JP4266283B2 - 媒体取扱装置及びゲーム装置 - Google Patents
媒体取扱装置及びゲーム装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4266283B2 JP4266283B2 JP2001162746A JP2001162746A JP4266283B2 JP 4266283 B2 JP4266283 B2 JP 4266283B2 JP 2001162746 A JP2001162746 A JP 2001162746A JP 2001162746 A JP2001162746 A JP 2001162746A JP 4266283 B2 JP4266283 B2 JP 4266283B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide member
- main body
- main door
- game
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、メダル等の遊技媒体を投入してゲームを行うゲーム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ゲームセンタやカジノ等の娯楽施設においては、メダルやコイン等を用いて遊ぶスロットマシン等のゲーム装置が従来から人気を集めている。このようなメダル等を用いて遊ぶゲーム装置においては、通常、メダルを蓄積するメダルボックスが内部に配置されている。このメダルボックスに蓄積されたメダルは、一般的には店側の儲け分となる。また、メダルを蓄積するという点においては、かかるメダルボックス以外にも、いわゆるホッパ等が同様の役割を担っている。
【0003】
そして、上記メダルボックスやホッパ等の蓄積部を有するゲーム装置においては、プレイヤが投入したメダルをこのような蓄積部に誘導するための部材が必要となる。つまり、プレイヤが投入したメダルは、何らかのルートを通ってメダルシュート等の誘導部材に辿り着き、この誘導部材に誘導されてメダルボックス等に到達することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のゲーム装置には、次のような問題があった。すなわち、メダルがメダルシュート等の誘導部材を通過している最中に詰った場合や、ゲーム装置の内部をメンテナンスする場合、或いは、ゲーム装置を他の場所へ搬送する際の分解作業を行う場合に、誘導部材をゲーム装置の本体部から取り外す必要が生じる。ところが、誘導部材はその安定性を高める観点から、一般的に本体部の適当な箇所へビス等によって固定されていることが多いため、誘導部材を取り外す場合は、まず、娯楽施設の管理者やサービスマン等(以下、「管理者等」という)は本体部の正面下部等に取り付けられた所謂メンテナンスドアを開け、次いでビス等を取り外さなければならなかった。
【0005】
また、反対に誘導部材を本体部へ装着するには、メンテナンスドアを開けた状態で誘導部材を本体部へセットした後、誘導部材をビス等で固定し、メンテナンスドアを閉じるという手順を踏まなければならなかった。このように、従来は誘導部材の着脱が非常に煩わしく、その作業を迅速に行うことが困難であった。また、なかには誘導部材が溶接で本体部に固定されている場合もあり、この場合は誘導部材をゲーム装置から取り外すことができなかった。
【0006】
さらに、誘導部材の着脱作業を迅速に行うために、作業スペースを広く確保したいとの要望もあった。
【0007】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、誘導部材の着脱作業を容易に行え、且つ、着脱のための広い作業スペースを確保することができる媒体取扱装置及びゲーム装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る媒体取扱装置は、媒体を蓄積する蓄積部と、蓄積部を収容する本体部と、本体部に対して開閉自在なメインドアと、本体部に対して着脱可能であり、投入された媒体を蓄積部に誘導するための誘導部材と、を備え、メインドアには、メインドアが閉じた状態で誘導部材の本体部からの着脱を規制する規制手段が設けられていることを特徴とする。
【0009】
本発明の媒体取扱装置では、メインドアが、本体部に対して開閉自在とされている。そして、このメインドアを閉じることで、誘導部材が本体部へロックされて着脱できず、一方、メインドアを開くことで、このロックが解除されて誘導部材の着脱が可能となる。つまり、メインドアを開放するだけで誘導部材のロックが解除されるため、誘導部材の着脱作業を容易に行うことができる。また、誘導部材を本体部に着脱する場合はメインドアが開かれているが、このメインドアは比較的大きなものであることから、着脱のための広い作業スペースを確保することができる。
