JP4262089B2 - スリップ成形されるコンクリート壁にパターンを付けるための装置及び方法 - Google Patents

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    • E01C19/4893Apparatus designed for railless operation

Description

発明の詳細な説明
発明の背景
1.発明の技術分野
本発明は、一般的に、分離壁、擁壁、及び、他の垂直に延在する障壁といったコンクリート構造をスリップ成形する装置に係る。より具体的には、本発明は、移動式型枠の排出端に有利に位置付けられ、スリップ成形された構造の側壁及び上壁に、その構造が成形された直後に且つコンクリートが硬化する前に、美的パターンを付ける1つ以上の型押しローラを含む装置に係る。
2.従来技術の説明
コンクリート壁は、長いこと、自動車専用道路の現場において、交通の対向する方向間の分離壁として、且つ、一番外側の自動車専用道路レーンの片側に沿って延在する擁壁として用いられている。コンクリート壁は更に、土地の境界線に沿っての仕切りや、工業的又は商業的な造園における美的外観としても用いられる。コンクリート壁は更に、人工湖の周囲、また、川岸及び海岸線に沿っての侵食を阻止するのに必要となる。
歴史的に、コンクリート型枠は、壁を形作る、壁の寸法を合わせる、及び壁を方向付けるために、壁が設置される場所に組み立てられる合板と制限支柱によって構築されてきた。コンクリートが型枠に注ぎ込まれ、十分に硬化した後、型枠は解体され、別の型枠が隣接する壁部のために構築される。この方法は、この方法が必要とする型枠の構築及び解体が膨大であることによって労働集約型であり、また、遅い。
コンクリート壁建設産業における比較的最近の開発は、スリップ成形として知られる技術の適用である。現場に型枠を構築するのではなく、可動の移動式型枠が用いられる。可動の移動式型枠は、電動車両の枠体に取付けられる。成形される壁の1つの縁を決めるガイドラインが配置される。車両の枠体は、運転者によってガイドラインと接触した関係に維持される前後にある位置合わせロッドを含む。
電動車両がガイドラインに沿って前方方向に進むに従い、新しいコンクリートが移動式型枠に連続的に注入される。コンクリートミックスのスランプ及び構成材料は、ミックスの十分な硬化を確実にするために、移動式型枠内に沈められる複数の振動機が必要となるようなものである。成形されたコンクリートが、型枠の出力又は後縁から出てくると、成形されたコンクリートは、平坦な側壁と平坦な上壁を有する。
スリップ成形される壁が、例えば、3乃至4フィート(1フィート=30.48センチメートル、91.44乃至121.92センチメートル)のオーダで比較的低い場合、スプレッド根積(spread footer)を含む壁全体を、移動式型枠機械の1回のパスで、構造的な補強を必要とすることなく成形することが可能である。壁が高い場合、大きく且つ成形された根積と共に補強棒骨組みが一般的に用いられる。補強骨組みは、予め構築されなければならないが、移動式型枠コンクリート注入技術は、依然として、8フィート(243.84センチメートル)までなどの高い壁に対しても、移動式型枠機械の1回のパスにて達成されてきた。
市販される移動式型枠機械は多くある。そのような機械の1つは、アイオワ州のイダ・グローブ(Ida Grove)のゴマコ(GOMACO)社により製造されるコマンダIIIである。この機械は、最大8フィート8インチ(264.16センチメートル)の高さの垂直壁をスリップ成形し、道路をスリップ成形することに成功を収めている。コマンダIIIを用いた酪農場における少なくとも1つの舗装作業が知られており、ここでは、成形されたばかりのコンクリート道路の平面上に玉石パターンを刻み込むために浮動性のスチールローラが用いられた。ローラは、その外周面に、玉石パターンに相当する堅いリブ状の突起を含む。パターンが道路に付けられて、牛の脚が滑らないようにすることによって牛の牽引を容易にした。
