているので、室内機Ydの吸込空気温度T16d、室内熱交換器7dの管温度T17dが室外機制御手段14に送信され、この2つの温度データから温度差ΔTbを演算することになる。室内ファン8dが停止している室内熱交換器7dに連通する膨張弁6dは所定開度開いているので冷媒が流れ、冷媒温度が大きく低下するため温度差ΔTbは所定値βより大きい値となり、手順S45で異常(S47)と判定され、異常室内機として室番号1、即ち室内機Ybを記憶する。
一方、室内ファン8cが停止している室内熱交換器7cに連通する膨張弁6cは異物噛みのため、全閉状態に制御されているにも拘らず冷媒が漏れて流れ、室内熱交換器7cを流れる冷媒温度は大きく低下するため温度差ΔTcは所定値βより大きい値となり、手順S45で異常と判定され、異常室内機として室番号2、即ち室内機Ycを記憶する。
次に、室外機制御手段14は、異常停止室内機の台数が1台以上あるか否かを判断し(S5)、異常停止室内機が1台以上のとき、配線認識入替パターン抽出(S6)を実施する。手順S6の詳細手順を図7に示す。室外機制御手段14が記憶している異常運転室内機の室内機Ydと異常停止室内機の室内機Yb、Ycを抽出し(S61)、運転室内機と停止室内機の全組合せパターンを抽出する。ここでは室内機Ydと室内機Yb、室内機Ydと室内機Ycの2組あり、前者を1、後者を2と番号を付ける(S62)。
次に、組合せパターンの番号順に室外機制御手段14における配線認識を入替える(S7)。手順S7の詳細手順を図8に示す。組合せ番号1の室内機Ydと室内機Ybの配線認識入替について説明する。まず、室外機制御手段14は、室外機制御手段14の配線接続口dに接続されている配線の先には室内機Ybが接続されているものと認識し、配線接続口bに接続されている配線の先には室内機Ydが接続されているものと認識する(S71)。次に、室外機制御手段14は、配線認識の入替えを行った配線接続口への室内機の運転指令の有無を確認し、運転指令が有る場合は当該室内機の膨張弁6を所定開度開け、運転指令がない場合は当該室内機の膨張弁6を全閉にする。ここで、配線接続口dに接続されている配線18bから室内機Ybの運転指令が来ているので、膨張弁6bを所定開度開け、配線接続口bに接続されている配線からは運転指令が来ていないので、膨張弁6dを全閉にする制御を行う(S72)。
次に所定時間が経過したとき(S8)、室外機制御手段14の配線接続口dに接続され、運転指令を送信していると認識した室内機Ybの異常再判定を行なう(S9)。手順S9の詳細手順を図5に示す。室外機制御手段14の配線接続口dには配線18bが接続され、その先には室内機Ybが接続されている。よって、室内機制御手段15bは、吸込空気温度検出手段16bにより、吸込空気温度T16bを配線25bを介して検出し、熱交換器温度検出手段17bにより、室内熱交換器7bの管温度T17bを配線26bを介して検出し(S31)、検出した吸込空気温度T16b及び室内熱交換器7bの管温度T17bの温度データを、配線18bを介して室外機制御手段14の配線接続口dに送信する。室外機制御手段14は、これらの受信信号は室内機Ybから送信されたものであると認識する(S32)。受信した吸込空気温度T16b及び室内熱交換器7bの管温度T17bの温度データの温度差ΔTbを演算する。冷房運転時の演算式はΔTb=T16b−T17b、暖房運転時の演算式はT17b−T16bとする(S33)。演算した温度差ΔTbと所定値αとを比較し(S34)、所定値αより大きければ正常(S35)、小さければ異常(S36)と判定する。
このとき、室内ファン8bにより送風されている室内熱交換器7bに連通する膨張弁6bは所定開度開いており、室内熱交換器7bに冷媒が流通し、熱交換され蒸発し、室内熱交換器7bの管温度T17bは吸込空気温度T16bに対して所定温度以上に低下する。よってこの場合、手順S34で正常と判定され、異常検出制御を終了する(S10)。また、室内ファン8dが停止している室内熱交換器7dに連通する膨張弁6dは全閉となるので、室内熱交換器7dでは熱交換されず室内熱交換器7dの管温度T17dは吸込空気温度T16dとほぼ同一になる。仮に停止室内機の異常判定(S4)を実施しても正常と判定する。
(ケース3)
上記(ケース2)の手順S6の配線認識入替パターン抽出において組合せパターンの番号付けが逆の場合の動作について説明する。室内機Yaは正常に冷房運転し、室内機YcとYdは停止状態とする。この状態で室内機Ybの運転を開始するときの制御手順を図3にもとづいて説明する。
室内機Ybのリモコン13bにより冷房モードを選択し運転開始操作を行った後、手順S1〜S5までの動作は上記(ケース2)と同様である。図7に示す配線認識入替パターン抽出(S6)の詳細手順において、室外機制御手段14が記憶している異常運転室内機の室内機Ydと異常停止室内機の室内機Yb、Ycを抽出し(S61)、運転室内機と停止室内機の全組合せパターンを抽出する。ここでは室内機Ydと室内機Yc、室内機Ydと室内機Ybの2組あり、前者を1、後者を2と番号を付ける(S62)。
