JP4251317B2 - 撮像装置および画像処理プログラム - Google Patents
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Description
本発明は、撮像した画像に少なくとも色再現処理を施す撮像装置および処理対象の画像に画像処理を施す画像処理プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子カメラなどの撮像装置では、撮像により得られた画像に対して色再現処理が行われている。色再現処理には、色再現マトリックス(例えば、3行3列の行列)が用いられる。
このような色再現処理では、各種光源ごとに、適当な色温度に応じた色再現マトリックスを予め記録しておき、撮影時に光源判定を行って、色再現マトリックスを決定している。
【0003】
光源判定では、色温度に基づいて判定が行われるが、色温度は連続的に変化する値である。したがって、前述した適当な色温度に応じた色再現マトリックスでは対応しきれない。そのため、複数の色再現マトリックスをもとに、補間処理を行って新たに色再現マトリックスを得る方法が考えられている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の発明では、光源として自然光(つまり、自然光の単一光源)が想定されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−191378号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、実際の撮影では、被写体は複数種類の光源(以下、「ミックス光源」と称する)により照明されている。このようなミックス光源には、例えば、自然光と蛍光灯とのミックス光源などがある。このため、前述した自然光の単一光源を想定している特許文献1の発明では、適切な色再現処理を行うことができない場合があった。
【0006】
このような問題に対処するために、各種光源ごとの色再現マトリックスの他に、実際に使用されると考えられるミックス光源ごとの色再現マトリックスを、予めメモリに記録しておくことが考えられる。しかし、様々なミックス光源が考えられるため、考えられる全てのミックス光源ごとに色再現マトリックスを記録しようとすると、記録するためのメモリ容量が増大してしまう。
【0007】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、被写体を照明している光源に合わせて、メモリを増大することなく、適切な色再現処理を行うことができる撮像装置および画像処理プログラムを提供することを目的とする。
【0008】
本発明の撮像装置は、被写体を撮像して画像を生成する撮像部と、前記被写体の色温度情報を算出する色温度情報算出部と、自然光源および少なくとも1種類の人工光源のそれぞれについて、複数の色再現マトリックスを、前記光源の種類および所定の色空間での位置座標と対応付けて記録する記録部と、前記記録部に記録された前記色再現マトリックスから、前記色空間において前記色温度情報に対応する位置座標に近い前記位置座標に対応付けられた前記色再現マトリックスであって、同種の光源に対応付けられた2つの前記色再現マトリックスと、前記光源とは異なる光源に対応付けられた2つ以下の前記色再現マトリックスとを選択し、選択した複数の前記色再現マトリックスをもとに、該色再現マトリックスの前記位置座標および前記色温度情報に対応する前記位置座標に基づいて補間処理を行って補正色再現マトリックスを演算する演算部と、前記補正色再現マトリックスを用いて、前記撮像部により生成された前記画像に色再現処理を施す色再現処理部とを備えたことを特徴とする。
【0009】
なお、前記演算部は、前記色空間において前記色温度情報に対応する前記位置座標が、前記記録部に記録された同種の光源に対応付けられた複数の前記色再現マトリックスの前記位置座標をつなぐ軌跡の近傍に位置する場合は、該同種の光源に対応付けられた複数の前記色再現マトリックスから、前記色温度情報に対応する前記位置座標に近い前記位置座標に対応付けられた2つの前記色再現マトリックスを選択し、選択した2つの前記色再現マトリックスをもとに、該色再現マトリックスの前記位置座標および前記色温度情報に対応する前記位置座標に基づいて補間処理を行って前記補正色再現マトリックスを演算しても良い。
【0010】
