JP4267469B2 - 駐車場管理プログラム、駐車場管理装置、及び駐車場管理方法 - Google Patents

駐車場管理プログラム、駐車場管理装置、及び駐車場管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、駐車場において、効率よく配車するための駐車場管理プログラム、駐車場管理装置、及び駐車場管理方法に関する。
従来から画像認識技術を用いて認識した車両情報に基づいて駐車場所を決定する駐車場管理に関するシステムは存在し、次のような発明が開示されている。車が駐車場の入口に移動すると、車の真上に設けてあるカメラにより画像を入力し、画像処理により車の画像パターンを識別し、車の大きさ(縦寸法と横寸法)を算出し、予め登録されている各駐車スペースの面積情報(縦寸法と横寸法)と空車検知センサの入力情報とにより、空車スペースの面積情報を取得し、その情報と算出した車の大きさを比較し、空車スペースが車の大きさより大なる駐車スペースを表示板に表示し運転者を適当なスペースに誘導する(例えば、特許文献1)。
特許第2736187号公報
ところが、例えば、乗車者が運転者のみの場合は助手席側のドアを開けることは少ないといったような乗車者情報を考慮したものではなかった。このため、車両情報に加えて乗車者情報をも考慮して駐車場所を決定する駐車場管理システムが望まれていた。
また、車を駐車する際、複雑な駐車スペースに駐車する場合には、運転者に負担を掛けるばかりでなく、駐車場経営者の立場からも効率的な駐車を促すことは困難であった(利用者にとっては駐車するのに要する時間の駐車料金の損失、管理者にとっては入場効率が悪くなり営業機会の損失となり得る。)
このように、従来は、駐車スペース周囲の状況(すなわち、駐車場所周囲の障害物に関する情報)を考慮した駐車場管理システムは存在しなかったので、利用者、駐車する場合に、多大な精神的負担や時間的な負担を強いられていた。
上記の課題に鑑み、本発明では、画像認識技術を用いて認識した車両情報と乗車者情報と駐車場内の環境情報とに基づいて、駐車場所を決定し、その駐車場所を通知する駐車場管理プログラム、駐車場管理装置、及び駐車場管理方法を提供する。
本発明の実施の形態にかかる、車両1台につき1つの駐車場所を提供し、該複数の駐車場所を備える駐車場を管理するために、コンピュータを実行させるための駐車場管理プログラムは、前記車両に関しての画像データを取得して、該画像データから該車両の外形の大きさ及び該車両に乗車している乗車者が該車両のどの位置に乗車しているかを認識して乗車している位置から前後左右のどのドアを使用するかを判定し、該判定により得られた該車両の外形の大きさを示す情報及び前後左右のどのドアを使用するかを示す情報と、該車両を識別する情報と、を関連付けて乗車者情報テーブルに記録する乗車者認識手順と、前記駐車場所の大きさに関する情報と該駐車場所の周囲にある障害物が前後左右のどの位置にあるかに関する情報とを示す駐車場所情報と、前記乗車者情報テーブルとを照合する照合手順と、前記照合手順による照合結果を通知する通知手順と、を、コンピュータに実行させることを特徴とする。
このように構成することによって、画像認識技術を用いて認識した車両情報と乗車者情報と駐車場内の環境情報とに基づいて、駐車場所を決定し、その駐車場所を通知することができる。
前記駐車場管理プログラムにおいて、前記照合手順は、前記車両が前記駐車場所の大きさの範囲内に収まるか否を判定し、さらに、前記障害物が前記乗車者認識手順で判断をした乗車者が使用するドアの位置にあるか否かを判定する手順を、コンピュータに実行させることを特徴とする。
このように構成することによって、駐車場所周囲の障害物を考慮した駐車場所を通知することができる。
前記駐車場管理プログラムにおいて、前記駐車場所情報には、前記駐車場所の周囲にある前記障害物に関する情報に基づく優先度情報が含まれ、前記照合手順による照合の結果、前記車両が駐車可能と判定された複数の前記駐車場所情報から、前記優先度情報に基づいて、所定の該前記駐車場所情報を決定する決定手順を、さらに、コンピュータに実行させることを特徴とする。
このように構成することによって、駐車場所に優先度を設定することができるので、優先度に応じた駐車場所を利用者に提供することができ、効率よく駐車場を利用することができる。
本発明の実施の形態にかかる、車両1台につき1つの駐車場所を提供し、該複数の駐車場所を備える駐車場を管理する駐車場管理装置は、前記車両に関しての画像データを取得して、該画像データから該車両の外形の大きさ及び該車両に乗車している乗車者が該車両のどの位置に乗車しているかを認識して乗車している位置から前後左右のどのドアを使用するかを判定し、該判定により得られた該車両の外形の大きさを示す情報及び前後左右のどのドアを使用するかを示す情報と、該車両を識別する情報と、を関連付けて乗車者情報テーブルに記録する乗車者認識手段と、前記駐車場所の大きさに関する情報と該駐車場所の周囲にある障害物が前後左右のどの位置にあるかに関する情報とを示す駐車場所情報と、前記乗車者情報テーブルとを照合する照合手段と、前記照合手段による照合結果を通知する通知手段と、を備えることを特徴とする。
