JP4262281B2 - コークス炉の壁面評価装置、コークス炉の壁面評価方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
コークス炉の壁面評価装置、コークス炉の壁面評価方法、及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4262281B2 JP4262281B2 JP2007042460A JP2007042460A JP4262281B2 JP 4262281 B2 JP4262281 B2 JP 4262281B2 JP 2007042460 A JP2007042460 A JP 2007042460A JP 2007042460 A JP2007042460 A JP 2007042460A JP 4262281 B2 JP4262281 B2 JP 4262281B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall surface
- coke
- resistance index
- unevenness
- region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Coke Industry (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Description
炉壁の状態を診断する従来の技術として、特許文献1に記載の技術がある。かかる技術では、まず、炭化室のある高さにおいて、炉壁間の距離を測定し、測定した結果から、炭化室の奥行方向の距離と、炉壁間の距離との関係を表す実測距離変位線を求め、更に、求めた実測距離変位線をスムージング化した平準化変位線を求める。そして、これら実測距離変位線と平準化変位線とによって囲まれた部分の面積の総和を求め、求めた面積から、炉壁の状態を診断する。
図1は、コークス炉の構成の一例を示す図である。具体的に、図1(a)は、コークス炉100全体のうち、炭化室の奥行き方向に見たときの、測定対象の炭化室付近の様子の一例を示す縦断面図である。図1(b)は、コークス炉100全体のうち、コークス炉100の上側から見たときの、図1(a)に示した部分の横断面図である。
炉壁14の上には、天井耐火物18が形成されている。本実施形態のコークス炉100の炭化室11a、11b(炉壁14)の高さは6mであり、天井耐火物18の高さは1.5mであり、石炭装入口13a、13bの直径は0.4mである。また、図1(b)に示すように、炭化室11bの奥行方向における両端部には、押出機側扉19aと排出側扉19bとが設けられている。本実施形態では、これら押出機側扉10aと排出側扉19bとの間の距離(すなわち、炭化室11の奥行方向の長さ)は、16mである。尚、以下の説明では、必要に応じて、押出機側(押出元側)をPS側と称し、排出側(押出先側)をCS側と称する。
尚、炭化室11a、11bの石炭装入口13a、13bは、蓋12a、12bで塞がれている。更に、燃焼室16の開口部も蓋17で塞がれている。
このようにしてコークス15aをコークス炉100から取り出す際に、前述したような様々な要因によって、押出負荷が変化する。この押出負荷は、押出ラム20を駆動するモータの電力や、モータと押出ラム20とを接続するシャフトに生じるトルク等に基づいて測定することができる。
また、垂直柱1の底面の先端側には、炭化室11の炉壁(床面)14Fに乗ったシューSHが形成されている。このシューSHを介して水冷ランスの先端部が炭化室11の炉壁(床面)14Fで支持される。尚、水冷ランスの後端部は、水冷ランス挿入装置(図示を省略)に装着され支持されている。
図3に示すように、垂直柱1の内部の位置であって、透光板3aと対向する位置に、第1のリニアイメージカメラ5aが設けられている。また、垂直柱1の内部の位置であって、透光板4aと対向する位置には、11個のレーザ投光器からなるレーザ投光器群8aと、同じく11個のレーザ投光器からなるレーザ投光器群8bとが設けられている。第1のリニアイメージカメラ5aと、レーザ投光器群8a、8bとの間には、減速機を内蔵した第1の電気モータ6aが設けられている。この第1の電気モータ6aは、垂直柱1に固定されている。また、第1の電気モータ6aの回転軸(出力軸)に、第1のリニアイメージカメラ5aと支持板7aとが結合されている。そして、支持板7aに、レーザ投光器群8a、8bが固定されている。
水平方向(炭化室14の奥行方向)に長さを有するレーザスポット52を形成することにより、レーザスポット52が形成される領域が、炭化室14の奥行方向に多少ずれても、リニアイメージカメラ5の視野51から完全に逸脱しない範囲にレーザスポット52があればよい。
