JP4265760B2 - 筆記具 - Google Patents
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Description
そのため、この構造の筆記具では、筆記中にインキがカスレるまで使用して初めてインキの終了が判り、その後、廃棄又はインキを補充することにより再使用されるものであるが、カスレはペン先の乾燥等によっても生じるため、インキ吸蔵体に含浸されたインキが十分あるにも拘わらずペン先の乾燥等によりカスレた場合等には本来のインキの終了サインではなく、使用性等に課題があるものである。
しかしながら、この構造の筆記具にあっては、中綿に吸蔵されたインキ量が少なくなれば吸蔵されているインキ色の度合いによりある程度のインキ残量は確認することができるが、確実にインキの終了サインを検知できるものではなく、この筆記具にあっても使用性等に課題があるものである。
(1)軸筒内のインキ吸蔵体に含浸されたインキを筆記部となるペン先に供給する筆記具であって、上記インキ吸蔵体に含浸されたインキは、視認性を有する熱可塑性樹脂で形成された少なくともインキと接する面にインキハジキ層を形成してなるインキ誘導管を介してペン先に供給されると共に、インキ吸蔵体からのインキ終了サインを軸筒に形成した視認部を介して上記インキ誘導管を視認することにより検知することを特徴とする筆記具。
(2)軸筒内のインキ吸蔵体に含浸されたインキを軸筒の両側に設けた筆記部となる各ペン先に供給するツインタイプの筆記具であって、少なくとも一方のペン先に供給されるインキは、視認性を有する熱可塑性樹脂で形成された少なくともインキと接する面にインキハジキ層を形成してなるインキ誘導管を介してペン先に供給されると共に、インキ吸蔵体からのインキ終了サインを少なくとも一方の軸筒に形成した視認部を介して上記インキ誘導管を視認することにより検知することを特徴とする筆記具。
(3)インキ吸蔵体に含浸されたインキは中継芯を介して視認性を有するインキ誘導管へ供給される上記(1)又は(2)記載の筆記具。
(4)インキ誘導管及び軸筒に形成した視認部に用いられる熱可塑性樹脂が、厚さ1mmの時に全光線透過率が60%以上又はヘイズ20%以下である上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の筆記具。
(5)インキハジキ層がパーフルオロアルキル基を有するフッ素樹脂をコーティングしたコーティング層からなる上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の筆記具。
(6)インキハジキ層がジメチルシリコーンを有するシリコーンワニスの硬化物からなる上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の筆記具。
(7)シリコーンワニスの硬化機構が、縮合型、付加型、UV型の何れかである上記(6)記載の筆記具。
(8)シリコーンワニスには、シリカ微粒子が含有されている上記(6)又は(7)記載の筆記具。
(9)インキハジキ層がアクリル系樹脂にジメチルシリコーン又はパーフルオロアルキル基又はこれらの両方がグラフトしてなるコーティング層からなる上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の筆記具。
(10)インキハジキ層は、インキ誘導管の表面を活性化処理した後に形成される上記(1)〜(9)の何れか一つに記載の筆記具。
(11)インキハジキ層は、インキ誘導管の表面に接着層を形成した後に形成される上記(1)〜(9)の何れか一つに記載の筆記具。
(12)インキハジキ層は、インキ誘導管の表面を活性化処理した後に、更に接着層を形成した後に形成される上記(1)〜(9)の何れか一つに記載の筆記具。
(13)インキハジキ層が、0.05〜200μmの厚みで構成されている上記(1)〜(12)の何れか一つに記載の筆記具。
また、中継芯を介してインキ吸蔵体に含浸されたインキをインキ誘導管に供給する構造の筆記具では、インキ吸蔵体に含浸されたインキを更に効率よく、スムーズにインキ誘導管に導入せしめることができる筆記具が提供されることとなる。
本発明の筆記具は、第1発明として、軸筒内のインキ吸蔵体に含浸されたインキを筆記部となるペン先に供給する筆記具であって、上記インキ吸蔵体に含浸されたインキは、視認性を有する熱可塑性樹脂で形成された少なくともインキと接する面にインキハジキ層を形成してなるインキ誘導管を介してペン先に供給されると共に、インキ吸蔵体からのインキ終了サインを軸筒に形成した視認部を介して上記インキ誘導管を視認することにより検知することを特徴とするものであり、第2発明として、軸筒内のインキ吸蔵体に含浸されたインキを軸筒の両側に設けた筆記部となる各ペン先に供給するツインタイプの筆記具であって、少なくとも一方のペン先に供給されるインキは、視認性を有する熱可塑性樹脂で形成された少なくともインキと接する面にインキハジキ層を形成してなるインキ誘導管を介してペン先に供給されると共に、インキ吸蔵体からのインキ終了サインを少なくとも一方の軸筒に形成した視認部を介して上記インキ誘導管を視認することにより検知することを特徴とするものであり、更に、第3発明として、上記第1及び第2発明の各筆記具において、インキ吸蔵体に含浸されたインキは中継芯を介して視認性を有するインキ誘導管へ供給される構造の各筆記具から構成されるものであり、サインペン、マーカー、ホワイトボード用マーカー、ボールペン等に好適に適用することができるものである。