このように構成することによって、画像認識技術を用いて認識した車両情報と乗車者情報と駐車場内の環境情報とに基づいて、駐車場所を決定し、その駐車場所を通知することができる。
本発明の実施の形態にかかる、車両1台につき1つの駐車場所を提供し、該複数の駐車場所を備える駐車場を管理する駐車場管理方法は、前記車両に関しての画像データを取得して、該画像データから該車両の外形の大きさ及び該車両に乗車している乗車者が該車両のどの位置に乗車しているかを認識して乗車している位置から前後左右のどのドアを使用するかを判定し、該判定により得られた該車両の外形の大きさを示す情報及び前後左右のどのドアを使用するかを示す情報と、該車両を識別する情報と、を関連付けて乗車者情報テーブルに記録し、前記駐車場所の大きさに関する情報と該駐車場所の周囲にある障害物が前後左右のどの位置にあるかに関する情報とを示す駐車場所情報と、前記乗車者情報テーブルとの照合をし、前記照合の結果を通知することを行うことを特徴とする。
このように構成することによって、画像認識技術を用いて認識した車両情報と乗車者情報と駐車場内の環境情報とに基づいて、駐車場所を決定し、その駐車場所を通知することができる。
本発明では、画像認識技術を用いて認識した車両情報と乗車者情報に基づいて、駐車場所を決定し、その車をその駐車場所へ誘導することができるので、効率よく駐車スペースを利用することができる。
本発明は、車両が駐車場へ入場する場合、画像認識技術を用いて認識した車両情報と乗車者情報と予め登録してある駐車場内の環境情報とに基づいて、駐車場所を決定し、その車両をその駐車場所へ誘導する駐車場管理システムを提供する。具体的には、乗車者が運転者のみの場合、助手席側のドアを開ける可能性が低いものと見なして、助手席側のスペースが狭いが、車両を止めることが可能な場所を駐車場所として決定する。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態における駐車場管理システムの構成の概要を示す図である。駐車場管理システム1は、駐車場所入力処理2、乗車者認識・駐車場所出力処理3、及び出場処理7のプロセスからなる。乗車者認識・駐車場所出力処理3では、乗車者認識処理4と駐車場所決定処理5と駐車場所通知処理6のプロセスを実行する。
駐車場所入力処理2では、駐車場管理者Aにより、後述する駐車場所に関する情報が入力されるので、その入力された情報を本システムの所定の記憶装置(図2の記憶装置17)に格納する。
乗車者認識・駐車場所出力処理3では、駐車場利用者Bの車両に関する情報が取得(登録)されるので、その取得した情報から乗車者認識処理4によりドア使用フラグ・乗車位置等を認識し、駐車場所決定処理5により駐車場所を決定し、駐車場所通知処理6により決定した駐車場所を通知する。
出場処理7では、駐車場利用者Bから駐車券が返却されるので、それに関する処理を行う。
図2は、本実施形態における駐車場管理システムのハードウェア環境の構成ブロック図である。同図において駐車場管理システム1のサーバ装置10は、中央処理装置(CPU)12、リードオンリメモリ(ROM)13、ランダムアクセスメモリ(RAM)16、通信インターフェース(以下、インターフェースをI/Fという)14、記憶装置17、出力I/F11、入力I/F15、可搬型記憶媒体の読み取り装置18、およびこれらの全てが接続されたバス19、出力I/F11に接続している出力装置20、入力I/F15に接続している入力装置11によって構成されている。
記憶装置17としてはハードディスク、磁気ディスクなど様々な形式の記憶装置を使用することができ、このような記憶装置17、またはROM13には、後述するフローのプログラムが格納されている。また、記憶装置17には、後述する駐車場所データベース(以下、データベースをDBという)としても用いられる。
上記のプログラムは、プログラム提供者側からネットワーク22、および通信I/F14を介して、例えば記憶装置17に格納されることも、また市販され、流通している可搬型記憶媒体に格納され、読み取り装置18にセットされて、CPU12によって実行されることも可能である。可搬型記憶媒体としてはCD−ROM、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ICカードなど様々な形式の記憶媒体を使用することができ、このような記憶媒体に格納されたプログラムが読み取り装置18によって読み取られる。