次に、組合せパターンの番号順に室外機制御手段14における配線認識を入替える(S7)。組合せ番号1の室内機Ydと室内機Ycの配線認識入替(S7)について図8により説明する。まず、室外機制御手段14は、室外機制御手段14の配線接続口dに接続されている配線の先には室内機Ycが接続されているものと認識し、配線接続口cに接続されている配線の先には室内機Ydが接続されているものと認識する(S71)。次に、室外機制御手段14は、配線認識の入替えを行った配線接続口への室内機の運転指令の有無を確認し、運転指令が有る場合は当該室内機の膨張弁6を所定開度開け、運転指令がない場合は当該室内機の膨張弁6を全閉にする。ここで、配線接続口dに接続されている配線18bから運転指令が来ているので、膨張弁6cを所定開度開け、配線接続口cに接続されている配線18cからは運転指令が来ていないので、膨張弁6dを全閉にする制御を行う(S72)。
次に所定時間が経過したとき(S8)、室外機制御手段14の配線接続口dに接続され、運転指令を送信していると認識した室内機Ycの異常再判定を行なう(S9)。手順S9の詳細手順を図5に示す。室外機制御手段14の配線接続口dには配線18bが接続され、その先には室内機Ybが接続されている。よって、室内機制御手段15bは、吸込空気温度検出手段16bにより、吸込空気温度T16bを配線25bを介して検出し、熱交換器温度検出手段17bにより、室内熱交換器7bの管温度T17bを配線26bを介して検出し(S31)、検出した吸込空気温度T16b及び室内熱交換器7bの管温度T17bの温度データを、配線18bを介して室外機制御手段14の配線接続口dに送信する。室外機制御手段14は、これらの受信信号は室内機Ycから送信されたものであると認識する(S32)。受信した吸込空気温度T16b及び室内熱交換器7bの管温度T17bの温度データを、室内機Ycの温度データと認識し、温度差ΔTcを演算する。冷房運転時の演算式はΔTc=T16b−T17b、暖房運転時の演算式はΔTc=T17b−T16bとなる(S33)。演算した温度差ΔTcと所定値αとを比較し(S34)、所定値αより大きければ正常(S35)、小さければ異常(S36)と判定する。
このとき、室内ファン8bにより送風されている室内熱交換器7bに連通する膨張弁6bは全閉状態なので室内熱交換器7bに冷媒が流通しないため、室内熱交換器7b内の滞留冷媒はすぐに蒸発して室内熱交換器7bの管温度T17bは吸込空気温度T16bとほぼ同等温度になる。よって温度差ΔTcは所定値αより小さい値となり、手順S34で異常と判断する。
手順S9で異常と判定した場合、運転室内機Ydと停止室内機Ycの配線認識の入替えの組み合わせが適正ではなかったと判断し、別の室内機の組合せで配線認識の入替えを行うため図3の制御手順S7に戻る(S10)。組合せ番号2は室内機Ydと室内機Ybであり、上述した(ケース2)の手順S7〜S10と同様の動作により、配線認識の入替えを行い正常と判定され、異常検出制御を終了する(S10)。
(ケース4)
次に、誤配線接続以外の異常に対しては誤配線接続以外の異常が発生していることを報知することを例をあげて説明する。膨張弁6bが故障で開かなくなり、膨張弁6c、6dが異物を噛みこんで全閉できなくなった状態であり、誤配線接続はない状態とする。室内機Yaは正常に冷房運転し、室内機YcとYdは停止状態とする。この状態で室内機Ybの運転を開始するときの制御手順を図3にもとづいて説明する。
室内機Ybのリモコン13bにより冷房モードを選択し運転開始操作を行ったとき、室内機Ybの室内機制御手段15bは室内機起動運転(S1)を開始する。手順S1の詳細手順を図4に示す。リモコン13bの運転ボタンが押されると、室内機制御手段15bは配線23bを介して冷房運転指令を受信する(S11)。室内機制御手段15bは配線24bを介して室内ファンモータ9bを所定回転数で運転させる(S12)とともに、配線18bを介して室外機制御手段14に運転指令を送信し、室内機Ybが冷房運転を開始したことを伝達する(S13)。室外機制御手段14は運転指令を受信し、室内機Ybが運転を開始したことを認識し、圧縮機1の運転周波数、室外ファンモータ5の回転数、四方弁2の流路を適正状態になるように調整し、膨張弁6bを所定開度開けようとするが故障しているため、膨張弁6bは全閉のままとなる(S14)。室外機制御手段14は室内機Ybが運転状態であることを記憶する(S15)。
次に所定時間が経過したとき(S2)、運転室内機Ybの異常判定を行なう(S3)。運転室内機Ybの異常判定(S3)の詳細手順を図5に示す。室内機制御手段15bは、吸込空気温度検出手段16bにより、吸込空気温度T16bを配線25bを介して検出し、熱交換器温度検出手段17bにより、室内熱交換器7bの管温度T17bを配線26bを介して検出する(S31)。検出した吸込空気温度T16b及び室内熱交換器7bの管温度T17bの温度データは、配線18bを介して室外機制御手段14に送信する(S32)。室外機制御手段14は、受信した吸込空気温度T16b及び室内熱交換器7bの管温度T17bの温度データの温度差ΔTbを演算する。冷房運転時の演算式はΔTb=T16b−T17b、暖房運転時の演算式はΔTb=T17b−T16bとする(S33)。演算した温度差ΔTbと所定値αとを比較し(S34)、所定値αより大きければ正常(S35)、小さければ異常(S36)と判定する。
