JP3479748B2 - コンクリート表面化粧方法 - Google Patents
コンクリート表面化粧方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート表面部に
所望の立体模様を表現することができるコンクリート表
面化粧方法、これに使用するための養生シート及び型押
し材に関するものである。
所望の立体模様を表現することができるコンクリート表
面化粧方法、これに使用するための養生シート及び型押
し材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート表面部に立体模様を
施して例えば自然石風或いは天然スレート風などに仕上
げるには、肉厚なウレタンゴムなどから底面部に所望の
立体模様を形成してなる押型用マットを成型しておき、
この押型用マットを硬化前の状態のコンクリート表面上
に隙間なく並べて敷き込み、この押型用マットをタンパ
ーやローラーなどで上方から押圧して押型用模様をコン
クリート表面部に押し付けた後、押型マットをコンクリ
ート表面から剥がして、そのままコンクリート表面を露
出させた状態で自然放置して養生して行うのが一般的で
あった。
施して例えば自然石風或いは天然スレート風などに仕上
げるには、肉厚なウレタンゴムなどから底面部に所望の
立体模様を形成してなる押型用マットを成型しておき、
この押型用マットを硬化前の状態のコンクリート表面上
に隙間なく並べて敷き込み、この押型用マットをタンパ
ーやローラーなどで上方から押圧して押型用模様をコン
クリート表面部に押し付けた後、押型マットをコンクリ
ート表面から剥がして、そのままコンクリート表面を露
出させた状態で自然放置して養生して行うのが一般的で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ウレタンゴムなどからなる押型用マットは非常に高価で
あるとともに、その模様を押し付けた後に敷き込んだマ
ットをコンクリート表面から剥がしてまた次の面に敷き
込み模様を押し付けるという作業を繰り返し行わなけれ
ばならず、さらにはこの際せっかく押し付けた模様を崩
さないように静かに剥がさなければならないなど、大変
手間がかかり施工効率が悪いといった問題があった。
ウレタンゴムなどからなる押型用マットは非常に高価で
あるとともに、その模様を押し付けた後に敷き込んだマ
ットをコンクリート表面から剥がしてまた次の面に敷き
込み模様を押し付けるという作業を繰り返し行わなけれ
ばならず、さらにはこの際せっかく押し付けた模様を崩
さないように静かに剥がさなければならないなど、大変
手間がかかり施工効率が悪いといった問題があった。
【0004】また、屋外などではコンクリート表面を露
出させた状態で養生させると、急に雨に降られたり、逆
に大気の乾燥状態によってはコンクリート表面の水分が
急激に蒸発して表面強度が低下してしまうといった問題
もあった。このためにわざわざ養生シートを用意してコ
ンクリート表面全面を被覆するのもまた手間がかかり効
率の悪い作業であった。
出させた状態で養生させると、急に雨に降られたり、逆
に大気の乾燥状態によってはコンクリート表面の水分が
急激に蒸発して表面強度が低下してしまうといった問題
もあった。このためにわざわざ養生シートを用意してコ
ンクリート表面全面を被覆するのもまた手間がかかり効
率の悪い作業であった。
【0005】そこで本発明は、上記問題に鑑みて為され
たものであり、安価に入手することができしかも成形し
やすいプラスチックシートに着目して、これを押型用シ
ート兼養生シートとして使用することにより、安価かつ
効率良く施工することができ、さらには屋外でも好適に
養生させることができるコンクリート表面化粧方法、養
生シート及び型押し材を提供せんとするものである。
たものであり、安価に入手することができしかも成形し
やすいプラスチックシートに着目して、これを押型用シ
ート兼養生シートとして使用することにより、安価かつ
効率良く施工することができ、さらには屋外でも好適に
養生させることができるコンクリート表面化粧方法、養
生シート及び型押し材を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、未硬化状態のコンクリート表面上に、コン
クリート表面部に表現しようとする模様と対応合致する
ように凹凸成型されたプラスチックシートを敷き、この
シート上に型押し材を載せ、型押し材を押圧することに
よりプラスチックシートを押圧して当該プラスチックシ
ートの下面部の凹凸をコンクリート表面部に押し込んで
コンクリート表面部に立体模様を付し、その後型押し材
