JP4263162B2 - パチンコ遊技機の外枠 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機の外枠、詳しくは、遊技場内の設置島に締着部材によって取り付けられ、遊技盤取付枠などからなる遊技機本体部を開閉自在に保持するパチンコ遊技機の外枠に関する。
パチンコ遊技機の外枠は、遊技盤取付枠などからなる遊技機本体部を開閉自在に保持する部材であり、従来、外枠として四角枠(矩形)形状のアルミ材を使用した外枠が知られている(例えば、特許文献1参照)。
パチンコ遊技機をパチンコホールなど遊技場に設置する際、外枠は遊技場内の設置島に取り付けられる。この外枠の取付方法は、予め設置島に形成された遊技機取付窓に外枠を嵌め込み、釘やビスなど締着部材を用いて外枠の上枠及び下枠を遊技機取付窓の上端部及び下端部に固着することによって行われる。
ここで、上記のように外枠がアルミ材からなる場合、上枠及び下枠に予め締着部材を通すための貫通孔を設けておく必要がある。しかし、アルミ材の硬度は締着部材と比べて高いため、上枠及び下枠の貫通孔の径が締着部材の径より小さいと、アルミ材の貫通孔に締着部材を通すことができなくなる。このため、図8に示すように、締着部材80の径のバラつきを予め考慮し、上枠及び下枠の貫通孔(図8では上枠2の貫通孔2xを示す。)の径を締着部材80の径よりも大きめに設定しておき、締着部材80を貫通孔2xに確実に通すことができるようにする必要がある。なお、図8において、300は遊技機取付窓、301はその上端部を表している。
しかし、このように貫通孔2xの径を大きめに設定すると、図8に示すように、締着部材80と上枠2及び下枠との結合は殆ど無く、締着部材80と遊技機取付窓300との結合のみとなるため、結合強度が不足し、パチンコ遊技機にガタツキが生じやすくなる。
また、物流過程でパチンコ遊技機を自動車等車両に積載して運搬する際、荷台上の重ね合わせたパチンコ遊技機が車両の振動によって崩れないようにする必要がある。そのため、従来周知の木製の外枠を使用したパチンコ遊技機の場合、重ね合わせたパチンコ遊技機に当て木をし、釘などを用いてパチンコ遊技機の重ね合わせ状態を保持する手法がとられている。
しかし、アルミ材からなる外枠を使用したパチンコ遊技機の場合、従来と同じ手法を用い、当て木と釘などを用いてパチンコ遊技機の重ね合わせ状態を保持することができないため、他の何らかの対策を講じる必要があり、その一例として、特許文献2に記載の外枠が提案されている。
しかし、特許文献2に記載の外枠によると、少なくとも天板部13に貫通孔31を設け、貫通孔31に木質系部材40を嵌め込むよう構成されるため、少なくとも天板部13の強度が低下すると考えられる。また、天板部13に木質系部材40を固着するにあたり、貫通孔31が形成された凹部30に木質系部材40を嵌め込み、凹部30及び木質系部材40に穿設されたボルト孔32,41にボルト42をねじ込むようにしており、作業が煩雑となる。
また、特許文献2に記載の外枠によると、木質系部材40を外枠の天板部13に対して容易に着脱できるよう上部から嵌めこむ構造にしているため、運搬時のように遊技機を適宜間隔で並べて桟木を打ち付けるには適しているが、遊技機を設置島に固定するには外枠の天板部13に対して下から釘やビス等の締着部材を打ち付けるため、下から加わる力に対して強度的に不安が残る。
特開2003−33527公報 特開2004−267439公報
本発明は、アルミ材など金属製の外枠を用いたパチンコ遊技機における上記のような問題点を解決し、外枠の強度を十分に確保しつつ、設置島に確実に固定することができるとともに運搬を容易に行うことができるパチンコ遊技機の外枠を提供することを目的とする。また、パチンコ遊技機の製造時の作業が簡便になるような副次的効果も得ることができるパチンコ遊技機の外枠を提供することを目的とする。
