JP4251454B2 - 浸透マンホール用浸透器 - Google Patents

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本発明は、有底筒体とフィルターとフィルター押え枠とからなる浸透マンホール用浸透器に関するものである。
従来,雨水等をマンホール等から地中へ浸透させる浸透マンホール等用浸透器において、浸透マンホール等の貫通穴に蓋体を有する外筒をマンホール内周面から内側に突出して固定し、外筒の内部に内筒を収容し、内筒の内部にフィルターを収容し、フィルター枠を外筒に嵌入して固定するものがある(例えば特許文献1参照。)。
特開平11−200462号公報 図7
ところで、前記従来の技術では、フィルター枠を外筒に嵌入して固定しているので、フィルター枠の取り外しが簡単,容易にできないと共にフィルターの交換等の場合にはフィルターが収容されている内筒を引き出さななければならず作業が繁雑になる、という虞がある。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、浸透マンホール用浸透器がマンホール内から容易に設置ができ、マンホール壁内に設置できるので浸透器が邪魔にならず、フィルター押え枠の取り外しが簡単,容易にでき、フィルターの位置決めが正確にでき、フィルターの交換等の作業が簡単,容易にできる浸透マンホール用浸透器を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明における浸透マンホール用浸透器は、有底筒体の底板に多数の小孔を形成し、該筒体の底板の中心部に筒内側に向けた突出する棒状軸を形成し、該棒状軸の先端側に複数の係止溝を形成し、前記筒体の底板の外周に複数の係止片を形成し、該筒体内に収納されるフィルターの軸線方向中心部に前記棒状軸が挿通される孔を形成し、該フィルターを前記筒体内に保持するための押え枠に水の流通孔を形成すると共に該押え枠の中心部に軸受け部を設け、該軸受け部に前記棒状軸に形成した係止溝と係合可能なスナップを備えさせ、前記筒体の複数の係止片を浸透マンホールの貫通孔の外側周縁に係止し、前記フィルター押え枠を有底筒体から脱着自在としたことを特徴とするものである。
以上のように、有底筒体の底板に多数の小孔を形成し、該筒体の底板の中心部に筒内側に向けた突出する棒状軸を形成し、該棒状軸の先端側に複数の係止溝を形成し、前記筒体の底板の外周に複数の係止片を形成し、該筒体内に収納されるフィルターの軸線方向中心部に前記棒状軸が挿通される孔を形成し、該フィルターを前記筒体内に保持するための押え枠に水の流通孔を形成すると共に該押え枠の中心部に軸受け部を設け、該軸受け部に前記棒状軸に形成した係止溝と係合可能なスナップを備えさせ、前記筒体の複数の係止片を浸透マンホールの貫通孔の外側周縁に係止し、前記フィルター押え枠を有底筒体から脱着自在としたので、浸透マンホール用浸透器がマンホール内から容易に設置ができ、マンホール壁内に設置できるので浸透器が邪魔にならず、フィルター押え枠が有底筒体の棒状軸に確実に係止され、フィルター押え枠の取り外しが簡単,容易にでき、フィルターの位置決めが正確にでき、フィルターの交換等の作業が簡単,容易にできる浸透マンホール用浸透器となる。
図1ないし図6本発明に係る浸透マンホール用浸透器の一実施例に関するもので、図1は浸透器を浸透マンホールに設置した正面概略図、図2は有底筒体の裏面図、図3は図2のA−A断面図、図4はフィルター押え枠の正面図、図5は図4のB−B断面図、図6は浸透器の組立説明図を示すものである。
図において、1は浸透マンホールであり、該マンホ―ル1は例えばコンクリート製の円形状の底体2とコンクリート製の筒状の複数のブロック体3(例えば二段)と上部位に蓋体4を設けたブロック体5とを重ねたものからなり、前記ブロック体3の周壁には雨水を浸透マンホール1内から地中へ浸透させる後述する各浸透器が挿着される多数の貫通孔6,6,…が形成されている。
7は浸透マンホール用浸透器であり、該浸透器7は有底筒体8とフィルター9とフィルター押え枠10とから構成され、前記ブロック体3の各貫通孔6,6,…内に挿着されている。
前記有底筒体8は合成樹脂製であり、該有底筒体8の底板11には多数の小孔12,12,…が形成され、底板11の中心部には筒体8の内側に向けた突出する棒状軸13が形成され、該棒状軸13の先端側には複数の係止溝14,14が形成され、前記底板11の外周には前記貫通孔6の外側周縁に係止する複数の係止片15,15,…が形成されている。
前記フィルター9は例えば合成樹脂製フィーラメントであり、略有底筒体9内周に沿う大きさである。そして、該フィルター9の軸線方向中心部には前記棒状軸13が挿通される孔16が形成されている。
前記フィルター押え枠10は合成樹脂製であり、該押え枠10の底板17には多数の水の流通孔18,18,…が形成され、該押え枠の中心部に軸受け部19を設け、該軸受け部19に前記棒状軸13に形成した係止溝14,14と係合可能なスナップ20,20が形成されている。また、前記底板17の外周には前記貫通孔6の内側周縁に係止する複数の係止片21,21,…が形成されている。なお、22はフィルター押え枠10を貫通孔6に安定して位置させるために該押え枠10の外周に形成したリング状のガイドである。
以上のような構成からなる浸透マンホール用浸透器7であって、浸透マンホール1の内周壁面側から有底筒体8を貫通孔6に挿入し、該有底筒体8の係止片15,15,…を貫通孔6の外側周縁に係止することにより有底筒体8は貫通孔6内に固定される。そして、フィルター9の軸線方向中心部に形成された孔16に前記有底筒体8の棒状軸13を挿入してフィルター9を有底筒体8内に正確な位置に収め、さらにフィルター押え枠10の軸受け部19に有底筒体8の棒状軸13を挿入する。この際、該棒状軸13の先端側に形成された複数の係止溝14,14が軸受け部19に形成されたスナップ20,20に係合されてフィルター押え枠10は有底筒体8に挿着される。さらに、フィルター押え枠10の係止片21,21,…が前記貫通孔6の内側周縁に係止されてフィルター押え枠10も貫通孔6に確実固定され、浸透器7は浸透マンホール1内から容易に設置ができると共にマンホール壁内の貫通孔6内に設置できるので浸透器7が作業等の邪魔になることはない。
また、フィルター9を交換したい場合にはフィルター押え枠10の軸受け部19に形成されたスナップ20,20を指で押して浸透マンホール1の内側方向に引くことで簡単,容易にフィルター押え枠10は前記有底筒体8の棒状軸13から外すことができ、フィルター9も棒状軸13から外して交換することができる。
なお、本発明に係る浸透器7を本実施例では通常の断面形状が丸形である浸透マンホール1に設置したものを記載しているが、断面形状が角形のマンホールに利用することも可能である。
本発明の実施例に係る浸透マンホール用浸透器の浸透器を浸透マンホールに設置した正面概略図である。 有底筒体の裏面図である。 図2のA−A断面図である。 フィルター押え枠の正面図である。 図4のB−B断面図である。 浸透器の組立説明図である。
符号の説明
1 浸透マンホール
6 貫通孔
7 浸透マンホール用浸透器
8 有底筒体
9 フィルター
10 フィルター押え枠
11,17 底板
12 小孔
13 棒状軸
14 係止溝
15 係止片
16 孔
18 流通孔
19 軸受け部
20 スナップ

Claims (1)

  1. 有底筒体とフィルターとフィルター押え枠とからなる浸透マンホール用浸透器において、有底筒体の底板に多数の小孔を形成し、該筒体の底板の中心部に筒内側に向けた突出する棒状軸を形成し、該棒状軸の先端側に複数の係止溝を形成し、前記筒体の底板の外周に複数の係止片を形成し、該筒体内に収納されるフィルターの軸線方向中心部に前記棒状軸が挿通される孔を形成し、該フィルターを前記筒体内に保持するための押え枠に水の流通孔を形成すると共に該押え枠の中心部に軸受け部を設け、該軸受け部に前記棒状軸に形成した係止溝と係合可能なスナップを備えさせ、前記筒体の複数の係止片を浸透マンホールの貫通孔の外側周縁に係止し、前記フィルター押え枠を有底筒体から脱着自在としたことを特徴とする浸透マンホール用浸透器。
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