をプラスチックシートから剥離し、プラスチックシート
をコンクリート表面上に敷いたままコンクリートを養生
させるようにしたことを特徴とするコンクリート表面化
粧方法である。
に本発明は、未硬化状態のコンクリート表面上に、コン
クリート表面部に表現しようとする模様と対応合致する
ように凹凸成型されたプラスチックシートを敷き、この
シート上に型押し材を載せ、型押し材を押圧することに
よりプラスチックシートを押圧して当該プラスチックシ
ートの下面部の凹凸をコンクリート表面部に押し込んで
コンクリート表面部に立体模様を付し、その後型押し材
をプラスチックシートから剥離し、プラスチックシート
をコンクリート表面上に敷いたままコンクリートを養生
させるようにしたことを特徴とするコンクリート表面化
粧方法である。
【0007】さらに、上記プラスチックシートが、下面
部の凹に対応する凸と下面部の凸に対応する凹とからな
る凹凸を上面部に備えたものである場合に、型押し材
は、上面部は平坦で、下面部は上記プラスチックシート
上面部の凹凸と密着接合する対応形に凹凸形成されたも
のであれば、このような型押し材をプラスチックシート
上に載置して、上方から押圧するようにすれば、施工効
率を一層高めることができる。
部の凹に対応する凸と下面部の凸に対応する凹とからな
る凹凸を上面部に備えたものである場合に、型押し材
は、上面部は平坦で、下面部は上記プラスチックシート
上面部の凹凸と密着接合する対応形に凹凸形成されたも
のであれば、このような型押し材をプラスチックシート
上に載置して、上方から押圧するようにすれば、施工効
率を一層高めることができる。
【0008】また、本発明は、コンクリート表面部に表
現しようとする模様と対応合致するように凹凸成型され
たプラスチックシートであって、未硬化状態のコンクリ
ート表面上に敷き、これを上方から押圧してコンクリー
ト表面部に前記模様を付した後、コンクリート表面上に
敷いたままコンクリートを養生させるのに使用する養生
シートも特徴とするものであり、好ましくは養生シート
の周縁部を適宜幅上方に折曲して起立縁部を形成してな
る養生シートであれば、型押し材を接合しやすいばかり
か、型押し材を外した後の養生中に風に吹き飛ばされな
いように砂などを撒くのにも好適である。
現しようとする模様と対応合致するように凹凸成型され
たプラスチックシートであって、未硬化状態のコンクリ
ート表面上に敷き、これを上方から押圧してコンクリー
ト表面部に前記模様を付した後、コンクリート表面上に
敷いたままコンクリートを養生させるのに使用する養生
シートも特徴とするものであり、好ましくは養生シート
の周縁部を適宜幅上方に折曲して起立縁部を形成してな
る養生シートであれば、型押し材を接合しやすいばかり
か、型押し材を外した後の養生中に風に吹き飛ばされな
いように砂などを撒くのにも好適である。
【0009】さらにまた、本発明は、下面部を上記養生
シートの上面部に密着接合しうる対応形に凹凸形成され
てなる型押し材であって、未硬化状態のコンクリート表
面上に敷かれた養生シートの上面部に密着接合するよう
に載置し、これによって養生シートを上方から押圧して
コンクリート表面部に前記立体模様を表現するのに使用
する型押し材も特徴とするものである。
シートの上面部に密着接合しうる対応形に凹凸形成され
てなる型押し材であって、未硬化状態のコンクリート表
面上に敷かれた養生シートの上面部に密着接合するよう
に載置し、これによって養生シートを上方から押圧して
コンクリート表面部に前記立体模様を表現するのに使用
する型押し材も特徴とするものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の養生シート、押し型材及びコ
ンクリート表面化粧方法の一例について図面を参照しな
がら説明する。
ンクリート表面化粧方法の一例について図面を参照しな
がら説明する。
【0011】図1(A)、(B)に示す養生シート1
は、塩化ビニル、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共
重合体、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの熱可塑性
樹脂からなる薄肉プラスチックシートを、適宜形状例え
ば図1(A)に示すような0.5m×0.5m〜3m×
3m相当の面積を有する扇状とし、そのシート上面部2
及び下面部3を一体的にコンクリート表面部に表現しよ
うとする適宜立体模様例えば図1(A)に示すような扇
張り模様の凹凸と対応する凹凸面とし、シート外周縁を
適宜高さに例えば2cm程度に立上げた起立縁部4として
成型されてなるものである。
は、塩化ビニル、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共
重合体、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの熱可塑性
樹脂からなる薄肉プラスチックシートを、適宜形状例え
ば図1(A)に示すような0.5m×0.5m〜3m×
3m相当の面積を有する扇状とし、そのシート上面部2
及び下面部3を一体的にコンクリート表面部に表現しよ
うとする適宜立体模様例えば図1(A)に示すような扇
張り模様の凹凸と対応する凹凸面とし、シート外周縁を
適宜高さに例えば2cm程度に立上げた起立縁部4として
成型されてなるものである。
【0012】また、図2に示す型押し材5は、ベニヤ等
の木板材、プラスチック板、石板、又は金属板などの適
宜厚さを有する硬質な板部材からなる押圧板6の下面に
発泡プラスチック、その他のプラスチック、金属、木材
又は石材などからなる適宜厚さを有する密着部7を固着
してなる板状体であり、上記養生シート1の起立縁部4
の内側に納まり、密着部7の下面部8が上記養生シート
上面部2の凹凸と密着接合する対応形に凹凸形成されて
いる。
の木板材、プラスチック板、石板、又は金属板などの適
宜厚さを有する硬質な板部材からなる押圧板6の下面に
発泡プラスチック、その他のプラスチック、金属、木材
又は石材などからなる適宜厚さを有する密着部7を固着
してなる板状体であり、上記養生シート1の起立縁部4
の内側に納まり、密着部7の下面部8が上記養生シート
上面部2の凹凸と密着接合する対応形に凹凸形成されて
いる。
【0013】この密着部7の下面部8の凹凸形成は、例
えば発泡プラスチック、その他のプラスチック又は金属
であれば、上記養生シート上面部2の凹凸模様を石膏型
又は金属型にとり、この型に発泡プラスチック、その他
のプラスチック又は金属に流しこんで成型すればよい
し、また木板材又は石板材であれば養生シート上面部2
の凹凸模様を刻印すればよい。
えば発泡プラスチック、その他のプラスチック又は金属
であれば、上記養生シート上面部2の凹凸模様を石膏型
又は金属型にとり、この型に発泡プラスチック、その他
のプラスチック又は金属に流しこんで成型すればよい
し、また木板材又は石板材であれば養生シート上面部2
の凹凸模様を刻印すればよい。
【0014】次に、上記養生シート1及び上記型押し材
5を使用して、コンクリート表面部に所望の立体模様を
表現するコンクリート表面化粧方法について説明する。
5を使用して、コンクリート表面部に所望の立体模様を
表現するコンクリート表面化粧方法について説明する。
【0015】基面10上に硬練りの下地コンクリート1
1を適宜厚さに打設し、その表面11aを木ゴテなどで
均一にならし、下地コンクリート11が中締まり状態に
なるまで放置させた後、好ましくは表面11aの水分が
適当に蒸発したところで、この表面11aに予め所望の
色彩の塗料を混合して着色した化粧コンクリート12を
適宜厚さ散布する。化粧コンクリート12が下地コンク
リート11の水を吸収したところで木ゴテなどで擦り込
みを行い、コンクリート表面部12aを平滑に押さえ
る。
1を適宜厚さに打設し、その表面11aを木ゴテなどで
均一にならし、下地コンクリート11が中締まり状態に
なるまで放置させた後、好ましくは表面11aの水分が
適当に蒸発したところで、この表面11aに予め所望の
色彩の塗料を混合して着色した化粧コンクリート12を
適宜厚さ散布する。化粧コンクリート12が下地コンク
リート11の水を吸収したところで木ゴテなどで擦り込
みを行い、コンクリート表面部12aを平滑に押さえ
る。
【0016】そして、コンクリート表面12aが硬化し
ない状態のうちに、表面12a上に養生シート1を適宜
枚数敷き詰める。この際、図3(A)に示すように、隣
接する養生シート1,1間に隙間ができないように並べ
るようにする。
ない状態のうちに、表面12a上に養生シート1を適宜
枚数敷き詰める。この際、図3(A)に示すように、隣
接する養生シート1,1間に隙間ができないように並べ
るようにする。
【0017】次に、図3(B)に示すように、養生シー
ト1の上面部2上に型押し材5を密接接合するように載
せ、型押し材5をタンパーやローラーを使って或いは人
が載るなどして上方から押圧して、図4(A)(B)に
示すように、コンクリート表面部12aに養生シート1
の下面部3の凹凸を押し込んで立体模様を刻印する。刻
印後、型押し材5を養生シート1から剥離し、再び次の
養生シート1上に載置して同様にコンクリート表面部1
2aに立体模様を刻印する。これを繰り返して表面部1
