JP4268259B2 - 樹脂ブッシング - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、筒状のコア樹脂部とその表面を覆って一体に設けられたゴム弾性の傘カバー樹脂部とからなる樹脂ブッシング本体の端部に端子金具が取付けられている樹脂ブッシングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の樹脂ブッシングは、図6に示すように、筒状のコア樹脂部1とその表面を覆って一体に設けられた耐候性を有するゴム弾性の傘カバー樹脂部2とからなる樹脂ブッシング本体3と、該樹脂ブッシング本体3の一方の端部に例えば耐油性を有するニトリル・ブタジエン共重合ゴム(以下、NBRゴムと称する)パッキン4を介して当接された端子金具5と、該樹脂ブッシング本体3の他方の端部に当接された取付け金具6と、端子金具5の内向き端面に突設されて取付け金具6を貫通している導体ロッド7と、取付け金具6を貫通した導体ロッド7のネジ部7aに螺合されて締結されているナット8とを有する構造になっていた。
【0003】
この場合、端子金具5は端子板5aの外向き面に突設された端子本体5bと、端子板5aの内向き端面に突設された導体ロッド7とを備えた構造になっている。NBRゴムパッキン4は、コア樹脂部1と端子板5aとの間に介在されている。また、導体ロッド7と取付け金具6とナット8とにより、端子金具5を樹脂ブッシング本体3の端部に加圧接触させる締結手段9が構成されている。
【0004】
なお、コア樹脂部1と端子板5aとの間をNBRゴムパッキン4でシールするのは、外部からの雨水等の水分及び空気等の侵入防止、または内部からの絶縁ガスや絶縁油の放出防止のためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構造の従来の樹脂ブッシングにあっては、消耗品扱いされているNBRゴムパッキン4を介して樹脂ブッシング本体3と端子金具5との間のシールを保持する構造なので、該NBRゴムパッキン4の経年劣化に伴う品質の低下で、シール性能が低下し易い問題点があった。
【0006】
本発明の目的は、樹脂ブッシング本体と端子金具との間のシール性能を向上させることができる樹脂ブッシングを提供することにある。
【0007】
本発明の他の目的は、樹脂ブッシング本体と端子金具との間のシール性能を一層向上させることができる樹脂ブッシングを提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、シール接着剤の充填を容易に行うことができ、また外部に露出しているシール接着剤及び接着界面の劣化を抑制できる樹脂ブッシングを提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、樹脂ブッシング本体と端子金具との間のシール性能をより一層向上させることができる樹脂ブッシングを提供することにある。
【0010】
本発明の他の目的は、寸法精度のバラツキを回避してシール性能を向上させることができる樹脂ブッシングを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、筒状のコア樹脂部とその表面を覆って一体に設けられたゴム弾性の傘カバー樹脂部とからなる樹脂ブッシング本体と、該樹脂ブッシング本体の端部に加圧当接された端子金具と、該端子金具を樹脂ブッシング本体の端部に加圧接触させる締結手段とを備えた樹脂ブッシングを改良するものである。
【0012】
本発明に係る樹脂ブッシングに用いる端子金具は、端子板の外周に筒部が一体に設けられているキャップ状に形成されていて、該端子金具の筒部の内周に沿って凸形周部が形成されている。そして、樹脂ブッシング本体の端部が、端子金具の筒部に嵌合され、筒部の内周に沿った凸形周部が、ゴム弾性の傘カバー樹脂部の外周面に食い込まされている。
【0013】
このように端子金具をキャップ状として、この端子金具の筒部に樹脂ブッシング本体の端部を嵌合させ、該筒部の内周に沿った凸形周部をゴム弾性の傘カバー樹脂部の外周面に食い込ませると、消耗品でない素材同士の食い込み接触により樹脂ブッシング本体と端子金具との間のシール性能を向上させることができる。
【0014】
このような本発明にあっては、端子金具の筒部の端面と傘カバー樹脂部とがなすコーナ部に樹脂ブッシング本体と端子金具との間をシールするシール接着剤が付着されていることが好ましい。このようになっていると、キャップ状の端子金具の凸形周部を傘カバー樹脂部の外周面に食い込ませることによるシールの他に、シール接着剤によるシールで二重にシールされるので、樹脂ブッシング本体と端子金具との間のシール性能を一層向上させることができる。
【0015】
また本発明にあっては、端子金具の筒部の端面には内向きテーパ面が設けられ、該内向きテーパ面にシール接着剤が付着されていることが好ましい。このようになっていると、シール接着剤の充填が容易であり、また端子金具の筒部の端部における内向きテーパ面により、シール接着剤の要部を覆うことができて、該シール接着剤及び接着界面の劣化を抑制することができる。
