JP4260271B2 - 画像伝送システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、警備先に配置され、少なくとも監視カメラを備え、異常の発生を検知したときに監視カメラで撮像した画像データを伝送する画像伝送装置と、警備センタに配置されたセンタ装置システムとがデジタル回線で接続されてなる画像伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図2に示すように、画像伝送装置1と、センタ装置システム20とがデジタル回線50を介して接続されてなる画像伝送システムが知られている。なお、デジタル回線50としては種々の形態のものが知られているが、ここでは64kbpsのBチャンネルが2チャンネルと、16kbpsのDチャンネルが1チャンネルからなる回線であるとする。これは、通常、2B+DのISDNと称されているものである。
【0003】
画像伝送装置1は各警備先に1台ずつ配置されているものである。センタ装置システム20は警備会社等の警備センタに配置されているものである。画像伝送装置1及びセンタ装置システム20の構成については広く知られているが、以下、概略説明する。
【0004】
まず、画像伝送装置1について概略説明する。画像伝送装置1の形態としては種々のものが知られているが、少なくとも監視カメラ及び防犯センサを備えてなり、各種の警備情報や、監視カメラで撮像した画像をセンタ装置システムに送信するものである。その構成例を図3に示す。図3において、2は操作装置、3は防犯センサ、4は監視カメラ、5はマイク、6は画像処理部、7は情報多重部、8は音声処理部、9は制御部、10は通信制御部を示す。
【0005】
操作装置2は、警備先に設定される警戒エリア毎に警戒状態/解除状態の設定を行うためのものであり、当該分野でリモコンと通称されているものである。
【0006】
防犯センサ3は異常の検知を行うためのものであり、人の移動を検知するための熱線センサ、あるいはドアや窓が開けられたことを検知するマグネットセンサ等が用いられる。そして、防犯センサ3は、所定の状態を検知したときには発報信号が出力される。例えば、防犯センサ3が熱線センサである場合には、人の移動が検知されたときには発報信号が出力され、マグネットセンサである場合にはドアや窓が開けられたときに発報信号が出力される。なお、防犯センサ3の一つ一つにも、それぞれ認識番号が付されている。
【0007】
監視カメラ4はTVカメラであり、通常、監視カメラ4と防犯センサ3とは対応付けられており、ある防犯センサ3によって異常の発生が検知された場合には、当該防犯センサ3と対応付けられた監視カメラ4からの画像がセンタ装置システム20に送信されるようになされているのが一般的である。なお、防犯センサ3、監視カメラ4は複数設けられるのが一般的であるが、図が煩雑になるのを避けるために図では単に防犯センサ3、監視カメラ4が接続されることを示している。なお、監視カメラ4の一つ一つにも、それぞれ認識番号が付されている。
【0008】
マイク5は、異常が発生したときにセンタ装置システム20側で現場の音を聞くことができるように設けられているものであり、マイク5も防犯センサ3と対応付けられている。従って、ある防犯センサ3によって異常の発生が検知された場合には、当該防犯センサ3と対応付けられたマイク5からの音声データがセンタ装置システム20に送信されるようになされている。
【0009】
画像処理部6は、監視カメラ4からの画像信号に対して、増幅、A/D変換、データ圧縮等の所定の処理を施すものである。このような画像処理部6は周知であるので詳細な説明は省略する。
【0010】
情報多重部7は、画像処理部6からの画像データと、制御部9から渡される警備情報を多重化して出力するものである。複数のデータの多重化は周知の手法によって行えばよい。例えば、単純には、警備情報を画像データの前に付加するようにすればよい。また、画像データの送信を行わない場合には、制御部9から渡される警備情報をスルーして出力する。この制御は制御部9によって行われる。
【0011】
音声処理部8は、マイク5からの音声データに対して、増幅、A/D変換等の所定の処理を施すものである。
【0012】
通信制御部10は、ターミナル・アダプタ機能(以下、TAと称す)と、デジタル回線終端装置(以下、DSUと称す)で構成される。そして、情報多重部7からの信号系統と、音声処理部8からの信号系統には別個のBチャンネルが割り当てられている。ここでは情報多重部7からの信号系統を第1チャンネルと称し、音声処理部8からの信号系統を第2チャンネルと称することにする。
