JP4253601B2 - 圧縮木材による筐体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮木材を用いた筐体構造に関し、特に、複数の圧縮木材を相互に組み合わせて構成されるものであって、これら各圧縮木材の相互間に電子機器やその他の任意対象を保持するための保持空間を形成する、圧縮木材による筐体構造に関する。
従来、電子機器(例えば、デジタルカメラ、携帯電話機、ICレコーダ)の筐体の材料としては、軽金属(例えば、アルミニウム、ステンレス、チタン、マグネシウム)や合成樹脂(例えば、ABS、ポリカーボネイト、アクリル)が主に用いられていた。この様な材料から形成された筐体は、温度変化や外圧による伸縮率は比較的小さく、また等方性を有するため、その伸縮率は各方向に対してほぼ一様である。しかしながら、この様な筐体を外装材として評価した場合、個体差がほとんどないために個性がなく、また長期使用時に傷や色落ちを生じさせて意匠性を損ねるという欠点があった。
そこで、本願発明者は、木材を用いて筐体を構成することに着目した。これは、木材は、様々な木目を有しているので適度な個体差を出すことができ、また長期間使用した場合でもその表面の色合いが変化して意匠性を向上させ得るという利点を有するからである。このように木材を筐体として利用する場合、軽金属や合成樹脂を利用する場合に比べて筐体剛性が低下することが考えられる。この剛性低下を補うために筐体の肉厚を増すことも考えられるが、特に小型化が求められる電子機器の筐体には不適になる。
ここで、従来から、木材を圧縮加工することにより、その強度を高める加工方法が提案されている。この方法では、木材を、吸水軟化させ、所定形状に固定した状態で圧縮し、その圧縮方向にスライスして板状の一次固定品を得る。そして、この一次固定品を加熱吸水させつつ所定の三次元形状を有する成形品に成形し、この成形品の形状を固定して最終品とする(例えば、特許文献1参照)。あるいは、木材を、軟化処理した状態で圧縮及び固定する方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。したがって、これらの方法を用いれば、肉厚増の問題を生じさせることなく、木材強度を向上できる可能性がある。
特許第3078452号公報 特開平11−77619号公報
しかしながら、各木材を圧縮加工しても、それだけでは筐体全体としての剛性が十分に確保されない場合が考えられる。すなわち、電子機器の筐体の多くは、複数の圧縮木材を相互に接合して構成されている。したがって、これら各圧縮木材の剛性をそれぞれ個別的に向上させても、各圧縮木材の相互の組み合わせ構造が適切でない場合、筐体全体としての剛性が確保されない可能性がある。
例えば、一対の圧縮木材を組み合わせて筐体を構成する場合、各圧縮木材の木材繊維方向を単に相互に平行にしたと想定する。ここで、一方の圧縮木材に対して、その木材繊維方向からみて最も弱い方向(木材繊維に直交する方向)から荷重が加わった場合には、一対の圧縮木材の木材繊維方向が相互に平行であるため、他の圧縮木材に対しても、その木材繊維方向からみて最も弱い方向に荷重が加わる。したがって、いずれの圧縮木材に対しても最も弱い方向に荷重が加わってしまい、筐体全体として荷重に対抗できない可能性がある。この場合、筐体が歪んで圧縮木材の間に隙間が生じたり、あるいは、過度の応力が圧縮木材の接合部に加わることで、この接合部がひび割れ等する可能性がある。
また、電子機器に高圧部がある場合(例えば、デジタルカメラのストロボ)、この高圧部を機器外部に対して絶縁することが困難になる可能性がある。特に、筐体に隙間が生じた場合、高圧部と機器外部との間の沿面距離(2つの導電性部分間の、絶縁物の表面に沿った最短距離)が短くなるため、安全規格にて規定されている所定の沿面距離を確保することが困難になる可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、圧縮木材を適切に組み合わせることによって筐体全体としての剛性を向上させることができる、圧縮木材の筐体構造を提供することを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の本発明は、一対の圧縮木材を用いて構成され、所定の保持対象を保持する保持空間が内部に形成された筐体