JP4261674B2 - 電子式送りミシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、電子式送りミシン、特に保持部に保持された被縫製物をXY方向に送りながら縫製する電子式送りミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
保持部に保持された布(被縫製物)を送りながら縫製する電子式送りミシンでは、図示は省略するが、原則として針の先端が針板より上方にある(以下、「針が上位置にある」という)間に保持部をX方向、Y方向に移動させることにより、布を一定長さずつ送っている。
【0003】
このような電子式送りミシンで布送りする方法には、送り終わり時のミシン主軸の回転角は、いずれも一定であるが、送り時間一定方式を採用する第1の方法と、送り区間一定方式を採用する第2の方法がある。
【0004】
上記第1の方法は、ミシン速度(主軸回転速度)に関係なく、布を一定の長さ(例えば、1mm)送るのに一定時間(例えば、10msec)かけ、常に一定速度で布送りする方法である。図6(A)、(B)は、この第1の方法における高速時と低速時におけるミシン主軸の回転角と、布の送り区間(後述する送り占有角度に当る)との関係の一例をそれぞれ示したものである。今、円の最上点を回転角0°として、90°と270°の点を結ぶ水平線を針板と想定し、又、回転角と針の先端の位置(以下、針位置という)とが対応し、回転方向が右回りであるとすると、原則的には布送りが可能な区間(回転角の範囲)はちょうど針板より上にあたる270°〜90°ということになる。
【0005】
そこで、この第1の方法では、1回転毎に一定長さ布送りするために、針が上位置にある時間が最短になる最大速度を予め設定しておき、この最大速度では、図6(A)に斜線を付して示したように、270°〜90°の角度範囲を全て送り区間として布を送る。そして、それよりミシン速度が遅くなるに従い、針が上位置にある時間が長くなるので、あるミシン速度の場合について同図(B)に、同じく送り区間を斜線を付して示したように、送り終わり角度を一定(ここでは90°)にするために布を送り始めるタイミングを、この例では0°に遅らせることにより、1回転当たりの送り長さが同じになるようにしている。即ち、ミシン速度が最大のときに最大の送り区間とし、それより遅くなるに従って布送りの開始タイミングを遅らせることにより、常に送り時間を一定にし、且つ送り終わり角度を一定にする布送り制御を行っている。
【0006】
一方、前記第2の方法は、同じく高速時と低速時の一例を図7(A)、(B)にそれぞれ送り区間を斜線を付して示したように、ミシン速度に関係なく、原則として常に針が上位置にある回転角の範囲全部を使い、送り区間が一定で且つ送り終わり角度が一定になるようにして、一定長さの布送りを行う制御方法である。この方法は、送り区間(角度)が一定であるため、その設定は容易であるが、逆に布送りの所要時間はミシン速度が大きいほど短く、小さいほど長くなることから、ミシン速度に比例して布送り速度を変更する制御を行う必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記第1の方法では、布を常に一定速度で送っているため、送り制御は容易であるが、図8に高速時及び低速時それぞれの針Nの軌跡A及びBと布厚との関係を示したように、ミシン速度が遅くなるほど、布の送り終わりまでに針Nがその布に刺さっている時間Δtが長くなる(Δt1>Δt2)ことから、矢印方向に一定速度で移動する布Cに針が強制的に引張られる、いわゆる針流れが大きくなり、場合によっては針折れが生じたりする問題がある。
【0008】
その対策として、図9(A)、(B)に、前記図6(A)、(B)に対応する高速時と低速時の状態を示したように、布厚(縦縞で示した)を考慮し、送り開始タイミングも送り終わりタイミングも共に布厚分に相当する角度だけ早める送り制御をすることが考えられる。
【0009】
ところが、このように全体の送りタイミングを早める制御には、針刺し時(90°側)は物理的に針流れは生じないものの、最高速度では送り始めタイミングを270°より布厚分だけ早めることになるので、針が抜けきらないうちに布送りを始めるために、逆に針抜け時の針流れが生じ易くなり、その上、いわゆる糸締りが悪くなるという別な問題がある。
【0010】
この糸締りについて、実際のミシンにおける針棒曲線(針の軌跡に相当)と天秤曲線(上糸の引上げ量に相当)との対応関係を相対的に示した図10のモーションダイヤグラムを用いて説明する。このモーションダイヤグラムの針棒曲線から布送り可能な区間は、実質的に布の上方に針がある247°から113°の間であり、又、天秤曲線から縫い目毎の上糸の引上げ動作は、330°から始まって69°で終わる。この両者の関係から送りタイミングを送らせて、天秤の糸引き締めが最大になる約70°まではできるだけ布を送らないようにすることにより、布の下方に残っている上糸の輪が天秤で引き上げられた後に送り終わるようにする。このようにすることにより、図11(A)、(B)に、布Cから針Nが抜けた250°付近から、天秤により引き締めが最大になる70°付近までの上糸の変化を示したように、天秤での上糸引上げ時に針板Pと生地Cとの間に上糸Uが挟まれないため、挟まれた場合に発生する抵抗が少なくなり、良い糸締まりが得られることになる。
