JP4265158B2 - ポリアミド系繊維製品の製造方法 - Google Patents

ポリアミド系繊維製品の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高い吸放湿性を付与したポリアミド系繊維を少なくとも一部に含む繊維製品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポリアミド系繊維は、機械強度、耐薬品性、耐熱性、発色性、洗濯耐久性、ソフトな肌触り感などに優れた特性を有するため、衣料用途や靴下用途および産業用途などを主体に広く使用されている。しかしながら、その反面で、ポリアミド系繊維の吸放湿性はポリエステル繊維よりは高いものの、綿を代表とする天然繊維に比べると極めて低いため、運動着、水着、下着、靴下のように直接肌に触れたり、あるいは肌側に近い状態で着用される用途には、肌からの発汗によるムレ感やベトツキ感などを生じる欠点があって、これらの用途には使用されていなかった。そこで、上記ポリアミド系繊維の欠点を解消するため、ポリマーブレンドやポリマー改質などにより吸放湿性が改良されてきた。しかしながら、このような高い吸放湿性を付与したポリアミド系繊維は一般のポリアミド系繊維に比べ、吸湿成分が洗濯時に他の繊維製品から脱落した染料を吸着し易く、蛍光増白や淡色製品、プリント製品の白地が汚染する問題があった。
【0003】
一般のポリアミド系繊維製品をスルホン基含有化合物あるいは多価フェノール系化合物で処理する方法は公知であるが、濃色製品の染色堅牢度向上を目的としており、上記化合物による着色はほとんど問題とならなかった。しかし、蛍光増白や淡色製品、プリント製品の白地への処理は、上記化合物の着色により製品価値を著しく低下させる問題があった。
【0004】
また、近年、このような高吸放湿性ポリアミド系繊維を用いた衣料品が市販される一方で、高級品から低級品、糸くずの出にくいものから糸くずが出やすいものまで多くの衣料品を一般消費者が所有するようになった。そのため、洗濯する際に様々な衣料品を同時に洗濯する機会が増え、その結果、綿くず、糸くずなどが他の衣料品に付着したり脱落した染料に汚染したりと、洗濯時におけるトラブルが数多く発生する様になったのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来技術の背景に鑑み、吸放湿性に優れながら、洗濯時に他の繊維材料から脱落した染料による汚染を防止したポリアミド系繊維製品の製造方法を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる課題を解決するために、次のような手段を採用するものである。
【0009】
)30℃×90%RHにおける吸放湿率MR2と、20℃×65%RHにおける吸放湿率MR1との差(ΔMR)が2.5%以上であるポリアミド系繊維を少なくとも一部に含む繊維製品を、スルホン基含有化合物および/または多価フェノール系化合物と還元剤を含む処理液により処理することを特徴とするポリアミド系繊維製品の製造方法。
【0010】
(2)前記ポリアミド系繊維が、ピロリドン含有量0.10重量%以下のポリビニルピロリドンを3〜15重量%含有するポリアミドからなることを特徴とする前記(1)記載のポリアミド系繊維製品の製造方法。
【0011】
)前記ポリアミド系繊維が、加工糸形態であることを特徴とする前記()または()に記載のポリアミド系繊維製品の製造方法。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は前記課題の解決のため、30℃×90%RHにおける吸放湿率MR2と、20℃×65%RHにおける吸放湿率MR1との差(ΔMR)が2.5%以上であるポリアミド系繊維を少なくとも一部に含む繊維製品の洗濯時の汚染防止について鋭意検討を行い、上記のポリアミド系繊維を、スルホン基含有化合物および/または多価フェノール系化合物と還元剤を含む処理液により処理することにより、かかる課題を一挙に解決できることを見出した。
【0013】
本発明で用いるポリアミド系繊維は、吸放湿パラメーターΔMRが2.5%以上の吸放湿性のあるポリアミド系繊維であることを特徴とする。
【0014】
本発明において「吸放湿性パラメーターΔMR」とは、30℃×90%RHにおける吸放湿率MR2と、20℃×65%RHにおける吸放湿率MR1との差であり、次式で表される値をいう。