本第1実施形態の筆記具Aは、図1及び図2に示すように、先軸10と尾栓部を一体に有する後軸11とからなる軸筒12、インキ吸蔵体15、中継芯20、インキ吸蔵体15及び中継芯20を保持する保持部材25、インキ誘導管30、ペン先40、キャップ部材50とを備えている。
先軸10は、熱可塑性樹脂製から構成されるものであり、先端側がテーパー部を有する小径部10aと、大径部10bとが一体となったものであり、該小径部10a内にはペン先40を嵌着する嵌着部11を有すると共に、大径部10b内は保持部材25の前部及びインキ誘導管30を収容する構造となっている。
また、先軸10の大径部10bは、図2に示すように、その内部を視認できるように視認部となっており、それ以外の先軸部分は着色部や装飾部又は別部材等により非視認部となっている。なお、先軸10全体を視認部としてもよい。
ここで、中継芯20はインキ吸蔵体15の全長(L)の5%以上、好ましくは、10%以上100%以下の長さでインキ吸蔵体15内部と接触していること、すなわち、中継芯20のインキ吸蔵体15内部と接触する長さL1は、インキ吸蔵体15の全長Lの5%以上、好ましくは10%以上の長さとすることが望ましく、更に好ましくは、20%以上100%以下、特に好ましくは、50%以上100%以下の長さでインキ吸蔵体15内部と接触していることが望ましい。これにより、インキ吸蔵体15に含まれるインキを更にインキ誘導管30へ効率よく供給することができるものとなる。図1に示す中継芯20の長さL1は、インキ吸蔵体15の全長Lの15%に設定されている。なお、インキ吸蔵体15内部と接触する長さが5%未満であると、通常の中綿式の筆記具と同レベルのインキ消費率となってしまう場合がある。
この中継芯20の断面積が1%未満であると、ペン先40の形態にもよるが、インキ吸蔵体15からのインキ供給量が不足し描線カスレや早書き追従性に劣るなどの問題を生じ、また、90%を越えると、インキ吸蔵体15中に挿入し難くなるばかりでなくインキ吸蔵体15としての機能が小さくなり中継芯20とした従来からある中綿式の筆記具と何等変わらないものとなる。
上記中継芯20の断面積をインキ吸蔵体15の断面積の1〜90%に設定することにより、インキ吸蔵体15に含まれるインキを更にインキ誘導管30へ効率よく供給することができるものとなる。なお、図1に示す中継芯20の断面積は、インキ吸蔵体15の断面積の23.3%に設定されている。
このインキハジキ層31は、視認性及びインキハジキ性に優れ、インキ誘導管30内を流通するインキの付着、残存防止機能を有し、これによりインキ終了サインをきわめて容易に確認(視認)するために形成するものである。
このインキハジキ層31としては、例えば、パーフルオロアルキル基を有するフッ素樹脂をコーティングしたコーティング層からなるもの、ジメチルシリコーンを有するシリコーンワニスの硬化物からなるもの、上記シリコーンワニスの硬化機構が、縮合型、付加型、UV型の何れかであるもの、更に、上記シリコーンワニスにはシリカ微粒子が含有してなるもの、アクリル系樹脂にジメチルシリコーン又はパーフルオロアルキル基又はこれらの両方がグラフトしてなるコーティング層からなるものが挙げられる。
また、上記シリコーンワニスにシリカ微粒子が含有してなるコーティング層は、シリコーンワニス硬化物単独からなるインキハジキ層に較べ、更にその硬度、強度を向上させるものである。すなわち、シリコーンは本質的に分子間力が低く、非結晶構造であるため硬度、強度が若干弱く、塗膜が破壊されやすいことがある。そのため、シリカ等を充填することにより硬度、強度を向上させることができる。シリカ中にあるシラノール基とシリコーンワニスが加水分解した後のシラノール基と脱水縮合反応によりシロキサン結合して科学的に強固に結合して硬度、強度を向上させることができるものとなる。シリカの含有量はシリコーンワニス中のシリコーンに対して、重量で1〜100%、好ましくは、5〜50%とすることが望ましく、また、シリカは非晶質シリカが望ましい。
これらのインキハジキ層を形成する材料としては、例えば、X−31−608−T(脱オキシウム型:シリコーン20wt%に対して非晶質シリカ粒子を5wt%含有、信越化学工業社製)、VF−304VC(フッ素樹脂の2wt%溶液、溶剤:CF3CF2CHFCHFCF3、INTスクリーン社製)、SG−204(ポリシロキサングラフトポリマー、日本触媒社製)、No.309(フッ素樹脂の15wt%溶液、溶剤:イソへキサン/アセトン混合溶媒、INTスクリーン社製)、JS−025(ポリシロキサングラフトアクリル樹脂、日本ペイント社製)、INT−304VB(フッ素樹脂の4wt%溶液、溶剤:CF3CF2CHFCHFCF3、INTスクリーン社製)、テフロン(登録商標)AF1600(三井・デュポンフロロケミカル社製)、サイトップTL110A、同CTL110S(旭硝子社製)等を用いることができる。