また、前記記録部は、複数の前記光源のそれぞれについて、複数の所定の色温度に対応する複数の前記色再現マトリックスを記録し、前記演算部は、前記色空間において前記色温度情報に対応する前記位置座標が、前記記録部に記録された同じ色温度に対応付けられた複数の前記色再現マトリックスの前記位置座標を結んだ等温線の近傍に位置する場合は、該同じ色温度に対応付けられた複数の前記色再現マトリックスから、前記色温度情報に対応する前記位置座標に近い前記位置座標に対応付けられた前記色再現マトリックスであって、異なる2つの前記光源にそれぞれ対応付けられた前記色再現マトリックスを選択し、選択した2つの前記色再現マトリックスをもとに、該色再現マトリックスの前記位置座標および前記色温度情報に対応する前記位置座標に基づいて補間処理を行って前記補正色再現マトリックスを演算しても良い。
【0012】
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態について詳細に説明する。
なお、本実施形態では、本発明の撮像装置の一例として、電子カメラを用いて説明を行う。
《第1実施形態》
以下、図面に基づいて、本発明の第1実施形態について詳細に説明する。
【0013】
図1は、第1実施形態の電子カメラ1の機能ブロック図である。
電子カメラ1は、図1に示すように、撮像部2、制御部3、画像処理部4、表示部5および記録部6を備えており、これらはバスを介して相互に接続されている。
なお、画像処理部4には、ホワイトバランス調整部、色再現処理部など(不図示)が設けられている。また、撮像部2は、不図示の光学系、被写体までの撮影距離などを測定する各種センサ、撮像素子、A/D変換器などを備えている。また、制御部3内のメモリ8には、各部の動作プログラムが予め記録されている。さらに、メモリ8には、後述する色再現処理に用いられる複数の色再現マトリックスが記録されている(詳細は後述する)。
【0014】
また、電子カメラ1は、操作部7を備えており、図1において、操作部7の出力は制御部3に接続される。なお、操作部7は、不図示の電源ボタン、レリーズボタンなどを含む。
以上説明したような構成の電子カメラ1において、不図示の電源ボタンが「ON」されると、制御部3は、各部にスルー画像の撮像および表示を開始するよう指示する。また、制御部3は、撮像されたスルー画像に基づいて、ホワイトバランスゲイン値(以下、「WBゲイン値」と称する)を算出し始める。
【0015】
そして、操作部7の不図示のレリーズボタンが押圧されると、制御部3は、各部を介して被写体の撮像を行い、画像処理部4を介して、撮影により得られた画像に所定の画像処理(ホワイトバランス調整や色再現処理など)を施す。そして、制御部3は、生成された画像処理後の画像を、記録部6に記録するとともに、表示部5に表示する。
【0016】
以下、本発明の特徴である色再現処理について説明する。
【0017】
始めに、メモリ8に記録された複数の色再現マトリックスについて説明する。
図2は、均等色空間Yxyの座標系に、各光源の種類ごとの色温度の変化の軌跡を表した図である。
図2中の曲線Aは蛍光灯が光源である場合、曲線Bは自然光が光源である場合、曲線Cは閃光装置による閃光が光源である場合の色温度の変化の軌跡を示す。破線(以下、「等温線」と称する)は、色温度(2000K〜10000K)を示す。
【0018】
そして、曲線A〜曲線Cと等温線との交点(●,■,▲)には、それぞれ位置座標に対応付けて、色再現マトリックスが記録されている。ここで、色再現マトリックスは例えば3行3列の行列式である。曲線A上の交点●には、蛍光灯に対応付けられた色再現マトリックスが記録されており、曲線B上の交点■には、自然光に対応付けられた色再現マトリックスが記録されており、曲線C上の交点▲には、閃光装置の閃光に対応付けられた色再現マトリックスが記録されている。
【0019】
次に、撮影時の光源に最適な色再現マトリックスである補正色再現マトリックスの演算方法について図3のフローチャートを用いて説明する。
第1実施形態は、被写体が複数種類の光源(ミックス光源)により照明されている場合の実施例である。
ステップS1において、制御部3は、撮影時の光源のYxy平面上の位置座標を算出する。具体的には、撮像により得られた画像に基づいてWBゲイン値を算出し、このWBゲイン値に基づいて、Yxy平面上の位置座標を算出する。
【0020】
ステップS2において、ステップS1で算出した位置座標が、図2中の何れかの等温線に含まれる(何れかの等温線上の位置座標である)か否かを判定する。制御部3は、ステップS1で算出した位置座標が図2中の何れかの等温線に含まれる場合には、ステップS3に進み、ステップS1で算出した位置座標が図2中の何れの等温線にも含まれない場合には、ステップS4に進む。
【0021】
ステップS3において、制御部3は、補正色再現マトリックスを演算する。
ステップS1で算出した位置座標が図2中の何れかの等温線に含まれる場合の例を図4に示す。図4は図2の一部を拡大した図である。図4中の点P1はステップS1で算出した位置座標である。図4の例では、ステップS1で算出した位置座標P1は、3000Kの等温線に含まれる。
【0022】
制御部3は、まず、3000Kの等温線上で色再現マトリックスが記録されている位置座標のうち、点P1からの距離が最も近い2点を選択する。図4の例では、自然光が光源である場合を示す曲線B上の点B1と、閃光装置による閃光が光源である場合を示す曲線C上の点C1とを選択する。このように、異なる曲線上から点が選択されるのは、被写体が複数種類の光源(ミックス光源)により照明されているからである。また、異なる曲線上から点が選択されるということは、すなわち、対応付けられた光源の種類が異なる色再現マトリックスが選択されるということである。
【0023】
そして、制御部3は、点B1および点C1から点P1までのユークリッド距離をそれぞれ算出し、その距離に基づいて、点B1および点C1に対応付けて記録された色再現マトリックスを加重平均する。このように算出された補正色再現マトリックスは、点B1および点C1に対応付けて記録された色再現マトリックスをもとに、補間処理を行って演算されたものである。
【0024】
一方、図3のステップS4において、制御部3は、補正色再現マトリックスを演算する。
ステップS1で算出した位置座標が、図2中の何れの等温線にも含まれない場合の例を図5に示す。図5は図2の一部を拡大した図である。図5中の点P2はステップS1で算出した位置座標である。図5の例では、ステップS1で算出した位置座標P2は、全ての等温線の何れにも含まれない。
【0025】
制御部3は、まず、色再現マトリックスが記録されている位置座標のうち、点P2からの距離が最も近い4点を選択する。図5の例では、蛍光灯が光源である場合を示す曲線A上の点A1およびA2と、自然光が光源である場合を示す曲線B上の点B2およびB3とを選択する。このように、異なる曲線上から点が選択されるのは、被写体が複数種類の光源(ミックス光源)により照明されているからである。
【0026】
そして、制御部3は、点A1,A2,B2,B3から点P2までのユークリッド距離をそれぞれ算出し、その距離に基づいて、点A1,A2,B2,B3に対応付けて記録された色再現マトリックスを加重平均する。このように算出された補正色再現マトリックスは、点A1,A2,B2,B3に対応付けて記録された色再現マトリックスをもとに、補間処理を行って演算されたものである。
【0027】
その後、図3のステップS5において、制御部3は、ステップS3、ステップS4の何れかで算出した補正色再現マトリックスを画像処理部4へ出力し、一連の処理を終了する。
そして、画像処理部4は、このようにして演算された補正色再現マトリックスを用いて、撮像部2により撮像された画像に対して色再現処理を施す。
【0028】
なお、本実施形態では、ステップS1で算出した位置座標が、図2中の何れの等温線にも含まれない場合(図5参照)には、4点を選択して補正色再現マトリックスを演算したが(ステップS4参照)、例外について説明する。図6(図6は図2の一部を拡大した図である)に示すように、ステップS1で算出した位置座標P3が4点に囲まれていない場合、制御部3は、色再現マトリックスが記録されている位置座標のうち、点P3からの距離が最も近い3点を選択して、補正色再現マトリックスの演算を実行する。
【0029】
制御部3は、図6において、色再現マトリックスが記録されている位置座標のうち、点P3からの距離が最も近い4点を選択しようとすると、図6中のA3,B4,B5,B6を選択することになる。この場合、曲線Bから3点が選択されることになる。ここで、1つの曲線からは最大2点しか選択しないことを定めておく。そのため、制御部3は、曲線Bからは2点のみを選択することとなり、図7中の点B4は選択されない。
【0030】
また、本実施形態では、色再現マトリックスが記録されている位置座標のうち、ステップS1で算出した位置座標からの距離が最も近いものを選択して補正色再現マトリックスを演算する例を示したが、さらに、光源判別を行って演算に加味するようにしても良い。例えば、フリッカ検出を行うことにより光源が蛍光灯であることを判定し、さらに、閃光装置の閃光発光の有無を判定する。そして、光源が蛍光灯と閃光装置の閃光とのミックス光源であることが判定できた場合、これを補正色再現マトリックスの演算に加味する。例えば、ステップS1で算出した位置座標が図5中の点P2であった場合、曲線A(光源が蛍光灯)および曲線C(光源が閃光装置の閃光)を選択の対象とし(自然光が光源である場合を示す曲線Bは対象から排除し)、点A1,A2,C2,C3に対応付けて記録されている色再現マトリックスを用いて演算を行うことにより、より適切な色再現処理を行うことができる。
