JP4251514B2 - ばら状凍結食品の製造方法及び製造装置 - Google Patents

ばら状凍結食品の製造方法及び製造装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、米飯、ピラフ・チャーハン等惣菜を含むばら凍結食品、及びグリーンピースその他の野菜その他を含む具等をIQF(ばら凍結)するための方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ばら凍結食品、例えばピラフ・チャーハン等のばら凍結には、凍結のための冷却面積を大きくするためにネットコンベアで米飯等を搬送しながら予冷室で予冷した後冷凍室で冷凍したり、あるいは、外周にネットを張った回転ドラム内に米飯類を供給し冷風をネットの外側から吹込んでほぐしと冷凍を行ない、ついで単粒化装置で凍結した塊を単粒に分割する方法および装置が知られている。
また、ネットコンベアを使用しないものに、特開平11−318362号で、米飯を空気を透過しないベルトコンベア上で搬送、攪拌しながら氷点下の冷却空気を吹付けて冷凍し、コンベアから出た後に単粒化装置で単粒化する方法および装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したネットコンベア上で凍結する方法や、回転ドラムのネット上で凍結する方法は、ネットの目穴に米飯類が付着して目詰まりを起す結果、冷却面積は必ずしも大きくならず、また、ネットの清掃には長時間を要するため、ネットに米飯類が付着したまま放置され、次の凍結作業が行なわれることが多いので、衛生的観点からは衛生レベルが低い。さらに、ネット上で凍結された米飯類は粒が接合して塊になって凍結されているものが多く、これを単粒化装置で分離する際に粒が破損することが多く、良好な品質のばら凍結品を得ることが困難であった。
また、上記空気を透過しないベルトコンベア上で搬送、攪拌しながら冷風を吹付けて凍結する方法及び装置では、ベルトコンベア上方から氷点下の冷却空気を吹付けて、米飯を搬送しながら攪拌、ほぐし、冷凍を行ない、凍結した米飯は、ベルトコンベアから搬出後に単粒化装置によって凍結粒の分離を行なっている。
凍結された米飯の粒は脆くなっているので単粒化の際に破損される粒が多く、即ち破損米率が高く、製品歩留まりが低い等の問題があった。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑み、ばら凍結食品の種類によってはコンベアから搬出後の単粒化工程を必要としない、ばら凍結食品の粒の破損率が低く、製品歩留まりが高い高品質のばら凍結食品を衛生的に製造す方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のばら状凍結食品の製造方法は、良熱伝導性ベルトを有するコンベアの上流側にピラフおよびチャーハンを含む米飯類を供給し、前記ベルトが走行する区域を上流側から複数の冷凍区域に区分けし、−20℃以下の複数の強冷凍区域の間に0〜−10℃の弱冷凍区域を挟んで異なる冷凍域を設定するとともに、夫々の冷凍区域のほぐし工程でほぐしを行ない冷凍する構成としてある。
【0006】
ばら凍結食品を凍結すると凍結度が高いほど脆くなり、ほぐしに際してばら凍結食品の粒が破損することがある。ほぐし工程に応じてばら凍結食品の凍結度合いや凍結状態をコントロールしてばら凍結食品の粒の破損を減じるために、本発明では、上流から下流にかけて複数の冷凍区域に分けてそれぞれの区域でのほぐしに最適な凍結度合いや凍結状態にしてほぐしを行なうものである。最初のほぐし工程には板状にされたばら凍結食品を供給して或る大きさの塊郡にほぐすのがよい。その際塊郡の表層は冷凍されて硬くなっているが、冷凍は内部までは進まず、内部は比較的柔らかい状態であるように冷凍条件をコントロールする。そうすると、焼豆腐が壊れにくいのと同様の理でほぐしに際してばら凍結食品の粒が破損しにくい。ほぐされて塊郡となったばら凍結食品が搬送ベルト上に重なり合うことなく満遍無く広がるように搬送ベルトの速度は薄板状のばら凍結食品の供給速度よりも速くするのがよい。
