JP4256427B2 - 液体容器、燃料電池システム及びその運転方法 - Google Patents

液体容器、燃料電池システム及びその運転方法 Download PDF

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Description

本発明は、多孔体を利用した液体容器、燃料電池システム及びその運転方法に関する。
燃料容器や、例えばインクジェットプリンタの容器等のように、燃料容器に形態が似ている液体容器に関して、この容器内に親水性多孔体を設置すれば、重力方向に対し容器がどの方向に向いても燃料を吸い出すことができる。
ところが、親水性多孔体の設置は、その体積の分だけ容器に納められる燃料の容積が減るため、親水性多孔体からできるだけ多くの燃料を吸い出す必要がある。しかし、燃料容器から親水性多孔体を介してポンプで燃料を吸い出す場合に、親水性多孔体に含まれる燃料残量がある値以下となると、吸い出した燃料に気泡が混入し、そのまま液体ポンプへ流れ、ポンプ性能に悪影響を及ぼす。
すなわち、ポンプにて燃料を吸い出す際に気泡が混入し始めるときの、親水性多孔体に含まれる燃料残量(以下では「ニアエンド」と呼ぶ)を検知する必要があると同時に、燃料容器から吸い出した燃料への気泡の混入を防ぐ必要がある。
気泡の混入を防ぐ例としては、例えば親水性多孔体Aと、親水性多孔体Aより吸出し口に近い位置に設置した親水性多孔体Bとの間に空隙部を設け、この空隙部への気泡の混入を目視することによりニアエンドを検知する方法がある。水性ペンの構成などに見られるように、液体の吸い出し率を上げる目的で、親水性多孔体Bの液体吸い上げ能力を親水性多孔体Aよりも高く設定する例が多い。
しかし、このニアエンド検知では、空隙部の液体がなくなる前に直ちに容器を交換しないと、吸い出した液体に気泡が混入し始めてしまう。液体の吸い出しを一旦完全に止めれば、十分な容器交換の時間は得られるが、燃料電池システム等に利用する場合においては、機器の運転上、好ましくない。また、十分な大きさの空隙部を設けることにより、容器交換のための時間は得られるが、目視に必要な窓の面積が増える。気泡検知を光学的又は電気的な機構に置き換える場合においては、窓が大きくなると検知面積も増えるため、燃料容器や燃料消費機器の小型化に不利となり、やはり好ましくない。
特許文献1に示す例では、多孔体がインクタンク壁面に接する一部をアクリルで構成するとともに、アクリルの内面に毛管力の異なる複数の溝部を形成している。多孔体の毛管力とインクタンク壁面の溝の毛管力との大小関係により、毛細管に形成した溝内に入り込むインクの状態が変化することを利用して、インクの検出ができるとしている。これを液体容器の吸出し口に設置すればニアエンド検知は可能であろう。
しかし、特に液体をポンプ吸い出しする場合は、溝部に気泡が混入してニアエンド検知した時点で、既に溝部周辺の多孔体には多くの気泡が混入していることを意味するため、吸い出した液体に気泡が混入する恐れがある。
特許文献2に示す例では、異なる毛管力を発言するインク・リザーバを備え、毛管力が大きい方のインク・リザーバにインク排出口とインク・レベル・センサとを設けている。インク・レベル・センサは、両端とも毛管力が大きい方のインク・リザーバに接続されたCの字型のチューブであり、毛管力が大きい方のインク・リザーバのインクが少なくなると、チューブ内のインクがなくなるように毛管力を設計することで、ニアエンドを検知する機能を得ようとしている。
しかし、特に液体をポンプ吸い出しする場合は、インク・レベル・センサに気泡が混入してニアエンド検知した時点で、毛管力が大きい方のインク・リザーバには既に多くの気泡が混入していることを意味するため、吸い出した液体に気泡が混入する恐れがある。
なお、インク・レベル・センサを、毛管力が大きい方のインク・リザーバではなく、毛管力が小さい方のインク・リザーバに接続すれば、インク・レベル・センサがそのインク・リザーバのニアエンドを検知したときでも、毛管力が大きい方のインク・リザーバ・タンクは気泡の混入が殆どない状態を達成できると考えられる。
しかし、ニアエンド検知は、毛管力が大きい方のインク・リザーバにインク・レベル・センサを接続した場合よりもインク残量が多い状態を検知することになるため、インク残量が極力少ない状態を検知するには、更に独創的な検討が必要となる。
特開平5−42680号公報 米国特許第6431672号明細書
本発明は、吸い出した液体に気泡が混入することなくニアエンド検知が可能で、小型化に有利な液体容器、この液体容器を利用した燃料電池システム及び燃料電池システムの運転方法を提供する。
本願発明の態様によれば、容器本体と、容器本体の一部に接続された筒状の吸出し口と、容器本体内に配置された第1の多孔体と、吸出し口に配置され、第1の多孔体と接し、液体吸い上げ能力が第1の多孔体より大きい第2の多孔体と、を備え、第1の多孔体または第2の多孔体の少なくともいずれか一方を切り欠き部を有する形状とすることによって、第1の多孔体と第2の多孔体との接触面となる第1の多孔体の端面の一部と第2の多孔体と、吸出し口とによって気泡収容部が形成される液体容器が提供される。
本願発明の他の態様によれば、燃料電池部と、燃料電池部に送給するための燃料を収容し、容器本体、容器本体の一部に接続された筒状の吸出し口、容器本体内に配置された第1の多孔体、及び吸出し口に配置され、第1の多孔体と接し、液体吸い上げ能力が第1の多孔体より大きい第2の多孔体を備え、第1の多孔体または第2の多孔体の少なくともいずれか一方を切り欠き部を有する形状とすることによって、第1の多孔体と第2の多孔体との接触面となる第1の多孔体の端面の一部と第2の多孔体と吸出し口とによって気泡収容部が形成される液体容器と、気泡収容部内の気泡を検知する検知手段と、気泡の検知結果に基づいて、液体容器内の燃料の送給流量を制御する制御装置とを備える燃料電池システムが提供される。
本願発明の他の態様によれば、燃料電池部に送給するための燃料を収容し、容器本体、容器本体の一部に接続された筒状の吸出し口、容器本体内に配置された第1の多孔体、及び吸出し口に配置され、第1の多孔体と接し、液体吸い上げ能力が第1の多孔体より大きい第2の多孔体を備え、第1の多孔体または第2の多孔体の少なくともいずれか一方を切り欠き部を有する形状とすることによって、第1の多孔体と第2の多孔体との接触面となる第1の多孔体の端面の一部と第2の多孔体と吸出し口とによって気泡収容部が形成される液体容器を備えた燃料電池システムの運転方法であって、気泡収容部内の気泡を検知し、気泡の検知結果に基づいて、液体容器内の燃料の送給流量を制御する燃料電池システムの運転方法が提供される。
本発明によれば、吸い出した液体に気泡が混入することなくニアエンド検知が可能で、小型化に有利な液体容器、この液体容器を利用した燃料電池システム及び燃料電池システムの運転方法が提供できる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載においては、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は構成部品の構造、配置等を下記のものに特定するものではない。
(液体容器)
図1に示すように、本発明に係る液体容器1は、容器本体11aと、容器本体11aの一部に接続された筒状の吸出し口11bと、容器本体11a内に配置された第1の多孔体21と、吸出し口11bに配置され、第1の多孔体21と接し、液体吸い上げ能力が第1の多孔体21より大きい、切り欠き部22c(図2参照。)を有する形状の第2の多孔体22と、第1の多孔体21と第2の多孔体22との接触面となる第1の多孔体21の端面の一部に接するように、切り欠き部22cに収容された気泡収容部23とを備える。
液体容器1は、使用される形態に応じて種々の変更が可能である。図1においては、液体容器1は、幅20mm、高さ25mm、奥行き80mmの直方体形状の容器本体11aと、外径4mm、内径2mm、長さ6mmの管形状の吸出し口11bとから構成されている。
液体容器1は、内部に収容される液体10に侵されない材料、例えばポリエーテルイミド等が用いられる。なお、第1の多孔体21及び第2の多孔体22を液体容器1内部に容易に収容するために、容器本体11aと吸出し口11bとを分割し、組み立てて使用するような構造の容器が好ましい。
容器本体11aの壁面には、直径1mmである穴が容器本体11aの空気取り入れ口13として設けてある。容器本体11aの内部には、第1の多孔体21を固定し、且つ第1の多孔体21からの気泡混入を防ぐために、外径10mm、内径8mm、 長さ5mmの円筒形状の多孔体固定管14が配置されている。
ここでは図示しないが、空気取り入れ口13と吸出し口11bはそれぞれ弁を持ち、液体容器1が後述する燃料電池システムと結合されていないときは、弁が閉じる構造となっている。
吸出し口11bの壁面(円筒面)には、光透過性部材で形成された窓15が形成されている。気泡収容部23は、吸出し口11b内の窓15と接する領域に位置しており、気泡収容部23に収容される気泡25を吸出し口11bの外部から光学的に検知可能となっている。
第1の多孔体21としては、セルローススポンジ等の親水性多孔体が好適である。第1の多孔体21は、第1吸収体21aと第2吸収体21bとを有している。第1吸収体21aの多孔体固定管14内に挿入する前の自由状態の寸法は、直径10mm、長さ10mmの円柱形状であり、これを圧縮して多孔体固定管14の内壁に埋設してある。
このように、多孔体固定管14の内径より直径が大きい第1吸収体21aを圧縮して多孔体固定管14内に埋設することにより、第1吸収体21aの側壁(円筒面)が多孔体固定管14の管壁に押さえつけられるため、第1吸収体21aが多孔体固定管14から抜け落ちるのを防止できるとともに多孔体固定管14の管壁との隙間から空気(気泡25)が混入するのを防止できる。
第2吸収体21bとしては、容器本体11aと同一形状のセルローススポンジを、仕様範囲内で、液体容器1が傾斜しても液体10を吸い出す機能を損なわない程度でくりぬいた形状とし、容器本体11a内に占める容積を極力減らすことが望ましい。
例えば図1に示すように、第1吸収体21aが配置された容器本体11aの中心部から、直方体形状の容器本体11aの8つの角に向かって放射状に延びるような形状の第2吸収体21bを容器本体11a内に収容してもよい。
第2の多孔体22の材料としては、繊維束をバインダーで固めた親水性多孔体が好適である。図2に示すように、第2の多孔体22は、直径2mm、高さ5.5mmの円柱形状の多孔体から、図2の右上側の半分(半円柱部分)を半径1mm、高さ3.5mmに渡って削り取った形状をなす。すなわち、第2の多孔体22は、直径2mm、高さ5.5mmの第1縦切円柱部(半円柱部)22aと直径2mm、高さ2.0mmの第2縦切円柱部(半円柱部)22bとからなる、切り欠き部22cを備えた多孔体である。
切り欠き部22cに隣接する第1縦切円柱部22aの頂部は、図1に示すように、第1の多孔体21と接している。第2の多孔体22の切り欠き部22cを、図1に示すように配置することで、第1の多孔体21と第2の多孔体22との接触面となる第1の多孔体21の端面の一部が切り欠き部22c(図1では図示省略)に露出される。そしてこの第1の多孔体21、第2の多孔体22、窓15を含む吸出し口11bにて形成された空間である切り欠き部22cは、第1の多孔体21側から送給される気泡25を収容するための気泡収容部23となる。
気泡収容部23は、容器本体11aから吸い上げられた液体10で満たされている。第1の多孔体21から送給された気泡25は、第2の多孔体22の内部を通過するよりも、液体10で満たされた気泡収容部23を通過する方が容易であるため、第2の多孔体22の内部よりも先に、気泡収容部23を通過する。
その結果、発生した気泡25を、気泡収容部23内に選択的にトラップすることができるので、検出手段30a等により、気泡25が検出された段階で、液体10の送給を止める、又は送給流量を下げることにより、気泡25の大量発生を抑止でき、液体容器1から吸い出した液体10に、気泡25が混入するのを抑制できる。
ここで、第2の多孔体22は、第1の多孔体21よりも液体吸い上げ能力が高い材料を選ぶのが好ましい。本発明における「液体吸い上げ能力」の評価方法を説明する。ある液体に対する多孔体の液体吸い上げ能力Pc[Pa] は下式(1)で評価する。

Pc=(σcosθ)/reff ・・・(1)

ここで、σはある液体の表面張力[Pa・s]、θは多孔体とある液体との接触角[°]、reff[N/m]は多孔体の孔の等価半径であり、下式(2)で評価する。

eff=C[{K(1−ε)2}/ε3]1/2 ・・・(2)

ε;空隙率[−]
K;透過係数[m2]
C;Carman−Kozenyの比例定数からBlake−Kozenyの比例定数までの範囲の定数(Carman−Kozenyの比例定数とBlake−Kozenyの比例定数とを含む)

図1に示す液体容器1によれば、第1の多孔体21の液体吸い上げ能力よりも第2の多孔体22の液体吸い上げ能力の方が高いため、毛管力の差を利用したニアエンド検知が可能となる。逆に、第1の多孔体21の液体吸い上げ能力の方が高いと、第2の多孔体22内の液体が液体容器1外へ選択的に吸い出される場合があるため、ニアエンド検知が困難となる。
更に、図1に示す容器本体11a内には、第2の多孔体22に接する第1の多孔体21が収容されているため、重力の向きに対して液体容器1がどの方向を向いていても液体10を吸い出すことができる。
更に、気泡収容部23が配置された吸出し口11bには、光透過性部材で形成された窓15が形成されているので、窓15に対向して配置された検知手段30aにより気泡25の混入状態を光学的に自動検知することが可能である。また、窓15を介して気泡収容部23の状態を目視により確認することも可能である。
なお、後述する燃料電池システムの運転方法において詳細に説明するが、気泡収容部23への気泡25の混入を検知手段30aにより検知し、検知結果に応じて吸出し口11bから吸い出す液体10の流量を少なくすることにより、液体10の吸い出しも継続させながら気泡収容部23への気泡25の混入を止めることが可能となるため、液体容器1が接続された装置に気泡25が混入することなく、ユーザが液体容器1を交換するための時間を確保できる。
図3(a)〜図3(d)に、第1の多孔体21、第2の多孔体22、及び気泡収容部23の配置例を示す。なお、図中矢印は、液体や気泡25が吸い出される方向を表している。
図3(a)の例に示すように、第2の多孔体22の内部に、第1の多孔体21とは直接接しない気泡収容部23を設けた場合は、気泡25が気泡収容部23に収容された時点で既に第2の多孔体22中には多くの気泡25が混入してしまっているため、吸い出される液体には気泡25が混入する。
一方、図3(b)の例に示すように、第1の多孔体21と第2の多孔体22との接触面となる第1の多孔体21の端面の一部に接するように、第2の多孔体22の切り欠き部分に気泡収容部23を設けた場合は、第1の多孔体21内に含まれる気泡25が、第2の多孔体22内に混入するよりも先に気泡収容部23に収容される。そのため、気泡25が収容された時点では、第2の多孔体22中には気泡が混入せず、容器出口側の液体の気泡混入を抑止できる。
また、図3(c)の例に示すように、第1の多孔体21と第2の多孔体22との接触面となる第1の多孔体21の端面の一部に接するように、第1の多孔体21の切り欠き部分に気泡収容部23を設けた場合も、第1の多孔体21内に含まれる気泡25が、第2の多孔体22内に混入するよりも先に気泡収容部23に収容される。そのため、気泡25が収容された時点では、第2の多孔体22中には気泡が混入せず、容器出口側の液体の気泡混入を抑止できる。
一方、図3(d)の例に示すように、第1の多孔体21の内部に、第2の多孔体22とは直接接しない気泡収容部23を設けた場合は、気泡収容部23に気泡25が収容された時点において、第2の多孔体22内には気泡25は混入していないが、液体容器1内に十分に液体が残存している状態で気泡25が検知されることになる。そうすると、図3(b)及び図3(c)に示す例に比べて、液体を極力多く吸い出すことができなくなる。
(燃料電池システム)
図4に、本発明の実施の形態に係る燃料電池システム(DMFCシステム)の一例を示す。図4に示す燃料電池システムは、燃料電池部(スタック6)と、スタック6に送給するための燃料を収容する液体容器1とを備える。
スタック6(燃料電池)は、アノード極6b、カソード極6c、アノード極6b及びカソード極6cとの間に配置された電解質膜(MEA)6a、アノード極6b側に配置され、燃料を流通させるためのアノード流路6d、及びカソード極6c側に配置され、空気若しくは酸素を含む酸化剤を流通させるためのカソード流路6eを備える。アノード流路6dには、循環ポンプ4によって汲み出された循環燃料タンク3内の希釈燃料が配管5を介して送給される。カソード流路6eには空気が送給される。
アノード流路6dにて発電に使用され、排出された希釈燃料の一部は、循環燃料タンク3と循環ポンプ4と配管5によって再びスタック6に供給される。希釈燃料中に含まれる未反応の燃料と水は再利用される。
スタック6は、電気的負荷7に接続され、スタック6で発電された電力が電気的負荷7で消費される。スタック6と電気的負荷7の間には、スイッチ8(電流遮断手段)が設けられており、スイッチ8を開閉することで、スタック6から電気的負荷7の電力供給を行ったり、遮断、すなわち電気的負荷7に流している電流を略ゼロへ減少したりすることができる。ここで、「略ゼロへ減少する」とは、微小なリーク電流等の意図せずに流れる電流を除きスタック6から電気的負荷7に流している電流をゼロへ減少することを意味する。
スタック6と電気的負荷7の間に設けられた切替手段9は、電気的負荷7への電流の供給を、スタック6又は蓄電手段60のどちらから供給するかを切り替えることができる。蓄電手段60はスタック6から電気的負荷7に電流を流している間、適宜スタック6で発電された電力を用いて蓄電している。
スタック6に接続された例えば電圧計などの電圧測定手段50は、スタック6の出力電圧を測定することができる。例えばモータドライバを備えたコンピュータ等からなる制御装置40(制御手段)は電圧測定手段50に接続され、電圧測定手段50にて測定したスタック6の出力電圧を取得し、スイッチ8の開閉を行い、取得した出力電圧の値に応じて濃縮燃料ポンプ2を制御し、切替手段9を切り替えることができる。
制御装置40は、スタック6に接続された電気的負荷7へ電流を流している状態でのスタック6の出力電圧である定常時出力電圧と、スタック6から電気的負荷7に流している電流を略ゼロへ減少させたときから一定時間経過後の時刻におけるスタック6の出力電圧である無負荷時出力電圧に応じて、濃縮燃料ポンプ2を用いて供給するメタノールの量を制御する。
発電に使用された希釈燃料中に含まれるメタノールを適宜補充するために、液体容器1中には、循環燃料タンク3中に収容された液体より濃度の高いメタノール(以下濃縮燃料という)が収容されている。
液体容器1は、濃縮燃料ポンプ2(メタノール供給手段)を介して配管5に接続されている。検知手段30は、液体容器1に隣接して配置されており、液体容器1中の気泡を検知し、検知結果を制御装置40に出力する。
制御装置40は更に、検知手段30の検知結果の履歴情報と、予めユーザにより設定された2以上の送給流量設定値に基づいて、濃縮燃料ポンプ2を制御し、液体容器1からの濃縮燃料の送給流量を段階的に減少させる。例えば、検知手段30による気泡検知の履歴情報が全くない場合には、制御装置40が、濃縮燃料の送給流量を最大値として、液体容器1から濃縮燃料を吸い出させる。そして、検知手段30が気泡を検出する度に、送給流量を下げるようにする。
本発明の実施の形態に係る燃料電池システムによれば、ニアエンド検出後、すぐに燃料電池システムを停止させなくても、発生した気泡がシステム内に混入しないため、液体容器1を交換するための十分な時間を確保することができるとともに、燃料電池システムを安定的に運転できる。
(燃料電池システムの運転方法)
図5に示すフローチャートに基づいて、実施の形態に係る燃料電池システムの運転方法の一例を説明する。
ステップS11において、図4に示す液体容器1から吸い出す濃縮燃料の送給流量の設定値を制御装置40に入力する。設定値は2つ以上設定するのが好ましい。設定値を2つ以上設定することにより、液体容器1に濃縮燃料が少なくなった場合にその設定値に応じて送給流量を段階的に変化させることができる。
ステップS13において、図4に示す燃料電池システムを運転させる。図4の制御装置40は、スタック6の定常時出力電圧、無負荷時出力電圧、検知手段30から出力される気泡の検出結果の履歴情報、及びステップS11で設定された設定値に応じて、濃縮燃料ポンプ2により供給するメタノールの量を制御する。例えば、気泡検知の履歴情報が全くない場合は、制御装置40が最大流量の設定値を記憶装置(図示省略)から読み出して、送給流量を制御する。
図1に示す第1の多孔体21に含まれる濃縮燃料の残量がニアエンド値以下となると、吸い出した燃料に気泡25が混入し始める。気泡25が第1の多孔体21と第2の多孔体22の境界に達すると、気泡25は、第2の多孔体22よりも先に、濃縮燃料で満たされた気泡収容部23側を通過する。検知手段30aは、気泡収容部23に収容された気泡25を光学的に検出し、検出結果(検知信号)を制御装置40に出力する。
ステップS15において、制御装置40は、検知手段30が気泡を検知したか否かを判定する。気泡を検知しない場合はステップS21へ進み、燃料電池システムの運転を継続する。気泡を検知した場合は、ステップS17へ進む。
ステップS17において、制御装置40は、検知手段30aからの検知信号の受信に応じて、ステップS11で入力された送給流量設定値を読み出し、送給流量を下げる。送給流量を下げることにより、ニアエンド値が更に下がり、図1の気泡収容部23への気泡25の混入が一旦止まるため、液体容器1内の濃縮燃料を気泡混入なく吸い続けることができる。
ステップS19において、制御装置40が液体容器1内の濃縮燃料の残量が少ない旨をユーザに警告し、液体容器1の交換を促し、ステップS21において、引き続き燃料電池システムの運転を継続する。
ステップS23において、ユーザが液体容器1を交換する場合は、燃料電池システムを一旦停止(終了)させる。一方、ユーザが液体容器1をまだ交換しない場合は、ステップS13〜S21に示す各工程を繰り返す。
図5に示す実施の形態に係る燃料電池システムの運転方法によれば、図4に示す検知手段30の検知信号に応じて、制御装置40が液体容器1からのメタノールの送給流量を段階的に下げていく。これを、燃料電池システムが許す限り繰り返せば、液体容器1に残存する燃料が極力少なくなるように自動的に濃縮燃料を吸い出すことができ、液体容器1を交換するための十分な時間も確保することができる。
なお、燃料電池システムによっては、送給流量は一定値に保ちたいという要求がある。その場合は、送給流量の最小値をその一定値に設定しておき、一定値以上の送給流量で吸い出す場合は非連続的にかつ時間平均すれば一定値となるように吸い出すことで、この要求を満たすことができる。
図1に示す液体容器1に振動が与えられた場合は、液体容器1内の液体残量が十分存在するにもかかわらず、第1の多孔体21内に気泡25が混入する場合がある。その場合、気泡収容部23は、液体残量がニアエンド値に達したときと同様に不具合で混入してしまった気泡25までトラップしてしまう。そのため、ステップS19に示す工程において、ユーザには、液体容器1の交換を促すだけでなく、不具合による気泡混入の可能性の有無も併せて警告するのが好ましい。
(液体容器1の変形例)
図1に示す検知手段30aの変形例を図6に示す。図6の液体容器1は、吸出し口11bに、気泡検知プローブ31を挿入するための挿入口16を有する。
挿入口16には、弾性部材17が配置されている。気泡検知プローブ31は、弾性部材17を介して気泡収容部23内に挿入されている。気泡検知プローブ31は、電気伝導度測定回路35に接続されている。また、挿入口16に隣接して電極32が配置されている。電極32は、容器側接続端子33及び本体側接続端子34を介して電気伝導度測定回路35に接続されている。
図6に示す液体容器1によれば、検知手段30bにより、気泡収容部23に収容される気泡25を電気的に検知することができる。
本発明は上記の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。本発明は、この開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によって表されるものであり、実施段階においては、その要旨を逸脱しない範囲で変形して具体化できる。
本発明の実施の形態に係る液体容器の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る第2の多孔体の詳細を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る気泡収容部の配置例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る燃料電池システムの一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る燃料電池システムの運転方法の一例を示すフローチャートである。 図1の液体容器の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1…液体容器