本発明によるパチンコ遊技機の外枠は、遊技場内の設置島に予め形成された遊技機取付窓の上端部及び下端部にそれぞれ上側締着部材及び下側締着部材により固着されるパチンコ遊技機の外枠において、上枠、下枠、左右一対の側枠と、前記上枠の左右両端部と前記左右一対の側枠の各上端部とが直交するコーナー部の外面に各々固定され、前記上枠と前記左右一対の側枠とを互いに連結固定するための断面L字状の2個の上側連結部材と、前記下枠の左右両端部と前記左右一対の側枠の各下端部とが直交するコーナー部の外面に各々固定され、前記下枠と前記左右一対の側枠とを互いに連結固定するための断面L字状の2個の下側連結部材とを有する金属製矩形フレームと、前記上枠の上面に予め形成された左右方向の上側溝部に上方から全体が収容される木質系上側補助枠板であって、左右両端部に前記各上側連結部材の水平部と係合可能な段差部を有し、両段差部に各々前記各上側連結部材の水平部が係合することにより左右方向の移動が規制される木質系上側補助枠板と、前記下枠の下面に予め形成された左右方向の下側溝部に下方から全体が収容される木質系下側補助枠板であって、左右両端部に前記各下側連結部材の水平部と係合可能な段差部を有し、両段差部に各々前記各下側連結部材の水平部が係合することにより左右方向の移動が規制される木質系下側補助枠板と、前記上枠の上側溝部に形成され、前記上側締着部材が挿通可能な上側貫通孔と、前記下枠の下側溝部に形成され、前記下側締着部材が挿通可能な下側貫通孔と、を備えることを特徴とする。
本発明の外枠を遊技機取付窓の上端部及び下端部に固定するにあたっては、上側締着部材を上枠の上側貫通孔から上側補助枠板及び遊技機取付窓の上端部に打ち込み又はねじ込むとともに、下側締着部材を下枠の下側貫通孔から下側補助枠板及び遊技機取付窓の下端部に打ち込み又はねじ込むようにする。
本発明の外枠によると、遊技機取付窓の上端部内に係止した上側締着部材は、その頭部側が上側補助枠板によって保持されるため、上側締着部材が遊技機取付窓の上端部のみと結合する場合と比べ、矩形フレームの上枠と遊技機取付窓の上端部との結合強度が増大する。また、遊技機取付窓の下端部内に係止した下側締着部材は、その頭部側が下側補助枠板によって保持されるため、下側締着部材が遊技機取付窓の下端部のみと結合する場合と比べ、矩形フレームの下枠と遊技機取付窓の下端部との結合強度が増大する。したがって、パチンコ遊技機をガタツキなく設置島に固定させることができるようになる。また、上側締着部材及び下側締着部材で外枠を設置島の遊技機取付窓に固定するとき、上側締着部材の頭部及び下側締着部材の頭部がそれぞれ上側貫通孔及び下側貫通孔にも当接するようになるため、外枠の固定状態はさらに安定する。
また、上側補助枠板及び下側補助枠板に釘などを通すことができるため、物流過程でパチンコ遊技機を自動車等車両に積載して運搬する際、荷台上の重ね合わせたパチンコ遊技機の上側補助枠板及び/又は下側補助枠板に当て木をし、釘などを用いてパチンコ遊技機の重ね合わせ状態を保持することが可能となる。
また、上枠及び下枠には、上側補助枠板及び下側補助枠板を取り付けるための貫通孔が設けられていないため、上枠及び下枠の強度(堅牢性)を十分に確保することができる。
また、上側補助枠板は、2個の上側連結部材を用いて上枠と左右一対の側枠とを連結固定する際に各上側連結部材の水平部によって上枠の上側溝部内に固定されるようになり、また、下側補助枠板は、2個の下側連結部材を用いて下枠と左右一対の側枠とを連結固定する際に各下側連結部材の水平部によって下枠の下側溝部内に固定されるようになる。このため、外枠の製造作業時に、上側補助枠板及び下側補助枠板を各々上枠及び下枠に固定する作業を別個独立して行わなくて済むようになり、作業の簡便化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る外枠に対して遊技盤取付枠などからなる遊技機本体部を開放した状態を示すパチンコ遊技機の斜視図、図2は、同外枠を上方から見たときの斜視図、図3は、同外枠を下方から見たときの斜視図、図4は、同外枠の上枠側の要部正面断面図、図5は、同外枠の下枠側の要部正面断面図、図6は、同外枠の上枠側の要部側面断面図、図7は、同外枠の上枠側を設置島の遊技機取付窓の上端部に固定した状態を示す要部断面図である。