活性化処理としては、例えば、オゾン処理、プラズマ処理、コロナ処理、紫外線照射処理、高圧放電処理及び酸処理から選ばれる少なくとも1種の活性化処理が挙げられる。
オゾン処理としては、インキ誘導管表面をオゾン分子と接触させて、ヒドロキシペルオキシ基や水酸基やカルボニル基等の官能基を導入することを目的とし、インキ誘導管をオゾンに暴露することにより行われる。暴露方法としては、オゾンが存在する雰囲気に所定時間保持する方法、オゾン気流中に所定時間暴露する方法等が挙げられるが、特に限定されない。
プラズマ処理としては、インキ誘導管を空気、酸素、窒素、二酸化炭素、アルゴン、ネオンなどを含む容器内におき、グロー放電により生じるプラズマに晒すことにより行われ、インキ誘導管表面に酸素、窒素などを含むカルボン酸基、カルボニル基、アミノ基などの官能基を導入することを目的とし、プラズマ発生の放電形式は、直流放電、低周波放電、ラジオ波放電、マイクロ波放電などがあるが特に限定されない。
コロナ処理としては、コロナ放電が生じる電界内にインキ誘導管を通過等させることにより、インキ誘導管表面を活性化処理することができる。
高圧放電処理としては、インキ誘導管を多数設けた電極間に数十万ボルトの高電圧を加え、空気中で放電させて処理する方法で、放電によって空気中の酸素とインキ誘導管の表面が活性化され、表面に酸素が取り込まれ、極性基を導入することによりインキ誘導管の表面を活性化処理することができる。
酸処理としては、インキ誘導管をクロム混酸液、次亜塩素酸ソーダ/塩酸/水系、塩素酸塩−硫酸系、硫酸などに直接浸漬させることにより行うことができる。
このインキハジキ層31の厚みが0.05μm未満であると、インキハジキ層を形成する効果がなく、また、200μmを越える厚みになっても、インキハジキ層を形成する効果は変わらず、コスト、作業性が煩雑化となり、また、視認性が悪くなる。
この構成により、先軸10の視認部となる大径部10bを視認すればインキ誘導管30が容易に視認されることとなる。また、インキ吸蔵体15に含浸されたインキは中継芯20によりインキ誘導管30に流入し、該インキ誘導管30を介してペン先40に供給されることとなる。
このインキ流路断面積が8×10-2mm2未満であると、インキ流量が少なく筆記時のインキ追従性に劣ることとなる。一方、80mm2を越えると、インキ誘導管30の長さを長く取れずインキ終了の検知視認がし難くなる。なお、80mm2を越える断面積でインキ誘導管の長さを長くすれば、インキ終了の検知視認は容易になるが、この場合には、ペン先下向き筆記においてはペン先から過剰量のインキが流出することとなる。
本実施形態では、インキ吸蔵15に含浸されたインキはインキ誘導管30に毛細管力により直接導入されるものでなく、中継芯25を介してインキ誘導管30に導入されるものとなるので、インキ吸蔵体20に含浸されたインキを効率よくスムーズにインキ誘導管30に導入され、しかも、インキハジキ層31が形成されているので、インキ付着を起こすことなくスムーズに流通することとなる。
また、インキ誘導管30とインキ吸蔵体15の接合している側のインキ吸蔵体15端面が外気に対して閉じており、また、ペン先40の先軸11に嵌入する部分にはOリング11aを介して嵌入していることにより、インキ誘導管30は外気に対して閉じているので、インキ誘導管30内には外気(空気)の流入がなく、落下などの衝撃等によってもインキの途切れなどが起きない構造となっている。
すなわち、本実施形態の筆記具Aでは、インキ吸蔵体15からのインキ終了サインを先軸10に形成した視認部となる大径部10bを介して上記インキハジキ層31が少なくとも内壁面に形成されたインキ誘導管30を視認することにより検知することができるものとなる。従って、ぺン先40でのインキのカスレがペン先40での乾燥によるものか、または、インキの消費による本来の終了によるのかを視覚により明確に、かつ簡単に判断することができるものとなる。
本実施形態の筆記具Bは、インキ誘導管32がインキ吸蔵体15からのインキの流入を毛細管作用で流入しやすくするために、細環状となっており、該インキ誘導管30が後部保持体34及び前部保持体35で保持されている点、インキ誘導管30の前端部はペン先40の後端部に嵌入し、インキ誘導管30の後端部はインキ吸蔵体15の前端部に嵌入している点などで上記第1実施形態の筆記具Aと相違するものである。
また、軸筒14は、例えば、上記第1実施形態と同様に熱可塑性樹脂製から構成されるものであり、先端側がテーパー部を有する小径部14aと、大径部14bとが一体となったものであり、該小径部14a内にはペン先40を嵌着する嵌着部14cを有すると共に、大径部10b内は筆記具用インキを含浸した上記第1実施形態と同様のインキ吸蔵体15、インキハジキ層を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管32を収容する構造となっている。
