JP4254603B2 - レベンソン型位相シフトマスク及びその製造方法 - Google Patents

レベンソン型位相シフトマスク及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、LSI等の半導体素子の製造に用いられるレベンソン型位相シフトマスク及びその製造方法に関する。
近時、半導体素子の高密度微細化に伴い投影露光装置にも高い解像性が求められている。そこで、フォトマスクの分野においては、転写パターンの解像性を向上させる手法として、1982年にIBM社のLevensonらにより提案された位相シフト法がある。位相シフト法の原理は、隣接する開口部を通過した透過光の位相が反転するように開口部の一方に位相シフト部(シフター開口部)を設けることによって、透過光が干渉し合う際に境界部での光強度を弱め、その結果として転写パターンの解像性及び焦点深度を向上させるものである。このような位相シフト法を利用して解像性を向上させたフォトマスクは、一般にレベンソン型位相シフトマスクと呼ばれる。
開口部の一方に位相シフト部を設ける方法としては、現在、透明基板をエッチング等により掘り込んでシフター開口部を設ける掘り込み型が主流である。
図8は、掘り込み型のレベンソン型位相シフトマスクの構造を示す概略断面図である。図中にて符合11は透明基板、12は遮光膜、13は非シフター開口部、14はシフター開口部である。符合15はシャロートレンチといい、非シフター開口部13の基板掘り込み深さである。符合16はアンダーカットといい、シフター開口部14に設ける遮光部の庇の長さである。符合17は非シフター開口部13の透過光3bとシフター開口部14の透過光3aとの位相差が180°となるのに相当する掘り込み量の差である。符合18はクロムCD((CD:Critical Dimension)、例えばラインパターンの孤立パターンの場合、ライン線幅のことを言う)といい、遮光膜12にクロム(Cr)を用いた時の線幅寸法である。符合19はピッチといい、遮光パターンの端面から次の遮光パターンの端面までの距離である。
図8に示すレベンソン型位相シフトマスクにおいて、シャロートレンチ15が無い場合は所謂シングルトレンチ構造といい、シャロートレンチ15が有る場合は所謂デュアルトレンチ構造という。いずれの構造においても、基板掘り込み部の側壁からの透過光による遮光強度のアンバランス防止のために、例えば特許文献1に記載されているようにアンダーカット16を設けることが公知である。
上記の掘り込み型のレベンソン型位相シフトマスクは、シフター開口部と非シフター開口部とを交互に繰り返し配置する構造を基本とする。しかし、実際のデバイス回路の設計においては、シフター開口部と非シフター開口部とが交互に配置されるパターンばかりでなく、シフター開口部同士が隣接するパターン、あるいは非シフター開口部同士が隣接するパターンが生じる。例えば、図9に示すように、シフター開口部21aに他のシフター開口部22aが隣接するパターンが発生する場合がある。このように同種類の開口部が隣り合うパターンの発生は回路設計において避けられない場合が多く、次の2つの問題点がある。
その第1は、隣接する開口部21a,22aの透過光3aの位相が同じ(図9の場合はπ−π)であるため、これらが互いに強め合い(打ち消し合わない)、その結果、同種類の開口部で挟まれた部分23aの光強度が大きくなり、この挟まれた部分の解像性が悪くなるという問題である。図10は、ポジ型レジストを使用して、図9の構造を持つマスクを半導体ウエハ上に転写した場合の相対的露光強度を示す特性線図である。同じスレッショルド(SL)では、シフター開口部と非シフター開口部で挟まれた部分のレジストCD(レジストの転写寸法)25b,26bに比べて、シフター開口部21a,22a同士で挟まれた部分のレジストCD23bは小さくなり、解像し難くなる。