図1〜図7において、パチンコ遊技機は、外枠100と遊技機本体部200とから構成され、遊技機本体部200は、外枠100の上下2つの金属製連結部材10,26に各々形成された軸受部38,39に開閉自在に取着されている。遊技機本体部200は、遊技盤取付枠(内枠)201と前面枠(ガラス枠ユニット)202とからなり、前面枠202は、遊技盤取付枠201の前面に開閉自在に取着されている。
外枠100は、金属製好ましくはアルミ製の矩形フレームからなる本体部1を備える。本体部1は、それぞれ押し出し成形により製造された上枠2と左側枠3及び右側枠4とを連結固定するとともに、下枠5と左側枠3及び右側枠4とを連結固定することによって一体化されている。
上枠2の上面には、長手方向に沿って上側溝部6が形成されている。この上側溝部6に、合板や集成材などからなる木質系上側補助枠板7が収容されている。木質系上側補助枠板7の両端部7a,7bは、僅かに薄肉に形成され、段差部を構成している。
木質系上側補助枠板7の両段差部7a,7bには、各々断面L字状の金属製の上側連結部材10,11の水平部10a,11aが係合しており、これにより木質系補助枠板7の左右方向の移動が規制されている。さらに、木質系上側補助枠板7は、両端の段差部7a,7bがビス8,9によって上側溝部6に固定されている。具体的には、木質系上側補助枠板7は、両端の段差部7a,7bの上面に各々上側連結部材10,11の水平部10a,11aが載り、水平部10a,11aの穿設孔10b,11b、段差部7a,7bの穿設孔7c,7d、上枠2の穿設孔2a,2bに順にビス8,9を通し、金属板材12,13のねじ孔12a,13aにビス8,9をねじ込むことによって上側溝部6に固定されている。このように木質系上側補助枠板7の両端に段差部7a,7bを設けることで、外枠100の組み立て後、木質系上側補助枠板7の上面と上側連結部材10,11の水平部10a,11aとが略同じ高さになる。
ここで、一方の上側連結部材10は、上記のように木質系上側補助枠板7を上側溝部6に固定する機能を果たすだけでなく、上枠2と左側枠3とを連結固定するための金具でもあり、上枠2と左側枠3は、上側連結部材10を上枠2の上面及び左側枠3の外面に当てるとともに、2個の金属板材12,14を各々上枠2の下面及び左側枠3の内面に当て、上側連結部材10の各穿設孔10c,10b,10d,10e、上枠2の各穿設孔2c,2a及び左側枠3の各穿設孔3a,3bに順にビス15,8,16,17を通し、各金属板材12,14のねじ孔12b,12a、14a,14bにビス15,8,16,17をねじ込むことによって互いに連結固定される。
また、他方の上側連結部材11も、木質系上側補助枠板7を上側溝部6に固定する機能を果たすだけでなく、上枠2と右側枠4とを連結固定するための金具でもあり、上枠2と右側枠4は、上側連結部材11を上枠2の上面及び右側枠4の外面に当てるとともに、2個の金属板材13,18を各々上枠2の下面及び右側枠4の内面に当て、上側連結部材11の各穿設孔11c,11b,11d,11e、上枠2の各穿設孔2d,2b及び右側枠4の各穿設孔4a,4bに順にビス19,9,20,21を通し、各金属板材13,18のねじ孔13b,13a、18a,18bにビス19,9,20,21をねじ込むことによって互いに連結固定される。
下枠5の下面には、長手方向に沿って下側溝部22が形成されている。この下側溝部22に、合板や集成材などからなる木質系下側補助枠板23が収容されている。木質系下側補助枠板23の両端部23a,23bは、僅かに薄肉に形成され、段差部を構成している。
