JP4254775B2 - 書込画像取得装置、書込情報抽出方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

書込画像取得装置、書込情報抽出方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、MFP、パーソナルコンピュータ、またはワークステーションなどのような画像処理機能を有する装置およびこれらの装置における画像処理方法などに関する。
近年、様々な情報が電子データ化され保存されるようになった。情報を電子データとして保存することには、次のようなメリットがあるからである。CD−ROMまたはハードディスクなどの電磁的記録媒体には、紙よりも非常に多くのデータを記録することができ、情報の記録物の保管場所のスペースを非常に節約することができる。ネットワークサーバによって、情報の共有を容易に行うことができる。また、データを簡単に暗号化することができるので、情報の記録物が万が一盗まれたとしても、情報の漏洩を防ぐことができる。
これらのメリットが得られるので、従来は紙で保管していた情報を、スキャナで読み取って電子データ化して保存した上で、情報が書かれた紙を廃棄処分するように努めている企業もある。
紙に書かれた情報を電子データ化するために、スキャナが広く用いられている。また、特許文献1に記載されるような、スキャナを応用した方法が提案されている。係る方法によると、電子ファイル文書の内容が印刷された紙面に書き加えられた内容を抽出することができる。
特開平11−272654号公報
ところで、近年、ノート型パソコンまたはPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯型端末装置の普及により、従来はノートブックなどの紙媒体に書き残していたメモを、携帯型端末装置に入力し電子データとして保存する者が増えつつある。しかしながら、依然として、紙媒体にメモを書き残す者も非常に多いし、今後もメモを書くために紙媒体が重宝されるものと考えられる。紙媒体であれば、携帯型端末装置の場合のように電源を起動する必要がないので、メモをすぐに書くことができるからである。また、アプリケーションソフトやツールを切り換えることなく、文章、記号、数式、イラスト、または図表などを使ったメモをペンだけで簡単に書くことができるからである。
これ以外にも、紙媒体には次のようなメリットがある。例えば、会議などにおいて紙媒体に印刷された書類が出席者に配布されるが、各出席者は、会議中に考え付いたことや他人の発言などのメモを、各人に配布された書類の中のその関連個所の近傍の余白部分または行間などに、自由に書き込むことができる。このようにして書き込んでおけば、後日、メモの内容と書類の内容との関連性が分かりやすい。
このように複数の者に配布されメモなどの情報が書き加えられた紙の書類についても、特許文献1に記載される方法によって、メモの部分を抽出して電子データ化し、管理することができる。また、1つの書類について、各人がそれぞれに書き加えた情報の電子データを収集することができる。
しかし、特許文献1に記載されるような従来の方法では、複数のページからなる書類に書き加えられた情報を抽出するのに時間または手間が掛かる場合がある。すなわち、従来の方法によると、係る書類のうちの一部のページのみに情報が書き加えられている場合であっても、1ページずつ書き加えられた情報を抽出しなければならず、時間が掛かってしまう。情報が書き加えられているページのみをユーザが予め手作業で抜き出し、それらのページから書き加えられた情報を抽出すると、手間が掛かってしまう。
本発明は、このような問題点に鑑み、オリジナルの書類に書き加えられた情報を従来に比べて時間および手間を掛けることなく抽出できるようにすることを目的とする。
本発明に係る書込画像取得装置は、書類を構成する各ページの画像であるページ画像を入力するページ画像入力手段と、前記各ページの書込のない状態の画像であるオリジナルページ画像を記憶するオリジナル画像記憶手段と、前記ページに書込があるか否かを、入力された当該ページの前記ページ画像の所定の位置に印があるか否かによって判別する、書込ページ判別手段と、書込があると判別された前記ページに対して、当該ページの前記ページ画像から書込の画像である書込画像を抽出する書込画像抽出処理を当該ページ画像と当該ページの前記オリジナルページ画像との差分を求めることによって実行し、書込がないと判別された前記ページに対しては前記書込画像抽出処理を実行しない、書込画像抽出手段と、を有することを特徴とする。
または、前記書類を構成する各ページの書込のない状態の画像であるオリジナルページ画像を記憶するオリジナル画像記憶手段、を設けておく。そして、前記書込ページ判別手段は、前記ページに書込があるか否かを、当該ページの前記ページ画像の解像度を落とした画像と当該ページの前記オリジナルページ画像の解像度を落とした画像とを比較することによって判別する。