第2は、同種類の開口部に挟まれた部分23aに存在する遮光膜12bが剥がれやすくなるという問題である。非シフター開口部が隣接する場合は問題ないが、図9に示すパターンのように同種類のシフター開口部21a,22aが隣接する場合は、2つのシフター開口部21a,22aの間に挟まれた部分23aの透明基板11に両側からアンダーカット16が入るため、遮光膜12bと透明基板11との接触面積が減少する。このため、挟まれた部分23aの遮光膜12bが透明基板11から剥がれやすくなる。この遮光膜12bの剥がれ対策のためにマスク設計が大きな制約を受け、アンダーカット量を適宜選択することができず、マスクのパフォーマンスが悪化することがある。
特開平10−333316号公報
本発明は、上記課題を解決するために、同種類の開口部に挟まれた部分におけるパターン解像性を向上させることができ、かつ、同種類の開口部に挟まれた部分の遮光膜を剥がれ難くすることができるレベンソン型位相シフトマスク及びその製造方法を提供することを目的とする。
(1)本発明のレベンソン型位相シフトマスクは、透明基板上に形成された遮光部と開口部を有し、前記開口部の透明基板を部分的に掘り込むか又は前記開口部の透明基板上に透明膜を部分的に上置きして形成されたシフター開口部と非シフター開口部とが繰り返し存在し、前記シフター開口部により透過光の位相を反転させるレベンソン型位相シフトマスクにおいて、隣接する同種類の開口部に両側から挟まれた遮光部パターンを有し、マスクの設計デザインで定められた所定の設計線幅に対して前記遮光部パターンを所定量だけ両側へ広げるバイアス補正を施してなり、シフター開口部と非シフター開口部とに挟まれた遮光部パターンがシフター開口部側にアンダーカットを有し、かつ前記バイアス補正を施した遮光部パターンがアンダーカットを有さないことを特徴とする。
(2)透明基板上に形成された遮光部と開口部を有し、前記開口部の透明基板を部分的に掘り込むか又は前記開口部の透明基板上に透明膜を部分的に上置きして形成されたシフター開口部と非シフター開口部とが繰り返し存在し、前記シフター開口部により透過光の位相を反転させるレベンソン型位相シフトマスクにおいて、隣接する同種類の開口部に両側から挟まれた遮光部パターンを有し、マスクの設計デザインで定められた所定の設計線幅に対して前記遮光部パターンを所定量だけ両側へ広げるバイアス補正を施してなり、シフター開口部と非シフター開口部とに挟まれた遮光部パターンがシフター開口部側にアンダーカットを有し、かつ前記バイアス補正を施した遮光部パターンが遮光膜を有さないことを特徴とする位相シフトマスクである(図2参照)。このクロムレスタイプの位相シフトマスクは、シフター開口部からの透過光と挟まれた部分からの透過光とが打ち消し合って、挟まれた部分に遮光膜を有しないにも拘わらず、あたかも遮光膜が存在するかのように機能する。
(3)本発明のレベンソン型位相シフトマスクの製造方法は、透明基板上に形成された遮光部と開口部を有し、前記開口部の透明基板を部分的に掘り込むか又は前記開口部の透明基板上に透明膜を部分的に上置きして形成されたシフター開口部と非シフター開口部とが繰り返し存在し、前記シフター開口部により透過光の位相を反転させるレベンソン型位相シフトマスクの製造方法において、透明基板上に形成された遮光膜をパターンエッチングし、隣接する同種類の開口部に両側から挟まれる遮光部パターンが形成されるべき領域にバイアス補正を施した遮光膜パターンを形成し、前記遮光膜パターンの上に両側にアンダーカット量分だけ広げたレジストパターンを形成し、前記レジストパターンをマスクにしてエッチングにより前記透明基板を掘り込み、前記レジストパターンに対してアンダーカットを形成し、前記レジストパターンのレジストを除去することを特徴とするレベンソン型位相シフトマスクの製造方法である(図6参照)。
(4)前記レジストパターンのレジストを除去した後に、隣接する同種類の開口部に両側から挟まれる前記遮光部パターンを除いて前記遮光膜パターンを被覆するレジストパターンを形成し、前記遮光部パターンの遮光膜をエッチングにより除去し、前記レジストパターンのレジストを除去することを特徴とする(3)記載の方法である(図6参照)。