更に、軸筒14の大径部14bの先端側は、図4及び図5に示すように、軸筒内を視認できるように上述の光学特性の熱可塑性樹脂から構成された視認部14dを有し、それ以外は別部材又は着色部・装飾部等により非視認部となっている。
この第2実施形態の筆記具Bでは、インキ吸蔵体15に含浸されたインキは常時インキ誘導管32内をとおりペン先40に供給される構造であるので、筆記によりインキ吸蔵体15に含浸されたインキが減少して終了する場合には、インキ誘導管32内のインキの通過が無くなることにより判るものとなる。
すなわち、本実施形態の筆記具Bでは、インキ吸蔵体15からのインキ終了サインを軸筒14に形成した視認部14dを介して上記インキ誘導管32を視認することにより検知することができるものとなる。従って、ぺン先40でのインキのカスレがペン先40での乾燥によるものか、または、インキの消費による本来の終了によるのかを視覚により明確に、かつ簡単に判断することができるものとなる。また、インキ誘導管32には、インキハジキ層31が形成されているので、インキ付着を起こすことなくインキ誘導管内をスムーズに流通することとなる。
この実施形態の筆記具Cでは、インキ吸蔵体15からのインキの供給はペン先41側では図1〜図3又は図4及び図5と同様に、インキ吸蔵体15からのインキが視認性を有すし、インキハジキ層を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管30を介して供給されるものであり、ペン先45側ではペン先42の後端部分がインキ吸蔵体15内に嵌入し接触することによりインキ吸蔵体15からのインキが直接供給されるものとなっている。
このツインタイプの筆記具Cでは、インキの消費は各ペン先41、42で行われ、インキ吸蔵体15のインキ終了サインを視認部10bを介してインキハジキ層を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管30を視認することにより検知するものである。
インキ吸蔵体15からのインキの供給は、ペン先41及び42の両側では図1〜図3又は図4及び図5と同様に、インキ吸蔵体15からのインキが視認性を有する両側に設けたインキ誘導管30、30を介して供給されるものとなっている。
このツインタイプの筆記具Dでは、インキの消費は各ペン先41、42で行われ、インキ吸蔵体15のインキ終了サインを各視認部10bを介してインキハジキ層を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管30を視認することにより検知するものである。
なお、軸筒14内に隔壁部を設けて、インキ吸蔵体を収容する部屋を2つ設け、該各部屋に別々のインキ、例えば、アンダーライン用インキ、ボールペン用インキ(ペン先をボールペン用ペン先とする)を吸蔵した各インキ吸蔵体を収容してもよいものである。
本発明は、軸筒内のインキ吸蔵体に含浸されたインキを筆記部となるペン先に供給する筆記具であって、上記インキ吸蔵体に含浸されたインキは、視認性を有する熱可塑性樹脂で形成された少なくともインキと接する面にインキハジキ層を形成してなるインキ誘導管を介してペン先に供給されると共に、インキ吸蔵体からのインキ終了サインを軸筒に形成した視認部を介して上記インキ誘導管を視認することにより検知できる構造等を要旨とするので、この要旨を変更しない構成は特に限定されるものではなく、各種公知の筆記具構造が採用でき、また、ペン先、インキ種をボールペン、サインペン、マーキングペン、筆ペン、ホワイトバード用マーカーなどの用途などによって変更して好適に各種用途の筆記具に適用することができるものである。
更に、筆記具用インキを修正液、塗布液、化粧品等の液状化粧料等とした塗布具にも適用してもよいものである。
下記構成の先軸、後軸、保持部材、インキ吸蔵体、ペン先、インキ組成A〜Cを用い(以上を共通構成とし)、インキハジキ層を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を下記に記載の製造により得られたもの(形状、内径、長さ、流路断面積は共通)を夫々用いて図1及び図2に準拠するホワイトボード用マーカーを作製した。
ポリプロピレン製(全光線透過率約85%、ヘイズ約6%)、大径部(視認部)の長さ10mm(視認部以外は着色層により非視認部となる)、全長36mm
(2)インキ吸蔵体15
ポリエチレンテレフタレート(PET)製の中綿から構成(気孔率80%)、直径12mm、長さ(L)65mm
(3)中継芯
PET製から構成(気孔率60%)、直径2.9mm、長さ22.5mm、後端部分がインキ吸蔵体15に嵌入する長さ(L1)9.5mm
(4)インキ誘導管の共通事項
長さ36mm、インキ流路内体積約89mm3
(5)ペン先
アクリル繊維のスライバー芯から構成(気孔率55%)、長さ15mm
〔インキ組成A(ホワイトボードマーカー用インキ組成物、全量100重量%)〕
カーボンブラック M−800 4.9重量%
デンカブチラール #−3000−4 4.9重量%
カルボキシル化ポリオキシエチレンラウリルエーテルの
モノエタノールアミン塩 0.1重量%
ポリブチレングリコールジステアレート 11.7重量%