構造であって、上記一対の圧縮木材の各々は厚さ方向に圧縮されて成り、略方形状に形成された主面部と、当該主面部の四周縁の各々に形成されるものであって、当該主面部に対して非平行かつ一体に形成され、少なくとも一部の木材繊維が当該主面部の木材繊維と連続する側面部と、を備え、上記一対の圧縮木材の各々の主面部の木材繊維方向を、これら一対の圧縮木材の相互の対向面に対して略非対称とし、上記一対の圧縮木材を相互に組み合わせたこと、を特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の本発明において、上記圧縮木材の主面部の木材繊維方向を、当該圧縮木材に対向する上記圧縮木材の主面部の木材繊維方向に対して略直交させたこと、を特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または2に記載の本発明において、上記一対の圧縮木材の各々の側面部の木材繊維方向を、上記対向面に対して略非対称としたこと、を特徴とする。
また、請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の本発明において、上記圧縮木材の一部を、当該圧縮木材に対して着脱自在に構成された着脱部とし、上記着脱部の木材繊維方向を、当該着脱部が着脱する上記圧縮木材の木材繊維方向と略同一にしたことを特徴とする。
本発明に係る圧縮木材による筐体構造によれば、筐体に加えられた荷重を、相互に異なる方向の木材繊維を有する一対の圧縮木材で受け止めることができるので、少なくとも一方の圧縮木材によって当該荷重を強固に受け止めることができ、圧縮木材の筐体の剛性が全体として向上する。
また、本発明に係る圧縮木材による筐体構造によれば、一方の圧縮木材に対して最も弱い方向から荷重が加わった場合においても、この荷重は、他方の圧縮木材に対してその最も強い方向から加わることになるので、当該荷重を強固に受け止めることができ、圧縮木材の筐体の剛性が全体として向上する。
また、本発明に係る圧縮木材による筐体構造によれば、圧縮木材の一部に着脱部を設けた場合においても、この着脱部と当該着脱部が着脱する圧縮木材との木材繊維方向を揃えることができ、上記圧縮木材の筐体の剛性を向上させるために好適な木材繊維方向を維持することができる。
以下、本発明に係る圧縮木材による筐体構造の各実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、これら各実施例により本発明が限定されるものではない。
最初に、本発明に係る圧縮木材による筐体構造の実施例1について説明する。本実施例1に係る筐体構造は、概略的に、(1)複数(一対)の圧縮木材の相互間に所定の保持対象を保持するための筐体構造であって、圧縮木材の各々は、主面部と、当該主面部の全周縁に対して非平行かつ一体に形成された側面部とを備え、複数(一対)の圧縮木材の各々の主面部の木材繊維方向を、これら複数(一対)の圧縮木材の相互の対向面に対して略非対称としたこと、および、(2)圧縮木材の主面部の木材繊維方向を、当該圧縮木材に対向する上記圧縮木材の主面部の木材繊維方向に対して略直交させたこと等を主たる特徴とする。
〔電子機器の概要〕
図1は、本実施例1に係る圧縮木材による筐体構造を用いた電子機器の斜視図である。この図1において、電子機器1はデジタルカメラであり、筐体10と電子部20とを備える。筐体10は、その内部に形成された保持空間に保持対象としての電子部20を収容するもので、この電子部20を、一体に保持すると共に筐体外部から保護する。さらに筐体10は、その外表面を外部に露出させることで、電子機器1の外装材としても機能する。
一方、電子部20は、電子機器1に所要の電子的機能を達成するもので、例えば、撮像レンズ21、シャッターボタン22、液晶モニタ、撮像素子、各種デバイスの駆動回路、外部機器への接続端子等を備えて構成されている。なお、図1には、電子部20のうち、撮像レンズ21及びシャッターボタン22のみを示す。