【0031】
以上説明したように、第1実施形態によれば、予め定められた複数種類の光源(蛍光灯、自然光、閃光装置の閃光)ごとに、それぞれ1つ以上の色再現マトリックスを対応付けて記録しておき、これらの色再現マトリックスのうち、少なくとも2つの色再現マトリックスをもとに、補間処理を行って補正色再現マトリックスを演算し、その補正色再現マトリックスを用いて色再現処理が行われる。そのため、適切な色再現処理を行うことができる。
【0032】
特に、本実施形態で説明したように、被写体が複数種類の光源(ミックス光源)により照明されている場合にも、対応付けられた光源の種類が異なる少なくとも2つの色再現マトリックスをもとに、補間処理を行って補正色再現マトリックスが演算されるので、適切な色再現処理を行うことができる。
また、第1実施形態によれば、予めいくつか(本実施形態では12個)の色再現マトリックスをメモリ8に記録しておき、処理対象の画像に合わせて、補間処理を行うことより最適な補正色再現マトリックスを演算する。そのため、考えられる全てのミックス光源ごとに色再現マトリックスを記録する必要がなく、メモリが増大するという問題を回避することができる。
【0033】
また、本実施形態によれば、自然光および少なくとも1種類の人工光源(本実施形態では、蛍光灯および閃光装置の閃光)ごとに、色再現マトリックスを対応付けて記録する。そのため、被写体が、自然光と人工光源とのミックス光源によって照明されている場合でも、適切な色再現処理を行うことができる。
また、本実施形態によれば、メモリ8に記録された色再現マトリックスに対応付けられている光源の種類を色空間の座標系における軌跡で表し、その座標系における位置座標をもとに、前記色再現マトリックスを加重平均することにより、補間処理を行って補正色再現マトリックスを演算する。そのため、演算を簡略化することができるので、電子カメラ1の制御部3における負荷を軽減することができる。
【0034】
なお、第1実施形態では、ステップS2の判定において、ステップS1で算出した位置座標が、各等温線に含まれるか否かを判定したが、これらの判定を以下のように行うようにしても良い。すなわち、判定の対象となる各等温線にそれぞれ幅を持たせ、ステップS1で算出した位置座標が、各線を含む所定の範囲に含まれるか否かを判定するようにしても良い
《第2実施形態》
以下、図面に基づいて、本発明の第2実施形態について詳細に説明する。なお、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみについて説明を行う。
【0035】
第2実施形態の電子カメラ10(不図示)は、第1実施形態の電子カメラ1と同様の構成であるため、図示および説明を省略する。
電子カメラ10の制御部13内のメモリ18(何れも不図示)には、第1実施形態とは異なるプログラムが記録されている。また、メモリ18には、第1実施形態と同様に、色再現処理に用いられる複数の色再現マトリックスが記録されている。
【0036】
以下、第2実施形態における補正色再現マトリックスの演算方法について図7のフローチャートを用いて説明する。
第2実施形態では、被写体が単一光源により照明されている場合の実施例である。
ステップS11において、制御部13は、撮影時の光源のYxy平面上の位置座標を算出する。具体的には、撮像により得られた画像に基づいてWBゲイン値を算出し、このWBゲイン値に基づいて、Yxy平面上の位置座標を算出する。
【0037】
ステップS12において、制御部13は、補正色再現マトリックスを演算する。
撮影時の光源が単一光源である場合、ステップS11で算出した位置座標は曲線A〜曲線Cの何れかに含まれることになる。例を図8に示す。図8は図2の一部を拡大した図である。図8中の点P4はステップS11で算出した位置座標である。図8の例では、ステップS11で算出した位置座標P4は、閃光装置による閃光が光源である場合を示す曲線Cに含まれる。
【0038】
制御部13は、まず、曲線C上で色再現マトリックスが記録されている位置座標のうち、点P4からの距離が最も近い2点を選択する。図8の例では、曲線C上の点C4および点C5を選択する。そして、制御部13は、点C4および点C5から点P4までのユークリッド距離をそれぞれ算出し、その距離に基づいて、点C4および点C5に対応付けて記録された色再現マトリックスを加重平均する。このように算出された補正色再現マトリックスは、点C4および点C5に対応付けて記録された色再現マトリックスをもとに、補間処理を行って演算されたものである。
【0039】