エチルアルコール 63.7重量%
n−プロピルアルコール 14.7重量%
インキの表面張力(25℃)22mN/m、インキの粘度係数(25℃)5.5mPa・s、インキ吸蔵体への含浸量4g
〔インキ組成B(水性ボールペン用インキ組成物、全量100重量%)〕
カーボンブラック MA−100(三菱化学社製) 8.0重量%
グリセリン 5.0重量%
プロピレングリコール 6.0重量%
ジエチレングリコール 6.0重量%
スチレンアクリル樹脂アンモニウム塩 3.0重量%
ノニオン系界面活性剤 スコアロール700(花王社製) 0.1重量%
アミノメチルプロパノール 0.2重量%
1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン
Proxel BMD(ゼネカ社製) 0.1重量%
ベンゾトリアゾール 0.1重量%
精製水 残 部
インキの表面張力(25℃)40mN/m、インキの粘度係数(25℃)5.1mPa・s、インキ吸蔵体への含浸量4g
〔インキ組成C(水性アンダーラインマーカー用インキ組成物、全量100重量%)〕
桃色系蛍光顔料 NKW3007(日本蛍光化学社製) 40重量%
グリセリン 10重量%
ジエチレングリコール 10重量%
1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン
Proxel BMD(ゼネカ社製) 0.1重量%
精製水 残 部
インキの表面張力(25℃)35mN/m、インキの粘度係数(25℃)5.4mPa・s、インキ吸蔵体への含浸量4g
上記構成及び下記より得られたインキハジキ層を少なくともインキと接触する面に形成した各インキ誘導管を用いて図1及び図2に準拠するマーカーAを作製した。
全光線透過率約85%でヘイズ約6%のPP製インキ誘導管にプラズマ処理を施し、X−31−608−T(オキシウム型:シリコーン20wt%に対して非晶質シリカ粒子を5wt%含有、信越化学工業社製)を2.5%にMCHで希釈したものをディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に60℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み5μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図1及び図2に示す筆記具を組み立てた。インキは、上記インキAを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。なお、消費率は、(充填した)初期インキ量W0、消費したインキ量Wとし、消費率=(W/W0)×100により算出した(以下、同様)。
全光線透過率約90%以上のPEN製インキ誘導管に、X−31−608−T(オキシウム型:シリコーン20wt%に対して非晶質シリカ粒子を5wt%含有、信越化学工業社製)を2.5%にMCHで希釈したものをディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に60℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み5μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図1及び図2に示す筆記具を組み立てた。インキは、上記インキAを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
全光線透過率約85%でヘイズ約6%のPP製インキ誘導管にプラズマ処理を施し、VF−304VC(フッ素樹脂の2wt%溶液、溶剤:CF3CF2CHFCHFCF3、INTスクリーン社製)をそのままディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に80℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み1μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図1及び図2に示す筆記具を組み立てた。インキは、上記インキAを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
全光線透過率約90%以上のPEN製インキ誘導管に、VF−304VC(フッ素樹脂の2wt%溶液、溶剤:CF3CF2CHFCHFCF3、INTスクリーン社製、以下同様)をそのままディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に60℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み1μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図1及び図2に示す筆記具を組み立てた。インキは、上記インキAを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがてインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