なお、以下の説明においては、図1に矢示するように、電子機器1の長手に沿う方向Xを長手方向、電子機器1の短手に沿う方向であって長手方向に直交する方向Yを短手方向、長手方向と短手方向とに直交する方向Zを厚み方向とする。また、長手方向の寸法を長手寸法、短手方向の寸法を短手寸法、厚み方向の寸法を厚みとする。また、木材繊維方向とは、木材成長過程において木材が伸びる方向(木材の根本から先端に向かう方向)であり、板目面および柾目面に略平行かつ木口面に略直交する方向である。また、木目とは、一般的には木材繊維密度の高低によって生じる模様であるが、ここでは、視覚的に把握可能か否かを問わず、木材繊維密度の分布を示すものとする。
〔筐体の構成〕
次に、筐体10の具体的構成について説明する。図2は、図1の電子機器の分解斜視図、図3は、図1の電子機器のA−A矢視断面図である。なお、図2においては電子部を省略して示す。これら各図に示すように、筐体10は、複数の圧縮木材を相互に組み合わせることによって構成されている。本実施例1において筐体10は、一対の圧縮木材である前部パネル11及び後部パネル12を組み合わせて構成されている。
〔前部パネル及び後部パネルの構成〕
これら前部パネル11及び後部パネル12は、その内部に保持する保持対象に応じた形状に形成及び加工されている。すなわち、一方の前部パネル11は、撮像レンズ21を外部に表出するためのレンズ孔13を有し、他方の後部パネル12は、液晶モニタを表出するためのモニタ孔14を有する。またこれら前部パネル11及び後部パネル12は、シャッターボタン22を表出するためのシャッター孔15と、接続端子への外部機器の接続を許容するための端子孔16とを、それぞれ有する。
これら前部パネル11及び後部パネル12の各々は、平板状の主面部11a、12aと、この主面部11a、12aの周縁に形成された側面部11b〜11e、12b〜12eとを備える。この側面部11b〜11e、12b〜12eは、主面部11a、12aの全ての周縁に形成されるものである。ここでは主面部11a、12aが方形状に形成されておりその四方に周縁を有するので、側面部11b〜11e、12b〜12eは主面部11a、12aの四つの周縁のそれぞれに形成されている。
ここで、側面部11b〜11e、12b〜12eは、主面部11a、12aに対して非平行に形成されている。具体的には、前部パネル11の側面部11b〜11eは後部パネル12に向けて立ち上がるように、また、後部パネル12の側面部12b〜12eは前部パネル11に向けて立ち上がるように構成されている。これら主面部11a、12aと側面部11b〜11e、12b〜12eとがなす相互角度は、非平行(0度以外)である限りにおいて任意に定めることができる。本実施例1においては、主面部11a、12aに対して、側面部11b〜11e、12b〜12eが略直交している。
特に、これら側面部11b〜11e、12b〜12eは、主面部11a、12aと一体に形成されている。すなわち、主面部11a、12aに含まれる木材繊維が、そのまま途切れることなく連続的かつ非平行状にプレス圧等で湾曲されることで、この側面部11b〜11e、12b〜12eが構成される。この点において筐体10は、従来の木箱や、削出しにて形成されたカヌー等と本質的に異なる。
〔前部パネル及び後部パネルにおける木材繊維方向〕
次に、前部パネル11及び後部パネル12の木材繊維方向について説明する。前部パネル11と後部パネル12との間に介在する対向面Pを図3に示すように仮想的に設定した場合、この対向面Pに対して、主面部11a、12a及び側面部11b〜11e、12b〜12eの各々の木材繊維方向が略非対称になっている。具体的には、前部パネル11については、主面部11a及び側面部11b〜11eの各々の木材繊維方向が、いずれも長手方向に略沿っている。一方、後部パネル12については、その主面部12aおよび側面部12b〜12eの木材繊維方向が、いずれも短手方向に略沿っている。換言すれば、相互に対向する面同士、つまり、主面部11aと主面部12a、側面部11bと側面部12b、側面部11cと側面部12c、側面部11dと側面部12d、側面部11eと側面部12eとが、それぞれ異なる方向に沿った木材繊維を有して構成されている。
特に、本実施例1においては、前部パネル11の主面部11aの木材繊維方向を、後部パネル12の主面部12aの木材繊維方向に対して略直交させている。すなわち、主面部11aの木材繊維方向は長手方向に略平行なのに対して、主面部12aの木材繊維方向は長手方向に略直交(短手方向に略平行)である(なお、図3においては前部パネル11及び後部パネル12の断面を斜線で表現しており、この斜線は実際の木材繊維や木目とは異なる)。このように前部パネル11及び後部パネル12を形成する方法については後述する。