【0007】
上記最初のほぐしでは、ほぐされた後のばら凍結食品は比較的大きな塊状であり、つぎのほぐし工程では表層の凍結は内部に進み、しかも全体として温度があまり低くない適度の温度に凍結した状態にしてほぐすために、弱冷凍区域を設けて前記塊をさらに小塊にほぐす。このようにして、区域毎にばら凍結食品を最適の温度にしてほぐし、最終的にはほぼ単粒化したばら凍結食品を搬送ベルト上で所定温度まで凍結する。そのために、−20℃以下の複数の冷凍区域の間に0〜−10℃の弱冷凍区域を設ける。
【0008】
また、ばら凍結食品を早く各冷凍区域における最適冷凍状態にするために、前記搬送ベルトは良熱伝導性のベルトとする。前記ほぐしは、放射状櫛歯を有する回転櫛を用いて行なうのがよい。或は、搬送ベルト進行方向に対して直交する中心軸まわりを公転する前記搬送ベルト幅方向の棒状部材が搬送ベルト上のばら凍結食品に衝突することによってほぐしを行なう方法もよい。ばら凍結食品の種類によっては、冷凍区域を3段階に分けて、1次、3次冷凍区域では−20〜−40℃の気流を、2次冷凍区域では0〜−10℃の気流を搬送ベルトの上面に、好ましくは上下両面に吹付けることによって、搬送ベルト上のばら凍結食品を低温気流で冷却するとともに搬送ベルトも冷却してべルトを介しての奪熱(場合により与熱)も加わり、ばら凍結食品を早く所定の冷凍状態にすることができる。
【0009】
また、本発明に係わるばら状凍結食品の製造装置は、断熱壁で囲繞された横長の筐体内の長手方向にばら凍結食品を搬送する搬送ベルトコンベアを配設して長手方向の搬送空間を形成し、該搬送空間を隔壁により前記搬送空間の上流側から順に複数の冷凍区域に区画して−20℃以下の複数の強冷凍区域の間に0〜−10℃の弱冷凍区域を挟んで異なる冷凍域を設定し、これら各冷凍区域に夫々ほぐし手段を配設するとともに、前記各冷凍区域の最初の冷凍区域の入口側には前記ばら凍結食品を温度コントロールするとともに板状に成形して供給する供給手段を設けた構成としてある。
【0010】
そして、冷却手段は搬送ベルト上のばら凍結食品を早く冷凍区域に対する最適冷凍状態にするために、冷却気流を搬送ベルト上のばら凍結食品および搬送ベルトに吹付ける気流噴出手段を備え、ベルトは良熱伝導性の金属ベルトとするのがよい。ベルトの搬送面下面(裏面)からも冷却気流を吹付けることによりベルトの冷却を早め、ベルトを介してのばら凍結食品からの奪熱(場合により与熱)も加わり、ばら凍結食品を早く所定の冷凍状態にすることができるので、搬送ベルトの長さ、即ち装置の長さを短縮でき、ばら状凍結食品の製造時間を短縮できる。
【0011】
ほぐし手段は互いに噛合う固定櫛と放射状櫛歯を有する回転櫛の対で構成される。櫛目の粗さや櫛歯の形状、個数は冷凍区域によって最適に設定される。或は、ばら凍結食品の種類によっては放射状の櫛歯を有する回転櫛のみによってほぐすのもよい。或はまた、搬送ベルト幅方向の棒状部材が、前記搬送ベルト進行方向に対して直交する中心軸まわりに公転するように配置されるとともに、前記棒状部材が前記搬送ベルトの搬送面に最近接した時の前記搬送面との距離が調整可能で、前記公転方向が可変であるほぐし手段を用いるのもよい。
【0012】
ばら凍結食品を最初のほぐし手段に供給する供給手段は供給ベルト上でローラによりばら凍結食品を薄厚広幅の板状に成形して供給するのがよく、ローラに供給されるばら凍結食品が大幅に幅広の場合は、ローラの前にガイドを設けてばら凍結食品を切開き、複数の板状として各板の幅を減じてローラに供給することにより、ローラで圧延される際の内部応力を減じ、ばら凍結食品の粒の変形や破損を防止するように構成するのがよい。なお、ばら凍結食品の供給段階においてもばら凍結食品の温度コントロールを行ない、ばら凍結食品は次工程のほぐしに最適な温度状態にされる。