全光線透過率90%以上の環状ポリオレフィン製インキ誘導管にプラズマ処理を施し、X−31−608−T(オキシウム型:シリコーン20wt%に対して非晶質シリカ粒子を5wt%含有、信越化学工業社製)を2.5%にMCHで希釈したものをディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に60℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み5μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図1及び図2に示す筆記具を組み立てた。インキは、上記インキAを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
全光線透過率90%以上のポリメチルペンテン製インキ誘導管にコロナ処理を施し、X−31−608−T(オキシウム型:シリコーン20wt%に対して非晶質シリカ粒子を5wt%含有、信越化学工業社製)を2.5%にMCHで希釈したものをディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に60℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み5μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図1及び図2に示す筆記具を組み立てた。インキは、上記インキAを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
全光線透過率90%以上の環状ポリオレフィン製インキ誘導管にプラズマ処理を施し、VF−304VC(INTスクリーン社製)をそのままディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に80℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み1μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図1及び図2に示す筆記具を組み立てた。インキは、上記インキAを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
全光線透過率90%以上のポリメチルペンテン製インキ誘導管にコロナ処理を施し、VF−304VC(INTスクリーン社製)を希釈することなく、そのままディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に60℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み1μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図1及び図2に示す筆記具を組み立てた。インキは、上記インキAを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
全光線透過率約85%でヘイズ約6%のPP製インキ誘導管にプラズマ処理を施し、SG−204(ポリシロキサングラフトポリマー、日本触媒社製)を10%にIPA/トルエンの混合液溶媒(配合比1/2)で希釈したものをディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に60℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み1.5μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図1及び図2に示す筆記具を組み立てた。インキは、上記インキBを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
全光線透過率約90%以上のPEN製インキ誘導管に、SG−204(ポリシロキサングラフトポリマー、日本触媒社製)を10%にIPA/トルエンの混合液溶媒(配合比1/2)で希釈したものをディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に60℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み約10μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図1及び図2に示す筆記具を組み立てた。インキは、上記インキBを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