このとき、室内ファン8bにより送風されている室内熱交換器7bに連通する膨張弁6bは故障により全閉状態なので室内熱交換器7bに冷媒が流通しないため、室内熱交換器7b内の滞留冷媒はすぐに蒸発して室内熱交換器7bの管温度T17bは吸込空気温度T16bとほぼ同等温度になる。よって温度差ΔTbは所定値αより小さい値となり、手順S34で異常と判定する。このとき室外機制御手段14は異常運転室内機として室内機Ybを記憶する。
次に停止室内機Yb,Ycの異常判定を行う(S4)。手順S4の詳細手順を図5に示す。まず、室外機制御手段14は、停止室内機の室内機(Yb,Yc)と室数(n=2)を抽出し、各室内機に室番号を付ける(S41)。ここでは、Ybを1、Ycを2とする。
停止室内機の室内機制御手段15i(iは室番号に対する室内機名を示す)は、吸込空気温度検出手段16iにより、吸込空気温度T16iを配線25iを介して検出し、熱交換器温度検出手段17iにより、室内熱交換器7iの管温度T17iを配線26iを介して検出する(S42)。検出した温度データT16iとT17iは配線18iを介して室外機制御手段14に送信する(S43)。室外機制御手段14は受信した2つの温度データの差ΔTiを演算する。冷房運転時の演算式はΔTi=T16i−T17i,暖房運転時の演算式はΔTi=T17i−T16iとする(S44)。演算した温度差ΔTiと第2の所定の範囲内である所定値βとを比較し(S45)、所定値βより小さければ正常(S46)、大きければ異常(S47)と判定し、異常の場合、室外機制御手段14は異常室内機の室番号を記憶する(S48)。以上、手順S42〜S48までの手順を全停止室内機で実施する(S49)。
このとき、室内ファン8cが停止している室内熱交換器7cに連通する膨張弁6cは異物噛み込みにより全閉指令が発信されているにも関わらず開いているので冷媒が流れ、室内熱交換器7cの管温度T17cが大きく低下するため温度差ΔTcは所定値βより大きい値となり、手順S45で異常と判定され、異常室内機として室内機Ycを記憶する。同様に室内ファン8dが停止している室内熱交換器7dに連通する膨張弁6dは異物噛み込みのため、全閉指令が発信されているにも関わらず開いているので冷媒が流れ、室内熱交換器7dの管温度T17dは大きく低下するため温度差ΔTdは所定値βより大きい値となり、手順S45で異常と判定され、異常室内機として室内機Ydを記憶する。
次に、室外機制御手段14は、異常停止室内機の台数が1台以上あるか否かを判断し(S5)、異常停止室内機が1台以上のとき、配線認識入替パターン抽出(S6)を実施する。尚、異常停止室内機がない場合は、誤配線接続以外の異常が発生していると判断し、室外機の制御基板上のLEDやリモコン表示盤に異常を報知する(S12)。手順S6の詳細手順を図7に示す。室外機制御手段14が記憶している異常運転室内機の室内機Ybと異常停止室内機の室内機Yc、Ydを抽出し(S61)、運転室内機と停止室内機の全組合せパターンを抽出する。ここでは室内機Ybと室内機Yc、室内機Ybと室内機Ydの2組あり、前者を1、後者を2と番号付ける(S62)。
次に、組合せパターンの番号順に室外機制御手段14における配線認識を入替える(S7)。手順S7の詳細手順を図8に示す。組合せ番号1の室内機Ybと室内機Ycの配線接続認識入替について説明する。まず、室外機制御手段14は、室外機制御手段14の配線接続口bに接続されている配線の先には室内機Ycが接続されているものと認識し、配線接続口cに接続されている配線の先には室内機Ybが接続されているものと認識する(S71)。次に、室外機制御手段14は、配線認識の入替えを行った配線接続口への室内機の運転指令の有無を確認し、運転指令が有る場合は当該室内機の膨張弁6を所定開度開け、運転指令がない場合は当該室内機の膨張弁6を全閉にする。ここで、配線接続口bに接続されている配線18bから室内機Ybの運転指令が来ているので、膨張弁6cを所定開度開け、配線接続口cに接続されている配線18cからは運転指令が来ていないので、膨張弁6bを全閉にする制御を行う(S72)。
次に所定時間が経過したとき(S8)、室外機制御手段14の配線接続口bに接続され、運転指令を送信していると認識した室内機Ycの異常再判定を行なう(S9)。手順S9の詳細手順を図5に示す。ここで、配線認識の入替えにより、受信した吸込空気温度T16b及び室内熱交換器7bの管温度T17bの温度データを、室内機Ycの温度データと認識し、温度差ΔTcを演算する。冷房運転時の演算式はΔTc=T16b−T17b、暖房運転時の演算式はΔTc=T17b−T16bとする(S33)。演算した温度差ΔTcと所定値αとを比較し(S34)、所定値αより大きければ正常(S35)、小さければ異常(S36)と判定する。
