JP4261712B2 - 画像ファイルの送信方法及び画像ファイルの送信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドキュメントをスキャニングし、それに対応する画像ファイルを離れた(場所又は装置の異なる)受信者に送信する方法に関する。詳細には、本発明は、送信の対象となる可能性がある受信者毎に予め設定されたプロファイルにアクセスする自動送信ユーティリティを使用して、ドキュメントのスキャニングと送信を行う方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在では、比較的安価なスキャニング装置を使用して高品質のドキュメント・スキャニングを実行することができる。このようなスキャニング装置を、コンピュータ装置、たとえばPC互換機に直接取り付けて、スキャニングされたドキュメントに基づきコンピュータ装置で画像ファイルを作成する。
【0003】
そのようなスキャニング装置が普及しているにもかかわらず、手近のコンピュータ装置にスキャニング装置が接続されいても、ユーザ自身のコンピュータ装置には、スキャニング装置が接続されていないという状況が依然として存在する。
【0004】
ユーザは、コンピュータ装置で画像ファイルを作成するために、手近のコンピュータ装置のところへ行き、スキャニング装置を使用して、係る手近のコンピュータ装置で画像ファイルを作成する。その後、その画像ファイルをどうにかして自分の(すなわち、離れた場所にある。)コンピュータ装置に送信することになる。
【0005】
他のユーザのコンピュータ装置を使用して画像ファイルを作成する作業は、特に、未経験者にとっては必ずしも容易ではない。個々のユーザはそれぞれ、1インチあたりのドット数(dpi)を単位とする解像度、色の深み等の特定のスキャニング特性を使用して自分の画像ファイルをスキャニングしたいと考えるのが普通である。
【0006】
しかし、スキャニングを別のコンピュータ装置で実行するので、通常そのコンピュータ装置のデフォルト値が使用される。その結果、画像ファイルとファイルを表示するために受信者側が用いる設定とのミスマッチがよく発生し、食い違いが生じる。たとえば、受信者が解像度300dpiのプリンタを使用して、72dpiの画面表示用にスキャニングした画像ファイルを印刷する場合、プリンタが解像度のミスマッチを調整しようとしてかなりの歪みを生じる。
【0007】
ユーザはスキャニングの前にスキャニング特性の既定値を手動で指定変更またはリセットすることができる。ただし、デフォルトのスキャニング特性を手動で指定変更したりリセットしたりする作業は手間がかかる。さらに、それぞれのユーザは自分の望むスキャニング特性を把握し、スキャニング動作の前にそれに応じてスキャニング装置を設定する必要がある。
【0008】
さらに、ドキュメントをスキャニングすると、得られた画像ファイルを、離れた(別の場所にある)コンピュータ装置に送信する作業は、特に未経験者には、通常難しく、時間がかかる作業である。
【0009】
離れた受信者に画像ファイルを送信するために従来からファイル転送プロトコルが存在している。このような転送プロトコルとしては、電子メール、ファイル転送プロトコル(ftp)、分散コンポーネント・オブジェクト・モデル(DCOM)、および共有ネットワーク・ディスクの使用などがある。
【0010】
ただし、ユーザは通常、これらの転送プロトコルを使うためにかなりの知識を必要とする。そのため、すべてのユーザがこれらのプロトコルを使用して簡単に画像ファイルを送信するというわけにはいかない。さらに、これらのプロトコルを使用してファイルを手動で送信する作業は煩雑でもある。
【0011】
ユーザがドキュメントをスキャニングし、得られた画像ファイルを自分以外の離れた受信者に送信するときにも同様の問題が生じる。このような状況でも依然として、ユーザは食い違いを避けるためにスキャニング特性を設定しなければならず、またどうにかして、ファイルを離れたの受信者に送信するのに適したデータ転送プロトコルを決定する必要がある。こうして、ユーザは離れた受信者に応じてスキャニング特性を設定し、適切なファイル転送プロトコルを使用して、得られたファイルを受信者に送信しなければならない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従って、ユーザが離れた受信者に対応するスキャニング特性を使用してドキュメントをスキャニングし、打鍵が最小回数で済む適切なファイル転送プロトコルを使用して、得られた画像ファイルを離れた受信者に送信することが自動的にできるシステムが必要とされている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、受信者毎に予め設定されたプロファイルに基づいて、インタフェースを介してコンピュータ装置に接続されたスキャニング装置によってドキュメントをスキャニングし、その画像ファイルを指定された受信者に送信する、前記コンピュータが実行する画像ファイルの送信方法であって、前記予め設定されたプロファイルが、前記受信者に前記画像ファイルを送信するための転送プロトコルと前記スキャニングのための画像スキャニング特性とを含み、前記スキャニング装置に対する所定の操作を契機として、前記スキャニング及び前記画像ファイルの送信を制御するための自動送信ユーティリティを起動し、画像ファイルの送信先である受信者を選択するための画面を表示装置に表示させる工程と、前記画面に基づき選択された前記受信者を特定するユーザ入力、を受け取る工程と、特定された前記受信者に対応した前記プロファイルに基づいて、前記画像スキャニング特性と前記転送プロトコルとを決定する工程と、決定された前記画像スキャニング特性に従って、ドキュメントをスキャニングする命令を、前記インタフェースを介して前記スキャニング装置に送信することによってスキャニングする工程と、前記スキャニング装置がスキャニングしたドキュメントの画像データを、前記インタフェースを介して受信し、当該画像データを含む画像ファイルを格納する工程と、決定された前記転送プロトコルを使用して、前記受信者に前記格納された画像ファイルを送信する工程と、を含む画像ファイルの送信方法が提供される。
また、本発明によれば、受信者毎に予め設定されたプロファイルに基づいて、インタフェースを介して接続されたスキャニング装置によってドキュメントをスキャニングし、その画像ファイルを指定された受信者に送信する画像ファイルの送信装置であって、前記予め設定されたプロファイルが、前記受信者に前記画像ファイルを送信するための転送プロトコルと前記スキャニングのための画像スキャニング特性とを含み、前記スキャニング装置に対する所定の操作を契機として、前記スキャニング及び前記画像ファイルの送信を制御するための自動送信ユーティリティを起動し、画像ファイルの送信先である受信者を選択するための画面を表示装置に表示させる手段と、前記画面に基づき選択された前記受信者を特定するユーザ入力、を受け取る受取手段と、特定された前記受信者に対応した前記プロファイルに基づいて、前記画像スキャニング特性と前記転送プロトコルとを決定する決定手段と、決定された前記画像スキャニング特性に従って、ドキュメントをスキャニングする命令を、前記インタフェースを介して前記スキャニング装置に送信する送信手段と、スキャニングした前記ドキュメントの画像データを、前記インタフェースを介して前記スキャニング装置から受信する受信手段と、前記画像データを含む画像ファイルを格納する格納手段と、決定された前記転送プロトコルを使用して、前記受信者に前記画像ファイルを送信する画像送信手段と、を含むことを特徴とする画像ファイルの送信装置が提供される。
また、本発明によれば、上記画像ファイルの送信方法の各工程をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを格納した記録媒体が提供される。
【0015】
本発明においては、例えば、第1の受信者のプロファイルでは24ビット・カラー・モード、300dpiのスキャニングを設定し、その後に、電子メールを使用する転送プロトコルを設定する一方で、第2の受信者のプロファイルではファックス(100x200)の解像度のスキャニングを設定し、その後にftpを使用する転送プロトコルを設定するといったことが可能である。
【0016】