木質系下側補助枠板23は、両端の段差部23a,23bがビス24,25によって下側溝部22に固定されている。具体的には、木質系下側補助枠板23は、両端の段差部23a,23bの下面に各々断面L字状の下側連結部材26,27の水平部26a,27aを当て、水平部26a,27aの穿設孔26b,27b、段差部23a,23bの穿設孔23c,23d、下枠5の穿設孔5a,5bに順にビス24,25を通し、金属板材28,29のねじ孔28a,29aにビス24,25をねじ込むことによって下側溝部22に固定されている。このように木質系下側補助枠板23の両端に段差部23a,23bを設けることで、外枠100の組み立て後、木質系下側補助枠板23の上面と下側連結部材26,27の水平部26a,27aとが略同じ高さになる。
ここで、一方の下側連結部材26は、上記のように木質系下側補助枠板23を下側溝部22に固定する機能を果たすだけでなく、下枠5と左側枠3とを連結固定するための金具でもあり、下枠5と左側枠3とは、下側連結部材26を下枠5の下面及び左側枠3の外面に当てるとともに、2個の金属板材28,30を各々下枠5の上面及び左側枠3の内面に当て、下側連結部材26の各穿設孔26c,26b,26d,26e、下枠5の各穿設孔5c,5a及び左側枠3の各穿設孔3c,3dに順にビス31,24,32,33を通し、各金属板材28,30のねじ孔28b,28a、30a,30bにビス31,24,32,33をねじ込むことによって互いに連結固定される。
また、他方の下側連結部材27も、木質系下側補助枠板23を下側溝部22に固定する機能を果たすだけでなく、下枠5と右側枠4とを連結固定するための金具でもあり、下枠5と右側枠4とは、下側連結部材27を下枠5の下面及び右側枠4の外面に当てるとともに、2個の金属板材29,34を各々下枠5の上面及び右側枠4の内面に当て、下側連結部材27の各穿設孔27c,27b,27d,27e、下枠5の各穿設孔5d,5b及び右側枠4の各穿設孔4c,4dに順にビス35,25,36,37を通し、各金属板材29,34のねじ孔29b,29a,34a,34bにビス35,25,36,37をねじ込むことによって互いに連結固定される。
上記のように構成された外枠100は、遊技場内の設置島に予め形成された遊技機取付窓300の上端部301及び下端部302(図2及び図6参照)にそれぞれ上側締着部材51,52,53,54,55,56及び下側締着部材57,58,59,60,61,62により固着される。
具体的には、外枠100を遊技機取付窓300に嵌め、釘又はビスなど上側締着部材51,52,53,54,55,56を上枠2の上側貫通孔2e,2f,2g,2h,2i,2jから木質系上側補助枠板7及び遊技機取付窓300の上端部301に適宜本数打ち込み又はねじ込むとともに、釘又はビスなど下側締着部材57,58,59,60,61,62を下枠5の下側貫通孔5e,5f,5g,5h,5i,5jから木質系下側補助枠板23及び遊技機取付窓300の下端部302に適宜本数打ち込み又はねじ込むようにする。
外枠100が遊技機取付窓300に取り付けられた後は、木質系上側補助枠板7は、遊技機取付窓300の上端部301内に係止した上側締着部材51,52,53,54,55,56の頭部側を保持した状態となっており、また、木質系下側補助枠板23は、遊技機取付窓300の下端部302内に係止した下側締着部材57,58,59,60,61,62の頭部側を保持した状態となっている(図6、図7参照)。
このため、従来技術のように締着部材80が遊技機取付窓300の上端部301及び下端部のみと結合する場合(図8参照)と比べ、金属製矩形フレーム1の上枠2及び下枠5と遊技機取付窓300の上端部301及び下端部302との結合強度が増大する。
以上説明したように、本実施形態によるパチンコ遊技機の外枠100は、遊技場内の設置島に予め形成された遊技機取付窓300の上端部301及び下端部302にそれぞれ上側締着部材51〜56及び下側締着部材57〜62により固着されるパチンコ遊技機の外枠100において、金属製の上枠2、下枠5、左右一対の側枠3,4と、上枠2の左右両端部と左右一対の側枠3,4の各上端部とが直交するコーナー部の外面に各々固定され、上枠2と左右一対の側枠3,4とを互いに連結固定するための断面L字状の2個の金属製の上側連結部材10,11と、下枠5の左右両端部と左右一対の