本発明において、「書込」とは、オリジナルの書類に人間がペンなどの筆記用具を用いて手書きでメモなどの情報を書き加えることまたはその書き加えられた情報を言う。または、オリジナルの書類に新聞や雑誌などの切り抜きを貼り付けたり印刷装置で印字したりして情報を追加することおよびその追加された情報も、「書込」に該当する。
本発明によると、オリジナルの書類に書き加えられた情報を従来に比べて時間および手間を掛けることなく抽出することができる。
〔第一の実施形態〕
図1は本発明に係る画像形成装置1が設けられているネットワーク全体の構成の例を示す図、図2は画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図、図3は操作パネル10fの例を示す図、図4は画像形成装置1の機能的構成の例を示す図である。
本発明に係る画像形成装置1は、図1に示すように、1台または複数台の端末装置2と通信回線3を介して接続されている。通信回線3として、LAN、インターネット、公衆回線、または専用線などが用いられる。
画像形成装置1は、コピー、スキャナ、ファックス、ネットワークプリンティング、およびドキュメントサーバなどの様々な機能を集約した処理装置である。複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれることもある。
画像形成装置1は、役所または企業などのオフィス、学校または図書館などの公共施設、その他種々の場所に設置され、複数のユーザによって共用することができる。
図2に示すように、画像形成装置1は、CPU10a、RAM10b、ROM10c、ハードディスク10d、制御用回路10e、操作パネル10f、スキャナユニット10g、印刷ユニット10h、通信インタフェース10j、および原稿送り機構10kなどによって構成される。
制御用回路10eは、ハードディスク10d、操作パネル10f、スキャナユニット10g、印刷ユニット10h、通信インタフェース10j、および原稿送り機構10kなどを制御するための回路である。
スキャナユニット10gは、用紙に描かれている文章、数式、記号、写真、図表、またはイラストなどのコンテンツの画像を光学的に読み取って画像データを生成する装置である。
原稿送り機構10kは、書類を構成する1枚または複数枚の用紙を順にスキャナユニット10gに送る。また、いわゆる両面原稿に対応しており、書類の各用紙について、一方の面がスキャナユニット10gで読み取られた後、それを裏返して再度スキャナユニット10gに送り出すことによってもう一方の面を読み取らせることができる。
以下、書類を構成する用紙のうち、コンテンツが描かれている面を「原稿面」と記載する。つまり、用紙の両面にコンテンツが描かれている場合(いわゆる両面原稿の場合)は、用紙の表裏それぞれが原稿面であり、用紙の片面のみにコンテンツが描かれている場合(いわゆる片面原稿の場合)は、その描かれている面のみが原稿面である。原稿面は、一般に、「印刷面」と呼ばれることもある。
また、本実施形態では、1つの原稿面に書類の1ページ分のコンテンツが描かれているものとする。したがって、10ページからなる書類であれば、10の原稿面を有することになる。以下、1つの原稿面(ページ)全体に描かれている画像を「ページ画像」と記載することがある。
印刷ユニット10hは、スキャナユニット10gによって得られた画像データまたは端末装置2などから送信されてきた画像データに基づいて画像を用紙に印刷する。通信インタフェース10jは、他の装置と通信を行うためのNIC(Network Interface Card)またはモデムなどである。
操作パネル10fは、図3に示すように、操作部SBおよび表示部TDによって構成される。操作部SBとしてテンキーなどが用いられ、表示部TDとして液晶ディスプレイなどが用いられる。ユーザは、操作部SBを操作することによって、画像形成装置1に対して、処理の実行開始または中断などの指令を与え、データの宛先、印刷条件、またはスキャン条件などの処理条件を指定し、その他種々の事項を指定することができる。表示部TDには、ユーザに対してメッセージまたは指示を与えるための画面、ユーザが所望する処理の種類および処理条件を入力するための画面、および画像形成装置1で実行された処理の結果を示す画面などが表示される。操作パネル10fとしてタッチパネルを用いた場合は、タッチパネルが操作部SBおよび表示部TDの両方を兼ねる。このように、操作パネル10fは、画像形成装置1を操作するユーザのためのユーザインタフェースの役割を果たしている。
ハードディスク10dには、図4に示すようなオリジナル書類登録処理部101、オリジナル書類複製処理部102、書込有書類読取処理部103、書込ページ判別部104、書込画像抽出部105、およびオリジナル画像データベース1DBなどの各機能を実現するためのプログラムおよびデータなどが格納されている。これらのプログラムは必要に応じてRAM10bに読み出され、CPU10aによってプログラムが実行される。これらのプログラムまたはデータの一部または全部を、ROM10cに記憶させておいてもよい。または、図4に示す機能の一部または全部を、制御用回路10eによって実現するようにしてもよい。
図1に戻って、端末装置2には画像形成装置1に対応したアプリケーションプログラムおよびドライバがインストールされており、ユーザは、端末装置2を操作することによって遠隔的に画像形成装置1を使用することができる。端末装置2として、パーソナルコンピュータまたはワークステーションなどが用いられる。
図5はオリジナル書類の構成の例を示す図、図6は書類のページ内における書込有チェックボックスCBの配置の例を示す図、図7は書込画像KGの生成方法の例を説明するための図である。
次に、図4に示す画像形成装置1の各部の処理内容などについて詳細に説明する。
オリジナル画像データベース1DBには、オリジナル書類の各ページのページ画像を再現するための画像データが格納されている。「オリジナル書類」とは、完成後、何も情報が書き加えられていない状態の書類を意味する。つまり、書類の原本または原版である。例えば、会議の出席者への配布用の資料であって、配布する直前の状態のものが、オリジナル書類に該当する。または、各種の申請を行うための雛形の用紙も、オリジナル書類に該当する。以下、オリジナル書類を構成するページのページ画像を再現するための画像データを「オリジナル画像データDGA」と記載する。
オリジナル書類のオリジナル画像データDGAは、オリジナル書類登録処理部101によって、例えば次のようにして、オリジナル画像データベース1DBに登録(格納)される。
ユーザは、メモなどの情報の書込が何もなされていない書類つまりオリジナル書類を、決められた向き(裏表および上下の向き)で、原稿送り機構10kにセットする。そして、操作パネル10fを操作することによって、そのオリジナル書類の用紙の片面のみにコンテンツが描かれているのか両面に描かれているのか(つまり、片面原稿であるか両面原稿であるか)を指定する。
すると、オリジナル書類登録処理部101は、スキャナユニット10gおよび印刷ユニット10hを次のように制御する。セットされたオリジナル書類の用紙が1枚ずつスキャナユニット10gに送り出されるように原稿送り機構10kを制御する。送られてきた用紙に描かれているページ画像をスキャンし画像データを生成するようにスキャナユニット10gを制御する。なお、そのオリジナル書類が両面原稿であるとユーザによって指定されている場合は、用紙の表面および裏面のそれぞれに描かれているページ画像の画像データが得られるように原稿送り機構10kおよびスキャナユニット10gを制御する。また、各原稿面のページ画像に対して、そのスキャン順にページ番号を与える。
このようにして得られた各ページのページ画像の画像データを統合することによって、図5に示すようなオリジナル画像データDGAを生成する。オリジナル画像データDGAのフォーマットとして、PDF、TIFF、JPEG、またはGIFなどが用いられる。そして、生成したオリジナル画像データDGAを、オリジナル書類の識別情報(例えば、ファイル名または書類名など)と対応付けて、オリジナル画像データベース1DBに登録する。識別情報は、ユーザに指定させてもよいし、オリジナル書類登録処理部101が決定するようにしてもよい。
ユーザは、オリジナル書類を用紙に印刷して閲覧したい場合は、操作パネル10fを操作することによって、そのオリジナル書類の識別情報を画像形成装置1に対して指定する。
すると、オリジナル書類複製処理部102は、その識別情報に係るオリジナル書類のオリジナル画像データDGAをオリジナル画像データベース1DBから呼び出す。そのオリジナル画像データDGAに基づいて、そのオリジナル書類の各ページのページ画像の所定の位置に、書込有チェックボックスCBを重ね合わせた画像を生成する。そして、各ページの、書込有チェックボックスCBが重ね合わせされたページ画像を用紙に印刷するように、印刷ユニット10hを制御する。なお、書込有チェックボックスCBは、図6に示すように、用紙の、印刷ユニット10hによる印字が可能な範囲(以下、「印刷可能範囲AR」と記載する。)の内側の所定の位置に設けられる。また、書込有チェックボックスCBは、オリジナル書類の用紙の色とは異なる色の線によって表される。例えば、用紙の色が白である場合は、黒または青などの線によって表される。
このようにして、ユーザは、オリジナル書類の複製を入手することができる。上述の通り、この複製には、書込有チェックボックスCBが設けられている。しかし、この書込有チェックボックスCBは、後に説明する書込画像の抽出の制御のために用いられるものであって、メモ書きなどの情報ではない。したがって、この複製も、オリジナル書類であると言える。
