JP4260506B2 - パチンコ機の遊技盤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機の入賞装置に関し、特に権利発生に伴い遊技者に多大な利益をもたらすことのできる権利物タイプのパチンコ機の入賞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
権利物タイプのパチンコ機として、例えば特開2002−219225号公報には図8に示すように、遊技盤のほぼ中央の可変表示装置1の下方には図柄始動入賞口2を設け、この図柄始動入賞口2の下方には特定入賞口3を設け、さらに、可変表示装置1の隣には始動入賞口(第3種始動入賞口と記す)4を有する始動入賞口装置40を設け、始動入賞口装置40の下方には大入賞口5に可動翼片51を備えた大入賞口装置50を設けたものが知られている。このような権利物タイプのパチンコ機においては、図柄始動入賞口2に玉が入賞すると可変表示装置1の表示状態が変動開始されるとともに、一定時間後に停止され、停止した可変表示装置1の表示結果が予め設定された表示に揃うと特定入賞口3が開放される。そして、特定入賞口3に玉が入賞することにより大当たりの権利が発生する。この権利発生時において始動入賞口4に玉が入賞すると大当たりが確定して可動翼片51が回動し大入賞口5は開放されて所定時間又は所定の個数の玉を受入れることができる。そして、始動入賞口4への入賞によって大入賞口5が開放されることを一回として、最大で16回までの繰り返しが可能である。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−219225号公報(図4)
【0004】
しかしながら、従来の大入賞口装置50は図示したように左右対称であって、大入賞口5には相互に逆方向に回動する二枚の可動翼片51が左右対称に設けられていたので、変化に乏しいものであった。また、始動入賞口装置4は玉取り込み用の凹部41が形成された回転体42を備えたものであって、この回転体42は単に回転することによって玉が入賞するものであったので、やはり変化に欠けるものであった。したがって、パチンコ機の遊技盤には変化に富んだ新規な始動入賞口装置40や大入賞口装置50が求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来の問題点を解決し、変化に富んだ形状で遊技の興趣を大きく盛り上げることのできるパチンコ機の遊技盤を提供するためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明のパチンコ機の遊技盤は、特定入賞口に玉が入賞すると大当たりの権利が発生する始動入賞口装置と、始動入賞口に玉が入賞すると可動翼片が開放されて大当たりが確定される大入賞口装置とが独立して配設されたパチンコ機の遊技盤において、大入賞口装置を、側面の一方に大入賞口を設けた角型筒状部を有するカバー枠体が取付基板に固定されたものとして、このカバー枠体に角型筒状部の一側から横方向に張出片を延設したうえに、張出片の基部に大入賞口開閉用の可動翼片を配設し、張出片の先端には前記可動翼片と同一方向に回動可能な可動翼片を配設して、これらの可動翼片が横に回動されたときには大入賞口が開放されるとともに2枚の可動翼片により大入賞口への玉の流路が形成され、可動翼片が縦に回動されたときには大入賞口が閉鎖されるとともに2枚の可動翼片の間で張出片の裏側に玉抜き路が形成されることを特徴とするものである。なお、2枚の可動翼片は作動用基板に軸着されており、該作動用基板がソレノイドにより摺動されることにより同一方向に回動するようにできる。また、始動入賞口にモーターによって前後に摺動可能な開閉用部材を装着することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しつつ本発明の好ましい実施形態を説明する。図1は通常の遊技状態における本発明の大入賞口装置50を、図2は大当たり確定状態における大入賞口装置50を示す図であって、6は取付基板、7は取付基板6に螺着されたカバー枠体である。カバー枠体7は角型筒状体71と斜め上向きで横方向に延設された張出片72とからなり、角型筒状体71の一方の側面で張出片72の基部には大入賞口5が設けられている。そして、張出片72の基部とその反対側の先端部には可動翼片51が一対軸着されている。可動翼片51の間には、張出片72の下部に底板を設けていない玉抜き路105が形成されていて、可動翼片51が立っている状態においては大入賞口5は閉鎖され、一方の玉抜き路105が開放されているので、玉は入賞することなく玉抜き路105を上方から下方に通過することができる。
【0008】
可動翼片51は横向きに回動された時に上側となる側面が平坦面52に形成されていて、大入賞口5の開放状態にあっては、回動された2枚の可動翼片51により大入賞口5への玉の流路が形成され、玉抜き路105は閉鎖されている。したがって、可動翼片51に落下した玉は大入賞口5に流れ込むこととなる。
【0009】
図3、4に大入賞口装置50の構造の詳細を示す。可動翼片51は張出片72に設けた支軸73に軸着されているとともに、可動翼片51の裏側側面に設けた突起53が1枚の作動用基板74の孔部75に挿し込まれているので、一対の可動翼片51は同一方向に回動することができる。この作動用基板74は取付基板6の裏側の取付枠101に挿し込み式で装着されており、張出片72とほぼ同等の傾きで傾斜している。取付枠101にはソレノイド85が固着され、このソレノイド85のプランジャ86の頭部が作動用基板74の挟持片77に挿し込まれているので、作動用基板74はプランジャ86の出入りによりやや傾斜した状態で左右に摺動することができる。したがって、ソレノイド85により作動用基板74を介して、可動翼片51を立てた大入賞口5の閉鎖状態と、可動翼片51を横に倒した大入賞口5の開放状態とに切り替えることができる。なお、取付枠101の下方には挿着部92と玉通路93とが形成されており、挿着部92には大入賞口5に入賞した玉用の計数装置91が挿し込まれている。大入賞口5に入賞した玉は計数装置91で計数された後に玉通路93を通過する。
【0010】