ユーザはドキュメントをスキャニングし、単に自動送信ユーティリティを起動し、受信者を特定するだけで、得られた画像ファイルを送信することができる。自動送信ユーティリティは、プロファイルに基づいて画像ファイルのスキャニングおよび送信の方法を自動的に決定するため、ユーザ側で実行しなければならない操作が簡素化される。
【0021】
好ましい実施形態では、ドキュメントのスキャニングに使用するスキャニング装置を、Windows(R)98が稼働しているIBM−PC互換機などの本発明を実現するコンピュータ装置に接続する。
【0022】
さらに、プッシュボタンやスクリーン・タッチ・インタフェース(STI)などの、スキャニング装置とのインタフェースのアクティブ化に応じて自動送信ユーティリティを起動することが好ましい。
【0023】
本発明をWindows(R)98が稼働しているPC上に実現した場合、プッシュボタンを押して、Windows(R)98 Still Imaging Interfaceイベント・モニタの「PUSH」機能により自動送信ユーティリティをアクティブ化することが好ましい。
【0024】
このPUSH機能は、周辺装置のプッシュボタンまたはその他のインタフェースがアクティブ化されたときに、プログラム、この場合は自動送信ユーティリティ、を起動する。
【0025】
PUSH操作を使うと、ユーザは単に、ドキュメントをPCに接続しているスキャニング装置上に置き、スキャニング装置のスキャン・ボタンを押すだけである。自動送信ユーティリティが自動的に起動し、ユーザは、受信者の識別名等を入力する。すると、自動送信ユーティリティはその受信者に対応するスキャニング特性を使用して、ドキュメントのスキャニングを開始し、その受信者に対応する転送プロトコルを使用して得られた画像ファイルをその受信者に送信する。
【0026】
予め設定されたプロファイルは、本発明を実現するコンピュータ装置上にローカルに格納するか、またはネットワーク上のサーバに格納することができる。プロファイルをネットワーク上のサーバに格納した場合、プロファイルは、受信者によって更新できることが好ましい。したがって、受信者は自分のハードウェアおよびソフトウェアの変更に合わせて、スキャニング特性と転送プロトコルを変更することができる。
【0027】
前記により、本発明では、受信者のプロファイルに基づいて得られた画像ファイルのスキャニングおよび送信の方法を自動的に決定する。そのため、本発明を使用すれば、ユーザの所有するコンピュータ装置以外のコンピュータ装置に接続されているスキャニング装置が利用しやすくなる。
【0028】
この簡単な本発明の内容は、本発明の性質を一目で理解できるようにするためのものである。以下に記載した好適な実施形態についての詳細な説明を、添付の図面とともに参照すれば、本発明をより完全に理解することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
図1は、コンピュータ・システム2に接続され、画像ファイルを格納、操作し、他のコンピュータ・システムおよび装置に画像ファイルを送信するための画像ファイル作成用のスキャナ1の代表図である。図1に示されているように、スキャナ1はスキャニング対象のドキュメントを置くプラテン4とともに、ドキュメントを覆うためのカバー5を備える。スキャナ1はさらに、ユーザがスキャナ1を操作するために使用するインタフェース6も備えている。インタフェース6には、プッシュボタン・インタフェースまたはスクリーン・タッチ・インタフェース(STI)を備えることもできる。
【0030】
好ましい実施形態では、インタフェース6により、ユーザは「1ボタン・スキャニング」を実行することができる。1ボタン・スキャニングでは、ユーザはドキュメントをプラテン4に置き、次いでインタフェース6上のスキャン・ボタンなどを押し、コンピュータ2に信号を送ってスキャニング処理を開始する。
【0031】
他の実施形態では、スキャナ1に接続するインタフェース6はスキャナ1に配置しない。その代わりに、インタフェース6をコンピュータ・システム2によって出力され、コンピュータ・システム2によって操作されるグラフィカル・ユーザ・インタフェースとする。この他の実施形態では、スキャナ1はグラフィカル・ユーザ・インタフェースでアクティブ化される。
【0032】
図1にはさらに、スキャナ・インタフェース8を介してスキャナ1に接続されているコンピュータ・システム2も示されている。コンピュータ・システム2は、画像出力用のディスプレイ10、ユーザのコマンドおよびデータを入力するためのキーボード12、およびグラフィカル・ユーザ・インタフェースおよび画像ファイルからの画像出力などの画像を操作するためのマウス13を備えることが好ましい。さらに、オペレーティング・システム、スキャナ・ドライバなどのドライバ、本発明による自動送信ユーティリティなどのアプリケーション・プログラム、ファイル転送プログラム、および画像ファイルや本発明によるユーザ・プロファイルなどのデータを格納するための固定ディスク15を備えることも好ましい。取り外し可能な記憶媒体とのインタフェースを提供するためにフロッピ・ディスク・インタフェース16を備える。CD−ROM(図示せず)でも格納を実現できる。
【0033】
コンピュータ・システム2は、画像ファイルなどのデータをコンピュータ・システムおよび/またはコンピュータ・システム2から物理的に離れている他の装置に送信することができる。図1に示されている実施形態では、コンピュータ・システム2は、ネットワーク・インタフェース19を使用するネットワーク18またはファックス/モデム・インタフェース22を使用するファックス/モデム21を介して、1つまたは複数のファイル転送プロトコルにより、このデータを送信する。
【0034】
図2は、コンピュータ・システム2の内部アーキテクチャを示す詳細なブロック図である。図2に示されているように、コンピュータ・システム2は、コンピュータのバス31にインタフェースされている、Intel(R)Pentium(R)マイクロプロセッサなどの中央処理装置(CPU)30を備えている。さらに、コンピュータのバス31には、ディスプレイ10とのディスプレイ・インタフェース33、スキャナ1とのスキャナ・インタフェース8、ネットワーク18とのネットワーク・インタフェース19、ファックス/モデム21とのファックス/モデム・インタフェース22、フロッピ・ディスク・インタフェース16、キーボード12とのキーボード・インタフェース37、マウス13などのポインティング・デバイスとのポインティング・デバイス・インタフェース38、読み取り専用メモリ(ROM)39、メイン・メモリ40、および固定ディスク15もインタフェースしている。
【0035】
ROM39は、コンピュータ・システム2の起動時に使用するステップなどのプロセス・ステップや、たとえばキーボード12を動作させる基本入出力オペレーティング・システム(BIOS)のシーケンスを格納するために使用される。
【0036】
ランダム・アクセス・メモリ(RAM)などのメイン・メモリ40は、CPU30でコンピュータにより実行可能なプロセス・ステップが格納されているメモリ領域にアクセスするためのコンピュータ・バス31とインタフェースしている。特に、CPU30は、固定ディスク15または他のソースからメイン・メモリ40にプロセス・ステップをロードし、メイン・メモリ40からプロセス・ステップを実行する。メイン・メモリ40は、さらに、CPU30でアクセスする画像ファイルやユーザ・プロファイルなどのデータを一時的に格納しておく記憶媒体ともなる。
【0037】
固定ディスク15は、Windows(R)98などのウィンドウ指向のオペレーティング・システムであることが好ましいオペレーティング・システム42のプロセス・ステップとともに、ドライバおよびアプリケーション・プログラムを格納するための記憶媒体である。ドライバとしては、スキャナ・ドライバ44など、アプリケーション・プログラムとしては、本発明による自動送信ユーティリティ46およびファイル転送プログラム47などがある。固定ディスク15にはさらに、画像ファイル49などのデータおよび好ましくはユーザ・プロファイル50を格納する。
【0038】
以下、本発明による自動送信ユーティリティを図6から図11に関して詳細に説明する。一般に、自動送信ユーティリティは、ユーザがスキャニング・ドキュメントの対象受信者を選択し、受信者のユーザ・プロファイルに基づいてドキュメントの画像ファイルを受信者に送信できるように、スキャニング動作を開始した後にアクティブ化される。
【0039】
