JP4260072B2 - 拡大読書器 - Google Patents

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Description

本発明は弱視者の読み書きを支援する視覚障害補償機器である拡大読書器に関し、より具体的には、取扱い性、特に使用時の利便性と可搬性並びにデザイン性など、多面に亘り従来品を大幅に改善した拡大読書器に関する。
従来から、例えば側面略コ状の架台(フレーム)の下に原稿台を配設すると共に、原稿台の上方に、TVカメラと同等機能のCCDカメラなどによる原稿読取手段を照明手段を具備させて設け、前記原稿台の上に置いた原稿を読取手段によって撮像し、その画像を前記架台の上に載置したテレビジョン受像機のようなCRTモニタ画面に拡大表示させるようにしたいわゆる「拡大読書器」が、特許第2857959号(特許文献1参照)などにより公知である。
従来の拡大読書器は、モニタ画面がコストや入手し易さの関係で市販のCRT、或は、画面にCRTを用いたTV受像機により形成されるため、架台も含んた全体の大きさが、例えば、通常のオフィス用デスク天板の略1/2程度を占有してしまうほど大きくなり、また、折畳んでコンパクト化できるのは、本出願人が先に提案した上記特許第2857959号の発明(前記特許文献1参照)に係るもののように、架台(原稿台を含む)を折畳み可能にしたものしかないため、装置全体が大形になってスペース効率がよくなく、また、可搬性にも欠けるという憾があった。
更に、拡大読書器の需要量は、TV受像機のような一般的な映像機器に比べると、きわめて限られた少ない数量であるため、大量生産されるいわゆる家電製品のように設計やデザインにコストをかけて開発された構造やデザインが付与されていないものが多く、この面でもまた、装置としての使い勝手が良好でなかったり、製品の見映えの点でも優れたものとはいい難いものであった。
上記のような従来の一般的な拡大読書器に鑑み、本発明の出願人は、先に、CRTモニタに比べれば占有空間がはるかに少ない液晶モニタ等の平面状モニタを使用して使用時であっても拡大読書器の大きさが小さくなるように形成する一方、不使用時には、装置全体をコンパクトに折畳んで手提カバン状に容易かつ手軽に持運ぶことを可能にした拡大読書器を特願2003−126964(特許文献2)として提案している。
本出願人が上記特許出願により提案した拡大読書器は、水平姿勢で置かれる原稿台を含む下ケース体と、該下ケース体の前後方向の後端に開閉自在に枢着結合されると共にほぼ45度前後の傾斜角で開き角が保持される上ケース体と、上ケース体の先端部内面側に揺動固定可能に吊下された液晶などによる平面状モニタと、該モニタと一体に又は別体で前記原稿台に臨んで設けたカメラとを具備し、かつ、前記上ケース体の内面側には、当該ケース側に畳まれる前記面状モニタが収まる収容部とカメラが収まる凹部を形成して成り、上,下ケース体を合せるように閉じると、平面状モニタが上ケース体の収容部に、カメラが上ケース体の凹部にそれぞれ収まり、閉じている上,下ケース体を開くと、水平な下ケース体の原稿台の真上に平面状モニタとカメラとがその原稿台に対し略垂直な向きで対向するようにした構成のものである。
上記の提案した拡大読書器は、液晶モニタ等の平面状モニタを使用して使用時であっても拡大読書器の大きさが小さくなるように形成する一方、不使用時には、装置全体をコンパクトに折畳んで手提カバン状に容易かつ手軽に持運ぶことを可能にしたので、従来品に比べ、使用時でもコンパクトであり、また、不使用にはいわばアタッシュケース状に折畳むことができ、更には優れたデザインを施すことができるという、格段に進歩したものであった。
特許第2857959号公報 特願2003−126964号
本発明は、本出願人が先に提案した拡大読書器の利点をさらに拡張し、一段と使い易くした拡大読書器を提供することを、その課題とするものである。
上記課題を解決することを目的としてなされた本発明拡大読書器の構成は、水平姿勢で置かれる原稿台を含む下ケース体と、該下ケース体の上面後端部に水平軸を介して開閉自在に枢着結合されると共にほぼ45度前後の傾斜角に開き角が保持される上ケース体と、上ケース体の先端部寄りの内面側に前記水平軸と平行な軸を中心にして揺動固定可能に設けた液晶などによる平面状モニタと、該モニタと一体に動き前記原稿台に臨んで設けたカメラとを具備した拡大読書器において、折畳み時には上ケース体の内部に当該ケース体と平行な姿勢で収まると共に、使用時には傾斜角を有して開かれる上ケース体にほぼ垂下姿勢で支持される前記モニタを、上ケース体に対しシーソー式に旋回揺動するように設けた支持アームに支持させて設け、上,下のケース体を合せるように閉じているときは、前記支持アームが上ケース体と略平行な姿勢に旋回して平面状モニタとカメラが上ケース体の収容部に収まり、閉じている上ケース体を開いたときは前記支持アームを逆方向に旋回させ、水平な下ケース体の原稿台の真上に平面状モニタとカメラとが支持アームに支持されて当該原稿台に対し略垂直な向きで対向姿勢になるようにしたことを特徴とするものである。
本発明では、上記構成において、平面状モニタの背面にカメラを一体的に設けると共に、前記カメラを、シーソー式に回転揺動するように上ケース体に設けた支持アームに取付けて支持させる構成を採る。また、本発明では、支持アームは、中間部を上ケース体の前方側に水平軸で枢着して設けると共に、上ケース体に沿って折畳んだときの当該アーム先端部の位置に水平向きのハンドルを、後端部側に前記一体のモニタとカメラを水平軸で枢着した構成とすることにより、ハンドルを提げ手として利用できるとともに、モニタとカメラの展開をその支持アームの上ケース体に対する旋回によって行うことができる。更には、上,下のケース体の枢着部の枢着軸にバネを設け、このバネ力と開いた上ケース体との重量が平衡するようにバネを設定することにより、上ケース体の開き操作を軽く行い、また、開いた上ケース体の自重により閉じ動作が急激になるのを緩和するようにしている。
本発明では、拡大読書器において、折畳み時には上ケース体の内部に当該ケース体と平行な姿勢で収まると共に、使用時には傾斜角を有して開かれる上ケース体にほぼ垂下姿勢で支持される前記モニタを、上ケース体に対しシーソー式に旋回揺動するように設けた支持アームに支持させて設け、上,下のケース体を合せるように閉じているときは、前記支持アームが上ケース体と略平行な姿勢に旋回して平面状モニタとカメラが上ケース体の収容部に収め、閉じている上ケース体を開いたときは前記支持アームを逆方向に旋回させ、水平な下ケース体の原稿台の真上に平面状モニタとカメラとが支持アームに支持されて当該原稿台に対し略垂直な向きで対向姿勢になるようにしたので、上ケース体の開閉操作と、モニタ,カメラの展開,収納操作とを、別の操作に分けて行うことができ、従って、それぞれの操作を円滑かつ正確に行うことができる。また、支持アームは、中間部を上ケース体に水平軸で枢着して設けると共に、折畳んだときの先端部に水平向きのハンドルを、後端寄りに前記一体のモニタとカメラを水平軸で枢着したことにより、上ケース体の開き操作を軽快に行うことができると共に、上ケース体が自重によって閉じてしまうこともない。
次に、図を参照して本発明拡大読書器の実施形態の例について説明する。図1は本発明の一例の拡大読書器の折畳んだ状態を示す側面図、図2は図1の平面図、図3は図1の左側面図、図4は図1の右側面図、図5は図1の拡大読書器の上ケース体を開く途中の側面図、図6は上ケース体を開き終え、モニタとカメラを支持アームの回転によって展開し使用状態にある側面図、図7は上ケース体と下ケース体の枢着部の軸機構の構造を説明するための側断面図、図8は上ケース体を開いた状態における上ケース体と下ケース体の枢着部の側断面図、図9は上ケース体を閉じてロック状態にある図7のX−X矢視平断面図、図10は図9のロック状態を解除したときの平断面図である。
図1〜図6において、1は、平面視大略長方形状を呈する下向きの浅底箱状の上ケース体で、このケース体1は前半側(図1,図2の上ケース体1の右半側)の略中央部に当該ケース体1の外面に膨出させて成形した後述するCCDカメラが収まるように窪んだ収容部2が形成されている。また、この上ケース体1における前半側の内面は、後述する平面状モニタの収納部として機能する。なお、上ケース体1において1a,1bは左右の側壁(図2の上,下辺)である。
3は上記上ケース体1と対応する平面形状で浅底箱状の外観を呈する下ケース体であり、上,下のケース体1,3は、図1,図2の左側端において、下ケース体3に立設された脚状をなす立壁4に水平な軸5を主体にした軸機構により枢着され、この軸機構を中心に2枚貝状に開閉自在に結合され、かつ、開,閉時のロック機構15を具備しているので、この点について、図9,図10により説明する。
図9,図10は、上,下ケース体における軸機構部分とロック機構15を平面から見た断面図である。図9,図10において立壁4の略中心部位の外面側には、回転しないボス状の柱状体14aを当該立壁4と一体になるように設けると共に、この柱状体14aの中心に、前記軸5及びこの軸5と段付きで一体に形成されたノブ軸15aをバネ5aを介して収挿する軸穴14eが設けられている。
一方、立壁4の内面側には、中心部において前記軸5に固定される板状の連結板5bを設けると共に、該連結板5bに、この例では180度離間した2本のロックピン5c,5dが外向きに設けられている。
連結板5bのロックピン5c,5dは、当該立壁4のピン対向部位に設けた2つのピン挿通穴4a,4bを貫通して上ケース体1における内部側の側板1b´(1a´)に設けたピン穴1c,1dに当該ピン5c,5dの先端部が嵌入している。この側板1b´の一対のピン穴1c,1dは、上ケース体1が閉じられたときと、所定角(例えば45度前後)開けられたときの2つの位置で前記2本のピン5c,5dを受入れるように位相を変えて2箇所に設けられている。従って、図示した例の上ケース体1は、その2重になった側壁1b,1b´に設けた穴においてボス状柱状体14a(ノブ軸15を通す穴と同軸)に嵌められ、その穴を中心にして(ボス状柱状体14aを軸にして)開閉のための旋回を行うことになる。
なお、脚状立壁4は、上ケース体1を下ケース体3に対して閉じたとき、両ケース体1,3が図1に示すように互に平行姿勢で閉じられるようにするために設けられたものであるから、立壁4を上ケース体1又は下ケース体3と一体の部材で形成することもできる。また、脚状立壁4をケース体1又は3と一体に形成するか、或は、別部材で形成するかは、任意であるが、図示した例では別部材で形成し下ケース体3に立設している(図5参照)。
閉じられた上,下ケース体1,3における閉じた状態のロック機構は、上記例では、ピン5c,5dとピン穴1c,1dにより形成されるが、本発明におけるロック機構は、両ケース体1,3の枢着部(軸5、ボス状柱状体14aを主体とする軸機構部分)のほかに、上,下ケース体1,3が上,下方向に開閉する部位であれば、任意の位置に設けることができる。なお、両ケース体1,3の閉じたときのロック機構やその操作部(ボタン等)にどのような部材を用い、それらをどのような位置に設けるかは、本発明の目的とするところではないので任意である。
上記の上ケース体1において、軸5やノブ軸15が設けられない側、即ち、図の例ではこのケース体1における右半側の下面には、平面状モニタの例として、小さくても14インチ程度の液晶モニタ6が、当該モニタ6を取付けた支持アーム7の図1,図5における後端部(図6に示す展開時には前端部になる)に水平な取付軸8により枢着されている。また、図示した例では前記モニタ6の背面略中央部に、この例では、原稿を読取るためのCCDカメラ9が前記モニタ6と背中合せで一体に取付けられている。
ここで、支持アーム7は、上ケース体1の左右側壁1a,1bと平行な2本の板状の腕部材7a,7bを備えた板状部材により形成され、当該2本の腕部材7a,7bのほぼ中間部が夫々前記側壁1aと1bに、別個のピン軸10により枢着されると共に、2本の腕部材の先端(図1,図2の右側)に両部材7a,7bを結合する水平なハンドル7cを取付けることにより、このアーム7が上ケース体1に対し軸10を中心にシーソーのように回転揺動可能な支持アーム7として形成されている。なお、7dは、上ケース体1の上面に重複する位置の左右2本の腕部材7a,7bを備えた板状部材の本体部である。
11は下ケース体3の上面において、この例では手前側(図の右側)に配設したモニタ6やカメラ9などの操作スイッチ等を具備した操作部、12は前記操作部11より向う側(図の右側)に配設した原稿台で、この原稿台12には図に現れないが、X軸方向(下ケース体3を平面視したときの左,右方向)、又は、X軸方向とY軸方向(下ケース体3の上,下方向)にスライドできるX,Yテーブル機能を具備したものを使用することが好ましい。原稿台12はスライド機能を具備しない平板状のものであってもよいことは勿論である。
図6において13は、上ケース体1の内側の上半側寄り、即ち、展開時に支持アームを旋回させて繰出される液晶モニタ6やCCDカメラ9と干渉しない位置に設けたLEDや小型電球などによる照明手段であるが、この照明手段13は必ずしも設けなくてもよい場合がある。
上記のような基本形態により本発明拡大読書器の一例が形成されるが、その使い方は従来品と同等である。即ち、図6の使用状態に展開した本発明拡大読書器の原稿台12の上に載せた原稿(図示せず)をCCDカメラ9で拡大して読取り、その画像データを上ケース体1の後半部に内臓させた電子回路部(図示せず)で処理してモニタ6の画面に拡大表示させ、使用者はその画面の映像で原稿を読むことになる。本発明拡大読書器は、上記の本来的機能に加え、以下に説明する工夫した付属的機構を設けたので、この点について、図7,図8(必要に応じ図9,図10も参照)により説明する。
上,下ケース体1,3の軸5,ボス状柱状体14aを中心とする軸機構には、両ケース体1,3の開き操作を軽くすると共に、両ケース体1,3を閉じるとき上ケース体1が急激な閉じ動作をしないようにするため、回転しないボス状柱状体14aを中心とした上ケース体1の旋回動作に対し、当該上ケース体1の開放方向に作用する緩衝バネ機構14を設けると共に、上ケース体1が軸5を中心に旋回して開閉するのをロック又は解除するため、先に段落0014〜0016で説明したロック機構15を設けている。
即ち、ボス状柱状体14aの外周面にはバネの一端部を止める部材としてボルトやネジ,ピンなどによるバネ止め14bが設けられている。そして、上ケース体1の側壁1a(1b)の内面にも、バネの他端部を止めるピンなどによるバネ止め14cが上ケース体1の内部に向けて立設されており、バネ止め14bと14cの間に捩りバネや引張バネなどのバネ14dが、両バネ止め14bと14cを引寄せる側に作用するように設けられて緩衝バネ機構14を形成している。
上述した軸機構における軸5とこの軸5と一体のバネ5aを備えたノブ軸15a、及び、前記軸5に設けた連結板5bとピン5c,5d、並びに、ピン穴1c,1dによるロック機構15と、バネ14dを主体とする緩衝バネ機構14によって、閉じられたときの上ケース体1と下ケース体3とは、ノブ軸15aがバネ5aにより外に押出され、ピン穴1c,1dにピン5c,5dが嵌合することにより上ケース体1を回転不能に、つまり上ケース体1を下ケース体3に図7の閉じた状態でロック保持している。
一方、上記ロック状態のノブ軸15aをバネ5aの力に抗して押込むと、軸5と一体の連結板5bの2本のピン5c,5dがピン穴1c,1dから外れ、上ケース体1の側板1a,1bがボス状柱状体14aに対して回転フリーとなるので、この状態で緩衝バネ14dが固定位置のバネ止め14bと可動な上ケース体1のバネ止め14cの間に引張り力を作用させるから、上ケース体1は手前側(軸5とは反対側)にモニタ6やカメラ9を有していても軽く開けることができる。ここで、押込んでいるノブ軸15aから手を離すと、バネ5aが作用してこのノブ軸15aを元の位置にスライドさせ、上ケース体1の内側の側板1b´に設けた他の組のピン穴1c´,1d´にピン5c,5dを嵌合させるので、上ケース体1はその開き角の位置で固定されることになる。この固定状態を解除するときも、上記ノブ軸15aを押込み操作する。
本発明は拡大読書器は以上の通りであって、不使用時には、図1〜図4に示すように、きわめてコンパクト、かつ、見映えよく折畳んでおくことができ、また、折畳み時は提げ手になるハンドルもあるのでそのままハンドルを手で提げて持運ぶことができる一方、使用時には図5の状態を経て図6に例示する側面形態に展開されるから、従来の拡大読書器に比べきわめてコンパクトであるのみならず、スマートであり、使用場所をそれほど広く占有することはないので、使い勝手の面でも優れた拡大読書器を提供することができる。
本発明の一例の拡大読書器の折畳んだ状態を示す側面図。 図1の平面図。 図1の左側面図。 図1の右側面図。 図1の拡大読書器の上ケース体を開く途中の側面図。 上ケース体を開き終え、モニタとカメラを支持アームの回転によって展開し使用状態にある側面図。 上ケース体と下ケース体の枢着部の軸機構の構造を説明するための側断面図。 上ケース体を開いた状態における上ケース体と下ケース体の枢着部の側断面図。 上ケース体を閉じてロック状態にある図7のX−X矢視平断面図。 図9のロック状態を解除したときの平断面図。
符号の説明
1 上ケース体
2 カメラ収容部(窪み)
3 下ケース体
4 脚状の立壁
5 上,下ケース体の枢着軸
6 液晶モニタ
7 支持アーム
8 支持アームの枢着軸
9 CCDカメラ
10 支持アーム7に対するモニタ6の枢着軸
11 操作部
12 原稿台
13 照明手段
14 緩衝バネ機構
15 ロック機構

Claims (5)

  1. 水平姿勢で置かれる原稿台を含む下ケース体と、該下ケース体の上面後端部に水平軸を介して開閉自在に枢着結合されると共にほぼ45度前後の傾斜角に開き角が保持される上ケース体と、上ケース体の先端部寄りの内面側に前記水平軸と平行な軸を中心にして揺動固定可能に設けた液晶などによる平面状モニタと、該モニタと一体に動き前記原稿台に臨んで設けたカメラとを具備した拡大読書器において、折畳み時には上ケース体の内部に当該ケース体と平行な姿勢で収まると共に、使用時には傾斜角を有して開かれる上ケース体にほぼ垂下姿勢で支持される前記モニタを、上ケース体に対しシーソー式に旋回揺動するように設けた支持アームに支持させて設け、上,下のケース体を合せるように閉じているときは、前記支持アームが上ケース体と略平行な姿勢に旋回して平面状モニタとカメラが上ケース体の収容部に収まり、閉じている上ケース体を開いたときは前記支持アームを逆方向に旋回させ、水平な下ケース体の原稿台の真上に平面状モニタとカメラとが支持アームに支持されて当該原稿台に対し略垂直な向きで対向姿勢になるようにしたことを特徴とする拡大読書器。
  2. 支持アームに支持された平面状モニタの背面にカメラを一体的に設けた請求項1の拡大読書器。
  3. 支持アームは、中間部を上ケース体の前方側に水平軸で枢着して設けると共に、上ケース体に沿って折畳んだときの当該アーム先端部の位置に水平向きのハンドルを、後端部側に前記一体のモニタとカメラを水平軸で枢着した請求項1又は2の拡大読書器。
  4. 上,下ケース体は、その開閉のための枢着部にバネを設け、開いた上ケース体の重量を前記バネに支持させるようにした請求項1〜3のいずれかの拡大読書器。
  5. 閉じられた上,下ケース体は、その枢着部にロック機構を設けて両ケース体の閉じた状態を保持すると共に、その保持状態を解除できるように形成した請求項1〜4のいずれかの拡大読書器。
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