全光線透過率約85%、ヘイズ約6%のPP製インキ誘導管にプラズマ処理を施し、プラマーとしてCT−P10(有効成分15%、旭硝子社製)を2%に希釈したものを塗布して、60℃で3時間乾燥させた。その後、No.309(フッ素樹脂の15wt%溶液、溶剤:イソへキサン/アセトン混合溶媒、INTスクリーン社製)をそのままディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に80℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み20μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図1及び図2に示す筆記具を組み立てた。インキは、上記インキCを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
全光線透過率約90%以上のPEN製インキ誘導管に、JS−025(ポリシロキサングラフトアクリル樹脂、日本ペイント社製)をn−PAで5%に希釈したものをディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に80℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み1μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図1及び図2に示す筆記具を組み立てた。インキは、上記インキBを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
全光線透過率90%以上の環状ポリオレフィン製インキ誘導管にプラズマ処理を施し、JS−025(ポリシロキサングラフトアクリル樹脂、日本ペイント社製)をn−PAで5%に希釈したものをディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に60℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み1μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図1及び図2に示す筆記具を組み立てた。インキは、上記インキBを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
全光線透過率90%以上のポリメチルペンテン製インキ誘導管にオゾン処理を施し、INT−304VC(フッ素樹脂の2wt%溶液、溶剤:CF3CF2CHFCHFCF3、INTスクリーン社製)をそのままディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に60℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み1μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図1及び図2に示す筆記具を組み立てた。インキは、上記インキCを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
全光線透過率約90%のPP製インキ誘導管にプラズマ処理を施し、次いで、オゾン雰囲気下にしてTEOS(テトラエトキシシラン)を同時に雰囲気下に流し、PPの表面にシリカ膜を構築させた。その後、X−31−608−T(オキシウム型:シリコーン20wt%に対して非晶質シリカ粒子を5wt%含有、信越化学工業社製)を2.5%にMCHで希釈したものをディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に60℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み5μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図1及び図2に示す筆記具を組み立てた。インキは、上記インキAを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
全光線透過率約90%以上のPEN製インキ誘導管に、エチルシリケート40(エチルシリケート/コルコート社製)をn−PAで10%濃度に希釈したものを塗布して、300nm以下の紫外線を照射してシリカ膜を構築させた後、X−31−608−T(脱オキシウム型:シリコーン20wt%に対して非晶質シリカ粒子を5wt%含有、信越化学工業社製)を2.5%にMCHで希釈したものをディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に60℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み5μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図1及び図2に示す筆記具を組み立てた。インキは、上記インキAを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
下記構成の軸筒、インキ吸蔵体、ペン先、上記インキ組成Cを用い(以上を共通構成とし)、インキハジキ層を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を下記に記載の製造により得られたもの(形状、内径、長さ、流路断面積は共通)を夫々用いて図4及び図5に準拠するサインペンを作製した。
ポリプロピレン製(全光線透過率約85%、ヘイズ約6%)、視認部の長さ15mm(視認部以外は着色層により非視認部となる)、全長120mm
(2)インキ吸蔵体15
ポリエチレンテレフタレート製の中綿から構成(気孔率80%)、直径9mm、長さ60mm
(3)インキ誘導管の共通事項
長さ36mm、内径3.1mm、インキ流路内体積:約89mm3、後端部分がインキ吸蔵体15に嵌入する長さ9.5mm
(4)ペン先
アクリル繊維のスライバー芯から構成(気孔率55%)、長さ15mm
全光線透過率約85%でヘイズ約6%のPP製インキ誘導管にプラズマ処理を施し、X−31−608−T(オキシウム型:シリコーン20wt%に対して非晶質シリカ粒子を5wt%含有、信越化学工業社製)を2.5%にMCHで希釈したものをディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に80℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み5μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図4及び図5に示すサインペンを組み立てた。インキは、上記インキCを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
全光線透過率約90%以上のPEN製インキ誘導管に、X−31−608−T(オキシウム型:シリコーン20wt%に対して非晶質シリカ粒子を5wt%含有、信越化学工業社製)を2.5%にMCHで希釈したものをディッピング法にて塗布して、溶剤を揮発させた後に60℃の乾燥機中に投入して1昼夜熱処理して得られたインキハジキ層(厚み5μm)を少なくともインキと接触する面に形成したインキ誘導管を用いて図4及び図5に示すサインペンを組み立てた。インキは、上記インキCを用いた。
このように組み立てられた筆記具で筆記すると、良好な筆記描線が得られ、更に筆記を続けるとやがたインキ誘導管の中のインキが無くなり、インキ終了サインを視認できた。このときのインキ消費率は、約70%であった。
10 先軸
11 後軸
12 軸筒
15 インキ吸蔵体
20 中継芯
30 インキ誘導管
31 インキハジキ層
40 ペン先
Claims (13)
- 軸筒内のインキ吸蔵体に含浸されたインキを筆記部となるペン先に供給する筆記具であって、上記インキ吸蔵体に含浸されたインキは、視認性を有する熱可塑性樹脂で形成された少なくともインキと接する面にインキハジキ層を形成してなるインキ誘導管を介してペン先に供給されると共に、インキ吸蔵体からのインキ終了サインを軸筒に形成した視認部を介して上記インキ誘導管を視認することにより検知することを特徴とする筆記具。
- 軸筒内のインキ吸蔵体に含浸されたインキを軸筒の両側に設けた筆記部となる各ペン先に供給するツインタイプの筆記具であって、少なくとも一方のペン先に供給されるインキは、視認性を有する熱可塑性樹脂で形成された少なくともインキと接する面にインキハジキ層を形成してなるインキ誘導管を介してペン先に供給されると共に、インキ吸蔵体からのインキ終了サインを少なくとも一方の軸筒に形成した視認部を介して上記インキ誘導管を視認することにより検知することを特徴とする筆記具。
- インキ吸蔵体に含浸されたインキは中継芯を介して視認性を有するインキ誘導管へ供給される請求項1又は2記載の筆記具。
- インキ誘導管及び軸筒に形成した視認部に用いられる熱可塑性樹脂が、厚さ1mmの時に全光線透過率が60%以上又はヘイズ20%以下である請求項1〜3の何れか一つに記載の筆記具。
- インキハジキ層がパーフルオロアルキル基を有するフッ素樹脂をコーティングしたコーティング層からなる請求項1〜4の何れか一つに記載の筆記具。
- インキハジキ層がジメチルシリコーンを有するシリコーンワニスの硬化物からなる請求項1〜4の何れか一つに記載の筆記具。
- シリコーンワニスの硬化機構が、縮合型、付加型、UV型の何れかである請求項6記載の筆記具。
- シリコーンワニスには、シリカ微粒子が含有されている請求項6又は7記載の筆記具。
- インキハジキ層がアクリル系樹脂にジメチルシリコーン又はパーフルオロアルキル基又はこれらの両方がグラフトしてなるコーティング層からなる請求項1〜4の何れか一つに記載の筆記具。
- インキハジキ層は、インキ誘導管の表面を活性化処理した後に形成される請求項1〜9の何れか一つに記載の筆記具。
- インキハジキ層は、インキ誘導管の表面に接着層を形成した後に形成される請求項1〜9の何れか一つに記載の筆記具。
- インキハジキ層は、インキ誘導管の表面を活性化処理した後に、更に接着層を形成した後に形成される請求項1〜9の何れか一つに記載の筆記具。
- インキハジキ層が、0.05〜200μmの厚みで構成されている請求項1〜12の何れか一つに記載の筆記具。
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