JP4264691B2 - 定着ロール用シリコーンゴム組成物及び定着ロール - Google Patents

定着ロール用シリコーンゴム組成物及び定着ロール Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、レーザービームプリンター、FAX等に使用する定着ロールにおけるシリコーンゴム層、特に上層にフッ素樹脂及び/又はフッ素ラテックスからなる層が形成される定着ロールの中間シリコーンゴム層を形成するために用いられる定着ロール用シリコーンゴム組成物、及びこのシリコーンゴム組成物の硬化物を用いた定着ロールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、複写機、レーザービームプリンター、FAX等の定着部の定着ロールや加圧ロールには、シリコーンゴムが使用されている。これはシリコーンゴムのトナーに対する離型性、耐熱性、圧縮永久歪等が他のゴム材料に比較して優れているからである。
【0003】
また、最近この種の機器の高速化・カラー化に伴い、定着ロールにも低硬度化が求められ、従来の金属又はフッ素樹脂では対応しきれなくなり、熱伝導性シリコーンゴムの上にフッ素樹脂を被覆するタイプやフッ素ラテックスコーティングをするタイプが多く採用されている。
【0004】
ここで用いられるシリコーンゴムは、低硬度で高い熱伝導性が要求され、更には常時150〜200℃の高温に晒されるため、耐熱性や低圧縮永久歪性が要求される。
【0005】
熱伝導性シリコーンゴムは従来から熱伝導性充填剤として、シリカ、アルミナ、アルミニウム等が配合されているが、シリカは熱伝導性が低く、高充填した場合、低硬度化できないという問題がある。アルミナ、アルミニウムは両性化合物であるため、内部に含まれる不純物の影響を受けやすく、シリコーンゴム組成物に使用すると、耐熱性、低圧縮永久歪性に悪影響を与えるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、低硬度で熱伝導性に優れ、且つ耐熱性と低圧縮永久歪性にも優れ、定着ロールの被覆材として、好適に用いられるシリコーンゴム組成物、及びこのシリコーンゴム組成物の硬化物を用いた定着ロールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、一分子中に珪素原子と結合するアルケニル基を2個以上含有し、重量平均分子量が5000〜50000であるオルガノポリシロキサンと、一分子中に2個以上の珪素原子に結合した水素原子(即ち、SiH基)を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、特定量の平均粒子径が1〜50μmの炭化珪素を含有する定着ロール用シリコーンゴム組成物の硬化物が、低硬度、高い熱伝導性、耐熱性、低圧縮永久歪性を有し、定着ロール用として好適に用いられることを知見し、本発明をなすに至った。
【0008】
従って、本発明は、
(1) (a)一分子中に珪素原子と結合するアルケニル基を2個以上含有し、重量平均分子量が5000〜50000であるオルガノポリシロキサン 100重量部
(b)一分子中に2個以上の珪素原子に結合した水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン (a)成分中の珪素原子と結合するアルケニル基に対して珪素原子に結合した水素原子が0.1〜3.0となる量
(c)触媒量の白金族系触媒
(d)平均粒子径が1〜50μmの炭化珪素 100〜1000重量部
を含有する定着ロール用シリコーンゴム組成物、及び
(2) ロール軸の外周に上記定着ロール用シリコーンゴム組成物の硬化物からなるゴム層が形成され、このゴム層を覆ってフッ素樹脂及び/又はフッ素ラテックスからなる層が形成されてなることを特徴とする定着ロールを提供する。
【0009】
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の定着ロール用シリコーンゴム組成物に使用される(a)成分の一分子中に珪素原子と結合するアルケニル基を2個以上含有するオルガノポリシロキサンは、通常、付加硬化型シリコーンゴム組成物のベースポリマーとして使用されている公知のオルガノポリシロキサンであり、常温(25℃)で100〜40000cp、特に200〜20000cp程度の粘度を有するものが好ましく、下記平均組成式(1)で示されるものが用いられる。
1 aSiO(4-a)/2 (1)
(式中、R1は互いに同一又は異種の炭素数1〜10、好ましくは1〜8の非置換又は置換一価炭化水素基であり、aは1.5〜2.8、好ましくは1.8〜2.5、より好ましくは1.95〜2.05の範囲の正数である。)