【0010】
また、本発明の媒体取扱装置において、誘導部材に対して着脱可能であり、投入された媒体を振り分けるための振り分け部材をさらに備え、メインドアが閉じた状態で、振分部材は規制手段により誘導部材に対して着脱が規制されることが好ましい。
【0011】
また、本発明の媒体取扱装置において、蓄積部が複数個設けられ、誘導部材に載置可能であり、投入された媒体を複数の蓄積部に振り分けるための振分部材をさらに備え、メインドアが閉じた状態で、振分部材は規制手段によって誘導部材に対して着脱が規制されることが好ましい。このような構成を採用した場合、メインドアの開閉動作一つにより、容易に本体部に対する振分部材の着脱のロック又は解除を行うことができる。また、振分部材を媒体取扱装置から取り外すことで、誘導部材を本体部から脱却することができる。つまり、誘導部材といわゆるディバータ等の振分部材とを併用する場合であっても、誘導部材の着脱作業を容易に行うことができる。
【0012】
さらに、本発明の媒体取扱装置において、規制手段は、二つの傾斜面を有し、振分部材は、メインドアが閉じた状態で傾斜面のそれぞれに当接する二本のアーム部を有し、メインドアを閉じることで、傾斜面のそれぞれがアーム部に当接して、誘導部材に対して振分部材の着脱が規制されることが好ましい。
【0013】
また、本発明は、遊技媒体を投入部に投入してゲームを行うゲーム装置において、遊技媒体を蓄積する蓄積部と、蓄積部を収容する本体部と、ゲームが展開される表示部を有し、本体部に対して開閉自在なメインドアと、本体部に対して着脱可能であり、投入部に投入された遊技媒体を蓄積部に誘導するための誘導部材と、を備え、メインドアが閉じることで、本体部への誘導部材の着脱がロックされ、メインドアが開くことで、ロックが解除されることを特徴とする。さらに、誘導部材は、本体部と係止可能であり、メインドアには、メインドアが閉じた状態で誘導部材を直接又は間接的に押える押え部が設けられ、誘導部材は、押え部に押えられることで、本体部への着脱がロックされる。さらに、蓄積部が複数個設けられ、誘導部材に載置可能であり、投入部に投入された遊技媒体を複数の蓄積部に振り分けるための振分部材をさらに備え、メインドアが閉じた状態で、振分部材は押え部によって誘導部材に対して押えられる。
本発明のゲーム装置では、ゲームが展開される表示部を有するメインドアが、本体部に対して開閉自在とされている。そして、このメインドアを閉じることで、誘導部材が本体部へロックされて着脱できず、一方、メインドアを開くことで、このロックが解除されて誘導部材の着脱が可能となる。つまり、メインドアを開放するだけで誘導部材のロックが解除されるため、誘導部材の着脱作業を容易に行うことができる。また、誘導部材を本体部に着脱する場合はメインドアが開かれているが、このメインドアは上記の表示部を有する比較的大きなものであることから、着脱のための広い作業スペースを確保することができる。さらに、誘導部材の本体部への装着時に、押え部によって誘導部材を確実に固定することができる。さらに、メインドアの開閉動作一つにより、容易に本体部に対する振分部材の着脱のロック又は解除を行うことができる。また、振分部材をゲーム装置から取り外すことで、誘導部材を本体部から脱却することができる。つまり、誘導部材といわゆるディバータ等の振分部材とを併用する場合であっても、誘導部材の着脱作業を容易に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明に係る媒体取扱装置の好適な実施形態についてゲーム装置を例に詳細に説明する。尚、同一要素には同一符号を用いるものとし、重複する説明は省略する。
【0015】
図1は、本実施形態のゲーム装置1を示す正面図である。ゲーム装置1は、いわゆるスロットマシンであり、本体部10と、これに対して開閉自在なメインドア20と、本体部10の前面下部に対して着脱可能に設けられたフット部材30と、本体部10におけるメインドア20の下方で且つフット部材30の上方の位置に着脱可能に設けられたフロントドア40と、を主として備えている。
【0016】
メインドア20には、プレイヤがスロットゲームを行うために必要な設備が備えられており、具体的には、遊技媒体としてのメダルを投入するメダル投入口(投入部)17と、スロットゲームが展開される表示部26と、ゲームスタートやメダルの払い戻し等の指示をプレイヤがゲーム装置1に入力するための入力ボタン(スタートボタンやペイアウトボタン)が複数個配列された入力部27と、払い戻されたメダルを溜めるメダル受け部28と、が設けられている。
【0017】
メインドア20の表示部26には、3つの開口が形成されており、プレイヤは、本体内部にセットされた回転リール21,22,23を各開口から見ることができる。尚、本発明でいう「表示部」は、本体内に設けられた回転リールやビデオディスプレイ等の装置によって展開されるゲームを見るための開口や、或いは、メインドアに取り付けられた回転リールやディスプレイ等のゲームを表示する装置そのものを意味する。