しかし、公知の従来技術の機械を用いて壁をスリップ成形すると、側壁と上壁は、均等に平坦に型枠から出て、同じような平坦な外観を有して硬化してしまう。これらの壁は、特定の用途において視覚的に魅力的ではないと認識されてきた。従って、平坦な表面に、表面修正が加えられてきた。壁は、染色液又は塗料で色が付けられるか、又は、コンクリートが凝結した後に装飾的な板が平坦な壁に付けられてきた。これらの表面への修正は、追加の時間及び材料を消費し、従って、壁の建設の全体の費用を増加してしまう。
従って、壁をスリップ成形し、且つ、同時に、その壁の少なくとも1つの側壁の表面に視覚的に魅力的なパターン又はインプレッションを作る装置が必要である。
スリップ成形された壁が移動式型枠から出た直後に、スリップ成形された壁の露出面に視覚的に魅力的なパターンを付けるために、現行の移動式型枠機械と共に用いることのできる装置が必要である。
更に、壁をスリップ成形し、且つ、同時に、側壁と上壁の両方の表面にパターン又はインプレッションを作る装置が必要である。
更に、スリップ成形された壁に、多様に異なるパターン又はインプレッションを作るために、別の型押しローラと容易且つ迅速に交換可能な型押しローラを含む装置が必要である。
更に、スリップ成形されるコンクリート壁を作る装置と共に用いられ、壁の垂直壁部の表面と壁の傾斜したステム部の表面の両方に、パターン又はインプレッションを同時に作る2段型押しローラが必要である。
最後に、スリップ成形されるコンクリート壁を作る装置と共に用いられ、壁の全長に沿って繰り返される略連続的なパターン又はインプレッションを作る型押しローラが必要である。
米国特許第2,252,188号明細書 米国特許第3,832,079号明細書 米国特許第3,994,639号明細書 米国特許第4,028,036号明細書 米国特許第4,211,743号明細書 米国特許第4,781,558号明細書 米国特許第5,033,906号明細書 米国特許第5,202,132号明細書 米国特許第5,318,426号明細書 米国特許第5,354,189号明細書 米国特許第5,421,670号明細書 米国特許第6,293,728B1号明細書 米国特許第6,331,105B1号明細書
発明の概要
本発明は、スリップ成形される壁の露出面に、3次元パターンを付ける装置及び方法の両方を提供する。
少なくとも1つの型押しローラが、移動式型枠の排出端に設けられる。このローラは、好適には、その構成が直円柱である堅い内側型枠を含む。内側型枠は、壁の露出面と略平行な関係に維持される回転軸を有する。
例えば、シリコンのような弾性材料の外層又はコーティングが、内側型枠の外面に設けられる。一般的に、この層は、浅い水平キャスティングフレームにて予め成型される。キャスティングフレームには、審美的に感じのよいパターンが付けられた下面が設けられる。弾性材料が、フレームの上縁まで充填され、それにより、パターンが付いた下面と平らな上面が形成される。弾性材料の層が硬化した後、層は、キャスティングフレームから外される。次に、その弾性層の平らな面が、ローラの内側型枠の外面の周り全体に接着して塗布され、弾性層のパターンの付いた面が外側に面する。
実質的に、任意のパターンを用いることができるが、一般的なパターンには、石とモルタルラインのランダム配置、レンガとモルタルラインの線形配置、及び、直線又は曲線を含んだ幾何学設計である。パターンは更に、型押しローラの上部から下部に延在する垂直線に沿って一致する縁部も含み得る。この場合、層の1つの係合縁に沿ってのパターンは、層のもう1つの係合縁に沿ってのパターンと一致する。
型押しローラは、移動式型枠を支持し且つ動かす同一の可動式枠体に取付けられることが好適である。ローラは、調節可能に枠体に取付けられ、且つ、新しく成形された壁が移動式型枠から出る直後に、ローラの外周部が、壁の外面に僅かに押下するよう位置付けられる。壁の表面と型押しローラの外周面との面係合によって、ローラは、ローラとスリップ成形された壁との相対動作を伴い連続的に回転する。その結果、未硬化のウェットコンクリートの連続部には、型押しローラ上のパターンに対応するパターンが付けられる。