【0013】
(作用)
第1段階のほぐし工程では櫛目は比較的粗く、ばら凍結食品は固定櫛目で主として曲げによって分離されて或る個数の粒が接続した塊にされる。粒の表層部は比較的凍結が進んで硬化しているが内部は凍結が進んでおらずに比較的軟らかいので粒は全体として弾性があり、曲げによって破損することがなく、曲げ変形されても元に復元され、表面は硬いので櫛歯による傷を受けにくい。つぎの第2段階ではほぐし手段の櫛目が小さくされるので、粒と粒の凍結等による接合を分離するのに曲げのほかせん断力が重要になり粒自体の剛性が必要となる。一方粒同士の凍結接合力は温度が低いほど強くなり、両者の兼合いで粒を破損せずに凍結接合を分離する適温があり、第2段階のほぐしでは第1段階での表面凍結温度よりも温度を上げて粒全体を上記適温に近づけてほぐしを行なう。このように段階毎に櫛目の粗さと凍結温度を最適に設定してほぐしを行ない、最終的にはほぼ単粒化した後に一気に所定温度まで凍結する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載される寸法、材質、形状、その相対位置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は、本発明の第1実施例に係わるばら状ばら凍結食品の製造装置の概略構成図で、(A)は縦断面図、(B)は(A)におけるY矢視図、(C)は(A)におけるX1−X1矢視図、(D)は(A)におけるX2−X2断面図である。
図1において、断熱壁からなる筐体1内の空間は隔壁2、3、4、によって1次冷凍室A、2次冷凍室B、3次冷凍室C、および終室Dに区分けされている。
【0015】
ばら凍結食品10はドラム8を介して駆動される供給ベルト7に乗ってZ2方向に進み、ローラ9で薄厚幅広のばら凍結食品10aに成形される。該ローラ9は前記筐体に枢支され、図示しない駆動手段により回転駆動される。前記薄厚幅広に成形されたばら凍結食品10aは、ドラム6を介してZ1方向に駆動される搬送ベルト5上部に配設された固定櫛11と放射状の櫛歯を有する回転櫛12とからなる1次ほぐし装置によってある大きさの塊にほぐされる。前記回転櫛12の軸12aは前記筐体1に枢支され、図示しない駆動手段により回転駆動される。前記回転櫛12の放射数は図示の4つに限らず適宜設定され、櫛歯の形状も図1(C)に示す円形に限らず適切な形状が選定される。11aは前記固定櫛11を取付ける台で前記筐体1に固定されており、前記ばら凍結食品10aを前記固定櫛12に導く。ほぐされて或る大きさの塊郡にされたばら凍結食品10bが前記搬送ベルト5上に重なり合うことなく満遍無く広がるために前記搬送ベルト5の搬送速度は前記供給ベルト7の供給速度よりも大きく、例えば3〜6倍にされる。
【0016】
ばら凍結食品は冷凍の度合いが高いと脆くなるので、前記1次ほぐし装置に供給されるばら凍結食品10aは適当な温度に冷却されている。1次ほぐしで或る大きさの塊にほぐされたばら凍結食品10bは、前記2次冷凍室Bに入って冷凍度合いが調節され固定櫛13と回転櫛14とからなる2次ほぐし装置でさらに小さな塊にほぐされる。
前記固定櫛13は、前記搬送ベルト5上を搬送されてくる前記ばら凍結食品10bを掬い上げて前記固定櫛13の櫛歯部に集めるスクレーパ13aを備えており、前記筐体1に固定されている。前記回転櫛14は、前記筐体1に枢支され、図示しない駆動手段により回転駆動される。前記スクレーパ13aによって前記搬送ベルト5上から掬い上げられたばら凍結食品10bは、前記固定櫛13と回転櫛14の噛合いによってさらに小さな塊にほぐされて前記3次冷凍室に入る。
【0017】