【0018】
プレイヤがメダル投入口17にメダルを投入してスタートボタンを押すと、各回転リール21,22,23が回転し始め、その後、プレイヤがストップボタンを押した場合、或いは、所定時間が経過することによって各回転リールが停止する。各回転リール21,22,23にはチェリーや“7”といったシンボルが描かれており、回転リール21,22,23が停止した際にペイライン(PAY LINE)上のシンボルの組合せが入賞パターンになると、プレイヤはメダルを獲得することができる。尚、入賞パターンの一覧表18が、本体部10の上部に示されている。また、以上のスロットゲームは、本体部10に内蔵された制御装置(図示省略)の下で実行される。
【0019】
スロットゲームの遊び方は上記の通りであるが、続いて、ゲーム装置1の内部構成部品の着脱のロックに関して説明する。各構成部品の着脱は、ゲーム装置1をゲームセンタに搬入した後の組立作業時や、内部で詰まったメダルの取出し作業時等に行われる。
【0020】
図2の斜視図に示すように、ゲーム装置1のメインドア20は、本体部10に対して軸29周りを回動自在に取り付けられている。尚、同図においては、本実施形態の特徴に関係のある部分のみを示し、本体部10に内蔵された回転リールや制御装置等の図示は省略している。また、同図は、図1に示したフロントドア40を取り外した状態を示している。フロントドア40は、メンテナンスドアと称されることもあり、内部のメダルボックスに溜まったメダルを管理者等が取出したり、内部の機械や制御装置等をメンテナンスする場合等に本体部10から取り外される。
【0021】
また、メインドア20と本体部10には、左右2本の油圧シリンダ24,24が掛け渡されている。メインドア20を開けるには、ゲームセンタの管理者やサービスマン等(以下、「管理者等」という)は手前の肘置き19を持ち上げればよい。この際、上記の油圧シリンダ24,24の伸長力によって、管理者等はさほど力を入れること無くメインドア20を開けることができる。尚、メインドア20をロックして開かなくするためのメインドア専用の鍵穴41が、フロントドア40の上部中央に備えられている(図1参照)。
【0022】
一方、開いたメインドア20を閉じるには、管理者等が肘置き19の辺りを下向きに押えればよい。メインドア20の主たる部分は鉄板で形成されて比較的重量が大きいため、管理者等が途中までメインドア20を押し下げると、自重によって閉るようになっている。尚、バネの弾性力を利用してメインドア20を閉めるようにしてもよい。
【0023】
また、図2に示すように、本体部10の前面の左右両側には支柱11,11が立設されており、各支柱11,11が対向する面には、フロントドア40に形成された切欠きを引っ掛けて当該フロントドア40を支持するためのピン11a,11bが取り付けられている。そして、フロントドア40を本体部10に装着した状態で管理者等がメインドア20を閉めると、メインドア20の手前下端の押え領域25aがフロントドア40の上面及び支柱11,11の上面に当接する。この際、メインドア20の自重によって押え領域25aがフロントドア40を下方に押えることになり、フロントドア40の本体部に対する着脱がロックされる。また、必要に応じて、フロントドア40に設けられた鍵穴41に鍵をかけて、メインドア20が開かなくなるようにしてもよい。このメインドア専用の鍵に関する詳細は省略するが、フロントドア40に設けられたフックがメインドア20に係止されることで、鍵がかかるようになっている。
【0024】
次に、図2〜図5を参照して、本体部10の内部に設けられたディバータ(振分部材)50及びメダルシュート(誘導部材)60について説明する。
【0025】
図2に示すように、本体部10には、メダルホッパ70とメダルボックス80とが設けられている。両者はいずれもメダルを蓄積する蓄積部であり、メダルホッパ70に蓄積されたメダルはプレイヤへの返却用に用いられる。一方、メダルボックス80には、メダルホッパ70の容量を越えた分のメダルが蓄積される。ディバータ50は、メダル投入口17に投入されたメダルをメダルホッパ70又はメダルボックス80に振り分けるものである。
【0026】
ここで図4を参照してディバータ50の概略を述べるが、ディバータ50には、紙面の前後方向に軸52周りを回動してメダルをメダルホッパ70又はメダルボックス80に振り分ける振分板51と、振分板51を回動させるためのソレノイド53と、が備えられている。ソレノイド53は、図示を省略する制御装置の指令に従って駆動する。また、ディバータ50の内部は、メダルを通過させるための通路が形成されている。
【0027】
一方、メダルシュート60は、ディバータ50によって振り分けられたメダルをメダルボックス80に導入するものであり、内部はメダルを通過させるために断面長方形状の中空とされている。尚、メダルホッパ70には、図2及び図3に示すように第2メダルシュート62を通ってメダルが供給される。