(5)遮光膜をパターン成膜して透明基板上に形成された遮光部と開口部を有し、前記開口部の透明基板を部分的に掘り込むか又は前記開口部の透明基板上に透明膜を部分的に上置きして形成されたシフター開口部と非シフター開口部とが繰り返し存在し、前記シフター開口部により透過光の位相を反転させるレベンソン型位相シフトマスクの製造方法において、透明基板上に形成された遮光膜をパターンエッチングし、隣接する同種類の開口部に両側から挟まれる遮光部パターンが形成されるべき領域から遮光膜を除去し、前記遮光膜除去領域の上にバイアス補正を施して両側にアンダーカット量分だけ広げたレジストパターンを形成し、前記レジストパターンをマスクにしてエッチングにより前記透明基板を掘り込み、前記レジストパターンに対してアンダーカットを形成し、前記レジストパターンのレジストを除去することを特徴とするレベンソン型位相シフトマスクの製造方法である(図7参照)。
(6)隣接するシフター開口部に両側から挟まれるか、または隣接する非シフター開口部に両側から挟まれる遮光部パターンの所定の露光条件での転写寸法をバイアス補正量の関数として表わし、前記遮光部パターンが所望の転写寸法で得られるようにバイアス補正量を決定することを特徴とする(3)乃至(5)のいずれかに記載の方法である。
(7)前記バイアス補正量を決定する処理は、半導体ウエハ上への転写シミュレーションによるものであることを特徴とする(6)記載の方法である。
本明細書中において「非シフター開口部」とは、光の位相を変えることなく光を透過させるパターン領域をいうものと定義する。また、本明細書中において「シフター開口部」とは、光の位相を変えて(位相変調させて)光を透過させるパターン領域をいうものと定義する。例えば掘り込み型のレベンソン型位相シフトマスクの場合は、遮光膜が存在しない領域であって、掘り込みがまったく無いか、または掘り込みがあったとしてもシャロートレンチのみが形成されたパターン部分が非シフター開口部に該当し、また、掘り込みが有るパターン部分がシフター開口部に該当する。
本明細書中において「NA」とは、光学機器において絞りの半径が入射光に対して張る角度θの正弦sinθとレンズと被処理基板の空間の屈折率nとの積(n×sinθ)で与えられる開口数をいうものと定義する。
本明細書中において「σ」とは、照明光学系の開口数を投影光学系の開口数で除した値として与えられるコヒーレンスファクターのことをいうものと定義する。
本明細書中において「ジャストフォーカス」とは、パターンを形成しようとする被処理基板上に塗布されたレジストの表面に露光機光学系の焦点を一致させることをいうものと定義する。
本発明によれば、シフター開口部に両側から挟まれたパターン23a,23c,23dまたは非シフター開口部に両側から挟まれたパターン23eを所定量だけ両側へ広げるバイアス補正α,β,γをそれぞれ施すことによって、図4に示すように挟まれた領域の相対的露光強度が特性線Bから特性線Aのように改善され、両隣の開口部の位相差が反転していないため解像し難い挟まれ部分23c,23d,23eのレジストCD23fの解像性を向上させることができる。
また、本発明によれば、シフター開口部21c,22cに両側から挟まれた部分23cのパターンがアンダーカットを有していないため、この部分の遮光膜52bが剥がれることはない。すなわち、シフター開口部へのアンダーカット形成時、シフター開口部同士で挟まれた遮光膜剥がれ欠陥が低減できると共に、遮光膜剥がれに制約されることなくより自由にアンダーカット量を適宜選択できる。
さらに、本発明によれば、シフター開口部21d,22dに両側から挟まれた部分のパターン23dが遮光膜を有していないため、遮光膜剥がれ自体が起きない。すなわち、アンダーカット形成時の遮光膜剥がれ欠陥を低減できると共に、遮光膜剥がれに制約されることなくより自由にアンダーカット量を適宜選択できる。また、この部分23dを通過する透過光の位相差は0°となり、両側の開口部21d,22dを通過する透過光の位相差180°と位相が反転しているため、解像性の点で優れている。
以下、添付の図面を参照して本発明の種々の好ましい実施の形態について説明する。
(第1の実施形態;タイプ1)
図1に示したレベンソン型位相シフトマスク1は、隣接するシフター開口部21c,22cに両側から挟まれた遮光部パターン23cが遮光膜パターン52bを備えており、この遮光膜パターン52bがアンダーカットを有さないものであり、かつ、該遮光部パターン23cにバイアス補正αを施したタイプである。以下、これをタイプ1と呼ぶ。
タイプ1のマスクでは、掘り込み部44bの一方側にアンダーカット無しの遮光膜パターン52bを設け、掘り込み部44bの他方側にアンダーカット16を有する遮光膜パターン52a(遮光部パターン25c)を設け、これらによりシフター開口部21cを形成している。同様に、遮光部パターン23cを挟んで反対側に位置するシフター開口部22cもアンダーカット無しの遮光膜パターン52bとアンダーカット16を有する遮光膜パターン52a(遮光部パターン26c)とで形成されている。
タイプ1のマスクによれば、シフター開口部21c,22cを透過した透過光3aの強め合いがバイアス補正により抑えられるので、図4に示すように挟まれた領域の相対的露光強度が特性線Bから特性線Aのように改善され、両隣の開口部の位相差が反転していないため解像し難い遮光部パターン23cのレジストCD23fの解像性が大幅に向上する。また、タイプ1のマスクは、遮光部パターン23cにおいて遮光膜52bがアンダーカットを持たないので、透明基板41から遮光膜52bが剥がれ難くなる。
(第2の実施形態;タイプ2)
図2に示したレベンソン型位相シフトマスク1Aは、隣接するシフター開口部21d,22dに両側から挟まれた遮光部パターン23dが遮光膜を有しないものであり、かつ、該遮光部パターン23dにバイアス補正βを施したタイプである。以下、これをタイプ2と呼ぶ。
タイプ2のマスクでは、掘り込み部45bの一方側に遮光膜無しの遮光部パターン23dを設け、掘り込み部45bの他方側にアンダーカット16を有する遮光膜パターン53a(遮光部パターン25d)を設け、これらによりシフター開口部21dを形成している。同様に、遮光部パターン23dを挟んで反対側に位置するシフター開口部22dも遮光膜無しの遮光部パターン23dとアンダーカット16を有する遮光膜パターン53a(遮光部パターン26d)とで形成されている。
タイプ2のマスク(クロムレスタイプ)は、挟まれ部分(遮光部パターン23d)の線幅が小さいときに有効であり、シフター開口部21d,22dからの透過光3aと非シフター開口部23dからの透過光3bとが打ち消し合って、挟まれ部分に遮光膜を有しないにも拘わらず、あたかも遮光膜が存在するかのようにシャープな解像性が得られる。
(第3の実施形態;タイプ3)
図3に示したレベンソン型位相シフトマスク1Bは、隣接する非シフター開口部25e,26eに両側から挟まれた遮光部パターン23eにバイアス補正γを施したタイプである。以下、これをタイプ3と呼ぶ。
タイプ3のマスクにおいては、シフター開口部となる掘り込み部46bではなく、非シフター開口部21e,22eに両側を挟まれた基板41の平坦領域に遮光膜パターン51fを設け、これにより遮光部パターン23eを形成している。このようなタイプ3のマスクによっても、上述したタイプ1と同様に解像性の向上および遮光膜の剥がれ防止の効果が得られる。
次に、最適なバイアス補正量(α,β,γ)を求める半導体ウエハ上への転写シミュレーションについて説明する。隣接するシフター開口部(または非シフター開口部)に挟まれたパターンの所定の露光条件での転写寸法をバイアス補正量の関数として表す方法で求める。まず、シフター開口部と非シフター開口部が繰り返し存在する通常のレベンソン型位相シフトマスクの構造において、フォトマスク上のクロムCDどおりにレジストCDが得られるようなスレッショルドを決める。上記の構造以外に特に解像させたいパターンがある場合は、そのパターンが所望のレジストCDで解像するようなスレッショルドを決める。
次に、図1及び図2(または図3)に示すような同位相の開口部が隣接する構造において、バイアス補正量を種々変化させたときの、同種類の開口部で両側から挟まれたパターンの上記のスレッショルドでのレジストCD(レジストの転写寸法)を求める。このレジストCDが所望の値(例えば図5のスレッショルドレベル線31)で得られるようにバイアス補正量(α,β,γ)をマスクタイプ毎に決定する。
図5は、横軸にバイアス補正量(nm)をとり、縦軸に同種類の開口部に両側から隣接されたパターンのレジストCD(nm)をとって、バイアス補正量に対するレジストCD(レジストの転写寸法)の変化についてシミュレーションを用いて調べた結果を示す特性線図である。図中の特性線Eはタイプ1の位相シフトマスクに、特性線Fはタイプ2の位相シフトマスクに、特性線Gはタイプ3の位相シフトマスクにそれぞれ対応している。これらの特性線E,F,Gとパターン最小線幅(65nm)のスレッショルド線31との交点から位相シフトマスクのタイプ毎にバイアス補正量α,β,γをそれぞれ求める。シミュレーションに用いたレベンソン型位相シフトマスクのモデルと露光条件を下記に示す。
クロムCD:260nm(フォトマスク上)
ピッチ:760nm(フォトマスク上)
シャロートレンチ:0nm
アンダーカット:100nm(フォトマスク上)
露光波長:193nm
NA:0.78
σ:0.4
露光倍率:4倍
フォーカス:ジャストフォーカス
次に、図6の(a)〜(i)を参照して、タイプ1及びタイプ2のレベンソン型位相シフトマスクを製造するための方法について説明する。レベンソン型位相シフトマスクの構造はシングルトレンチで示してある。
先ず、ブランクマスク100を準備する(工程S1)。ブランクマスク100は、図6(a)に示すように、合成石英からなる透明基板41の上にクロム金属膜と酸化クロム膜の2層からなる遮光膜51が被覆され、さらにその上にレジスト層61が塗布されたものである。このレジスト層61を電子ビームにてパターン露光し、現像等の一連のパターニング処理を行って、レジストパターン61a,61bを形成する。ここで、レジストパターン61bには前述のウエハ上への転写シミュレーションより求めた量のバイアス補正がかかっている。次いで、レジストパターン61a,61bをマスクにして遮光膜51をエッチングし、図6(b)に示す所定のパターンを形成する(工程S2)。次いで、レジスト層61を専用の剥離液で剥離し、図6(c)に示す透明基板41上に遮光膜パターン51a,51bが形成される(工程S3)。
次に、所定膜厚のレジスト層62を被処理基板に塗布し、このレジスト層62を電子ビームによってパターン露光し、現像等の一連のパターニング処理を行って、図6(d)に示す所定のレジストパターン62a,62bを形成する(工程S4)。ここで、レジストパターン62bは後にアンダーカット形成処理をすることを見越して、両側にアンダーカット量(UC)分だけ広げて形成する。
次に、レジストパターン62a,62bをマスクにして、透明基板41をドライエッチングによってエッチングし、図6(e)に示す掘り込み42を形成する(工程S5)。ここで、掘り込み42の深さをd、アンダーカット量をUC、露光波長をλ、透明基板の屈折率をnとするとき、下式(1)の関係を満たすようにエッチング処理を制御して掘り込み42を形成する。
d=λ/2(n−1)−UC …(1)
次に、レジストパターン62a,62bをマスクにして、透明基板41をウェットエッチングにてエッチングし、図6(f)に示すようにアンダーカットを有する掘り込み43を形成する(工程S6)。
次に、レジスト層62を専用の剥離液で剥離し、図6(g)に示すように透明基板41に遮光膜パターン52a及び52b、非シフター開口部44a及びシフター開口部44bが形成されたレベンソン型位相シフトマスク300を得る(工程S7)。このマスク300が、上記第1の実施形態で示したシフター開口部に両側から挟まれたパターンがアンダーカットを有せず、かつ、同パターンにバイアス補正を施したタイプ1のレベンソン型位相シフトマスクである。
さらに、タイプ2のレベンソン型位相シフトマスクを得るには、次の処理を更に行う。まず、マスク300上にレジスト層63を塗布形成し、レジスト膚63を電子ビームにてパターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、レジストパターン63aを形成し、レジストパターン63aをマスクにして遮光膜52bをエッチングによって除去する(工程S8)。次に、レジスト層63を専用の剥離液で剥離し、図6(i)に示すように、透明基板41に遮光膜パターン53a、非シフター開口部45a及びシフター開口部45bが形成されたレベンソン型位相シフトマスク400を得る(工程S9)。このマスク400がタイプ2のレベンソン型位相シフトマスクである。