また、入力装置21には、キーボード、マウス、または電子カメラ、マイク、スキャナ、センサ、タブレットなどを用いることが可能である。また、出力装置20には、ディスプレイ、プリンタ、スピーカなどを用いることが可能である。また、ネットワーク72は、インターネット、LAN、WAN、専用線、有線、無線等の通信網であってよい。
図3は、本実施形態における駐車場所入力処理のフローを示す。本システムの運用に当たり、駐車場内の駐車場所に関する情報を本システムに予め登録しておかなければならない。本フローは、その登録について説明するものである。
駐車場管理者Aは、本システムを起動させると、記憶装置17に格納されている本システムのプログラムがCPU12に読み出される。そうすると、本システムのメニュー画面がディスプレイ表示されるので、その中から駐車場所入力画面を選択し、当該画面をディスプレイ上に表示させる(ステップS1、以下ステップをSと略する。)。
次に、駐車場管理者Aは、キーボード等の入力装置21を用いて、駐車場所入力画面の所定の項目に駐車場所情報(たとえば、駐車場の奥行き、幅、高さ、当該駐車場所周辺の障害情報)を入力すると(S2)、その入力された駐車場所情報は、CPU12の制御によって、駐車場管理システム1のサーバ10内の駐車場所DB30に登録される。
当該駐車場内にある全ての駐車場所に関しての駐車場所情報を入力するまで、S2の処理を繰り返し行い(S3)、全ての駐車場所情報を入力したら本フローは終了する。
図4は、図3のS2で駐車場所DB30に登録される駐車場所情報テーブルの一例を示す。駐車場所情報テーブル40は、「駐車場所ID」、「奥行き」、「幅」、「高さ」、「右前障害」、「左前障害」、「右後障害」、「左後障害」、「駐車フラグ」の項目を1レコードとする駐車場所情報の複数から構成される。「駐車場所ID」は、本システムの管理対象の駐車場内に存在する駐車場所それぞれを一意に表すものである。
「奥行き」は、駐車場所の奥行き(本実施形態では、「cm」で表される)である。「幅」は、駐車場所の幅(本実施形態では、「cm」で表される)である。奥行きは、駐車場所の奥行き(本実施形態では、「cm」で表される)である。「高さ」は、駐車可能な車の車高(本実施形態では、「cm」で表される)である。この「高さ」は、例えば、立体駐車場であれば制限された車高でもよく、また、屋外の駐車場であれば駐車場所の上方に生い茂った樹木のために制限された車高でもよい。
「右前障害」、「左前障害」、「右後障害」、「左後障害」の右前、左前、右後、左後はそれぞれ、4ドア車の右前ドア、左前ドア、右後ドア、左後ドアを表している。また、「右前障害」、「左前障害」、「右後障害」、「左後障害」はそれぞれ、各ドアを開けようとしたときに、障害があるため、完全にドアを開けることができないか否かを「1」(障害があるため、ドアを開けることが不可能)又は0(障害が無いため、ドアを開けることが可能)で表している。
例えば、駐車場所ID:001には、奥行き:400[cm]、幅:180[cm]、高さ(車高):200[cm]である車が止めることが可能であり、その駐車場所は、右前ドアのみ完全に開くことができるということが分かる。
「駐車フラグ」は、「駐車場所ID」に対応する駐車場所に車が駐車されているか否かを表すフラグであり、駐車されていない場合は「0」、駐車されている場合は「1」で表される。
図5は、本実施形態における駐車場のゲートシステムを示す。同図において、ゲートシステム50は、前方用カメラ51、ゲート52、発券装置53、側面用カメラ56から構成される。ゲート52は、進入無許可時に車両Cの駐車場への進入を遮断するゲートである。発券装置53は、発券処理における様々なメッセージを表示する表示部54と駐車券を発行する発券部55を備えている。
前方用カメラ51は、ゲート52の中央付近に取り付けられており、車両Cの前方方向(図中のX方向)から車両Cの車内を撮影する。側面用カメラ56は車両Cの側面方向(図中のY方向)から車両Cの車内を撮影する。
図6は、本実施形態における車両Cの前方方向及び側面方向から車内を撮影したイメージ画像を示す。図6(a)は、前方用カメラ51により車両Cの前方方向(図5のX方向)から車両Cの車内を撮影した場合のイメージ画像を示す。図6(b)は、側面用カメラ56により車両の側面方向(図中のY方向)から車両Cの車内を撮影した場合のイメージ画像を示す。
図7は、本実施形態における乗車者認識・駐車場所出力処理3のフローを示す。まず、駐車場利用者Bが駐車場に入場するために車両Cをゲート52の手前まで進入させる(図5参照)。すると、ゲートシステム50は、ゲート52の手前まで車両Cが進入したことを検知する。
この検知は、ゲート52の手前まで進入させた駐車場利用者Bが発券装置53に設けられた発券ボタンを押下するタイミングで検知してもよいし、または、ゲート52付近のいずれかの箇所にセンサを設置しておき、ゲート52手前まで車両Cが進入したときに、そのセンサによって検知するようにしてもよい。