【0028】
また、図3に示すように、ディバータ50は、メダルシュート60に載置可能となっている。ディバータ50の筐体部56の上部には、折れ曲げ形状をなす細長の2本のアーム部54a,54bが形成され、筐体部56の下方には、同じく折れ曲がった板状の挿込部55が形成されている。
【0029】
メダルシュート60の上部には、フック63が形成され、下部には切欠64が形成されている。尚、図3においては、フック63は正面から見て左側のものしか示されていないが、実際は反対の右側にも同様に設けられている。また、本体部10内には、メダルホッパ70を載せるための支持板72とこの上方に位置する支持柱74とが設けられている。支持柱74は、本体部10の左右の側板に掛け渡されており、手前側には係止溝74aが形成されている。そして、メダルシュート60のフック63を係止溝74aに引っ掛けると共に、切欠64を支持板72の端部に掛けることで、メダルシュート60を本体部10に対して装着することができる。尚、メダルシュート60の切欠64の上下方向の長さは、支持板72の厚さよりも大きくされている。また、支持柱74には、ディバータ50からのメダルを第2メダルシュート62に供給するための通過口74bが形成されている。
【0030】
また、メダルシュート60の正面から見て右側には、ディバータ50からのメダルを受け取って下方に流すための側通路65が形成されている。さらに、側通路65の手前には、長方形状の貫通孔が形成された固定部66が形成されている。
【0031】
そして、ディバータ50をメダルシュート60に装着するには、ディバータ50の挿込部55を固定部66の孔に挿し込みつつ、筐体部56の底をメダルシュート60の上面に載せればよい。これにより、図2及び図4に示す状態となる。
【0032】
次に、図4を参照して、ディバータ50及びメダルシュート60の着脱のロックについて説明する。図4は、ディバータ50及びメダルシュート60を本体部10に装着し、メインドア20を閉じた状態を示す図である。
【0033】
メインドア20の内側面には、2つの傾斜面を有する押え部25bが形成されている。そして、メインドア20を閉めた状態では、押え部25bの各傾斜面がそれぞれアーム部54a,54bに当接し、押え部25bによってディバータ50がメダルシュート60に対して押え付けられることになる。つまり、メインドア20を閉めることで、ディバータ50がメダルシュート60と押え部25bとに挟まれて、本体部10に対するディバータ50の着脱がロックされることになる。また、メダルシュート60についても、本体部10の支持板72及び支持柱74に対して係止された状態で上方からディバータ50によって押え付けられているため、本体部10に確実に固定されると共に着脱がロックされている。
【0034】
一方、ディバータ50及びメダルシュート60の着脱のロックを解除するためには、メインドア20を開ければよい。これによって、ディバータ50には押え部25bからの力が働かなくなり、本体部10からの取り外しが可能となる。この際、必ずしもフロントドア40を本体部10から取り外す必要はなく、フロントドア40を本体部10に装着したままディバータ50を取り外すこともできる。
【0035】
さらに、メインドア20を開けることで、ディバータ50を介して押え部25bから力を受けていたメダルシュート60にも、支持板72及び支持柱74に対して係止された状態に保持しようとする力が働かなくなるため、本体部10からの取り外しが可能となる。
【0036】
尚、本実施形態では、メダルシュート60を押え部25bによってディバータ50を介して間接的に押えるように構成しているが、ディバータ50を介さずに押え部25bがメダルシュート60に直接接触してこれを押える構成にしてもよい。
【0037】
図5は、メダルシュート60を本体部10から取り外した状態を示す斜視図である。メダルシュート60を本体部10から取り外すには、メダルシュート60を鉛直上向きに持ち上げた後、フック63が係止溝74aから抜けるように手前に引き出せばよい。
【0038】
このように、本実施形態のゲーム装置1によれば、メインドア20の開閉動作一つにより、ディバータ50及びメダルシュート60の本体部10に対する着脱のロックをオンオフすることができる。つまり、メダルシュート60の本体部10に対する着脱作業を容易且つ迅速に行うことができる。
【0039】
また、メダルシュート60を本体部10に対して着脱する場合はメインドア20が開かれていることが前提であるが、このメインドア20はゲームが展開される上記の表示部26を有する比較的大きなものであることから、着脱のための広い作業スペースを確保することができる。
【0040】
