JP4256732B2 - 電子カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子カメラに関し、特に薄型、軽量で、精度よいズーム操作を可能に構成し使い勝手を良くした電子カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
CCDなどの撮像素子を備え、画像をデジタル的に記録できるようにした電子カメラは、従来のフィルムを用いたカメラのように現像、焼き付けなどが不用で撮った画像をすぐ見ることができ、しかもCCDなどの撮像素子は、1素子当たりの画素数が年々増大しているにもかかわらず従来のフィルムよりも小さく、それによってカメラ自体を小型に構成できるという利点がある。
【0003】
そのため例えば、Yシャツの胸ポケットやGパンの臀部ポケットなどに収容できる厚さ15mm程度、高さ60mm程度以下の薄さと強度を持ち、そういったところやハンドバックなどに収容しても違和感をおこさせない軽さで、しかも高倍率の光学ズーム機構を備えた電子カメラの出現が望まれている。
【0004】
これらのカメラの薄型化を行うことにより発生する課題を解決するために、例えば、特許文献1のような技術が提案されている。
この提示された技術によれば、撮像レンズと撮像素子とを内蔵した撮像部と、液晶等の表示部を備えたカメラ本体とを回転可能に構成し、撮影時には撮像部をカメラ本体に対して撮影したい方向へ回転し、非撮影時には、撮像部をカメラ本体に対して回転してカメラ本体内に収納する。
このように撮像部をカメラ本体に対して回転することで、撮像部をカメラ本体に対して表示部と平行方向に収納することができ、カメラ本体の表示部に対して垂直方向の厚みを薄くすることができる。この特許文献1の薄型カメラとしては、ズーム機構については言及されていないが例えばカメラは両手で操作を行うことを前提に作られており、右手の人差し指でシャッターボタンを押圧し、左手の親指でズーム/ワイドの調整を行うように構成されているため、ズーム調整釦とシャッターボタンとが離間した異なる平面(例えばシャッターボタンが筐体頂面、ズーム調整釦は表示部の右上角部等)位置関係で設けられている。
【0005】
又片手の一本の指で、ズーム/ワイド調整又はピント調整とシャッターボタン押圧との両方の操作をスムーズに行うことができるカメラの提供を目的として撮像部と操作表示部が一体型のオートフォーカスタイプのデジタルカメラで、カメラを構成するカメラ本体はカメラのズーム・ワイド操作及びシャッター操作を行うためのジョグダイヤルを備える。ジョグダイヤルはカメラ本体に対して回転可能、且つカメラ本体内へ押込み操作可能に、特に人差し指で操作可能にカメラ本体頂部よりその外周を突設して設けている。
【0006】
しかしながら特許文献1に示されたカメラでは、小型化を目指すも十分に厚肉であり、Yシャツの胸ポケットやGパンの臀部ポケットなどに収容できる厚さ15mm程度には設定できない。又ジョグダイヤルを用いたカメラも表示部と撮像部が一体であるからカメラを目の高さより下、または上に構える場合は表示装置で撮影範囲を確認することが困難である。
しかもジョグダイヤルがカメラ本体より突出しているために、Gパンの臀部ポケットのようにきっちりとしたズボンポケット等に収納/取出しする場合に前記突出部が誤ってポケット縁部に引っかかり円滑に収納及び取り出しができない。
【0007】
又ジョグダイヤル方式においても前記ジョグダイヤルの回動速度と無関係にズームレンズを駆動する駆動機構の駆動速度は一定であるために、速やかにズーミングさせることや初期位置に復帰させることが困難であるのみならず、一方で高倍率化するほど緩やかなズーミング速度が必要であるが、前記ジョグダイヤルにおいてもその回動速度と無関係にズームレンズを駆動する駆動機構の駆動速度は一定であるために緻密なズーム操作が困難である。
又前記従来技術では、ジョグダイヤルの押込み操作にシャッター機能を持たせたために、ジョグダイヤルの回転操作中に誤って該ジョグダイヤルの押込み操作を行ってシャッターを開放して撮像してしまう恐れがある。
【0008】
【特許文献1】
特許公報第293197号(図1)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そのため本発明においては、例えばYシャツの胸ポケットやGパンの臀部ポケットなどに収容できる薄さと強度を持ち、そういったところやハンドバックなどに収容しても違和感をおこさせない軽さで、しかも近年要求されているカメラの薄型化、高倍率化に対応するため精度よい緻密なズーム制御を可能にして使い勝手を良くした電子カメラを提供することが課題である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明においては、画像表示部と少なくともズーム操作釦を含む操作部とを備える操作部側筐体と、
撮影用ズームレンズと該撮影用ズームレンズを駆動する駆動手段とを有する撮像部を備える撮像部側筐体と、
前記操作部側筐体と前記撮像部側筐体とを相対的に回動自在に連結する回転機構と、
筐体長辺を形成する前記操作部側の薄型頂壁面の右手親指が操作可能な角隅側を断面矩形状で且つ上面円状に凹設した凹設部とを備え、
前記操作部側筐体と前記撮像部側筐体とが略等しい厚みを有する薄型筐体であるとともに、前記凹設部を前記操作部側筐体の前記厚み方向の両面に開部を有するように配設し、
前記ズーム操作釦は円筒形状に形成し、前記凹設部に配設されるとともに、前記厚み方向と略直交する回動軸を有し、前記凹設部の前記両面の開口部から回動操作可能であるとともに、前記ズーム操作釦の頂部の内周側にシャッタ若しくは電源スイッチとして機能する第2の操作釦を同心状に配設したことを特徴とする。
好ましくは前記電子カメラを、右手で前記操作部を保持した場合に、前記ズーム操作釦の円筒形状の内周側に位置するシャッター釦を右手人差し指で操作可能とし、且つ前記ズーム操作釦と前記画像表示都との間で右手親指の届く範囲に複数の釦およびキーを配置し、且つ前記画像表示部の右上方には操作部を設けない親指配置スペースを設けたことを特徴とする。
【0011】
かかる発明によれば図4に示すように左手の人差し指と中指で被写体に向けて撮像部を回動操作させながら、右手の指で操作部を持ちながらその中指や親指を利用して簡単にズーム操作を行うことができる。
又この場合にカメラ筐体を薄型にしてもその幅一杯に操作ボタンの直径を設定でき、これにより緻密なズーム操作が可能であるとともに、特に前記ズーム操作釦の回動操作と連動して前記撮影用ズームレンズを駆動する駆動手段を備え、マニアルズーム操作可能に構成されていることにより、カメラの薄型化、高倍率化に対応するため精度よい緻密なズーム制御を可能にして使い勝手を良くした電子カメラを提供できる。
【0012】
そして前記ズーム操作釦の具体的な構成として、前記凹設部底面からの前記ズーム操作釦高さを、前記凹設部底面からの前記操作部側筐体頂壁面までの高さより小に設定することで、その外径を前記凹設部に位置する前記操作部側筐体の前記厚みより小〜僅かに大で且つ前記凹設部の開口より指で押圧接触可能な外径に設定することにより、右手の中指や親指を利用して簡単且つ確実にズーム操作を行うことができるとともに、Gパンの臀部ポケットのようにきっちりとしたズボンポケット等に収納/取出しする場合においても前記実質的に筐体壁面より突出部が存在せず、又円筒形釦の外径周面であるために、その釦周面が誤ってポケット縁部に引っかかる恐れはなく、円滑な収納及び取り出しが可能である。
【0013】
又、回動軸(操作部の頂面より底面に貫通する表示面と平行な軸)を中心に回動するズーム操作釦をリング円状に形成し、その頂部の内周側に少なくともシャッタ若しくは電源スイッチとして機能する第2の操作釦を内装すれば、同一操作ボタンであるにもかかわらず、ズーム調整機能とシャッタ若しくは/及び電源機能部とが異なる平面(シャッタ若しくは電源機能部が筐体頂面、ズーム調整部は表示部と同一な面)に位置させることができ、ジョグダイヤルのようにズーム操作中に誤ってシャッターを開放して撮像してしまう恐れを解消でき、確実なズーム操作とシャッタ操作が可能となる。
【0014】
尚、第2の操作釦は長押しと短押しのように押圧時間の差異若しくは押圧深さの差異でシャッタ釦と電源釦の機能を兼用させる操作制御手段を備えることができる。
特に電源機能を2〜5秒程度の長押しで機能させればシャッタと電源が誤操作することなく、しかも省釦が達成でき、操作の確実化を損なわずに小型化が達成できる。
【0015】
更に本発明の電子カメラにおいて、
前記薄型筐体を略長方形状に形成し、前記撮像部側筐体と前記操作部側筐体間の分割線を、前記薄型筐体辺と略平行に形成するとともに、前記薄型筐体長辺を形成する前記操作部側筐体の頂壁面に、前記凹設部を配設するのがよい。
【0016】
かかる発明によれば、前記撮像部と操作部間の分割線を、筐体長辺と平行な回転軸線に沿って回転可能に形成したために、図4に示すように左手の人差し指と中指で被写体に向けて左手の手首動作で撮像部を回動操作させながら、右手の指で操作部を持ちながら右手首を固定して操作部を位置決めして表示部を視認することができる。しかも前記筐体長辺を形成する操作部側の薄型頂壁面を凹設し、該凹設部にズーム操作釦を配設されているために、その中指や親指を利用して簡単にズーム操作を行うことができる。結果として手首と指の操作が相対的に直交する方向であるために、両者の動作が極めてスムーズであり、更に手首の動作を行う撮像部と操作部は、長方形状の筐体の左右に分かれているために、カメラ自体を小型にしても例えばYシャツやズボンの後ポケットに対応させて、定期入れとほぼ同サイズの長辺が90〜110mm、短辺が55〜700mm厚みが10〜18mm程度に設定しても、しかも前記筐体長辺を基準とした左右分割であるために、両手で極めて持ちやすく、撮像部を左手に操作部を右手に保持したとき、親指や中指を利用して簡単にズーム操作できるために、使い勝手の良い電子カメラを提供することができる。
又ズーム操作釦は、前記筐体長辺を形成する操作部側の薄型頂壁面の凹設部に配設されているために、カメラを小型化しても表示面側の親指配置スペースを大きくとれる。
これにより、前記凹設部120の内周側に位置するシャッター電源釦兼用の第2の操作釦106は、カメラ100を右手で保持したときに人差し指で操作可能とし、その外周側に位置するズーム操作釦109、選択決定キー108、モードセレクト釦113などは、同じく右手でカメラ100を保持したとき、親指の届く範囲に配置して操作性を高めてある。又表示装置の右上方には操作釦を設けずに親指配置スペース121としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【0018】
図1は本発明になる電子カメラの一実施形態の全体斜視図、図2はその正面図、図3は上面から見た平面図である。
図中100は本発明になる電子カメラ、101は撮像部、102は操作部で、該撮像部101と操作部102が組み合わさった状態で、前記電子カメラの筐体を薄型略長方形状に形成し、前記撮像部101と操作部102間の分割線を、カメラの筐体長辺と平行な回転軸線に沿って回転可能に形成する。
具体的には分割線を筐体短辺と平行な鉛直線上に延在するとともに、撮像部101における撮影レンズ窓27側を操作部102側に張り出して発光装置104用の窓を配すると共に、撮像部101の撮影レンズ窓103側の端から発光装置104用の窓側の端までの長さを、例えば左手人差し指の先端から第2関節近辺までの長さとし、かつその張り出し部位の厚さを、略人差し指の厚さとして且つその分割線にRを付けて撮像部と操作部が筐体短辺と平行に回動可能に構成してある。このようにすることで、操作部102における表示装置105の右側に操作釦類を配置するためのスペースを作ることができ、小型でありながら、操作性の良い電子カメラを構成することができる。
【0019】
又、前記筐体長辺を形成する操作部102側の薄型頂壁面の右手親指が操作可能な角隅側を断面矩形状で且つ上面円状に凹設し、該凹設部120に鉛直軸(操作部の頂面より底面に貫通する表示装置105と平行な軸)を中心に回動するリング円状のズーム操作釦109を配設し、その頂部の内周側にシャッタ若しくは電源スイッチとして機能する第2の操作釦106を同心状に配設する。
【0020】
そして前記ズーム操作釦109の具体的な構成として、前記ズーム操作釦をリング円も含む円筒形状に形成し、該ズーム操作釦高さを前記凹設部底面より前記操作部側筐体頂壁面より小に設定するとともに、その外径を前記凹設部に位置する前記操作部側筐体の前記厚みより小〜僅かに大で且つ前記凹設部の開口より指で押圧接触可能な外径に設定する。
【0021】
図6は前記ズーム操作釦109周りの概略構成を示す作用図で、リング円状のズーム操作釦109を回動可能に支持する中空鉛直軸122の下端にリング円板状の回転速度検出パターン123が配設され、前記操作ボタン109の回動速度及び停止を回転速度検出パターン123を介して受光素子124が検知し、その回転速度検出パターン123に対応する受光素子124の電圧信号をズームレンズ駆動回路11が検知し、前記ズーム操作釦109の回動速度及び停止等の操作と連動してズームレンズ35を駆動するモータ26が同期してカム駆動機構28を回転停止制御されてズームレンズ35のズーム制御がなされ、マニアルズーム操作可能に構成されている。
【0022】
又第2の操作釦106は押下げ移動可能に構成され、その下端にスイッチ125が配設され、そのオン時間をタイマ126で検知し、第2の操作釦106の長押しと短押しのように押圧時間の差異でシャッタ回路128と電源回路127の機能を選択的に作動させる操作制御手段を備えている。
例えば第2の操作釦106を2〜5秒程度の長押した場合は電源回路127がオンし、その後第2の操作釦106を短押しすることによりシャッタ回路128が作動するように構成している。尚、かかる操作制御手段では、前記第2の操作釦の押圧深さの差異で機能するようにしてもよい。
【0023】
図5は本発明になる電子カメラの制御ブロック図で撮像部101側には、ズームレンズ35の側方にモータ26とカム駆動機構28よりなるレンズ駆動系が配列され、これらの底部にストロボ発光用のコンデンサ322とその駆動回路等の電装品が格納されている。
操作部102側にはCCD320の画素信号をデジタル変換するアナログF/E15、各種操作釦109、106…、各種駆動回路11それぞれの信号を処理する信号処理ユニット12、撮像した画像データを格納する画像格納用メモリ13、該画像を正転、反転及び横向きで表示する表示ユニット14等の電装品が格納されている。
【0024】
図1〜図3のレイアウト構成に戻り、103は撮影レンズ窓、104はストロボなどの発光装置、105は液晶などを用いた表示装置、106は電源/シャッター兼用の第2の操作釦、108は十字キーと決定キーで構成され、表示装置105に表示された機能や項目を選択するための選択決定キー、109は光学系ズーミングを指示する前記ズーム操作釦、111は表示装置105の表示内容と照明のオン、オフを切り替えるディスプレイ釦、112は表示装置105の表示内容をシーンセレクト選択画面に切り替えるシーン釦、113は絞り優先モードやシャッター優先モード、高速で動く被写体を撮影するスポーツモード、近距離のものを撮影するマクロモード、ストロボの強制発光や発光停止等のストロボ制御、動画撮影、再生などのモードを選択するモードセレクト釦である。
【0025】
そしてこの操作部102にヒンジ機構405(図5参照)で回動可能に接続された撮像部101の一端側には、撮影レンズ窓103、その操作部102側に発光装置104用の窓を配してある。そしてこの撮像部101の内部には図7で示すように、撮影レンズ窓27の背後に撮影用ズームレンズ35が、そしてその隣に、ズームレンズ35を構成するレンズ群を進退させるためのカム駆動機構28が配され、これらズームレンズ35とカム駆動機構28の奥側、すなわち撮影レンズ窓27と逆側に発光装置用コンデンサ322などの電装部品が配されている。
【0026】
さらに、前記凹設部120の内周側に位置するシャッター電源釦兼用の第2の操作釦106は、カメラ100を右手で保持したときに人差し指で操作可能とし、その外周側に位置するズーム操作釦109、選択決定キー108、モードセレクト釦113などは、同じく右手でカメラ100を保持したとき、親指の届く範囲に配置して操作性を高めてある。又表示装置の右上方には操作釦を設けずに親指配置スペース121としている。
【0027】
そして本発明になる電子カメラ100は、表示装置105を常時視認できるよう撮影者の方に向けたまま、図4に示したように撮像部101を被写体の方に向けたり、逆に回動させて撮影レンズ窓103がカメラ操作者(自分)の方を向くようにし、自分撮りもできるようになっている。
【0028】
そしてこの電子カメラ100を使うときは、第2の操作釦106を2秒以上押下することで電源がオンとなった後に、前記したように親指で各操作釦を操作し、モードセレクト釦113によって絞り優先モードやシャッター優先モードなどの撮影条件、高速で動く被写体を撮影するスポーツモード、近距離のものを撮影するマクロモード、ストロボの強制発光や発光停止等のストロボ制御、動画撮影、再生などのモードを選択する。そして必要に応じ、メニュー釦(不図示)を押下して表示装置105に例えば画像のサイズ、撮影感度、測光方式などの各種メニューを表示させ、十字キーと決定キーで構成された選択決定キー108の十字キーで項目を選択し、中央の決定釦で決定する。
【0029】
そして、被写体の方に撮影レンズ窓103を向けて撮影するときは、図4に示したように右手で操作部102側をホールドし、例えば左手の人差し指と中指で撮像部101の部分を挟んで撮影レンズ窓103を被写体に向ける。そして、表示装置105に映し出された被写体を見ながら右手親指で撮像部101のズーム操作釦109を回動操作し、所定の倍率を選択して構図を決定した後、右手人差し指で第2の操作釦106を押下することで自動的にピントと露出が決定されるとともに、内蔵されたCCDなどの撮像素子によって撮影された画像が内蔵されたメモリ13に記録できる。
【0030】
こうして撮影が済んだら、モードセレクト釦113を操作して再生モードにすると、メモリ13に蓄えられた画像が表示装置105に表示され、選択決定キー108における十字キーを操作することで順次撮影した画像を表示させることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上記載の如く本発明によれば、Yシャツの胸ポケットやGパンの臀部ポケットなどに収容できる薄さと強度を持ち、しかも高倍率のズームを精度良く達成できる機構を備えた電子カメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる電子カメラの一実施形態の全体斜視図である。
【図2】 図1の正面図である。
【図3】 図1の平面図である。
【図4】 本発明になる電子カメラのレンズを被写体方向に向けた撮影するときのカメラのホールド状態を示した図である。
【図5】 本発明になる電子カメラの全体制御ブロック図である。
【図6】 本発明になるズーム操作機構周りの要部説明図である。
【図7】 本発明になる電子カメラの一実施形態における撮像部の上側カバーを取り除いた斜視図である。
【符号の説明】
26 モータ
28 カム駆動機構
35 ズームレンズ
100 電子カメラ
101 撮像部
102 操作部
105 表示装置
106 第2の操作釦
109 ズーム操作釦
120 凹設部

Claims (4)

  1. 画像表示部と少なくともズーム操作釦を含む操作部とを備える操作部側筐体と、
    撮影用ズームレンズと該撮影用ズームレンズを駆動する駆動手段とを有する撮像部を備える撮像部側筐体と、
    前記操作部側筐体と前記撮像部側筐体とを相対的に回動自在に連結する回転機構と、
    筐体長辺を形成する前記操作部側の薄型頂壁面の右手親指が操作可能な角隅側を断面矩形状で且つ上面円状に凹設した凹設部とを備え、
    前記操作部側筐体と前記撮像部側筐体とが略等しい厚みを有する薄型筐体であるとともに、前記凹設部を前記操作部側筐体の前記厚み方向の両面に開部を有するように配設し、
    前記ズーム操作釦は円筒形状に形成し、前記凹設部に配設されるとともに、前記厚み方向と略直交する回動軸を有し、前記凹設部の前記両面の開口部から回動操作可能であるとともに、前記ズーム操作釦の頂部の内周側にシャッタ若しくは電源スイッチとして機能する第2の操作釦を同心状に配設したことを特徴とする電子カメラ。
  2. 右手で前記操作部を保持した場合に、前記ズーム操作釦の円筒形状の内周側に位置するシャッター釦を右手人差し指で操作可能とし、且つ前記ズーム操作釦と前記画像表示都との間で右手親指の届く範囲に複数の釦およびキーを配置し、且つ前記画像表示部の右上方には操作部を設けない親指配置スペースを設けたことを特徴とする請求項1記載の電子カメラ。
  3. 前記凹設部底面からの前記ズーム操作釦高さを、前記凹設部底面からの前記操作部側筐体頂壁面までの高さより小に設定することを特徴とする請求項1又は2記載の電子カメラ。
  4. 前記薄型筐体を略長方形状に形成し、前記撮像部側筐体と前記操作部側筐体間の分割線を、前記薄型筐体短辺と略平行に形成するとともに、前記薄型筐体長辺を形成する前記操作部側筐体の頂壁面に、前記凹設部を配設したことを特徴とする求項1から3の何れかに記載の電子カメラ。
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