ローラの外面に、液体剥離剤が連続的に噴霧されるので、ウェットコンクリートは、ローラ面にくっ付かない。或いは、VISQUINEといったフィルム材料が、ローラが壁の露出面と接触する前に、ウェットコンクリートの表面に亘って連続的に転がされ得る。このようにして、ローラは、ウェットコンクリートと直接は接触せず、ローラ面にはコンクリートが付かず、又は、コンクリートにより汚れることもない。その後、コンクリートが部分的に硬化した後、フィルム材料は、壁から剥がされ、型押しされたパターンが現れる。
パターンが一致する縁を有する場合、パターンは、連続的且つ繋ぎ目無しで、壁面に沿って繰り返される。型押しローラの水平又は垂直範囲に亘って完全に異なるパターンを用い得る。追加のローラを用いて、対向する垂直壁面だけでなく、上壁面上にパターンを付けることも可能である。更に、ローラ軸と平行な1つの面と、ローラ軸に対し傾斜されるもう1つの面を有する2段型押しローラを用いて、垂直壁とその傾斜される支持脚部に同時にインプレッションを形成することも可能である。
本発明のこれらの特徴及び他の特徴は、図面及び好適な実施例の詳細な説明において、以下に詳細に説明する。
好適な実施例の詳細な説明
図1を参照するに、本発明の装置11は、多数の連続軌道駆動脚部13によって地面上を前方向に進むよう支持される枠体12を含む。当該技術において、壁又は垂直障壁をスリップ成形する様々な機械は周知であるので、その構造及び動作は、本願では詳細に説明しない。しかし、そのような全ての機械において幾つか重要な構成要素が何らかの形で含まれ、その重要な構成要素について、本発明の全体の動作をより理解するために、本願にて一般的に説明する。
コンクリートエレベータ14は、装置の前端に設置される。コンクリート16は、コンクリートトラック(図示せず)から延出するシュート17によって、エレベータ14内に供給される。このコンクリートの粘度は、約1.5インチ(1インチ=2.54センチメートル、3.81センチメートル)のスランプを有して、かなり粘り気がある。この適用に用いられるコンクリートは、通常のコンクリートミックスよりも砂利の割合が幾分か高い。これら両方の要素は、コンクリート壁18又は垂直障壁がスリップ成形処理から出ると、壁は、完全に自立し且つ変形することなく硬化することを確実にする。
エレベータ14の上端から供給される、新しいウェットコンクリートの連続的な供給は、移動式型枠組立体21の入口端19に供給される。移動式型枠組立体21は、一対の平行側壁型枠22及び23と、上壁型枠24を含む。側壁型枠22及び23は、コンクリート壁18の横寸法に対応する距離の間隔を介する。上壁型枠24は、両方の側壁に対し垂直であり、側壁間の横寸法に亘る。
一対のサイドパネル26と一対のエンドパネル27は、入口端19を取り囲む、開いた上部ホッパーを画成する。サイドパネル及びエンドパネルは、移動式型枠組立体21の入口端が常にコンクリートでいっぱいにされることを維持するよう十分な量のコンクリートを閉じ込め且つ蓄積するのに効果的である。入口端内にあるコンクリートの連続的な供給過剰があることによって、スリップ成形されるコンクリート壁18は、側部の空隙又は内部の空気ポケットを含まないことを確実にする。しかし、コンクリートミックスは、非常にドライであり、かなりの量の砂利を含むので、移動式型枠におけるコンクリートの手動による攪拌も必要である。図4に破線で示す細長いミキシングプローブ28を有する攪拌器によって、ドライなコンクリートミックスを分散させ、移動式型枠内の内部の容積と完全に混ざるようにする。図面には1つの攪拌器のミキシングプローブのみを示すが、複数のミキシンググローブ及び攪拌器が、商業的移動式型枠機械に一般的に用いられる。
