JP4256646B2 - 電源制御装置および電源制御方法ならびに記録媒体 - Google Patents

電源制御装置および電源制御方法ならびに記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、負荷の駆動回路の電源としての負荷駆動回路電源とセンサを駆動するためのセンサ電源と負荷駆動回路電源およびセンサ電源に電源を供給するスイッチング電源とを制御する電源制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コージェネレーションシステムの電源装置などにおいては、メモリへの記憶や故障解析の必要性などから、商用電源が停電しても暫くは電源供給が持続することが要求される。この電源装置からの電源供給の持続は負荷の大きさに影響されるので、従来から、停電時に負荷をできるだけ小さくして、電源供給の持続の長期化を図るようにしている。このことについて次に説明する。
【0003】
図5は、従来の電源制御装置を含む従来の電源装置を示す回路図である。
図5において、1Aは全体を制御する電源制御装置としてのコンピュータ、2は停電を検知する停電検知部、3はAC100V電源からの交流を整流する1次整流部、4Aはスイッチング電源、5はDC12Vの電源端子、6はDC12Vを安定化した5Vに変換する三端子レギュレータ、7はDC5Vの電源端子、8は電磁弁やポンプ、送風機、モータ等の負荷の駆動回路の電源としての負荷駆動回路電源、9は水量センサや圧力センサ、炎検出器、サーミスタ、モータ位置検出器等のセンサやセンサインタフェース回路を駆動するためのセンサ電源、41はスイッチング部42を制御してスイッチング電源4Aの出力電圧を制御する制御部、43はスイッチング部42から出力される交流を整流して直流とする2次整流部、44は2次整流部43の出力電圧Vの分圧V0と基準電圧Vrefとを比較する電圧比較部、R1、R2は2次整流部43の出力電圧Vの分圧V0を生成する抵抗器である。
【0004】
このように構成された電源装置について、その動作を説明する。
まずスイッチング電源4Aの動作について説明する。スイッチング電源4Aにおいて、制御部41は、2次整流部43の出力電圧Vの分圧V0と基準電圧Vrefとが等しくなるようにスイッチング部42を制御する。ここで、出力電圧Vとその分圧V0と基準電圧Vrefとの間には(数1)で示すような関係がある。
【数1】
Figure 0004256646
この関係から出力電圧は12Vの一定電圧となる。
【0005】
次に、コンピュータ1Aの動作について、図6を用いて説明する。図6はコンピュータ1Aの動作を示すフローチャートである。
図6において、まず、コンピュータ1Aは、停電検知部2との通信において、停電検知が50m秒以上であるか否かを判定し(S11)、停電検知が50m秒以上であると判定したときは負荷駆動回路電源8をオフ、センサ電源9をオフとする(S12)。そして、停電が検知されている間は負荷駆動回路電源8オフ、センサ電源9オフの状態を維持する(S13)。ステップS13において停電を検知しなくなったと判定したときは負荷駆動回路電源8をオン、センサ電源9をオンとする(S14)。
【0006】
図7は、図5の電源装置の各部の動作を示すブラフ図である。図7において、C11は停電検知部2から出力される停電検知信号、C12はスイッチング電源4Aの出力電圧、C13は三端子レギュレータ6の出力電圧を示す曲線である。曲線C11は商用電源から正常に電源が供給されているときには停電検知部2からはパルス信号が出力されることを示し、パルス信号が出力されない状態が停電状態であることを示す。図7に示すように、時刻T11で停電状態になり、これが50m秒以上続くと、負荷駆動回路電源8とセンサ電源9とがオフとなるが、これらの負荷のオフによりスイッチング電源4Aの出力電圧Vおよび三端子レギュレータ6の出力電圧の正規電圧からの降下速度は低下するが、停電が持続している限り、同図に示すように、これらの出力電圧は降下していき、時刻T12においてスイッチング電源4Aの出力電圧Vは、回路動作不能となる電圧に達する。図7に示すようにΔt2=T12−T11であり、この値は、164.25msである。
このように、従来は、停電時に負荷をできるだけ小さくして、電源供給の持続の長期化を図るようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電源制御装置1Aでは、停電時に負荷を小さくして電源供給持続の長期化を図るのみであり、電源供給の持続時間がまだ不十分であるという問題点を有していた。