前記3次冷凍室Cに入った前記ばら凍結食品10cは、固定櫛15と回転櫛16からなる3次ほぐし装置により前記2次ほぐしと同様にしてほぐされ、このほぐしによってほぼ単粒化したばら凍結食品10dは前記搬送ベルト上を搬送されながら所定の温度まで凍結されて前記終室Dに入り、滑走板20上を滑走して集積容器21に集積され、図示しない手段で前記筐体1の外部に取出される。
したがって、ほぐし装置の櫛目は、前記1次、2次、3次とほぐし工程が進むにしたがって櫛目の粗さは小さくされる。なお、図には、ほぐし装置は各冷凍室につき一装置が設けられているが、必要に応じて複数個設けてもよいことは勿論である。
【0018】
前記各冷凍室A、B、Cには前記搬送ベルト5より上部にスリット板17、18、19がそれぞれ配設してあり、これらスリット板17、18、19と前記搬送ベルト5の間の空間S1、S2、S3は、図1(D)に示す各冷凍室に対して設けられている排出管23を介して図示しない空気冷却器の空気取入れ口に連通されている。前記各冷凍室A、B、C内の空気温度はそれぞれ所定の温度に維持されており、これら所定温度の空気は前記スリット板17、18、19のスリットを通って前記搬送ベルト5に向って噴出し、該搬送ベルト5上のばら凍結食品10b、10c、10d及び該搬送ベルト5を冷却する。冷却した空気は前記排出管23を通って前記図示しない空気冷却装置に取入れられ、所定温度に冷却されて再び前記各冷凍室A、B、Cに還流される。このように前記スリット板17、18、19のスリットから噴出した低温空気が前記ばら凍結食品10b、10c、10dに衝突して冷却するので、ばら凍結食品表面での熱伝達率が大きく、早く冷却することができる。図1では前記ほぐし装置上部もスリット板で覆っているがこれは覆わなくてもよい。またローラ9は前記1次冷凍室A内に配置してあるがこれは該冷凍室Aの外部に配置する構成としてもよい。
【0019】
図2は、本発明の第2実施例に係わるばら状ばら凍結食品の製造装置の概略構成図で、(A)は縦断面図、(B)は(A)におけるX3−X3断面図であり、図1と同じ構成には同じ符号が付してある。図1と異なるのは、前記搬送ベルト5の下側にもスリット板17a、18a、19aを配設したことで、図2(B)に示すように、前記搬送ベルト5の搬送部上側空間S3と下側空間U3が各冷凍室に対して設けられている連通管22を介して連通され、また、前記スリット板17、18、19と前記搬送ベルト5により形成される空間(図2(B)においてはS3)が各冷凍室に対して設けられている排出管23aを介して各冷凍室に対して設けられている排出管23に連通されるとともに前記スリット板17a、18a、19aと前記搬送ベルト5により形成される空間(図2(B)においてはU3)も各冷凍室に対して設けられている排出管23bを介して前記排出管23に連通され、該排出管23は図示しない空気冷却器の空気取入れ口に接続され、所定温度に冷却後前記各冷凍室A、B、Cに還流される。
【0020】
このように前記搬送ベルト5の搬送面裏側からも低温空気を吹付けて前記搬送ベルトを冷却することにより、搬送中のばら凍結食品のベルトを介しての冷却(場合によっては与熱)が促進され、ばら凍結食品を所定の冷凍状態にするのに要する搬送距離と時間を短縮することができる。なお、前述した理由で、前記2次冷凍室B内の空気温度は前記1次及び3次冷凍室A、C内の空気温度よりも高く設定されるので、前記搬送ベルト5が前記1次冷凍室Aから前記2次冷凍室Bに入ったら与熱されることになる。前記搬送ベルト5の搬送面裏側にも所定温度の低温空気を衝突させて前記搬送ベルト5の温度を上げ、該搬送ベルト上のばら凍結食品10bの冷凍状態を早く所定の状態にすることができる。
【0021】