【0016】
また本発明にあっては、端子金具の端子板と樹脂ブッシング本体のコア樹脂部の端面との間にパッキンが介在されていることが好ましい。このようになっていると、二重シール構造になってパッキンが外気に触れ難くなり、その劣化進行をかなり防ぐことができ、樹脂ブッシング本体と端子金具との間のシール性能をより一層向上させることができる。
【0017】
さらに本発明にあっては、端子金具の筒部に嵌合される傘カバー樹脂部の外周面がテーパ面となっていることが好ましい。このようになっていると、キャップ状の端子金具に寸法精度のバラツキがあっても、筒部の内周に沿った凸形周部が、テーパ面をなすゴム弾性の傘カバー樹脂部のいずれかの位置でその外周面に食い込むことになり、寸法精度のバラツキを回避してシール性能を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1(A)(B)及び図2は本発明に係る樹脂ブッシングにおける実施の形態の第1例を示したもので、図1(A)(B)は本例で樹脂ブッシング本体の端部に端子金具を嵌合する前の状態を示す要部縦断面図と嵌合後の状態を示す要部縦断面図、図2は第1例で樹脂ブッシング本体の端部に端子金具を嵌合した後の状態を示す要部縦断面図である。なお、前述した図6と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0019】
本例の樹脂ブッシングにおいては、図1(A)に示すように、端子金具5は端子板5aを備え、この端子板5aの内向き面の外周に筒部5cが一体に設けられ、端子板5aの外向き面に端子本体5bが突設されてキャップ状に形成されている。筒部5cの先端は、直角に切断されて端面5dが形成されている。図2にも示されているように、筒部5cの内周の外端部に沿った箇所には、凸形周部5eが一体に突設されている。この凸形周部5eは、筒部5cの内周より所定の半径で突設されて形成されている。このような凸形周部5eの内周の直径d1 は、樹脂ブッシング本体3の端部の外周の直径d2 より小さく、(d1 <d2 )に形成されている。
【0020】
樹脂ブッシング本体3の端部は、図1(B)に示すように、このキャップ状の端子金具5の筒部5cに嵌合され、筒部5cの内周に沿った凸形周部5eが耐候性を有するゴム弾性の傘カバー樹脂部2の外周面に食い込まされている。
【0021】
樹脂ブッシング本体3を構成している筒状のコア樹脂部1は、エポキシ樹脂FRP、不飽和ポリエステルFRP、あるいはエポキシ樹脂等により構成されている。傘カバー樹脂部2は、耐候性とゴム弾性を有するシリコーンゴム,エチレンプロピレン系ゴム等により構成されている。
【0022】
本例の樹脂ブッシングのその他の構成は、前述した図6と同様に構成されている。
【0023】
このように端子金具5をキャップ状として、この端子金具5の筒部5cに樹脂ブッシング本体3の端部を嵌合させ、該筒部5cの内周に沿った凸形周部5eを耐候性を有するゴム弾性の傘カバー樹脂部2の外周面に食い込ませると、消耗品でない素材同士の食い込み接触により樹脂ブッシング本体3と端子金具5との間のシール性能を向上させることができる。
【0024】
図3は本発明に係る樹脂ブッシングにおける実施の形態の第2例を示す樹脂ブッシング本体の端部に端子金具を嵌合した後の状態を示す要部縦断面図である。なお、前述した図2と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0025】
本例の樹脂ブッシングにおいても、端子金具5は図1(A)(B)に示したと同様に、端子板5aを備え、この端子板5aの内向き面の外周に筒部5cが一体に設けられ、端子板5aの外向き面に端子本体5bが突設されてキャップ状に形成されている。筒部5cの内周の外端部に沿った箇所には、凸形周部5eが一体に形成されている。この凸形周部5eは、筒部5cの先端を直角に切断した端面5dと筒部5cの内周面とのコーナ部を、所定の半径で面取りすることにより形成されている。この凸形周部5eの内周の直径も、樹脂ブッシング本体3の端部の外周の直径より小さく形成されている。樹脂ブッシング本体3の端部においては、傘カバー樹脂部2の外周面がテーパ面2aとなっている。このような樹脂ブッシング本体3の端部は、図示のように、このキャップ状の端子金具5の筒部5cに嵌合され、該筒部5cの凸形周部5eが傘カバー樹脂部2のテーパ面2a上のある位置で該テーパ面2aに食い込まされている。
【0026】
本例の樹脂ブッシングのその他の構成は、前述した図6と同様に構成されている。
【0027】
このように傘カバー樹脂部2の外周面がテーパ面2aとなっていると、キャップ状の端子金具5に寸法精度のバラツキがあっても、筒部5cの内周に沿った凸形周部5eが、テーパ面2aをなす耐候性を有するゴム弾性の傘カバー樹脂部2のいずれかの位置でその外周面に食い込むことになり、寸法精度のバラツキを回避してシール性能を向上させることができる。
【0028】