【0011】
これに対して、送りタイミングが速い場合には、図12(A)、(B)に同様に上糸の動きを示したように、上糸Uが布Cと針板Pとの間に挟まれた状態(矢印部分)が生じることになるため、該上糸Uに布Cと針板Pによる抵抗が加わるために糸締まりが悪くなる。
【0012】
以上のように、第1の方法では、低速時の針流れを防止するためには、布厚を考慮しない場合には良好であった高速時の糸締まりを犠牲にすることになる(通常、高速時には布厚を考慮しなくとも針の動きが速いため針流れが問題にならないことが多い)。
【0013】
一方、前記第2の方法では、上記第1の方法に比べて低速時の糸締まりが悪い上に、ミシン速度に応じて布送り速度を変化させなければならないために、制御自体が複雑であるという問題があった。
【0014】
本発明は、送り時間一定方式の布送りを基本としながら、高速時の糸締まりを犠牲にすることなく、低速時の針流れをも防止できる電子式送りミシンを提供することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、搬送手段により、ミシン主軸1回転につき送り時間一定の下で被縫製物を一定長さ送りながら縫製動作を行う電子式送りミシンにおいて、ミシン速度が、予め設定してある基準速度以上か否かを判別する判別手段と、ミシン速度が基準速度以上と判別されたときは、被縫製物の送り始めと送り終わりを第1タイミングとする高速時制御を行ない、ミシン速度が基準速度未満と判別されたときは、被縫製物の送り始めと送り終わりを、前記第1タイミングより早い第2タイミングとする低速時制御を行なう制御手段とを備えたことにより、前記課題を解決したものである。
【0016】
即ち、本発明においては、制御が容易な送り時間一定方式の布送りを採用しながら、最大速度から実質上針流れが問題にならない基準速度までのミシン速度(縫い速度)では、被縫製物の送り始めと送り終わりを極力遅い第1タイミングに一致させる高速時制御を行って糸締まりの悪化を防止する。一方、上記基準速度より遅く、送り始めと送り終わりを上記第1タイミングにすると針流れが問題になるミシン速度では、それが問題にならない早目の第2タイミングに送り始めと送り終わりを一致させる低速時制御を行うようにする。このようにすることにより、ミシン速度が基準速度より大きな高速時制御では糸締まりの悪化を防止できると共に、基準速度以下の低速時制御では大きな問題となる針流れの発生を防止することができる。
なお、前記の通り、本発明は送り時間一定方式の布送りを採用していることから、以下には原則として「送り終わりのタイミング」の概念に、それより一定時間前の「送り始めのタイミング」も含まれているものとして説明する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明に係る一実施形態の電子式送りミシンの要部構成を示すブロック図である。
【0019】
本実施形態の電子式送りミシンは、ミシンヘッド10と、該ヘッド10のミシン主軸を回転させる主軸モータ12と、該モータ12の回転数(角度)を検出するエンコーダ14と、該エンコーダ14から出力されるパルス信号を元に上記主軸モータ12を駆動制御する主軸モータコントローラ16と、ミシン全体の動作を制御するミシンコントローラ18を備えている。
【0020】
このミシンコントローラ18は、ミシン制御のための各種の演算を行うCPU(中央演算処理装置)20と、制御用のプログラムが格納されているシステムROM22、パターン等の縫製データが格納されているデータROM24、種々の制御情報を記憶するRAM26と、書き込み可能なE2PROM28とを含み、このコントローラ18に対しては、操作パネル30によりデータ入力等の各種操作が実行されるようになっている。
【0021】
又、上記ミシンコントローラ18には、センサ31によりから検出された上軸、X軸原点、Y軸原点がそれぞれ基準データとして入力されるようになっており、該コントローラ18はこれら検出データと各メモリ22〜28に格納されている制御データを基に、前記主軸モータコントローラ16に対して制御信号を出力してミシン速度を制御したり、布を保持する布枠(保持部,図示せず)をXYそれぞれの方向に移動させるX軸、Y軸の各パルスモータ32A、32Bを駆動制御して、該布をX又はY方向に移動させる制御をしたりするようになっている。又、上記ミシンコントローラ18は、布枠を押さえるための押えソレノイド34や、糸切り装置(図示せず)を駆動するための糸切りソレノイド36も制御するようになっている。
【0022】