本発明は、商用電源停電時における電源装置からの電源供給の持続時間を十分に長くすることができる電源制御装置、および、商用電源停電時における電源装置からの電源供給の持続時間を十分に長くするための電源制御方法、ならびに、その電源制御方法を実行するための記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の電源制御装置は、負荷の駆動回路の電源としての負荷駆動回路電源とセンサを駆動するためのセンサ電源と負荷駆動回路電源およびセンサ電源に電源を供給するスイッチング電源とを制御する電源制御装置であって、停電検知部における停電検知が所定時間以上連続しているか否かを判定する停電判定手段と、停電判定手段において停電検知が所定時間以上連続していると判定したときに負荷駆動回路電源をオフにすると共にスイッチング電源の2つの増幅器の内の一方の増幅器にオン信号を出力し他方の増幅器にオフ信号を出力してスイッチング電源の出力電圧を第1の出力電圧に制御する第1のパワーセーブモードの設定を行う第1のパワーセーブモード設定手段と、第1のパワーセーブモードの設定後に停電判定手段において停電検知が更に所定時間以上連続していると判定したときにセンサ電源をオフにすると共にスイッチング電源の2つの増幅器にオフ信号を出力してスイッチング電源の出力電圧を第2の出力電圧に制御する第2のパワーセーブモード設定手段とを有する構成を備えている。
これにより、商用電源停電時における電源装置からの電源供給の持続時間を十分に長くすることができる電源制御装置が得られる。
【0009】
上記課題を解決するために本発明の電源制御方法は、負荷の駆動回路の電源としての負荷駆動回路電源とセンサを駆動するためのセンサ電源と負荷駆動回路電源およびセンサ電源に電源を供給するスイッチング電源とを制御するための電源制御方法であって、停電検知部における停電検知が所定時間以上連続しているか否かを判定する停電判定ステップと、停電判定ステップにおいて停電検知が所定時間以上連続していると判定したときに負荷駆動回路電源をオフにすると共にスイッチング電源の2つの増幅器の内の一方の増幅器にオン信号を出力し他方の増幅器にオフ信号を出力してスイッチング電源の出力電圧を第1の出力電圧に制御する第1のパワーセーブモードの設定を行う第1のパワーセーブモード設定ステップと、第1のパワーセーブモードの設定後に停電判定ステップにおいて停電検知が更に所定時間以上連続していると判定したときにセンサ電源をオフにすると共にスイッチング電源の2つの増幅器にオフ信号を出力してスイッチング電源の出力電圧を第2の出力電圧に制御する第2のパワーセーブモード設定ステップとを有する構成を備えている。
これにより、商用電源停電時における電源装置からの電源供給の持続時間を十分に長くするための電源制御方法が得られる。
【0010】
上記課題を解決するために本発明の記録媒体は、上記電源制御方法の各ステップを実行するためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体である構成を備えている。
これにより、上記電源制御方法を実行するための記録媒体が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の運転制御装置は、負荷の駆動回路の電源としての負荷駆動回路電源とセンサを駆動するためのセンサ電源と負荷駆動回路電源およびセンサ電源に電源を供給するスイッチング電源とを制御する電源制御装置であって、停電検知部における停電検知が所定時間以上連続しているか否かを判定する停電判定手段と、停電判定手段において停電検知が所定時間以上連続していると判定したときに負荷駆動回路電源をオフにすると共にスイッチング電源の2つの増幅器の内の一方の増幅器にオン信号を出力し他方の増幅器にオフ信号を出力してスイッチング電源の出力電圧を第1の出力電圧に制御する第1のパワーセーブモードの設定を行う第1のパワーセーブモード設定手段と、第1のパワーセーブモードの設定後に停電判定手段において停電検知が更に所定時間以上連続していると判定したときにセンサ電源をオフにすると共にスイッチング電源の2つの増幅器にオフ信号を出力してスイッチング電源の出力電圧を第2の出力電圧に制御する第2のパワーセーブモード設定手段とを有することとしたものである。
この構成により、停電検知が所定時間以上連続したときにまずスイッチング電源出力電圧を第1の出力電圧(通常電圧つまり正規電圧よりも低いが回路機能を維持するのに余裕のある電圧)に制御し、さらに停電検知が所定時間以上連続したときにはスイッチング電源出力電圧を第2の出力電圧(回路機能を維持することができる最低電圧)に制御するようにしたので、停電時間が短い場合にはスイッチング電源の出力電圧を電源供給を持続するに十分な第1の出力電圧とし、停電時間が長い場合にはスイッチング電源の出力電圧を電源供給を持続するに十分な第2の出力電圧にすることができ、十分な電源供給の持続時間を得ることができるという作用を有する。