図4は本発明に係る樹脂ブッシングにおける実施の形態の第3例を示す樹脂ブッシング本体の端部に端子金具を嵌合した後の状態を示す要部縦断面図である。なお、前述した図3と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0029】
本例の樹脂ブッシングにおいても、端子金具5は図1(A)(B)に示した例と同様に、端子板5aを備え、この端子板5aの内向き面の外周に筒部5cが一体に設けられ、端子板5aの外向き面に端子本体5bが突設されてキャップ状に形成されている。筒部5cの先端は、外周側が直角に切断されて端面5dが形成されている。図4に示した例では、この筒部5cの端面5dの内周に、内向きテーパ面5fが設けられている。この内向きテーパ面5fと筒部5cの内周とがなす部分には、周方向に沿って凸形周部5eが一体に形成されている。この凸形周部5eは、筒部5cの内向きテーパ面5fと筒部5cの内周面とのコーナ部を、所定の半径で面取りすることにより形成されている。この凸形周部5eの内周の直径も、樹脂ブッシング本体3の端部の外周の直径より小さくに形成されている。樹脂ブッシング本体3の端部においても、傘カバー樹脂部2の外周面がテーパ面2aとなっている。このような樹脂ブッシング本体3の端部は、図示のように、このキャップ状の端子金具5の筒部5cに嵌合され、該筒部5cの凸形周部5eが傘カバー樹脂部2のテーパ面2a上のある位置で該テーパ面2aに食い込まされている。
【0030】
本例の樹脂ブッシングのその他の構成は、前述した図6と同様に構成されている。
【0031】
このように傘カバー樹脂部2の外周面がテーパ面2aとなっていると、第2例と同様に、キャップ状の端子金具5に寸法精度のバラツキがあっても、筒部5cの内周に沿った凸形周部5eが、テーパ面2aをなす耐候性を有するゴム弾性の傘カバー樹脂部2のいずれかの位置でその外周面に食い込むことになり、寸法精度のバラツキを回避してシール性能を向上させることができる。また、筒部5cの端面5dの内周に内向きテーパ面5fが設けられていると、この内向きテーパ面5fを利用してキャップ状の端子金具5内への樹脂ブッシング本体3の端部の挿入を容易に行うことができる。
【0032】
図5(A)(B)(C)は本発明に係る樹脂ブッシングにおける実施の形態の第4例,第5例,第6例を示す樹脂ブッシング本体の端部に端子金具を嵌合した後の状態を示す要部縦断面図である。なお、この第4例,第5例,第6例は、前述した図2,図3,図4に示す第1例,第2例,第3例を改良したものであり、これら図2,図3,図4と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0033】
これら図5(A)〜(C)に示す第4例,第5例,第6例に示す樹脂ブッシングにおいては、端子金具5の筒部5cの端面と傘カバー樹脂部2とがなすコーナ部にシール接着剤10が付着されている。その他の構成は、前述した図2,図3,図4に示す第1例,第2例,第3例と同様に構成されている。
【0034】
このようになっていると、樹脂ブッシング本体3と端子金具5との間のシールが、キャップ状の端子金具5の凸形周部5eを傘カバー樹脂部2の外周面に食い込ませることによるシールの他に、該シール接着剤10によるシールで二重にシールされているので、樹脂ブッシング本体3と端子金具5との間のシール性能を一層向上させることができる。
【0035】
特に、図5(C)に示す第6例においては、筒部5cの内向きテーパ面5fと傘カバー樹脂部2の外周面とがなすコーナ部内にシール接着剤10を充填するため、該シール接着剤10の充填作業を容易に行うことができる。また、シール接着剤10は筒部5cの内向きテーパ面5fと傘カバー樹脂部2の外周面とがなすコーナ部内に充填されているので、端子金具5の筒部5cの端部における内向きテーパ面5fにより、シール接着剤10の要部を覆うことができて、該シール接着剤10の劣化を抑制することができる。
【0036】
これら本発明の第1例〜第6例の樹脂ブッシングにおいては、図6に示す従来例と同様に、樹脂ブッシング本体3のコア樹脂部1と端子板5aとの間にNBRゴム等よりなるパッキン4を介在させることもできる。このようにすると、樹脂ブッシング本体3と端子金具5との間のシールが、二重あるいは三重になって、樹脂ブッシング本体3と端子金具5との間のシール性能をより一層向上させることができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明に係る樹脂ブッシングにおいては、端子金具をキャップ状として、この端子金具の筒部に樹脂ブッシング本体の端部を嵌合させ、該筒部の内周に沿った凸形周部をゴム弾性の傘カバー樹脂部の外周面に食い込ませるので、消耗品でない素材同士の食い込み接触により樹脂ブッシング本体と端子金具との間のシール性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)(B)は本発明に係る樹脂ブッシングにおける実施の形態の第1例で樹脂ブッシング本体の端部に端子金具を嵌合する前の状態を示す要部縦断面図と、嵌合後の状態を示す要部縦断面図である。
【図2】 第1例で樹脂ブッシング本体の端部に端子金具を嵌合した後の状態を示す要部縦断面図である。
【図3】 本発明に係る樹脂ブッシングにおける実施の形態の第2例を示す樹脂ブッシング本体の端部に端子金具を嵌合した後の状態を示す要部縦断面図である。
【図4】 本発明に係る樹脂ブッシングにおける実施の形態の第3例を示す樹脂ブッシング本体の端部に端子金具を嵌合した後の状態を示す要部縦断面図である。
【図5】 (A)〜(C)は第1例〜第3例の樹脂ブッシングを更に改良した状態を示す本発明に係る樹脂ブッシングにおける実施の形態の第4例〜第6例の要部縦断面図である。
【図6】 従来の樹脂ブッシングにおける両端部の構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 コア樹脂部
2 ゴム弾性の傘カバー樹脂部
3 樹脂ブッシング本体
4 ニトリル・ブタジエン共重合ゴムパッキン(NBRゴムパッキン)
5 端子金具
5a 端子板
5b 端子本体
5c 筒部
5d 端面
5e 凸形周部
5f 内向きテーパ面
6 取付け金具
7 導体ロッド
7a ネジ部
8 ナット
9 締結手段
10 シール接着剤
Claims (5)
- 筒状のコア樹脂部とその表面を覆って一体に設けられたゴム弾性の傘カバー樹脂部とからなる樹脂ブッシング本体と、該樹脂ブッシング本体の端部に加圧当接された端子金具と、前記端子金具を前記樹脂ブッシング本体の端部に加圧接触させる締結手段とを備えた樹脂ブッシングにおいて、
前記端子金具は端子板の外周に筒部が一体に設けられているキャップ状に形成されて、前記筒部の内周に沿って凸形周部が形成され、
前記樹脂ブッシング本体の端部が前記端子金具の前記筒部に嵌合されて、前記凸形周部がゴム弾性の前記傘カバー樹脂部の外周面に食い込まされていることを特徴とする樹脂ブッシング。 - 前記端子金具の前記筒部の端面と前記傘カバー樹脂部とがなすコーナ部に前記樹脂ブッシング本体と端子金具との間をシールするシール接着剤が付着されていることを特徴とする請求項1に記載の樹脂ブッシング。
- 前記端子金具の前記筒部の端面には内向きテーパ面が設けられ、該内向きテーパ面に前記シール接着剤が付着されていることを特徴とする請求項2に記載の樹脂ブッシング。
- 前記端子金具の前記端子板と前記樹脂ブッシング本体の前記コア樹脂部の端面との間にパッキンが介在されていることを特徴とする請求項1,2または3に記載の樹脂ブッシング。
- 前記端子金具の前記筒部に嵌合される前記傘カバー樹脂部の外周面はテーパ面となっていることを特徴とする請求項1,2,3または4に記載の樹脂ブッシング。
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JP10767599A JP4268259B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 樹脂ブッシング |
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JP10767599A JP4268259B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 樹脂ブッシング |
Publications (2)
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JP2000299029A JP2000299029A (ja) | 2000-10-24 |
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Family Applications (1)
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JP10767599A Expired - Lifetime JP4268259B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 樹脂ブッシング |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8184951B2 (en) | 2006-06-20 | 2012-05-22 | Panasonic Corporation | Recording and reproducing apparatus |
-
1999
- 1999-04-15 JP JP10767599A patent/JP4268259B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8184951B2 (en) | 2006-06-20 | 2012-05-22 | Panasonic Corporation | Recording and reproducing apparatus |
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