このようにしてゲート52手前まで車両Cが進入したことを検知すると、前方用カメラ51および側面用カメラ56が作動し、それぞれのカメラによって、前方方向(X方向)及び側面方向(Y方向)から車両Cの車内が撮影され、その撮影されたイメージデータ(図6参照)がサーバ10へ送信される。
サーバ10では、その受信したイメージデータを、画像認識技術を用いて、車両の大きさに関する情報(車幅、車体長、車高)や、ドアが何箇所取り付けられているかという情報や、車両Cの乗車情報(車両Cには何人が乗車していて、どの位置に乗車しているかという情報)を取得する(S10)。
また、画像認識技術は、一般的な手法(例えば、特許文献1)を利用する。一例としては、前方用カメラ51および側面用カメラ56で予め車両がゲートに進入していないときの画像を撮影しておき、その撮影したイメージデータを格納しておく。そして、前方用カメラ51および側面用カメラ56で車両がゲートに進入したときの画像を撮影し、この画像から予め格納している車両進入前の画像を差し引き、差分を求める。
この差分の画像が進入した車両を表しているので、エッジ処理を施し車の外形エッジを検出し、それよりゲートに進入した車の車体長、車幅、車高を算出する。また、乗車情報についても上記と同様の画像認識技術を用いて、取得する。このようにして画像認識技術により取得した当該車両に関する情報や乗車者の乗車位置の情報より乗車者情報を作成する(図8参照)。この画像処理の結果、たとえば、図6の画像からは「4ドア、5人乗り、小型車両、右前に1名乗車」という情報が取得できる。
図8は、本実施形態における乗車者情報テーブルの一例を示す。乗車者情報テーブル60は、「車両ID」、「車体長」、「車幅」、「車高」、「右前ドア使用フラグ」、「左前ドア使用フラグ」、「右後ドア使用フラグ」、「左後ドア使用フラグ」の項目を1レコードとする乗車者情報の1つまたは複数から構成される。「車両ID」は、乗車者情報テーブル60内で乗車者情報を特定するためのものであり、乗車者情報テーブル60内で一意である。
「車体長」、「車幅」、及び「車高」は、本実施形態においてセンチメートルで表されている。
「右前ドア使用フラグ」、「左前ドア使用フラグ」、「右後ドア使用フラグ」、及び「左後ドア使用フラグ」はそれぞれ、右前ドア側の座席、左前ドア側の座席、右後ドア側の座席、及び左後ドア側の座席に人が乗車しているか否かを表している。つまり、それぞれの座席に乗車した人は、各座席の直近のドアを使用するという前提より、例えば、右前座席にいる乗車者は右前ドアを使用することになるので「右前ドア使用フラグ」に「1」を格納し、当該席に乗車者がいなければ「右前ドア使用フラグ」に「0」を格納する。
以上を踏まえると、例えば、車両ID:001で表される車両は、車体長:303[cm]、車幅:150[cm]、車高:112[cm]である車両であり、乗車者は右前座席に座っているので右前ドアを使用するということが分かる。
それでは、再び図7を説明する。S10の処理後、駐車場所情報テーブル40に含まれる駐車場所情報レコード(以下、レコードという)をカウントするための変数iを初期化して、i=0とする。また、駐車場所情報テーブル40に含まれる全駐車場所情報レコード数を変数Nへ格納する(S11)。
次に、全駐車場所情報レコード数N>カウンタiであるか否かを判定する(S12)。カウンタi=0なのでYesへ進み、カウンタiをインクリメントして(S13)、駐車場所情報テーブル40の最初のレコードを読み出す(S14)。
次に、その読み出したレコードのデータ項目「駐車フラグ」が「0」であるか否かを判定する(S15)。S15で「駐車フラグ」が「0」以外の場合、S12へ戻り、「駐車フラグ」が「0」の場合、S16へ進む。
次に、その読み出したレコードの当該駐車場所の大きさを示すデータ項目(「奥行き」、「幅」、「高さ」)と、S10で取得した乗車者情報(図8参照)のうち当該車両の大きさ(「車体長」、「車幅」、「車高」)とを比較する(S16)。駐車場所の「奥行き」≧車両の「車体長」、かつ駐車場所の「幅」≧車両の「車幅」、かつ駐車場所の「高さ」≧車両の「車高」の場合には当該車両は当該駐車場所に収納可能であるので、Yesへ進んでS17の処理を行い、そうでなければ、Noへ進んでS12の処理へ戻る。
次に、当該駐車場所において当該車両の乗車者の乗車位置に障害があるか否かを判定する(S17)。すなわち、当該乗車者情報の「右前ドア使用フラグ」と当該駐車場所情報の「右前障害」を比較し、「左前ドア使用フラグ」と「右前障害」とを比較し、「右後ドア使用フラグ」と「右後障害」とを比較し、「左後ドア使用フラグ」と「左後障害」とを比較する。