側枠3,4の各下端部とが直交するコーナー部の外面に各々固定され、下枠5と左右一対の側枠3,4とを互いに連結固定するための断面L字状の2個の金属製の下側連結部材26,27とを有する本体部1と、上枠2の上面に予め形成された左右方向の上側溝部6に上方から収容される木質系上側補助枠板7であって、左右両端部に各上側連結部材10,11の水平部10a,11aと係合可能な段差部7a,7bを有し、両段差部7a,7bに各々各上側連結部材10,11の水平部10a,11aが係合することにより左右方向の移動が規制される木質系上側補助枠板7と、下枠5の下面に予め形成された左右方向の下側溝部22に下方から収容される木質系下側補助枠板23であって、左右両端部に各下側連結部材26,27の水平部26a,27aと係合可能な段差部23a,23bを有し、両段差部23a,23bに各々各下側連結部材26,27の水平部26a,27aが係合することにより左右方向の移動が規制される木質系下側補助枠板23と、上枠2の上側溝部6に形成され、上側締着部材51〜56が挿通可能な上側貫通孔2e〜2jと、下枠5の下側溝部22に形成され、下側締着部材57〜62が挿通可能な下側貫通孔5e〜5jと、を備える。
本実施形態の外枠100を遊技機取付窓300の上端部301及び下端部302に固定するにあたっては、上側締着部材51〜56を上枠2の上側貫通孔2e〜2jから木質系上側補助枠板7及び遊技機取付窓300の上端部301に打ち込み又はねじ込むとともに、下側締着部材57〜62を下枠5の下側貫通孔5e〜5jから木質系下側補助枠板23及び遊技機取付窓300の下端部302に打ち込み又はねじ込むようにする。
本実施形態の外枠100によると、遊技機取付窓300の上端部301内に係止した上側締着部材51〜56は、その頭部側が木質系上側補助枠板7によって保持されるため、上側締着部材51〜56が遊技機取付窓300の上端部301のみと結合する場合と比べ、本体部1の上枠2と遊技機取付窓300の上端部301との結合強度が増大する。また、遊技機取付窓300の下端部302内に係止した下側締着部材57〜62は、その頭部側が木質系下側補助枠板23によって保持されるため、下側締着部材57〜62が遊技機取付窓300の下端部302のみと結合する場合と比べ、金属製矩形フレーム1の下枠5と遊技機取付窓300の下端部302との結合強度が増大する。したがって、パチンコ遊技機をガタツキなく設置島に固定させることができるようになる。また、上側締着部材51〜56及び下側締着部材57〜62で外枠100を設置島の遊技機取付窓300に固定するとき、上側締着部材51〜56の頭部及び下側締着部材57〜62の頭部がそれぞれ上側貫通孔2e〜2j及び下側貫通孔5e〜5jにも当接するようになるため、外枠の固定状態はさらに安定する。
また、木質系上側補助枠板7は、その両端を上枠2と上側連結部材10,11により上下から挟み込まれているため、運搬時による当て木を打ち付ける衝撃にも、設置島への固定時による上側締着部材51〜56を打ち付ける衝撃にも耐えられるだけの強度を維持することが可能である。このことは、木質系下側補助枠板23においても同様である。
また、木質系上側補助枠板7及び木質系下側補助枠板23に釘などを通すことができるため、物流過程でパチンコ遊技機を自動車等車両に積載して運搬する際、荷台上の重ね合わせたパチンコ遊技機の木質系上側補助枠板7及び/又は木質系下側補助枠板23に当て木をし、釘などを用いてパチンコ遊技機の重ね合わせ状態を保持することが可能となる。
また、上枠2及び下枠5には、特許文献2に記載されるような、木質系上側補助枠板7及び木質系下側補助枠板23を取り付けるための貫通孔が設けられていないため、上枠2及び下枠5の強度を十分に確保することができる。