【0010】
上記R1で示される珪素原子に結合した非置換又は置換の一価炭化水素基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基、ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等のアラルキル基、ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基、シクロヘキセニル基、オクテニル基等のアルケニル基や、これらの基の水素原子の一部又は全部をフッ素、臭素、塩素等のハロゲン原子、シアノ基等で置換したもの、例えばクロロメチル基、クロロプロピル基、ブロモエチル基、トリフロロプロピル基、シアノエチル基等が挙げられる。
【0011】
この場合、R1のうち少なくとも2個はアルケニル基(特に炭素数2〜8のものが好ましく、更に好ましくは2〜6である)であることが必要である。なお、アルケニル基の含有量は、珪素原子に結合する全有機基中(即ち、前記平均組成式(1)におけるR1としての非置換又は置換の一価炭化水素基中)0.01〜20モル%、特に0.1〜10モル%とすることが好ましい。このアルケニル基は、分子鎖末端の珪素原子に結合していても、分子鎖途中の珪素原子に結合していても、両者に結合していてもよいが、組成物の硬化速度、硬化物の物性等の点から、本発明で用いるオルガノポリシロキサンは、少なくとも分子鎖末端の珪素原子に結合したアルケニル基を含んだものであることが好ましい。
【0012】
上記オルガノポリシロキサンの構造は、通常は、主鎖がジオルガノシロキサン単位の繰り返しからなり、分子鎖両末端がトリオルガノシロキシ基で封鎖された基本的には直鎖状構造を有するジオルガノポリシロキサンであるが、部分的にはR1SiO3/2単位やSiO4/2単位を含んだ分岐状の構造、環状構造などであってもよい。
【0013】
珪素原子の置換基は、基本的には上記のいずれであってもよいが、アルケニル基としては好ましくはビニル基、その他の置換基としてはメチル基、フェニル基が望ましい。
【0014】
このオルガノポリシロキサンは、公知の方法によって得ることが可能である。一般的な製造方法を挙げると、オルガノシクロポリシロキサンとヘキサオルガノジシロキサンとをアルカリ又は酸触媒の存在下に平衡化反応を行うことによって得ることができる。(a)成分の例としては、下記一般式で示される化合物が挙げられる。なお、下記一般式中のRは、R1と同様であるが、アルケニル基は含まない。m、nはm≧1、n≧0の整数であり、m+nはこのオルガノポリシロキサンの分子量を後述する値とする数である。
【0015】
【化1】
Figure 0004264691
【0016】
本発明の(a)成分のオルガノポリシロキサンは、重量平均分子量が5000〜50000であり、好ましくは10000〜50000が望ましい。重量平均分子量が5000より小さい場合、シリコーンゴムの硬度が高く、伸びが小さいため、シリコーンゴムロールを成形した場合、ロールが破断しやすく、ロール製造の歩留まりがよくなく、定着ロールとして使用した場合には、ロール耐久性がよくない。また、重量平均分子量が50000より高い場合、シリコーンゴム組成物の粘度が高く、ロール成形加工が困難となり、ロール製造の歩留まりがよくない。
【0017】
本発明の(b)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、一分子中に2個以上の珪素原子に結合した水素原子(SiH基)を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンである。ここで、(b)成分は、(a)成分と反応し、架橋剤として作用するものであり、その分子構造に特に制限はなく、従来製造されている例えば線状、環状、分岐状構造等各種のものが使用可能であるが、一分子中に2個以上の珪素原子に結合した水素原子(SiH基)を有する必要があり、好ましくは2〜200個、より好ましくは3〜100個有することが望ましい。オルガノハイドロジェンポリシロキサンとしては、下記平均組成式(2)で示されるものが用いられる。
2 bcSiO(4-b-c)/2 (2)
【0018】
上記式(2)中、R2は炭素数1〜10の非置換又は置換の一価炭化水素基であり、このR2としては、上記式(1)中のR1と同様の基を挙げることができる。また、bは0.7〜2.1、cは0.001〜1.0で、かつb+cが0.8〜3.0を満足する正数であり、好ましくはbは1.0〜2.0、cは0.01〜1.0、b+cが1.5〜2.5である。
【0019】