以下、ユーザ・プロファイル50を図5に関してさらに詳細に説明する。一般に、ユーザ・プロファイル50には、スキャナ1でスキャニングされた画像ファイルの受信者の予め設定されたプロフィルが含まれる。各プロファイルは、画像スキャニング特性および転送プロトコルなどの転送情報と関連付けられている。
【0040】
ファイル転送プログラム47としては、コンピュータ・システム2から他のコンピュータ・システムおよびコンピュータ・システム2に接続されている装置に画像ファイル49などのファイルを送信するプログラムなどがある。転送プログラムには、電子メール・クライアント、ftpクライアント、および分散コンポーネント・オブジェクト・モデル(DCOM)クライアントが用意されていることが好ましい。ファイル転送は、オペレーティング・システム42の組み込み機能、たとえば、Windows(R)98の場合にはファイルの移動/コピー・コマンドを使用して、実行することもできる。
【0041】
コンピュータ・システム2は、たとえば、ネットワーク18および/またはファックス/モデム21を介して、他のコンピュータ・システムおよび装置に接続することができる。以下、これらの接続を図3に関してさらに詳細に説明する。
【0042】
図3は、コンピュータ・システム2と他のコンピュータ・システムおよび装置との間の接続例を示す代表図である。図3に示されているように、コンピュータ・システム2は、ネットワーク18を介して他のコンピュータ・システムおよび装置に接続することができる。ネットワーク18は、Ethernetネットワークなどのローカル・エリア・ネットワークが好ましいが、他の種類のネットワークでも使用可能である。
【0043】
ネットワーク18は、コンピュータ・システム2、コンピュータ・システム58、インク・ジェット・プリンタ61が接続されているコンピュータ・システム60、レーザ・プリンタ64が接続されているコンピュータ・システム63、サーバ68、ネットワーク・プリンタ69、およびゲートウェイ70の間の接続を行うネットワークである。さらにゲートウェイ70は、World Wide Webなどの他のネットワークへの接続、したがって、他のネットワークに接続されているコンピュータ・システムおよび装置への接続も行う。
【0044】
ネットワーク18に接続されているコンピュータ・システムおよびサーバはさまざまなオペレーティング・システム機能およびファイル転送プログラムを実行し、それらの間でファイルを送信する。したがって、上記のように、コンピュータ・システム2はファイルの移動/コピー機能を含むオペレーティング・システム42を実行し、電子メール・クライアント、ftpクライアント、およびDCOMクライアントを含むファイル転送プログラム47を実行する。コンピュータ・システム58、60、および63も同様のオペレーティング・システムおよびプログラム、つまりオペレーティング・システム70から72とファイル転送プログラム74から76を実行することが好ましい。
【0045】
オペレーティング・システム42および70から72は、必ずしも、同じオペレーティング・システムではないが、コンピュータ・システム間で通信が可能なように互換性がなければならない。同様に、コンピュータ・システム2、58、60、および63は、必ずしも、同じファイル転送プログラムを実行するわけではない。
【0046】
サーバ68は電子メール・サーバ81とftpサーバ82を実行し、電子メール・サービスおよびftpサービスをネットワーク18上で稼働しているコンピュータ・システムに提供することが好ましい。さらに、サーバ68は、ネットワーク18に接続されているさまざまなコンピュータ・システムおよび装置からアクセス可能な共有記憶領域を提供するネットワーク・ディスク83を備えるか、またはそのネットワーク・ディスクに接続されていることが好ましい。
【0047】
ネットワーク・プリンタ69はネットワーク18に接続されているコンピュータ・システムからファイル(たとえば、プリント・ジョブ)を受信し、それらのファイルに基づいて画像を出力する。そこで、ネットワーク・プリンタ69はネットワーク18との通信を処理するネットワーク・インタフェース84を備えることが好ましい。
【0048】
上述のように、ゲートウェイ70はネットワーク18と他のネットワークとの間で接続を行うためのものである。そのため、ゲートウェイ70はオペレーティング・システム85および電子メール・ルータ86を備えることが好ましい。オペレーティング・システム85は、ネットワーク18へのゲートウェイ・サービス、たとえばゲートウェイ間でファイルの移動およびコピーを行うファイルの移動/コピー・サービス、ftpを稼働させるための通信サービスなどを提供する。電子メール・ルータ86は、電子メールのルーティング・サービスを提供し、ユーザ側はこれを利用して、ゲートウェイ間で電子メールの送受信を行うことができる。
【0049】
コンピュータ・システム2はさらに、ファックス/モデム21を介して他のコンピュータ・システムおよび装置に接続することができる。たとえば、図3に示されているように、ファックス/モデム21を電話回線89でファックス/モデム88に接続し、ファックス/モデム88をコンピュータ・システム90に接続する。コンピュータ・システム90は、スタンドアローンのコンピュータ・システムでも、他のネットワークに接続するゲートウェイでもよく、たとえば、オペレーティング・システム91と電子メール・ルータ92を実行する。オペレーティング・システム91および電子メール・ルータ92を使用することで、コンピュータ・システム2は、電子メール、ftp、およびファイルの移動/コピー操作などにより、コンピュータ・システムおよびコンピュータ・システム90に接続されている他の装置にファイルを送信することができる。
【0050】
もちろん、コンピュータ・システム2を図3に示されているもの以外のメカニズムを使用して他のコンピュータ・システムおよび装置に接続することも可能である。たとえば、コンピュータ・システム2を必ずしもネットワーク18に接続する必要はなく、その代わりにファックス/モデム21を使用するダイヤルアップ接続により他のコンピュータ・システムに接続したり、ネットワークへのゲートウェイとして機能する別のコンピュータ・システムに接続することも可能である。
【0051】
コンピュータ・システム58、60、および63に送信される画像ファイルをこれらのコンピュータ・システムで処理し、コンピュータ・システムのディスプレイに画像ファイルに格納されている画像を出力することができる。さらに、コンピュータ60に送信され画像ファイルに格納されている画像をインク・ジェット・プリンタ61に出力し、コンピュータ・システム63に送信され画像ファイルに格納されている画像をレーザ・プリンタ64に出力することができる。さらに画像ファイルをサーバ68に送信して接続されているネットワーク・ディスク83に格納したり、ゲートウェイ70および90を介してWord Wide Webなどの他のネットワークに送信することもできる。
【0052】
図3に示されている例では、コンピュータ・システム2、58、60、および63は互いに物理的に離れており、たとえば、別の部屋や建物の中に置かれている。同様に、ネットワーク18は他のネットワークから物理的に離れていることが好ましい。スキャナ1が接続されているコンピュータ・システム2は、複数のユーザがスキャナ1にアクセスし利用できるように、共通アクセスが許される領域に配置することが好ましい。
【0053】
本発明の一態様では、スキャナ1などのスキャナを使用してドキュメントをスキャニングし、得られた画像ファイルをコンピュータ・システム2などのコンピュータ・システムに格納する。この画像ファイルは、受信者のユーザ・プロファイル50などの設定済みユーザ・プロファイルにアクセスするソフトウェア自動送信ユーティリティを使用して離れた受信者に送信する。設定済みユーザ・プロファイルには、前記受信者に対応する画像スキャニング特性および転送プロトコルを含める。特定の受信者を識別したら、その受信者に対応するスキャニング特性に応じてドキュメントをスキャニングし、その受信者に対応する転送プロトコルを使用して得られた画像ファイルをその受信者に送信する。好ましい実施形態では、スキャニング動作を開始すると自動送信ユーティリティが自動的に実行される。
【0054】
図4は、スキャナ1のスキャニング動作が開始した後自動送信ユーティリティ46が実行されるように、ユーザがコンピュータ・システム2上で稼働しているスキャナ・ドライバ44を設定するためのスキャナ・プロパティ・ウィンドウ100の図面である。スキャナ・プロパティ・ウィンドウ100は、ディスプレイ10に出力され、スキャナ・ドライバ44のグラフィカル・ユーザ・インタフェースとなるものである。