このとき、室内ファン8bにより送風されている室内熱交換器7bに連通する膨張弁6bは全閉状態なので室内熱交換器7bに冷媒が流通しないため、室内熱交換器7b内の滞留冷媒はすぐに蒸発して室内熱交換器7bの管温度T17bは吸込空気温度T16bとほぼ同等温度になる。よって温度差ΔTcは所定値αより小さい値となり、手順S34で異常と判断する。
手順S9で異常と判定した場合、運転室内機Ybと停止室内機Ycの配線認識の入替えの組み合わせが適正ではなかったと判断し、別の室内機の組合せで配線認識の入替えを行うため図3の制御手順S7に戻る(S10)。組合せ番号2は室内機Ybと室内機Ydであり、室内機Ydの室内熱交換器7dに連通する膨張弁6dは膨張弁6cと同様に異物をかみ込み全閉にできないので、上述の組合せ番号1での動作と同様に配線認識の入替えの組み合わせが適正ではなかったと判断し、且つ、全ての室内機の組合せで適正ではないと判定し(S10)、そして配線認識は異常検出制御をはじめる前の初期状態に戻し(S11)、誤配線接続以外の異常が発生していることを、室外機の制御基板上のLEDやリモコン表示盤に異常を報知する(S12)。
尚、本実施の形態1では異常検知制御の開始タイミングとして室内機の起動を取り上げたが、通常運転中に開始しても良いことは言うまでもない。また、誤配線接続の組合せのうち、異常な運転室内機の台数を1台として説明したが、組合せパターンを再判定で抽出する動作手順であるので異常な運転室内機の台数が複数台でも良いことは言うまでもない。また暖房運転でも良いことも言うまでもない。
以上のように本実施の形態1においては、室内機制御手段15が、当該室内機Yの運転指令を室外機制御手段14に送信し、室外機制御手段14が、運転指令を受信した配線18に対応する室内機Yの冷媒回路の冷媒循環を制御し、受信した室内機Yの運転指令と、冷媒循環を制御した室内機Yの冷媒回路とが一致しないとき、室外機制御手段14と室内機制御手段15とが接続された配線18と、冷媒循環を制御する室内機Yの冷媒回路との対応付けを変更し、受信した室内機Yの運転指令と、冷媒循環を制御する室内機Yの冷媒回路とを一致させることにより、配線の接続を変更することなく誤配線接続を解消することができる。
また、室外機制御手段14は、受信した室内機Yの運転指令と、冷媒循環を制御する室内機Yの冷媒回路とが複数一致しないとき、室内機制御手段15と接続される配線18と、室外機制御手段14が制御する冷媒回路との対応付けをそれぞれ変更することにより、複数の誤配線接続が存在する場合においても誤配線接続を解消することができる。
また、室外機制御手段14は、吸入空気温度T16と室内熱交換器7の管温度T17との温度差ΔTを演算し、演算した温度差ΔTと受信した室内機Yの運転指令に基づき室内機Yが異常か否かを判定し、室内機Yが異常と判定したとき、室内機制御手段15より受信した室内機Yの運転指令と、室外機制御手段14が冷媒循環を制御する室内機Yの冷媒回路とが一致しないものとして、異常と判定した室内機Yの室内機制御手段15と接続される配線18と、室外機制御手段14が制御する冷媒回路との対応付けを変更することにより、誤配線接続の組み合わせを検出し、再配線工事無しで誤配線接続状態を解消することができる。
また、室外機制御手段14は、運転室内機Yの吸入空気温度T16と室内熱交換器7の管温度T17との温度差ΔTを演算し、演算した温度差が所定値αの範囲内で有るか否かにより異常運転か否かを判定し、停止室内機の吸入空気温度T16と室内熱交換器7の管温度T17との温度差ΔTを演算し、演算した温度差が所定値βの範囲内で有るか否かにより異常状態か否かを判定し、異常と判定した運転室内機Yの室内機制御手段15の配線18と、異常と判定した停止室内機Yの室内機制御手段15との配線18とを入替えて認識することにより、誤った配線接続を行った場合に、冷房、暖房、除湿運転の何れの運転時においても誤配線接続の組み合わせを検出し、再配線工事無しで誤配線接続状態を解消することができる。
また、室外機制御手段14は、複数の室内機Yを異常と判定したとき、異常と判定した運転室内機Yと、異常と判定した停止室内機Yとの組合せのパターンを抽出し、組合せのパターンに従い、異常と判定した運転室内機Yの室内機制御手段15の配線18と、異常と判定した停止室内機Yの室内機制御手段15との配線18とを入替えて認識し、配線の認識を入替えた室内機Yの吸入空気温度T16と室内熱交換器7の管温度T17との温度差ΔTを演算し、演算された温度差ΔTが所定値αの範囲内で有るか否かにより異常運転か否かを判定し、異常と判定した場合は、組合せのパターンのうちの他の組合せにより、配線接続の認識入替えを行うので、複数の誤配線接続が存在しても誤配線接続を検知し、再配線工事無しで誤配線接続状態を解消することができる。