一分子中に少なくとも2個、好ましくは3個以上含有されるSiH基は、分子鎖末端、分子鎖途中のいずれに位置していてもよく、またこの両方に位置するものであってもよい。また、このオルガノハイドロジェンポリシロキサンの分子構造は直鎖状、環状、分岐状、三次元網状構造のいずれであってもよいが、一分子中の珪素原子の数(又は重合度)は通常2〜300個、好ましくは4〜150個程度の室温(25℃)で液状のものが望ましい。
【0020】
式(2)のオルガノハイドロジェンポリシロキサンとして具体的には、例えば、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、メチルハイドロジェンシクロポリシロキサン、メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン環状共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジフェニルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体、(CH32HSiO1/2単位と(CH33SiO1/2単位とSiO4/2単位とからなる共重合体、(CH32HSiO1/2単位とSiO4/2単位とからなる共重合体、(CH32HSiO1/2単位とSiO4/2単位と(C653SiO1/2単位とからなる共重合体などが挙げられる。
【0021】
この(b)成分の添加量は、(a)成分中の珪素原子と結合するアルケニル基1個に対して珪素原子に結合した水素原子が、0.1〜3.0当量となる量であり、好ましくは、0.5〜2.0当量の範囲とされる。0.1当量より少ない場合は、架橋密度が低くなりすぎ硬化したシリコーンゴムの耐熱性に悪影響を与える。また、3.0当量より多い場合には脱水素反応による発泡の問題が生じ、更に耐熱性に悪影響を与える。
【0022】
(b)成分は、公知の製造方法によって得ることが可能である。一般的な製造方法を挙げると、例えばオクタメチルシクロテトラシロキサン及び/又はテトラメチルシクロテトラシロキサンと末端基となり得るヘキサメチルジシロキサン或いは1,1’−ジハイドロ−2,2’,3,3’−テトラメチルジシロキサン単位を含む化合物とを硫酸、トリフルオロメタンスルホン酸、メタンスルホン酸等の触媒の存在下に−10〜+40℃程度の温度で平衡化させることによって容易に得ることができる。
【0023】
本発明に使用される(c)成分の白金族系触媒は、(a)成分と(b)成分との硬化付加反応(ハイドロサイレーション)を促進させるための触媒として使用されるものである。白金族系触媒は、公知のものを用いることができるが、白金もしくは白金化合物を用いることが好ましい。白金化合物には、白金黒、塩化第2白金、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール変性物、塩化白金酸とオレフィン、アルデヒド、ビニルシロキサン又はアセチレンアルコール類等との錯体等が例示される。
【0024】
なお、この白金族系触媒の配合量は、希望する硬化速度に応じて適宜増減すればよいが、通常は(a)成分に対して白金量で0.1〜1000ppm、好ましくは1〜200ppmの範囲とすればよい。
【0025】
本発明に使用される(d)成分の炭化珪素は、シリコーンゴムの低硬度に寄与するものである。特に平均粒子径は低硬度化に重要であり、1μm以上で有効となる。1μmより小さいとゴム硬度が大幅に上昇し、50μmを超えるとシリコーンゴムの強度が著しく低下する。従って、炭化珪素の平均粒子径は1〜50μmであり、好ましくは1.5〜30μm、より好ましくは2〜20μmである。なお、平均粒子径は、例えば、レーザー光回折法等による粒度分布測定装置を用いて、重量平均値(又はメジアン径)などとして求めることができる。
【0026】
(d)成分は、平均粒子径が1〜50μmの炭化珪素を選択的に使用するものであり、炭化珪素はそのまま用いてもよいが、シラン、シラザン、チタネート系のカップリング剤、ジメチルポリシロキサン、ステアリン酸等で表面処理したものを用いてもよい。
【0027】