または、ユーザは、端末装置2を操作してオリジナル書類の印刷物を入手することもできる。この場合も、ユーザは、所望するオリジナル書類の識別情報を端末装置2に指定する。
すると、端末装置2は、その識別情報に対応するオリジナル画像データDGAを画像形成装置1に対して要求し、これをダウンロードする。そして、端末装置2にUSB(Universal Serial Bus)またはパラレルポートなどを介して接続されている印刷装置を用いて、オリジナル書類複製処理部102による処理と同様に、そのオリジナル書類の各ページの画像を、ページ内の所定の位置に書込有チェックボックスCBを設けた状態で、用紙に印刷する。
ユーザは、このようにして入手したオリジナル書類の印刷物にペンを用いてメモ書きなどの情報を手書きで書き込むことができる。または、他の資料の切り抜きを余白部分に貼り付けることによって、情報を書き込むこともできる。以下、このように一部または全部のページに書込が行われた書類を、「書込有書類」と記載する。ただし、書き込んだページの書込有チェックボックスCBの内側には、レ点または丸印などのマーク(印)をペンで付しておく。そして、書き込んだ情報を表す画像を抽出して電子データ化する処理を画像形成装置1に実行させることができる。係る処理は、書込有書類読取処理部103および書込ページ判別部104によって、次のように実行される。
係る処理の準備のために、ユーザは、書込を行ったオリジナル書類つまり書込有書類を、決められた向き(裏表および上下の向き)で、原稿送り機構10kにセットする。一部のページにのみ書込を行った場合も、書込有書類を構成する全用紙を元のページ順のまま纏めてセットする。そして、操作パネル10fを操作することによって、その書込有書類が片面原稿であるか両面原稿であるかを指定するとともに、その識別情報を指定する。
すると、書込有書類読取処理部103は、スキャナユニット10gおよび原稿送り機構10kを次のように制御する。セットされた書込有書類の用紙が1枚ずつスキャナユニット10gに送り出されるように原稿送り機構10kを制御する。送られてきた用紙に描かれている画像を読み取るようにスキャナユニット10gを制御する。なお、その書込有書類が両面原稿であるとユーザによって指定されている場合は、用紙の表面および裏面のそれぞれに描かれている画像が読み取られるように原稿送り機構10kおよびスキャナユニット10gを制御する。また、各原稿面の画像に対して、そのスキャン順にページ番号を与える。
書込ページ判別部104は、書込有書類読取処理部103の処理によって得られた画像に基づいて、書込有書類の中から書込みがあるページを判別する。すなわち、書込ページ判別部104は、得られた各画像の書込有チェックボックスCBの位置に、レ点または丸印などのマークがあるか否かを確認する。そして、マークがある画像に係るページを、書込があるページであると判別する。マークがない画像に係るページについては、書込がないページであると判別する。
書込画像抽出部105は、書込有書類の中の、書込があると判別されたページの画像から、書込の画像を抽出して電子化するための処理を行う。係る処理は、例えば図7に示すような手順で行われる。
書込有書類読取処理部103によって得られた、書込有書類の画像の中から、書込があると判別されたページの画像を呼び出す(図7の#201)。オリジナル画像データベース1DBに記憶されている、ユーザが指定した識別情報に係るオリジナル書類(つまり、その書込有書類に対応するオリジナル書類)のオリジナル画像データDGAの中から、ステップ#201で呼び出したページの画像と同じページ番号の画像を呼び出す(#202)。
そして、呼び出した両画像を照合することによって画像の差分を抽出し、差分を表す画像の画像データを生成する(#203、#204)。ただし、書込有チェックボックスCBおよびその中の画像(マーク)は、制御用の情報なので、除去しておく。このようにして得られた画像が、ユーザが書き込んだメモなどの情報を表わす書込画像KGである。
生成された書込画像KGは、操作パネル10fなどに表示され、画像ファイルとしてハードディスク10dまたは他の記憶媒体に記憶され、または通信回線3などを介して他の装置に送信される。
図7のフローチャートで説明した処理は、書込がないと判別されたページに対しては実行されない。
図8は第一の実施形態における画像形成装置1の全体的な処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。次に、第一の実施形態における画像形成装置1による書込画像KGの生成処理の流れを、図8のフローチャートを参照して説明する。なお、図8および後に説明する各フローチャートに示す処理は、CPU10aによって制御される。
画像形成装置1は、予め、オリジナル書類をスキャンすることによってそのオリジナル書類を再現するためのオリジナル画像データDGAを生成し、そのオリジナル画像データDGAをそのオリジナル書類の識別情報と対応付けてオリジナル画像データベース1DBに登録しておく(図8の#11)。