図5〜7は本発明に係る始動入賞口装置40を示す図であって、大入賞口装置50とは別体のものであり、上部に上向きの始動入賞口4が形成された角型筒体107が取付基板106に取り付けられている。角型筒体107の裏側には始動入賞口4に対応して開閉用部材61の挿着枠62が突設されている。開閉用部材61は角型であってその前部に四角形の玉通過孔63を有し、玉通過孔63の前部には前側壁面63a、後部には中央壁面63bが形成され、さらに開閉用部材61の後端には後部壁面65が形成されている。開閉用部材61の中央壁面63bと後部壁面65との間には小型モーター8が装入されて、取付用部材66、67により開閉用部材61と小型モーター8とが組み合わされて挿着枠62に取り付けられる。小型モーター8はねじ山が形成されて前後に移動する回転軸81を有し、この回転軸81の長さは前記中央壁面63bと後部壁面と65の間隔とほぼ同じ長さとしてその間に装入してあるので、回転軸81の前後動とともに開閉用部材61も前後に移動することができる。なお、挿着枠62の下部には玉計数装置9の挿し込み部68と玉通路69が設けられている。
【0011】
遊技の流れを以下に説明する。
通常の遊技状態においては、図5に示すように始動入賞口4の中程まで開閉用部材61の前側壁面63aが押し出されており、玉は始動入賞口4に入ることはできない。また、可動翼片51は図1のように立ったままであるので大入賞口5が閉鎖され、玉抜き路105が開放されているので玉は入賞することなく可動翼片51の間を通過してしまう。
【0012】
図柄始動入賞口2に玉が入賞したときには可変表示装置1の表示状態が変動開始されるとともに、一定時間後に停止される。停止した可変表示装置1の表示結果が予め設定された同一図柄などに揃うと特定入賞口3が開放される。そして、この特定入賞口3に玉が入賞することにより大当たりの権利が発生する。この権利発生時になると、モーター8は回転軸81を介して開閉用部材61を前後に往復移動させる。玉が前側壁面63aの上部に乗っているばあいにおいて、開閉用部材61が前方に押し出されて玉通過孔63が始動入賞口4にきちんとセットされた時に玉は入賞することができる。
【0013】
始動入賞口4に玉が入賞するとソレノイド85が通電されプランジャ86が吸引されて作動用基板74を斜め下方に引き下げるので、図2のように可動翼片51は横方向に回動されて大入賞口5は開放され大当たりの確定状態となる。大入賞口5の開放状態においては、玉は可動翼片51の平坦面52上を張出片71の基部側に流下して所定時間又は所定の個数の玉を入賞玉として受入れる。そして、始動入賞口4への入賞によって大入賞口5が開放されることを一回として、最大で16回までの繰り返しが行われるので、遊技者は短時間に玉を獲得することができる。
【0014】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のパチンコ機の遊技盤は、特定入賞口に玉が入賞すると大当たりの権利が発生する始動入賞口装置と、始動入賞口に玉が入賞すると可動翼片が開放されて大当たりが確定される大入賞口装置とが独立して配設されたパチンコ機の遊技盤において、可動翼片によって開閉される大入賞口を大入賞口装置の一方の側面に設けて大入賞口装置を左右非対象に形成したので、玉の流れに従来にない変化を付けることができる。また、大入賞口を設けた大入賞口装置の一側から横方向に張出片を延設し、この張出片に同一方向に回動可能な2枚の可動翼片を取り付けたので、可動翼片が横に回動されたときに2枚の可動翼片により大入賞口への玉の流路を形成することができる。また、始動入賞口にモーターによって前後に摺動可能な開閉用部材を装着することによっても遊技に従来にない変化を付けることができる。
したがって、本発明のパチンコ機の遊技盤は、遊技の興趣を盛り上げることができるという大きな利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 閉鎖状態にある本発明の大入賞口装置の前面側斜視図である。
【図2】 開放状態にある本発明の大入賞口装置の前面側斜視図である。
【図3】 大入賞口装置の裏面側斜視図である。
【図4】 大入賞口装置の裏面側の分解斜視図である。
【図5】 本発明の始動入賞口装置の前面側斜視図である。
【図6】 始動入賞口装置の裏面側斜視図である。
【図7】 始動入賞口装置の裏面側の分解斜視図である。
【図8】 従来のパチンコ機の遊技盤の正面図である。
【符号の説明】
4 始動入賞口
5 大入賞口
8 モーター
40 始動入賞口装置
50 大入賞口装置
51 可動翼片
61 開閉用部材
71 角型筒状体
72 張出片
107 角型筒体

Claims (3)

  1. 特定入賞口に玉が入賞すると大当たりの権利が発生する始動入賞口装置と、始動入賞口に玉が入賞すると可動翼片が開放されて大当たりが確定される大入賞口装置とが独立して配設されたパチンコ機の遊技盤において、
    大入賞口装置を、側面の一方に大入賞口を設けた角型筒状部を有するカバー枠体が取付基板に固定されたものとして、このカバー枠体に角型筒状部の一側から横方向に張出片を延設したうえに、
    張出片の基部に大入賞口開閉用の可動翼片を配設し、張出片の先端には前記可動翼片と同一方向に回動可能な可動翼片を配設して、これらの可動翼片が横に回動されたときには大入賞口が開放されるとともに2枚の可動翼片により大入賞口への玉の流路が形成され、可動翼片が縦に回動されたときには大入賞口が閉鎖されるとともに2枚の可動翼片の間で張出片の裏側に玉抜き路が形成されることを特徴とするパチンコ機の遊技盤。
  2. 2枚の可動翼片は作動用基板に軸着されており、該作動用基板がソレノイドにより摺動されることにより同一方向に回動するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のパチンコ機の遊技盤。
  3. 始動入賞口にモーターによって前後に摺動可能な開閉用部材を装着したことを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ機の遊技盤。
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