また、木質系上側補助枠板7は、2個の上側連結部材10,11を用いて上枠2と左右一対の側枠3,4とを連結固定する際に各上側連結部材10,11の水平部10a,11aによって上枠2の上側溝部6内に固定されるようになり、また、木質系下側補助枠板23は、2個の下側連結部材26,27を用いて下枠5と左右一対の側枠3,4とを連結固定する際に各下側連結部材26,27の水平部26a,27aによって下枠5の下側溝部22内に固定されるようになる。このため、外枠100の製造作業時に、木質系上側補助枠板7及び木質系下側補助枠板23を各々上枠2及び下枠5に固定する作業を別個独立して行わなくて済むようになり、作業の簡便化を図ることができる。
なお、上記実施形態では、上枠2及び下枠5に複数の上側貫通孔2e〜2j及び複数の下側貫通孔5e〜5jを設けているが、これらの貫通孔2e〜2j,5e〜5jの代わりに左右方向へ延びた長孔としてもよい。長孔とした場合、遊技機取付窓300に上枠2及び下枠5を固定させるために上側締着部材51〜56及び下側締着部材57〜62を打ち付ける位置を長孔内において任意に選択できるようになる。
また、上記実施形態では、外枠100をアルミ製として説明したが、堅牢な部材であれば金属製に限定されず、合成樹脂部材の外枠であってもよい。また、上側補助枠板7及び下側補助枠板23は木質系に限定されず、硬質ウレタンなどであってもよい。
本発明の一実施形態に係る外枠に対して遊技盤取付枠などからなる遊技機本体部を開放した状態を示すパチンコ遊技機の斜視図である。 同外枠を上方から見たときの斜視図である。 同外枠を下方から見たときの斜視図である。 同外枠の上枠側の要部正面断面図である。 同外枠の下枠側の要部正面断面図である。 同外枠の上枠側の要部側面断面図である。 同外枠の上枠側を設置島の遊技機取付窓の上端部に固定した状態を示す要部断面図である。 従来の外枠を設置島の遊技機取付窓に固定した状態を示す要部断面図である。
符号の説明
100 外枠
1 本体部
2 上枠
2e,2f,2g,2h,2i,2j 上側貫通孔
3,4 側枠
5 下枠
5e,5f,5g,5h,5i,5j 下側貫通孔
6 上側溝部
7 木質系上側補助枠板
7a,7b 段差部
10,11 上側連結部材
10a,11a 水平部
22 下側溝部
23 木質系下側補助枠板
23a,23b 段差部
26,27 下側連結部材
26a,27a 水平部
51,52,53,54,55,56 上側締着部材
57,58,59,60,61,62 下側締着部材
300 遊技機取付窓
301 上端部
302 下端部

Claims (1)

  1. 遊技場内の設置島に予め形成された遊技機取付窓の上端部及び下端部にそれぞれ上側締着部材及び下側締着部材により固着されるパチンコ遊技機の外枠において、
    上枠、下枠、左右一対の側枠と、前記上枠の左右両端部と前記左右一対の側枠の各上端部とが直交するコーナー部の外面に各々固定され、前記上枠と前記左右一対の側枠とを互いに連結固定するための断面L字状の2個の上側連結部材と、前記下枠の左右両端部と前記左右一対の側枠の各下端部とが直交するコーナー部の外面に各々固定され、前記下枠と前記左右一対の側枠とを互いに連結固定するための断面L字状の2個の下側連結部材とを有する金属製矩形フレームと、
    前記上枠の上面に予め形成された左右方向の上側溝部に上方から全体が収容される木質系上側補助枠板であって、左右両端部に前記各上側連結部材の水平部と係合可能な段差部を有し、両段差部に各々前記各上側連結部材の水平部が係合することにより左右方向の移動が規制される木質系上側補助枠板と、
    前記下枠の下面に予め形成された左右方向の下側溝部に下方から全体が収容される木質系下側補助枠板であって、左右両端部に前記各下側連結部材の水平部と係合可能な段差部を有し、両段差部に各々前記各下側連結部材の水平部が係合することにより左右方向の移動が規制される木質系下側補助枠板と、
    前記上枠の上側溝部に形成され、前記上側締着部材が挿通可能な上側貫通孔と、
    前記下枠の下側溝部に形成され、前記下側締着部材が挿通可能な下側貫通孔と、
    を備えることを特徴とするパチンコ遊技機の外枠。
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