この場合、シラン系、シラザン系のカップリング剤としては、ヘキサメチルジシラザン、ジビニルテトラメチルジシラザン、ジフェニルテトラメチルジシラザン等のヘキサオルガノジシラザンなどのオルガノシラザン類、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ジビニルジメトキシシラン、ビニルトリス(メトキシエトキシ)シランなどのビニル基含有アルコキシシラン類、トリメチルクロロシランなどのオルガノクロロシラン類、トリメチルアミノシランなどのアミノシラン類、グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、(エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランなどのエポキシ官能性基含有アルコキシシラン類、メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、メタクリロキシプロピルトリエトキシシランなどの(メタ)アクリロキシ官能性基含有アルコキシシラン類、ジメチルジメトキシシラン、トリメチルエトキシシラン及びクロロプロピルトリメトキシシランなどの非置換又はハロゲン置換アルキル基含有アルコキシシラン類等が例示される。
【0028】
また、チタネート系カップリング剤としては、テトライソプロピルチタネート、テトラ−n−ブチルチタネート、ブチルチタネートダイマー、テトラステアリルチタネート、トリエタノールアミンチタネート、チタニウムアセチルアセテート、チタニウムエチルアセトアセテート、チタニウムラクテート、オクチレングリコールチタネート、イソプロピルトリステアロイルチタネート、イソプロピルトリドデシルベンゼンスルホニルチタネート、イソプロピルトリス(ジオクチルピロホスフェート)チタネート、ビス(ジオクチルピロホスフェート)オキシアセテートチタネート、ビス(ジオクチルピロホスフェート)エチレンチタネート等が例示される。
【0029】
表面処理したものを用いるほうが、低圧縮永久歪性の点で好ましい。表面処理の方法としては、予め表面処理した炭化珪素を用いてもよいし、本発明の組成物を調整する際に一緒に表面処理剤を混合させる方法でもよい。
【0030】
炭化珪素の配合量は、使用される(a)成分のアルケニル基含有オルガノポリシロキサン100重量部に対し、100〜1000重量部、特に、150〜700重量部が好ましい。配合量が少ないと目的とする熱伝導性が得られず、配合量が多すぎると、強度や加工性が著しく低下する。
【0031】
本発明の定着ロール用シリコーンゴム組成物には、必要に応じて上記以外の成分を配合することができる。他の任意成分としては、充填剤、耐熱性向上剤、白金制御剤等が挙げられる。
【0032】
ここで、充填剤はシリコーンゴム組成物に所定の硬度及び引張り強さ等の物理的強度を付与するものである。充填剤としては、シリコーンゴム組成物に通常使用されるものでよい。具体的には、たとえばヒュームドシリカ、結晶性シリカ、沈降性シリカ、疎水化処理したシリカ等が挙げられ、これらは1種単独でも2種以上の組み合わせでもよい。このような材料の例として、親水性のシリカとしては、Aerosil130,200,300(日本アエロジル社、Degussa社製)、CabosilMS−5,MS−7(Cabot社製)、RheorosilQS−102,103(徳山曹達社製)、NipsilLP(日本シリカ製)等が挙げられる。また、疎水性シリカとしては、AerosilR−812,R−812S,R−972、R−974(Degussa社製)、RheorosilMT−10(徳山曹達社製)、NipsilSSシリーズ(日本シリカ製)、結晶性シリカとしてはクリスタライト、Minusil、Imisil等が挙げられる。充填剤の配合量は、(a)成分100重量部に対して5〜300重量部が好ましく、より好ましくは20〜200重量部である。
【0033】
耐熱性向上剤としては、カーボンブラック、酸化セリウム、水酸化セリウム、酸化鉄(ベンガラ)等を使用することができる。これらの成分は単独及び併用にて各成分を使用してもよい。
【0034】
カーボンブラックとしては、通常その製造方法によって、フェ−ネスブラック、チャネルブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック等に類別し得るが、硫黄、アミン含有量が多いと組成物の付加硬化型反応に硬化阻害が生じるため、特に、アセチレンブラックが好適に使用される。カーボンブラックの使用量は(a)成分100重量部に対して、0.2〜15重量部が好ましく、より好ましくは2〜10重量部であり、0.2重量部に満たないと硬度変化に効果がない場合があり、15重量部を超えると材料の流動性が損なわれる場合がある。
【0035】
酸化セリウム又は水酸化セリウムは、上記カーボンと酸化鉄と共に添加することで相乗的に作用し、硬度変化を抑えることができる。酸化セリウム又は水酸化セリウムの使用量は、(a)成分100重量部に対して、0.1〜5重量部が好ましく、より好ましくは0.2〜2重量部であり、0.2重量部に満たないと硬度変化に効果がない場合があり、5重量部を超えると組成物の硬化反応に異常をきたし、硬化が阻害される場合がある。