「右前ドア使用フラグ」と当該駐車場所情報の「右前障害」の比較について詳述する。例えば、当該乗車者情報で「右前ドア使用フラグ=1」(右前ドア側に乗車している)の場合、これに対応するのが駐車場所情報の「右前障害」であるが、「右前障害=1」(障害があるため、ドアを開けることが不可能)のときには、ドアを開けることが不可能なため乗車者はそのドラから降車することはできない。「右前障害=0」(障害があるため、ドアを開けることが不可能)のときには、ドアを開けることができるため乗車者はそのドラから降車することはできる。
よって、当該乗車者情報と当該駐車場所情報とを比較して、「右前ドア使用フラグ=1」かつ「右前障害=1」、または「左前ドア使用フラグ=1」かつ「右前障害」、または「右後ドア使用フラグ=1」かつ「右後障害=1」、または「左後ドア使用フラグ=1」かつ「左後障害=1」の場合、Yesへ進んでS12の処理へ戻り、そうでない場合にはS18の処理へ進む。
上記においてS12へ戻ると、再びiがインクリメントされて(S13)、次のレコードが読み出され(S14)、S15,S16,S17の処理がされ、S17でNoの判定が得られるまでS12−S17が繰り返される。
最終レコードまで繰り返された結果、S17でYesへ進むと、S12へ戻り、Noへ進む。これは、すなわち、駐車場所情報テーブル40には、当該車両を収容する条件を満たす駐車場所がないということなので、発券装置53の表示部54に「駐車不可」である旨の表示を出力する。
さて、S17でNoに進むと、当該レコードの駐車場所情報を出力する(S18)。ここで、駐車場所情報は、駐車券に印刷されている。これについては、後述する。その後、当該駐車場所情報レコードのデータ項目「駐車フラグ」を「1」にして(S19)、本フローは終了する。
なお、乗車者情報テーブル60に格納されている乗車者情報は、本フローが終了するとともに削除するようにしてもよい。この場合、乗車者情報テーブル60は、RAM16または記憶装置17のテンポラリ領域に格納するようにしてもよい。このようにすることで、メモリ資源を効率よく使用することができる。
図9は、本実施形態における駐車券の出力例(その1)を示す。同図において、駐車券70は、駐車場所71と駐車場所を示す領域72から構成されている。図7のフローで取得された駐車場所は「001」であり、これが駐車場所71に表示されている。また、この駐車場所をより分かりやすく表すために、領域72に駐車場所を図示している。
領域72では、駐車券を受け取った利用者Bの車両Cが止めるべき駐車場所は、白色で表示され、これ以外の駐車場所(「002」−「009」)、すなわち障害物等のため駐車できない駐車場所は、網掛けで表示されている。なお、この駐車券は、さらに入場時間を表示するようにしてもよい。
図10は、本実施形態における駐車券の出力例(その2)を示す。図9の駐車券と異なるのは、図10では入場ゲートから指定された駐車場所までの経路情報が表示されるところである。また、図10では入場時刻も表示されている。
図11は、本実施形態における駐車場から退場する場合に行われるフローを示す。車両Cが駐車場から退場する場合、退場ゲートまで車両Cを移動させ、その退場ゲートに設置してある駐車券回収装置に駐車券を挿入する。そうすると、駐車券は駐車券回収装置に回収される。
次に、駐車券回収装置は、駐車券に記録されている駐車場所(駐車場所ID)を読み取り、その読み取った駐車場所IDをサーバ10へ送信する。サーバ10では、受信した駐車場所IDと一致する駐車場所IDを有する駐車場所情報を駐車場所DB30から抽出する。そして、この抽出した駐車場所情報の「駐車フラグ」を「0」に更新する(S20)。
以上より、効率よく駐車でき、安心して止められる駐車場サービスの提供することができる。また、狭いスペースを有効利用し、乗車している人が少しでも楽に乗り降りできる。
なお、本実施形態では、撮影した車両の画像から画像処理にてその車両の大きさを算出したが、これに限られず、予め車種に関する情報(メーカー、車種名、車高、車幅、車体長)をサーバに登録しておき、撮影した画像から画像処理にてその車種を特定することによりその車両の大きさを算出するようにしてもよい。
また、2ドアタイプの車両で後部座席に人が乗車している場合には、右後座席は右前座席として、左後座席は左前座席として取り扱うようにしてもよい。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、駐車場に入場しようとする車両の条件(車両の大きさ、乗車位置等)を満たす駐車場所が見つかった時点で駐車券を発行していたので、この条件で複数の駐車場所が抽出されることはなかった。
本実施形態では、駐車場に入場しようとする車両の条件(車両の大きさ、乗車位置等)を満たす駐車場所があるか否かを駐車場内にある全ての駐車場所について照合し、照合の結果、複数の駐車場所が取得された場合にはその中から最低の駐車場所の環境を選択する。ここで、取得された複数の駐車場所の中から最低の駐車場所の環境を選択するということについて、図12で説明する。
図12は、本実施形態における駐車場所の選択の様子を示す図である。同図において、5つの駐車場所81−85がある。駐車場所81は、空いており、この左側には障害物がある。駐車場所82,83,84は、既に駐車している。駐車場所85は、空いている。
このとき、右前に乗車者がいる車両80が駐車する場合には、その駐車場所の候補として駐車場所81と85があり、いずれにも駐車することができるが、このうち条件の悪い方の駐車場所である駐車場所81を選択するようにする。なぜならば、もし、この車両80が駐車場所85に駐車した後に新たに駐車する車の乗車者が左前に乗っていたら、この車両は空いている駐車場所81には駐車できなくなってしまうという弊害が生生じるからである。このようにすることにより、駐車場所をより効率的に有効活用することができる。
図13は、本実施形態における駐車場所情報テーブルの一例を示す。図13は、図4のテーブルにデータ項目「障害度」を追加したものである。この障害度とは、
障害度=「右前障害」+「左前障害」+「右後障害」+「左後障害」
で表されるものであり、この障害度の値が大きいほど駐車場所の周辺には障害物が多いということがわかる。
図14は、本実施形態におけるフロー乗車者認識・駐車場所出力処理3のフローを示す。このフローは、第1の実施形態での図7を変形したものである。図7のS10と同様に、画像認識技術を用いて、車両の大きさに関する情報(車幅、車体長、車高)や車両の乗車情報を取得する(S30)。次に、駐車場所情報テーブル40に含まれる駐車場所情報レコード(以下、レコードという)をカウントするための変数i及び作業領域へ格納したレコードをカウントするための変数jをそれぞれ初期化して、i=0、j=0とする。また、駐車場所情報テーブル40に含まれる全駐車場所情報レコード数を変数Nへ格納する(S31)。
次に、全駐車場所情報レコード数N>カウンタiであるか否かを判定する(S32)。カウンタi=0なのでYesへ進み、カウンタiをインクリメントして(S33)、駐車場所情報テーブル40の最初のレコードを読み出す(S34)。
次に、その読み出したレコードのデータ項目「駐車フラグ」が「0」であるか否かを判定する(S35)。S35で「駐車フラグ」が「0」以外の場合、S32へ戻り、「駐車フラグ」が「0」の場合、S36へ進む。
次に、図7の16と同様に、その読み出したレコードの当該駐車場所の大きさを示すデータ項目(「奥行き」、「幅」、「高さ」)と、S30で取得した乗車者情報のうち当該車両の大きさ(「車体長」、「車幅」、「車高」)とを比較する(S36)。S36で、当該車両が当該駐車場所に収納可能と判定されれば、Yesへ進んでS37の処理を行い、そうでなければ、Noへ進んでS32の処理へ戻る。
次に、図7の17と同様に、当該駐車場所において当該車両の乗車者の乗車位置に障害があるか否かを判定する(S37)。当該車両の乗車者の乗車位置に障害がある場合にはYesへ進んでS32の処理へ戻り、障害がない場合にはS38の処理へ進む。
S37でNoへ進むと、当該レコードを作業領域(RAM16または記憶装置17にあるテンポラリ領域)に格納し(S38)、カウンタjをインクリメントし(S39)、S32へ戻る。
上記においてS32へ戻ると、再びiがインクリメントされて(S33)、次のレコードが読み出され(S34)、S35−S39の処理がされ、駐車場所情報テーブル40に含まれる全てのレコードに対してS32−S39のループを繰り返す。
最終レコードまで繰り返された結果、S32でN>iを満たさなくなるので上記のループを抜け(S32でNoへ進む)、カウンタjが0か否かを判定する(S40)。これは、すなわち、作業領域に格納されたレコードが存在するが否かを確認するものである。作業領域に格納されたレコードが存在するということは、少なくとも1つは駐車場所があるということであり、このレコードがないということは1つも当該車両を収容する条件を満たす駐車場所がないということである。よってカウンタj=0の場合には(S40でYesへ進む)、発券装置53の表示部54に「駐車不可」である旨の表示を出力する。
次に、カウンタjが0以外の場合(S40でNoへ進む)、作業領域へ格納したレコードのうち、障害度が最も大きい値のレコードを取得し(S41)、そのレコード(駐車場所情報)を駐車券に印刷し(S42)、発券する。その後、当該駐車場所情報レコードのデータ項目「駐車フラグ」を「1」にして(S43)、本フローは終了する。なお、本フローの終了と共に、作業領域に記憶したレコードをクリアする。
なお、本実施形態では、障害物に着目した優先度(障害度の大きいものほど優先して選択される)を使用したが、これに限らず、例えば、駐車場所の大きさに関しての優先度を用いても良いし、障害物と駐車場所の大きさとを組み合わせた優先度を用いてもよい。ここで、駐車場所の大きさに関しての優先度とは、例えば駐車しようとしている車両の車体長が250cmである場合に、奥行き:270cmと奥行き:300cmの空き駐車場所があったとしたら、奥行き:270cmの駐車場所を指定するようにすることである。
以上より、効率よく駐車することができるので、駐車場を有効活用することができる。
なお、第1の実施形態及び第2の実施形態を変形して、それぞれ図7のS10と図14のS30の画像認識技術の際に、初心者マークを検出するようにしてもよい。初心者マークを検出した場合には、すこし広めの駐車場所を指定するようにしたり、障害度の低い駐車場所を指定するようにしてもよい。
このようにすることで、駐車に不慣れな初心者に対して、周囲の環境(障害物や駐車場所の大きさ等)へ注意を払うことを緩和して、容易に駐車することができる駐車場所を提供することができる。
以上より、初心者にはなるべく広いスペースを割り当てるなどして、安心して止められ、かつ、事故を最小限に防ぐようにする。
(付記1) 車両1台につき1つの駐車場所を提供し、該複数の駐車場所を備える駐車場を管理するために、コンピュータを実行させるための駐車場管理プログラムにおいて、
前記車両に関しての画像データを取得して、該画像データから該車両の外形の大きさ及び該車両に乗車している乗車者の降車位置とを認識する乗車者認識手順と、
前記駐車場所の大きさに関する情報と該駐車場所の周囲にある障害物に関する情報とを示す駐車場所情報と、前記乗車情報とを照合する照合手順と、
前記照合手順による照合結果を通知する通知手順と、
を、コンピュータに実行させるための駐車場管理プログラム。
(付記2) 前記照合手順は、前記車両が前記駐車場所の大きさの範囲内に収まるか否を判定し、さらに、前記障害物が該車両の降車位置にあるか否かを判定する手順
を、コンピュータに実行させるための付記1に記載の駐車場管理プログラム。
(付記3) 前記駐車場所情報には、前記駐車場所の周囲にある前記障害物に関する情報に基づく優先度情報が含まれ、前記照合手順による照合の結果、前記車両が駐車可能と判定された複数の前記駐車場所情報から、前記優先度情報に基づいて、所定の該前記駐車場所情報を決定する決定手順
を、さらに、コンピュータに実行させるための付記1に記載の駐車場管理プログラム。
(付記4) 車両1台につき1つの駐車場所を提供し、該複数の駐車場所を備える駐車場を管理する駐車場管理装置において、
前記車両に関しての画像データを取得して、該画像データから該車両の外形の大きさ及び該車両に乗車している乗車者の降車位置とを認識する乗車者認識手段と、
前記駐車場所の大きさに関する情報と該駐車場所の周囲にある障害物に関する情報とを示す駐車場所情報と、前記乗車情報とを照合する照合手段と、
前記照合手段による照合結果を通知する通知手段と、
を備えることを特徴とする駐車場管理装置。
(付記5) 車両1台につき1つの駐車場所を提供し、該複数の駐車場所を備える駐車場を管理する駐車場管理方法において、
前記車両に関しての画像データを取得して、該画像データから該車両の外形の大きさ及び該車両に乗車している乗車者の降車位置とを認識し、
前記駐車場所の大きさに関する情報と該駐車場所の周囲にある障害物に関する情報とを示す駐車場所情報と、前記乗車情報との照合をし、
前記照合の結果を通知する
ことを行う駐車場管理方法。
(付記6) 車両1台につき1つの駐車場所を提供し、該複数の駐車場所を備える駐車場を管理するために、コンピュータを実行させるための駐車場管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
前記車両に関しての画像データを取得して、該画像データから該車両の外形の大きさ及び該車両に乗車している乗車者の降車位置とを認識する乗車者認識手順と、
前記駐車場所の大きさに関する情報と該駐車場所の周囲にある障害物に関する情報とを示す駐車場所情報と、前記乗車情報とを照合する照合手順と、
前記照合手順による照合結果を通知する通知手順と、
を、コンピュータに実行させるための駐車場管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
第1の実施形態における駐車場管理システムの構成の概要を示す図である。 第1の実施形態における駐車場管理システムのハードウェア環境の構成ブロック図である。 第1の実施形態における駐車場所入力処理のフローを示す図である。 図3のS2で駐車場所DB30に登録される駐車場所情報テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態における駐車場のゲートシステムを示す図である。 第1の実施形態における車両の前方方向及び側面方向から車内を撮影したイメージ画像を示す図である。 第1の実施形態における乗車者認識・駐車場所出力処理3のフローを示す図である。 第1の実施形態における乗車者情報テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態における駐車券の出力例(その1)を示す図である。 第1の実施形態における駐車券の出力例(その2)を示す図である。 第1の実施形態における駐車場から退場する場合に行われるフローを示す図である。 第2の実施形態における駐車場所の選択の様子を示す図である。 第2の実施形態における駐車場所情報テーブルの一例を示す図である。 第2の実施形態におけるフロー乗車者認識・駐車場所出力処理3のフローを示す図である。
符号の説明
1 駐車場管理システム
10 サーバ
11 出力I/F
12 中央処理装置(CPU)
13 リードオンリメモリ(ROM)
14 通信インタフェース(I/F)
15 入力I/F
16 ランダムアクセスメモリ(RAM)
17 記憶装置
18 可搬型記憶媒体の読み取り装置
19 バス
20 出力装置
21 入力装置
30 駐車場所DB
40 駐車場所情報テーブル
50 ゲートシステム
51 前方用カメラ
52 ゲート
53 発券装置
54 表示部
55 発券部
56 側面用カメラ
60 乗車者情報テーブル

Claims (5)

  1. 車両1台につき1つの駐車場所を提供し、該複数の駐車場所を備える駐車場を管理するために、コンピュータを実行させるための駐車場管理プログラムにおいて、
    前記車両に関しての画像データを取得して、該画像データから該車両の外形の大きさ及び該車両に乗車している乗車者が該車両のどの位置に乗車しているかを認識して乗車している位置から前後左右のどのドアを使用するかを判定し、該判定により得られた該車両の外形の大きさを示す情報及び前後左右のどのドアを使用するかを示す情報と、該車両を識別する情報と、を関連付けて乗車者情報テーブルに記録する乗車者認識手順と、
    前記駐車場所の大きさに関する情報と該駐車場所の周囲にある障害物が前後左右のどの位置にあるかに関する情報とを示す駐車場所情報と、前記乗車者情報テーブルとを照合する照合手順と、
    前記照合手順による照合結果を通知する通知手順と、
    を、コンピュータに実行させるための駐車場管理プログラム。
  2. 前記照合手順は、前記車両が前記駐車場所の大きさの範囲内に収まるか否を判定し、さらに、前記障害物が前記乗車者認識手順で判断をした乗車者が使用するドアの位置にあるか否かを判定する手順
    を、コンピュータに実行させるための請求項1に記載の駐車場管理プログラム。
  3. 前記駐車場所情報には、前記駐車場所の周囲にある前記障害物に関する情報に基づく優先度情報が含まれ、
    前記照合手順による照合の結果、前記車両が駐車可能と判定された複数の前記駐車場所情報から、前記優先度情報に基づいて、所定の該前記駐車場所情報を決定する決定手順
    を、さらに、コンピュータに実行させるための請求項1に記載の駐車場管理プログラム。
  4. 車両1台につき1つの駐車場所を提供し、該複数の駐車場所を備える駐車場を管理する駐車場管理装置において、
    前記車両に関しての画像データを取得して、該画像データから該車両の外形の大きさ及び該車両に乗車している乗車者が該車両のどの位置に乗車しているかを認識して乗車している位置から前後左右のどのドアを使用するかを判定し、該判定により得られた該車両の外形の大きさを示す情報及び前後左右のどのドアを使用するかを示す情報と、該車両を識別する情報と、を関連付けて乗車者情報テーブルに記録する乗車者認識手段と、
    前記駐車場所の大きさに関する情報と該駐車場所の周囲にある障害物が前後左右のどの位置にあるかに関する情報とを示す駐車場所情報と、前記乗車者情報テーブルとを照合する照合手段と、
    前記照合手段による照合結果を通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする駐車場管理装置。
  5. 車両1台につき1つの駐車場所を提供し、該複数の駐車場所を備える駐車場を管理する駐車場管理方法において、
    前記車両に関しての画像データを取得して、該画像データから該車両の外形の大きさ及び該車両に乗車している乗車者が該車両のどの位置に乗車しているかを認識して乗車している位置から前後左右のどのドアを使用するかを判定し、該判定により得られた該車両の外形の大きさを示す情報及び前後左右のどのドアを使用するかを示す情報と、該車両を識別する情報と、を関連付けて乗車者情報テーブルに記録し
    前記駐車場所の大きさに関する情報と該駐車場所の周囲にある障害物が前後左右のどの位置にあるかに関する情報とを示す駐車場所情報と、前記乗車者情報テーブルとの照合をし、
    前記照合の結果を通知する
    ことを行う駐車場管理方法。
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