【0055】
Windows(R)Still Imaging Interfaceのスキャナ・プロパティ・ウィンドウ100には、イベント・プロパティ・ページ101があり、ユーザはこれを使用して、特定のイベントが発生したときに実行されるアプリケーション・プログラムを指定することができる。図4に示されているように、イベント・プロパティ・ページ101には識別子領域103、イベント選択領域104、アプリケーション選択領域105、およびイベント無効チェック・ボックス106がある。
【0056】
識別子領域103には、装置を識別するラベル109、この場合には「スキャナ」があり、これに対して、アプリケーション・プログラムがイベントと関連付けられている。イベント選択領域104は、アプリケーション・プログラムが実行されたときにイベント、この場合にはプッシュボタン・イベントをユーザ側で指定できるスキャナ・ドライバ44のPUSH機能にアクセスするためのものである。アプリケーション選択領域105では、ユーザは指定イベントが発生したときに実行されるアプリケーション・プログラムを指定することができる。図4に示されているように、「自動送信ユーティリティ」という名称のアプリケーションが指定されている。したがって、スキャナ1でプッシュボタン・イベントが発生したことをコンピュータ・システム2が検出すると、コンピュータ・システム2は自動送信ユーティリティ46をアクティブ化する。
【0057】
イベント無効チェック・ボックス106は、イベントに基づくアプリケーション・プログラムの実行を無効にする場合に使用することができる。したがって、イベント無効チェック・ボックス106がチェックされると、プッシュボタン・イベントが発生しても自動送信ユーティリティ46は実行されない。
【0058】
図5は、実行後自動送信ユーティリティ46によってアクセスされる本発明によるユーザ・プロファイル50の代表図である。ユーザ・プロファイル50には、ユーザ・プロファイル110、111、および112などの複数のユーザ・プロファイルが含まれる。それぞれのユーザ・プロファイルには、名前115、ファイル転送情報116、および画像スキャニング特性117を記述することが好ましい。
【0059】
名前115は、好ましくはユーザ・プロファイルを使用して自動送信ユーティリティ46が送信する画像ファイルの対象となる受信者を示すユーザ・プロファイルの名前である。同一ユーザに対して複数の異なるプロファイルを使用できるように、同じユーザの異なるプロファイルを識別するのを助ける補足英数字情報を「名前」フィールドに付加することができる。したがって、名前115の例は、「ANDY TOMAT − EMail」となる。
【0060】
複数のプロファイルに、それぞれ異なる転送プロトコルを持つ同じ受信者を示す名前を付けることができる。さらに、リモート・ユーザに対応せず、むしろネットワーク・プリンタ69などの特定のコンピュータ・システムまたは装置に対応するプロファイルが存在する可能性もある。
【0061】
ファイル転送情報116には、転送プロトコル119および転送アドレス120が含まれることが好ましい。使用可能な転送プロトコルとしては、電子メール、ftp、DCOM、およびWindows(R)のファイルの移動/コピー・コマンドなどがあるが、これらに限られるわけではない。
【0062】
電子メール転送プロトコルについては、転送アドレス120は名前115に対応する対象となる受信者の電子メール・アドレスであることが好ましい。この受信者は、たとえば電子メール・サーバ81を介して、コンピュータ・システム2が送信する電子メールの送信先である任意のコンピュータ・システムにアクセスできるユーザであってよい。受信者のコンピュータ・システムは、対象となる受信者が画像ファイルを含む電子メールを受信して開くことができるようにファイル転送プログラム74から75で電子メール・クライアントなどの電子メール・クライアントを実行しなければならない。
【0063】
転送プロトコル119がftpであれば、転送アドレス120は対象となる受信者がアクセスできるファイルのftpアドレスであることが好ましい。このファイルは、コンピュータ・システム2によるファイルのftp先の任意のコンピュータ・システムまたは装置に置くことができる。したがって、このftpアドレスは稼働しているftpサーバ82などのftpサーバが接続しているネットワーク上のコンピュータ・システムのアドレスでなければならない。
【0064】
転送プロトコル119がDCOMであれば、転送アドレス120は対象となる受信者がアクセスできるリモートのコンピュータ・システム上で稼働しているDCOM使用可能なアプリケーション・プログラムの名前であることが好ましい。このアプリケーション・プログラムは、画像ファイルを開くことができ、DCOMクライアントを有するコンピュータ・システム上に置かれている任意のアプリケーション・プログラムであってよい。たとえば、アプリケーション・プログラムは図3に示されているコンピュータ・システム58、60、または63のどれにでも置くことができる。リモートのコンピュータ・システムは、コンピュータ・システムがリモートのアプリケーション・プログラムで画像ファイルを開けるようにDCOMクライアントが用意されている必要がある。
【0065】
転送プロトコル119がWindows(R)のファイルの移動/コピー・コマンドである場合は、転送アドレス120はコンピュータ・システム2によるファイルの保存先であるリモートのコンピュータ・システムにファイルを保存するために使用する任意のファイル名であることが好ましい。このファイル名は、コンピュータ・システム58、60、または63などの対象となる受信者のコンピュータ・システム上のファイル、ネットワーク・ディスク83またはネットワーク18上の他のコンピュータ・システムに接続されているネットワーク・ディスクなどのネットワーク・ディスク上のファイル、または対象となる受信者がアクセスできる他のファイルに対応していることが好ましい。
【0066】
前記は、ユーザ・プロファイル50の可能な転送プロトコルとアドレスを網羅した一覧ではない。むしろ、他の転送プロトコルおよび転送アドレスも使用することができる。
【0067】
画像スキャニング特性117は、スキャナ1でドキュメントをスキャニングするための設定を含むことが好ましい。これらのスキャニング特性には、通常true color(つまり24ビット・カラー)、16ビット・カラー、8ビット・カラー、および白黒などのドキュメントをスキャニングするためのカラー・モードである画像の種類122が含まれる。さらに、画像解像度124、スキャニング画像の用紙サイズ125、画像ファイル形式126、画像ファイル・ページ・ナンバリング127、およびテンポラリ画像ファイル名128も含まれていることが好ましい。
【0068】
画像解像度124は、ドキュメントをスキャニングする際の解像度である。この解像度は、画像ファイルに対して対象となる受信者が通常使用する解像度と一致していることが好ましい。たとえば、対象となる受信者が通常、画像ファイルに格納されている画像をディスプレイに表示する場合、解像度は受信者のディスプレイの解像度(たとえば、72dpi)に一致していなければならない。対象となる受信者が通常、300dpiのプリンタで画像を印刷する場合、解像度は300dpiでなければならない。
【0069】
用紙サイズ126は、画像ファイルに格納されている画像の用紙サイズである。用紙サイズは、さらに、そのファイルの意図する使用目的と合致していなければならない。たとえば、ファイルをレター判またはA4判の用紙に印刷する場合、用紙サイズ126はそれぞれレター判またはA4判でなければならない。
【0070】
画像ファイル形式127は画像ファイルの形式であり、画像の意図する用途に合致していなければならない。画像ファイル形式の例として、GIF、TIFF、RAW、JPEG、JBIG、およびビットマップがあるが、これらに限られるわけではない。
【0071】
画像ファイル・ページ・ナンバリングは、画像ファイルに格納されている画像のページ・ナンバリング方式である。ページ・ナンバリングの例としては、0から開始、任意のページ番号から開始、前回のスキャニング操作で最後に保存したページ番号から開始がある。
【0072】
画像ファイル名128は、スキャナ1が画像をスキャニングしたときに作成される画像ファイルを格納するためのテンポラリ画像ファイル名を示す。