【0036】
ベンガラとしては、黒色ベンガラ(Fe34)、赤色ベンガラ(Fe23)が好適に使用される。ベンガラの使用量は、(a)成分100重量部に対して、0.2〜30重量部が好ましく、より好ましくは2〜20重量部であり、0.2重量部に満たないと硬度変化に効果がない場合があり、30重量部を超えると材料の流動性が損なわれる場合がある。
【0037】
更に、これらの材料を実用に供するため、硬化時間の調整を行う必要がある場合には、反応制御剤として、ビニルシクロテトラシロキサンのようなビニル基含有オルガノポリシロキサン、トリアリルイソシアヌレート、アルキルマレエート、アセチレンアルコール類及びそのシラン、シロキサン変性物、ハイドロパーオキサイド、テトラメチルエチレンジアミン、ベンゾトリアゾール及びそれらの混合物から選んだ化合物等を使用しても差し支えない。
【0038】
本発明の定着ロール用シリコーンゴム組成物の製造方法は、特に制限されず、公知の方法により製造することができる。本発明組成物を実際に使用する際には、2成分系を使用前に混合撹拌することが通常である。
【0039】
本発明のシリコーンゴム組成物は、定着ロール用として用いられ、特にロール軸の外周にシリコーンゴム層を介して、更にフッ素樹脂及び/又はフッ素ラテックスからなる層を設けてなる定着ロールにおいて、このロール軸の外周にシリコーンゴム層を形成するのに有効である。
【0040】
この場合、かかるフッ素樹脂及び/又はフッ素ラテックスからなる層を形成するために、シリコーンゴム組成物を硬化する必要があるが、その硬化条件は特に制限されない。一般的には、100〜200℃で10分〜1時間加熱硬化させ、更に180〜220℃で2〜12時間ポストキュアーすることが好ましい。
【0041】
なお、本発明の定着ロールにおいて、ロール軸の外周に形成されるシリコーンゴム層の厚さは特に制限されないが、0.1〜10mm、特に0.1〜5mmとすることが好ましい。また、その硬度は、JIS K6249に基づくデュロメーター TypeA硬度で10〜50、特に20〜40であることが好ましい。
【0042】
本発明に用いられるロールの金属芯金は、鉄、アルミニウム、ステンレス等のいずれの材質のものでもよい。また、シリコーンゴム層との接着耐久性を向上させるためにプライマー処理をした金属芯金を使用してもよい。
【0043】
本発明の定着ロールの表面層に用いられるフッ素樹脂及び/又はフッ素ラテックスは、市販品を使用することができる。
【0044】
フッ素樹脂としては、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル(以下、PFA)が好ましく、シリコーンゴム層との接触面はコロナ放電処理、ナトリウムナフタレン法、スパッタエッチング法、液体アンモニア法等により、シリコーンゴム層と接着に有利にすることが好ましい。更に接着耐久性を向上させるためにプライマー処理を使用してもよい。フッ素ラテックスとしては、ダイキン工業製フッ素ラテックスコーティング(ダイエルラテックス)が挙げられる。使用方法の例としては、シリコーンゴム層表面にプライマー処理をし、更にプライマー処理面にダイエルラテックスを均一に塗布し、280〜320℃/15分〜1時間で高温焼成させ、硬い皮膜を形成させる方法がある。
【0045】
フッ素樹脂及び/又はフッ素ラテックスは、上記ロール軸の外周に形成されたシリコーンゴム層を被覆し、ロール表面層を形成する。このロール表面層の厚さも適宜選定されるが、1〜500μm、特に1〜100μmとすることが好ましい。
【0046】
なお、シリコーンゴム層とフッ素樹脂及び/又はフッ素ラテックスからなる層との接着を有利にするために、シリコーンゴム層上にプライマー処理を施してもよい。
【0047】
また、シリコーンゴム層の上に更にフッ素系コーティング層を形成し、その上にフッ素樹脂及び/又はフッ素ラテックスからなる層を形成することも可能である。この際、フッ素系コーティング材料とシリコーンゴム層との接着を有利にするために、フッ素系コーティング層上にプライマー処理を施してもよい。
【0048】
本発明の定着ロールは以下の工程により製造される。
まず、液状付加硬化型シリコーンゴム組成物の2成分をスタテックミキサーで分割混合又はダイナミックミキサーでスクリュー回転によって混合し、その混合物をプライマー処理を施した金属芯金が静置されたロール成形金型に注入し、加熱硬化させ、金属芯金外周に液状シリコーンゴムの被覆層を形成し、ロールを脱型する。更に、脱型したロールの表層にフッ素ラテックスコーティング剤をスプレー塗布し、高温にてコーティング剤層を焼結させ、層を形成する方法がある。
【0049】