本実施形態の電子式送りミシンは、前記X軸パルスモータ32A、Y軸パルスモータ32Bにより、ミシン主軸1回転につき送り時間一定の下で布を送る送り制御をしながら、縫製動作を行う。その際、ミシン速度は、予め設定してある基準速度を超えているか否かを、前記主軸モータコントローラ16を介して入力されるエンコーダパルスを基に前記CPU20により判別する。
【0023】
このCPU20により、ミシン速度が基準速度以上と判別された時は、布の送り終わりを第1タイミングとし、ミシン速度が基準速度未満と判別された時は、布の送り終わりを、前記第1タイミングより速い第2タイミングとする制御を、同じく前記CPU20により前記X軸パルスモータ32A、Y軸パルスモータ32Bを駆動して行うようになっている。即ち、前記CPU20は、制御手段と判別手段の両方の機能を有している。
【0024】
本実施形態において、布の送りタイミングを変更するための前記基準速度は、予め実験的に決定しておき、これを操作パネル30により前記E2PROM(設定手段)28に設定しておく。
【0025】
次に、本実施形態の作用を、図2、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
【0026】
まず、前記CPU20では上軸センサから基準信号が入力されると、エンコーダ14から入力されるエンコーダパルス間隔を基にミシン速度(spm)に相当する主軸1回転の所要時間Tを算出し(ステップ1)、次いでシステムROM22から、所要時間T毎に予め格納されている送りパルスの出力占有時間(布送り時間に当たる)tを読み出す(ステップ2)。その後、(t/T)×360より、送り占有角度(送り区間)aを算出し(ステップ3)、該角度aと低速時制御に切換える判定基準速度に当る判定基準占有角度Alとを比較する(ステップ4)。このステップ4でa≧Alであれば、送り開始待ちパルスWpを次の(1)式で算出する(ステップ5)。逆に、a<Alであれば、同じく送り開始待ちパルスWpを次の(2)式で算出する(ステップ6)。
【0027】
Wp=(A−a)/Ap …(1)
Wp=(A−Awl−a)/Ap …(2)
ここで、A:上軸センサのパルス出力から送り完了までの送り有効角度
Ap:エンコーダパルス間隔角度
Awl:低速時の送り完了を速める角度
【0028】
次いで、エンコーダパルスカウンタCpを初期化し、Cp=0とする(ステップ7)。その後、CPU20では、図3のフローチャートに従い、エンコーダ14から入力されるエンコーダパルスを、前記ステップ5又はステップ6で算出した送り開始待ちパルスWpに一致する(送り開始タイミングになる)まで1パルスずつカウントし(ステップ8、9)、一致した時点で送りパルスをX軸パルスモータ32A又はY軸パルスモータ32Bに出力し、布送りの制御を開始する(ステップ10)。
【0029】
本実施形態においては、例えばミシン速度が最大の時の送り占有角度が180°になるように、出力される送りパルスが決められ、基準占有角度Alが90°になっているとした場合、ミシン速度が低速になり、前記ステップ3で算出される送り占有角度aが90°(=Al)未満になった時には、送り終わりを通常の高速時制御より、例えば20°(=Awl)早めるように制御する。即ち、実測したミシン速度より送り占有角度aを求め、第1タイミングの送り終わり角度90°より20°差し引きした角度70°を第2タイミングとして算出し、現角度aと基準占有角度Alを比較し、aがAlに達した場合に、送り終りを第2タイミング(70°)とする低速時の送り制御を開始する。
【0030】
本実施形態による送り制御の特徴を、ミシン主軸からのエンコーダパルスとX方向又はY方向への布送りのために、パルスモータ32A又はY軸パルスモータ32Bを駆動するためのパルス信号との対応関係を図4に示した。図4(A)は、高速時の対応関係を、同図(C)は低速時の対応関係をそれぞれ示し、同図(B)は比較のために示した従来の低速時の対応関係である。
【0031】
上記図4に示されるように、エンコーダパルスの間隔は、高速時(A)に比べて低速時(B)、(C)の方が長くなっているが、送り時間一定方式であるため、パルスモータを駆動するパルス信号の出力間隔は同一であり、時間としての送りパルス発生(出力)占有角度はミシン速度に関係なく一定で、送り終りは第1タイミングE1である。又、同図(C)に示したように、本実施形態による低速時制御では、送り終り(完了)を同図(B)に示した第1タイミングE1より、エンコーダパルスで2パルス分早い第2タイミングE2に設定している。
【0032】
本実施形態の特徴を、前記図6(A)、(B)に相当する主軸回転角に対応させて示すと図5(A)、(B)のようになる。即ち、高速時制御では、ミシン速度が最大の時には、送り開始タイミングを270°とし、送り終わり角度を第1タイミングの90°に設定する。一方、低速時の布送り制御は、布厚(縦縞範囲)を考慮して同図(B)のように送り終わりを早目の第2タイミング(90°−Awl)に設定し、送り始めのタイミングもAwl分早める。