また、本実施形態においては、メインドア20は、本体部10に対して軸29周りに回動自在に取り付けられているため(図2参照)、本体部10からメインドア20を完全に取り外すような場合よりも、ディバータ50及びメダルシュート60の着脱作業を容易且つ迅速に行うことができる。
【0041】
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、ゲーム装置はスロットマシンに限られず、ビデオゲーム、ポーカーゲーム、プライズゲーム等でもよい。また、ゲーム装置に用いる遊技媒体はメダルに限られず、コイン等でもよい。
【0042】
以上説明したように、本発明のゲーム装置(媒体取扱装置)によれば、ゲームが展開される表示部を有するメインドアを閉じることで、誘導部材が本体部へロックされて着脱できず、一方、メインドアを開くことで、このロックが解除されて誘導部材の着脱が可能となる。つまり、メインドアを開放するだけで誘導部材のロックが解除されるため、誘導部材の着脱作業を容易に行うことができる。また、誘導部材を本体部に着脱する場合はメインドアが開かれているが、このメインドアは上記の表示部を有するため比較的大きなものとなっており、着脱のための広い作業スペースを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゲーム装置を示す正面図である。
【図2】フロントドアを取り外した状態のゲーム装置を示す斜視図である。
【図3】ディバータ(振分部材)をメダルシュート(誘導部材)から取り外した状態を示す斜視図である。
【図4】メインドアを閉めた状態におけるディバータ近傍を示す図である。
【図5】メダルシュート(誘導部材)を本体部から取り外した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…ゲーム装置、10…本体部、11…支柱、17…メダル投入口、20…メインドア、21,22,23…回転リール、25a…押え領域、25b…押え部、26…表示部、27…入力部、28…メダル受け部、29…軸、30…フット部材、40…フロントドア、50…ディバータ(振分部材)、51…振分板、52…軸、53…ソレノイド、54a,54b…アーム部、55…挿込部、56…筐体部、60…メダルシュート(誘導部材)、62…第2メダルシュート、70…メダルホッパ(蓄積部)、80…メダルボックス(蓄積部)、72…支持板、74…支持柱。
Claims (5)
- 媒体を蓄積する蓄積部と、
前記蓄積部を収容する本体部と、
前記本体部に対して開閉自在なメインドアと、
前記本体部に対して着脱可能であり、投入された前記媒体を前記蓄積部に誘導するための誘導部材と、を備え、
前記メインドアには、前記メインドアが閉じた状態で前記誘導部材の前記本体部からの着脱を規制する規制手段が設けられていることを特徴とする媒体取扱装置。 - 前記誘導部材に対して着脱可能であり、投入された前記媒体を振り分けるための振分部材をさらに備え、
前記メインドアが閉じた状態で、前記振分部材は前記規制手段により前記誘導部材に対して着脱が規制されることを特徴とする請求項1記載の媒体取扱装置。 - 前記蓄積部が複数個設けられ、
前記誘導部材に載置可能であり、投入された媒体を複数の前記蓄積部に振り分けるための振分部材をさらに備え、
前記メインドアが閉じた状態で、前記振分部材は前記規制手段によって前記誘導部材に対して着脱が規制されることを特徴とする請求項1記載の媒体取扱装置。 - 前記規制手段は、二つの傾斜面を有し、
前記振分部材は、前記メインドアが閉じた状態で前記傾斜面のそれぞれに当接する二本のアーム部を有し、
前記メインドアを閉じることで、前記傾斜面のそれぞれが前記アーム部に当接して、前記誘導部材に対して前記振分部材の着脱が規制されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の媒体取扱装置。 - 遊技媒体を投入部に投入してゲームを行うゲーム装置において、
前記遊技媒体を蓄積する蓄積部と、
前記蓄積部を収容する本体部と、
前記ゲームが展開される表示部を有し、前記本体部に対して開閉自在なメインドアと、
前記本体部に対して着脱可能であり、前記投入部に投入された前記遊技媒体を前記蓄積部に誘導するための誘導部材と、を備え、
前記メインドアが閉じることで、前記本体部への前記誘導部材の着脱がロックされ、
前記メインドアが開くことで、前記ロックが解除され、
前記誘導部材は、前記本体部と係止可能であり、
前記メインドアには、前記メインドアが閉じた状態で前記誘導部材を直接又は間接的に押える押え部が設けられ、
前記誘導部材は、前記押え部に押えられることで、前記本体部への着脱がロックされ、且つ、
前記蓄積部が複数個設けられ、
前記誘導部材に載置可能であり、前記投入部に投入された前記遊技媒体を複数の前記蓄積部に振り分けるための振分部材をさらに備え、