2a上に立体模様を表現する。
ト1の上面部2上に型押し材5を密接接合するように載
せ、型押し材5をタンパーやローラーを使って或いは人
が載るなどして上方から押圧して、図4(A)(B)に
示すように、コンクリート表面部12aに養生シート1
の下面部3の凹凸を押し込んで立体模様を刻印する。刻
印後、型押し材5を養生シート1から剥離し、再び次の
養生シート1上に載置して同様にコンクリート表面部1
2aに立体模様を刻印する。これを繰り返して表面部1
2a上に立体模様を表現する。
【0018】尚、複数の型押し材5を複数の養生シート
1上に載置した後、これら複数の型押し材5を同時に押
圧するようにしてもよい。
1上に載置した後、これら複数の型押し材5を同時に押
圧するようにしてもよい。
【0019】このようにして表面部12aに立体模様を
表現した後、養生シート1を表面部12aから離反させ
ることなく、好ましくは風などによって養生シート1が
吹き飛ばされないように上面部2上に砂などを撒いて、
養生シート1を表面部12aに敷いたまま適宜時間放置
して養生させる。起立縁部4は上記砂などが養生シート
1間に落ち込むのを防止する。また、隣接する養生シー
ト1,1の起立縁部4,4間を接着、針止めなど適宜固
着手段によって固着するようにしてもよい。
表現した後、養生シート1を表面部12aから離反させ
ることなく、好ましくは風などによって養生シート1が
吹き飛ばされないように上面部2上に砂などを撒いて、
養生シート1を表面部12aに敷いたまま適宜時間放置
して養生させる。起立縁部4は上記砂などが養生シート
1間に落ち込むのを防止する。また、隣接する養生シー
ト1,1の起立縁部4,4間を接着、針止めなど適宜固
着手段によって固着するようにしてもよい。
【0020】そして養生後、養生シート1を表面部12
aから剥離させて、表面部12aを水洗いなどして磨い
て仕上げればよい。また、表面部12aから剥離した養
生シート1は使い捨てることができる。
aから剥離させて、表面部12aを水洗いなどして磨い
て仕上げればよい。また、表面部12aから剥離した養
生シート1は使い捨てることができる。
【0021】尚、コンクリート表面部に所望の色彩を着
色する方法については任意であり、上記例のように予め
着色したコンクリートを塗布する他、養生後コンクリー
ト表面部に塗料を塗布或いは吹き付けして着色する方法
でもよい。また、着色しなくてもよい。
色する方法については任意であり、上記例のように予め
着色したコンクリートを塗布する他、養生後コンクリー
ト表面部に塗料を塗布或いは吹き付けして着色する方法
でもよい。また、着色しなくてもよい。
【0022】
【発明の効果】このように本発明のコンクリート表面化
粧方法によれば、立体模様を崩さないように注意して押
型を剥がす手間がなくなるばかりか、型押し作業後わざ
わざ養生シートを被覆する必要もなくなり、施工効率を
高めることができ、さらに、養生シートと密着接合する
ように形成された型押し材を使用すれば、施工効率を一
層高めることができる。
粧方法によれば、立体模様を崩さないように注意して押
型を剥がす手間がなくなるばかりか、型押し作業後わざ
わざ養生シートを被覆する必要もなくなり、施工効率を
高めることができ、さらに、養生シートと密着接合する
ように形成された型押し材を使用すれば、施工効率を一
層高めることができる。
【0023】また、コンクリート養生中の突然の雨や急
激な乾燥、さらにはある程度の衝撃に対しても影響され
ることなく安定的に養生を行うことができるので、表面
化粧を好適に仕上げることができるばかりか、コンクリ
ート自体の強度も低下させない。
激な乾燥、さらにはある程度の衝撃に対しても影響され
ることなく安定的に養生を行うことができるので、表面
化粧を好適に仕上げることができるばかりか、コンクリ
ート自体の強度も低下させない。
【0024】また、薄肉プラスチックシートは安価で容
易かつ自在に成形することができるため、施工コストを
安価にすることができるばかりか、豊富な模様を用意す
ることができる。
易かつ自在に成形することができるため、施工コストを
安価にすることができるばかりか、豊富な模様を用意す
ることができる。
【図1】本発明の養生シートの一例を示した図であっ
て、(A)はその平面図、(B)はその断面図である。
て、(A)はその平面図、(B)はその断面図である。
【図2】本発明の型押し材の一例を示した図であって、
(A)はその平面図、(B)はその断面図である。
(A)はその平面図、(B)はその断面図である。
【図3】本発明のコンクリート表面化粧方法の途中状態
を示した断面図であって、(A)は養生シートをコンク