2…濃縮燃料ポンプ
3…循環燃料タンク
4…循環ポンプ
5…配管
6…スタック
6b…アノード極
6c…カソード極
6d…アノード流路
6e…カソード流路
7…電気的負荷
8…スイッチ
9…切替手段
10…液体
11a…容器本体
11b…吸出し口
13…空気取り入れ口
14…多孔体固定管
15…窓
16…挿入口
17…弾性部材
21…第1の多孔体
21a…第1吸収体
21b…第2吸収体
22…第2の多孔体
22a…第1縦切円柱部
22b…第2縦切円柱部
22c…切り欠き部
23…気泡収容部
25…気泡
30…検知手段
30a…検知手段
30b…検知手段
31…気泡検知プローブ
32…電極
33…容器側接続端子
34…本体側接続端子
35…電気伝導度測定回路
40…制御装置
50…電圧測定手段
60…蓄電手段

Claims (7)

  1. 容器本体と、
    前記容器本体の一部に接続された筒状の吸出し口と、
    前記容器本体内に配置された第1の多孔体と、
    前記吸出し口に配置され、前記第1の多孔体と接し、液体吸い上げ能力が前記第1の多孔体より大きい第2の多孔体と、を備え、
    前記第1の多孔体または前記第2の多孔体の少なくともいずれか一方を切り欠き部を有する形状とすることによって、
    前記第1の多孔体と前記第2の多孔体との接触面となる前記第1の多孔体の端面の一部と前記第2の多孔体と、前記吸出し口とによって気泡収容部が形成されることを特徴とする液体容器。
  2. 前記気泡収容部と接する前記吸出し口の壁面に、光透過性部材で形成された窓が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体容器。
  3. 前記気泡収容部に気泡検知プローブを挿入するための挿入口を、前記吸出し口に更に備えることを特徴とする請求項1に記載の液体容器。
  4. 前記容器本体内に、前記吸出し口に接続された多孔体固定管を備え、前記第1の多孔体の一部が前記多孔体固定管内に埋設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体容器。
  5. 燃料電池部と、
    前記燃料電池部に送給するための燃料を収容し、容器本体、前記容器本体の一部に接続された筒状の吸出し口、前記容器本体内に配置された第1の多孔体、及び前記吸出し口に配置され、前記第1の多孔体と接し、液体吸い上げ能力が前記第1の多孔体より大きい第2の多孔体を備え、前記第1の多孔体または前記第2の多孔体の少なくともいずれか一方を切り欠き部を有する形状とすることによって、前記第1の多孔体と前記第2の多孔体との接触面となる前記第1の多孔体の端面の一部と前記第2の多孔体と前記吸出し口とによって気泡収容部が形成される液体容器と、
    前記気泡収容部内の気泡を検知する検知手段と、
    前記気泡の検知結果に基づいて、前記液体容器内の燃料の送給流量を制御する制御装置
    とを備えることを特徴とする燃料電池システム。
  6. 前記制御装置が、前記検知結果の履歴及び予め設定された複数の送給流量設定値に基づいて、前記送給流量を段階的に減少させていくことを特徴とする請求項5に記載の燃料電池システム。
  7. 燃料電池部に送給するための燃料を収容し、容器本体、前記容器本体の一部に接続された筒状の吸出し口、前記容器本体内に配置された第1の多孔体、及び前記吸出し口に配置され、前記第1の多孔体と接し、液体吸い上げ能力が前記第1の多孔体より大きい第2の多孔体を備え、前記第1の多孔体または前記第2の多孔体の少なくともいずれか一方を切り欠き部を有する形状とすることによって、前記第1の多孔体と前記第2の多孔体との接触面となる前記第1の多孔体の端面の一部と前記第2の多孔体と前記吸出し口とによって気泡収容部が形成される液体容器を備えた燃料電池システムの運転方法であって、
    前記気泡収容部内の気泡を検知し、
    前記気泡の検知結果に基づいて、前記液体容器内の燃料の送給流量を制御することを特徴とする燃料電池システムの運転方法。
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