【0013】
制御部9は、当該画像伝送装置1の動作を統括して管理するものであり、概略次の動作を行う。
ある操作装置2が操作されて、当該操作装置2に対応する警戒エリアの警備状態が警戒状態から解除状態へ切り換えられた場合、制御部9は操作装置2からの信号によってそれを検知し、当該操作装置2によって解除状態が設定されたことを示す警備情報を生成して情報多重部7に渡し、スルーして出力することを指示する。この場合には画像を送信する必要はないからである。また、このとき制御部9は通信制御部10にセンタ装置システム20の電話番号を渡し、第1チャンネルからセンタ装置システム20への送信を指示する。これにより、当該警備情報がセンタ装置システム20に送信される。
【0014】
操作装置2により、ある警戒エリアの警備状態が解除状態から警戒状態へ切り換えられた場合も同様であり、制御部9は操作装置2からの信号によってそれを検知し、当該操作装置2によって警戒状態が設定されたことを示す警備情報を生成して情報多重部7に渡し、スルーして出力することを指示する。また、このとき制御部9は通信制御部10にセンタ装置システム20の電話番号を渡し、第1チャンネルからセンタ装置システム20への送信を指示する。これにより、当該警備情報がセンタ装置システム20に送信される。
【0015】
また、制御部9は、警戒状態に設定されている警戒エリアの防犯センサ3から発報信号を受けたときには、当該防犯センサ3で異常を検知したことを示す警備情報と、当該防犯センサ3に対応付けられた監視カメラ4で撮像した画像と、当該防犯センサ3に対応付けられたマイク5からの音声とをセンタ装置システム20に送信する。即ち、この場合、当該警戒エリアにおいて異常が発生したことを示す警備情報を生成して情報多重部7に渡し、画像データと多重して出力することを指示する。また、このとき制御部9は、通信制御部10にセンタ装置システム20の電話番号を渡し、まず第1チャンネルからセンタ装置システム20へ送信し、次に第2チャンネルからセンタ装置システム20へ送信することを指示する。これによって、当該警備情報及び画像データがまずセンタ装置システム20に送信され、次に音声データがセンタ装置20に送信される。なお、画像データについては何枚分の画像データを送信するかは予め定められているものとする。
【0016】
更に、制御部9は、センタ装置システム20に対して、一定時間毎に定時通報を行う。この場合には、制御部9は定時通報であることを示す警備情報を生成して情報多重部7に渡し、スルーして出力することを指示する。この場合には画像を送信する必要はないからである。また、このとき制御部9は通信制御部10にセンタ装置システム20の電話番号を渡し、第1チャンネルからセンタ装置システム20への送信を指示する。これにより、当該定時通報の警備情報がセンタ装置システム20に送信される。
【0017】
なお、上述したように画像伝送装置の形態には種々のものがあり、全ての画像伝送装置が図3に示す構成を備えているものではない。例えば、マイクを備えていない画像伝送装置も広く知られており、そのようなマイクを備えない画像伝送装置の動作は、上述した動作の音声信号に関する処理を除いたものとなる。
【0018】
以上が画像伝送装置1の概略の説明であるが、次にセンタ装置システム20について概略説明する。
【0019】
センタ装置システム20は、図4に示すように、複数台の受信部21と、センタ装置27とで構成される。図4では受信部21はm台設けられているものとしており、それらを区別するために211 ,212 ,…,21m のように添字を付して示している。各受信部は全て同じ構成であり、図の211 で示す受信部のように、通信制御部22、情報分離部23、画像処理部24、音声処理部25、制御部26を備えている。
【0020】
通信制御部22は、画像伝送装置1から送信されたデータの受信を行うものであり、DSUとTAで構成されている。そして、通信制御部22には2つのサブアドレスが定義されている。ここでは、情報分離部23への信号系統が第1サブアドレスとして定義され、音声処理部25への信号系統が第2サブアドレスとして定義されているものとする。
【0021】
情報分離部23は、多重化された警備情報と画像データを分離するものであり、分離した警備情報は制御部26に渡し、画像データは画像処理部24に渡す。画像データがなく、警備情報のみである場合には、警備情報を制御部26に渡すだけである。制御部26は、情報分離部23から受けた警備情報を解読し、センタ装置27が認識できる所定の形式に変換してセンタ装置27に渡す。
【0022】
画像処理部24は、情報分離部23からの画像データに対して、データ伸張、D/A変換等の所定の処理を施してセンタ装置27に出力する。
音声処理部25は、通信制御部22から渡された音声データに対して、D/A変換等の所定の処理を施し、センタ装置27に出力する。
【0023】
制御部26は、CPU及びその周辺回路で構成される。動作については後述する。
【0024】
センタ装置27は、通常、パーソナルコンピュータ、VTR、スピーカ(何れも図示せず)等で構成され、制御部26から受けた警備情報の管理、画像処理部24から受けた画像データのモニタへの表示やVTRへの記録、音声処理部25から受けた音声データのスピーカへの出力等の処理を行う。なお、図4では受信部212 及び受信部21m についてはセンタ装置27へは1本の信号線しか示していないが、これは図が煩雑になることを避けるために、便宜的に3本の信号線を1本で代表して示しているものである。
【0025】
センタ装置システム20の動作は概略次のようである。
通信制御部22は、着信があるとサブアドレスを確認し、第1サブアドレスで着信した場合には、制御部26に対してデータを受信したことを通知すると共に、受信したデータを情報分離部23に渡し、第2サブアドレスで着信した場合には受信したデータを音声処理部25に渡す。
【0026】
従って、いま、ある画像伝送装置1から送信されたデータを通信制御部22が第1サブアドレスで受信したとし、そのデータが警備情報であった場合には、通信制御部22は当該警備情報を情報分離部23に渡し、情報分離部23は通信制御部22から受けた警備情報を制御部26に渡す。そして、制御部26は、その警備情報の形式をセンタ装置27のコンピュータが認識できる所定の形式に変換してセンタ装置27に出力する。このような動作が行われることによって、センタ装置27では警備情報の表示を行うことができる。
【0027】
また、いま、ある画像伝送装置1から送信されたデータを通信制御部22が第1サブアドレスで受信したとし、そのデータが警備情報と画像データが多重化されたものであった場合には、通信制御部22は当該警備情報と画像データが多重化されたデータを情報分離部23に渡す。情報分離部23は警備情報と画像データとを分離し、警備情報については制御部26に渡し、画像データについては画像処理部24に渡す。そして、制御部26は、その警備情報の形式をセンタ装置27のコンピュータが認識できる所定の形式に変換してセンタ装置27に出力する。また、画像処理部24は当該画像データに対して所定の処理を施してセンタ装置27に渡す。このような動作が行われることによって、センタ装置27では警備情報、及び画像データの表示を行うことができる。
【0028】
また、いま、ある画像伝送装置1から送信されたデータを通信制御部22が第2サブアドレスで受信したとし、そのデータが音声データであった場合には、通信制御部22は当該音声データを音声処理部25に渡す。音声処理部25は当該音声データに対して所定の処理を施してセンタ装置27に渡す。このような動作が行われることによって、センタ装置27ではスピーカによって現場の音を聞くことが可能となる。
【0029】
センタ装置システム20において、各受信部211 ,212 ,…,21m に画像処理部24と音声処理部25を備えることは重要である。上述したように画像伝送装置1には種々の形態があり、マイクを備えるものも、備えないものもあり、図2に示す画像伝送装置1としてどのような形態のものが用いられるかは顧客のニーズによって様々であるが、マイクを備える画像伝送装置が用いられる可能性がある以上、画像処理部24だけではなく、音声処理部25をも備える必要があることは明らかである。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図4に示すセンタ装置システム20において、各受信部211 ,212 ,…,21m の通信制御部22には、それぞれ異なる電話番号が与えられるが、このように複数の電話番号が用いられる場合には代表組されるのが通常である。しかし、上述したような画像伝送システムにおいては、複数の通信制御部22の電話番号を代表組した場合には問題を生じる。具体的には次のようである。
【0031】
図4に示す構成において、各受信部211 ,212 ,…,21m の通信制御部22に与えられた電話番号が代表組されているとし、受信部211 の通信制御部22に与えられた電話番号が着信の優先順位が一番高いとする。そして、いま、理解を容易にするために、どの受信部21でも受信は行っていないとする。
【0032】
このとき、異なる2つの画像伝送装置1から同時に、代表組されている電話番号でセンタ装置システム20に対して警備情報が送信されたとすると、一方の画像伝送装置1から送信された警備情報は受信部211 の通信制御部22の第1サブアドレスで受信されるので当該警備情報は正常に受信されるが、他方の画像伝送装置1からの警備情報は受信部211 の通信制御部22の第2サブアドレスで受信されることになるので、正常に受信されないことになる。
【0033】
このように、代表組されている場合には、各通信制御部22の着信の優先順位と、代表組されている電話番号で着信があったときにどの通信制御装置のどのサブアドレスが話中であるかによって、警備情報、あるいは警備情報と画像データが多重化されたデータが通信制御部22の第2サブアドレスで受信されたり、または音声データが通信制御部22の第1サブアドレスで受信されてしまうという問題が生じるのである。
【0034】
そこで、本発明は、画像伝送装置から送信された警備情報、及び警備情報と画像データが多重化されたデータについては、センタ装置システムの通信制御部の警備情報、及び警備情報と画像データが多重化されたデータを処理する系統に定義されたサブアドレスで受信され、画像伝送装置から送信された音声データについては、センタ装置システムの通信制御部の音声データを処理する系統に定義されたサブアドレスで受信されるようにした画像伝送システムを提供することを目的とするものである。
【0035】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の画像伝送システムは、デジタル回線と、警備先に配置され、デジタル回線に接続された画像伝送装置と、デジタル回線に接続され、画像伝送装置から送信されたデータを受信するセンタ装置システムとを備える画像伝送システムにおいて、センタ装置システムは、それぞれに異なるサブアドレスが定義された画像処理系統と音声処理系統との二つの処理系統を有する受信部を複数を備え、且つこれらの各受信部には互いに異なる電話番号が与えられてなり、画像伝送装置は、監視カメラ及び画像処理系統を備えると共に、センタ装置システムの全ての受信部に与えられた電話番号が登録された電話番号テーブルを備え、画像データを送信する場合には、電話番号テーブルから一つの電話番号を抽出してセンタ装置システムの当該電話番号が与えられた受信部の画像処理系統に定義されたサブアドレスに向けて送信を行うことを特徴とする。
請求項2記載の画像伝送システムは、請求項1記載の画像伝送システムにおいて、画像伝送装置は、更にマイク及び音声処理系統を備え、画像データと音声データを送信する場合には、まず電話番号テーブルから一つの電話番号を抽出してセンタ装置システムの当該電話番号が与えられた受信部の画像処理系統に定義されたサブアドレスに向けて画像データを送信し、次に当該電話番号が与えられた受信部の音声処理系統に定義されたサブアドレスに向けて音声データを送信することを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ発明の実施の形態について説明する。
本発明に係る画像伝送システムの全体構成は図2に示すと同じであり、センタ装置システム20の構成も図4に示すと同じである。そして、センタ装置システム20の各受信部211 ,212 ,…,21m の通信制御部22には、それぞれ異なる電話番号が与えられている。また、各通信制御部22には2つのサブアドレスが定義されており、全ての通信制御部22において、情報分離部23への信号系統が第1サブアドレスとして定義され、音声処理部25への信号系統が第2サブアドレスとして定義されているものとする。つまり、各受信部211 ,212 ,…,21m には第1サブアドレスと、第2サブアドレスが定義されているということができる。
【0037】
このように、センタ装置システム20の構成は従来と同じなのであるが、各通信制御部22に与えられた電話番号は代表組されていない。この点でのみ従来のものと異なっている。
【0038】