図3は、本発明の第3実施例に係わるばら状凍結食品の製造装置の横断面図で、断面位置は図2のX3−X3断面位置に該当する。筐体1の一側壁側に空気冷却器25と冷却された空気を筐体内空間に送出するファン26が装着されている。前記筐体1の前記空気冷却器25と反対側の側壁1aの内側に内側壁24が設けられ、該内側壁24には開口27を設けて前記搬送ベルト5の搬送部上側空間Cと下側空間C’とを連通している。前記搬送ベルト5の搬送部上側と下側にはスリット板19、19aが配設され、これらスリット板19、19aと前記搬送ベルト5によって形成される空間S3、U3は前記筐体1の前記空気冷却器側下部側壁1bの開口28、29によって前記空気冷却器25の空気取入れ口25aに連通している。前記空気冷却器25で所定温度に冷却された空気は前記ファン26によって前記空間C、C’に送られ、前記スリット板19、19aのスリットから噴出し、前記搬送ベルト5の搬送面及び搬送面裏面に衝突して冷却し、前記開口28、29を通って前記空気冷却器の空気取入れ口25aから前記空気冷却器25に入り、所定温度に冷却されて前記ファン26により前記空間C、C’に還流される。以上は一断面について説明したが他の冷凍室の断面についても同様である。
【0022】
図1、2においてスリット板は薄い網目に描いてあるが、スリットから噴出する気流に方向性を与えるために適当な厚さのスリット板としてもよい。
以上は冷却媒体を空気とした場合について説明したが、空気以外の例えば低温の窒素ガス或は炭酸ガスを用いてもよい。
【0023】
図4は、本発明の第4実施例に係わるばら状凍結食品の製造装置におけるばら凍結食品の供給装置を示す図で、(A)は平面図、(B)は(A)におけるX4−X4断面図である。ローラ9の中央部でばら凍結食品10の供給方向の上流側にガイド30が配置され該ガイド30は前記筐体1に固定されている。前記ばら凍結食品10は矢印Z2方向に送られており、前記ガイド30によって二股に切開かれて前記ローラに供給され、前記ローラで薄厚にされる。前記ばら凍結食品は一旦二股に切開かれるので個々の股の幅が半分になり、前記ローラで薄厚にされる際の、幅方向の圧延比が半分に小さくなので圧延される際の内部応力が小さくなり、米飯粒等の変形や破損が軽減される。前記ばら凍結食品10の幅が広い場合は前記ガイドの数を増やして切開かれる股の数を増やしてもよい。
【0024】
図5は、本発明の第5実施例に係わるばら状凍結食品の製造装置の概略構成図で、(A)は縦断面図、(B)は(A)における冷却空気槽31bを下側から見た斜視図であり、図1と同じ構成には同じ符号が付してある。
図1との相違は、搬送ベルト5の上側にはスリット板に換えて冷却空気槽31a、31b、31c、31dが配設され、各冷凍区域を区分する隔壁を設けてないことである。前記各冷却空気槽31a、31b、31c、31dの下側面には図5(B)に示すように、スリット33が多数明けられており、前記冷却空気槽31a、31b、31c、31d内の低温空気が前記スリット33から噴出して前記搬送ベルト上のばら凍結食品に衝突してこれを効果的に冷却する。前記各冷却空気槽31a、31b、31c、31dには、筐体1の内部或は外部に設置された図示しない空気冷却器によってそれぞれの冷凍区域に対する所定温度に冷却された空気が送給され、前記ばら凍結食品を冷却した空気は前記筐体の各冷却区域共通の空間に排出されて前記空気冷却器に取込まれ、所定温度にされて再び前記各冷却空気槽31a、31b、31c、31dに送給される。なお、図1の場合と同様に各冷却区域を隔壁で区分けし、冷却排風も各冷凍区域毎に対応する空気冷却器に導くように構成してもよい。この実施形態では、前記冷却空気槽内の空気温度を所定の低温に維持し、筐体内空間の温度は前記所定温度よりも多少高くてもよいので、筐体壁を通しての熱放散が少なくなり、所要エネルギーが節約できる。
【0025】
図6は、本発明の第6実施例に係わるばら状凍結食品の製造装置の概略構成図で、(A)は縦断面図、(B)は(A)における冷却空気槽32bを上側から見た斜視図である。図5と同じ構成には同じ符号が付してある。図5との相違は搬送ベルト5の搬送面裏側の下部にも冷却空気槽32a、32b、32cを配置したことで、前記搬送ベルトの両面から所定温度の低温空気を吹付けることにより搬送面上のばら凍結食品を早く所定の冷凍状態にすることができる。