【0073】
図5の省略記号で示されているように、それぞれのユーザ・プロファイルには、他の転送情報、画像スキャニング特性、およびその他の種類のプロファイル情報を含めることができる。さらに、ユーザ・プロファイルには、上述の様々な種類の情報すべてを含める必要はない。
【0074】
好ましい実施形態では、ユーザ・プロファイル50はコンピュータ・システム2の固定ディスク15に、テキスト形式または符号化(たとえば、バイナリ)形式で格納される。ユーザ・プロファイル50がハード・ディスク15に格納される場合、コンピュータ・システム2を使用して、ユーザ・プロファイルを編集することができる。オプションにより、よく知られているファイル共有手法を使用することで他のコンピュータ・システム上のユーザによるユーザ・プロファイル50へのアクセスが可能なので、画像ファイルの受信者がリモートのコンピュータ・システムから自分のプロファイルを更新することも可能である。
【0075】
他の実施形態では、ユーザ・プロファイル50を、中央に、たとえばサーバ68に接続されているネットワーク・ディスク83上に配置することができ、その場合ローカル・エリア・ネットワーク18上のコンピュータ・システムの一部または全部からユーザ・プロファイルにアクセスして編集できることが好ましい。再び、この配置により受信者は自分のプロファイルをリモートで更新することができる。
【0076】
自分のハードウェアやソフトウェアの変更を反映させるため受信者が自分のユーザ・プロファイルを更新するようになっていることが好ましい。以下に説明する図6から図9は、ユーザ・プロファイル50を編集する場合に使用することができるグラフィカル・ユーザ・インタフェースの例を示している。
【0077】
さらに詳細に述べると、図6から図9はユーザ・プロファイルを追加または編集するためのプロファイル追加/編集ウィンドウ130を示している。プロファイル追加/編集ウィンドウ130には、プロファイル名テキスト・ボックス131、転送情報領域132、画像ファイル領域133、および画像取得領域134を用意することが好ましい。
【0078】
プロファイル追加/編集ウィンドウ130において、転送情報領域132には、転送情報領域132、転送プロトコル・リスト・ボックス137、アドレス・テキスト・ボックス138、および参照ボタン139が含まれる。画像ファイル領域133には、ファイル場所テキスト・ボックス140、ファイル名テキスト・ボックス141、参照ボタン142、ナンバリング領域144、およびファイル形式リスト・ボックス146が含まれる。画像取得領域134には、画像の種類リスト・ボックス149、画像解像度リスト・ボックス150、用紙サイズ・リスト・ボックス151、および用紙サイズ数値入力ボックス152が含まれる。
【0079】
プロファイル追加/編集ウィンドウ130を使用してユーザ・プロファイル110を編集する場合には、たとえば、名前テキスト・ボックス131を使用して名前115を編集する。同様に、転送情報領域132を使用して、転送情報116を編集する。転送情報領域132では、転送プロトコル・リスト・ボックス137を使用して、転送プロトコル119を編集し、アドレス・テキスト・ボックス138と参照ボタン139を使用して、転送アドレス120を編集する。
【0080】
引き続きユーザ・プロファイル110を編集する例において、画像ファイル領域133および画像取得領域134を使用して、画像スキャニング特性117を編集する。特に、ファイル場所テキスト・ボックス140、ファイル名テキスト・ボックス141、および参照ボタン142を使用して、テンポラリ画像ファイル名128を編集し、ナンバリング領域144を使用して、画像ファイル・ページ・ナンバリング127を編集し、ファイル形式リスト・ボックス146を使用して、画像ファイル形式126を編集する。画像取得領域134において、画像の種類リスト・ボックス149を使用して、画像の種類(カラー・モード)122を編集し、画像解像度リスト・ボックス150を使用して、画像解像度124を編集し、用紙サイズ・リスト・ボックス151と用紙サイズ数値入力ボックス152を使用して、用紙サイズ125を編集する。
【0081】
次にユーザ・プロファイルを編集する仕組みとユーザ・プロファイルの様々な例について説明する。
【0082】
図6で、名前「TOMAT、ANDREW−Email」がプロファイル名テキスト・ボックス141に入力されている。この名前は、このプロファイルを使用して送信されるファイルの対象となる受信者がAndrew Tomatであること、また電子メール転送プロトコルを使用してファイルが送信されることを示している。したがって、転送情報領域132では、「電子メール」が転送プロトコル・リスト・ボックス137に入力されており、Andrew Tomatの電子メール・アドレスがアドレス・テキスト・ボックス138に入力されている。
【0083】
この入力に対する転送プロトコルを変更するには、ユーザはプロトコル・リスト・ボックス137のプロトコル・リスト・ボタン137aをクリックし、転送プロトコルの一覧を表示させる。そこで、ユーザは表示されている転送プロトコルのうちから1つ選択し、それに応じてアドレス・テキスト・ボックス138を変更する。以下、図7から図9について様々な種類の転送プロトコルとそれらのプロトコルのアドレスの例について説明する。好ましい実施形態では、追加ボタン139を使用して新しい転送プロトコルを一覧に追加することができる。
【0084】
画像ファイル領域133では、ユーザはファイルの場所テキスト・ボックス140にファイルの場所を入力し、ファイル名リスト・ボックスにファイル名を入力して、スキャナ1でドキュメントをスキャニングしたときに作成されるテンポラリ画像ファイルを格納する場所を指定する。ファイルの場所とファイル名を入力するには、キーボード12を使用するか、またはユーザがハード・ディスク15上の該当する場所を検索するための参照ボタン142を使用することができる。テンポラリ画像ファイルがハード・ディスク15上の画像ファイル49の1つとして格納されるようにファイルの場所を指定することが好ましい。
【0085】
ナンバリング領域144では、ユーザはスキャニングしたドキュメントのページをナンバリングする方法、つまり前回のスキャニング操作から次に行うのか、一定の番号から始めるのかを指定することができる。
【0086】
画像ファイル領域133のファイル形式リスト・ボックス146では、ユーザはアドレス・テキスト・ボックス138で指定したアドレスに送信する画像ファイルのファイル形式を指定することができる。図6に示されているように、JPEGファイル形式が選択されている。形式リスト・ボタン146aをクリックして少なくとも好ましくはGIF、TIFF、RAW、JPEG、JBIG、およびビットマップなどのファイル形式の一覧を表示させることで、他のファイル形式の一覧を表示できることが好ましい。そこで、ユーザはこの一覧のファイル形式のうちから1つ選択する。
【0087】
画像取得領域134では、ユーザはスキャニング操作で得られた画像ファイルの対象となる受信者に適切な画像スキャニング特性を指定することができる。ユーザは画像の種類リスト・ボックス149を使用して、スキャニングしたドキュメントの画像の種類を指定することができる。画像の種類は通常、true color(つまり、24ビット・カラー)、16ビット・カラー、8ビット・カラー、および白黒などのドキュメントをスキャニングするためのカラー・モードである。ユーザは、画像解像度リスト・ボックス150で、ドキュメントをスキャニングする際の画像解像度を指定し、用紙サイズ・リスト・ボックス151で画像の用紙サイズを指定することができる。それぞれのリスト・ボックスには、異なる画像の種類、画像解像度、および用紙サイズの選択に使用するドロップ・ボタンが用意されている。なお用紙サイズは、用紙サイズ数値入力ボックス152を使用して詳しく指定することもできる。
【0088】
画像ファイルの対象となる受信者が、インク・ジェット・プリンタ61に接続されているコンピュータ・システム60を通常使用する場合でインク・ジェット・プリンタが高解像度カラー・インク・ジェット・プリンタの場合、画像取得領域134の適切な情報は、レター判用紙、解像度720dpi×1440dpi、true colorであってもよい。同様に、対象となる受信者がレーザ・プリンタ64に接続されているコンピュータ・システム63を通常使用する場合でレーザ・プリンタが低解像度の白黒レーザ・プリンタの場合、画像取得領域134の適切な情報は、A4判用紙、解像度300dpi、白黒であってもよい。他の例では、図6に示されている情報は、解像度75dpiでtrue color(つまり、24ビット・カラー)を表示できるディスプレイに画像を表示する対象となる受信者のプロファイルに適切なものである。
【0089】
ユーザがプロファイル追加/編集ウィンドウ130の情報に満足したら、ユーザは、好ましくはボタンをクリックするか、またはキーボード12のリターン・キーを押すことで、OKボタン155をアクティブ化する。その後で、プロファイル名テキスト・ボックス131内の名前がユーザ・プロファイル50に含まれる既存のプロファイルに対応する場合に、その既存のプロファイルをプロファイル追加/編集ウィンドウ130の情報に従って編集する。名前が既存のプロファイルに対応しない場合には、ユーザ・プロファイル50内にプロファイルが作成される。
【0090】
図7は、ftp転送プロトコルを使用して画像ファイルを送信するためにプロファイルを追加または編集するプロファイル追加/編集ウィンドウ130を示している。図7では、名前「TOMAT、ANDREW−ftp」がプロファイル名テキスト・ボックス131に入力されている。この名前は、このプロファイルを使用して送信するファイルの対象となる受信者がAndrew Tomatであり、ファイルの送信にftp転送プロトコルを使用することを示している。したがって、「ftp」が転送プロトコル・リスト・ボックス137に入力されており、Andrew Tomatのftpアドレスがアドレス・テキスト・ボックス138に入力されている。
【0091】
図7の画像ファイル領域133は、ビットマップ・ファイル形式を示すようにファイル形式リスト・ボックス146が変更されているのを除き図6に示されている同じ領域と同一である。画像取得領域134では、画像の種類リスト・ボックス149は白黒に変更され、画像解像度リスト・ボックス150は300dpi印刷に変更され、用紙サイズ・リスト・ボックス151はレター・サイズ用紙に変更されている。これらの変更は、白黒印刷のプリンタを使用して画像を印刷する受信者に画像を送信する場合に可能なプロファイルを示す例を使って行われている。もちろん、画像ファイル領域133および画像取得領域134を受信者にとって適切な他の方法で変更することも可能である。
【0092】
図8は、画像ファイルをディスクに保存することにより画像ファイルを送るためにプロファイルを追加または編集するプロファイル追加/編集ウィンドウ130を示している。名前は、このプロファイルを使用して送信するファイルの対象となる受信者がAndrew Tomatであり、ファイルをディスクに保存する方法でファイルを送ることを示している。したがって、「ディスクに保存」が転送プロトコル・リスト・ボックス137に入力されており、ファイルを保存するときに付けたファイル名がアドレス・テキスト・ボックス138に入力されている。ファイル名はコンピュータ・システム2以外のコンピュータ・システムに接続されている固定ディスクまたはサーバに接続されている固定ディスク、たとえばサーバ68に接続されているネットワーク・ディスク83に対応するものであることが好ましい。
【0093】
図8の画像ファイル領域133および画像取得領域134は、図6に示されている領域と同一である。もちろん、画像ファイル領域133および画像取得領域134を、プロファイルに対応する受信者に合わせて適宜変更することは可能である。
【0094】
図9は、DCOM使用可能なリモート・アプリケーション、たとえばリモートのコンピュータ・システム上で稼働しているPhotoshop(R)などのグラフィックス処理アプリケーションでファイルを開くことで画像ファイルを送信するためのプロファイルを追加/編集するプロファイル追加/編集ウィンドウ130を示している。名前は、このプロファイルを使用して送信するファイルの対象となる受信者がAndrew Tomatであり、ファイルをリモートのアプリケーションで開いてファイルを送ることを示している。したがって、「リモート・アプリケーションで開く」が転送プロトコル・リスト・ボックス137に入力されており、リモート・アプリケーションのファイル名がアドレス・テキスト・ボックス138に入力されている。この例の転送プロトコルは実際には、画像ファイルをDCOM使用可能なリモート・アプリケーションに送信して、そのアプリケーションで画像ファイルを開くのに使用されるDCOM転送プロトコルである。
【0095】
図9の画像ファイル領域133および画像取得領域134は、図6に示されている領域と同一である。もちろん、画像ファイル領域133および画像取得領域134を、プロファイルに対応する受信者に合わせて適宜変更することは可能である。
【0096】
図10は、実行を開始した後、自動送信ユーティリティ46によってディスプレイ10に出力される自動送信ユーティリティ・ウィンドウ160の図面である。自動送信ユーティリティ・ウィンドウ160には、少なくともプロファイル選択領域162が用意され、さらにこのプロファイル選択領域162にはユーザ・プロファイル50に基づく名前の一覧が用意されていることが好ましい。これらの名前は、対象となる受信者およびそれらの受信者について関連付けられている転送プロトコルを示すことが好ましい。
【0097】
各種転送プロトコルとしては、少なくとも電子メール、ftp、「ディスクに保存」(Windows(R)のファイルの移動/コピー・コマンド)、および「アプリケーションで開く」(DCOM)が用意されていることが好ましい。
【0098】
図10に示されているように、対象となる同じ受信者に対して複数の名前を付けて、それぞれ異なる転送プロトコルを割り当てることができる。さらに、ユーザに対応するのではなく、むしろネットワーク・プリンタ69などの特定のコンピュータ・システムまたは装置に対応する名前が存在することも可能である。
【0099】
自動送信ユーティリティ・ウィンドウ160には、プロファイル選択領域162からプロファイルを選択する場合に使用するOKボタン163が用意されている。さらに、自動送信ユーティリティ・ウィンドウ160には、前記のプロファイル追加/編集ウィンドウ130を呼び出す場合に使用できる追加/編集ボタン164と、プロファイルを削除する場合に使用できる削除ボタン165も用意されている。
【0100】
図11は、予め設定されたプロフィルに応じてスキャニングしたドキュメントの画像ファイルを対象となる受信者に自動的に送信する本発明による自動送信ユーティリティの動作を説明するフローチャートである。
【0101】
図11は、固定ディスク15などのコンピュータで読み取り可能な媒体にコンピュータで実行可能なコードとして格納されているプロセス・ステップを示している。簡単にいうと、図11によれば、ドキュメントはスキャニングされ、自動送信ユーティリティを使って対応する画像ファイルが離れた受信者に送信され、その際に自動送信ユーティリティはスキャニングおよび送信動作のパラメータを決定するために受信者の予め設定されたプロフィルにアクセスする。
【0102】
自動送信ユーティリティは起動されると、ユーザから入力を受け取り、このユーザの入力により離れた受信者を識別する。離れた受信者の識別名に対応するプロファイルに基づき、自動送信ユーティリティは画像スキャニング特性と画像データに使用する転送プロトコルを決定する。
【0103】
決定された画像スキャニング特性に従ってドキュメントをスキャニングする。スキャニングしたドキュメントの画像データが格納されているテンポラリ画像ファイルは、格納してから、決定された転送プロトコルを使用して離れた受信者に送信される。
【0104】
さらに詳しく述べると、ユーザがドキュメントから画像ファイルを作成し、その画像ファイルを離れた受信者に送信するには、ユーザはステップS1100でドキュメントをスキャナ1のプラテン4に置いて、ドキュメントにカバー5をかぶせる。次に、ステップS1101で、ユーザはコンピュータ2に信号を送り、スキャナ1のインタフェース6を操作することで、好ましくはインタフェース6のボタン(またはSTI)を押して(つまり、「1ボタン・スキャニング」)、コンピュータ2に信号を送ることにより、スキャニング動作を開始する。
【0105】
ステップS1102で、スキャナ・ドライバ44は、スキャナ1のアクティブ化がスキャナ1のプッシュボタン・イベントであると決定する。スキャナ・プロパティ・ウィンドウ101(図4)にすでに入力されている情報に従って、スキャナ・ドライバ44は自動送信ユーティリティ46を起動する。
