JP3222460U - カートリッジ型フィルタの係止装置 - Google Patents

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宙士 柳下
宙士 柳下
富則 北川
富則 北川
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充 植松
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株式会社三進製作所
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Abstract

【課題】簡便で係止の信頼性が高いカートリッジ型フィルタの係止装置を提供する。【解決手段】種々の廃液をろ過するため、円筒状のカートリッジ型フィルタを用いたろ過器のフィルタの係止を簡便に行うもので、筒状で上端側に外周ネジが形成された該フィルタの上端に取付けられるカートリッジ蓋11と、カートリッジ蓋11の上部に、外周ネジに螺合するユニオンリング12を介して上方には抜けないように保持するとともにコイルバネ13を介して設けた回動可能なキャップ14と、カートリッジ型フィルタの中空部に設けた該基板に取り付けられたタイロッドに連結された芯棒15とから構成されている。芯棒15は、その上端側に螺旋状で終端部は上方へ案内するガイド溝15aが複数個形成され、該キャップ14は、その内面にガイド溝15aそれぞれに係合するガイド14cが設けられている。【選択図】図2

Description

本考案は、ろ過器におけるカートリッジ型フィルタの係止装置に関するものである。
メッキの処理水など工業用廃水を清浄な水にするため、容器内に複数の筒状のカートリッジ型フィルタを脱着可能に取り付けたろ過器が知られている。
このろ過器におけるカートリッジ型フィルタは、従来、基板に立設されたタイロッドに中心部が挿通されて係止されており、タイロッドの上端に形成された雌ねじに、該フィルタの上端から該雌ねじに螺合する雄ねじを有するキャップを締め込んで係止していた。
この手段は、簡素な構造で係止の信頼性もあるが、カートリッジ型フィルタの取り付けが緩まないように、ネジのピッチを小さくして、巻数を多くしており、該フィルタの脱着作業に時間がかかるばかりでなく、定期的に増し締めを行わなければならないという問題があった。
そこで、カートリッジ型フィルタの上端を押さえる固定金具に、タイロッドと係止する係止具を設け、コイルバネで付勢させるようにしたものが開発されている(特許文献1参照)。
実用新案登録第2604850号公報
特許文献1のカートリッジ型フィルタの係止装置は、カートリッジ型フィルタの上端に押え板(第2シール板)を設け、これに下端にフックを備えたハンドルを上下摺動可能に設け、ハンドルをコイルバネのバネ力に抗して押し下げて回転させることによりフックをピンに係止させるようにしている。
しかしながら、フックの着脱は、コイルバネの弾力に抗してキャップを押込み、さらに90度回転させるという動作を必要とし、この間フックの状態は目視できないので、押込みや回転が不足することが起こりがちで、フックをピンに確実に係止させるには、ある程度の経験を必要とする。
また、カートリッジ型フィルタの交換時は、キャップ、コイルバネ、シールなど部品を分解するので、容器内に落として、紛失することが少なくない。
本考案は、このような点に鑑み開発されたものであり、その目的とするところは、短時間で脱着でき、係止の信頼性が高く、熟練を必要としないカートリッジ型フィルタの係止装置を提供することを目的としている。
本考案のカートリッジ型フィルタの係止装置は、上記の目的を達成するため、次のように構成した。
すなわち、基板に円筒状のカートリッジ型フィルタが立設され、該フィルタの外周側へ処理する液を供給するようにしたろ過器におけるカートリッジ型フィルタの係止装置において、筒状で上端側に外周ネジが形成された該フィルタの上端に取付けられるカートリッジ蓋と、該カートリッジ蓋の上部に、該外周ネジに螺合するユニオンリングを介して上方には抜けないように保持された回動可能なキャップと、該カートリッジ蓋に内装された該キャップを付勢するコイルバネと、該フィルタの中空部に設けられたタイロッドに連結された芯棒と、からなり、該芯棒は、その上端側に下方向の螺旋状で終端部は上方へ案内するガイド溝が複数個形成され、該キャップは、その内面に該ガイド溝それぞれに係合するガイドが設けられたことを特徴としている。