また、室外機制御手段14は、組合せのパターンのすべての組合せにより配線接続の認識の入替えを行った後、室内機Yの吸入空気温度T16と室内熱交換器7の管温度T17との温度差ΔTを演算し、演算された温度差ΔTが所定値αの範囲内で有るか否かにより異常運転か否かを判定し、異常と判定したとき、異常信号を出力するので、誤配線接続以外の異常を検出することができる。また、誤配線接続を異常要因候補から外せるため、修理担当者の業務負荷を減らすことができる。
また、室外機制御手段14は、運転室内機Yの吸入空気温度T16と室内熱交換器7の管温度T17との温度差ΔTを演算し、演算された温度差ΔTが所定値αの範囲内で有るか否かにより異常運転か否かを判定し、正常と判定したとき、異常判定を終了するので、停止室内機の調査を行わなくてよいため誤配線接続や異常検知に要する時間を短縮できる。
実施の形態2.
図10は本発明の実施の形態2における誤配線接続のある冷媒回路を示す図である。本実施の形態2におけるマルチ形空気調和装置は、上記実施の形態1の構成に加え、各室内機Yの冷媒回路の冷媒配管であるガス配管12は、導電性材質で構成され、ガス配管12と室内機制御手段15とを接続する配線27、ガス配管12と室外機制御手段14とを接続する配線28により構成されている。尚、本実施の形態2における、冷房運転又は暖房運転する場合の動作は上記実施の形態1と同様である。
次に、誤配線接続の有無を調査し、誤配線接続がある場合は自動検知、修正する動作について説明する。
図10において、配線18bは一端を室内機Ybの室内機制御手段15bに、他端を室外機制御手段14の室内機Yd用接続口に接続され、配線18dは一端を室内機Ydの室内機制御手段15dに、他端を室外機制御手段14の室内機Yb用接続口に接続された状態とする。また、室内機Yaは正常に冷房運転し、室内機YcとYdは停止状態とし、この状態で室内機Ybの運転を開始するときの制御手順を図11にもとづいて説明する。
図11は本発明の実施の形態2における誤配線接続検知制御手順を示す図である。室内機Ybのリモコン13bにより冷房モードを選択し運転開始操作を行ったとき、室内機Ybの室内機制御手段15bは配線27bを介し、ガス配管12bに微弱電流の接続確認信号を発信する(SS1)。室内機制御手段15は、ガス配管12b及び配線28bを介して、接続確認信号(Sig1)を受信し、送信元が室内機Ybであると認識する(SS2)。一方、室内機制御手段15bは配線18bを介して室外機制御手段14に接続確認信号をする送信するが、配線18bは室外機制御手段14の室内機Yd用の接続口に接続されているので、室外機制御手段14は室内機Ydから接続確認信号(Sig2)を受信したと認識する(SS3)。
手順SS4により、手順SS2及びSS3で接続確認信号の送信元であると認識した室内機を比較し(SS4)、同一の場合は誤配線検知制御を終了する。異なる場合は、手順SS3で接続信号(Sig2)を受信した配線を、手順SS2で送信元であると認識した室内機Ybと一致するよう、室外機制御手段14における配線認識を入替える(S7)。ここでは、室外機制御手段14の配線接続口dに接続されている配線の先には室内機Ybが接続されていると認識し、配線接続口bに接続されている配線の先には室内機Ydが接続されていると認識する。
以上のように本実施の形態2においては、室内機制御手段15は、接続確認信号を室外機制御手段14との間の配線18を介し送信すると共に、室内機の冷媒回路のガス配管12を介し、室外機制御手段14に送信し、室外機制御手段14は、ガス配管12を介し受信した接続確認信号(Sig1)と室内機制御手段15との間の配線18を介し受信した接続確認信号(Sig2)とが異なるとき、室内機制御手段15との間の配線18を介し接続確認信号(Sig1)を受信した配線18に対応する室内機Yの認識を、ガス配管12を介し前記接続確認信号(Sig2)を受信した室内機Yと一致させることにより、誤配線接続を検出し自動修正することができる。また、運転、停止状態に関わらず誤配線接続の検知と修正を自動で行うことができる。
尚、本実施の形態2の誤配線検知修正制御は空調運転をしなくても可能である。また、室内機Y、室外機Xに電源を投入した場合に行っても良い。また、空調運転中に定期的に行っても良い。本実施例では誤配線接続の組合せのうち、異常な運転室内機の台数を1台として取り上げたが、異常な運転室内機の台数が複数台でも良い。また、運転モードの種類は問わない。
尚、上記実施の形態1及び実施の形態2では、マルチ形空気調和装置の動作について説明したが、本発明はこれに限らず、上記マルチ形空気調和装置を備え冷凍運転する冷凍装置においても適用される。