ステップS13において、制御部13は、ステップS12で算出した補正色再現マトリックスを画像処理部4へ出力し、一連の処理を終了する。
そして、画像処理部4は、このようにして演算された補正色再現マトリックスを用いて、撮像部2により撮像された画像に対して色再現処理を施す。
以上説明したように、第2実施形態によれば、光源が単一光源である場合に、その光源に対応付けて記録された色再現マトリックスを補間して補正色再現マトリックスを演算する。特に、光源が人工光の単一光源である場合でも、その人工光源に対応付けて記録された色再現マトリックスを補間して補正色再現マトリックスを演算する。
【0040】
従来、光源が人工光源(蛍光灯、閃光装置の閃光)である場合には、適切な色再現処理を行うことができない場合があった。これは、蛍光灯の場合には、劣化によって色温度が著しく変化したり、製造メーカーによって色温度にばらつきがあるためである。また、閃光装置の閃光の場合には、同様に、製造メーカーや閃光装置の個体差による色温度の違いや、閃光発光してからの経過時間によって光が減衰し、色温度が変化するためである。
【0041】
本実施形態によれば、その人工光源に対応付けて記録された色再現マトリックスを補間して補正色再現マトリックスを演算し、色補正処理を行うので、前述した問題を改善し、光源が人工光の単一光源である場合でも、適切な色補正処理を行うことができる。
なお、上記各実施形態では、補正色再現マトリックスを演算する際(図3ステップS3、ステップS4および図7ステップS12)に、ユークリッド距離を算出し、その距離に基づいて加重平均する例を示したが、さらに、重み付けを行ってから加重平均するようにしても良い。例えば、ユーザによりホワイトバランスの光源指定が行われていた場合には、指定された光源の色再現マトリックスの性質が強く反映されるように重み付けを行うようにすれば良い。
【0042】
また、上記各実施形態では、ホワイトバランスゲイン値を、撮像により得られた画像、すなわち撮像素子による画像に基づいて算出する例を示したが、撮像素子の他に、色バランスを測定可能なセンサなどを電子カメラ1または電子カメラ10に設けるようにしても良い。
また、上記各実施形態では、光源として、蛍光灯、自然光、閃光装置の閃光を用いて説明を行ったが、他の光源を用いるようにしても良い。
【0043】
また、第1実施形態および第2実施形態で説明した各処理を1つの電子カメラに適用しても良い。その場合、プログラム中に光源が単一光源がミックス光源かを判断するステップを挿入すると良い。光源の判別は、ステップS1またはステップS11で算出した位置座標が、曲線A〜曲線Cの何れかに含まれるか否かを判定することにより行うことができる。
【0044】
以上説明したように、本発明によれば、被写体を照明している光源に合わせて、メモリを増大することなく、適切な色再現処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1施形態の電子カメラ1の機能ブロック図である。
【図2】第1実施形態の電子カメラ1のメモリ8に記録される複数の色再現マトリックスを説明する図である。
【図3】第1実施形態の電子カメラ1の動作を説明するフローチャートである。
【図4】補正色再現マトリックスの演算について説明する図である。
【図5】補正色再現マトリックスの演算について説明する図である。
【図6】補正色再現マトリックスの演算について説明する図である。
【図7】第2実施形態の電子カメラ10の動作を説明するフローチャートである。
【図8】補正色再現マトリックスの演算について説明する図である。
【符号の説明】
1,10 電子カメラ
2 撮像部
3,13 制御部
4 画像処理部
5 表示部
6 記録部
7 操作部
8,18 メモリ
Claims (6)
- 被写体を撮像して画像を生成する撮像部と、
前記被写体の色温度情報を算出する色温度情報算出部と、
自然光源および少なくとも1種類の人工光源のそれぞれについて、複数の色再現マトリックスを、前記光源の種類および所定の色空間での位置座標と対応付けて記録する記録部と、
前記記録部に記録された前記色再現マトリックスから、前記色空間において前記色温度情報に対応する位置座標に近い前記位置座標に対応付けられた前記色再現マトリックスであって、同種の光源に対応付けられた2つの前記色再現マトリックスと、前記光源とは異なる光源に対応付けられた2つ以下の前記色再現マトリックスとを選択し、選択した複数の前記色再現マトリックスをもとに、該色再現マトリックスの前記位置座標および前記色温度情報に対応する前記位置座標に基づいて補間処理を行って補正色再現マトリックスを演算する演算部と、
前記補正色再現マトリックスを用いて、前記撮像部により生成された前記画像に色再現処理を施す色再現処理部と
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置において、
前記演算部は、前記色空間において前記色温度情報に対応する前記位置座標が、前記記録部に記録された同種の光源に対応付けられた複数の前記色再現マトリックスの前記位置座標をつなぐ軌跡の近傍に位置する場合は、該同種の光源に対応付けられた複数の前記色再現マトリックスから、前記色温度情報に対応する前記位置座標に近い前記位置座標に対応付けられた2つの前記色再現マトリックスを選択し、選択した2つの前記色再現マトリックスをもとに、該色再現マトリックスの前記位置座標および前記色温度情報に対応する前記位置座標に基づいて補間処理を行って前記補正色再現マトリックスを演算する
ことを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置において、
前記記録部は、複数の前記光源のそれぞれについて、複数の所定の色温度に対応する複数の前記色再現マトリックスを記録し、
前記演算部は、前記色空間において前記色温度情報に対応する前記位置座標が、前記記録部に記録された同じ色温度に対応付けられた複数の前記色再現マトリックスの前記位置座標を結んだ等温線の近傍に位置する場合は、該同じ色温度に対応付けられた複数の前記色再現マトリックスから、前記色温度情報に対応する前記位置座標に近い前記位置座標に対応付けられた前記色再現マトリックスであって、異なる2つの前記光源にそれぞれ対応付けられた前記色再現マトリックスを選択し、選択した2つの前記色再現マトリックスをもとに、該色再現マトリックスの前記位置座標および前記色温度情報に対応する前記位置座標に基づいて補間処理を行って前記補正色再現マトリックスを演算する
ことを特徴とする撮像装置。 - 処理対象の画像を取得する取得ステップと、
前記画像に基づいて、色温度情報を算出する色温度情報算出ステップと、
自然光源および少なくとも1種類の人工光源のそれぞれについて、複数の色再現マトリックスを、前記光源の種類および所定の色空間での位置座標と対応付けて予め記録した記録部から、前記色空間において前記色温度情報に対応する位置座標に近い前記位置座標に対応付けられた前記色再現マトリックスであって、同種の光源に対応付けられた2つの前記色再現マトリックスと、前記光源とは異なる光源に対応付けられた2つ以下の前記色再現マトリックスとを選択し、選択した複数の前記色再現マトリックスをもとに、該色再現マトリックスの前記位置座標および前記色温度情報に対応する前記位置座標に基づいて補 間処理を行って補正色再現マトリックスを演算する演算ステップと、
前記補正色再現マトリックスを用いて、前記取得ステップにおいて取得した前記画像に色再現処理を施す色再現処理ステップと
をコンピュータで実現することを特徴とする画像処理プログラム。 - 請求項4に記載の画像処理プログラムにおいて、
前記演算ステップでは、前記色空間において前記色温度情報に対応する前記位置座標が、前記記録部に記録された同種の光源に対応付けられた複数の前記色再現マトリックスの前記位置座標をつなぐ軌跡の近傍に位置する場合は、該同種の光源に対応付けられた複数の前記色再現マトリックスから、前記色温度情報に対応する前記位置座標に近い前記位置座標に対応付けられた2つの前記色再現マトリックスを選択し、選択した2つの前記色再現マトリックスをもとに、該色再現マトリックスの前記位置座標および前記色温度情報に対応する前記位置座標に基づいて補間処理を行って前記補正色再現マトリックスを演算する
ことを特徴とする画像処理プログラム。 - 請求項4に記載の画像処理プログラムにおいて、
前記記録部は、複数の前記光源のそれぞれについて、複数の所定の色温度に対応する複数の前記色再現マトリックスを予め記録し、
前記演算ステップでは、前記色空間において前記色温度情報に対応する前記位置座標が、前記記録部に記録された同じ色温度に対応付けられた複数の前記色再現マトリックスの前記位置座標を結んだ等温線の近傍に位置する場合は、該同じ色温度に対応付けられた複数の前記色再現マトリックスから、前記色温度情報に対応する前記位置座標に近い前記位置座標に対応付けられた前記色再現マトリックスであって、異なる2つの前記光源にそれぞれ対応付けられた前記色再現マトリックスを選択し、選択した2つの前記色再現マトリックスをもとに、該色再現マトリックスの前記位置座標および前記色温度情報に対応する前記位置座標に基づいて補間処理を行って前記補正色再現マトリックスを演算する
ことを特徴とする画像処理プログラム。
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