カートリッジ型フィルタは、円筒状のろ材の中心部にポリプロピレンまたはステンレス製の多孔のコアを備えたものや、基板に立設された金属製の多孔の芯管に円筒状のろ材を挿嵌したもの、さらには、コアを設けないものがあり、処理する液体によって適宜なものが選定される。本考案の係止装置は、上記いずれのカートリッジ型フィルタにも使用できる。
カートリッジ型フィルタの係止装置は、コイルバネを内装したカートリッジ蓋とその上部にユニオンリングを介して設けたキャップと、芯棒とからなり、芯棒には下方向の螺旋状で終端部は上方へ案内するガイド溝を設けるとともに、キャップにガイド溝に係合するガイドを設けている。
キャップは、上方へ抜けないように、下端にフランジを設けてこれをカートリッジ蓋の上端部にユニオンリングで止めている。このように構成することにより、係止装置をキャップ、ユニオンリング、コイルバネ、カートリッジ蓋などからなるユニットとすることができ、カートリッジ型フィルタの交換に際して、部品の脱着を必要としない。
なお、必要によりカートリッジ蓋内のOリングの交換があるが、この作業は、ろ過器のカートリッジ型フィルタの上で行う必要はない。
この係止装置は、キャップを回動させることによりキャップのガイドが芯棒のガイド溝に係合し、カートリッジ蓋をコイルバネを介してフィルタへ押し付けるようにしている。
ガイド溝は、螺旋状で複数本(3本以上)設ける。そして、ガイド溝の終端部は上方へ案内するように形成している。したがって、カートリッジ蓋を外すときは、コイルバネを上方へ案内している分コイルバネを圧縮させなければならないので、係止が緩むことがなく、増し締めなどを必要としない。なお、ガイド溝は、キャップを45〜80度回転させたとき下方向へ10〜20mm移動して係止されるようにするとよい。
本考案の係止装置は、筒状で上端側に外周ネジが形成された該フィルタの上端に取付けられるカートリッジ蓋と、該カートリッジ蓋の上部に、該外周ネジに螺合するユニオンリングを介して上方には抜けないように保持するとともにコイルバネを介して設けた回動可能なキャップと、芯管内に設けたタイロッドに連結された芯棒とからなり、該芯棒は、その上端側に下方向の螺旋状で終端部は上方へ案内するガイド溝が複数個形成され、該キャップは、その内面に該ガイド溝それぞれに係合するガイドを設けたので、キャップを回動させるだけで、キャップに付設されたガイドがガイド溝と着脱されるので、確実であり素人でも容易に着脱できる。しかも、カートリッジ型フィルタを取り外すときは、カートリッジ蓋、コイルバネおよびキャップがユニットとして着脱できるので、組み付け作業が簡便で、部品をなくすこともない。
本考案のカートリッジ型フィルタの係止装置を適用するろ過器の全体を示す正面断面図である。 同、カートリッジ型フィルタの係止装置の断面図である。 同、係止装置の展開図である。 同、キャップの内面が見える斜視図、 同、芯棒の詳細図である。
以下、本考案のカートリッジ型フィルタの係止装置の実施の形態を図面に基いて説明する。
図1は、この係止装置を使用するろ過器の全体を示す正面図で、図2は、係止装置部の断面図である。また、図3は、係止装置の展開図である。
ろ過器は、図1に示すように、架台9の上に載置された容器1内に、カートリッジ型フィルタ7が複数本(ここでは4本)取り付けられ、処理する液をカートリッジ型フィルタ7の外周面から中央部へ通過させることにより処理する液内の不純物を除去している。
2は、容器1へ処理する液を送り込むためのポンプであり、図示していない原液(処理する液)槽にホースで連結されている。
容器1の下部には、基体6が設けられ、これにカートリッジ型フィルタ7が取り付けられている。カートリッジ型フィルタ7の中空部には下端を基体6に固設したタイロッド8が設けられている。
カートリッジ型フィルタ7は、筒状でその中央部にはポリプロピレン製のコア5が挿通されている。なお、カートリッジフィルタ7は、種々のものがあり、処理する液によって選定するが、ここでは糸巻き方式のものを使用している。
カートリッジ型フィルタ7の係止装置10は、カートリッジ型フィルタ7の上端に設けられ、図2に示すように、カートリッジ蓋11と、コイルバネ13と、ユニオンリング12と、キャップ14と、芯棒15とで構成されている。
カートリッジ蓋11は円筒状に形成され、下端にカートリッジ型フィルタ7を外嵌するフランジ11bを備えている。そして、上端外周面には雄ねじ11cが設けられ、底部には底穴11dが形成されている。
キャップ14は、袋ナットの如き形状を有しており、上部にハンドル14aが設けられ、下端にフランジ14bを有している。そして、内部は図4に示すように、空洞になっており、内壁に突起状のガイド14cが4個、90度間隔で設けられている。
芯棒15は、カートリッジ型フィルタ7のコア5内に設けられたタイロッド8の上端にネジ15cで取り付けられ、上部にはキャップ14のガイド14cのそれぞれが係合する下方向へ螺旋状のガイド溝15aが4個設けられている。なお、ガイド溝15aの終端部15bはそれぞれ上方へ案内するように形成されている。
ユニオンリング12は、カートリッジ蓋11の雄ねじ11cに嵌合する雌ねじ12aを有するナット状のもので、キャップ14が上方へ抜けないように保持する。
係止装置10の組み立ては、カートリッジ蓋11の底部にOリング16と、これを保持するシール押さえ17を置き、その上にコイルバネ13を嵌挿し、キャップ14の上からハンドル14aを潜らせたユニオンリング12を、該カートリッジ蓋11の雄ねじへねじ込む。
この組立状態を係止ユニット10Aと称することとする。カートリッジ型フィルタ7の交換時はこの状態で使用する。
ろ過器に、カートリッジ型フィルタ7を取り付ける場合は、容器1内の基体6に形成された穴に、カートリッジ型フィルタ7の中空部を合わせて立設する。
次に、係止ユニット10Aをカートリッジ型フィルタ7の上端に載せる。この場合、コア5内に位置する芯棒15の上端がカートリッジ蓋11の底穴11dを貫通し、カートリッジ蓋11の上端付近に位置させるようにし、下端のフランジ11bはカートリッジ型フィルタ7の上端外周に嵌合させる。
この状態で、キャップ14のハンドル14aを回動させれば、キャップ14の4個のガイド14cのそれぞれが、芯棒15のガイド溝15aに係合し、コイルバネ13に抗してカートリッジ蓋11を下方へ押し付ける。これにより、カートリッジ型フィルタ7は、強固に保持される。キャップ14の回動を続けると、キャップ14のガイド14cは、下方へ傾斜案内する芯棒15のガイド溝15aの終端部15bへ移動するが、これは上方へ案内する。回動を続けると最終端で回動できなくなる。
キャップ14を緩めるには、コイルバネ13に抗して、ガイド14cがガイド溝15bからガイド溝15aへ移動させなければならないので、常時係止状態が保持される。
カートリッジ型フィルタ7を取り外す場合は、キャップ14のハンドル14aを上記とは逆方向に回動させる。この回動により、キャップ14のガイド14cは、芯棒15のガイド溝の終端部15bを移動しガイド溝15aへ移り、その後、ばねの反発力で自ずからガイド溝15aから外れ、芯棒15から離れる。
この状態になると、係止ユニット10Aは、カートリッジ型フィルタ7の上端から外すことができる。カートリッジ型フィルタ7を交換したら上記の手順で締め付ければよい。
1 容器
2 ポンプ
3 上蓋
3a エア抜き
4 タンク
5 コア
6 基板
7 カートリッジ型フィルタ
8 タイロッド
9 架台
10 係止装置
10A 係止ユニット
11 カートリッジ蓋
11a ボディ
11b フランジ
11c 外周ネジ
11d 底穴
12 ユニオンリング
12a 雌ねじ
13 コイルバネ
14 キャップ
14a ハンドル
14b フランジ
14c ガイド
15 芯棒
15a ガイド溝
15b 終端部
15c ネジ
16 Oリング
17 シール押さえ

Claims (1)

  1. 基板に円筒状のカートリッジ型フィルタが立設され、該フィルタの外周側へ処理する液を供給するようにしたろ過器におけるカートリッジ型フィルタの係止装置において、筒状で上端側に外周ネジが形成された該フィルタの上端に取付けられるカートリッジ蓋と、該カートリッジ蓋の上部に、該外周ネジに螺合するユニオンリングを介して上方には抜けないように保持された回動可能なキャップと、該カートリッジ蓋に内装された該キャップを付勢するコイルバネと、該フィルタの中空部に設けられたタイロッドに連結された芯棒と、からなり、該芯棒は、その上端側に下方向の螺旋状で終端部は上方へ案内するガイド溝が複数個形成され、該キャップは、その内面に該ガイド溝それぞれに係合するガイドが設けられたことを特徴とするカートリッジ型フィルタの係止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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