【0015】
吸放湿性パラメーターΔMR(%)=MR2−MR1
本発明では、この吸放湿性パラメーターΔMRを吸放湿性評価の尺度として用い、その数値が大きければ大きいほど吸放湿力が高いことを表す。
【0016】
本発明で使用される吸放湿性ポリアミド系繊維は、吸放湿性パラメーターΔMRが2.5%以上であることが重要である。さらに、吸放湿性ポリアミド系繊維の吸放湿パラメーターΔMRは5%以上にすることが好ましい。
【0017】
ポリアミド系繊維の吸放湿性パラメーターΔMRが、2.5%未満であると、吸放湿率が低いため、肌からの発汗によるムレ感やベトツキ感などを生じる欠点が生じ、直接肌に触れるあるいは肌側に近い状態で着用される用途には展開できない。
【0018】
本発明に使用するポリアミド系繊維としては、主たる構成ポリマーがポリアミド成分である繊維であって、かつ、吸放湿性パラメーターΔMRが2.5%以上の吸放湿性能を有する繊維であれば、特に限定はされないが、製糸性、製編織性、糸性能の耐久性など総合的に考慮すると、次のような構成からなる繊維を用いることが好ましい。
【0019】
すなわち、本発明に使用するポリアミド系繊維は、ピロリドン含有量が0.10重量%以下のポリビニルピロリドン(以下、PVPという)を3〜15重量%含有しているものが好ましい。この特定のPVPは、その中に含まれるピロリドンの量が0.10重量%以下と極めて少ないことを特徴としている。このPVPは吸放湿成分となるものであって、ポリアミドに対し3重量%以上の含有量とするものであることが好ましい。含有量が3重量%未満であると吸放湿性が不足して、所望水準の吸放湿性パラメーターΔMRが得られ難い。また、15重量%越える程に多過ぎると、安定して製糸することが困難になる。特に4〜8重量%を含有させることが好ましい。
【0020】
また、PVP中のピロリドンの含有量は0.10重量%以下が好ましい。さらに好ましくは0.03重量%以下である。このピロリドンの含有量が多過ぎる場合は、製編織後の生機の状態における色調が黄色味を帯び、繊維製品としての製品価値が著しく低下する。
【0021】
本発明で用いるポリアミド系繊維は、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン46や、これらポリアミドのコポリマーなどからなるポリアミド系繊維であればよく、特に限定されるものではない。また、これらのポリアミド系繊維の断面形状は、丸断面、三葉断面、四葉断面あるいは中空断面などいずれでもよく、特に限定されるものではない。
【0022】
本発明に用いるポリアミド系繊維の糸条形態としては、生糸、加工糸など、どのような形態でも特に限定されないが、特に仮撚加工などの加工糸形態はポリマーブレンドやポリマー改質により付与された吸湿成分の影響で非晶部が増加し、洗濯時の汚染を悪化するため本発明の効果が大きい。また、仮撚加工としてはスピンドル仮撚、フリクション仮撚など特に限定されることなく使用できる。
【0023】
本発明の繊維製品としては、前記ポリアミド系繊維が、混紡、混繊、交撚、交織、交編、混綿したもののような状態で混在したものなど、少なくとも一部にポリアミド系繊維が使用されているものであればよい。また、かかる繊維製品の形態としては、フィラメント、ステープルなどの繊維、あるいはフィラメント糸、紡績糸などの糸の形態、さらに織物、編物、不織布などの布帛、あるいはこれらから得られる衣服などの製品などいかなる形態であってもよい。
【0024】
本発明の繊維製品においては、上記のポリアミド系繊維の表面がスルホン基含有化合物および/または多価フェノール系化合物と還元剤を含む処理液で処理されているものであるが、ここでスルホン基含有化合物としては、分子構造中にスルホン基を持つポリアミド系繊維のアミノ基に対して親和性のあるものであってよく、例えば、α−オレフィンスルホン化物の塩やフェノールホルマリン樹脂のスルホン化物、酸性染料、含金属酸性染料などが挙げられる。より好ましくは、平均炭素数12〜30であるα−オレフィンスルホン化物の塩である。スルホン基含有化合物を用いることにより、ポリアミド系繊維のアミノ基や吸湿成分にスルホン基含有化合物が吸着し、洗濯時に脱落した染料の吸着を阻害することができる。また、多価フェノール系化合物としては、例えば、天然タンニンやノボラック型、レゾール型などのフェノールホルマリン樹脂のスルホン化物で代表される合成タンニンが挙げられる。天然タンニンを使用する場合は、吐酒石と併用するのがよい。多価フェノール系化合物を用いれば、多価フェノール系化合物がポリアミド系繊維の表面に皮膜を形成することにより、洗濯時に脱落した染料が繊維内部の非晶部へ入り込み、吸着することを阻害することができる。さらにポリアミド系繊維の表面皮膜のイオン性はアニオン系であることが好ましい。洗濯時に脱落する染料の多くはアニオン系であり、イオン性が異なると逆に脱落した染料を引き寄せ、汚染を拡大する恐れがある。