【0106】
自動送信ユーティリティ46は、起動されると、図6から図9に関して上で説明したように追加または編集されていることが好ましい、受信者の予め設定されたプロフィルを含むユーザ・プロファイル50にアクセスする。次に、自動送信ユーティリティ46は、図10に示されている自動送信ユーティリティ・ウィンドウ160を表示し、ユーザ・プロファイル50に基づく可能な受信者の名前の一覧を表示する。この一覧は、自動送信ユーティリティ・ウィンドウ160の名前選択領域162に表示される。
【0107】
ステップS1103で、ユーザは名前選択領域162の一覧から対象となる受信者を選択する。たとえば、ユーザはキーボード12またはマウス13などのポインティング・デバイスを使用して一覧のプロファイルをハイライト表示にしてから、OKボタン163を選択する。別の方法として、マウス13を使用して一覧の名前をダブルクリックする方法もある。
【0108】
自動送信ユーティリティ46は、ステップS1104で対象となる受信者に対応するユーザ・プロファイル50のプロファイルにアクセスする。このプロファイルに基づき、ステップS1105で自動送信ユーティリティ46はドキュメントをスキャニングするための画像スキャニング特性を決定する。
【0109】
自動送信ユーティリティ46は、ステップS1106で決定した画像スキャニング特性を使用してドキュメントをスキャニングする命令をスキャナ・ドライバ44に送る。たとえば、選択されたユーザ・プロファイルがユーザ・プロファイル110であれば、これらの特性は画像スキャニング特性117である。画像スキャニング特性には、少なくともカラー・モード、画像解像度、用紙サイズなどの画像の種類が含まれていることが好ましい。
【0110】
ユーザ・プロファイルに従ってスキャニング特性が自動的に設定され、ユーザが手動で特性を設定しなくて済むようにすると有利である。ただし、好ましい実施形態では、ユーザは、もしそうしたければ、ドキュメントを実際にスキャニングする前に画像スキャニング特性を変更したり設定したりすることができる。ユーザ側で画像スキャニング特性を変更するには、プロファイル選択セクション162で名前を選択して、追加/編集ボタン164をクリックする。それに対し、自動送信ユーティリティ46はプロファイル追加/編集ウィンドウ130を表示するので、図6から図9に関して上で述べたように、これを使用して、選択された受信者の画像スキャニング特性(および転送情報)を変更することができる。そこで、ユーザは、プロファイル追加/編集ウィンドウ130のOKボタン155をクリックして変更を保存した後、自動送信ユーティリティ・ウィンドウ160のOKボタン163をクリックして、ドキュメントをスキャニングすることができる。
【0111】
ステップS1107で、ドキュメントをスキャニングして得られた画像ファイルをテンポラリ画像ファイルとして格納する。このテンポラリ画像ファイルは選択されたユーザ・プロファイルで指定された場所に格納することが好ましい。たとえば、ユーザ・プロファイル110に関しては、場所はテンポラリ画像ファイル名128で指定されている。画像ファイルは、画像ファイル形式126などの選択されたユーザ・プロファイルで指定された形式で格納することが好ましい。
【0112】
ステップS1108で、自動送信ユーティリティ46は、画像ファイルを送信するための転送情報を決定する。転送情報は、対象となる受信者のユーザ・プロファイルに基づいて決定され、少なくとも転送プロトコルと転送アドレスを含んでいることが好ましい。たとえば、対象となる受信者のユーザ・プロファイルがユーザ・プロファイル110であれば、転送情報は転送情報116であるが、転送プロトコル119および転送アドレス120も含むことが好ましい。
【0113】
ステップS1108はドキュメントのスキャニング前、たとえばステップS1105と同時に実行できることに注意されたい。その場合、転送情報は、ステップS1106に関して上で説明したように、スキャニング特性が変更されるのと同時にユーザ・プロファイル内の値から変更することができる。ファイルは、実際には、転送プロトコルに基づき自動送信ユーティリティ46の指令に従って各種のアプリケーション・プログラムまたはオペレーティング・システムの機能で送信される。
【0114】
電子メールまたはftpを使用して画像ファイルを送信する場合には、コンピュータ・システム2および画像ファイルが送信される各ネットワーク用の電子メールまたはftpサーバ上に置かれている電子メールまたはftpクライアントによってファイル転送が実行される。たとえば、対象となる受信者がネットワーク18上にいる場合、サーバはネットワーク18用の電子メール・サーバ81またはftpサーバ82である。
【0115】
DCOMを使用して画像ファイルを送信する場合、ファイル転送は、コンピュータ・システム2上のDCOMクライアントと対象となる受信者のコンピュータ・システム上のDCOMクライアントによって実行される。この場合、DCOMクライアントは画像ファイルの送信用のアドレスとして指定されたアプリケーション・プログラムで画像ファイルを開く。
【0116】
Windows(R)のファイルの移動/コピー・コマンドを使用して画像ファイルを送信する場合には、オペレーティング・システム42、この場合にはWindows(R)がファイルを転送する。
【0117】
いずれの場合も、他のコンピュータ・システム、ネットワーク、またはファックス/モデム21を介した装置とのダイヤルアップ接続、あるいは選択されたユーザ・プロファイルで指定されたプロトコルとアドレスを使用する他の通信メカニズムにより、ネットワーク18などのネットワーク上で画像ファイルを送信することができる。ユーザ・プロファイルを作成した後、ユーザ側でファイルの送信に使用されるファイル転送プロトコルやアドレスをいっさい知らなくても画像ファイルを送信できると有利である。
【0118】
画像ファイルを送信した後、ステップS1110でテンポラリ画像ファイルを削除し、ハード・ディスク15のスペースの無駄を省くようにすることが好ましい。その後、ステップS1111で自動送信ユーティリティ46は終了する。
【0119】
離れた側(受信側)では、受信者が画像ファイルを受信し、受信者の望みどおりに処理することができる。たとえば、電子メール経由でネットワーク18上のコンピュータ・システム58を使用するユーザに画像を送信する場合、そのユーザは電子メール・クライアントを使用して電子メールを表示し、電子メール・クライアントから画像ファイルを保存し、何らかの手段で画像ファイルを処理することができる。
【0120】
コンピュータ・システム60および63で、たとえば電子メール、ftp、またはWindows(R)のファイルの移動/コピー・コマンドを使用して画像ファイルを受信するユーザも、同様にして、画像ファイルを操作し、インク・ジェット・プリンタ61またはレーザ・プリンタ64をそれぞれ使用して画像ファイルを印刷することができる。DCOMプロトコルを使用して複数のコンピュータ・システムのうちの1つでアプリケーション・プログラムを使って画像ファイルを開く場合、そのアプリケーション・プログラムに応じて、画像ファイルの操作、印刷、または保存にそのアプリケーション・プログラムを使用することができる。
【0121】
他の例として、画像ファイルをネットワーク・プリンタ69に送信する場合、ネットワーク・インタフェース84を用意して、ネットワーク・プリンタ69が画像ファイルに格納されている画像を印刷できるようにすることが好ましい。つまり、受信者側のユーザまたは装置が画像ファイルおよびそこに格納されている画像を処理、操作、格納、または出力できるような方法であれば画像ファイルおよび関連する画像を処理し、操作し、格納し、出力することができるということである。
【0122】
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明がこれらに限られるわけではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内に含まれるさまざまな変更および等価な配置も対象とする。
【0123】