前記メインドアが閉じた状態で、前記振分部材は前記押え部によって前記誘導部材に対して押えられることを特徴とするゲーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001162746A JP4266283B2 (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 媒体取扱装置及びゲーム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001162746A JP4266283B2 (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 媒体取扱装置及びゲーム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002346033A JP2002346033A (ja) | 2002-12-03 |
JP4266283B2 true JP4266283B2 (ja) | 2009-05-20 |
Family
ID=19005824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001162746A Expired - Lifetime JP4266283B2 (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 媒体取扱装置及びゲーム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4266283B2 (ja) |
-
2001
- 2001-05-30 JP JP2001162746A patent/JP4266283B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002346033A (ja) | 2002-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4266282B2 (ja) | 媒体取扱装置 | |
JP6121112B2 (ja) | 鍵の運用方法 | |
JPH114947A (ja) | 遊技機の基板ケース施錠構造 | |
JP4228612B2 (ja) | 遊技機 | |
JP3178442U (ja) | 遊技機設置島台 | |
JP4266283B2 (ja) | 媒体取扱装置及びゲーム装置 | |
JP2005218777A (ja) | 遊技機 | |
JP4231214B2 (ja) | 媒体取扱装置およびゲーム装置 | |
JP4106199B2 (ja) | ゲーム装置 | |
JP2003310835A (ja) | スロットマシン | |
JP4174991B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4749245B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6249264B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6343868B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6343867B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4213088B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6726572B2 (ja) | 遊技媒体貸出機 | |
JP2878647B2 (ja) | 玉 箱 | |
JP2017221715A (ja) | 遊技機 | |
JP2005312704A (ja) | 遊技機 | |
JP2729587B2 (ja) | 弾球遊技機の球回収装置 | |
JP4889918B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2006006747A (ja) | 遊技機 | |
JP2005160955A (ja) | 遊技機 | |
JP2009045275A (ja) | スロットマシン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080325 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080526 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090210 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4266283 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |