JP4251470B2 - 脂肪鎖を有する非イオン性の両親媒性ポリマーと水溶性の増粘ポリマーを組合せて含有するケラチン繊維の脱色用無水組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1つの非イオン性の両親媒性ポリマーと少なくとも1つの水溶性の増粘ポリマーを組合せて含有するケラチン繊維を脱色するための無水組成物、及び使用準備が整った脱色用組成物の調製のためのこれらの組成物の使用、これらの組成物を使用するケラチン繊維の脱色方法、及びこのような組成物を収容する包装キットに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
過酸化試薬、例えばアンモニウム又はアルカリ金属の過硫酸塩、過ホウ酸塩又は過炭酸塩を含有する脱色用パウダーは、使用時に過酸化水素水組成物と組合せられて、一般的に毛髪の脱色に使用される。過酸化塩及び過酸化水素は酸性媒体中で比較的安定しているため、酸素を充分に発生させるためには、塩基性のpHでそれらを活性化させる必要がある。よって、アルカリ性化合物、例えばアミン類及びアルカリ性シリケート類が、脱色用パウダーに通常添加される。
【0003】
毛髪の脱色の分野において、脱色用組成物は、顔に又は脱色される領域を越えて流れ落ちる危険性を回避し、頭髪の所定領域に的確に適用するのに十分な粘度を有することが、一般的に求められている。
増粘又はゲル化効果は、通常は、伝統的な増粘剤、例えばセルロース誘導体、デンプン誘導体、アルギナート類又は増粘シリカート類により得られる。
【0004】
しかしながら、これら伝統的な増粘剤を使用すると、最終的な脱色用組成物の粘度が、経時的に大きく減少してしまう。
よって、所望の脱色効果が得られるのに必要な時間、一般的には10分から1時間、高粘度を保持することができる増粘系が必要とされている。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本出願人は、驚くべきことに、従来の水溶性の増粘剤と少なくとも1つの脂肪鎖を有する非イオン性の両親媒性ポリマーとを組合せることで、脱色用組成物の経時的粘度保持力をかなり改善できることを見いだした。
また、このような増粘系は、公知の増粘系よりも、過酸化水素水組成物でより希釈可能であることも見いだした。
【0006】
よって、本発明の主題の一つは、脱色に適した媒体中に、少なくとも1つのアルカリ性剤、少なくとも1つの過酸化塩、及び、
− 少なくとも1つの水溶性の増粘ポリマーと
− 少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1つの非イオン性の両親媒性ポリマー、
を組合せたものをさらに含有してなる、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維の脱色用無水組成物にある。
【0007】
また、本発明の主題は、使用準備が整った脱色用組成物の調製のためのこのような組成物の使用にある。
【0008】
本発明のさらなる主題は、上述した脱色用無水組成物を使用するケラチン繊維の脱色方法、並びにこのような組成物を収容する包装キットにある。
本発明の他の主題は、以下の記載及び実施例を読むことにより明らかになるであろう。
【0009】
本発明で使用可能な水溶性の増粘ポリマーには、従来より化粧品に使用されている合成の水溶性ポリマー、又は天然由来のもの全てが含まれる。
合成の増粘ポリマーの例としては、例えばポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリアクリルアミドメチルプロパンスルホン酸又はそれらのコポリマーを挙げることができ、これらのポリマーは架橋していても、架橋していなくてもよい。
【0010】
本発明で使用可能な天然由来の増粘ポリマーは、少なくとも1つの糖単位を含有するポリマー、すなわち:
(a)非イオン性のグアーガム類;
(b)微生物由来のバイオ多糖類ガム類(biopolysaccharide gums)、例えばスクレログルカン及びキサンタンガム;
(c)植物滲出液から得られるガム類、例えばアラビアガム、ガッチガム(ghatti gum)、カラヤガム(karaya gum)又はトラガカントガム;
(d)藻類から抽出されるガム類、例えばカラゲーニン又は寒天;
(e)植物抽出物から得られるガム類、例えばキャロブガム(carob gum)、又は果肉から抽出されるペクチン類;
(f)アルギナート類;
(g)デンプン類;及び
(h)ヒドロキシアルキルセルロース類及びカルボキシアルキルセルロース類;
である。
【0011】
本発明において、「糖単位」という表現は、単糖部分、又は同種の糖単位(オリゴ-又はポリホロシド類(polyholosides))、又は数種の異なる糖単位(オリゴ-又はポリヘテロシド(polyheterosides))からなるオリゴ-又は多糖部分を意味する。
これら全てのポリマーの糖単位は、一又は複数の置換基、例えばアルキル基が1〜4の炭素原子を有するアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アシルオキシ又はカルボキシル基を担持することもできる。
【0012】
非イオン性のグアーガム類は、変性したもの又は未変性のものであってよい。未変性のグアーガム類は、例えばユニペクチン社(Unipectine)からヴィドガム(Vidogum)GH175の名称で、またメイホール社(Meyhall)からジャガー(Jaguar)Cの名称で販売されている製品である。
【0013】
また本発明においては、C1-C4ヒドロキシアルキル基、例えばヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル及びヒドロキシブチル基で変性された非イオン性のグアーガム類も使用可能である。
これらの変性グアーガム類は、従来技術においてもよく知られているものであり、適切なアルキレンオキシドとグアーガムを反応させることにより調製することができる。
ヒドロキシアルキル化度(当初のフリーのヒドロキシル基の数に対する、固定されたアルキレンオキシド分子の数の比)は好ましくは0.4〜1.2である。
【0014】
このような変性された非イオン性のグアーガム類は、例えばローン・プーラン社(Rhone-Poulenc)(メイホール社)からジャガーHP8、ジャガーHP60、ジャガーHP120、ジャガーDC293及びジャガーHP105の名称で、またアクアロン社(Aqualon)からガラクタソール(Galactasol)4H4FD2の名称で販売されている。
【0015】
微生物由来のバイオ多糖類ガム類、例えばスクレログルカンガム又はキサンタンガム、植物滲出液から得られるガム類、例えばアラビアガム、ガッチガム、カラヤガム又はトラガカントガム、藻類抽出物、例えばカラゲーニン又は寒天、植物抽出物、例えばキャロブガム又はペクチン、アルギナート類、デンプン類及びヒドロキシアルキルセルロース類及びカルボキシメチルセルロース類は、従来からよく知られているものであり、特にロバート・エル・デイビッドソン(Robert L. Davidson)により、マグローヒル社(McGraw Hill Book Company)から出版(1980)された「水溶性ガムと樹脂のハンドブック(Handbook of Water Soluble Gums and Resins)」に記載されている。
【0016】
これらのガム類の中で、スクレログルカン類は、サノフィ・バイオ・インダストリー(Sanofi Bio Industries)からアクチガム(Actigum)CS、特にアクチガムCS11、及びアルバン・ミュラー・インターナショナル(Alban Muller International)からアミゲル(Amigel)の名称で販売されている製品である。
また、他のスクレログルカン類、例えば仏国特許出願第2633940号に記載されているグリオキサールで処理されたスクレログルカンを使用することもできる。
【0017】
本発明の組成物において、増粘剤として使用可能なキサンタンガムは、ニュートラスイート・ケルコ社(Nutrasweet Kelco)からケルトロール(Keltrol)、ケルトロールT、ケルトロールTF、ケルトロールBT、ケルトロールRD及びケルトロールCGの名称で、又はローディア・チミー社(Rhodia Chimie)からローディケア(Rhodicare)S及びローディケアHの名称で販売されている製品である。
【0018】
ヒドロキシアルキルセルロース類は、一般的にヒドロキシ(C1-C4アルキル)セルロース、特にヒドロキシエチルセルロースである。例えばアメルコール社(Amerchol)からセロサイズ(Cellosize)QP3L、セロサイズQP4400H、セロサイズQP30000H、セロサイズHEC30000A又はセロサイズ・ポリマーPCG10、ハーキュレス社(Hercules)からナトロソール(Natrosol)250HHR、ナトロソール250MR、ナトロソール250M、ナトロソール250HHXR、ナトロソール250HHX、ナトロソール250HR又はナトロソールHX、又はヘキスト社(Hoechst)からチロース(Tylose)H1000の名称のものを入手できる。
【0019】
また、ヒドロキシアルキルセルロース類は、アクアロン社からクリューセル(Klucel)EF、クリューセルH、クリューセルLHF、クリューセルMF及びクリューセルGの名称で販売されているヒドロキシプロピルセルロースであってもよい。
【0020】
好ましく使用されるカルボキシアルキルセルロース類はカルボキシメチルセルロースであり、アクアロン社からブラノース(Blanose)7M8/SF、ブラノース・ラフィネ(Raffinee)7M、ブラノース7LF、ブラノース7MF、ブラノース9M31F、ブラノース12M31XP、ブラノース12M31P、ブラノース9M31XF、ブラノース7H、ブラノース7M31又はブラノース7H3SXF、ハーキュレス社からアクアソーブ(Aquasorb)A500及びアンバーガム(Ambergum)1221、又はモンテロ社(Montello)からセロゲン(Cellogen)HP810A及びセロゲンHP6HS9、又はアヴェベ社(Avebe)からプリメローズ(Primellose)の名称で販売されているものである。
【0021】
本発明の脱色用無水組成物において従来の増粘剤として特に好ましく使用可能な水溶性の増粘ポリマーは、グアーガム、グアーガム誘導体又はヒドロキシアルキルセルロースである。
上述した水溶性の増粘剤(類)は、無水組成物に対して0.03〜30重量%の割合、好ましくは0.3〜15重量%の割合で一般的に使用される。
【0022】
上述した有利なレオロジー特性、すなわち経時的に安定した高い粘度、さらには高い希釈度を得るために、本発明においては上述した水溶性の増粘ポリマーに、少なくとも1つの脂肪鎖を有する非イオン性の両親媒性ポリマーを添加することが必要である。
【0023】
本発明で使用可能な少なくとも1つの脂肪鎖を有する非イオン性の両親媒性ポリマーには、例えば:
− 少なくとも1つの脂肪鎖を有する基、例えばアルキル基が好ましくはC8-C22であるアルキル、アリールアルキル又はアルキルアリール基で変性されたセルロース類又はヒドロキシアルキルセルロース類で、例えばアクアロン社の製品であるナトロソール・プラス・グレード(Natrosol Plus Grade)330CS、ベロール・ノーベル社(Berol Nobel)の製品であるベルモコール(Bermocoll)EHM100、又はハーキュレス社のポリサーフ(Polysurf)67、又はポリアルコキシル化アルキルフェノール基で変性されたもの、例えばアメルコール社(Amerchol)の製品であるアメルセル(Amercell)・ポリマーHM-1500;
− 少なくとも1つのC8-C22脂肪鎖を有する基で変性されたヒドロキシプロピルグアー類、例えば、ランベルティ社(Lamberti)の製品であるイスアフロー(Esaflor)HM22(C22アルキル鎖)、又はローン・プーラン社の製品であるミラケア(Miracare)XC95-3(C14アルキル鎖)及びRE205-1(C20アルキル鎖);
− C8-C30アルキル又はアルケニル型の少なくとも1つの脂肪鎖を有するポリウレタン類、例えばサーボデルベン社(Servo Delben)の製品であるSER-AD・FX1100;
− デシル末端基を有するSMDI(飽和したメチレンジフェニルジイソシアナート)ポリエチレングリコール(類)のコポリマー;
− マルトデキストリンマトリックスを組合せた、アルキル(メチル/C18)末端基を有するSMDI(飽和したメチレンジフェニルジイソシアナート)ポリエチレングリコール(類)のコポリマー;
− アクゾ社(Akzo)からエルファコス(Elfacos)T212の名称で販売されている、オキシエチレン化(66EO)及びオキシプロピレン化(14PO)されたC10-C18アルコールのHMDI(ヘキサメチレンジイソシアナート)ジウレタン;
− 脂肪鎖を有する疎水性モノマーとビニルピロリドンのコポリマー、例えばISP社の製品であるアンタロン(Antaron)V216又はガネックス(Ganex)V216[ポリ(ビニルピロリドン/ヘキサデセン)]、アンタロンV220又はガネックスV220[ポリ(ビニルピロリドン/エイコセン)];
− 少なくとも1つの脂肪鎖を有する両親媒性モノマーと、(メタ)アクリル酸C1-C6アルキルのコポリマー;
− 少なくとも1つの脂肪鎖を有する疎水性モノマーと親水性の(メタ)アクリラートのコポリマー、例えばポリ(ポリエチレングリコールメタクリラート/ラウリルメタクリラート);
が含まれる。
C10-C20アルキル型の少なくとも1つの脂肪鎖を有するポリウレタン類、及び少なくとも1つのC8-C22アルキル基を有する基で変性されたヒドロキシエチルセルロース類が特に好ましい。
【0024】
これら非イオン性の両親媒性ポリマーは、脱色用無水組成物の全重量に対して0.03〜30重量%の割合、好ましくは0.3〜15重量%の割合で使用される。
水溶性の増粘ポリマーに対する少なくとも1つの脂肪鎖を有する非イオン性の両親媒性ポリマーの重量比は、一般的に10/1〜1/10、好ましくは5/1〜1/5である。
【0025】
本発明の脱色用無水組成物は、少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1つの非イオン性の両親媒性ポリマーと、少なくとも1つの水溶性の増粘ポリマーとからなる増粘系に加えて、少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1つのアニオン性の両親媒性ポリマーを含有し得る。
アニオン性の両親媒性ポリマーが存在する場合、該ポリマーはさらに増粘剤として作用し、上述した増粘系の効果を増強することができる。
【0026】
前記ポリマーは、通常、
− フリーのカルボン酸官能基を担持するエチレン性不飽和を有する一又は複数のモノマーから誘導される親水性単位、及び
− 疎水性の側鎖を担持するエチレン性不飽和を有する一又は複数のモノマーから誘導される疎水性単位、及び場合によっては
− 一又は複数の多価不飽和モノマーから誘導される架橋単位、
を含有する架橋した又は架橋していない合成コポリマーである。
【0027】
カルボン酸官能基を担持するエチレン不飽和を有するモノマー(類)は、エタクリル酸、メタクリル酸及びアクリル酸、好ましくはメタクリル酸及びアクリル酸及びその混合物から選択される。
【0028】
疎水性の側鎖を担持するエチレン性不飽和を含有するモノマー(類)は、(i)不飽和カルボン酸の脂肪アルキルエステル類、又は(ii)アリル脂肪アルキルエーテル類であり得る。
【0029】
(i)不飽和カルボン酸の脂肪アルキルエステル類は、例えばエタクリル酸、メタクリル酸及び/又はアクリル酸C10-C30、好ましくはC12-C22アルキルから選択される。
それらには、例えばアクリル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸デシル、アクリル酸イソデシル及びアクリル酸ドデシル、並びにそれに対応するメタクリラート類、すなわちメタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸イソデシル及びメタクリル酸ドデシルが含まれる。
【0030】
(ii)本発明のアニオン性の両親媒性ポリマーの疎水性単位を形成するアリル脂肪アルキルエーテル類は、次の式:
(I) CH2=CR'CH2-O-Bn-R
[上式中、
R'は水素原子又はメチル基を表し、
Bはエチレンオキシ基を表し、
nは0〜100の整数であり、
Rは8〜30、好ましくは10〜24、さらに好ましくは12〜18の炭素原子を有するアルキル、アリールアルキル、アリール、アルキルアリール及びシクロアルキル残基から選択される炭化水素ベース基を表す]
に相当するものである。
本発明において好ましい式(I)の単位の一つは、R'が水素原子を示し、nが10に等しく、Rがステアリル(C18)基を表す単位である。
【0031】
前記架橋モノマーは、少なくとも2つの非共役重合性二重結合を含有する化合物である。例としては、フタル酸ジアリル、(メタ)アクリル酸アリル、ジビニルベンゼン、(ポリ)エチレングリコールジメタクリラート、メチレンビスアクリルアミド、ポリアリルスクロース又はポリアリルペンタエリトリトールを挙げることができる。
【0032】
上述した種類のアニオン性の両親媒性ポリマー類は、例えば米国特許第3915921号及び同4509949号[(エタ/メタ)(eth/meth)アクリル酸と(エタ/メタ)アクリル酸C10-C30アルキルのコポリマー]、又は欧州特許第0216479号[(エタ/メタ)アクリル酸とアリル脂肪アルコールエーテル類のコポリマー]に記載されている。
【0033】
好ましいポリマー類の例としては:
− アクリル酸とアクリル酸C10-C30アルキルの架橋したポリマー、例えばグッドリッチ社(Goodrich)からペムレン(Pemulen)TR1、ペムレンTR2及びカルボポール(Carbopol)1382の名称で販売されているポリマー、
− アクリル酸とメタアクリル酸C10-C30アルキルの架橋したポリマー、例えばグッドリッチ社から販売されているカルボポールETD2020、
− オキシエチレン化されたメタクリル酸/アクリル酸エチル/メタクリル酸ステアリル(55/35/10)のターポリマー、
− オキシエチレン化(25EO)された(メタ)アクリル酸/アクリル酸エチル/メタクリル酸ベヘニルのターポリマー、及び
− 架橋したメタクリル酸/アクリル酸エチル/ステアレス(steareth)-10アリルエーテルのターポリマー、
を挙げることができる。
【0034】
これらアニオン性の両親媒性ポリマーは、必要であれば、脱色用無水組成物の全重量に対して0.03〜30%の割合で、本発明の脱色用無水組成物に存在する。
【0035】
上述したように、脱色用無水組成物は少なくとも1つのアルカリ性剤及び少なくとも1つの過酸化塩を含有する。
前記アルカリ性剤は、アンモニウム塩、例えばアンモニウムの塩化物、硫酸塩、リン酸塩又は硝酸塩、アルカリ金属又はアルカリ土類金属のケイ酸塩、リン酸塩又は炭酸塩、特にアルカリ金属のメタケイ酸塩から選択される。
過酸化塩は、アンモニウム又はアルカリ金属の過硫酸塩、過炭酸塩及び過ホウ酸塩から選択される。
過硫酸塩が好ましく使用され、中でも過硫酸ナトリウム及び過硫酸カリウムが主として使用される。
本発明の組成物は、無水組成物の全重量に対して20〜70重量%、好ましくは30〜60重量%の過酸化塩(類)を含有する。
【0036】
本発明の脱色用無水組成物は、取扱性及び適用性を容易にし、組成物の貯蔵性及び効果を改善し、処理される毛髪の美容特性を改善可能な任意の種類のアジュバントを含有してよい。
これらのアジュバントは、例えば酸素の放出を制御する薬剤、例えば炭酸マグネシウム及びマグネシア、アニオン性、非イオン性、カチオン性、両性又は双性の界面活性剤及びそれらの混合物、鉱物性又は植物性油、ロウ、顆粒状アジュバント、バインダー、鉱物性フィラー、例えばシリカ及びクレー、乳白剤、例えば酸化チタン、染料、金属イオン封鎖剤、香料及びカチオン性又は両性の直接付着性ポリマーである。
【0037】
言うまでもなく、当業者であれば、考えられる添加により、本発明の脱色用組成物に固有の有利な特性が悪影響を受けないか実質的に受けないように留意して、これら任意の付加的な化合物及びその量を選択するであろう。
【0038】
本発明で使用可能なカチオン性の直接付着性ポリマーは、毛髪の美容特性を改善するために、既にそれ自体公知の任意のもの、すなわち特に、欧州特許公開第337354号及び欧州特許公開第557203号、及び仏国特許第2270846号、同2383660号、同2598611号、同2470596号及び同2519863号に記載されているものから選択することができる。
【0039】
好ましいカチオン性ポリマーは、ポリマー主鎖の一部を形成可能であるか、又はそこに直接結合される側方置換基により担持され得る、第1級、第2級、第3級及び/又は第4級アミン基を有する単位を含むものから選択される。
一般的に使用されるカチオン性ポリマーは、約500〜5x106、好ましくは約103〜3x106の数平均分子量を有する。
【0040】
カチオン性の直接付着性ポリマーとしては、特にポリアミン、ポリアミノアミド及びポリ第4級アンモニウム等のポリマーを挙げることができる。
これらは公知の生成物である。それらは特に、仏国特許第2505348号又は同2542997号に記載されている。前記ポリマーとしては以下のものを挙げることができる。
【0041】
(1)次の式(II)、(III)、(IV)又は(V):
【化1】
[上式中:
R3は同一でも異なっていてもよく、水素原子又はCH3基を示し;
Aは同一でも異なっていてもよく、直鎖状又は分枝状で、1〜6、好ましくは2〜3の炭素原子を有するアルキル基、又は1〜4の炭素原子を有するヒドロキシアルキル基を表し;
R4、R5、R6、R7、R8及びR9は同一でも異なっていてもよく、1〜18の炭素原子を有するアルキル基又はベンジル基、好ましくは1〜6の炭素原子を有するアルキル基を表し;
R1及びR2は同一でも異なっていてもよく、水素又は1〜6の炭素原子を有するアルキル基、好ましくはメチル又はエチルを表し;
Xは、無機酸又は有機酸から誘導されるアニオン、例えばメトスルファートアニオン又はハロゲン化物、例えば塩化物又は臭化物を示す]
で表される少なくとも1つの単位を含有し、アクリル酸又はメタクリル酸エステル又はアミドから誘導されるホモポリマー又はコポリマー。
【0042】
またファミリー(1)のポリマーは、アクリルアミド、メタクリルアミド、ジアセトン-アクリルアミド、低級(C1-C4)アルキル類が窒素に置換されたメタクリルアミド又はアクリルアミド、アクリル酸又はメタクリル酸又はそれらのエステル類、ビニルラクタム類、例えばビニルピロリドン、又はビニルカプロラクタム、及びビニルエステル類のファミリーから選択され得るコポリマーから誘導される一又は複数の単位を含有し得る。
例えば、これら(1)族のポリマーとしては:
− 硫酸ジメチル又はジメチル-ハライドで第4級化されたジメチルアミノエチルメタクリラートとアクリルアミドのコポリマー、
− 例えば、欧州特許公開第080976号に記載されている、メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドとアクリルアミドのコポリマー、
− メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム-メトスルファートとアクリルアミドのコポリマー、
− 第4級化された又は第4級化されていないビニルピロリドン/ジアルキルアミノアルキルアクリラート又はメタクリラートのコポリマー(これらのポリマーは、仏国特許第2077143号及び同2393573号に詳細に記載されている)、
− ジメチルアミノエチルメタクリラート/ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドンのターポリマー、
− ビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピルジメチルアミンのコポリマー、及び
− 第4級化されたビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドのコポリマー、
を挙げることができる。
【0043】
(2)仏国特許第1492597号に記載されている、第4級アンモニウム基を含有するセルロースエーテル誘導体。また、これらのポリマーは、トリメチルアンモニウム基で置換されたエポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースの第4級アンモニウムとして、CTFA辞典に定義されている。
【0044】
(3)カチオン性セルロース誘導体、例えば、水溶性の第4級アンモニウムモノマーがグラフトしたセルロース誘導体又はセルロースコポリマーで、特に米国特許第4131576号に記載されているもの、例えば、特に、メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウム、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム又はジメチルジアリルアンモニウムの塩がグラフトした、ヒドロキシメチル−、ヒドロキシエチル−又はヒドロキシプロピルセルロースのようなヒドロキシアルキルセルロース。
【0045】
(4)特に、米国特許第3589578号及び同4031307号に記載されているカチオン性多糖類、例えばカチオン性トリアルキルアンモニウムを有するグアーガム。例えば、2,3-エポキシプロピルトリメチルアンモニウム塩(例えば、塩化物)で変性したグアーガムが使用される。
【0046】
(5)酸素、硫黄又は窒素原子、もしくは芳香環又は複素環が挿入されていてもよい、直線状又は分枝状鎖を有する二価のアルキレン又はヒドロキシアルキレン基と、ピペラジニル(piperazinyl)単位からなるポリマー、並びにこれらのポリマーが酸化及び/又は第4級化された生成物。このようなポリマーは、特に、仏国特許第2162025号及び同2280361号に記載されている。
【0047】
(6)特に、酸性化合物とポリアミンとの重縮合により調製された水溶性のポリアミノアミド類;これらのポリアミノアミド類は、エピハロヒドリン、ジエポキシド、二無水物(dianhydride)、不飽和の二無水物、ビス不飽和(bis-unsaturated)誘導体、ビス-ハロヒドリン、ビス-アゼチジニウム(bis-azetidinium)、ビス-ハロアシルジアミン、ビス-アルキルハライド、もしくは、ビス-ハロヒドリン、ビス-アゼチジニウム、ビス-ハロアシルジアミン、ビス-アルキルハライド、エピハロヒドリン、ジエポキシド又はビス不飽和誘導体と反応する二官能化合物の反応の結果生じたオリゴマーで架橋されていてもよく;架橋剤は、ポリアミノアミドのアミン基当たり0.025〜0.35モルの範囲内の割合で使用され;これらのポリアミノアミドは、それらが一又は複数の第3級アミン官能基を含有する場合には第4級化され、又はアルキル化され得るものである。このようなポリマーは、特に、仏国特許第2252840号及び同2368508号に記載されている。
【0048】
(7)ポリカルボン酸とポリアルキレンポリアミン類を縮合させ、続いて二官能剤でアルキル化して得られるポリアミノアミド誘導体。例えば、アルキル基が1〜4の炭素原子を含有し、好ましくはメチル、エチル又はプロピルを示す、アジピン酸/ジアルキルアミノヒドロキシアルキルジアルキレントリアミンのポリマーを挙げることができる。このようなポリマーは、特に、仏国特許第1583363号に記載されている。
これらの誘導体として、特にサンド社(Sandoz)から「カルタレチン(Cartaretine)F、F4又はF8」の名称で販売されている、アジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピル/ジエチレントリアミンのポリマーを挙げることができる。
【0049】
(8)3〜8の炭素原子を有する、飽和した脂肪族のジカルボン酸及びジグリコール酸から選択されるジカルボン酸と、少なくとも1つの第2級アミン基と2つの第1級アミン基を含有するポリアルキレンポリアミンを反応させて得られるポリマー。ポリアルキレンポリアミンとジカルボン酸のモル比は、0.8:1〜1.4:1であり;そこで得られるポリアミノアミドは、ポリアミノアミドの第2級アミンに対するエピクロロヒドリンのモル比が0.5:1〜1.8:1でエピクロロヒドリンと反応させる。このようなポリマーは、特に、米国特許第3227615号及び同2961347号に記載されている。
【0050】
(9)ジアルキルジアリルアンモニウム又はアルキルジアリルアミンのシクロポリマー、例えば、次の式(VI)又は(VII):
【化2】
[上式中、k及びtは0又は1であり、k+tの合計は1であり;R9は、水素原子又はメチル基を示し;R7及びR8は、互いに独立して、1〜22の炭素原子を有するアルキル基、アルキル基が好ましくは1〜5の炭素原子を有するヒドロキシアルキル基、又は低級(C1-C4)アミドアルキル基を示すか、又はR7とR8は、それらが結合している窒素原子と共同して、複素環基、例えばピペリジル(piperidyl)又はモルホリニル(morpholinyl)を示し得るもので;Y−は、アニオン、例えば臭化物、塩化物、アセタート、ボラート、シタラート、タータラート、ビスルファート、二亜硫酸塩、スルファート又はホスファートである]
に相当する単位を鎖の主な構成要素として含有するホモポリマー又はコポリマー。これらのポリマーは、特に、仏国特許第2080759号、及び追加特許書第2190406号に記載されている。
【0051】
(10)次の式:
【化3】
{上式中、
R10、R11、R12及びR13は同一でも異なっていてもよく、1〜20の炭素原子を有する脂肪族、脂環式又はアリール脂肪族(arylaliphatic)基、もしくは低級ヒドロキシアルキル脂肪族基を示すか、又はR10、R11、R12及びR13は、共同して、又は別々に、それらが結合する窒素原子とともに、窒素以外の第2のヘテロ原子を含有していてもよい複素環を形成するか、又はR10、R11、R12及びR13は、R14がアルキレンで、Dが第4級アンモニウム基である、-CO-NH-R14-D又は-CO-O-R14-D基、又はニトリル、エステル、アシル又はアミド基で置換される、直鎖状又は分枝状のC1-C6アルキル基を示し;
A1及びB1は、スルホキシド、スルホン、ジスルフィド、アミノ、アルキルアミノ、ヒドロキシル、第4級アンモニウム、ウレイド、アミド又はエステル基、又は一又は複数の酸素又は硫黄原子又は一又は複数の芳香環が主鎖に挿入、又は連結して含有されていてもよく、直鎖状又は分枝状で飽和又は不飽和であってよい、2〜20の炭素原子を有するポリメチレン基を表し、
X−は、無機酸又は有機酸から誘導されるアニオンを示し;
A1、R10及びR12は、それらが結合する2つの窒素原子とともにピペラジン環を形成可能で;A1が直鎖状又は分枝状で飽和又は不飽和のアルキレン又はヒドロキシアルキレン基を示す場合は、B1がまた、-(CH2)n-CO-D-OC-(CH2)n-基を示すことができ、
ここでDは:
a)式:-O-Z-O-のグリコール残基
[上式中、Zは、直鎖状又は分枝状の炭化水素基、又は次の式:
-(CH2-CH2-O)x-CH2-CH2-
-[CH2-CH(CH3)-O]y-CH2-CH(CH3)-
(上式中、x及びyは、定まった一つの重合度を表す1〜4の整数を示すか、あるいは、平均重合度を表す1〜4の任意の数を示す)
の一つに相当する基を示す];
b)ビス-セカンダリ(bis-secondary)ジアミン残基、例えばピペラジン誘導体;
c)式:-NH-Y-NH-のビス-プライマリ(bis-primary)ジアミン残基[上式中、Yは、次の式:
-CH2-CH2-S-S-CH2-CH2-;
で示される二価の基、又は直鎖状又は分枝状の炭化水素基を示す];
d)式:-NH-CO-NH-のウレイレン(ureylene)基;
を示す}
に相当する繰り返し単位を含有する第4級ジアンモニウムポリマー。
好ましくは、X−はアニオン、例えば塩化物又は臭化物である。
これらのポリマーは、一般的に1000〜100000の数平均分子量を有する。
この種のポリマーは、特に、仏国特許第2320330号、同2270846号、同2316271号、同2336434号及び同2413907号、及び米国特許第2273780号、同2375853号、同2388614号、同2454547号、同3206462号、同2261002号、同2271378号、同3874870号、同4001432号、同3929990号、同3966904号、同4005193号、同4025617号、同4025627号、同4025653号、同4026945号、及び同4027020号に記載されている。
【0052】
特に使用可能なポリマーは、次の式(IX):
【化4】
[上式中、
R15、R16、R17及びR18は同一でも異なっていてもよく、約1〜4の炭素原子を有するアルキル又はヒドロキシアルキル基を示し、n及びpは約2〜20の範囲の整数であり、X−は無機酸又は有機酸から誘導されるアニオンである]
に相当する繰り返し単位からなるものである。
【0053】
(11)次の式(X):
【化5】
[上式中、
R19、R20、R21及びR22は同一でも異なっていてもよく、水素原子、又はメチル、エチル、プロピル、β-ヒドロキシエチル、β-ヒドロキシプロピル又は-CH2CH2(OCH2CH2)pOH基を表し、
pは0に等しいか、又は1〜6の整数であり、
但し、R19、R20、R21及びR22は同時には水素原子を示さず、
r及びsは、同一でも異なっていてもよく、1〜6の整数であり、
qは0、又は1〜34の整数であり、
Xはハロゲン原子を示し、
Aは二ハロゲン化物(dihalide)の基、あるいは好ましくは-CH2-CH2-O-CH2-CH2-を示す]
で示される単位からなるポリ第4級アンモニウムポリマー。
このような化合物は、特に欧州特許公開第122324号に記載されている。
【0054】
(12)ビニルピロリドンとビニルイミダゾールの第4級ポリマー。
(13)ポリアミン類、例えば、CTFA辞典でポリエチレングリコール(15)獣脂ポリアミンの名称で称される生成物。
【0055】
(14)メタクリロイルオキシ(C1-C4)アルキルトリ(C1-C4)アルキルアンモニウム塩の架橋したポリマー、例えば、塩化メチルで第4級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルが単独重合、又は塩化メチルで第4級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルとアクリルアミドとが共重合し、単独重合又は共重合に続いて、オレフィン性不飽和を含有する化合物、特に、メチレンビスアクリルアミドで架橋することにより得られたポリマー。特に、鉱物性油に50重量%の、アクリルアミド/メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドの架橋したコポリマー(重量比 20:80)を含有せしめてなる分散液の形態で該ポリマーを使用することもできる。この分散液は、アライド・コロイヅ社(Allied Colloids)から「サルケア(Salcare)(登録商標)SC92」の名称で販売されている。また、鉱物性油又は液状エステルに、約50重量%のメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドの架橋したホモポリマーを含有せしめてなるものを使用することもできる。これらの分散液は、アライド・コロイヅ社からサルケア(登録商標)SC95及びサルケア(登録商標)SC96の名称で販売されている。
【0056】
本発明で使用可能な他のカチオン性の直接付着性ポリマーは、ポリアルキレンイミン類、特に、ポリエチレンイミン類、ビニルピリジン又はビニルピリジニウム単位を有するポリマー、ポリアミン類とエピクロロヒドリンの縮合物、ポリ第4級ウレイレン類及びキチン誘導体である。
【0057】
本発明で使用可能な両性の直接付着性ポリマーは、ポリマー鎖中にランダムに配された単位K及びMを含有するポリマーから選択可能であり、ここでKは少なくとも1つの塩基性窒素原子を含有するモノマーから誘導される単位を示し、Mは、一又は複数のカルボキシル基又はスルホン基を含有する酸性モノマーから誘導される単位を示すか、又はKとMは、カルボキシベタイン又はスルホベタインの双性イオン性モノマーから誘導される基を示してもよい。
また、KとMは、第1級、第2級、第3級又は第4級アミン基を有するカチオン性のポリマー鎖を示し得るもので、該アミン基の少なくとも1つは、炭化水素基を介して結合するカルボキシル基又はスルホン基を担持するものであり、又はK及びMは、α,β-ジカルボキシルエチレン単位を有するポリマー鎖の一部を形成し、該カルボキシル基の一つは、一又は複数の第1級又は第2級アミン基を有するポリアミンと反応させられたものである。
【0058】
上述した定義に相当する両性の皮膜形成ポリマーは、次のポリマーから選択される:
(1)例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、α-クロロアクリル酸のような、カルボキシル基を担持するビニル化合物から誘導されるモノマーと、例えば、特に、ジアルキルアミノアルキルメタクリラート及びアクリラート、ジアルキルアミノアルキルメタクリルアミド及び-アクリルアミドのような、少なくとも1つの塩基性原子を有する置換されたビニル化合物から誘導される塩基性モノマーとを共重合させることによって得られるポリマー。このような化合物は、米国特許第3836537号に記載されている。また、アクリル酸ナトリウム/アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドのコポリマーを挙げることもできる。
さらに、ビニル化合物は、ジアルキルジアリルアンモニウム塩、例えばジエチルジアリルアンモニウムクロリドを挙げることもできる。
【0059】
(2)a)アルキル基が窒素原子に置換されたメタクリルアミド及びアクリルアミドから選択される少なくとも1つのモノマー、
b)一又は複数の反応性カルボキシル基を有する、少なくとも1つの酸性のコモノマー、及び、
c)少なくとも1つの塩基性のコモノマー、例えば、アクリル及びメタクリル酸の第1級、第2級、第3級及び第4級アミン置換基を有するエステル、及び硫酸ジメチル又は硫酸ジエチルとジメチルアミノエチルメタクリラートとの第4級化した生成物、
から誘導される単位を含有するポリマー。
本発明において特に好ましい、N-置換されたアクリルアミド又はメタクリルアミドは、アルキル基が2〜12の炭素原子を有する基であり、特に、N-エチルアクリルアミド、N-tert-ブチルアクリルアミド、N-tert-オクチルアクリルアミド、N-オクチルアクリルアミド、N-デシルアクリルアミド、N-ドデシルアクリルアミド、並びにそれらのメタクリルアミドに相当するものである。
酸性のコモノマーは、特に、アクリル酸、メタクリル酸、クトロン酸、イタコン酸、マレイン酸、及びフマル酸、及びマレイン酸又はフマル酸又は無水物の、1〜4の炭素原子を有するアルキルモノエステルから選択される。
好適な塩基性のコモノマーは、アミノエチル、ブチルアミノエチル、N,N'-ジメチルアミノエチル及びN-tert-ブチルアミノエチルメタクリラートである。
CTFA(第4版、1991年)名がオクチルアクリルアミド/アクリラート/ブチルアミノエチルメタクリラートコポリマーであるコポリマーが特に使用される。
【0060】
(3)一般式:
【化6】
{上式中、R23は、飽和したジカルボン酸、エチレン性二重結合を有するモノ-又はジカルボン脂肪族酸、これらの酸と1〜6の炭素原子を有する低級アルカノールとのエステルから誘導される二価の基、もしくは、ビス(プライマリ)、又はビス(セカンダリ)アミンに、上記酸の任意の一つを添加することにより誘導される基を表し、Zは、ビス(プライマリ)、モノ-又はビス(セカンダリ)ポリアルキレン-ポリアミンの基を示し、好ましくは、
a)60〜100モル%の割合で、次の式:
【化7】
[上式中、x=2及びp=2又は3であるか、x=3及びp=2である]
で表される基(この基はジエチレントリアミン、トリエチレンテトラアミン又はジプロピレントリアミンから誘導される);
b)0〜40モル%の割合で、上述した基(XII)において、x=2及びp=1であり、エチレンジアミンから誘導される基、又は次の式:
【化8】
で表されるピペラジンから誘導される基;
c)0〜20モル%の割合で、ヘキサメチレンジアミンから誘導される-NH-(CH2)6-NH-基を表す}
で表されるポリアミノアミドから部分的又は全体的に誘導される、架橋し、またアルキル化したポリアミノアミドで、これらのポリアミノアミドは、ポリアミノアミドのアミン基当たり0.025〜0.35モルの架橋剤が使用されて、エピハロヒドリン、ジエポキシド、二無水物、及びビス不飽和誘導体から選択される二官能性架橋剤を添加することにより架橋され、アクリル酸、クロロ酢酸、又はアルカン-スルトン、又はそれらの塩類の作用により、アルキル化される。
飽和したカルボン酸は、好ましくは、6〜10の炭素原子を有する酸、例えば、アジピン酸、2,2,4-トリメチルアジピン酸及び2,4,4-トリメチルアジピン酸、テレフタル酸、及びエチレン性二重結合を有する酸、例えば、アクリル酸、メタクリル酸及びイタコン酸から選択される。
アルキル化に使用されるアルカン-スルトンは、好ましくは、プロパン-スルトン又はブタン-スルトンであり、アルキル化剤の塩は、好ましくは、ナトリウム又はカリウムの塩である。
【0061】
(4)次の式:
【化9】
[上式中、R24は、重合性不飽和基、例えば、アクリラート、メタクリラート、アクリルアミド、又はメタクリルアミド基を示し、y及びzは、1〜3の整数を表し、R25及びR26は、水素原子、メチル、エチル又はプロピルを表し、R27及びR28は、水素原子、又はR27及びR28の炭素原子の合計が10を越えないアルキル基を表す]
で表される双性イオン性単位を含有するポリマー。
また、このような単位を含有するポリマーは、非双性イオン性モノマー、例えば、ジメチル-又はジエチルアミノエチル-アクリラート又はメタクリラート、もしくはアルキル-アクリラート又はメタクリラート、アクリルアミド、又はメタクリルアミド、又は酢酸ビニルから誘導される単位を有していてもよい。
例として、メタクリル酸メチル/ジメチルカルボキシメチルアンモニオメチルエチルメタクリラートのコポリマーを挙げることができる。
【0062】
(5)次の式(XIV)、(XV)及び(XVI):
【化10】
{上式中、単位XIVは0〜30%の割合、単位XVは5〜50%の割合、単位XVIは30〜90%の割合で存在し、単位XVIにおいてR29は、次の式:
【化11】
[上式中、q=0である場合は、R30、R31、及びR32は同一でも異なっていてもよく、それぞれ、水素原子、一又は複数の窒素原子が挿入されていてもよく、及び/又は一又は複数のアミン、ヒドロキシル、カルボキシル、アルキルチオ又はスルホン基で置換されていてもよい、ジアルキルアミン残基又はモノアルキルアミン残基、メチル、ヒドロキシル、アセトキシ又はアミノ残基、アルキル基がアミノ残基を担持しているアルキルチオ残基を表し、この場合、R30、R31及びR32基の少なくとも1つは水素原子であり;
またq=1である場合は、R30、R31及びR32は、それぞれ、水素原子、並びにこれらの化合物と酸又は塩基とにより形成される塩を表す]
の基を示す}
に相当するモノマー単位を含有するキトサン誘導ポリマー。
【0063】
(6)例えば、N-カルボキシブチルキトサン又はN-カルボキシメチルキトサンのような、キトサンのN-カルボキシアルキル化から誘導されるポリマー。
(7)例えば仏国特許第1400366号に記載されている、次の一般式(XVIII):
【化12】
[上式中、R33は、水素原子、CH3O、CH3CH2O又はフェニル基を表し、R34は、水素又は低級アルキル基、例えばメチル又はエチルを示し、R35は、水素又は低級アルキル基、例えばメチル又はエチルを示し、R36は、低級アルキル基、例えば、メチル又はエチル、もしくはR37が、-CH2-CH2-、-CH2-CH2-CH2-又は-CH2-CH(CH3)-基を表し、R35が上述した意味を有する式:-R37-N(R35)2に相当する基、並びに6個までの炭素原子を有するこれらの基のより高位の同族体(higher homologues)を示す]
に相当するポリマー。
【0064】
(8)次のものから選択される-D-X-D-X型の両性ポリマー:
a)次の式で示される少なくとも1つの単位を含む化合物に対して、クロロ酢酸ナトリウム又はクロロ酢酸を作用させることによって得られるポリマー:
-D-X-D-X-D- (XIX)
上式中、Dは、次の式:
【化13】
の基を示し、Xは符号E又はE'を示し、E又はE'は同一でも異なっていてもよく、主鎖に7個までの炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の鎖を有するアルキレン基である二価の基を示し、これはヒドロキシル基で置換されるか又は非置換であり、また1〜3の芳香環及び/又は複素環を、酸素、窒素及び硫黄原子に加えて含有し得るもので;酸素、窒素及び硫黄原子は、エーテル、チオエーテル、スルフォキシド、スルホン、スルホニウム、アルキルアミン又はアルケニルアミン基、ヒドロキシル、ベンジルアミン、アミンオキシド、第4級アンモニウム、アミド、イミド、アルコール、エステル及び/又はウレタン基の形態で存在する。
b)次の式で示されるポリマー:
-D-X-D-X- (XX)
上式中、Dは、次の式:
【化14】
の基を示し、Xは符号E又はE'を示し、少なくとも1つはE'であり、Eは上述した意味を有し、E'は主鎖に7個までの炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の鎖を含有するアルキレン基である二価の基であり、これは一又は複数のヒドロキシル基で置換されるか又は非置換で、一又は複数の窒素原子を有し、該窒素原子は、酸素原子が挿入されていてもよく、必ず一又は複数のカルボキシル官能基又は一又は複数のヒドロキシル官能基を有しているアルキル鎖で置換され、クロロ酢酸又はクロロ酢酸ナトリウムと反応することによってベタイン化されている。
【0065】
(9)N,N-ジアルキルアミノアルキルアミン、例えばN,N-ジメチルアミノプロピルアミンで半アミド化するか、又はN,N-ジアルカノールアミンで半エステル化することにより部分的に変性された、(C1-C5)アルキルビニルエーテル/無水マレイン酸のコポリマー。また、これらのコポリマーは、例えばビニルカプロラクタムのような他のビニルコモノマーを含有してもよい。
【0066】
本発明において使用可能なカチオン性又は両性の直接付着ポリマーは、好ましくは特に:
− メルク社(Merck)からメルクアット(Merquat)100ドライの名称で販売されている、ジメチルジアリルアンモニウムクロリドのホモポリマー;
− カルゴン社(Calgon)からメルクアット2200の名称で販売されている、ジメチルジアリルアンモニウムクロリドとアクリルアミドのコポリマー;
− 次の式(XXI):
【化15】
に相当する繰り返し単位からなり、仏国特許第2270846号に記載され調製されたポリ(第4級アンモニウム)型のポリマー、特にゲル浸透クロマトグラフィーにより決定される重量平均分子量が9500〜9900であるもの;
− 次の式(XXII):
【化16】
に相当する繰り返し単位からなり、仏国特許第2270846号に記載され調製されたポリ(第4級アンモニウム)型のポリマー、特にゲル浸透クロマトグラフィーにより決定される重量平均分子量が約1200であるもの;
− 次の式(XXIII):
【化17】
[上式中、
pは約1〜6の範囲の整数を示し、
Dは単結合又はrが4又は7である-(CH2)r-CO-基を表す]
に相当する繰り返し単位からなり、米国特許第4390689号、同4702906号及び同4719282号に記載されているポリ(第4級アンモニウム)型のポリマーであり、特に重量平均分子量が100000未満、好ましくは50000以下のもの;
− 次の両性コポリマー類:
− カルゴン社からメルクアット280ドライの名称で販売されている、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリル酸(80/20)のコポリマー[CTFA名:ポリクアテルニウム(Polyquaternium)-22];
− カルゴン社からメルクアット295ドライの名称で販売されている、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリル酸(95/5)のコポリマー(CTFA名:ポリクアテルニウム-22);
− カルゴン社からメルクアット2001の名称で販売されている、メタクリルアミドプロピルトリモニウム(trimonium)クロリド、アクリル酸及びアクリル酸メチルのコポリマー(CTFA名:ポリクアテルニウム-47);及び
− カルゴン社からメルクアット・プラス3330ドライの名称で販売されている、アクリルアミド/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリル酸のターポリマー(CTFA名:ポリクアテルニウム-39);
である。
【0067】
直接付着性ポリマーの上述したリストにおいて、両性コポリマーである、ポリクアテルニウム-22、ポリクアテルニウム-39及びポリクアテルニウム-47(CTFA名)が特に好ましい。
【0068】
本発明において、カチオン性又は両性の直接付着性ポリマー(類)は、組成物の全重量に対して0.03〜30%である。
【0069】
本発明の組成物は、好ましくは少なくとも1つの界面活性剤を含有する。
本発明の実施に適した界面活性剤は、特に次のものである:
(i)アニオン性界面活性剤 ( 類 ):
本発明において、単独で又は混合物として使用可能なアニオン性界面活性剤の例として、特に次の化合物:アルキルスルファート類、アルキルエーテルスルファート類、アルキルアミドエーテルスルファート類、アルキルアリールポリエーテルスルファート類、モノグリセリドスルファート類;アルキルスルホナート類、アルキルホスファート類、アルキルアミドスルホナート類、アルキルアリールスルホナート類、α-オレフィンスルホナート類、パラフィンスルホナート類;(C6-C24)アルキルスルホスクシナート類、(C6-C24)アルキルエーテルスルホスクシナート類、(C6-C24)アルキルアミドスルホスクシナート類;(C6-C24)アルキルスルホアセタート類;(C6-C24)アシルサルコシナート類及び(C6-C24)アシルグルタマート類の塩類(特にアルカリ金属の塩、中でもナトリウム塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノアルコール塩又はマグネシウム塩)を挙げることができる。また(C6-C24)アルキルポリグリコシドカルボン酸エステル類、例えばアルキルグルコシドシトラート類、アルキルポリグリコシドタータラート類及びアルキルポリグリコシドスルホスクシナート類、アルキルスルホスクシナマート類;アシルイセチオナート類及びN-アシルタウラート類で;これら全ての種々の化合物のアルキル又はアシル基は、好ましくは12〜20の炭素原子を有し、アリール基は、好ましくはフェニル又はベンジル基であるものを使用することができる。また、使用可能なアニオン性界面活性剤として、脂肪酸塩、例えば、オレイン酸、リシノレイン酸、パルミチン酸又はステアリン酸の塩、ヤシ油酸又は水素化ヤシ油酸;アシル基が8〜20の炭素原子を有するアシルラクチラート類を挙げることもできる。さらに、アルキル-D-ガラクトシドウロン酸及びそれらの塩、ポリオキシアルキレン化(C6-C24)アルキルエーテルカルボン酸、ポリオキシアルキレン化(C6-C24)アルキルアリールエーテルカルボン酸及びポリオキシアルキレン化(C6-C24)アルキルアミドエーテルカルボン酸及びそれらの塩類、特に2〜50のアルキレンオキシド基、特にエチレンオキシド基を有するもの、及びそれらの混合物を使用することもできる。
【0070】
(ii)非イオン性界面活性剤 ( 類 ):
非イオン性界面活性剤は、それ自体よく知られている化合物[これに関して、特に、ブラッキー・アンド・サン社(グラスゴー及びロンドン)から出版されているエム・アール・ポーター(M.R. Porter)の「界面活性剤ハンドブック(Handbook of Surfactants)」(1991年、116-178頁)を参照]であり、本発明において、それらの性質はあまり重要な特徴ではない。しかして、それらは、特に、例えば8〜18の炭素原子を有する脂肪鎖を有するポリエトキシル化又はポリプロポキシル化された脂肪酸、アルキルフェノール類、α-ジオール類又はアルコール類から選択可能で、特に、エチレンオキシド又はプロピレンオキシド基の数を2〜50の範囲とすることができる。また、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのコポリマー、脂肪アルコールとエチレンオキシド及びプロピレンオキシドの縮合物;好ましくは2〜30モルのエチレンオキシドを有するポリエトキシル化脂肪アミド類、平均1〜5、特に1.5〜4のグリセロール基を有するポリグリセロール化脂肪アミド類;好ましくは2〜30モルのエチレンオキシドを有するポリエトキシル化脂肪アミン類;2〜30モルのエチレンオキシドを有するオキシエチレン化されたソルビタンの脂肪酸エステル類;スクロースの脂肪酸エステル類、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル類、アルキルポリグリコシド類、N-アルキルグルカミン誘導体、アミンオキシド類、例えば(C10-C14)アルキルアミンオキシド類又はN-アシルアミノプロピルモルホリンオキシド類を挙げることもできる。アルキルポリグリコシド類が、本発明において、特に適切な非イオン性界面活性剤を構成することを特筆しておく。
【0071】
(iii)両性又は双性イオン性界面活性剤 ( 類 ):
本発明において、両性又は双性イオン性界面活性剤の性質はあまり重要な特徴ではなく、特に、脂肪族基が、8〜18の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の鎖であり、少なくとも1つの水溶性のアニオン基(例えば、カルボキシラート、スルホナート、スルファート、ホスファート又はホスホナート)を含有する、脂肪族の第2級又は第3級アミンの誘導体であってよく;さらに、(C8-C20)アルキルベタイン類、スルホベタイン類、(C8-C20)アルキルアミド(C1-C6)アルキルベタイン類又は(C8-C20)アルキルアミド(C1-C6)アルキルスルホベタイン類を挙げることができる。
アミン誘導体としては:
R38-CONHCH2CH2-N(R39)(R40)(CH2COO-)
[上式中;R38は、加水分解されたヤシ油中に存在する酸R38-COOHから誘導されるアルキル基、ヘプチル、ノニル又はウンデシル基を示し、R39は、β-ヒドロキシエチル基を示し、R40はカルボキシメチル基を示す];及び
R38 '-CONHCH2CH2-N(B)(C)
[上式中、Bは、-CH2CH2OX'を示し、
Cは、Z=1又は2である-(CH2)Z-Y'を示し、
X'は、-CH2CH2-COOH基又は水素原子を示し、
Y'は、-COOH又は-CH2-CHOH-SO3H基を示し、
R38 'は、加水分解された亜麻仁油又はヤシ油中に存在する酸R-COOHのアルキル基、アルキル基、特にC7、C9、C11又はC13アルキル基、C17アルキル基及びそのイソ形、不飽和のC17基を示す];
の構造を有し、アンホカルボキシグリシナート類及びアンホカルボキシプロピオニアート類(Amphocarboxypropioniates)の名称でCTFA辞書、第3版、1982に分類され、米国特許第2528378号及び同2781354号に記載されている製品を挙げることができる。
これらの化合物は、ココアンホ二酢酸二ナトリウム(disodium cocoamphodiacetate)、ラウロアンホ二酢酸二ナトリウム(disodium lauroamphodiacetate)、カプリルアンホ二酢酸二ナトリウム(disodium caprylamphodiacetate)、カプリロアンホ二酢酸二ナトリウム(disodium capryloamphodiacetate)、ココアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(disodium cocoamphodipropionate)、ラウロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(disodium lauroamphodipropionate)、カプリルアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(disodium caprylamphodipropionate)、カプリロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(disodium capryloamphodipropionate)、ラウロアンホ二プロピオン酸、ココアンホ二プロピオン酸の名称で、CTFA辞典、第5版、1993に分類されている。
【0072】
(iv)カチオン性界面活性剤:
カチオン性界面活性剤として、特にポリオキシアルキレン化されていてもよい、第1級、第2級又は第3級脂肪アミンの塩;第4級アンモニウム塩、例えばテトラアルキルアンモニウム、アルキルアミドアルキルトリアルキルアンモニウム、トリアルキルベンジルアンモニウム、トリアルキルヒドロキシアルキルアンモニウム又はアルキルピリジニウムクロリド又はブロミド;イミダゾリン誘導体;又はカチオン性のアミンオキシド類を挙げることができる。
【0073】
本発明の組成物中に存在する界面活性剤の量は、組成物の全重量に対して0.01〜40%、好ましくは0.1〜30%である。
【0074】
脱色用無水組成物は、過酸化水素水と混合した後に、パップを生産可能なパウダーの形態にすることができる。また、有機溶媒に懸濁又は分散する微粉状薬剤(pulverulent agents)を含有する脱色用無水クリーム、例えば米国特許第4170637号、独国特許第3814356号、独国特許第3844956号、欧州特許第0778020号及び独国特許第19723538号に記載されているクリームの形態にすることもできる。
本発明において、脱色用無水組成物は、被覆された、被覆されていない、又は顆粒状の粒子のパウダー形態であることが好ましい。
【0075】
また、本発明の主題は、ヒトの毛髪等のケラチン繊維の脱色方法にある。
この方法は、
− 少なくとも1つのアルカリ性剤、少なくとも1つの過酸化塩、及び少なくとも1つの水溶性の増粘ポリマーと少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1つの非イオン性の両親媒性ポリマー、場合によっては少なくとも1つの脂肪鎖を有するアニオン性の両親媒性ポリマーを組合せて含有する脱色用無水組成物と、過酸化水素水組成物とを使用直前に混合し、
− ケラチン繊維の脱色する領域に混合物を適用し、
− 所望の脱色度を得るのに十分な時間、該混合物を繊維に付着させたまま放置し、この時間を一般的には10分から1時間、好ましくは10〜45分とし、
− 水ですすぎ、続いてシャンプーで洗浄することにより脱色用混合物を除去し、ついで乾燥させる、
ことからなる工程を含む。
【0076】
本発明のさらなる主題は、使用準備が整った脱色用組成物の調製のための上述した脱色用無水組成物の使用にある。このため、無水組成物を、約0.5〜10当量の過酸化水素水組成物、例えば2〜12%の重量濃度の溶液、エマルション又はゲルと混合物する。この混合は毛髪に製品を適用する直前に行わなければならない。
【0077】
使用準備が整った脱色用組成物のpHは好ましくは7〜12、さらに好ましくは8.5〜11.5である。
【0078】
本発明の他の主題は、少なくとも2つの区画を有し、一つが上述した脱色用無水組成物を含み、他方が上述した過酸化水素水組成物を含む、包装「キット」としても周知の、いくつかの部品からなる包装具にある。
【0079】
【実施例】
次の実施例は本発明のより良い理解のために、本発明を例証するためのものであって限定するものではない。
実施例1:
2つの微粉状の脱色用組成物を調製し、一方は2つの従来の水溶性の増粘剤、すなわちヒドロキシエチルセルロースと天然ポリマーであるグアーガムを組合せて含有するもの(組成物A)であり、他方は従来の水溶性の増粘剤、すなわちヒドロキシエチルセルロースと、本発明の非イオン性の両親媒性ポリマー、すなわちセチルヒドロキシエチルセルロースを含有するもの(本発明の組成物B)である。
以下の表にその性質及びこれらの2つの組成物の成分の重量を示す。
【表1】
【0080】
組成物A及びBをそれぞれ40gと、以下の組成物Cを80gとを混合し、2つの使用準備が整った脱色用組成物AC及びBCを得た。
【表2】
【0081】
経時的な粘度測定を、回転式粘度計[メトラー社(Mettler)のレオマット(Rheomat)RM180モデル]を使用して行った。全測定を、50s−1のスピードで、30秒の剪断後にNo.3のスピンドルを使用し、25℃で行った。
各測定後、組成物AC又はBCを、1分間、ゆっくりと攪拌しながら均質にした。
粘度の損失を以下の式:
損失度(%)=((η5−ηt)η5)x100
[上式中、η5は組成物A及びBと組成物Cの混合5分後に測定した粘度であり、ηtは組成物A及びBと組成物Cの混合t時間(分)後に測定した粘度である]に従い算出した。
【0082】
得られた結果を以下に示す:
【表3】
従来技術に相当する組成物ACでは、経時的に粘度の損失度が大きくなり、25分後には70%に達していることがわかる。
本発明の組成物BCでは、10分後に約35%、粘度が低減しているが、以降は経時的に一定に保持されている。
【0083】
実施例2
以下の無水クリーム形態の脱色用組成物を調製した(量は重量%)
パルミチン酸イソプロピル 23
鉱物性油 3
過硫酸カリウム 25
過硫酸ナトリウム 20
メタケイ酸ナトリウム 12
アルギン酸ナトリウム 2
塩化アンモニウム 4
エチレンジアミン四酢酸 1
25モルのエチレンオキシドを含むセチルステアリルアルコール 2
クレー 1
ポリクアテルニウム-22 1
セラド(Serad)FX-1100 3
酸化チタン 1
ステアリン酸マグネシウム 2
10gのこの組成物を15gの上述した組成物Cと混合した。この混合物を適用し、毛髪上に保持させて、45分間脱色させた。すすいでシャンプーし、乾燥させた後に均質な脱色効果が得られた。劣化も制限されており、繊維の状態は満足のいくものであった。
Claims (8)
- 少なくとも1つのアルカリ性剤と少なくとも1つの過酸化塩を含有してなるヒトのケラチン繊維等のケラチン繊維の脱色用無水組成物において、
− 少なくとも1つの水溶性の増粘ポリマーと、
− 少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1つの非イオン性の両親媒性ポリマー、
の組合せをさらに含有してなることを特徴とする組成物。 - 前記少なくとも1つの脂肪鎖を有する非イオン性の両親媒性ポリマーが、
− C8-C22アルキル基を含むアルキル、アリールアルキル又はアルキルアリール型の少なくとも1つの脂肪鎖を有する基、又はポリアルコキシル化アルキルフェノール基で変性されたセルロース類又はヒドロキシアルキルセルロース類;
− 少なくとも1つのC8-C22脂肪鎖を有する基で変性されたヒドロキシプロピルグアー類;
− C8-C30アルキル又はアルケニル型の少なくとも1つの脂肪鎖を有するポリウレタン類;
− 脂肪鎖を有する疎水性モノマーとビニルピロリドンのコポリマー;
− 少なくとも1つの脂肪鎖を有する両親媒性モノマーとC1-C6(メタ)アクリル酸アルキルのコポリマー;
− 少なくとも1つの脂肪鎖を有する疎水性モノマーと親水性(メタ)アクリラートのコポリマー;
から選択されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。 - 非イオン性の両親媒性ポリマーが、少なくとも1つのC10-C20アルキル鎖を有するポリウレタン、又は少なくとも1つのC8-C22アルキル基を有する基で変性されたヒドロキシエチルセルロースであることを特徴とする請求項2に記載の組成物。
- 水溶性の増粘ポリマーが、無水組成物の全重量に対して0.03〜30重量%の割合で存在していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組成物。
- 少なくとも1つの脂肪鎖を有する非イオン性の両親媒性ポリマーが、無水組成物の全重量に対して0.03〜30重量%の割合で存在することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。
- 少なくとも1つの脂肪鎖を有するアニオン性の両親媒性ポリマーをさらに含有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組成物。
- 少なくとも1つのカチオン性又は両性の直接付着性ポリマーを、0.03〜30重量%含有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の組成物。
- − 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の脱色用無水組成物を過酸化水素水組成物と使用直前に混合し、
− ケラチン繊維の脱色する領域に混合物を適用し、
− 所望の脱色効果を得るのに十分な時間、該混合物を繊維に付着させたまま放置し、
− 水ですすぎ、続いてシャンプーで洗浄することにより脱色用混合物を除去し、ついで乾燥させる、
ことからなる工程を含むことを特徴とするヒトの毛髪等のケラチン繊維の脱色方法。
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