JP4257397B2 - 乾燥装置 - Google Patents
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Description
この乾燥装置は、移動式のスタンドに支持された赤外線加熱部と、赤外線加熱部の上方或いは下方に付設された送風装置とを備えている。また、塗装面に赤外線を照射すると共に塗装面に低速で風を送り出して塗装面上方の換気を促し、溶剤の揮発を促進させている。
また、この換気によって被乾燥面の熱も奪われるため、被乾燥面に対して高出力の赤外線を照射する、あるいは長時間に亘り赤外線を照射し続ける必要があった。
すなわち、本発明は、被乾燥面に熱線を照射する照射装置と、被乾燥面の外周部に対応して配置された噴射ノズルと、この噴射ノズルに空気を送り込む送風機と、前記送風機から前記噴射ノズルの開口端を含む経路中に配置された開閉弁と、前記開閉弁を操作して前記被乾燥面外周部への空気の噴射を一時制限する制御装置とを備えることを特徴とする。
充たされる高密度の空気は、この加圧翼によって更にハウジング側に押圧されながら攪拌される。したがって、送風機内に取り込まれた空気は、これらの相乗効果によって更に昇温する。
本実施の形態に示す乾燥装置1は、図1に示すように塗装面に熱線を照射する複数体の照射装置10と、高温高圧の空気を各照射装置10を通じて塗装面に噴射する送風機20と、噴射のタイミング並びに噴射パターン等を制御するための制御装置30と、被乾燥面に対して照射装置10を角度自在に支持する移動式スタンド50とを備えている。
照射装置10は、図4に示すように熱線を発する発熱体11と、発熱体11の背後に設けられ且つ発熱体11の周囲を覆うように湾曲した反射板12と、反射板12との間に外部と隔離された空間13を形成するように設けられた背面板14と、送風機20から延びる分配ホース25に連通した温風供給パイプ15と、反射板12を貫通して反射板12背後の温風供給パイプ15に連通した複数の噴射ノズル16とを備えている。
送風機20は、送風機20の外殻を形成しているハウジング21と、ハウジング21内に収容された高回転型の電動モータ22と、この電動モータ22の回転軸に固定された回転翼23と、ハウジング21に形成された排気口24と、排気口24から別途設けられる分岐弁5に空気を供給する供給パイプ26(図2参照)とを備えている。
路5a及び補助供給通路5bを選択的に遮断する弁体5cを備えている。そして、排気口24を経て分岐弁5内に供給される高温高圧の空気を各照射装置10に対して供給する際には補助供給通路5bを遮断し、補助供給通路5bに空気を供給する際には、逆に主供給通路5a側を弁体5cで遮断して空気の供給方向を切り換える仕組みになっている。
制御装置30は、図5に示すように塗装面の形状や塗装面の寸法を入力するための感圧式の操作パネル31と、入力された塗装面の情報やタイマ32の値に基づき各噴射ノズル16に設けられる開閉弁16aの開閉動作を制御するCPU33と、所望の開閉弁16aに開弁電圧を印可する出力ポート34等を備えて構成されている。
まず、制御装置30は、操作パネル31に対する塗装面の形状の入力を受けて、当該入力時の画面倍率を取得し、塗装面の寸法を推定する(S101)。続いて、操作パネル31上に描かれたラインの有無並びに塗装面の寸法から当該操作パネル31の各領域S1,S2、Snにおいて塗装面の外周部を推定する(S102)。また、推定した塗装面の外周部から換算して塗装面の中央部を推定する(S103)。
移動式スタンド50は、塗装面に対して照射装置10を角度自在に支持するアーム51と、このアーム51を上下動可能に支持する支柱52と、支柱52の下端に設けられたキャスタを有する脚部53とを備えている。
さ等を考慮してタイマ32を設定する。
また、このとき噴射ノズル16から噴射された高温高圧の空気も一部エアカーテンAi内に流れ込み、空気の昇温を促進させている。
そして、制御装置30はタイマ32が停止するまで(S205)、この第1噴射位置に於いての噴射と第2噴射位置に於いての噴射とを数セットに亘り実行して塗装面を乾燥させる。
上記の実施の形態では、エアカーテンAiを形成する第1噴射位置での噴射と、換気を促す第2噴射位置での噴射とを切り換えるように各開閉弁16aを制御しているが、例えば、図16に示すように第1噴射位置において噴射すべき噴射ノズル16において、その少なくとも一つの噴射を停止することでも塗装面中央部の換気を促すこともできる。つまり、エアカーテンAiの少なくとも一部を開放することで、塗装面中央部のガスの換気経路を確保して換気を図る。
被乾燥面の外周部に配置して、また、この照射装置10aの周囲に沿って噴射ノズル16を設けて噴射を行うように構成することもできる。この場合には、被乾燥面の直上に照射装置10が無いものの、被乾燥面の外周部に配置された噴射ノズル16からの噴射によって被乾燥面の周囲にエアカーテンAiが形成されるため、被乾燥面の直上に高温の空気を滞留させることが可能になる。
5 分岐弁
5a 主供給通路
5b 補助供給通路
5c 弁体
10 照射装置
10a 照射装置
11 発熱体
12 反射板
13 空間
14 背面板
15 温風供給パイプ
16 噴射ノズル
16a 開閉弁
20 送風機
21 ハウジング
22 電動モータ
23 回転翼
23a 翼
23b 外周壁
23c 吐出口
23d 加圧翼
24 排気口
25 分配ホース
26 供給パイプ
27 吸込口
28 幅狭の通路
30 制御装置
31 操作パネル
32 タイマ
34 出力ポート
50 移動式スタンド
51 アーム
52 支柱
53 脚部
Ai エアカーテン
S 領域
Claims (6)
- 被乾燥面に熱線を照射する照射装置と、被乾燥面の外周部に対応して配置され、被乾燥面の外周部に空気の帯幕を形成する噴射ノズルと、この噴射ノズルに空気を送り込む送風機と、前記送風機から前記噴射ノズルの開口端を含む経路中に配置された開閉弁と、前記開閉弁を操作して前記被乾燥面外周部への空気の噴射を一時制限し、被乾燥面の外周部に形成された空気の帯幕を開放する制御装置とを備えることを特徴とする乾燥装置。
- 前記噴射ノズルは、被乾燥面の外周部と被乾燥面の中央部の双方に対応して配置され、
前記制御装置は、被乾燥面の外周部に対応して配置された噴射ノズルによる空気の噴射を制限するとき、前記被乾燥面の中央部に対応して配置された噴射ノズルによる空気の噴射を実行するように前記開閉弁を制御することを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。 - 前記制御装置は、前記被乾燥面の中央部への空気の噴射時において、その噴射が間欠した噴射となるように前記開閉弁を制御することを特徴とする請求項2に記載の乾燥装置。
- 前記送風機は、吸引した空気を外周部に吐出する回転翼と、この回転翼の外周部を囲むハウジングと、前記吸引した空気を前記回転翼とハウジングの間に確保された幅狭の空隙を通路として前記噴射ノズルに導く通気路とを備えることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の乾燥装置。
- 前記回転翼は、この回転翼の各翼端に連設された外周壁と、この外周壁の周方向に向かって複数設けられた吐出口と、この外周壁からハウジング側に突出して設けられた加圧翼とを備え、
前記加圧翼の端面は、前記外周壁とハウジングとの間に充たされる空気を前記回転翼の回転時に前記ハウジング側に更に押圧する方向に傾斜していることを特徴とする請求項4に記載の乾燥装置。 - 前記照射装置は、熱線を発する発熱体と、この発熱体から発せられる熱線を前記被乾燥面に向かって反射する反射板と、前記反射板を支持すると共にこの反射板の背後に外部と隔離された空間を形成する背面板とを有する照射装置をさらに備え、
前記通気路は、前記反射板の背後に設けられた空間を通り、前記噴射ノズルは、前記反
射板を貫通して、この反射板背後の通気路に連通していることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の乾燥装置。
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