次に、画像伝送装置1の構成についてであるが、画像伝送装置1は、図1に示すように制御部9が電話番号テーブル11を管理している。この電話番号テーブル11には、センタ装置システム20の全ての通信制御部22に与えられている電話番号が登録されている。また、制御部9は、センタ装置システム20の各通信制御部211 ,212 ,…,21m の第1サブアドレスが情報分離部23への信号系統であり、第2サブアドレスが音声処理部25への信号系統であることを認識している。更に、センタ装置システム20に対して、警備情報及び画像データと、音声データの両方のデータを送信する場合には、制御部9は、まず警備情報及び画像データを送信し、次に音声データを送信するように設定されており、警備情報、あるいは警備情報と画像データの送信を行うことなく、音声データのみを送信することはないように設定されている。その他の点については図3に示す従来のものと同じである。なお、図1において、図3に示す構成要素と同等なものについては同一の符号を付している。
【0039】
次に動作について説明する。
いま、ある画像伝送装置1において、操作装置2が操作されて、ある警戒エリアの警備状態が警戒状態から解除状態へ切り換えられたとすると、当該画像伝送装置1の制御部9は、当該操作装置2によって解除状態が設定されたことを示す警備情報を生成して情報多重部7に渡し、スルーして出力することを指示する。また、このとき制御部9は、電話番号テーブル11から一つの電話番号を抽出して通信制御部10に渡し、当該電話番号の第1サブアドレスに対して、第1チャンネルからの送信を指示する。これにより、当該警備情報がセンタ装置システム20の当該電話番号を有する通信制御部22の第1サブアドレスに向けて送信される。
【0040】
そして、このとき、センタ装置システム20の当該電話番号を有する通信制御部22の第1サブアドレスが話中でなければ、当該警備情報は当該通信制御部22の第1サブアドレスで正常に受信される。
【0041】
しかし、センタ装置システム20の当該電話番号を有する通信制御部22の第1サブアドレスが話中である場合には呼接続されない。この場合、画像伝送装置1の通信制御部10は所定時間待機するが、その待機時間内に呼接続されない場合には、制御部9に対して接続できなかったことを通知する。この通知を受けると、制御部9は、電話番号テーブル11から次の電話番号を抽出して通信制御部10に渡し、当該電話番号の第1サブアドレスに対して、第1チャンネルからの送信を指示する。これにより、当該警備情報がセンタ装置システム20の当該電話番号を有する通信制御部22の第1サブアドレスに向けて送信される。
【0042】
呼接続されるまで以上の動作が繰り返し行われるので、画像伝送装置1から送信された警備情報は、必ず、センタ装置システム20のある通信制御部22の第1サブアドレスで受信されることになる。なお、電話番号テーブル11からどのような順序で電話番号を抽出するかは適宜定めればよい。
【0043】
操作装置2により、ある警戒エリアの警備状態が解除状態から警戒状態へ切り換えられた場合、及び定時通報を行う場合も同様である。
【0044】
次に、警備情報及び画像データと、音声データを送信する場合の動作について説明する。
【0045】
制御部9は、警戒状態に設定されている警戒エリアの防犯センサ3から発報信号を受けたときには、当該防犯センサ3によって異常が検知されたことを示す警備情報を生成して情報多重部7に渡し、画像データと多重して出力することを指示する。また、このとき制御部9は、電話番号テーブル11から一つの電話番号を抽出して通信制御部10に渡し、当該電話番号の第1サブアドレスに対して、第1チャンネルからの送信を指示する。これにより、当該警備情報がセンタ装置システム20の当該電話番号を有する通信制御部22の第1サブアドレスに向けて送信される。
【0046】
そして、このとき、センタ装置システム20の当該電話番号を有する通信制御部22の第1サブアドレスが話中でなければ、当該警備情報及び画像データは当該通信制御部22の第1サブアドレスで正常に受信される。
【0047】
そして、画像伝送装置1の通信制御部10は、警備情報と画像データの送信が開始されると、その旨を制御部9に通知する。この通知を受けると、制御部9は、次に、当該電話番号の第2サブアドレスに対して、第2チャンネルからの送信を指示する。これにより、音声処理部8からの音声データがセンタ装置システム20の当該電話番号を有する通信制御部22の第2サブアドレスに向けて送信される。そして、このとき、センタ装置システム20の当該通信制御部22の第2サブアドレスが話中になっている可能性は非常に低いので、非常に高い確率で当該音声データは、当該通信制御部22の第2サブアドレスで正常に受信されることになる。
【0048】
しかし、画像伝送装置1から、センタ装置システム20のある通信制御部22の第1サブアドレスに向けて送信したときに、センタ装置システム20の当該電話番号を有する通信制御部22の第1サブアドレスが話中である場合には呼接続されない。この場合、画像伝送装置1の通信制御部10は所定時間待機し、その待機時間内に呼接続されない場合には、制御部9に対して接続できなかったことを通知する。この通知を受けると、制御部9は、電話番号テーブル11から次の電話番号を抽出して通信制御部10に渡し、当該電話番号の第1サブアドレスに対して、第1チャンネルからの送信を指示する。これにより、当該警備情報がセンタ装置システム20の当該電話番号を有する通信制御部22の第1サブアドレスに向けて送信される。
以上の動作が呼接続されるまで繰り返し行われる。
【0049】
以上のようであるので、ある画像伝送装置1から、警備情報及び画像データと、音声データを送信した場合、当該警備情報及び画像データがセンタ装置システム20のある通信制御部22の第1サブアドレスで受信された場合には、次に画像伝送装置1から送信された音声データは、非常に高い確率で、同じ通信制御部22の第2サブアドレスで受信されることになるので、上記の目的を達成することができる。
【0050】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、画像伝送装置はマイクを備えるものとしたが、マイクを備えないものであってもよいものである。要するに、画像伝送装置としては、少なくとも防犯センサ、監視カメラ、画像処理部、情報多重部の系統を備えていればよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像伝送システムに用いられる画像伝送装置の一実施形態を示す図である。
【図2】 画像伝送装置と、センタ装置システムとがデジタル回線を介して接続されてなる画像伝送システムの構成例を示す図である。
【図3】 図2に示す画像伝送装置1の構成例を示す図である。
【図4】 図2に示すセンタ装置システム20の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1…画像伝送装置、2…操作装置、3…防犯センサ、4…監視カメラ、5…マイク、6…画像処理部、7…情報多重部、8…音声処理部、9…制御部、10…通信制御部、11…電話番号テーブル、20…センタ装置システム、21…受信部、22…通信制御部、23…情報分離部、24…画像処理部、25…音声処理部、26…制御部、27…センタ装置、50…デジタル回線。

Claims (2)

  1. デジタル回線と、
    警備先に配置され、デジタル回線に接続された画像伝送装置と、
    デジタル回線に接続され、画像伝送装置から送信されたデータを受信するセンタ装置システムと
    を備える画像伝送システムにおいて、
    センタ装置システムは、それぞれに異なるサブアドレスが定義された画像処理系統と音声処理系統との二つの処理系統を有する受信部を複数を備え、且つこれらの各受信部には互いに異なる電話番号が与えられてなり、
    画像伝送装置は、監視カメラ及び画像処理系統を備えると共に、センタ装置システムの全ての受信部に与えられた電話番号が登録された電話番号テーブルを備え、画像データを送信する場合には、電話番号テーブルから一つの電話番号を抽出してセンタ装置システムの当該電話番号が与えられた受信部の画像処理系統に定義されたサブアドレスに向けて送信を行う
    ことを特徴とする画像伝送システム。
  2. 画像伝送装置は、更にマイク及び音声処理系統を備え、画像データと音声データを送信する場合には、まず電話番号テーブルから一つの電話番号を抽出してセンタ装置システムの当該電話番号が与えられた受信部の画像処理系統に定義されたサブアドレスに向けて画像データを送信し、次に当該電話番号が与えられた受信部の音声処理系統に定義されたサブアドレスに向けて音声データを送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像伝送システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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