本発明の実施の形態1におけるマルチ形空気調和装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1における室内機の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1における異常検知制御手順を示す図である。 本発明の実施の形態1における異常検知制御S1の詳細手順を示す図である。 本発明の実施の形態1における異常検知制御S3及びS9の詳細手順を示す図である。 本発明の実施の形態1における異常検知制御S4の詳細手順を示す図である。 本発明の実施の形態1における異常検知制御S6の詳細手順を示す図である。 本発明の実施の形態1における異常検知制御S7の詳細手順を示す図である。 本発明の実施の形態1における誤配線接続のある冷媒回路を示す図である。 本発明の実施の形態2における誤配線接続のある冷媒回路を示す図である。 本発明の実施の形態2における誤配線接続検知制御手順を示す図である。
符号の説明
1 圧縮機、2 四方弁、3 室外熱交換器、4 室外ファン、5 室外ファンモータ、6 膨張弁、7 室内熱交換器、8 室内ファン、9 室内ファンモータ、10 液溜、11 液配管、12 ガス配管、13 リモコン、14 室外機制御手段、15 室内機制御手段、16 吸込空気温度検出手段、17 熱交換器温度検出手段、18 配線、19 配線、20 配線、21 配線、22 配線、23 配線、24 配線、25 配線、26 配線、27 配線、28 配線、16 吸入空気温度、17 室内熱交換器7の管温度、X 室外機、Y 室内機。

Claims (6)

  1. 複数の室内機と、室外機と、前記室内機と前記室外機とが冷媒配管により接続され、冷媒が前記室内機と前記室外機とを循環する冷媒回路を備え、前記室内機は、該室内機の運転を制御する室内機制御手段と、室内空気と冷媒との間で熱交換を行う熱交換器と、室内空気を吸込み前記熱交換器に送風する送風機と、前記送風機により吸込まれた空気温度を検出する吸込空気温度検出手段と、前記熱交換器の管温度を検出する熱交換器温度検出手段とを備え、前記室外機は、複数の室内機の前記室内機制御手段とそれぞれ配線接続され、前記冷媒回路の冷媒循環を制御する室外機制御手段を備えたマルチ形空気調和装置の運転制御方法であって、
    前記室内機制御手段から前記室外機制御手段に、該室内機の運転制御情報、前記吸込空気温度の情報、及び前記熱交換器の管温度の情報を送信するステップと、
    各室内機の前記室内機制御手段により送信された、前記室内機の運転制御情報、前記吸込空気温度の情報、及び前記熱交換器の管温度の情報を前記室外機制御手段が受信するステップと、
    前記運転制御情報を受信した前記配線に対応する前記室内機が運転中であると認識し、当該運転中の室内機に対応する前記冷媒回路の冷媒を循環させる制御を行うステップと、
    前記運転中の室内機に対応する前記配線から受信した、前記吸入空気温度と前記熱交換器の管温度との温度差が、第1の所定の範囲内で有るか否かにより、当該室内機が異常運転か否かを判定するステップと、
    前記運転中の室内機以外の前記室内機に対応する前記配線から受信した、前記吸入空気温度と前記熱交換器の管温度との温度差が、第2の所定の範囲内で有るか否かにより、当該室内機が異常状態か否かを判定するステップと、
    異常と判定した運転中の前記室内機と、異常と判定した運転中以外の前記室内機との組合せのパターンを抽出するステップと、
    前記組合せのパターンに従い、異常と判定した運転中の前記室内機の室内機制御手段と接続される配線と、異常と判定した運転中以外の前記室内機の室内機制御手段と接続される配線とを入替えて認識するステップと、
    配線の認識を入替えた前記室内機の前記吸入空気温度と前記熱交換器の管温度との温度差が、第1の所定の範囲内で有るか否かにより異常運転か否かを判定するステップと、
    異常と判定した場合は、前記組合せのパターンのうちの他の組合せにより、前記配線接続の認識入替えを行うステップと
    を有すること特徴とするマルチ形空気調和装置の運転制御方法。
  2. 複数の室内機と、室外機と、前記室内機と前記室外機とが冷媒配管により接続され、冷媒が前記室内機と前記室外機とを循環する冷媒回路とを有するマルチ形空気調和装置において、
    前記室内機は、
    該室内機の運転を制御し、該室内機の運転制御情報を送信する室内機制御手段と、
    室内空気と冷媒との間で熱交換を行う熱交換器と、
    室内空気を吸込み前記熱交換器に送風する送風機と、
    前記送風機により吸込まれた空気温度を検出する吸込空気温度検出手段と、
    前記熱交換器の管温度を検出する熱交換器温度検出手段と
    を備え、
    前記室外機は、
    室内機の前記室内機制御手段とそれぞれ配線接続された室外機制御手段を備え、
    前記室外機制御手段は、
    各室内機の前記室内機制御手段により送信された前記室内機の運転制御情報、前記吸込空気温度の情報、及び前記熱交換器の管温度の情報を受信し、
    前記運転制御情報を受信した前記配線に対応する前記室内機が運転中であると認識し、当該運転中の室内機に対応する前記冷媒回路の冷媒循環させる制御を行い、
    前記運転中の室内機に対応する前記配線から受信した、前記吸入空気温度と前記熱交換器の管温度との温度差が、第1の所定の範囲内で有るか否かにより、当該室内機が異常運転か否かを判定し、
    前記運転中の室内機以外の前記室内機に対応する前記配線から受信した、前記吸入空気温度と前記熱交換器の管温度との温度差が、第2の所定の範囲内で有るか否かにより、当該室内機が異常状態か否かを判定し、
    異常と判定した運転中の前記室内機と、異常と判定した運転中以外の前記室内機との組合せのパターンを抽出し、
    前記組合せのパターンに従い、異常と判定した運転中の前記室内機の室内機制御手段と接続される配線と、異常と判定した運転中以外の前記室内機の室内機制御手段と接続される配線とを入替えて認識し、
    配線の認識を入替えた前記室内機の前記吸入空気温度と前記熱交換器の管温度との温度差が、第1の所定の範囲内で有るか否かにより異常運転か否かを判定し、
    異常と判定した場合は、前記組合せのパターンのうちの他の組合せにより、前記配線接続の認識入替えを行う
    ことを特徴とするマルチ形空気調和装置。
  3. 前記室外機制御手段は、
    前記組合せのパターンのすべての組合せにより前記配線接続の認識の入替えを行った後、前記室内機の前記吸入空気温度と前記熱交換器の管温度との温度差を演算し、演算された温度差が第1の所定の範囲内で有るか否かにより異常運転か否かを判定し、
    異常と判定したとき、異常信号を出力することを特徴とする請求項記載のマルチ形空気調和装置。
  4. 前記室外機制御手段は、
    運転中の前記室内機の前記吸入空気温度と前記熱交換器の管温度との温度差を演算し、演算された温度差が第1の所定の範囲内で有るか否かにより異常運転か否かを判定し、
    正常と判定したとき、前記異常判定を終了することを特徴とする請求項2又は3記載のマルチ形空気調和装置。
  5. 前記室内機の冷媒回路の冷媒配管は、導電性材質で構成され、前記室内機制御手段及び前記室外機制御手段とそれぞれ配線接続され、
    前記室内機制御手段は、
    該室内機固有の接続確認信号を前記室外機制御手段との間の配線接続を介し送信すると共に、該室内機の冷媒回路の冷媒配管を介し、前記室外機制御手段に送信し、
    前記室外機制御手段は、
    前記室内機制御手段との間の配線を介し受信した前記接続確認信号(Sig1)と、前記冷媒回路の冷媒配管を介し受信した前記接続確認信号(Sig2)とが異なるとき、
    前記室内機制御手段との間の配線を介し前記接続確認信号(Sig1)を受信した配線に対応する前記室内機の認識を、前記冷媒回路の冷媒配管を介し前記接続確認信号(Sig2)を受信した前記室内機と一致させることを特徴とする請求項2記載のマルチ形空気調和装置。
  6. 請求項2〜の何れかに記載のマルチ形空気調和装置を備え、冷凍運転することを特徴とする冷凍装置。
JP2006040330A 2006-02-17 2006-02-17 マルチ形空気調和装置の運転制御方法及びマルチ形空気調和装置並びに冷凍装置 Active JP4273506B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006040330A JP4273506B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 マルチ形空気調和装置の運転制御方法及びマルチ形空気調和装置並びに冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006040330A JP4273506B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 マルチ形空気調和装置の運転制御方法及びマルチ形空気調和装置並びに冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007218512A JP2007218512A (ja) 2007-08-30
JP4273506B2 true JP4273506B2 (ja) 2009-06-03

Family

ID=38496015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006040330A Active JP4273506B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 マルチ形空気調和装置の運転制御方法及びマルチ形空気調和装置並びに冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4273506B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105588301A (zh) * 2015-12-22 2016-05-18 广东美的暖通设备有限公司 多联机系统及其分流装置与室内机之间的信号线自检方法