【0026】
なお、前記第5、第6実施例においても空気以外の例えば低温の窒素ガス或は炭酸ガスを用いてもよい。その場合は前記低温空気槽には液体窒素あるいは液体二酸化炭素を送給し、前記スリットに換えてノズルから前記液体窒素あるいは液体二酸化炭素を噴出してガス化し、前記ばら凍結食品を冷却する。
【0027】
図7は、本発明の第7実施例に係わるばら状凍結食品の製造装置の概略構成図で、図2と同じ構成には同じ符号が付してある。本実施例では、ばら凍結食品が供給ベルト7から搬送ベルト5上に移行される際のほぐし手段、及び供給ベルト7上のばら凍結食品10よりも薄層にされて搬送ベルト5上を搬送されるばら凍結食品10aのほぐし手段に、それぞれ放射状の櫛歯を有する回転櫛12、14、16を用いる。この実施例では、ばら凍結食品を冷却し、冷凍する方式は図2に同じ方式で描かれているが、図1、図5、及び図6の方式を採用してもよいことは勿論である。前記ばら凍結食品の薄層化は搬送ベルト5の速度を供給ベルト7の速度よりも速くすることによって行なわれる。搬送ベルト上のばら凍結食品まで薄層化する前段階として供給ベルト7上でローラによる薄層化を行なってもよい。本実施例の回転櫛のみによるほぐしでは、ばら凍結食品の種類によっては搬送ベルト上での単粒化が困難な場合があり、その際には凍結食品は、搬送ベルトから搬出された後に単粒化装置35で単粒化される。
【0028】
図8は、本発明の第8実施例に係わるばら状凍結食品の製造装置におけるばら凍結食品のほぐし装置の構成図で、(A)は側面図で、詳しくは(B)におけるY2−Y2断面図、(B)は(A)におけるY1−Y1断面図である。複数の櫛歯14aを有する回転櫛14の櫛目14bに対応する搬送ベルト5上には、搬送方向の上流側に向って幅狭で、図示しない方法で筐体1(図1参照)に固定された固定棒35で固定されれた固定ガイド34が配置される。前記回転櫛は図示しない方法により矢印a方向に回転駆動される。前記搬送ベルト5に満遍無く広がって矢印Z1方向に搬送されるばら冷凍食品は前記固定ガイドによって分流され、前記各回転櫛の各櫛目通路に寄せ集められてその厚さが増大した所を前記回転櫛の櫛歯によってほぐされる。ほぐされたばら冷凍食品は前記固定ガイドを出たところで前記搬送ベルトの幅方向にも広がり、再びほぼ均一な厚さに広がるが、要すればほぐし装置の後流にならし装置を設けてもよい。このように、本ほぐし装置によれば、ほぐし時のみ搬送されるばら凍結食品層の厚さが増大されてほぐしが効果的になされ、その他の時は搬送ベルト上に満遍無く広がっているので冷却が一様に効率良くなされる。
【0029】
図9は、本発明の第8実施例に係わるばら状凍結食品の製造装置におけるばら凍結食品のほぐし装置の構成図で、(A)は側面図、(B)は(A)におけるX5−X5断面図である。軸41に固着された側壁板42、42に複数個の棒状部材43が張り渡されて1個の籠状体のほぐし装置40を構成する。該ほぐし装置40は、前記軸41を搬送ベルト5の進行方向に対して直角方向に配置し、図示しない駆動装置により回転駆動される。前記軸41の回転に伴い前記棒状部材43は前記軸41の中心軸まわりに公転し、前記棒状部材が前記搬送ベルト5の搬送面上のばら凍結食品に衝突してこれをほぐす。前記棒状部材43が前記搬送面に最近接したときの該搬送面と前記棒状部材との距離hが調節可能に構成される。この調節は、前記棒状部材を側壁板上で移動して行なってもよく、前記回転軸を前記搬送面に対して上下方向に移動することによって行なってもよい。前記棒状部材は、ピアノ線等の鋼線としてもよいし、その断面形状は図示の円形に限らず、他の形状でもよい。ばら冷凍食品の種類及び搬送面上の厚さに応じて前記棒状部材の形状、個数、前記距離hを選定する。前記軸41の回転駆動方向を、或る時間間隔で正逆方向に切替えることによって、搬送面上のばら冷凍食品が前記ほぐし装置40付近で搬送方向下流側あるいは上流側に一部厚層が生じることなく、略均一厚さで搬送される。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ばら凍結食品、例えばピラフ・チャーハン等のばら凍結を、良熱伝性の搬送ベルトの搬送区域を複数の冷凍区域に区分けし、−20℃以下の複数の強冷凍区域の間に0〜−10℃の弱冷凍区域を挟んで異なる冷凍域を設定してほぐしを行い、最終ほぐし後ほぼ単粒化したばら凍結食品を所定温度まで凍結することによって、粒破損の少ない高品質のバラ状凍結食品を、歩留まり良く、衛生的に製造することができる。また、ばら凍結食品の種類によって搬送ベルト上での単粒化が困難な場合も、各冷凍区域のばら凍結食品のほぐれ状態に応じた最適のほぐし条件でほぐすことにより、ばら凍結食品の粒破損を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係わるばら状凍結食品の製造装置の概略構成図で、(A)は縦断面図、(B)は(A)におけるY矢視図、(C)は(A)におけるX1−X1矢視図、(D)は(A)におけるX2−X2断面図である。
【図2】 本発明の第2実施例に係わるばら状凍結食品の製造装置の概略構成図で、(A)は縦断面図、(B)は(A)におけるX3−X3断面図である。
【図3】 本発明の第3実施例に係わるばら状凍結食品の製造装置の横断面図である。
【図4】 本発明の第4実施例に係わるばら状凍結食品の製造装置におけるばら凍結食品の供給装置を示す図で、(A)は平面図、(B)は(A)におけるX4−X4断面図である。
【図5】 本発明の第5実施例に係わるばら状凍結食品の製造装置の概略構成図で、(A)は縦断面図、(B)は(A)における冷却空気槽31bを下側から見た斜視図である。
【図6】 本発明の第6実施例に係わるばら状凍結食品の製造装置の概略構成図で、(A)は縦断面図、(B)は(A)における冷却空気槽32bを上側から見た斜視図である。
【図7】 本発明の第7実施例に係わるばら状凍結食品の製造装置の概略構成図である。
【図8】 本発明の第8実施例に係わるばら状凍結食品の製造装置におけるほぐし装置の構成図である。
【図9】 本発明の第9実施例に係わるばら状凍結食品の製造装置におけるばら凍結食品のほぐし装置の構成図である。
【符号の説明】
1 筐体
2、3、4 隔壁
5 搬送ベルト
6 ドラム
7 供給ベルト
8 ドラム
9 ローラ
10 ばら凍結食品
11 固定櫛(1次ほぐし)
12 回転櫛(1次ほぐし)
13 固定櫛(2次ほぐし)
14 回転櫛(2次ほぐし)
15 固定櫛(3次ほぐし)
16 回転櫛(3次ほぐし)
17 スリット板
18 スリット板
19 スリット板
20 滑走板
21 集積容器
22 連通管
23 排出管
24 内側壁
25 空気冷却器
26 ファン
27 開口
28 開口
29 開口
30 ガイド
31 冷却空気槽
32 冷却空気槽
33 スリット
34 固定ガイド
35 固定棒
41 軸
42 側壁板
43 棒状部材

Claims (16)

  1. 良熱伝導性ベルトを有するコンベアの上流側にピラフおよびチャーハンを含む米飯類を供給し、前記ベルトが走行する区域を上流側から複数の冷凍区域に区分けし、−20℃以下の複数の強冷凍区域の間に0〜−10℃の弱冷凍区域を挟んで異なる冷凍域を設定するとともに、夫々の冷凍区域のほぐし工程でほぐしを行ない冷凍することを特徴とするばら状凍結食品の製造方法。
  2. 前記良熱伝導性ベルトが空気を通さない薄板金属板状ベルトである請求項1記載のばら状凍結食品の製造方法。
  3. ベルトコンベアの上流側に供給される前記ばら凍結食品は供給部で温度コントロールされるとともに板状にして供給され、前記ベルトの走行速度は前記供給速度よりも大きいことを特徴とする請求項1記載のばら状凍結食品の製造方法。
  4. 前記ほぐし工程は放射状櫛歯を有する回転櫛を用いてほぐしを行なうことを特徴とする請求項1記載のばら状凍結食品の製造方法。
  5. 前記ほぐし工程は前記搬送ベルト進行方向に対して直交する中心軸まわりを公転する前記搬送ベルト幅方向の棒状部材が前記搬送ベルト上の凍結食品に衝突することによってほぐしを行なうことを特徴とする請求項1記載のばら状凍結食品の製造方法。
  6. 前記冷凍区域を3段冷凍区域に設定するとともに、その冷却手段は前記ベルトの搬送面上面側に冷却気流(空気、窒素、CO等)を吹付ける冷却手段で前記冷却気流の温度が前記1次および3次冷却区域では−20〜−40℃、前記2次冷凍区域では0〜−10℃であることを特徴とする請求項1記載のばら状凍結食品の製造方法。
  7. 断熱壁で囲繞された横長の筐体内の長手方向にばら凍結食品を搬送する搬送ベルトコンベアを配設して長手方向の搬送空間を形成し、
    該搬送空間を隔壁により前記搬送空間の上流側から順に複数の冷凍区域に区画して−20℃以下の複数の強冷凍区域の間に0〜−10℃の弱冷凍区域を挟んで異なる冷凍域を設定し、
    これら各冷凍区域に夫々ほぐし手段を配設するとともに、
    前記各冷凍区域の最初の冷凍区域の入口側には前記ばら凍結食品を温度コントロールするとともに板状に成形して供給する供給手段を設けたことを特徴とするばら状凍結食品の製造装置。
  8. 前記各冷凍区域のベルトの搬送面上面側に、冷却気流を該ベルトに向って噴出する気流噴出手段を設けたことを特徴とする請求項7記載のばら状凍結食品の製造装置。
  9. 前記ベルトを良熱伝導性の空気を通さない金属板で形成した請求項7記載のばら状凍結食品の製造装置。
  10. 前記ほぐし手段は互いに噛合う固定櫛と放射状櫛歯を有する回転櫛の対で構成したことを特徴とする請求項7記載のばら状凍結食品の製造装置。
  11. 前記供給手段は供給コンベアベルト上で回転ローラによって前記ばら凍結食品を薄厚幅広にする拡幅供給コンベアであり、前記冷凍区域側の搬送コンベアの搬送速度は前記供給コンベアの供給速度よりも大きくすることによって前記搬送コンベア上の前記ばら凍結食品の層厚さをさらに薄くすることを特徴とする請求項7記載のばら状凍結食品の製造装置。
  12. 前記供給手段は前記回転ローラの上流側に厚板状で送られてくるばら凍結食品を切開くガイドを供給コンベア上に配設して構成され、切開きによって幅を減じた複数の厚板状ばら凍結食品を前記回転ローラによって薄厚幅広に成形することによって成形時に前記ばら凍結食品の内部に生じる応力を減じ米飯粒の変形、破損を防止することを特徴とする請求項11記載のばら状凍結食品の製造装置。
  13. 前記ほぐし手段は放射状の櫛歯を有する回転櫛であることを特徴とする請求項7記載のばら状凍結食品の製造装置。
  14. 前記ほぐし手段は放射状の櫛歯を有する回転櫛と、該回転櫛の櫛目位置に対応するベルトの搬送面上に配置され、該搬送面上を搬送されてくるばら凍結食品を、上流側に向って幅狭になった固定ガイドによって、前記回転櫛の櫛歯通路に分流案内する固定ガイドからなるほぐし手段を含むことを特徴とする請求項7記載のばら状凍結食品の製造装置。
  15. 前記ほぐし手段は、前記搬送ベルト幅方向の棒状部材が前記搬送ベルト進行方向に対して直交する中心軸まわりを公転するように配設されるとともに、前記棒状部材が前記搬送ベルトの搬送面に最近接した時の前記搬送面から前記棒状部材までの距離が調節可能であり、前記棒状部材が前記搬送ベルト上のばら冷凍食品に衝突することによってほぐしを行うほぐし手段を含むことを特徴とする請求項7記載のばら状凍結食品の製造装置。
  16. 前記棒状部材の前記公転方向を可変とし、該公転方向を前記搬送ベルト進行方向に対して正転方向と逆転方向にある時間間隔で変更することを特徴とする請求項15記載のばら状凍結食品の製造装置。
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