コンクリートが移動式型枠組立体を充填するに従い、装置11は、所定の進路に沿って前方向に且つ連続的に進む。このために、ガイドライン29が、コンクリート壁18のための所望の進路に沿って、地面から垂直方向に間隔が置かれて配置される。ガイドラインは、直線の、傾斜した、又は、湾曲した壁が生成されるよう任意の方向且つ任意のやり方で配置される。装置11の側部から垂下する複数の位置合わせロッド31は、装置が前方方向に進むに従い、ガイドライン29と接触する関係に維持される。
この処理により成形されるコンクリート壁は、第1の側壁32と、対向する第2の側壁33と、上壁34と、フーチング36を含む。移動式型枠組立体21の下縁が地面から垂直に間隔が置かれる関係に維持されることにより、移動式型枠を通り下方向に流れるコンクリート16は、移動式型枠の下から外側に押し出され、フーチング36を自然に形成する。フーチングは、後で土により覆われる粗い未仕上げの表面のままにされ得る。トレンチ(図示せず)が予め掘削されて、それにより、フーチングが地面より下のトレンチ内に入ることも可能である。コンクリートが、移動式型枠組立体21の排出端37に到達するころには、コンクリート壁18は完全に成形され、自立しており、硬化する準備が整う。排出されたばかりの壁のコンクリートは依然として湿っており、平坦な垂直側壁と平坦な上壁を有する。
本発明の主たる目的は、コンクリートが硬化する前に、スリップ成形された壁18の露出した平坦な表面上に審美的な3次元パターンを付けることである。この目的を達成するために、側壁型押しローラ38及び39と、上壁型押しローラ41が設けられる。型押しローラ38、39、及び41は、全て略同一の構成であるが、その寸法は、特定の用途に応じて異なり得る。従って、以下の説明において、様々な型押しローラの同一の構造構成要素を識別するよう同一の番号を用いる。
側壁型押しローラ38は細長くされ、その構成において、直円柱であることが好適である。ローラ38は、回転軸42と、3次元パターンが付けられた弾性外周面43を有する。機軸44が、ローラ38の上端にある上部軸受46と、ローラ38の下端にある下部軸受47を通され、それにより、ローラの回転軸42についての回転を支持する。上部支持アーム48と下部支持アーム49は、枠体12の夫々の部分に、それらの内端がピボット可能に取付けられる。機軸44は、支持アーム48及び49の外端に取付けられる。
支持アーム48及び49は、ネジ棒組立体51によって、それらのピボット式取付け部について調節可能である。ネジ棒組立体51は、ネジ棒52と、ネジ孔が通される円筒スタブ53と、ネジ孔が通される繋留式ボールカプラ54を含む。円筒スタブ53は、支持アーム48での回転のために取付けられる。ボールカプラ54のハウジングは、プレート56に取付けられるが、繋留式ネジボールは、水平面を通り回転することが可能である。ネジ棒52が、第1の方向に回転されると、支持アーム48とローラ38を移動式型枠組立体22から離れるように動かす外側への横力がスタブ53を介して加えられる。ネジ棒52が、第2の方向に回転されると、支持アーム48とローラ38を移動式型枠組立体22に向けて付勢する内側への横力がスタブ53を介して加えられる。ボールカプラ54とスタブ53が回転可能であることによって、ネジ棒52は、型押しローラ38の内側又は外側調節の際に、水平面において小さな回転による振れが可能にされる。略同一の構造が、ローラ38の下端にも設けられ、それにより、支持アーム49とローラ38の下端に横の調節が与えられる。
上述した調節可能な支持システムを用いて、ローラ38及び39の位置は、それらの外周面43が、ウェットコンクリートが、移動式型枠組立体22の排出端37から出るとウェットコンクリートの露出面上に部分的に押下されるよう定められる。更に、ローラ38及び39の回転軸42は、壁18の隣接する露出面と略平行であるよう定められる。
同様の構成を用いて、上壁型押しローラ41が支持される。一対の側部支持アーム45の一端が、上壁型押しローラ41の回転軸42について上壁型押しローラ41を支持する。アーム45の中間部は、プレート56にピボット式に取付けられる。テンションボルト60が、各アーム45の端に設けられる。重力によって、型押しローラ41は、上壁にある程度まで自然に押されるが、テンションボルト60が、型押しための度合いの細かい調整を与える。このことは、図3に示す。調節可能なボルト及び受け板を含む制限停止組立体65によって、型押しローラ41が壁の上部に入り込みすぎることが阻止される。制限停止組立体65は、従って、テンションボルト60と共に作動して、ローラ41の追加の調節可能な支持を与え、それにより、ローラ41の壁に対する適切な垂直位置が確実にされる。
型押しローラは、多数の異なる方法で構成され得る。直円柱ドラムによって与えられるように、堅い内側型枠57を用いることが好適である。ドラムは、中空でも、固体でも、ハニカム又は発泡補強材料により充填されてもよい。内側型枠57は、コンクリート壁に付けられるべきパターンを含む弾性外周面43に対し支持及び弓形形状を与える。
弾性外周面43は、シリコンベースの材料からなる成形可能な層58から形成され得る。シリコンベースの材料、又は、機能的に等価の材料を使用することが好適であり、なぜなら、これらの材料は、液体から弾性層に硬化することが可能だからである。枠が付けられた平面モールドを用いることにより、モールドの下面に所望のパターンを成形し得る。次に、硬化剤と共に液体のシリコン材料を、モールドに注入する。液体シリコンは、層が十分に厚くなり、平らな上面が成形されるまで型枠を充填するよう加えられる。シリコン層が十分に硬化した後、シリコン層はモールドから剥がされ得る。次に、スプレー又はブラシで塗布される接着剤を用いて、層58の平らな上面は、内側型枠57の直円柱外面59に巻き付けられる(図2及び図6参照)。このようにして、層58は、型枠57の外面を略覆う。
実質的に、任意の種類の3次元パターンが、層58に形成され得る。例えば、各モルタルライン62によって互いから離されるランダムな石の形状61を表すパターンを、図2の型押しローラに示す。当然ながら、層58におけるインプレッションは、コンクリート壁に付けられるものの反対である。従って、ランダムな石の形状61は、窪んだ領域であり、モルタルライン62は、隆起した領域であり、このことは、図6に最も明らかである。
型押しローラに塗布される層の3次元パターンの他の例を、図10−12に示す。図10は、直線の交差するライン64の幾何学パターンを表す層63を示す。コンクリート壁における所望のインプレッションに依存して、層におけるラインは、隆起されるか又は押下され得る。図11に示す層66は、レンガ67とモルタル68パターンを示す。より本物の印象を与えるために、成形層66において、矩形のレンガ部は、押下され、仕切りのモルタル部は、隆起され得る。このようにして、反対の3次元パターンが、コンクリート壁に付けられ得る。図12に、層69のもう1つの例を示す。このパターンでは、上部のライン71は、水平配列で配置され、下部のライン72は、垂直配列で配置される。型押しローラの外面を形成する層にパターンが成形されるこのようなシステムを用いることによって、本発明の目的を実現するために最大の柔軟性が達成されることが明らかである。
しかし、型押しローラに対し代替の構成を用い得る。ローラに別個に成形層を塗布するのではなく、3次元テクスチャを、ローラの全体又は一部にスプレーすることが可能である。3次元のオブジェクトは、それ自体がパターンを含むかオブジェクトパターンを与えるが、機械的に又は接着して、ローラの外面に取付けることが可能である。更に、型押しローラ自体にも、3次元パターンを与えるために、平らなセクタ又はセクションが形成され得る。
弾性層又はコーティングは、本発明の型押しローラの重要な特徴であると判断されている。従って、ローラの構成又は構造に関係なく、弾性外周面を有することは、スリップ成形される壁に高品質の3次元インプレッションを成形するのには必要である。このことは、スリップ成形工程に用いられるコンクリート16の構成物質の構成に由来する。コンクリート16は非常にドライなミックスであり、通常のミックスより多くの砂利を含むので、堅い外周面を有する型押しローラの場合、砂利が押し出され、壁の全体性を崩す傾向がある。しかし、弾性層の場合、砂利に当たると撓み、そのような障害物の上を滑らかに転がる。
図2を再び参照するに、剥離剤噴霧棒73を示す。噴霧棒73は、スリップ枠体組立体の排出端37に隣接して設置され、それにより、少量の液体剥離剤が、パターンが付けられるコンクリート壁18の全ての壁に塗布され得る(図7参照)。剥離剤無しでは、ドライなコンクリートミックスは、型押しローラに接着して、コンクリート壁の表面の外観を損ねる傾向がある。従って、噴霧棒73は、各側壁型押しローラ38及び39だけでなく、上壁ローラ41にも用いられる。図1に示すように、剥離剤タンク74とポンプ76が、枠体12上に取付けられる。ポンプ76は、各噴霧棒に剥離剤を連続的に供給する。
図8に、液体噴霧剥離剤の使用の代替を示す。VISQUINEといった薄いプラスチックフィルム78のロール77が、上部支持アーム48と下部支持アーム49の間に固定されるロール機軸78に取付けられる。プラスチックフィルムは、型押しローラとコンクリート壁との間に捕捉され、インプレッションが形成された後に、ウェットコンクリートにくっ付く。フィルムは、型押し処理の際に、型押しローラの外周面が汚れることを阻止する。その後、壁のコンクリートが部分的に硬化した後、フィルムは、3次元インプレッションに傷を付けることなく壁からやさしく取り外される。
装置11が、前方向に進むと、型押しローラの支持システムも、移動式型枠組立体22と同じ速度で且つ同じ方向に進むことが明らかである。この前進、及び、各型押しローラの外周面とウェットコンクリートの露出面との面係合により、各型押しローラは、回転させられる。型押しローラの回転によって、型押しローラの外周面の連続部が、コンクリート壁の連続部に、3次元パターンを付ける。
本発明の方法を実行するのに、スリップ成形されたコンクリート壁に3次元のパターンを連続的に付けるために以下の段階が行われる。即ち、(1)平行な側壁と、側壁間の横断距離に亘る上壁とを有するコンクリート壁を連続的にスリップ成形する段階と、(2)3次元パターンが設けられ、回転軸を有する弾性材料の層を弓形構成に維持する段階と、(3)パターンと露出面との間に面係合を与えるよう、移動式型枠から出たばかりのコンクリート壁の露出面に弾性層を部分的に押下する段階と、(4)壁が移動式型枠から出続けるのと同じ速度で、弾性材料の層の回転軸について、弾性材料の層を連続的に回転させる段階と、(5)パターンの連続的な部分が、コンクリート壁の連続的な露出部に型押しされるよう、露出面に対して略平行な関係に回転軸を維持する段階と、を含む。
図13は、本発明の装置11の1つの実施を示し、ここでは、1つの側壁型押しローラ81のみが用いられる。この適用では、3次元パターンは、1つの側壁上のみに付けられることが要求される。更に、スリップ成形されたコンクリート壁82は、前の例において示すより、幾らか高い。これらの理由により、移動式型枠組立体83は僅かに変更されている。
対向する一対の側壁型押しローラ38及び39が用いられる本発明の前述した実施において、壁16に加わる横力は、対向し且つ等しい。しかし、1つの型押しローラ81によって、コンクリート壁82の側壁に与えられる横力は、対抗するものがない。この状況は、壁82は相当高いという事実により更に悪くなり、型押しローラの力によって壁が横方向にずれる可能性がより高くなる。対向する側壁型枠84の長さを延長するという単純な措置によって、型押しローラ81によって加えられる力に等しく且つ対抗する力が与えられる。つまり、側壁型枠84は、主要部の移動式型枠組立体83から外側且つ下方向に、型押しローラ81の外周面が壁82の露出面と係合する点を僅かに越える距離で延在する。このようにして、壁82は、型押し工程時に十分に横方向において支持される。他の全ての面においては、図13に示す装置の特徴及び動作は、前述した装置と同じである。