CN108508803A (zh) * 2018-04-13 2018-09-07 珠海格力电器股份有限公司 多联机系统通讯匹配方法和装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5516466B2 (ja) * 2011-03-16 2014-06-11 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の室外機
JP5708517B2 (ja) * 2012-02-01 2015-04-30 ダイキン工業株式会社 冷凍装置の室外ユニット
JP5858824B2 (ja) * 2012-03-01 2016-02-10 三菱電機株式会社 マルチ形空気調和機
JP6098809B2 (ja) * 2013-05-28 2017-03-22 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機
JP6287543B2 (ja) * 2014-04-25 2018-03-07 アイシン精機株式会社 マルチ式空気調和機
CN111306699A (zh) * 2020-03-03 2020-06-19 青岛海尔空调器有限总公司 用于控制多联机空调的方法、装置和空调
CN116964384A (zh) 2021-03-10 2023-10-27 三菱电机株式会社 多联式空调装置以及连接判定方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105588301A (zh) * 2015-12-22 2016-05-18 广东美的暖通设备有限公司 多联机系统及其分流装置与室内机之间的信号线自检方法
CN105588301B (zh) * 2015-12-22 2018-07-10 广东美的暖通设备有限公司 多联机系统及其分流装置与室内机之间的信号线自检方法
CN108508803A (zh) * 2018-04-13 2018-09-07 珠海格力电器股份有限公司 多联机系统通讯匹配方法和装置
WO2019196481A1 (zh) * 2018-04-13 2019-10-17 珠海格力电器股份有限公司 多联机系统通讯匹配方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007218512A (ja) 2007-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4273506B2 (ja) マルチ形空気調和装置の運転制御方法及びマルチ形空気調和装置並びに冷凍装置
JP5858824B2 (ja) マルチ形空気調和機
CN108474604B (zh) 空调装置
JP6899896B2 (ja) 空調システム
EP2204621B1 (en) Air conditioner and method for detecting malfunction thereof
KR101195560B1 (ko) 멀티 에어컨 시스템 및 그 운전제어방법
JP6822177B2 (ja) 空気調和装置
JP2015528092A (ja) 空気調和装置
KR100743718B1 (ko) 멀티형 공기조화기의 오결선 통신선 검지방법 및공기조화기의 배관온도센서 불량 검지방법
KR101192341B1 (ko) 멀티형 공기조화기의 제어 방법
CN115667821A (zh) 冷冻循环装置
JP2008039388A (ja) マルチ式空気調和機
CN115053102B (zh) 空调系统
KR20080036466A (ko) 공기조화기 및 그 실내기 온도센서 인식 방법
JP2014173816A (ja) マルチ型空気調和機
JP4105413B2 (ja) マルチ式空気調和機
CN113574326B (zh) 装置评价系统和装置评价方法
JP3960786B2 (ja) 空気調和装置
WO2020217380A1 (ja) 空気調和機の室内機および空気調和機
JP2011169482A (ja) 誤配線検出装置及び方法
JP2001355943A (ja) 空気調和機
JP2022154367A (ja) 空気調和装置および空気調和装置の誤配線検知方法
JP6822541B1 (ja) 空気調和機
US20230016192A1 (en) Diagnostic system
KR100456954B1 (ko) 공기조화기와 공기조화기의 센서 위치 검지 방법 및 센서위치 제어 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4273506

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140313

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250