【0033】
以上詳述した本実施形態によれば、送り時間一定方式で布送りしながら縫製する際、高速時の糸締まりを犠牲にすることなく、低速時の針流れ(針刺し時)を防止することができ、ひいては針折れを防止することができる。又、図5(A)に示されるように、最大速度でも針が針板を抜けた(角度で270°)後に布送りを開始するようにしているので、高速時の針流れ(針抜け時)も同時に減少させることができる。
【0034】
以上、本発明について具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に示したものに限られるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0035】
例えば、前記実施形態では、送り終わりタイミングを変更するための基準速度を、主軸1回転における布を送っている角度に当たる送り区間(送り占有角度)を用いて設定する場合を示したが、これに限定されず、速度そのもので設定しても、又は、主軸1回転における布を送っている角度の割合に当たる送り比率で設定するようにしてもよい。
【0036】
又、第2タイミングは、第1タイミングより布厚に相当する分だけ早目に設定する場合に限定されず、許容される範囲で変更可能である。但し、第2タイミングを布厚分だけ早目に設定する場合等のようにそれを考慮する場合であれば、布の厚さを検出するセンサを付設し、前記CPU20により該センサにより検出された布の厚さに応じて基準速度を自動変更するようにしてもよい。
【0037】
又、ミシン速度が最大の時の送り開始タイミングは270°に、又、送り終りの第1タイミングは90°に限定されず、実用的な範囲で変更可能であることは言うまでもない。又、送り時間一定には送り速度一定も含んでいる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、送り時間一定方式の布送りを基本としながら、高速時の糸締まりを犠牲にすることなく、低速時の針流れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の電子式送りミシンの要部構成を示すブロック図
【図2】上記実施形態の作用を示すフローチャート
【図3】上記実施形態の作用を示す他のフローチャート
【図4】上記実施形態による制御の特徴を示すタイミングチャート
【図5】上記実施形態の特徴である主軸回転角と送り区間の関係を示す説明図
【図6】従来の送り時間一定方式における主軸回転角と送り区間の関係を示す説明図
【図7】従来の送り区間一定方式における主軸回転角と送り区間の関係を示す説明図
【図8】ミシン速度と針流れの関係を示す説明図
【図9】送り時間一定方式で布厚を考慮した場合の主軸回転角と送り区間の関係を示す説明図
【図10】針棒曲線と天秤曲線との対応関係を示す線図
【図11】送りタイミングと糸締まりの関係を示す説明図
【図12】送りタイミングと糸締まりの関係を示す他の説明図
【符号の説明】
10…ミシンヘッド
12…主軸モータ
14…エンコーダ
16…主軸モータコントローラ
18…ミシンコントローラ
20…CPU
22…システムROM
24…データROM
26…RAM
28…E2PROM
30…操作パネル
31…センサ
32A…X軸パルスモータ
32B…Y軸パルスモータ
34…押えソレノイド
36…糸切りソレノイド

Claims (4)

  1. 搬送手段により、ミシン主軸1回転につき送り時間一定の下で被縫製物を一定長さ送りながら縫製動作を行う電子式送りミシンにおいて、
    ミシン速度が、予め設定してある基準速度以上か否かを判別する判別手段と、
    ミシン速度が基準速度以上と判別されたときは、被縫製物の送り始めと送り終わりを第1タイミングとする高速時制御を行ない、ミシン速度が基準速度未満と判別されたときは、被縫製物の送り始めと送り終わりを、前記第1タイミングより早い第2タイミングとする低速時制御を行なう制御手段とを備えていることを特徴とする電子式送りミシン。
  2. 請求項1において、
    被縫製物の送り始めと送り終わりタイミングを変更するための前記基準速度を設定する設定手段を備えていることを特徴とする電子式送りミシン。
  3. 請求項1において、
    被縫製物の厚さを検出するセンサが付設され、前記制御手段が該センサにより検出された被縫製物の厚さに応じて、その送り始めと送り終わりタイミングを変更するための前記基準速度を自動的に変更する機能を有していることを特徴とする電子式送りミシン。
  4. 請求項1において、
    被縫製物の送り始めと送り終わりタイミングを変更するための前記基準速度を、主軸1回転における被縫製物を送っている角度に当たる送り区間又は同角度の割合に当たる送り比率で設定することを特徴とする電子式送りミシン。
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