次に、図7の(a)〜(g)を参照して、図2に示すタイプ2のレベンソン型位相シフトマスクを製造するための他の方法について説明する。
上述したものと同じブランクマスク100を準備する(工程S21)。ブランクマスク100上のレジスト層61を電子ビームにてパターン露光し、現像等の一連のパターニング処理を行って、レジストパターン61aを形成する。次いで、レジストパターン61aをマスクにして遮光膜51をエッチングし、図7(b)に示す所定のパターンを形成する(工程S22)。次いで、レジスト層61を専用の剥離液で剥離し、図7(c)に示す透明基板41上に遮光膜パターン51aを作製する(工程S23)。
次に、所定膜厚のレジスト層62を被処理基板に塗布し、このレジスト層62を電子ビームによってパターン露光し、現像等の一連のパターニング処理を行って、図7(d)に示す所定のレジストパターン62a,62bを形成する(工程S24)。ここで、レジストパターン62bには半導体ウエハ上への転写シミュレーションより求めた量のバイアス補正がかかっている。また、レジストパターン62bは後にアンダーカット形成処理をすることを見越して、両側にアンダーカット量(UC)分だけ広げて形成する。
次に、レジストパターン62a,62bをマスクにして、透明基板41をドライエッチングによってエッチングし、図7(e)に示す掘り込み42を形成する(工程S25)。掘り込み42の深さdは、上式(1)に従って制御される。
次に、レジストパターン62a,62bをマスクにして、透明基板41をウェットエッチングにてエッチングし、図7(f)に示すようにアンダーカットを有する掘り込み43を形成する(工程S26)。
最後に、レジスト層62を専用の剥離液で剥離し、図7(g)に示すように、透明基板41に遮光膜パターン52a、非シフター開口部44a及びシフター開口部44bが形成されたタイプ2のレベンソン型位相シフトマスク400を得る(工程S27)。
(実施例1)
本発明のレベンソン型位相シフトマスクを用いてウエハ上にレジストパターンを形成した実施例1について説明する。まず、タイプ1のレベンソン型位相シフトマスク1を上述の製造方法により作製した。このとき、作製したマスクの遮光膜パターンの剥がれによる欠陥は発生しなかった。
下記のサイズを有するタイプ1のレベンソン型位相シフトマスク1を得た。
透明基板の厚み: 6350μm
ピッチ: 760nm
掘り込み幅L1: 531nm
遮光部の幅L2: 398nm
アンダーカット長さL3: 100nm
掘り込み深さL4: 172nm
続いて、シリコン基板上に、反射防止膜、レジストを塗布し、露光装置を用いてレジストの露光を行った。露光条件は以下の通りとした。
露光波長:193nm(ArFエキシマレーザ)
NA:0.78
σ:0.4
露光倍率:4倍
バイアス補正量α: 69nm
この後、現像を行い、レジストパターンを形成した。
このレジストパターンは図4の特性線Aに示すように、同種類の開口部に挟まれたパターンの解像性が向上し、精度も良好なものであった。
(実施例2)
本発明のレベンソン型位相シフトマスクを用いてウエハ上にレジストパターンを形成した例を示す。図2に示すレベンソン型位相シフトマスク1Aを上述の製造方法により作製した。この時、作製したマスクの遮光膜パターンの剥がれによる欠陥は発生しなかった。
下記のサイズを有するタイプ2のレベンソン型位相シフトマスク1Aを得た。
透明基板の厚み: 6350μm
ピッチ: 760nm
掘り込み幅L1: 569nm
遮光部の幅L2: 322nm
アンダーカット長さL3: 100nm
掘り込み深さL4: 172nm
続いて、シリコン基板上に、反射防止膜、レジストを塗布し、露光装置を用いてレジストの露光を行った。露光条件は以下の通りとした。
露光波長:193nm(ArFエキシマレーザ)
NA:0.78
σ:0.4
露光倍率:4倍
バイアス補正量β:31nm
この後、現像を行い、レジストパターンを形成した。
このレジストパターンは図4の特性線Aに示すように、同種類の開口部に挟まれたパターンの解像性が向上し、精度も良好なものであった。
(実施例3)
本発明のレベンソン型位相シフトマスクを用いてウエハ上にレジストパターンを形成した例を示す。図3に示すレベンソン型位相シフトマスク1Bを常法のフォトリソグラフィプロセス(例えば特許文献1に記載された方法)を用いて作製した。この時、作製したマスクの遮光膜パターンの剥がれによる欠陥は発生しなかった。
下記のサイズを有するタイプ3のレベンソン型位相シフトマスク1Bを得た。
透明基板の厚み: 6350μm
ピッチ: 760nm
遮光部の幅L2: 286nm
アンダーカット長さL3: 100nm
掘り込み深さL4: 172nm
続いて、シリコン基板上に、反射防止膜、レジストを塗布し、露光装置を用いてレジストの露光を行った。露光条件は以下の通りとした。
露光波長:193nm(ArFエキシマレーザ)
NA:0.78
σ:0.4
露光倍率:4倍
バイアス補正量γ:13nm
この後、現像を行い、レジストパターンを形成した。
このレジストパターンは図4の特性線Aに示すように、同種類の開口部に挟まれたパターンの解像性が向上し、精度も良好なものであった。
本発明は、LSIなどの半導体素子の製造に用いるレベンソン型位相シフトマスク及びその製造方法を提供することができる。図1〜図3に示すタイプはいずれも掘り込み型のレベンソン型位相シフトマスクに適用することができる。なお、図1と図2に示すタイプは上置き型のレベンソン型位相シフトマスクにも適用することが可能である。
本発明の第1実施形態のレベンソン型位相シフトマスクを示す断面図。 本発明の第2実施形態のレベンソン型位相シフトマスクを示す断面図。 本発明の第3実施形態のレベンソン型位相シフトマスクを示す断面図。 ポジ型レジストを使用して、本発明のレベンソン型位相シフトマスクを半導体ウエハ上に転写した場合の相対的露光強度を示す特性図。 バイアス補正量に対する同種類の開口部に両側から挟まれたパターンのレジストCDを示す特性図。 (a)〜(i)は本発明のレベンソン型位相シフトマスクの製造方法を説明するために工程ごとに被処理基板の状態を示す断面図。 (a)〜(g)は本発明の他のレベンソン型位相シフトマスクの製造方法を説明するために工程ごとに被処理基板の状態を示す断面図。 従来の掘り込み型のレベンソン型位相シフトマスクを示す概略断面図。 シフター開口部同士が隣り合うパターンを有する従来のレベンソン型位相シフトマスクを示す断面図。 ポジ型レジストを便用して、図9の構造を持つ従来のマスクを半導体ウエハ上に転写した場合の相対的露光強度を示す特性図。
符号の説明
1,1A,1B,300,400…レベンソン型位相シフトマスク、
11,41…透明基板、
12,51…遮光膜(クロム膜)、
12a,12b,51a,51b,51e,51f,52a,52b,53a…遮光膜パターン(遮光膜)、
13,21e,22e,44a…非シフター開口部、
14,21a,22a,21c,22c,21d,22d,44b,45b,46b…シフター開口部、
15…シャロートレンチ、
16…アンダーカット、
17…シフター開口部からの透過光と非シフター開口部からの透過光との位相差に相当する掘り込み量、
18…クロムCD、
19…ピッチ、
23a,23c,23d,23e…遮光部パターン(同種類の開口部に挟まれた部分のパターン)、
23b,25b,26b,23f,25f,26f…レジストCD、
α,β,γ…バイアス補正量、
31…同種類の開口部が隣接するパターンの所望するレジストCD値、
61,62,63…レジスト層、
61a,61b,62a,62b,63a…レジストパターン、
100…ブランクマスク。

Claims (7)

  1. 透明基板上に形成された遮光部と開口部を有し、前記開口部の透明基板を部分的に掘り込むか又は前記開口部の透明基板上に透明膜を部分的に上置きして形成されたシフター開口部と非シフター開口部とが繰り返し存在し、前記シフター開口部により透過光の位相を反転させるレベンソン型位相シフトマスクにおいて、
    隣接する同種類の開口部に両側から挟まれた遮光部パターンを有し、マスクの設計デザインで定められた所定の設計線幅に対して前記遮光部パターンを所定量だけ両側へ広げるバイアス補正を施してなり、シフター開口部と非シフター開口部とに挟まれた遮光部パターンがシフター開口部側にアンダーカットを有し、かつ前記バイアス補正を施した遮光部パターンがアンダーカットを有さないことを特徴とするレベンソン型位相シフトマスク。
  2. 透明基板上に形成された遮光部と開口部を有し、前記開口部の透明基板を部分的に掘り込むか又は前記開口部の透明基板上に透明膜を部分的に上置きして形成されたシフター開口部と非シフター開口部とが繰り返し存在し、前記シフター開口部により透過光の位相を反転させるレベンソン型位相シフトマスクにおいて、
    隣接する同種類の開口部に両側から挟まれた遮光部パターンを有し、マスクの設計デザインで定められた所定の設計線幅に対して前記遮光部パターンを所定量だけ両側へ広げるバイアス補正を施してなり、シフター開口部と非シフター開口部とに挟まれた遮光部パターンがシフター開口部側にアンダーカットを有し、かつ前記バイアス補正を施した遮光部パターンが遮光膜を有さないことを特徴とする位相シフトマスク。
  3. 透明基板上に形成された遮光部と開口部を有し、前記開口部の透明基板を部分的に掘り込むか又は前記開口部の透明基板上に透明膜を部分的に上置きして形成されたシフター開口部と非シフター開口部とが繰り返し存在し、前記シフター開口部により透過光の位相を反転させるレベンソン型位相シフトマスクの製造方法において、
    透明基板上に形成された遮光膜をパターンエッチングし、隣接する同種類の開口部に両側から挟まれる遮光部パターンが形成されるべき領域にバイアス補正を施した遮光膜パターンを形成し、
    前記遮光膜パターンの上に両側にアンダーカット量分だけ広げたレジストパターンを形成し、
    前記レジストパターンをマスクにしてエッチングにより前記透明基板を掘り込み、前記レジストパターンに対してアンダーカットを形成し、前記レジストパターンのレジストを除去することを特徴とするレベンソン型位相シフトマスクの製造方法。
  4. 前記レジストパターンのレジストを除去した後に、隣接する同種類の開口部に両側から挟まれる前記遮光部パターンを除いて前記遮光膜パターンを被覆するレジストパターンを形成し、前記遮光部パターンの遮光膜をエッチングにより除去し、前記レジストパターンのレジストを除去することを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 遮光膜をパターン成膜して透明基板上に形成された遮光部と開口部を有し、前記開口部の透明基板を部分的に掘り込むか又は前記開口部の透明基板上に透明膜を部分的に上置きして形成されたシフター開口部と非シフター開口部とが繰り返し存在し、前記シフター開口部により透過光の位相を反転させるレベンソン型位相シフトマスクの製造方法において、
    透明基板上に形成された遮光膜をパターンエッチングし、隣接する同種類の開口部に両側から挟まれる遮光部パターンが形成されるべき領域から遮光膜を除去し、
    前記遮光膜除去領域の上にバイアス補正を施して両側にアンダーカット量分だけ広げたレジストパターンを形成し、
    前記レジストパターンをマスクにしてエッチングにより前記透明基板を掘り込み、前記レジストパターンに対してアンダーカットを形成し、前記レジストパターンのレジストを除去することを特徴とするレベンソン型位相シフトマスクの製造方法。
  6. 隣接するシフター開口部に両側から挟まれるか、または隣接する非シフター開口部に両側から挟まれる遮光部パターンの所定の露光条件での転写寸法をバイアス補正量の関数として表わし、前記遮光部パターンが所望の転写寸法で得られるようにバイアス補正量を決定することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項記載の方法。
  7. 前記バイアス補正量を決定する処理は、半導体ウエハ上への転写シミュレーションによるものであることを特徴とする請求項6記載の方法。
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