また、他の製造方法として、プライマー処理をした金属芯金が静置されたロール成形金型に、混合された液状付加硬化型シリコーンゴム組成物を注入し、圧縮プレス装置にロール成形金型をセットし、加熱硬化させ、金属芯金外周に液状シリコーンゴムの被覆層を形成し、ロールを脱型する。更に、脱型したロールの表層にフッ素ラテックスコーティング剤をスプレー塗布し、高温にてコーティング剤層を焼結させ、層を形成する方法がある。
【0050】
別の製造方法として、予めテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル(PFA)チューブ内面にプライマー処理を行い、次にプライマー処理をした金属芯金とテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル(PFA)チューブの間に、未硬化液状シリコーンゴム組成物を注入と同時に加熱硬化させてロールを成形させる方法がある。
【0051】
更に、別の製造方法として、シリコーンゴム組成物をロールコーティング方法により、プライマー処理をした金属芯金に塗布し、加熱硬化させ、硬化したロール表面をゴム研磨機により研磨し、フッ素ラテックスコーティング又はチューブ内面を表面処理したPFAチューブを被覆する方法がある。
【0052】
【実施例】
以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
【0053】
[実施例1]
重量平均分子量が16000である両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖直鎖状ジメチルポリシロキサン100重量部に、下記式(i)で示される常温での粘度が約20センチポイズであるハイドロジェンメチルポリシロキサン3.9重量部(ビニル基含有ジメチルポリシロキサン中のビニル基に対するハイドロジェンメチルポリシロキサン中のSiH基のモル比:1.0モル/モル)、白金ビニルシロキサン錯体を白金原子として50ppm、炭化珪素(平均粒径20μm)300重量部、反応制御剤として1−エチニル−1−シクロヘキサノール0.1重量部を均一になるまでよく混合し、これを液状組成物1とした。
【0054】
【化2】
Figure 0004264691
【0055】
この液状組成物1を120℃/10分プレス加硫し、200℃/4時間ポストキュアーし、硬化したシリコーンゴムシートを得た。このシリコーンゴムシートについて、JIS K6249に基づいて、物理特性(硬さ、耐熱性、圧縮永久歪性)を評価した。また熱伝導率を(Kemtherm QTM−03:迅速熱伝導率計)で測定した。結果を表1に示す。
【0056】
[実施例2]
平均分子量が50000である分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖され、メチルビニルシロキサン単位として側鎖ビニル基を平均約5個含有する直鎖状ジメチルポリシロキサン100重量部、下記式(ii)で示される常温での粘度が約10センチポイズであるハイドロジェンメチルポリシロキサン1.5重量部(ビニル基含有ジメチルポリシロキサン中のビニル基に対するハイドロジェンメチルポリシロキサン中のSiH基のモル比:0.8モル/モル)、白金ビニルシロキサン錯体を白金原子として50ppm、炭化珪素(平均粒径10μm)200重量部、反応制御剤として1−エチニル−1−シクロヘキサノール0.1重量部を均一になるまでよく混合し、これを液状組成物2とした。
【0057】
【化3】
Figure 0004264691
【0058】
この液状組成物を120℃/10分プレス加硫し、200℃/4時間ポストキュアーし、硬化したシリコーンゴムシートを得た。このシリコーンゴムシートについて、実施例1と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
【0059】
[比較例1]
実施例1のシリコーンゴム組成物において、炭化珪素の代わりに平均粒径5μmの石英粉を300重量部使用した以外は実施例1と同様にシリコーンゴムシートを調製し、実施例1と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
【0060】
[比較例2]
実施例1のシリコーンゴム組成物において、炭化珪素の代わりに平均粒径16μmのアルミナを300重量部使用した以外は実施例1と同様にシリコーンゴムシートを調製し、実施例1と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
【0061】
[比較例3]