次に、このように木材繊維方向を略非対称とする効果について説明する。図4は、主面部を概念的に示す斜視図である。主面部11a、12aは、筐体10の剛性に最も大きな影響を与える部材であるため、この図4には主面部11a、12aのみを示す。ここで、一般に、木材の強度は、引張り強さが一番大きく、次いで、曲げ強さ、圧縮強さ、剪断強さの順に小さくなることが知られている。
まず最初に、筐体10に荷重F1が矢示の方向から加わった場合を想定する。この場合、荷重F1は主面部11aの木材繊維方向に略直交するため、主面部11aの木材繊維に対しては剪断荷重(木材繊維の両端が固定されていると仮定した場合)が加わることになる。一方、荷重F1は主面部12aの木材繊維方向に略平行であるため、主面部12aの木材繊維に対しては圧縮荷重が加わることになる。ここで、上述のように、圧縮強さ>剪断強さであるため、荷重F1が主面部11aでは支えきれない場合であっても、この主荷重F1を主面部12aで支えることが可能になる。
次に、荷重F2が矢示の方向(荷重F1に略直交する方向)から加わった場合を想定する。この場合、荷重F2は主面部11aの木材繊維方向に略平行であるため、主面部11aの木材繊維に対しては圧縮荷重が加わることになる。一方、荷重F2は主面部12aの木材繊維方向に略直交するため、主面部12aの木材繊維に対しては剪断荷重(木材繊維の両端が固定されていると仮定した場合)が加わることになる。ここで、上述のように、圧縮強さ>剪断強さであるため、荷重F2が主面部12aでは支えきれない場合であっても、この荷重F2を主面部11aで支えることが可能になる。
これらのことから、筐体に加えられた荷重を、主面部11aまたは主面部12aの少なくとも一方によって受け止めることができるため、筐体10の剛性が全体として向上する。特に、本実施例1においては、主面部11aの木材繊維方向を、主面部12aの木材繊維方向に対して略直交させたので、上記効果を最大限に発揮させることができる。しかしながら、主面部11a、12aの木材繊維方向は少なくとも略非対称であればよく、必ずしも略直交に限定されるものではない。
〔前部パネル及び後部パネルの相互の接合構造〕
次に、前部パネル11及び後部パネル12の相互の接合構造について説明する。図5は、図3の接合部分の拡大断面図、図6は、接合構造を示す斜視図である。これら図5、6に示すように、後部パネル12における前部パネル11への対向面には、その全周に渡り、柄部12fが形成されている。一方、前部パネル11における後部パネル12への対向面には、その全周に渡り、柄部12fに対応した形状の柄穴11fが形成されている。そして、柄部12fを柄穴11fに差し入れることで、前部パネル11及び後部パネル12が相互に接合されている。なお、前部パネル11及び後部パネル12の相互の接合構造は任意であり、例えば、ゴムパッキンを用いた防水構造を採用することもできる。
〔前部パネル及び後部パネルの形成方法〕
次に、前部パネル11及び後部パネル12の形成方法について説明する。図7は、本実施例1に係る前部パネルの木材の形取りを示す斜視図、図8は、本実施例1に係る後部パネルの木材の形取りを示す斜視図ある。これら図7、8に示すように、まず、無圧縮状態の原木30から木材31を形取る。なお、図7、8では原木30の木目を32として示す。
図9は、本実施例1に係る木材の形取りを示す平面図である。この図9に示すように、原木30から形取られる木材31としては、木目32に対する位置に応じて、木材31−1と、木材31−2と、木材31−3とが考えられる。本実施例1では、前部パネル11を形成するための木材31については、図9の木材31−1の位置で、かつ、図7のように長手方向が原木30の木材繊維方向Lwに沿うような方向で形取る。また、後部パネル12を形成するための木材31については、図9の木材31−1の位置で、かつ、図8のように長手方向が原木30の木材繊維方向Lwに略直交するような方向で形取る。なお、以降の工程に関しては前部パネル11及び後部パネル12は相互に同様に形成できるので、以下では前部パネル11の形成方法について説明する。
図10は、本実施例1に係る木材の圧縮工程を示す斜視図、図11〜13は、本実施例1に係る木材の各圧縮工程を順次示す縦断面図である。概略的には、図10に示すように、木材31が下型枠40と上型枠41との間でプレスされることで、主面部11a及び側面部11b〜11eを一体に備えた前部パネル11が形成される。
