JP4270980B2 - 自動車用ホイールの製造方法 - Google Patents
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Description
板状基材の中央領域に、ディスク主板部の板厚を確保するための凹部を成形する予備絞り工程と、
ナット座加工部が突成されたダイスとパンチ間に予備絞り工程で形成された皿状素形体を配置し、ダイスとパンチの相対的接近移動により発生する、凹部開口領域から凹部底面方向にかかる押圧力と、ナット座加工部による凹部底面部の屈曲変形によって生じる外方向への押圧力との相互作用により生じる圧縮変形によって、ディスク主板部のハブ面アール部を増肉させるようにして、前記凹部を含む板状基材の中央領域を、ディスク主板部の所定意匠形状に成形する形状絞り工程と
前記ディスク主板部の形状をホールドした状態で、前記ディスク主板部を備えた板状基材の外周領域を背面側へ絞り加工して円筒部を成形する円筒部成形工程と、
前記ディスク主板部の形状をホールドした状態で、前記円筒部を、ディスク主板部側の端部を除いて縮径加工することにより、ディスク主板部側に径大なフランジ素形部を備えたリム素形部を成形する縮径工程と、
前記ディスク主板部の形状をホールドした状態で、前記リム素形部のフランジ素形部を、外端側リムフランジ素形部と該外端側リムフランジ素形部に連続する外側ビードシート部とを備えた形状に成形するリム外側成形工程と、
前記ディスク主板部の形状をホールドした状態で、前記リム外側成形工程後にリム素形部を所定リム部形状に整形するリム部整形工程と
を備えてなることを特徴とする自動車用ホイールの製造方法である(請求項1)。
図1は、本発明にかかる自動車用ホイールの製造方法で製造したスチール製の自動車用ホイール1を示し、該自動車用ホイール1は、リム部2とディスク主板部7とが板状基材からプレス加工によって一体成形されている。
この製造方法は、プレス装置と各種金型を用いたプレス加工により行われる複数の工程からなり、先ず最初の予備絞り工程では、図2(イ),(ロ)に示すように、予め円盤状に打抜き加工した板状基材20の外周部分を成形する下側のダイス21及び上側の皺押さえ金型22と、板状基材20の中央部分を成形する上側のパンチ23及び下側の補助押さえリング型24とを用いた絞り加工によって、図3に示すように、板状基材20の中央領域に、ディスク主板部7の板厚を確保するための円形の凹部25を備えた皿状素形体26が成形される。また、この予備絞り工程では、補助押さえリング金型24の中央部に配置された孔抜きパンチ27によって、凹部底面部31の中心位置に四角形の小径な位置決め用下孔28が穿設される。また、前記皿状素形体26には、凹部25の周囲に環状鍔部29が形成され、凹部25の周壁部30と凹部底面部31との間に、所定の曲率を有する底部側屈曲部32が形成される。また、周壁部30と環状鍔部29との間には所定の曲率を有する開口側屈曲部33が形成される。
2 リム部
3a,3b リムフランジ部
4a 外側ビードシート部
4b 内側ビードシート部
7 ディスク主板部
20 板状基材
25 凹部
45 円筒部
54 フランジ素形部
55 リム素形部
60 外端側リムフランジ素形部
64 内端側リムフランジ素形部
Claims (5)
- 板状基材の中央領域に、ディスク主板部の板厚を確保するための凹部を成形する予備絞り工程と、
ナット座加工部が突成されたダイスとパンチ間に予備絞り工程で形成された皿状素形体を配置し、ダイスとパンチの相対的接近移動により発生する、凹部開口領域から凹部底面方向にかかる押圧力と、ナット座加工部による凹部底面部の屈曲変形によって生じる外方向への押圧力との相互作用により生じる圧縮変形によって、ディスク主板部のハブ面アール部を増肉させるようにして、前記凹部を含む板状基材の中央領域を、ディスク主板部の所定意匠形状に成形する形状絞り工程と
前記ディスク主板部の形状をホールドした状態で、前記ディスク主板部を備えた板状基材の外周領域を背面側へ絞り加工して円筒部を成形する円筒部成形工程と、
前記ディスク主板部の形状をホールドした状態で、前記円筒部を、ディスク主板部側の端部を除いて縮径加工することにより、ディスク主板部側に径大なフランジ素形部を備えたリム素形部を成形する縮径工程と、
前記ディスク主板部の形状をホールドした状態で、前記リム素形部のフランジ素形部を、外端側リムフランジ素形部と該外端側リムフランジ素形部に連続する外側ビードシート部とを備えた形状に成形するリム外側成形工程と、
前記ディスク主板部の形状をホールドした状態で、前記リム外側成形工程後にリム素形部を所定リム部形状に整形するリム部整形工程と
を備えてなることを特徴とする自動車用ホイールの製造方法。 - リム部整形工程が、リム素形部の開口端側を拡径加工することにより、該リム素形部の開口端側を、内端側リムフランジ素形部と該内端側リムフランジ素形部に連続する内側ビードシート部とを備えた形状に成形するリム内側成形工程と、
外端側リムフランジ素形部と、内端側リムフランジ素形部とにカーリング加工を施してリムフランジ部を夫々成形するリムフランジ成形工程と
を備えてなることを特徴とする請求項1記載の自動車用ホイールの製造方法。 - 縮径工程の縮径加工は、被加工物を所定角度宛回転させ、その停止位置で、円筒部の表裏に配置された金型による側方からのプレス成形により行うことを特徴とする請求項1記載の自動車用ホイールの製造方法。
- リム内側成形工程の拡径加工は、被加工物を所定角度宛回転させ、その停止位置で、リム素形部の表裏に配置された金型による側方からのプレス成形により行うことを特徴とする請求項2記載の自動車用ホイールの製造方法。
- リムフランジ成形工程のカーリング加工は、被加工物を所定角度宛回転させ、その停止位置で、外端側リムフランジ素形部と、内端側リムフランジ素形部の表裏に夫々配置された金型による側方からのプレス成形により行うことを特徴とする請求項2記載の自動車用ホイールの製造方法。
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