リート表面上に敷いた状態を、(B)は養生シート上に
型押し材を載置した状態を示したものである。
を示した断面図であって、(A)は養生シートをコンク
リート表面上に敷いた状態を、(B)は養生シート上に
型押し材を載置した状態を示したものである。
【図4】型押し材をコンクリート表面部に押し付けた状
態を示した断面図であって、(A)は型押し材を押圧す
る前の状態を、(B)は型押し材を押圧した後の状態を
示したものである。
態を示した断面図であって、(A)は型押し材を押圧す
る前の状態を、(B)は型押し材を押圧した後の状態を
示したものである。
1 養生シート
5 型押し材
10 基面
11 下地コンクリート
12 化粧コンクリート
12a 表面部
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
E04G 21/24
E04G 21/30
E04F 15/12
Claims (3)
- 【請求項1】 未硬化状態のコンクリート表面上に、コ
ンクリート表面部に表現しようとする模様と対応合致す
るように凹凸成型されたプラスチックシートを敷き、こ
のシート上に型押し材を載せ、型押し材を押圧すること
によりプラスチックシートを押圧して当該プラスチック
シートの下面部の凹凸をコンクリート表面部に押し込ん
でコンクリート表面部に立体模様を付し、その後型押し
材をプラスチックシートから剥離し、プラスチックシー
トをコンクリート表面上に敷いたままコンクリートを養
生させるコンクリート表面化粧方法であって、 上記プラスチックシートは、下面部の凹に対応する凸と
下面部の凸に対応する凹とからなる凹凸を上面部に備
え、 型押し材は、上面部は平坦で、下面部は上記プラスチッ
クシート上面部の凹凸と密着接合する対応形に凹凸形成
されたものであるコンクリート表面化粧方法。 - 【請求項2】 プラスチックシートは、上面部の周縁部
に適宜幅上方に折曲した起立縁部を形成し、 型押し材をプラスチックシートから剥離した後、プラス
チックシート上面部の周縁部に囲まれた部分に砂を撒
き、プラスチックシートをコンクリート表面上に敷いた
ままコンクリートを養生させることを特徴とする請求項
1に記載のコンクリート表面化粧方法。 - 【請求項3】 プラスチックシートは、上面部の周縁部
に適宜幅上方に折曲した起立縁部を形成し、 型押し材をプラスチックシートから剥離した後、隣接す
るプラスチックシートの起立縁部間を固着し、プラスチ
ックシートをコンクリート表面上に敷いたままコンクリ
ートを養生させることを特徴とする請求項1に記載のコ
ンクリート表面化粧方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11302094A JP3479748B2 (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | コンクリート表面化粧方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11302094A JP3479748B2 (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | コンクリート表面化粧方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07317325A JPH07317325A (ja) | 1995-12-05 |
JP3479748B2 true JP3479748B2 (ja) | 2003-12-15 |
Family
ID=14601435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11302094A Expired - Fee Related JP3479748B2 (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | コンクリート表面化粧方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3479748B2 (ja) |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP11302094A patent/JP3479748B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07317325A (ja) | 1995-12-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |