JPH0733156A - キャップの中栓 - Google Patents
キャップの中栓Info
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- JPH0733156A JPH0733156A JP5191609A JP19160993A JPH0733156A JP H0733156 A JPH0733156 A JP H0733156A JP 5191609 A JP5191609 A JP 5191609A JP 19160993 A JP19160993 A JP 19160993A JP H0733156 A JPH0733156 A JP H0733156A
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- JP
- Japan
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- circular
- container
- cap body
- cap
- bending part
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Abstract
で確実に防止する。 【構成】 円形フランジ部5に相当する部分を断面湾曲
状の円形撓み部11とし、該円形撓み部11を支持する
2本の円形リブ部14、15を設け、円形撓み部11の
バネ作用で両面のa、b方向からの湿気の侵入を共に防
止する。
Description
使用される防湿構造の中栓に関する。
のシールを果たすために予め中栓が装着されているもの
がある。このような中栓としては、平板状のパッキンや
キャップと一体に形成されたものもあるが、特に内容物
が湿気の影響を受けやすいものにあっては、中栓内に乾
燥剤を入れたものがある。
ップの使用状態を示す半断面図である。図において、1
はキャップ本体、2は中栓、3は乾燥剤であり、乾燥剤
3を中栓2内に入れこれをキャップ本体1内に装着した
構成となっている。中栓2は、容器20内に挿入される
突部4と、容器20の先端面21と圧接するフランジ部
5を有する形状とされ、更にフランジ部5にはキャップ
装着時のシールを確実なものとするべく容器20との接
触面に1本又は複数本の円形リブ部6が設けられてい
る。また、乾燥剤3は上記突部4内に入れられ、通気孔
7が突部4に設けられている。なお、このキャップはキ
ャップ本体1に設けた雌ねじ部8と容器20の口元に設
けた雄ねじ部9を螺合することにより容器20に装着さ
れる。
に構成されており、容器20に装着したとき、中栓2の
フランジ部5がキャップ本体1と容器20の先端面21
とで挟圧されリブ部6を押圧するため、これによって湿
気の侵入を防止することとしている。そしてまた、たと
え湿気の侵入があっても乾燥剤3により湿気を吸着する
ので、内容物の空気汚染を防ぐことができるとしてい
る。
のシール構造は平板状のフランジ部5をキャップ本体1
と容器20の先端面21とで挟圧するようにしただけの
ものであるので、矢印で示す2つの方向a、bから湿気
が侵入する可能性がある。まず、フランジ部5の背面は
面接触状態となっているから、少しでも接触圧が低下す
ると、a方向から湿気が侵入しやすくなる。しかし、a
方向からの湿気は中栓2内にある乾燥剤3で吸着される
ので、内容物に与える影響は比較的少ない。次に、フラ
ンジ部5の前面には円形のリブ部6が設けられており、
円形リブ部6により容器20の先端面21と線接触状態
となっているので、a方向に比べてb方向からの湿気の
侵入は少ないといえるが、皆無とすることはできない。
しかも、突部4と容器20の先端部内面との間には隙間
があり、b方向から湿気が侵入した場合には、乾燥剤3
によっても湿気を吸着できないので、内容物の空気汚染
を引き起こすことになる。
めになされたものであり、簡単な構造でa、b両方向か
らの湿気の侵入を共に防止することができるキャップの
中栓を提供することを目的とする。
め、本発明のキャップの中栓は、容器内に挿入される突
部と、キャップ本体及び前記容器の先端面の間で挟圧さ
れるフランジ部とを有し、前記キャップ本体内に装着さ
れるキャップの中栓において、前記フランジ部が、前記
キャップ本体に対し線接触状態のシール部を構成するよ
うに設けた2本の円形リブ部と、前記円形リブ部により
支持され、容器の先端面により変形可能な円形撓み部と
を備えたことを特徴とする。
皿バネ或いはバネ座金のごとき機能を持つので、キャッ
プ本体が弛むことがなく、円形撓み部の両面におけるシ
ール作用を常時保持する。
本発明の一実施例を示す半断面図、図2は上面図、図3
は図1のP部の拡大図である。更に、図4は本実施例の
中栓が加圧される前の状態を示す半断面図で、図5は加
圧時の状態を示す半断面図である。
部分を湾曲状の断面形状を有する円形撓み部11とし、
該円形撓み部11の背面に2条の円形リブ部14、15
を同心円状に設けたものである。図中、12は突部で、
その中には乾燥剤13を入れておく。16は円形撓み部
11の外周端に複数個設けた突起、17は突部12に設
けた通気孔である。なお、中栓10はプラスチック、合
成ゴム等から一体成形でつくられる。
燥剤13を突部12内に入れた状態でキャップ本体1内
に装着される。しかるのち、キャップ本体1を容器20
にねじ込み装着する。
0は、図4の状態から図5の状態となり加圧変形する。
すなわち、円形撓み部11は皿バネもしくはバネ座金の
ごとき機能を持つ。そこでまず、図5に示すように、円
形撓み部11が容器20の先端面21によって押圧され
る。円形撓み部11は、2条の円形リブ部14、15に
よってキャップ本体1の支持面1aに線接触状態で支持
されているので、円形撓み部11の中央部が容器20の
先端面21によって押圧されると、円形リブ部14、1
5の圧接によりキャップ本体1の支持面1aにおいて2
本の円形圧接線からなるシール部A、Bが形成される。
従ってこれら2本の円形圧接線からなるシール部A、B
により、キャップ本体1の支持面1aに沿って侵入しよ
うとするa方向からの湿気の侵入を確実に防止すること
ができる。また、円形撓み部11の加圧により円形リブ
部14、15はそれぞれ内側及び外側へ拡がろうとする
ので、キャップ本体1の支持面1aに対し良好になじむ
ため、シール性が更に向上する。
容器20の先端面21との圧接により面接触状態のシー
ル部Cが形成されるが、円形撓み部11がバネ性を有す
るため該シール部Cは常時一定の圧接力で保持される。
そのため、キャップ本体1の弛みが発生することがない
ので、たとえ突部12と容器20の先端内周面との間に
隙間があっても、これらのシール部A、B、Cによって
a、b両方向からの湿気の侵入を同時に防止することが
できる。
の心配があまりないような内容物の場合には、突部12
を閉鎖した壁、即ち通気孔のない壁で構成することがで
きる。
ンジ部に相当する部分を2本の円形リブ部により支持さ
れた断面湾曲状の円形撓み部としたので、該円形撓み部
のバネ性のためキャップ本体の弛みを防止でき、円形撓
み部の両面に形成されるシール部によって簡単かつ確実
にa、b両方向からの湿気の侵入を防止できるという効
果がある。
ある。
ある。
使用される中栓に関し、特に該中栓のシール構造の改良
に関するものである。
ップの使用状態を示す半断面図である。図において、1
はキャップ本体、2は中栓、3は乾燥剤であり、乾燥剤
3を中栓2内に入れこれをキャップ本体1内に装着した
構成となっている。中栓2は、容器20内に挿入される
突部4と、容器20の先端面21と圧接するフランジ部
5を有する形状とされ、更にフランジ部5にはキャップ
装着時のシールを確実なものとするべく容器20との接
触面に1本又は複数本の円形リブ部6が設けられてい
る。また、乾燥剤3は上記突部4内に入れられ、通気孔
7が突部4に設けられている。なお、このキャップはキ
ャップ本体1に設けた雌ねじ部8と容器20の口元に設
けた雄ねじ部9を螺合することにより容器20に装着さ
れる。
め、本発明のキャップの中栓は、容器内に挿入される突
部と、キャップ本体及び前記容器の先端面の間で挟圧さ
れるフランジ部とを有し、前記キャップ本体内に装着さ
れるキャップの中栓において、前記フランジ部が、前記
キヤップ本体に対し線接触状態のシール部を構成するよ
うに設けた2本の円形リブ部と、前記円形リブ部により
支持され、容器の先端面により変形可能な円形撓み部と
を備えたことを特徴とする。また、前記突部の中に予め
乾燥剤を入れて使用する場合には、突部を形成する平板
状の壁に複数の通気孔を設ける。また、乾燥剤を入れな
い場合には、突部は通気孔のない閉鎖した壁で構成す
る。
図2は上面図、図3は図1のP部の拡大図である。更
に、図4は本実施例の中栓が加圧される前の状態を示す
半断面図で、図5は加圧時の状態を示す半断面図であ
る。
2を示す半断面図、図7は上面図である。乾燥剤3を入
れなくても空気汚染の心配があまりないような内容物の
場合には、突部12を閉鎖した壁、即ち通気孔のない壁
で構成することができる。本実施例は、このような中栓
の構造を示すもので、突部12を通気孔のない閉鎖した
壁12aで構成したものである。その他の構成は実施例
1と同じである。従って、本実施例の中栓は突部12の
中に乾燥剤を入れることなくそのままキャップ本体に装
着して使用される。
Claims (1)
- 【請求項1】 容器内に挿入される突部と、キャップ本
体及び前記容器の先端面の間で挟圧されるフランジ部と
を有し、前記キャップ本体内に装着されるキャップの中
栓において、 前記フランジ部が、前記キャップ本体に対し線接触状態
のシール部を構成するように設けた2本の円形リブ部
と、前記円形リブ部により支持され、容器の先端面によ
り変形可能な円形撓み部とを備えたことを特徴とするキ
ャップの中栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19160993A JP3240587B2 (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | キャップの中栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19160993A JP3240587B2 (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | キャップの中栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0733156A true JPH0733156A (ja) | 1995-02-03 |
JP3240587B2 JP3240587B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=16277487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19160993A Expired - Lifetime JP3240587B2 (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | キャップの中栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3240587B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001012635A (ja) * | 1999-06-24 | 2001-01-16 | Tomoe Tech Res Co | 弁駆動用電動アクチュエータ |
JP2007517738A (ja) * | 2004-01-16 | 2007-07-05 | バルワー エス.アー.エス. | 流体投与装置 |
JP2008265799A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Kao Corp | 容器 |
US20130338257A1 (en) * | 2010-12-30 | 2013-12-19 | Ying Liu | Colourized pen with high elasticity and plasticity and manufacturing process thereof |
CN107640407A (zh) * | 2017-10-14 | 2018-01-30 | 胡振锋 | 一种茶叶包装罐 |
-
1993
- 1993-07-06 JP JP19160993A patent/JP3240587B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001012635A (ja) * | 1999-06-24 | 2001-01-16 | Tomoe Tech Res Co | 弁駆動用電動アクチュエータ |
JP2007517738A (ja) * | 2004-01-16 | 2007-07-05 | バルワー エス.アー.エス. | 流体投与装置 |
JP4764831B2 (ja) * | 2004-01-16 | 2011-09-07 | バルワー エス.アー.エス. | 流体投与装置 |
JP2008265799A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Kao Corp | 容器 |
US20130338257A1 (en) * | 2010-12-30 | 2013-12-19 | Ying Liu | Colourized pen with high elasticity and plasticity and manufacturing process thereof |
CN107640407A (zh) * | 2017-10-14 | 2018-01-30 | 胡振锋 | 一种茶叶包装罐 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3240587B2 (ja) | 2001-12-17 |
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