【0012】
請求項2に記載の電源制御装置は、請求項1に記載の電源制御装置において、第1のパワーセーブモードの設定後に停電判定手段において停電検知が更に所定時間以上は連続しなかったと判定したときに第1のパワーセーブモードの設定を解除する第1のパワーセーブモード解除手段と、第2のパワーセーブモードの設定後に停電判定手段において停電検知がされなくなったときに第2のパワーセーブモードの設定を解除する第2のパワーセーブモード解除手段とを有することとしたものである。
この構成により、停電検知が短くかつ停電状態が解除された場合には第1のパワーセーブモードを直ちに解除することができ、停電検知が長くかつ停電状態が解除された場合には第2のパワーセーブモードを直ちに解除することができるので、迅速に通常の電圧(正規電圧)または通常の電圧に近い電圧に復帰することができるという作用を有する。
【0013】
請求項3に記載の電源制御装置は、請求項2に記載の電源制御装置において、第1のパワーセーブモード解除手段は、第2のパワーセーブモード解除手段が第2のパワーセーブモードの設定を解除したときに第1のパワーセーブモードを解除することとしたものである。
この構成により、停電検知が長くかつ停電状態が解除された場合には第2のパワーセーブモードおよび第1のパワーセーブモードを解除して直ちに通常の電圧に復帰することができるという作用を有する。
【0014】
請求項4に記載の電源制御装置は、請求項1乃至3のいずれか1に記載の電源制御装置において、スイッチング電源は、コージェネレーションシステムにおいて使用される電源であることとしたものである。
この構成により、コージェネレーションシステムにおいて請求項1乃至3のいずれか1に記載の作用効果を奏することができる。
【0015】
請求項5に記載の電源制御方法は、負荷の駆動回路の電源としての負荷駆動回路電源とセンサを駆動するためのセンサ電源と負荷駆動回路電源およびセンサ電源に電源を供給するスイッチング電源とを制御するための電源制御方法であって、停電検知部における停電検知が所定時間以上連続しているか否かを判定する停電判定ステップと、停電判定ステップにおいて停電検知が所定時間以上連続していると判定したときに負荷駆動回路電源をオフにすると共にスイッチング電源の2つの増幅器の内の一方の増幅器にオン信号を出力し他方の増幅器にオフ信号を出力してスイッチング電源の出力電圧を第1の出力電圧に制御する第1のパワーセーブモードの設定を行う第1のパワーセーブモード設定ステップと、第1のパワーセーブモードの設定後に停電判定ステップにおいて停電検知が更に所定時間以上連続していると判定したときにセンサ電源をオフにすると共にスイッチング電源の2つの増幅器にオフ信号を出力してスイッチング電源の出力電圧を第2の出力電圧に制御する第2のパワーセーブモード設定ステップとを有することとしたものである。
この構成により、停電検知が所定時間以上連続したときにまずスイッチング電源出力電圧を第1の出力電圧(通常電圧よりも低いが回路機能を維持するのに余裕のある電圧)に制御し、さらに停電検知が所定時間以上連続したときにはスイッチング電源出力電圧を第2の出力電圧(回路機能を維持することができる最低電圧)に制御するようにしたので、停電時間が短い場合にはスイッチング電源の出力電圧を電源供給を持続するに十分な第1の出力電圧とし、停電時間が長い場合にはスイッチング電源の出力電圧を電源供給を持続するに十分な第2の出力電圧にすることができ、十分な電源供給の持続時間を得ることができるという作用を有する。
【0016】
請求項6に記載の電源制御方法は、請求項5に記載の電源制御方法において、第1のパワーセーブモードの設定後に停電判定ステップにおいて停電検知が更に所定時間以上は連続しなかったと判定したときに第1のパワーセーブモードの設定を解除する第1のパワーセーブモード解除ステップと、第2のパワーセーブモードの設定後に停電判定ステップにおいて停電検知がされなくなったときに第2のパワーセーブモードの設定を解除する第2のパワーセーブモード解除ステップとを有することとしたものである。
この構成により、停電検知が短くかつ停電状態が解除された場合には第1のパワーセーブモードを直ちに解除することができ、停電検知が長くかつ停電状態が解除された場合には第2のパワーセーブモードを直ちに解除することができるので、迅速に通常の電圧または通常の電圧に近い電圧に復帰することができるという作用を有する。
【0017】
請求項7に記載の電源制御方法は、請求項6に記載の電源制御装置において、第1のパワーセーブモード解除ステップにおいて、第2のパワーセーブモード解除ステップが第2のパワーセーブモードの設定を解除したときに第1のパワーセーブモードを解除することとしたものである。
この構成により、停電検知が長くかつ停電状態が解除された場合には第2のパワーセーブモードおよび第1のパワーセーブモードを解除して直ちに通常の電圧に復帰することができるという作用を有する。
【0018】
請求項8に記載の記録媒体は、請求項5乃至7のいずれか1に記載の電源制御方法の各ステップを実行するためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体であることとしたものである。
この構成により、汎用コンピュータでプログラムを読み取りさえすれば、請求項5乃至7のいずれか1に記載の電源制御方法を任意の場所で任意の時間に汎用コンピュータに実行させることができるという作用を有する。
【0019】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による電源制御装置を含む電源装置を示す回路図である。
【0020】
図1において、停電検知部2、1次整流部3、電源端子5、7、三端子レギュレータ6、負荷駆動回路電源8、センサ電源9、制御部41、スイッチング部42、2次整流部43、電圧比較部44、抵抗器R1、R2は図5と同様のものなので、同一符号を付し、説明は省略する。1は電源制御装置としてのコンピュータ、4はコンピュータ1により制御可能なスイッチング電源、10aはスイッチング電源4の出力電圧を第1の出力電圧(ここでは10V)に制御する第1のパワーセーブモードを示す信号を出力するモード端子、10bはスイッチング電源4の出力電圧を第2の出力電圧(ここでは9V)に制御する第2のパワーセーブモードを示す信号を出力するモード端子、Q1、Q2は入力「H」信号により出力側がオン状態になり、入力「L」信号により出力側がオフ状態になる増幅器、R3、R4は抵抗器である。
【0021】
図2は、電源制御装置としてのコンピュータ1における機能実現手段(プログラムを実行することにより実現される手段)を示すブロック図である。
図2において、11は停電検知部2における停電検知が所定時間(ここでは50m秒)以上連続しているか否かを判定する停電判定手段、12は停電判定手段11において停電検知が所定時間以上連続していると判定したときに負荷駆動回路電源8をオフにすると共にスイッチング電源4の出力電圧を第1の出力電圧V′に制御する第1のパワーセーブモードの設定を行う第1のパワーセーブモード設定手段、13は第1のパワーセーブモードの設定後に停電判定手段11において停電検知が更に所定時間以上連続していると判定したときにセンサ電源9をオフにすると共にスイッチング電源4の出力電圧を第2の出力電圧V″に制御する第2のパワーセーブモード設定手段、14は第1のパワーセーブモードの設定後に停電判定手段11において停電検知が更に所定時間以上は連続しなかったと判定したときに第1のパワーセーブモードの設定を解除する第1のパワーセーブモード解除手段、15は第2のパワーセーブモードの設定後に停電判定手段11において停電検知がされなくなったときに第2のパワーセーブモードの設定を解除する第2のパワーセーブモード解除手段である。
【0022】
このように構成された電源制御装置1について、その動作を図3を用いて説明する。図3は図1の電源制御装置1の動作を示すフローチャートである。
図3において、まず、停電判定手段11は、停電検知部2との通信において、停電検知が50m秒以上継続したか否かを判定し(S1)、50m秒以上継続したと判定したときは次に第1のパワーセーブモード設定手段12は、負荷駆動回路電源8をオフにすると共に、パワーセーブモードを第1のパワーセーブモード(パワーセーブモード1)に設定する(S2)。第1のパワーセーブモードに設定すると、端子10aからはオン信号が出力され、端子10bからはオフ信号が出力される。このときのスイッチング電源4の出力電圧V′は(数2)のようになる。
【数2】
Figure 0004256646
停電検知部2からの停電検知の通知により、停電検知が更に50m秒以上継続したと停電判定手段11が判定すると(S3)、次に第2のパワーセーブモード設定手段13は、センサ電源9をオフにすると共に、パワーセーブモードを第2のパワーセーブモード(パワーセーブモード2)に設定する(S4)。第2のパワーセーブモードに設定すると、端子10aからはオフ信号が出力され、端子10bからはオフ信号が出力される。このときのスイッチング電源4の出力電圧V″は(数3)のようになる。
【数3】
Figure 0004256646
停電判定手段11が停電であると判定している間は、第2のパワーセーブモードが維持され、また負荷駆動回路電源8とセンサ電源9のオフが維持される(S5)。
【0023】
ステップS3で停電検知は50m秒以上継続しなかったと停電判定手段11が判定した場合は、第1のパワーセーブモード解除手段14は、第1のパワーセーブモードを解除し、負荷駆動回路電源8をオンとする(S6)。また、ステップS5で停電が検知されなくなったと停電判定手段11が判定した場合は、第2のパワーセーブモード解除手段15は第2のパワーセーブモードを解除してセンサ電源9をオンにすると共に(S7)、第1のパワーセーブモード解除手段14は第1のパワーセーブモードを解除して負荷駆動回路電源8をオンとする(S6)。
【0024】
ここで、抵抗器R1〜R4の値について説明する。停電が検知されない場合にはコンピュータ1は、端子10aおよび端子10bのそれぞれからオン信号を出力する。この場合、(数1)の関係が成立し、スイッチング電源4は、通常の電圧V(正規電圧、ここではDC12V)を出力する。つまり、抵抗器R1〜R4の値は、正規電圧が12Vとなるように設定される。また、(数2)の関係が成立した場合、V′は約10Vになり、(数3)の関係が成立した場合、V″は約9Vになる。Vを12V、V′を10V、V″を9Vとするような抵抗器R1、R2、R3、R4の値は例えば、39kΩ、15kΩ、47kΩ、82kΩである。
【0025】
図4は、図1の電源装置の各部の動作を示すブラフ図である。図4において、C1は停電検知部2から出力される停電検知信号、C2はスイッチング電源4の出力電圧、C3は三端子レギュレータ6の出力電圧を示す曲線である。曲線C1は商用電源から正常に電源が供給されているときには停電検知部2からはパルス信号が出力されることを示し、パルス信号が出力されない状態が停電状態であることを示す。図4に示すように、時刻T1で停電状態になり、これが50m秒以上続くと、負荷駆動回路電源8をオフとし、スイッチング電源4の出力電圧を10V(V′(数2))とする(第1のパワーセーブモード)。停電状態が更に50m秒以上続くと、センサ電源9をオフとし、スイッチング電源4の出力電圧を9V(V″(数3))とする(第2のパワーセーブモード)。これらの負荷のオフおよびスイッチング電源4の出力電圧の低下により、負荷駆動回路電源8やセンサ電源9、スイッチング電源4で消費される電力が急激に低下し、スイッチング電源4の出力電圧の正規電圧からの降下速度(したがって三端子レギュレータ6の出力電圧の正規電圧からの降下速度)が著しく減少する。そして、図4に示すように、時刻T2において回路動作不能の電圧状態になる。実験によれば、Δt1=T2−T1=309.85msであり、図7との比較から分かるように、従来よりは145.6ms改善されている。
【0026】
以上のように本実施の形態によれば、停電検知部における停電検知が所定時間以上連続しているか否かを判定する停電判定手段11と、停電判定手段11において停電検知が所定時間以上連続していると判定したときに負荷駆動回路電源8をオフにすると共にスイッチング電源4の出力電圧を第1の出力電圧に制御する第1のパワーセーブモードの設定を行う第1のパワーセーブモード設定手段12と、第1のパワーセーブモードの設定後に停電判定手段11において停電検知が更に所定時間以上連続していると判定したときにセンサ電源9をオフにすると共にスイッチング電源4の出力電圧を第2の出力電圧に制御する第2のパワーセーブモード設定手段13とを有することにより、停電検知が所定時間以上連続したときにまずスイッチング電源出力電圧を第1の出力電圧(通常電圧つまり正規電圧よりも低いが回路機能を維持するのに余裕のある電圧)に制御し、さらに停電検知が所定時間以上連続したときにはスイッチング電源出力電圧を第2の出力電圧(回路機能を維持することができる最低電圧)に制御するようにしたので、停電時間が短い場合にはスイッチング電源4の出力電圧を電源供給を持続するに十分な第1の出力電圧とし、停電時間が長い場合にはスイッチング電源の出力電圧を電源供給を持続するに十分な第2の出力電圧にすることができ、十分な電源供給の持続時間を得ることができる。
【0027】
また、第1のパワーセーブモードの設定後に停電判定手段11において停電検知が更に所定時間以上は連続しなかったと判定したときに第1のパワーセーブモードの設定を解除する第1のパワーセーブモード解除手段14と、第2のパワーセーブモードの設定後に停電判定手段において停電検知がされなくなったときに第2のパワーセーブモードの設定を解除する第2のパワーセーブモード解除手段15とを有することにより、停電検知が短くかつ停電状態が解除された場合には第1のパワーセーブモードを直ちに解除することができ、停電検知が長くかつ停電状態が解除された場合には第2のパワーセーブモードを直ちに解除することができるので、迅速に通常の電圧(正規電圧)または通常の電圧に近い電圧に復帰することができる。
【0028】
さらに、第1のパワーセーブモード解除手段14は、第2のパワーセーブモード解除手段15が第2のパワーセーブモードの設定を解除したときに第1のパワーセーブモードを解除することにより、停電検知が長くかつ停電状態が解除された場合には第2のパワーセーブモードおよび第1のパワーセーブモードを解除して直ちに通常の電圧に復帰することができる。
【0029】
さらに、スイッチング電源をコージェネレーションシステムにおいて使用する電源とすることにより、コージェネレーションシステムにおいて上記作用効果を奏することができる。
【0030】
さらに、図3の電源制御方法の各ステップを実行するためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体を用意することにより、汎用コンピュータでプログラムを読み取りさえすれば、図3の電源制御方法を任意の場所で任意の時間に汎用コンピュータに実行させることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1に記載の電源制御装置によれば、負荷の駆動回路の電源としての負荷駆動回路電源とセンサを駆動するためのセンサ電源と負荷駆動回路電源およびセンサ電源に電源を供給するスイッチング電源とを制御する電源制御装置であって、停電検知部における停電検知が所定時間以上連続しているか否かを判定する停電判定手段と、停電判定手段において停電検知が所定時間以上連続していると判定したときに負荷駆動回路電源をオフにすると共にスイッチング電源の2つの増幅器の内の一方の増幅器にオン信号を出力し他方の増幅器にオフ信号を出力してスイッチング電源の出力電圧を第1の出力電圧に制御する第1のパワーセーブモードの設定を行う第1のパワーセーブモード設定手段と、第1のパワーセーブモードの設定後に停電判定手段において停電検知が更に所定時間以上連続していると判定したときにセンサ電源をオフにすると共にスイッチング電源の2つの増幅器にオフ信号を出力してスイッチング電源の出力電圧を第2の出力電圧に制御する第2のパワーセーブモード設定手段とを有することにより、停電検知が所定時間以上連続したときにまずスイッチング電源出力電圧を第1の出力電圧(通常電圧つまり正規電圧よりも低いが回路機能を維持するのに余裕のある電圧)に制御し、さらに停電検知が所定時間以上連続したときにはスイッチング電源出力電圧を第2の出力電圧(回路機能を維持することができる最低電圧)に制御するようにしたので、停電時間が短い場合にはスイッチング電源の出力電圧を電源供給を持続するに十分な第1の出力電圧とし、停電時間が長い場合にはスイッチング電源の出力電圧を電源供給を持続するに十分な第2の出力電圧にすることができ、十分な電源供給の持続時間を得ることができるという有利な効果が得られる。
【0032】
請求項2に記載の電源制御装置によれば、請求項1に記載の電源制御装置において、第1のパワーセーブモードの設定後に停電判定手段において停電検知が更に所定時間以上は連続しなかったと判定したときに第1のパワーセーブモードの設定を解除する第1のパワーセーブモード解除手段と、第2のパワーセーブモードの設定後に停電判定手段において停電検知がされなくなったときに第2のパワーセーブモードの設定を解除する第2のパワーセーブモード解除手段とを有することにより、停電検知が短くかつ停電状態が解除された場合には第1のパワーセーブモードを直ちに解除することができ、停電検知が長くかつ停電状態が解除された場合には第2のパワーセーブモードを直ちに解除することができるので、迅速に通常の電圧(正規電圧)または通常の電圧に近い電圧に復帰することができるという有利な効果が得られる。
【0033】
請求項3に記載の電源制御装置によれば、請求項2に記載の電源制御装置において、第1のパワーセーブモード解除手段は、第2のパワーセーブモード解除手段が第2のパワーセーブモードの設定を解除したときに第1のパワーセーブモードを解除することにより、停電検知が長くかつ停電状態が解除された場合には第2のパワーセーブモードおよび第1のパワーセーブモードを解除して直ちに通常の電圧に復帰することができるという有利な効果が得られる。
【0034】
請求項4に記載の電源制御装置によれば、請求項1乃至3のいずれか1に記載の電源制御装置において、スイッチング電源は、コージェネレーションシステムにおいて使用される電源であることにより、コージェネレーションシステムにおいて請求項1乃至3のいずれか1に記載の作用効果を奏することができる。
【0035】
請求項5に記載の電源制御方法によれば、負荷の駆動回路の電源としての負荷駆動回路電源とセンサを駆動するためのセンサ電源と負荷駆動回路電源およびセンサ電源に電源を供給するスイッチング電源とを制御するための電源制御方法であって、停電検知部における停電検知が所定時間以上連続しているか否かを判定する停電判定ステップと、停電判定ステップにおいて停電検知が所定時間以上連続していると判定したときに負荷駆動回路電源をオフにすると共にスイッチング電源の2つの増幅器の内の一方の増幅器にオン信号を出力し他方の増幅器にオフ信号を出力してスイッチング電源の出力電圧を第1の出力電圧に制御する第1のパワーセーブモードの設定を行う第1のパワーセーブモード設定ステップと、第1のパワーセーブモードの設定後に停電判定ステップにおいて停電検知が更に所定時間以上連続していると判定したときにセンサ電源をオフにすると共にスイッチング電源の2つの増幅器にオフ信号を出力してスイッチング電源の出力電圧を第2の出力電圧に制御する第2のパワーセーブモード設定ステップとを有することにより、停電検知が所定時間以上連続したときにまずスイッチング電源出力電圧を第1の出力電圧(通常電圧よりも低いが回路機能を維持するのに余裕のある電圧)に制御し、さらに停電検知が所定時間以上連続したときにはスイッチング電源出力電圧を第2の出力電圧(回路機能を維持することができる最低電圧)に制御するようにしたので、停電時間が短い場合にはスイッチング電源の出力電圧を電源供給を持続するに十分な第1の出力電圧とし、停電時間が長い場合にはスイッチング電源の出力電圧を電源供給を持続するに十分な第2の出力電圧にすることができ、十分な電源供給の持続時間を得ることができるという有利な効果が得られる。
【0036】
請求項6に記載の電源制御方法によれば、請求項5に記載の電源制御方法において、第1のパワーセーブモードの設定後に停電判定ステップにおいて停電検知が更に所定時間以上は連続しなかったと判定したときに第1のパワーセーブモードの設定を解除する第1のパワーセーブモード解除ステップと、第2のパワーセーブモードの設定後に停電判定ステップにおいて停電検知がされなくなったときに第2のパワーセーブモードの設定を解除する第2のパワーセーブモード解除ステップとを有することにより、停電検知が短くかつ停電状態が解除された場合には第1のパワーセーブモードを直ちに解除することができ、停電検知が長くかつ停電状態が解除された場合には第2のパワーセーブモードを直ちに解除することができるので、迅速に通常の電圧または通常の電圧に近い電圧に復帰することができるという有利な効果が得られる。
【0037】
請求項7に記載の電源制御方法によれば、請求項6に記載の電源制御装置において、第1のパワーセーブモード解除ステップにおいて、第2のパワーセーブモード解除ステップが第2のパワーセーブモードの設定を解除したときに第1のパワーセーブモードを解除することにより、停電検知が長くかつ停電状態が解除された場合には第2のパワーセーブモードおよび第1のパワーセーブモードを解除して直ちに通常の電圧に復帰することができるという有利な効果が得られる。
【0038】
請求項8に記載の記録媒体によれば、請求項5乃至7のいずれか1に記載の電源制御方法の各ステップを実行するためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体であることにより、汎用コンピュータでプログラムを読み取りさえすれば、請求項5乃至7のいずれか1に記載の電源制御方法を任意の場所で任意の時間に汎用コンピュータに実行させることができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による電源制御装置を含む電源装置を示す回路図
【図2】電源制御装置としてのコンピュータにおける機能実現手段を示すブロック図
【図3】図1の電源制御装置の動作を示すフローチャート
【図4】図1の電源装置の各部の動作を示すグラフ図
【図5】従来の電源制御装置を含む従来の電源装置を示す回路図
【図6】コンピュータの動作を示すフローチャート
【図7】図5の電源装置の各部の動作を示すグラフ図
【符号の説明】
1 コンピュータ(電源制御装置)
2 停電検知部
3 1次整流部
4 スイッチング電源
5、7 電源端子
6 三端子レギュレータ
8 負荷駆動回路電源
9 センサ電源
10a、10b モード端子
11 停電判定手段
12 第1のパワーセーブモード設定手段(パワーセーブモード設定手段1)
13 第2のパワーセーブモード設定手段(パワーセーブモード設定手段2)
14 第1のパワーセーブモード解除手段(パワーセーブモード解除手段1)