まず、木材31の形状について説明する。この木材31は、圧縮によって減少する容積をあらかじめ加えた形態で形取られている。具体的には、図11に示すように、主面部11aは圧縮によって減少する容積をあらかじめ加えた厚さW1を有し、側面部11b〜11eは、圧縮によって減少する容積をあらかじめ加えた厚さW2および高さT1を有して、それぞれ形取られている。そして、全体で幅H1を有して形取られている。また、主面部の厚さW1は、側面部の厚さW2よりも厚く形成してある。
次に、木材31と、下型枠40及び上型枠41との形状関係について説明する。図11〜13に示すように、木材31の外側面の曲面ROの曲率半径と、この曲面ROに対面する下型枠40の凹部40aの曲面RAの曲率半径とは、RO>RAの関係にある。一方、木材31の曲面RIの曲率半径と、上型枠41の凸部41aの曲面RBの曲率半径とは、RI>RBの関係にある。また、図12に示すように、下型枠40と上型枠41とが組み合わされた状態におけるこれら相互の空間は、木材31の圧縮後の前部パネル11の形状をなす。
次に、具体的な成形方法について説明する。まず、図11に示すように、木材31を下型枠40と上型枠41との間に配置する。また同時に、木材31を高温高圧の水蒸気雰囲気中に所定時間おくことによって、過剰に水分を吸収させて軟化させる。次いで、図12に示すように、上型枠41を下型枠40に嵌入させて木材31を圧縮する。そして、木材31に圧縮力を加えた状態のまま所定時間放置する。そして、最後に、高温高圧の水蒸気雰囲気を解いて下型枠40から上型枠41を離間して、図13に示すように、形成された前部パネル11を取り出す。取り出された前部パネル11は、主面部11aから側面部11b〜11eまでがほぼ均等な厚さW1′,W2′に圧縮され、側面部11b〜11eが高さT1′に圧縮される。また、湾曲部1cは、斜め方向に圧縮される。そして、前部パネル11は、全体として幅H1′に圧縮される。このように圧縮成形された前部パネル11は、繊維密度を増すことになるので全体に高い強度が付与される。
次に、本発明に係る圧縮木材による筐体構造の実施例2について説明する。本実施例2においては、上記実施例1の特徴に加えて、圧縮木材の一部を、圧縮木材に対して着脱自在に構成された着脱部とし、着脱部の木材繊維方向を、当該着脱部が着脱する圧縮木材の木材繊維方向と略同一にしたこと等を主たる特徴とする。なお、特に説明なき構造及び方法については、上述した実施例1と同様であり、同一の構成を同一の符号を付して説明する。
〔筐体の構成〕
図14は、実施例2に係る圧縮木材による筐体構造を用いた電子機器の後面方向からの斜視図、図15は、バッテリーカバーを取り外した状態における電子機器の分解斜視図である。これら各図に示すように、筐体70は、一対の圧縮木材である前部パネル71及び後部パネル72を組み合わせて構成されている。
〔前部パネル及び後部パネルの構成〕
これら前部パネル71及び後部パネル72の各々は、平板状の主面部71a、72aと、この主面部71a、72aの四周縁において非平行状に形成された側面部71b〜71e、72b〜72eとを一体に備える。そして、主面部71a、72a及び側面部71b〜71e、72b〜72eの各々の木材繊維方向は、前部パネル71と後部パネル72との相互の対向面P(図示省略)に対して略非対称である。
〔着脱部の構成〕
ここで、後部パネル72には、この後部パネル72に対して着脱自在に構成された着脱部としてのバッテリーカバー90が設けられている。このバッテリーカバー90は、後部パネル72の主面部72aの一部を方形状に切り取ることによって形成されている。このバッテリーカバー90は、その両側方に設けた係止部91を、主面部72aの開口部72fの側縁に係止または係脱させることで、この主面部72aに対して着脱自在とされている。なお、具体的な係止構造としては公知の構造を採用することができる。そして、図17のようにバッテリーカバー90を主面部72aから取り外した状態で、バッテリ92の交換を行うことができる。
〔後部パネルと着脱部との木材繊維方向〕
ここで、バッテリーカバー90の木材繊維方向は、当該バッテリーカバー90が着脱する主面部72aの木材繊維方向と略同一である。すなわち、図14に矢示するように、バッテリーカバー90の木材繊維方向が主面部72aの短手方向に略沿うように、当該バッテリーカバー90が形成および配置されている。したがって、主面部72aとバッテリーカバー90とが相互に同一の木材繊維方向を維持するので、実施例1と略同様に、筐体の剛性を向上させることができる。
次に、本発明に係る圧縮木材による筐体構造の実施例3について説明する。本実施例3においては、実施例2と同様に、着脱部の木材繊維方向を、当該着脱部が着脱する圧縮木材の木材繊維方向と略同一にしたこと等を主たる特徴とする。なお、特に説明なき構造及び方法については、上述した実施例2と同様であり、同一の構成を同一の符号を付して説明する。
〔筐体の構成〕
図16は、実施例3に係る圧縮木材による筐体構造を用いた電子機器の後面方向からの斜視図、図17は、バッテリーカバーを取り外した状態における電子機器の分解斜視図である。これら各図に示すように、筐体80は、一対の圧縮木材である前部パネル81及び後部パネル82を組み合わせて構成されている。
〔前部パネル及び後部パネルの構成〕
これら前部パネル81及び後部パネル82の各々は、平板状の主面部81a、82aと、この主面部81a、82aの四周縁において非平行状に形成された側面部81b〜81e、82b〜82eとを一体に備える。そして、主面部81a、82a及び側面部81b〜81e、82b〜82eの各々の木材繊維方向は、前部パネル81と後部パネル82との相互の対向面P(図示省略)に対して略非対称である。
〔着脱部の構成〕
ここで、後部パネル82には、この後部パネル82に対して着脱自在に構成された着脱部としてのバッテリーカバー100が設けられている。このバッテリーカバー100は、後部パネル82の一端部を分割することによって形成されている。すなわち、バッテリーカバー100は、後部パネル82の主面部82aおよび側面部82b、82dの一部と、側面部82cの全部分とを備えて構成されている。
ここで、前部パネル81におけるバッテリーカバー100への対向面には、柄部101が形成されており、バッテリーカバー100における前部パネル81への対向面には、柄部101に対応した形状の柄穴102が形成されている。そして、図17の矢示方向から、柄部101を柄穴102に差し入れつつ、バッテリーカバー100をスライドさせることで、図16のようにバッテリーカバー100を取付けることができる。なお、具体的な取付け構造としては公知の構造を採用することができる。そして、図17のようにバッテリーカバー100を後部パネル82から取り外した状態で、バッテリ103の交換を行うことができる。
〔後部パネルと着脱部との木材繊維方向〕
ここで、バッテリーカバー100の木材繊維方向は、後部パネル82の木材繊維方向と略同一である。すなわち、バッテリーカバー100の木材繊維方向が後部パネル82の短手方向に略沿うように、当該バッテリーカバー100が形成および配置されている。したがって、主面部82とバッテリーカバー100とが相互に同一の木材繊維方向を維持するので、実施例1と略同様に、筐体の剛性を向上させることができる。
〔実施例の変更および改良の可能性〕
最後に、上記実施例の変更の可能性について説明する。すなわち、上記説明した本発明に係る実施例における具体的な構成及び方法は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変および改良することができる。また、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、上記に記載されていない課題を解決したり、上記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
例えば、電子機器は、上記デジタルカメラに限らず、携帯電話、ICレコーダ、PDA、携帯テレビ、携帯ラジオ、各種家電製品のリモコン等として構成されてもよい。また、上記説明中において略平行や略直交と記述した構造においては、厳密な平行や直交でなく、本発明の機能を奏し得る程度の非平行や非直交をも含むことを意味する。特に、自然素材である木材を用いた構造であるため、少なくとも、通常の木材加工において発生し得る程度の誤差は許容されるものである。また、各実施例において説明した各部の寸法や比率はあくまで一例にすぎず、これら各部を上記とは異なる任意の寸法や比率で形成することができる。
また、圧縮木材の構成数は任意であり、例えば、2〜4枚の圧縮木材を相互に組み合わせることができる。また、圧縮木材の形状、および、圧縮木材を組み合わせて構成された筐体の形状は任意であり、例えば、筐体を円筒状や卵状に構成してもよい。また、木材圧縮の形成方法は、上記説明した方法に限定されず、例えば、平板状に切り取った木材を型枠でプレスすることで側面部を立ち上げると同時に圧縮を行ってもよい。あるいは、木材に対する圧縮方向も、説明した以外の方向にすることができ、また複数の圧縮方向から圧縮を行うこともできる。
さらに、圧縮木材を相互に直接的に組み合わせる他、間接的に組み合わせて筐体を構成してもよい。例えば、複数の圧縮木材を、金属や樹脂製の別部材を介して組み合わせてもよい。また、圧縮木材に着脱自在に設けられる着脱部は、実施例2、3のようなバッテリーカバーに限定されず、任意の機能を奏するための着脱部として構成することができる。
実施例に係る圧縮木材による筐体構造を用いた電子機器の斜視図である。 図1の電子機器の分解斜視図である。 図1の電子機器のA−A矢視断面図である。 主面部を概念的に示す斜視図である。 図3の接合部分の拡大断面図である。 接合構造を示す斜視図である。 実施例1に係る前部パネルの木材の形取りを示す斜視図である。 実施例1に係る後部パネルの木材の形取りを示す斜視図である。 実施例1に係る木材の形取りを示す平面図である。 実施例1に係る木材の圧縮工程を示す斜視図である。 実施例1に係る木材の各圧縮工程を順次示す縦断面図である。 実施例1に係る木材の各圧縮工程を順次示す縦断面図である。 実施例1に係る木材の各圧縮工程を順次示す縦断面図である。 実施例2に係る圧縮木材による筐体構造を用いた電子機器の後面方向からの斜視図である。 バッテリーカバーを取り外した状態における電子機器の分解斜視図である。 実施例3に係る圧縮木材による筐体構造を用いた電子機器の後面方向からの斜視図である。 バッテリーカバーを取り外した状態における電子機器の分解斜視図である。
符号の説明
1 電子機器
10、70、80 筐体
11、71、81 前部パネル
11a、12a、71a、72a、81a、82a 主面部
11b〜11e、12b〜12e、71b〜71e、72b〜72e、81b〜81e、82b〜82e 側面部
12、72、82 後部パネル
13 レンズ孔
14 モニタ孔
15 シャッター孔
16 端子孔
20 電子部
21 撮像レンズ
22 シャッターボタン
30 原木
31 木材
32 木目
40 下型枠
40a 凹部
41 上型枠
41a 凸部
72f 開口部
90、100 バッテリーカバー
91 係止部
92、103 バッテリ

Claims (4)

  1. 一対の圧縮木材を用いて構成され、所定の保持対象を保持する保持空間が内部に形成された筐体構造であって、
    上記一対の圧縮木材の各々は厚さ方向に圧縮されて成り、略方形状に形成された主面部と、当該主面部の四周縁の各々に形成されるものであって、当該主面部に対して非平行かつ一体に形成され、少なくとも一部の木材繊維が当該主面部の木材繊維と連続する側面部と、を備え、
    上記一対の圧縮木材の各々の主面部の木材繊維方向を、これら一対の圧縮木材の相互の対向面に対して略非対称とし、上記一対の圧縮木材を相互に組み合わせたこと、
    を特徴とする圧縮木材による筐体構造。
  2. 上記圧縮木材の主面部の木材繊維方向を、当該圧縮木材に対向する上記圧縮木材の主面部の木材繊維方向に対して略直交させたこと、
    を特徴とする請求項1に記載の圧縮木材による筐体構造。
  3. 上記一対の圧縮木材の各々の側面部の木材繊維方向を、上記対向面に対して略非対称としたこと、
    を特徴とする請求項1または2に記載の圧縮木材による筐体構造。
  4. 上記圧縮木材の一部を、当該圧縮木材に対して着脱自在に構成された着脱部とし、
    上記着脱部の木材繊維方向を、当該着脱部が着脱する上記圧縮木材の木材繊維方向と略同一にしたこと、
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の圧縮木材による筐体構造。
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