ユーザからの要求に従って、オリジナル書類の複製を、各ページの所定の位置に書込有チェックボックスCBを設けた状態で用紙に印刷する(#12)。
ここで、ユーザは、印刷されたオリジナル書類の複製に自由にメモなどの情報を書き込む。ただし、書き込んだページの書込有チェックボックスCBには、マークを印しておく。そして、情報を書き込んだ書類つまり書込有書類を、画像形成装置1にスキャンさせる(#13)。このとき、そのオリジナル書類の識別情報を指定しておく。
すると、画像形成装置1は、スキャンした書込有書類のページの書込有チェックボックスCBにマークが印されているか否かをチェックし(#14)、マークが印されていれば(#15でYes)、そのページと同じページ番号の、ユーザが指定した識別情報に係るオリジナル書類のページのページ画像を、オリジナル画像データベース1DBから呼び出す(#16)。そして、そのページのスキャンした画像(つまり、書込有書類の画像)と呼び出した画像(つまり、オリジナル書類の画像)とを照合しその差分を抽出することによって、書込画像KGを生成する(#17)。
一方、マークが印されていなければ(#15でNo)、そのページには書込がないので、書込画像KGの生成は行わない。
ステップ#14〜#17の各処理を、マークの有無に応じて、スキャンした全ページに対して実行する。
本実施形態によると、ユーザが書込を行ったページを判別し、書込があると判別したページに対してのみ書込画像KGの抽出処理を施し、書込がないと判別したページに対しては抽出処理を施さない。よって、従来よりも効率的に書込画像KGの電子データを得ることができる。特に、オリジナル書類が多数のページによって構成されるがそのうちの数ページにしか書込が行われなかった場合であっても、書込のないページに対する従来のような無駄な処理を行うことなく、効率的に書込画像KGの電子データを得ることができる。
図9は書類のページ内における書込有チェック領域CRの配置の例を示す図である。本実施形態では、図6で説明したように、オリジナル書類の複製の各ページには、メモなどの情報を書き込んだことを明示するための領域として書込有チェックボックスCBを設けたが、印刷可能範囲ARの外側の部分を係る領域として使用してもよい。つまり、図9(a)に示すように、用紙内の印刷可能範囲ARの外側の領域を、書込有チェック領域CRとする。この書込有チェック領域CRは、印刷ユニット10hによる印刷は不能であるがスキャナユニット10gによる読取は可能である領域である。
ユーザは、メモなどの書込を行ったページの書込有チェック領域CRに、図9(b)のように、半円などのマークを入れる。そして、画像形成装置1の書込ページ判別部104は、スキャンした書込有書類の各ページの書込有チェック領域CRをチェックし、マークが印されているページについては書込があると判別し、印されていないページについては書込がないと判別する。
また、この場合は、オリジナル書類複製処理部102は、書込有チェックボックスCBを設けることなくオリジナル書類の複製を印刷するための処理を実行する。
図10は重ね合わせ画像WGを生成するための機能的構成の例を示す図、図11は書込画像データベース1DKの例を示す図である。
書込有書類から得られた書込画像KGは、オリジナル書類に重ね合わせて用紙などに出力することができる。また、複数の書込画像KGを1つのオリジナル書類に重ね合わせて出力することもできる。これらの出力のための処理は、例えば次のような方法によって実現することができる。
画像形成装置1に、図10に示すようなオリジナル書類指定受付部131、ページ番号指定受付部132、書込画像指定受付部133、画像重ね合わせ処理部134、および書込画像データベース1DKを設けておく。
書込画像データベース1DKには、図11に示すように、書込画像抽出部105(図4参照)によって得られた書込画像KGの画像データが保存される。書込画像KGの画像データには、その書込画像KGの識別情報と、その書込画像KGが書き込まれた書類つまりオリジナル書類の識別情報およびページ番号とが、対応付けられる。
オリジナル書類指定受付部131は、オリジナル画像データベース1DBに登録されているオリジナル書類の一覧を操作パネル10fに表示させ(#211)、ユーザが出力を所望するオリジナル書類の指定を受ける(#212)。
ページ番号指定受付部132は、オリジナル書類指定受付部131によって受け付けられた指定に係るオリジナル書類を構成するページの一覧を表示させ(#213)、ユーザが出力を所望するページの指定を受け付ける(#214)。
書込画像指定受付部133は、ページ番号指定受付部132によって受け付けられたページに以前に書き込まれたことのある書込の書込画像KGの一覧を表示させ(#215)、ユーザがそのページに重ね合わすことを所望する書込画像KGの指定を受け付けるための処理を行う(#216)。
画像重ね合わせ処理部134は、ユーザが指定したオリジナル書類のオリジナル画像データDGAをオリジナル画像データベース1DBから呼び出し、ユーザが指定したページの画像の画像データをそのオリジナル画像データDGAの中から抽出する(#217)。さらに、ユーザが指定した書込画像KGの画像データを書込画像データベース1DKの中から呼び出す(#218)。そして、これらの画像データに基づいてオリジナル書類のページに書込画像KGを重ね合わせることによって、重ね合わせ画像WGを生成する(#219)。図10では、オリジナル書類の1つのページに2つの書込画像KGを重ね合わせた例を示している。この重ね合わせ画像WGは、用紙などに印刷されて出力される。または、画像ファイルとして出力してもよいし、操作パネル10fに表示することによって出力してもよい。
〔第二の実施形態〕
図12は画像形成装置1の機能的構成の変形例を示す図、図13は書込のあるページの判別方法の例を説明するための図である。
第一の実施形態では、メモなどの情報が書き込まれたページを、書込有チェックボックスCBまたは書込有チェック領域CRのマークの有無によって判別した。第二の実施形態では、低解像化したオリジナル書類の各ページの画像および書込有書類の各ページの画像を比較することによって、メモなどの情報が書き込まれたページを判別する。
以下、第一の実施形態との相違点を中心に説明する。第一の実施形態と共通する点については説明を省略する。
第二の実施形態における画像形成装置1のハードウェア構成は、第一の実施形態の場合と同様であり、図2で示した通りである。ただし、ハードディスク10dには、図12に示すようなオリジナル書類登録処理部121、オリジナル書類複製処理部122、書込有書類読取処理部123、書込ページ判別部124、書込画像抽出部125、低解像度画像生成部126、およびオリジナル画像データベース1DCなどの各機能を実現するためのプログラムおよびデータなどが格納されている。
図12のオリジナル書類登録処理部121、オリジナル書類複製処理部122、書込有書類読取処理部123、書込画像抽出部125、およびオリジナル画像データベース1DCの処理内容は、第一の実施形態におけるオリジナル書類登録処理部101、オリジナル書類複製処理部102、書込有書類読取処理部103、書込画像抽出部105、およびオリジナル画像データベース1DB(図4参照)の処理内容と基本的に同様である。ただし、オリジナル書類複製処理部122は、第一の実施形態の場合と異なり、書込有チェックボックスCBを設けることなくオリジナル書類の複製を生成する。
書込ページ判別部124および低解像度画像生成部126は、図13に示すような方法で、書込有書類の中から書込がなされたページを判別するための処理を行う。
低解像度画像生成部126は、ユーザが書込を行った書類すなわち書込有書類の、書込有書類読取処理部123の処理によって得られた各ページの画像を、所定の解像度(以下、「解像度α」と記載する。)にまで低解像度化する(図13の#221)。以下、低解像度化された書込有書類の各ページの画像を「第一の低解像度画像GLA」と記載する。さらに、その書込有書類の元の書類すなわちオリジナル書類の、オリジナル画像データベース1DCに登録されている各ページの画像を、解像度αにまで低解像度化する(#222)。以下、低解像度化されたオリジナル書類の各ページの画像を「第二の低解像度画像GLB」と記載する。
書込ページ判別部124は、同一のページ番号の第一の低解像度画像GLAおよび第二の低解像度画像GLB同士を比較することによって、書込のあるページを判別する(#223)。具体的には、第一の低解像度画像GLAと第二の低解像度画像GLBとが一致する場合は書込がないと判別し、一致しない場合は書込があると判別する。
図14は第二の実施形態における画像形成装置1の全体的な処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。次に、第二の実施形態における画像形成装置1による書込画像KGの生成処理の流れを、図14のフローチャートを参照して説明する。
画像形成装置1は、予め、オリジナル書類をスキャンすることによって、そのオリジナル書類のオリジナル画像データDGAをそのオリジナル書類の識別情報と対応付けてオリジナル画像データベース1DCに登録しておく(図14の#21)。そして、ユーザからの要求に従って、オリジナル書類の複製を用紙に印刷する(#22)。
ここで、ユーザは、印刷されたオリジナル書類の複製に自由にメモなどの情報を書き込む。なお、第一の実施形態の場合と異なり、書き込んだページにマークを入れる必要はない。そして、情報を書き込んだ書類つまり書込有書類を、画像形成装置1にスキャンさせる(#23)。また、この際に、ユーザは、オリジナル書類の識別情報を画像形成装置1に対して指定しておく。
すると、画像形成装置1は、スキャンした書込有書類の各ページの第一の低解像度画像GLAを生成する(#24)。これと並行してまたは前後して、ユーザが指定した識別情報に係るオリジナル書類(つまり、その書込有書類に対応するオリジナル書類)のオリジナル画像データDGAを呼び出し(#25)、そのオリジナル書類の各ページの第二の低解像度画像GLBを生成する(#26)。
第1ページから順に、同じページ番号の第一の低解像度画像GLAと第二の低解像度画像GLBとを比較する(#28)。両者が一致しない場合は(#29でNo)、書込有書類のそのページに書込があると判別する(#30)。そこで、第一の実施形態の場合と同様に、そのページの書込有書類の画像とオリジナル書類の画像とを照合し差分を抽出することによって、書込画像KGを生成する(#31)。なお、ステップ#31においては、ステップ#24、#26で得た、解像度を落とした画像ではなく、元の解像度の画像を用いる。
一方、両者が一致する場合は(#29でYes)、書込有書類のそのページには書込がないと判別する(#32)。よって、そのページについては、書込画像KGの生成処理は行わない。
ステップ#28〜#32の各処理を、書込の有無の判別結果に応じて、スキャンした全ページに対して実行する。
第二の実施形態によると、第一の実施形態の場合のように書込有チェックボックスCBにマークを入れる必要がない。また、マークの入れ忘れを気にする必要がない。したがって、ユーザは、書込画像KGの抽出処理を、さらに簡単にかつ確実に実行させることができる。
第二の実施形態によって得られた書込画像KGも、第一の実施形態の場合と同様に、図10で説明したような方法によって、オリジナル書類と自由に重ね合わせて重ね合わせ画像WGを生成するためなどに使用される。
第一および第二の実施形態では、1つの原稿面に書類の1ページ分のコンテンツが描かれている場合を例に説明したが、1つの原稿面に複数ページ分のコンテンツが描かれている場合、つまり、いわゆる集約印刷の種類の場合にも、本発明を適用することができる。この場合は、1つの原稿面の中の複数のページを1つのページとみなして書込画像KGの抽出処理を行えばよい。または、オリジナル書類および書込有書類からそれぞれスキャンした原稿面の画像を1ページごとに分割した後、書込画像KGの抽出処理を行ってもよい。
第一および第二の実施形態では、MFPなどの画像形成装置1によって書込画像KGを抽出する処理を実行する場合を例に説明したが、印刷装置およびスキャナ装置が接続されたパーソナルコンピュータまたはワークステーションなどによって係る処理を実行することも可能である。
その他、画像形成装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、特に、多数のページによって構成される書類から書込を抽出する場合に好適に用いられる。
本発明に係る画像形成装置が設けられているネットワーク全体の構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 操作パネルの例を示す図である。 画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 オリジナル書類の構成の例を示す図である。 書類のページ内における書込有チェックボックスの配置の例を示す図である。 書込画像の生成方法の例を説明するための図である。 第一の実施形態における画像形成装置の全体的な処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。 書類のページ内における書込有チェック領域の配置の例を示す図である。 重ね合わせ画像を生成するための機能的構成の例を示す図である。 書込画像データベースの例を示す図である。 画像形成装置の機能的構成の変形例を示す図である。 書込のあるページの判別方法の例を説明するための図である。 第二の実施形態における画像形成装置の全体的な処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置(書込画像取得装置)
103、123 書込有書類読取処理部(ページ画像入力手段)
104、124 書込ページ判別部(書込ページ判別手段)
105、125 書込画像抽出部(書込画像抽出手段)
1DB オリジナル画像データベース(オリジナル画像記憶手段)
10g スキャナユニット(ページ画像入力手段)
KG 書込画像

Claims (12)

  1. 書類を構成する各ページの画像であるページ画像を入力するページ画像入力手段と、
    前記各ページの書込のない状態の画像であるオリジナルページ画像を記憶するオリジナル画像記憶手段と、
    前記ページに書込があるか否かを、入力された当該ページの前記ページ画像の所定の位置に印があるか否かによって判別する、書込ページ判別手段と、