尚、壁面観察装置200については、例えば、国際公開第00/55575パンフレットや、特開2005−249698号公報等に記載されている。
以上のように本実施形態では、凹凸情報として、凹凸行列データの一例である炉壁3次元プロフィールデータ701が用いられ、炉壁3次元プロフィールデータ導出部301を用いて凹凸情報導出手段が実現される。
前述したように、壁面観察装置200は、炭化室11の奥行方向(PS側からCS側に向かう方向)においては、40mm間隔で画像信号を得るようにしている。また、壁面観察装置200は、炭化室11の高さ方向においては、130mm間隔で画像信号を得るようにしている。したがって、図7に示した炉壁3次元プロフィールデータ701の各領域における凹凸量(z(1,1)〜z(p,q))は、横(炭化室11の奥行方向)が40mm、縦(炭化室11の高さ方向)が130mmの大きさを有する長方形の領域の凹凸量を代表する値である。
図9は、炭化室11の壁面14の凹凸の様子の一例を示す図である。具体的に図9(a)は、炭化室11の一部の横断面図を示す図であり、図9(b)は、図9(a)の破線で囲まれた部分をモデル化して示す図である。
前述したように、炭化室11の奥行方向(PS側からCS側に向かう方向)においては、40mm間隔で画像信号を得るようにしている。したがって、段差ΔZは、領域指定部302で指定された領域における勾配であって、コークス15の押出方向に対する勾配を示す情報となる。すなわち、凹凸行列の要素間の差分値である段差ΔZは、局所的な勾配を示す情報となる。
以上のように本実施形態では、段差算出部303を用いて勾配情報導出手段が実現される。
段差算出部303で今回導出された段差ΔZが0(ゼロ)以下である場合には、領域指定部302で指定された領域が、コークス15の押出方向に対して下り勾配を有している。このような場合、押出ラム20によって押し出されているコークス15が、領域指定部302で指定された領域の勾配によって受ける抵抗は発生しない。したがって、段差算出部303で今回導出された段差ΔZが0(ゼロ)未満である場合には、その抵抗を指標化した局所抵抗指数ki,jを0(ゼロ)とする。また、段差算出部303で今回導出された段差ΔZが、正の値を示していたとしても、その値が小さければ、押出ラム20によって押し出されているコークス15が、領域指定部302で指定された領域の勾配によって受ける抵抗は無視できる。なぜならば、コークス15と炉壁14の間には焼き減りと呼ばれる1〜2mm程度の隙間が生じているからである。したがって、本実施形態では、段差算出部303で今回導出された段差ΔZが、正の値を示していたとしても、その値が小さければ局所抵抗指数ki,jを0(ゼロ)とする。尚、定数δは焼き減り量に対応させて、例えば、1mm以上2mm以下の任意の値とすることができる。
具体的に局所抵抗指数導出部305は、以下の(1)式を用いて、領域(i,j)における局所抵抗指数ki,jを導出する(iは、1以上p以下の自然数であり、jは、1以上q以下の自然数である)。
dは、領域指定部302で指定された領域の位置であって、炭化室11の奥行方向の位置[m]であり、hは、領域指定部302で指定された領域の位置であって、炭化室11の高さ方向の位置[m]である(図10を参照)。これらd、hは、領域指定部302によって指定された領域に対応する位置であり、炉壁3次元プロフィールデータ導出部301で導出された炉壁3次元プロフィールデータ701から得ることができる。
尚、炉壁3次元プロフィールデータ701の1列目の領域が領域指定部302によって指定されている場合、局所抵抗指数導出部305は、(1)式において、前回指定された領域の局所抵抗指数ki-1,jを0(ゼロ)として、局所抵抗指数ki,jを導出する。
以上のように本実施形態では、第1の重み係数として重み係数εが用いられ、第2の重み係数として重み係数γが用いられる。
抵抗指数表示部309は、抵抗指数決定部308により導出された抵抗指数kを、LCD(Liquid Crystal Display)等のコンピュータディスプレイを備えた表示装置400に表示する。
図13(a)は、コークス塊15Cの位置にコークス塊15Cの長さLminより小さい開口幅の凹部1301がある様子を示している。図13(a)に示すように、コークス15を構成するコークス塊15A〜15Dのうち、炭化室11の奥行方向における長さが最小値Lminを示すコークス塊は、コークス塊15Cである。このコークス塊15Cの長さLminより開口幅が小さい凹部1301が炉壁14Rにあったとしても、コークス塊15A〜15Dは凹部1301に入り込めないので、実質的に凹部1301の影響を受けずに炭化室から押し出される。
次に、ステップS3において、領域指定部302は、変数i,jを夫々1に設定する。変数i,jは、例えば、コークス炉の壁面評価装置300に設けられているRAMやレジスタ等に記憶される。