【0025】
本発明における上記化合物は一般的には褐色であり、蛍光増白や淡色製品、プリント製品の白地等に処理を行うと製品が着色し、製品価値を著しく低下させる問題があった。そこで本発明では上記化合物の少なくとも1種と還元剤を含む処理液で処理することで、上記化合物の処理液は還元剤により無色化され、繊維製品に吸着後も製品が着色しないことを見出した。しかしながら、還元剤は繊維製品に吸着している染料を分解し、目的の色相が得られない恐れがあるため、本発明の処理を染色前に行うことが好ましい。還元剤としてはハイドロサルファイトなど還元作用により上記化合物の色素を無色化するものであれば特に限定されることなく使用できる。
【0026】
次に、本発明の製造方法について説明する。本発明のポリアミド系繊維製品の製造方法においては、30℃×90%RHにおける吸放湿率MR2と、20℃×65%RHにおける吸放湿率MR1との差(ΔMR)が2.5%以上であるポリアミド系繊維を少なくとも一部に含む繊維製品をスルホン基含有化合物および/または多価フェノール系化合物と還元剤を含む処理液により処理を行う。この処理を染色と同時に行う場合には、例えば、上記化合物を繊維製品に対し、0.1〜10%o.w.fになる量で処理することができる。この際、同時に使用される染料については特に限定されず、また、均染剤、酸などの染色助剤を併用することも可能である。この処理を染色後に行う場合には、例えば、水やメタノール、エタノール等の有機溶剤等を溶媒とし、上記化合物を0.1〜100g/lの量で含む処理液を用いるのが好ましい。この処理液は溶液であっても、乳化もしくは分散液であってもよい。この際、処理液中に用いられる上記化合物の作用を阻害しない範囲で分散剤、精練剤等の界面活性剤やキレート剤などを併用してもよい。繊維製品の処理方法としては、パッドキュアー法やグラビア法、スプレー法により処理液を繊維製品に付与した後、化合物の種類や溶媒の種類により適切な方法を選択すればよいが、室温または40〜200℃の熱処理を行うのがよい。また、カセ染色機、ビーム染色機、液流染色機、気流染色機、ジッガー、ウインス、ロータリーワッシャーなどを用い、浸漬法により室温から140℃程度で処理することもできる。
【0027】
【実施例】
以下に説明する本発明の実施例において、特性などの評価は、次の方法で求めたものである。
【0028】
[吸放湿性パラメーターΔMR]
原糸または織編物1〜3gを用い、乾燥時の重量と、それぞれ20℃×65%RHおよび30℃×90%RHの雰囲気下に市販の恒温恒湿器中に24時間放置後の重量との重量変化から、次式の吸放湿率を計算して求めた。
吸放湿率(%)=[(吸放湿後の重量−乾燥時の重量)/乾燥時の重量]×100
上記20℃×65%RHの条件下での吸放湿率MR1および30℃×90%RHの条件下での吸放湿率MR2から、求められる吸放湿率差ΔMR(%)=MR2−MR1を、吸放湿性パラメーターとする。
【0029】
[ピロリドン含有率]
原糸1〜3gをクロロホルムに溶解させ、島津製作所製のGC14A型装置を用い、定法によりガスクロマトグラム分析を行う。次式によりピロリドン含有率を求める。
ピロリドン含有率=[(GCピーク面積/検量線係数)(mg/ml)×溶液量(ml)/試料量(mg)]×100
[洗濯汚染防止性]
洗剤(アタック;花王製)を5g/lの濃度で調製した洗濯液100mlに織編物1gと汚染源として直接染料を0.01gを入れ、JIS L−0844 A−2法に準じて洗濯を行った。洗濯後の織編物を軽く水洗いし、自然乾燥した後、汚染用グレースケールにて判定した。汚染源として下記の直接染料を用いた。
【0030】
Indosol Navy SFBL240SGR
Indosol Yellow SF2RLSGR
Indosol Rubinole SFRGN
[白度差△WI]
CCMシステム(調色専科:日清紡製、測色計:CM3600d:ミノルタ製)を用い、汚染防止処理前後の白度(WI:JIS0803)を測定し、次式の白度差を計算して求めた。
【0031】
・ WI=WI1(汚染防止処理前の白度)−WI2(汚染防止処理後の白度)
参考例1]
PVPとして、イソプロピルアルコールを溶媒として通常の方法で合成されたピロリドン含有量0.02重量%のPVPを用いた。このPVPをエクストルダーを用いて、ナイロン6に練り混み、PVP濃度30重量%のマスタポリマチップとした。このマスタポリマチップと通常のナイロン6チップとを所定の割合でブレンドし、ブレンドチップにおけるナイロン6に対するPVPの含有量を3重量%とした。
【0032】
このブレンドチップを通常のナイロン溶融紡糸により、PVP3重量%を含有する97dtx24フイラメントのナイロン6フィラメントを得た。この原糸をフリクション仮撚り加工機で仮撚りし、78dtex24フィラメントの加工糸を得た。このとき吸放湿パラメーターΔMRは3.9%であった。 この高吸放湿性ポリアミド系繊維糸を用いて目付300g/m2の編地を作製した。この編地を精練した後、多価フェノール誘導体を主成分とした薬剤であるナイロンフィックスSZ−2(センカ製)を液流染色機を用い、6%o.w.f、90℃×30分、浴比1:20で汚染防止処理を行った。得られた編地を水洗し、乾燥した。この編地の洗濯汚染防止性を評価した結果、汚染防止性は良好であった。結果を表1に示す。
【0033】
参考例2]
実施例1と同様の高吸放湿性ポリアミド繊維を用いた編地を精練した後、スルホン酸縮合物を主成分とした薬剤サンライフEPS(日華化学製)を液流染色機を用い、6%o.w.f、90℃×30分、浴比1:20で汚染防止処理を行った。得られた編地を水洗し、乾燥した。
【0034】
参考例1と同様、洗濯汚染防止性を評価した結果、汚染防止性が良好であった。結果を表1に示す。
【0035】
[比較例1]
参考例1と同様の高吸放湿性ポリアミド繊維を用いた編地を精練した後、汚染防止処理は行わず、洗濯汚染防止性を評価した結果、汚染防止性は不良であった。結果を表1に示す。
【0036】
[比較例2]
PVPを含有しない通常のナイロン6から通常のナイロン溶融紡糸により90dtex24フィラメントのナイロン6フィラメントを得た。この原糸をフリクション仮撚り加工機で加工糸とし、78dtex24フィラメントの加工糸を得た。このとき吸湿パラメータは2.0%であった。このポリアミド系繊維糸を用いて目付300g/mの編地を作製した。
この編地を精練した後、参考例1と同様、洗濯汚染防止性を評価した結果、汚染防止性はやや不良であった。
【0037】
[実施例
参考例1と同様の編地を精練した後、多価フェノール誘導体を主成分とした薬剤であるナイロンフィックスSZ−2(センカ製)を3%o.w.fと還元剤のスーパーライトCを3g/l用い、70℃×30分、浴比1:20で汚染防止処理を行った。得られた編地を水洗し、乾燥した。この編地の洗濯汚染防止性を評価した結果、汚染防止性は良好であった。結果を表1に示す。また、汚染防止処理後の編地は着色しておらず、品位も良好であった。
【0038】
【表1】
Figure 0004265158
【0039】
【発明の効果】
上述したように、本発明は高い吸放湿を付与したポリアミド系繊維製品が洗濯時に他の繊維製品から脱落した染料によって汚染されることを防止することができる。したがって、本発明によれば洗濯時の汚染防止性が高いポリアミド系繊維製品を提供することができる。

Claims (3)

  1. 30℃×90%RHにおける吸放湿率MR2と、20℃×65%RHにおける吸放湿率MR1との差(ΔMR)が2.5%以上であるポリアミド系繊維を少なくとも一部に含む繊維製品を、スルホン基含有化合物および/または多価フェノール系化合物と還元剤を含む処理液により処理することを特徴とするポリアミド系繊維製品の製造方法。
  2. ポリアミド系繊維が、ピロリドン含有量0.10重量%以下のポリビニルピロリドンを3〜15重量%含有するポリアミドからなることを特徴とする請求項1記載のポリアミド系繊維製品の製造方法。
  3. リアミド系繊維が、加工糸形態であることを特徴とする請求項1または2記載のポリアミド系繊維製品の製造方法。
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