    書込があると判別された前記ページに対して、当該ページの前記ページ画像から書込の画像である書込画像を抽出する書込画像抽出処理を当該ページ画像と当該ページの前記オリジナルページ画像との差分を求めることによって実行し、書込がないと判別された前記ページに対しては前記書込画像抽出処理を実行しない、書込画像抽出手段と、
    を有することを特徴とする書込画像取得装置。
  2. 前記所定の位置は、前記書類の用紙の色とは異なる色の線で囲われた領域によって示されており、
    前記書込画像抽出手段は、前記書込画像を、前記領域および前記印を除外した状態で抽出する、
    請求項記載の書込画像取得装置。
  3. 前記所定の位置とは、用紙内の、前記書類を印刷する印刷装置が印刷することのできない領域である、
    請求項記載の書込画像取得装置。
  4. 書類を構成する各ページの画像であるページ画像を入力するページ画像入力手段と、
    前記各ページの書込のない状態の画像であるオリジナルページ画像を記憶するオリジナル画像記憶手段と、
    前記ページに書込があるか否かを、入力された当該ページの前記ページ画像の所定の位置に印があるか否かによって判別する、書込ページ判別手段と、
    書込があると判別された前記ページに対して、当該ページの前記ページ画像から書込の画像である書込画像を当該ページの前記ページ画像と当該ページの前記オリジナルページ画像との差分を求めることによって抽出する書込画像抽出処理を実行し、書込がないと判別された前記ページに対しては前記書込画像抽出処理を実行しない、書込画像抽出手段と、
    を有することを特徴とする書込画像取得装置。
  5. 前記所定の位置は、前記書類の用紙の色とは異なる色の線で囲われた領域によって示されており、
    前記書込画像抽出手段は、前記書込画像を、前記領域および前記印を除外した状態で抽出する、
    請求項記載の書込画像取得装置。
  6. 前記所定の位置とは、用紙内の、前記書類を印刷する印刷装置が印刷することのできない領域である、
    請求項記載の書込画像取得装置。
  7. オリジナルの書類に書き込まれた情報を抽出する書込情報抽出方法であって、
    前記書類を構成する各ページの書込のない状態の画像であるオリジナルページ画像をオリジナル画像記憶手段に記憶させておき、
    前記各ページの画像であるページ画像を入力し、
    前記ページに情報が書き込まれているか否かを入力された当該ページの前記ページ画像の所定の位置に印があるか否かによって判別し、
    情報が書き込まれていると判別した前記ページに対して、当該ページの前記ページ画像から書込の画像である書込画像を当該ページの前記ページ画像と当該ページの前記オリジナルページ画像との差分を求めることによって抽出する書込画像抽出処理を実行し、情報が書き込まれてないと判別した前記ページに対しては前記書込画像抽出処理を実行しない、
    ことを特徴とする書込情報抽出方法。
  8. 前記所定の位置は、前記書類の用紙の色とは異なる色の線で囲われた領域によって示されており、
    前記書込画像を、前記領域および前記印を除外した状態で抽出する、
    請求項記載の書込情報抽出方法。
  9. 前記所定の位置とは、用紙内の、前記書類を印刷する印刷装置が印刷することのできない領域である、
    請求項記載の書込情報抽出方法。
  10. オリジナルの書類に書き込まれた情報を抽出する処理を実行しかつ前記書類を構成する各ページの書込のない状態の画像であるオリジナルページ画像を記憶するオリジナル画像記憶手段へアクセス可能であるコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記書類を構成する各ページの画像であるページ画像を入力する処理、を実行させ、
    前記ページに情報が書き込まれているか否かを入力された当該ページの前記ページ画像の所定の位置に印があるか否かによって判別する処理、を実行させ、
    情報が書き込まれていると判別した前記ページについてのみ、当該ページの前記ページ画像から、書き込まれた情報の画像である書込画像を、当該ページの前記ページ画像と当該ページの前記オリジナルページ画像との差分を求めることによって抽出する書込画像抽出処理、を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  11. 前記所定の位置は、前記書類の用紙の色とは異なる色の線で囲われた領域によって示されており、
    前記書込画像抽出処理において、前記コンピュータに、前記書込画像を、前記領域および前記印を除外した状態で抽出させる、
    請求項10記載のコンピュータプログラム。
  12. 前記所定の位置とは、用紙内の、前記書類を印刷する印刷装置が印刷することのできない領域である、
    請求項10記載のコンピュータプログラム。
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