次に、ステップS5において、局所抵抗指数導出決定部304は、ステップS4で求められた段差ΔZが定数δよりも大きいか否かを判定する。この判定の結果、ステップS4で求められた段差ΔZが定数δよりも大きい場合には、後述するステップS14に進む。
次に、ステップS7において、局所抵抗指数導出部305は、ステップS6で設定された局所抵抗指数ki,jを局所抵抗指数記憶部306に一時的に記憶する。
次に、ステップS8において、局所抵抗指数導出終了判定部307は、変数iが、規定値pか否かを判定する。規定値pは、炉壁3次元プロフィールデータ701の横方向(PS側からCS側に向かう方向)の数によって定まる値である。この判定の結果、変数iが、規定値pでない場合には、ステップS9に進み、領域指定部302は、変数iに「1」を加算する。そして、ステップS4移行の処理を再度行う。
次に、ステップS13において、抵抗指数表示部309は、ステップS12で算出された抵抗指数kを表示装置400に表示する。
306から読み出し、読み出した局所抵抗指数ki-1,jが0(ゼロ)でないか否かを判定する。この判定の結果、局所抵抗指数ki-1,jが0(ゼロ)である場合には、後述するステップS16に進む。
凹凸が顕著な炉壁については、凹部を溶射により穴埋めしたり凸部のレンガを削ったりする等して平滑面を回復する補修を行うこともある。しかしながら、炉壁の補修作業は多大な時間と労力を要し、コークス15の減産も余儀なくされる。このため、補修の必要性を客観的に判断する指標として、本実施形態で説明した抵抗指数を使えば有効である。
以上の結果、炭化室11におけるコークス15の押し詰まりが発生することを防止することができることに加えて、炭化室11に装入する石炭の量を減らし過ぎたり、置時間を長くし過ぎたりすることを防止することができ、コークス15の生産性が低下することも防止することができる。
また、重み係数ε、γは、必ずしも直線的に変化しなくてもよい。例えば、重み係数ε、γが指数関数的に変化するようにしてもよい。
また、本実施形態では、定数δが0(ゼロ)よりも大きい値を有するようにしたが、定数δを0(ゼロ)にしてもよい。
また、本実施形態では、炭化室11の奥行方向における画像信号を得る間隔を、炭化室11の奥行方向における長さが最小値であるコークス塊15Cの表面性状に基づいて決定するようにしたが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、炭化室11の奥行方向における長さが、全コークス塊の平均値(又は代表値)であるコークス塊の表面性状に基づいて、炭化室11の奥行方向における画像信号を得る間隔を決定するようにしてもよい。
また、前述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
14 炉壁
15 コークス
16 燃焼室
20 押出ラム
100 コークス炉
200 壁面観察装置
300 コークス炉の壁面評価装置
400 表示装置
Claims (17)
- 製造したコークスを押出機で排出して操業するコークス炉の炭化室の側壁面の状態を評価するコークス炉の壁面評価装置であって、
前記炭化室の側壁面の画像信号に基づいて、前記炭化室の側壁面に生じている凹凸に関わる、前記炭化室の側壁面の複数の領域毎の凹凸量を表す凹凸情報である3次元プロフィールデータを導出する凹凸情報導出手段と、
前記凹凸情報導出手段により導出された凹凸情報に基づいて、前記炭化室の側壁面における、コークスの押出方向に対する勾配に関わる勾配情報である、コークスの押出方向で互いに隣接する前記複数の領域の各領域における凹凸量の段差を導出する勾配情報導出手段と、
前記勾配情報導出手段により導出された勾配情報を用いて、コークスが押出時に受ける抵抗を指標化した抵抗指標を導出する指標化手段とを有することを特徴とするコークス炉の壁面評価装置。 - 前記勾配情報導出手段は、前記勾配情報を、前記複数の領域毎に導出し、
前記指標化手段は、前記炭化室の側壁面における、前記コークスの押出方向に対する登り勾配から、コークスが押出時に受ける前記複数の領域毎の局所的な抵抗を指標化した局所抵抗指標を導出し、導出した局所抵抗指標を集計して、前記炭化室の側壁面全体における前記抵抗指標を導出することを特徴とする請求項1に記載のコークス炉の壁面評価装置。 - 前記凹凸情報導出手段は、前記複数の領域のうち、前記炭化室の一方の側壁面と他方の側壁面との互いに対向する領域に生じている凹凸量を合算して凹凸情報を導出し、
前記勾配情報導出手段は、前記凹凸情報導出手段により合算された凹凸情報を用いて、前記勾配情報を導出することを特徴とする請求項2に記載のコークス炉の壁面評価装置。 - 前記指標化手段は、前記隣接する各領域における凹凸量の段差を累乗した値を用いて、前記領域における局所抵抗指標を導出することを特徴とする請求項2又は3に記載のコークス炉の壁面評価装置。