15 第2のパワーセーブモード解除手段(パワーセーブモード解除手段2)
41 制御部
42 スイッチング部
43 2次整流部
44 電圧比較部
Q1、Q2 増幅器
R1、R2、R3、R4 抵抗器

Claims (8)

  1. 負荷の駆動回路の電源としての負荷駆動回路電源とセンサを駆動するためのセンサ電源と前記負荷駆動回路電源および前記センサ電源に電源を供給するスイッチング電源とを制御する電源制御装置であって、
    停電検知部における停電検知が所定時間以上連続しているか否かを判定する停電判定手段と、前記停電判定手段において前記停電検知が所定時間以上連続していると判定したときに前記負荷駆動回路電源をオフにすると共に前記スイッチング電源の2つの増幅器の内の一方の前記増幅器にオン信号を出力し他方の前記増幅器にオフ信号を出力して前記スイッチング電源の出力電圧を第1の出力電圧に制御する第1のパワーセーブモードの設定を行う第1のパワーセーブモード設定手段と、前記第1のパワーセーブモードの設定後に前記停電判定手段において前記停電検知が更に所定時間以上連続していると判定したときに前記センサ電源をオフにすると共に前記スイッチング電源の2つの前記増幅器にオフ信号を出力して前記スイッチング電源の出力電圧を第2の出力電圧に制御する第2のパワーセーブモード設定手段とを有することを特徴とする電源制御装置。
  2. 前記第1のパワーセーブモードの設定後に前記停電判定手段において前記停電検知が更に所定時間以上は連続しなかったと判定したときに前記第1のパワーセーブモードの設定を解除する第1のパワーセーブモード解除手段と、前記第2のパワーセーブモードの設定後に前記停電判定手段において前記停電検知がされなくなったときに前記第2のパワーセーブモードの設定を解除する第2のパワーセーブモード解除手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
  3. 前記第1のパワーセーブモード解除手段は、前記第2のパワーセーブモード解除手段が前記第2のパワーセーブモードの設定を解除したときに前記第1のパワーセーブモードを解除することを特徴とする請求項2に記載の電源制御装置。
  4. 前記スイッチング電源は、コージェネレーションシステムにおいて使用される電源であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の電源制御装置。
  5. 負荷の駆動回路の電源としての負荷駆動回路電源とセンサを駆動するためのセンサ電源と前記負荷駆動回路電源および前記センサ電源に電源を供給するスイッチング電源とを制御するための電源制御方法であって、
    停電検知部における停電検知が所定時間以上連続しているか否かを判定する停電判定ステップと、前記停電判定ステップにおいて前記停電検知が所定時間以上連続していると判定したときに前記負荷駆動回路電源をオフにすると共に前記スイッチング電源の2つの増幅器の内の一方の前記増幅器にオン信号を出力し他方の前記増幅器にオフ信号を出力して前記スイッチング電源の出力電圧を第1の出力電圧に制御する第1のパワーセーブモードの設定を行う第1のパワーセーブモード設定ステップと、前記第1のパワーセーブモードの設定後に前記停電判定ステップにおいて前記停電検知が更に所定時間以上連続していると判定したときに前記センサ電源をオフにすると共に前記スイッチング電源の2つの前記増幅器にオフ信号を出力して前記スイッチング電源の出力電圧を第2の出力電圧に制御する第2のパワーセーブモード設定ステップとを有することを特徴とする電源制御方法。
  6. 前記第1のパワーセーブモードの設定後に前記停電判定ステップにおいて前記停電検知が更に所定時間以上は連続しなかったと判定したときに前記第1のパワーセーブモードの設定を解除する第1のパワーセーブモード解除ステップと、前記第2のパワーセーブモードの設定後に前記停電判定ステップにおいて前記停電検知がされなくなったときに前記第2のパワーセーブモードの設定を解除する第2のパワーセーブモード解除ステップとを有することを特徴とする請求項5に記載の電源制御方法。
  7. 前記第1のパワーセーブモード解除ステップにおいて、前記第2のパワーセーブモード解除ステップが前記第2のパワーセーブモードの設定を解除したときに前記第1のパワーセーブモードを解除することを特徴とする請求項6に記載の電源制御方法。
  8. 前記5乃至7のいずれか1に記載の電源制御方法の各ステップを実行するためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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