実施例1のシリコーンゴム組成物において、炭化珪素の代わりに平均粒径25μmのアルミニウムを300重量部使用した以外は実施例1と同様にシリコーンゴムシートを調製し、実施例1と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
【0062】
【表1】
Figure 0004264691
【0063】
[実施例3]
直径20mm×長さ300mmのアルミニウムシャフト上に付加反応型液状シリコーンゴム用プライマーNo.101A/B(信越化学工業製)を塗布した。このアルミニウムシャフト上に液状組成物1を充填し、150℃で30分加熱硬化し、更に200℃で4時間ポストキュアーした。この硬化物表面に25μmのPFA樹脂を被覆し、外径22mm×長さ250mmのPFA樹脂被覆低硬度シリコーンゴムロールを作製した。
【0064】
作製したシリコーンゴムロールを、プリンターの定着ロールとして組み込み、複写評価を行ったところ、良好な定着した画像が得られた。
【0065】
[比較例4,5]
液状組成物1の両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖直鎖状ジメチルポリシロキサンを、重量平均分子量が3000(比較例4),80000(比較例5)のものに変更し、他の条件を実施例3と同様にしてシリコーンゴムロールを作製し、複写評価を行った。重量平均分子量3000のジメチルポリシロキサンにて、作製したPFA樹脂被覆シリコーンゴムロールを、プリンターの定着ロールに用いた場合は、ゴムロールに割れが発生し、定着ロールとして使用できなかった(比較例4)。また重量平均分子量80000のジメチルポリシロキサンにてPFA樹脂被覆シリコーンゴムロールを作製しようとしたが、シリコーンゴム組成物がパテ状(非流動性)であり、ロール作製が困難であった(比較例5)。
【0066】
【発明の効果】
本発明によれば、低硬度、高い熱伝導性、耐熱性、低圧縮永久歪性を有するシリコーンゴム組成物を得ることができ、定着ロール用のシリコーンゴムシートとして非常に有効であり、電子写真機器等のトナー定着ロールの被覆材として用いた場合に長期的に安定した画像を得ることができる。

Claims (5)

  1. (a)一分子中に珪素原子と結合するアルケニル基を2個以上含有し、重量平均分子量が5000〜50000であるオルガノポリシロキサン 100重量部
    (b)一分子中に2個以上の珪素原子に結合した水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン (a)成分中の珪素原子と結合するアルケニル基に対して珪素原子に結合した水素原子が0.1〜3.0となる量
    (c)触媒量の白金族系触媒
    (d)平均粒子径が1〜50μmの炭化珪素 100〜1000重量部
    を含有することを特徴とする定着ロール用シリコーンゴム組成物。
  2. (a)成分のオルガノポリシロキサンが、下記平均組成式(1)
    1 aSiO(4-a)/2 (1)
    (式中、R1は互いに同一又は異種の炭素数1〜10の非置換又は置換一価炭化水素基であり、aは1.5〜2.8の範囲の正数である。)
    で示されるものであることを特徴とする請求項1記載の定着ロール用シリコーンゴム組成物。
  3. (b)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンが、下記平均組成式(2)
    2 bcSiO(4-b-c)/2 (2)
    (式中、R2は炭素数1〜10の非置換又は置換の一価炭化水素基であり、bは0.7〜2.1、cは0.001〜1.0で、かつb+cが0.8〜3.0を満足する正数である。)
    で示されるものであることを特徴とする請求項1又は2記載の定着ロール用シリコーンゴム組成物。
  4. (c)成分の白金族系触媒が、白金黒、塩化第2白金、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール変性物、又は塩化白金酸とオレフィン、アルデヒド、ビニルシロキサン若しくはアセチレンアルコール類との錯体であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の定着ロール用シリコーンゴム組成物。
  5. ロール軸の外周に請求項1乃至4のいずれか1項記載の定着ロール用シリコーンゴム組成物の硬化物からなるゴム層が形成され、このゴム層を覆ってフッ素樹脂及び/又はフッ素ラテックスからなる層が形成されてなることを特徴とする定着ロール。
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