- 前記指標化手段は、前記領域における局所抵抗指標を、前記領域に押出元側で隣接する領域の局所抵抗指標を定数倍した値を用いて導出することを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載のコークス炉の壁面評価装置。
- 前記指標化手段は、前記複数の領域のうち、前記コークスの押出方向に対する登り勾配が閾値以下の領域については、前記コークスが押出時に受ける抵抗がないものとして、前記局所抵抗指標を導出することを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載のコークス炉の壁面評価装置。
- 前記指標化手段は、前記領域の前記炭化室の奥行方向の位置に依存した重みづけを行い、前記局所抵抗指標を導出することを特徴とする請求項2〜6の何れか1項に記載のコークス炉の壁面評価装置。
- 前記指標化手段は、前記領域の前記炭化室の側壁面の高さ方向の位置に依存した重みづけを行い、前記局所抵抗指標を導出することを特徴とする請求項2〜7の何れか1項に記載のコークス炉の壁面評価装置。
- 製造したコークスを押出機で排出して操業するコークス炉の炭化室の側壁面の状態を評価するコークス炉の壁面評価方法であって、
前記炭化室の側壁面の画像信号に基づいて、前記炭化室の側壁面に生じている凹凸に関わる、前記炭化室の側壁面の複数の領域毎の凹凸量を表す凹凸情報である3次元プロフィールデータを導出する凹凸情報導出ステップと、
前記凹凸情報導出ステップにより導出された凹凸情報に基づいて、前記炭化室の側壁面における、コークスの押出方向に対する勾配に関わる勾配情報である、コークスの押出方向で互いに隣接する前記複数の領域の各領域における凹凸量の段差を導出する勾配情報導出ステップと、
前記勾配情報導出ステップにより導出された勾配情報を用いて、コークスが押出時に受ける抵抗を指標化した抵抗指標を導出する指標化ステップとを有することを特徴とするコークス炉の壁面評価方法。 - 前記勾配情報導出ステップは、前記勾配情報を、前記複数の領域毎に導出し、
前記指標化ステップは、前記炭化室の側壁面における、前記コークスの押出方向に対する登り勾配から、コークスが押出時に受ける前記複数の領域毎の局所的な抵抗を指標化した局所抵抗指標を導出し、導出した局所抵抗指標を集計して、前記炭化室の側壁面全体における前記抵抗指標を導出することを特徴とする請求項9に記載のコークス炉の壁面評価方法。 - 前記凹凸情報導出ステップは、前記複数の領域のうち、前記炭化室の一方の側壁面と他方の側壁面との互いに対向する領域に生じている凹凸量を合算して凹凸情報を導出し、
前記勾配情報導出ステップは、前記凹凸情報導出ステップにより合算された凹凸情報を用いて、前記勾配情報を導出することを特徴とする請求項10に記載のコークス炉の壁面評価方法。 - 前記指標化ステップは、前記隣接する各領域における凹凸量の段差を累乗した値を用いて、前記領域における前記局所抵抗指標を導出することを特徴とする請求項10又は11に記載のコークス炉の壁面評価方法。
- 前記指標化ステップは、前記領域における局所抵抗指標を、前記領域に押出元側で隣接する領域の局所抵抗指標を定数倍した値を用いて導出することを特徴とする請求項10〜12の何れか1項に記載のコークス炉の壁面評価方法。
- 前記指標化ステップは、前記複数の領域のうち、前記コークスの押出方向に対する登り勾配が閾値以下の領域については、前記コークスが押出時に受ける抵抗がないものとして、前記局所抵抗指標を導出することを特徴とする請求項10〜13の何れか1項に記載のコークス炉の壁面評価方法。
- 前記指標化ステップは、前記領域の前記炭化室の奥行方向の位置に依存した重みづけを行い、前記局所抵抗指標を導出することを特徴とする請求項10〜14の何れか1項に記載のコークス炉の壁面評価方法。
- 前記指標化ステップは、前記領域の前記炭化室の側壁面の高さ方向の位置に依存した重みづけを行い、前記局所抵抗指標を導出することを特徴とする請求項10〜15の何れか1項に記載のコークス炉の壁面評価方法。
- 製造したコークスを押出機で排出して操業するコークス炉の炭化室の側壁面の状態を評価するための処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
前記炭化室の側壁面の画像信号に基づいて、前記炭化室の側壁面に生じている凹凸に関わる、前記炭化室の側壁面の複数の領域毎の凹凸量を表す凹凸情報である3次元プロフィールデータを導出する凹凸情報導出ステップと、
前記凹凸情報導出ステップにより導出された凹凸情報に基づいて、前記炭化室の側壁面における、コークスの押出方向に対する勾配に関わる勾配情報である、コークスの押出方向で互いに隣接する前記複数の領域の各領域における凹凸量の段差を導出する勾配情報導出ステップと、