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0124】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータ・システムに接続され、画像ファイルを格納、操作し、他のコンピュータ・システムおよび装置に送信するための画像ファイル作成用のスキャナの代表図である。
【図2】図1に示されているコンピュータ・システムの内部アーキテクチャを示す詳細なブロック図である。
【図3】図1に示されているコンピュータ・システムと他のコンピュータ・システムおよび装置との間の接続例を示す代表図である。
【図4】スキャナのプッシュボタンを押したときに本発明による自動送信ユーティリティが自動的に実行されるように、ユーザがスキャナ・ドライバを設定するためのスキャナ・プロパティ・ウィンドウの図である。
【図5】実行後自動送信ユーティリティによってアクセスされる本発明によるユーザ・プロファイルの代表図である。
【図6】ユーザ・プロファイルを編集する仕組みを説明し、様々なユーザ・プロファイル例を説明するためのプロファイル追加/編集ウィンドウの図であり、特に、転送プロトコルに電子メールを使用して画像ファイルを送信するためにプロファイルを追加または編集するプロファイル追加/編集ウィンドウを示した図である。
【図7】ユーザ・プロファイルを編集する仕組みを説明し、様々なユーザ・プロファイル例を説明するためのプロファイル追加/編集ウィンドウの図であり、特に、転送プロトコルにftpを使用して送信する前記ウィンドウを示した図である。
【図8】ユーザ・プロファイルを編集する仕組みを説明し、様々なユーザ・プロファイル例を説明するためのプロファイル追加/編集ウィンドウの図であり、特に、画像ファイルをディスクに保存することにより送信する前記ウィンドウを示した図である。
【図9】ユーザ・プロファイルを編集する仕組みを説明し、様々なユーザ・プロファイル例を説明するためのプロファイル追加/編集ウィンドウの図であり、特に、DCOMを使用するリモート・アプリケーションでファイルを開くことにより送信する前記ウィンドウを示した図である。
【図10】本発明による自動送信ユーティリティで表示される自動送信ユーティリティ・ウィンドウの図である。
【図11】スキャニングしたドキュメントの画像ファイルを予め設定されたプロフィルに基づいて対象の受信者に自動的に送信する際の本発明による自動送信ユーティリティの動作を説明するフローチャートである。
Claims (15)
- 受信者毎に予め設定されたプロファイルに基づいて、インタフェースを介してコンピュータ装置に接続されたスキャニング装置によってドキュメントをスキャニングし、その画像ファイルを指定された受信者に送信する、前記コンピュータが実行する画像ファイルの送信方法であって、
前記予め設定されたプロファイルが、前記受信者に前記画像ファイルを送信するための転送プロトコルと前記スキャニングのための画像スキャニング特性とを含み、
前記スキャニング装置に対する所定の操作を契機として、前記スキャニング及び前記画像ファイルの送信を制御するための自動送信ユーティリティを起動し、画像ファイルの送信先である受信者を選択するための画面を表示装置に表示させる工程と、
前記画面に基づき選択された前記受信者を特定するユーザ入力、を受け取る工程と、
特定された前記受信者に対応した前記プロファイルに基づいて、前記画像スキャニング特性と前記転送プロトコルとを決定する工程と、
決定された前記画像スキャニング特性に従って、ドキュメントをスキャニングする命令を、前記インタフェースを介して前記スキャニング装置に送信することによってスキャニングする工程と、
前記スキャニング装置がスキャニングしたドキュメントの画像データを、前記インタフェースを介して受信し、当該画像データを含む画像ファイルを格納する工程と、
決定された前記転送プロトコルを使用して、前記受信者に前記格納された画像ファイルを送信する工程と、
を含む画像ファイルの送信方法。 - 前記スキャニング装置に対する所定の操作が、前記スキャニング装置に設けられたプッシュボタンの押下であることを特徴とする請求項1に記載の画像ファイルの送信方法。
- 更に、前記転送プロトコルを使用した送信の実行後、前記格納された画像ファイルを削除する工程を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の画像ファイルの送信方法。
- 前記プロファイルに含まれる前記転送プロトコルが、電子メール、ftpを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像ファイルの送信方法。
- 前記プロファイルが、前記方法を実行するコンピュータ装置に格納されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像ファイルの送信方法。
- 前記プロファイルがネットワーク上のサーバに格納され、各受信者がこのプロファイルを更新できることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像ファイルの送信方法。
- 前記画像スキャニング特性が、少なくともスキャニング解像度とカラー・モードとを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像ファイルの送信方法。
- 受信者毎に予め設定されたプロファイルに基づいて、インタフェースを介して接続されたスキャニング装置によってドキュメントをスキャニングし、その画像ファイルを指定された受信者に送信する画像ファイルの送信装置であって、
前記予め設定されたプロファイルが、前記受信者に前記画像ファイルを送信するための転送プロトコルと前記スキャニングのための画像スキャニング特性とを含み、
前記スキャニング装置に対する所定の操作を契機として、前記スキャニング及び前記画像ファイルの送信を制御するための自動送信ユーティリティを起動し、画像ファイルの送信先である受信者を選択するための画面を表示装置に表示させる手段と、
前記画面に基づき選択された前記受信者を特定するユーザ入力、を受け取る受取手段と、
特定された前記受信者に対応した前記プロファイルに基づいて、前記画像スキャニング特性と前記転送プロトコルとを決定する決定手段と、
決定された前記画像スキャニング特性に従って、ドキュメントをスキャニングする命令を、前記インタフェースを介して前記スキャニング装置に送信する送信手段と、
スキャニングした前記ドキュメントの画像データを、前記インタフェースを介して前記スキャニング装置から受信する受信手段と、
前記画像データを含む画像ファイルを格納する格納手段と、
決定された前記転送プロトコルを使用して、前記受信者に前記画像ファイルを送信する画像送信手段と、
を含むことを特徴とする画像ファイルの送信装置。 - 前記スキャニング装置に対する所定の操作が、前記スキャニング装置に設けられたプッシュボタンの押下であることを特徴とする請求項8に記載の画像ファイルの送信装置。
- 更に、前記画像送信手段による画像ファイルの送信の実行後、前記格納手段により格納された前記画像ファイルを削除する削除手段を含むことを特徴とする請求項8または9に記載の画像ファイルの送信装置。
- 前記プロファイルに含まれる転送プロトコルが、電子メール、ftpを含むことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の画像ファイルの送信装置。
- 前記プロファイルを、前記送信装置が備えるメモリにおいて格納することを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の画像ファイルの送信装置。
- 前記プロファイルをネットワーク上のサーバに格納し、各受信者が、前記予め設定されたプロファイルを更新できることを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の画像ファイルの送信装置。
- 前記画像スキャニング特性は、少なくともスキャニング解像度とカラー・モードとを含むことを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の画像ファイルの送信装置。
- 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像ファイルの送信方法の各工程をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを格納した記録媒体。
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