図14は、本発明の装置の更に別の特別な適用を示す。特に高いスリップ成形されるコンクリート壁86が作られる場合、補強スチール棒構造88を組み込んだ別個のフーチング87が最初に注入される。次に、装置の第2のパスにおいて、コンクリート壁86が、棒構造88を含み且つ取り囲むようスリップ成形される。
追加の強度及び安定性を与えるために、壁86の基部に、外側に広がるスカート89を成形することが好適である。従って、移動式型枠組立体91は、側壁の1つの側面を成形するために、外側に向けられる部分93を有する特別に延長された側壁型枠92を含む。もう一方の側壁型枠(図示せず)は、スカート89のもう1つの側部を成形するよう相補的な外側に向けられる部分を含む。
この複合傾斜壁86の1つの側面上に3次元パターンを付けるために、2段側壁型押しローラ94が設けられる。型押しローラ94は、細長く、直円柱の構成を有する上部ローラ96を含む。ローラ94は更に、切頭円錐の構成を有する下部ローラ97も含む。ローラ96及び97は、同じ速度で共に回転するよう互いに接合される。図14から分かるように、上部ローラ96は、壁86の上部垂直セクションの露出面に3次元パターンを付け、下部ローラ97は、外側に広がったスカート89の露出面上に3次元パターンを付ける。当然ながら、もう1つの側壁ローラ及び上壁ローラを加えることにより、壁86の3つ全ての露出面に、3次元パターンを付けることも可能である。
従って、スリップ成形されるコンクリート壁に審美的に感じのよい3次元パターンを付けるための装置及び方法を説明したことを理解するものとする。
本発明の側壁及び上壁型押しローラが取付けられる移動式型枠機械を示す真後ろからの斜視図である。 3つの型押しローラと移動式型枠用の調節可能な取付け構成を示す斜視図である。 特に、上面用ローラとその調節可能な取付け特徴を示す側面図である。 3つの型押しローラと、移動式型枠と、フーチングを有するスリップ成形された壁を示す背面図である。 側壁型押しローラとその調節可能な取付け特徴を示す平面図である。 接着して塗布されるシリコン層の縁部が部分的に剥がされた型押しローラの端示す部分斜視図である。 側壁型押しローラと、剥離剤噴霧棒と、移動式型枠を示す平面図である。 側壁型押しローラと、VISQUINEロールと、移動式型枠を示す平面図である。 移動式型枠壁に型押しされるランダムな石及びモルタルパターンを示す側面図であって、中心破線は、第1の型押しの後縁が第2の型押しの前縁に接触する一致縁の場所を表す図である。 代替の幾何学パターンを示す平面図である。 代替のレンガ及びモルタルパターンを示す平面図である。 更に別の幾何学パターンを示す平面図である。 1つの側壁にパターンを与えるよう1つの型押しローラのみが用いられるスリップ成形される壁の背面図である。 1つの側壁及び壁の支持脚にパターンを付けるための移行型押しローラを示す、高いスリップ成形された壁の背面図である。

Claims (16)

  1. 枠によってスリップ成形されるウェットコンクリート壁に3次元パターンを付ける装置であって、
    回転軸と、3次元パターンが付けられる外周面とを有する型押しローラを含み、
    前記外周面が、前記型枠から出る前記ウェットコンクリートの第一露出側面に部分的に押し下げられた状態で、前記回転軸についての回転のために前記ローラを支持する手段を含み、前記ローラの前記回転軸は、前記第一露出側面に対し略平行に維持され、
    前記コンクリート壁に沿って前記ローラを前進させる手段を含み、それによって、前記型押しローラの前記外周面と前記ウェットコンクリートの前記第一露出側面との間の面係合が、前記ローラを回転させ、且つ、前記ウェットコンクリートの連続部に前記3次元パターンの連続部を付ける、
    装置。
  2. 前記ローラは、細長くされ、且つ、直円柱の構成である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ローラは、細長くされ、2段外周面を有し、第1の段は、直円柱の構成であり、第2の段は、切頭円錐の構成である、請求項1に記載の装置。
  4. 前記外周面は、弾性外周面である、請求項1に記載の装置。
  5. 前記ローラを支持する前記手段は、前記型押しローラの各上端及び各下端に回転可能に取付けられる上部アーム及び下部アームを含み、前記アームは、前記ローラを前進させる前記手段から延在する、請求項1に記載の装置。
  6. 前記ウェットコンクリートが前記外周面と接触する前に、前記ウェットコンクリートに剥離剤を塗布する手段をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  7. 前記剥離剤を塗布する手段は、前記外周面に沿って延在する噴霧棒を含む、請求項6に記載の装置。
  8. 前記ウェットコンクリートが前記外周面と接触する前に、前記ウェットコンクリートに薄いプラスチックフィルムを塗布する手段をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  9. 前記コンクリート壁の横寸法に対応する距離で離間する一対の平行な側壁型枠と、該側壁型枠に対し垂直であり、前記側壁型枠間の前記横寸法に亘る上壁型枠とを含む型枠組立体と
    前記型枠が常にコンクリートで略完全に充填されるよう、前記型枠の入口端にコンクリートを連続的に注入する手段と
    前記型枠を所定の方向に連続的に前進させる手段とをさらに含み、
    前記型枠は、排出端における前記型枠組立体であり、前記ローラの前記軸は、前記露出面に対し略平行であり、前記コンクリート壁に沿って前記ローラを前進させる前記手段は、前記型枠組立体の前方前進と同一速度及び同一方向に前記ローラを動かす手段である、
    請求項1に記載の装置。
  10. 前記壁の前記第一露出側面と対向する第二露出側面と係合するよう変位される対向素子をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  11. 前記弾性外周面は、外周面であり、前記前進させる手段は、前進のために前記ローラを支持する手段であり、前記型押しローラは、外側に面するパターン面を有する材料の外層を含む前記外周面の少なくとも一部を有する、請求項に記載の装置。
  12. 前記弾性外周面は、硬化可能なシリコンから形成され、前記型押しローラは、外面を有する堅い内側型枠を含み、前記弾性外周面は、前記外面を略覆う、請求項に記載の装置。
  13. 前記支持する手段は、前記型押しローラの各上端及び各下端に回転可能に取付けられる上部アーム及び下部アームを含み、前記アームは、支持枠体から延在し、前記アームは、回転のために前記ローラを支持するよう構成され、前記型押しローラは、前記3次元パターンが付けられる前記外周面の少なくとも一部を有する、請求項1に記載の装置。
  14. 前記型押しローラは、外側に面するパターン面を有する材料の外層を有する前記外周面の少なくとも一部を有する、請求項13に記載の装置。
  15. スリップ成形されるコンクリート壁にパターンを連続的に付ける方法であって、
    平行な側壁と、前記対向する側壁間の横の距離に亘る上壁とを有するコンクリート壁を型枠を用いて連続的にスリップ成形するステップと、
    3次元パターンを有し且つ回転軸を有する材料の層を、弓形構成に維持するステップと、
    前記型枠から出たばかりの前記コンクリート壁の第一露出側面に前記層を部分的に押し下げ、前記パターンと前記露出面との間に面係合を与えるステップと、
    前記型枠から連続的に出る前記壁と同じ速度で、前記層を前記回転軸について連続的に回転するステップと、
    前記パターンの連続部が前記コンクリート壁の連続露出部を型押しするよう、前記第一露出側面に対し略平行な関係に前記回転軸を維持するステップとを含む、
    方法。
  16. 3次元パターンを有する材料の層を弓形構成に維持するステップは、3次元パターンを有する弾性材料の層を弓形構成に維持するステップを含む、請求項15に記載の方法。
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