前記勾配情報導出ステップにより導出された勾配情報を用いて、コークスが押出時に受ける抵抗を指標化した抵抗指標を導出する指標化ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007042460A JP4262281B2 (ja) | 2007-02-22 | 2007-02-22 | コークス炉の壁面評価装置、コークス炉の壁面評価方法、及びコンピュータプログラム |
CN200880001775.3A CN101605870B (zh) | 2007-02-22 | 2008-02-19 | 炼焦炉壁面评价装置、炼焦炉的壁面修补辅助装置、炼焦炉壁面评价方法、炼焦炉的壁面修补辅助方法 |
EP08711572.1A EP2113552B1 (en) | 2007-02-22 | 2008-02-19 | Coke-oven wall-surface evaluating apparatus, coke-oven wall-surface repair supporting apparatus, coke-oven wall-surface evaluating method, coke-oven wall-surface repair supporting method, and computer program |
PCT/JP2008/052748 WO2008105269A1 (ja) | 2007-02-22 | 2008-02-19 | コークス炉の壁面評価装置、コークス炉の壁面補修支援装置、コークス炉の壁面評価方法、コークス炉の壁面補修支援方法、及びコンピュータプログラム |
CA2666059A CA2666059C (en) | 2007-02-22 | 2008-02-19 | Coke oven wall surface evaluation and repair supporting apparatus and method |
AU2008220218A AU2008220218B2 (en) | 2007-02-22 | 2008-02-19 | Coke-oven wall-surface evaluating apparatus, coke-oven wall-surface repair supporting apparatus, coke-oven wall-surface evaluating method, coke-oven wall-surface repair supporting method, and computer program |
KR1020097008265A KR101127335B1 (ko) | 2007-02-22 | 2008-02-19 | 코크스로의 벽면 평가 장치, 코크스로의 벽면 보수 지원 장치, 코크스로의 벽면 평가 방법, 코크스로의 벽면 보수 지원 방법 및 컴퓨터 프로그램 |
US12/448,834 US8311777B2 (en) | 2007-02-22 | 2008-02-19 | Coke oven wall surface evaluation apparatus, coke oven wall surface repair supporting apparatus, coke oven wall surface evaluation method, coke oven wall surface repair supporting method and computer program |
BRPI0806693-0A BRPI0806693B1 (pt) | 2007-02-22 | 2008-02-19 | Aparelho de avaliação da superfície da parede da câmara de coqueificação de forno de coque, aparelho de apoio ao reparo da superfície da parede de forno de coque, método de avaliação de superfície da parede lateral de forno de coque, método de apoio ao reparo da superfície da parede do forno de coque |
TW097106102A TWI393773B (zh) | 2007-02-22 | 2008-02-21 | Evaluation of the coke oven wall means, the wall of a coke oven repair support apparatus, the coke oven wall surface evaluation method of repairing a coke oven wall support method, and computer program |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007042460A JP4262281B2 (ja) | 2007-02-22 | 2007-02-22 | コークス炉の壁面評価装置、コークス炉の壁面評価方法、及びコンピュータプログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008201993A JP2008201993A (ja) | 2008-09-04 |
JP2008201993A5 JP2008201993A5 (ja) | 2008-10-16 |
JP4262281B2 true JP4262281B2 (ja) | 2009-05-13 |
Family
ID=39779816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007042460A Active JP4262281B2 (ja) | 2007-02-22 | 2007-02-22 | コークス炉の壁面評価装置、コークス炉の壁面評価方法、及びコンピュータプログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4262281B2 (ja) |
CN (1) | CN101605870B (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2666059C (en) * | 2007-02-22 | 2013-09-24 | Nippon Steel Corporation | Coke oven wall surface evaluation and repair supporting apparatus and method |
JP5605105B2 (ja) * | 2010-09-13 | 2014-10-15 | 新日鐵住金株式会社 | コークス炉におけるコークス押出負荷の推定方法 |
JP6227220B2 (ja) * | 2010-12-27 | 2017-11-08 | Jfeスチール株式会社 | 炉壁形状測定装置、炉壁形状測定システム、および炉壁形状測定方法 |
EP2927303B1 (en) | 2012-11-27 | 2016-09-21 | JFE Steel Corporation | Method for estimating coke extrusion force and method for repairing coke oven |
JP7009766B2 (ja) * | 2017-04-03 | 2022-02-10 | 日本製鉄株式会社 | カーボン付着状態解析装置、カーボン付着状態解析方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
KR101999031B1 (ko) * | 2017-12-26 | 2019-07-10 | 주식회사 포스코 | 코크 빈의 부착광 측정 장치 |
CN109556485B (zh) * | 2018-11-23 | 2020-07-31 | 中国航发沈阳黎明航空发动机有限责任公司 | 一种位置度测具用可调固定检验衬套装置及其使用方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002080852A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-03-22 | Nkk Corp | コークス炉炉壁形状計測方法 |
JP2002121556A (ja) * | 2000-10-17 | 2002-04-26 | Nkk Corp | 炉体診断システム |
BR0302581B1 (pt) * | 2002-01-09 | 2013-07-23 | aparelhos de observaÇço de parede de forno e mediÇço de forma de parede de forno | |
WO2004090071A1 (ja) * | 2003-04-09 | 2004-10-21 | The Kansai Coke And Chemicals Co., Ltd. | コークス炉炭化室の診断装置および診断方法 |
JP2005036021A (ja) * | 2003-07-15 | 2005-02-10 | Sumitomo Metal Ind Ltd | コークス炉への石炭装入方法および石炭装入装置 |
-
2007
- 2007-02-22 JP JP2007042460A patent/JP4262281B2/ja active Active
-
2008
- 2008-02-19 CN CN200880001775.3A patent/CN101605870B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101605870A (zh) | 2009-12-16 |
CN101605870B (zh) | 2013-01-23 |
JP2008201993A (ja) | 2008-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101127335B1 (ko) | 코크스로의 벽면 평가 장치, 코크스로의 벽면 보수 지원 장치, 코크스로의 벽면 평가 방법, 코크스로의 벽면 보수 지원 방법 및 컴퓨터 프로그램 | |
JP4262281B2 (ja) | コークス炉の壁面評価装置、コークス炉の壁面評価方法、及びコンピュータプログラム | |
JP4262282B2 (ja) | コークス炉の壁面補修シミュレーション装置、コークス炉の壁面補修シミュレーション方法、及びコンピュータプログラム | |
JP5569318B2 (ja) | コークス炉の炭化室の壁面測定方法、コークス炉の炭化室の壁面測定装置、及びコンピュータプログラム | |
JP2008201993A5 (ja) | ||
JP5461768B2 (ja) | コークス炉炭化室の診断方法 | |
JP5569332B2 (ja) | コークス炉の壁面状態評価方法、コークス炉の壁面状態評価装置、及びコンピュータプログラム | |
WO2000055575A1 (fr) | Dispositif d'observation de surface de paroi | |
JP4362391B2 (ja) | 炉壁形状測定方法及び炉壁形状測定装置 | |
JP2019006940A (ja) | コークス炉の炉壁診断方法 | |
JP6035851B2 (ja) | コークス炉の補修時期判断方法およびコークス炉の炉壁検査方法 | |
JP4954688B2 (ja) | コークス炉炭化室の炉壁変位測定システム、及びコークス炉炭化室の炉壁変位測定方法 | |
JP2009068765A (ja) | コークス炉における耐火物のプロファイル測定方法及び前記耐火物の損耗量測定方法 | |
JP4188919B2 (ja) | コークス炉炭化室の診断装置 | |
JP5167997B2 (ja) | コークス炉炭化室の補修順位決定方法、システム及びプログラム | |
JP2002005643A (ja) | 稼動中のコークス炉炭化室炉壁の変位測定方法 | |
JP5935493B2 (ja) | コークスの押出力推定方法およびコークス炉の操業方法 | |
JP7485246B1 (ja) | 炭化室の使用可能期間予測方法および炭化室の補修方法 | |
KR100709928B1 (ko) | 코크스로 탄화실의 진단장치 및 진단방법 | |
JP5954382B2 (ja) | コークス炉における火落判定方法 | |
JP4220800B2 (ja) | コークス炉炭化室の検査装置を用いたコークス炉炭化室を検査する内部観察手段の軌跡の特定方法およびコークス炉炭化室の検査方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080522 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080801 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20080801 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20080827 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081007 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090113 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090206 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4262281 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220 Year of fee payment: 5 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |