JP4249114B2 - 車両の走行安全装置 - Google Patents

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この発明は、車両の走行安全装置に関するものである。
従来、例えば、車両の進行方向前方に複数のカーブが連続してなる連続カーブが存在する場合に、各カーブの通過難度の判定結果に応じて、警報の内容を変更する車両の走行安全装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−367083号公報
ところで、上記従来技術に係る車両の走行安全装置においては、連続カーブを構成する複数のカーブの各通過難度を、各カーブの径または曲率等のカーブ形状値もしくは各カーブに対する適正速度等に基づき判定するようになっている。しかしながら、各カーブの通過難度は、カーブ形状値や車両の状態に加えて、運転者の生理状態や運転に対する集中度合等に応じて変化することから、各カーブの通過難度の判定に対して運転者の状態を反映させることで判定結果に対する信頼性を向上させることが望まれている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、連続する複数のカーブからなる連続カーブに対して適切に安全装置を作動させることが可能な車両の走行安全装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の車両の走行安全装置は、道路データを記憶する記憶手段(例えば、実施の形態での記憶部11)と、自車両の位置を検出する自車位置検出手段(例えば、実施の形態での自車位置検出部12)と、自車両の車両状態を検出する車両状態検出手段(例えば、実施の形態での車両状態検出部13)と、前記記憶手段が記憶した前記道路データに基づき自車両の進行方向に存在するカーブの形状を認識するカーブ認識手段(例えば、実施の形態でのカーブ認識部14)と、前記カーブ認識手段が認識した前記カーブの形状に基づき該カーブを適正に通過可能な適正車両状態を設定する適正車両状態設定手段(例えば、実施の形態での適正車速設定部15)と、前記車両状態検出手段が検出した前記車両状態と、前記適正車両状態設定手段が設定した前記適正車両状態とを比較する比較手段(例えば、実施の形態での比較部16)と、前記比較手段による比較結果において前記自車両の車両状態が前記適正車両状態にないときに、自車両に設けられた安全装置(例えば、実施の形態での安全装置18)を作動させる作動手段(例えば、実施の形態での作動部17)とを備える車両の走行安全装置であって、直前に通過したカーブから自車両までの距離を算出する距離算出手段(例えば、実施の形態での作動内容変更部21が兼ねる)と、前記距離算出手段が算出した距離が長くなることに伴い、前記カーブ認識手段にて認識された先のカーブに対して、安全装置が作動しやすいように、あるいは、安全装置の作動時期が早まるように、あるいは、安全装置の作用を強めるように制御を変更する変更手段(例えば、実施の形態での作動内容変更部21)とを備えることを特徴としている。
上記の車両の走行安全装置によれば、直前に通過したカーブから自車両までの距離が長くなることに伴い、先のカーブに対して、安全装置が作動しやすいように、あるいは、安全装置の作動時期が早まるように、あるいは、安全装置の作用を強めるように制御を変更することにより、連続カーブにおいて隣り合うカーブ間の距離が相対的に長くなることに伴い、例えばカーブの通過に対する運転者の集中度合が低下した場合等であっても、車両の状態を先のカーブに対する適正車両状態に設定する動作に遅れが生じることを防止することができる。
さらに、請求項2に記載の本発明の車両の走行安全装置は、道路データを記憶する記憶手段(例えば、実施の形態での記憶部11)と、自車両の位置を検出する自車位置検出手段(例えば、実施の形態での自車位置検出部12)と、自車両の車両状態を検出する車両状態検出手段(例えば、実施の形態での車両状態検出部13)と、前記記憶手段が記憶した前記道路データに基づき自車両の進行方向に存在するカーブの形状を認識するカーブ認識手段(例えば、実施の形態でのカーブ認識部14)と、前記カーブ認識手段が認識した前記カーブの形状に基づき該カーブを適正に通過可能な適正車両状態を設定する適正車両状態設定手段(例えば、実施の形態での適正車速設定部15)と、前記車両状態検出手段が検出した前記車両状態と、前記適正車両状態設定手段が設定した前記適正車両状態とを比較する比較手段(例えば、実施の形態での比較部16)と、前記比較手段による比較結果において前記自車両の車両状態が前記適正車両状態にないときに、自車両に設けられた安全装置(例えば、実施の形態での安全装置18)を作動させる作動手段(例えば、実施の形態での作動部17)とを備える車両の走行安全装置であって、直前のカーブを通過してからの経過時間を算出する時間算出手段(例えば、実施の形態での作動内容変更部21が兼ねる)と、前記時間算出手段が算出した経過時間が長くなることに伴い、前記カーブ認識手段にて認識された先のカーブに対して、安全装置が作動しやすいように、あるいは、安全装置の作動時期が早まるように、あるいは、安全装置の作用を強めるように制御を変更する変更手段(例えば、実施の形態での作動内容変更部21)とを備えることを特徴としている。
上記の車両の走行安全装置によれば、直前のカーブを通過してから先のカーブに到達するまでの経過時間が長くなることに伴い、先のカーブに対して、安全装置が作動しやすいように、あるいは、安全装置の作動時期が早まるように、あるいは、安全装置の作用を強めるように制御を変更することにより、連続カーブにおいて隣り合うカーブ間の距離が相対的に長くなることに伴い、例えばカーブの通過に対する運転者の集中度合が低下した場合等であっても、車両の状態を先のカーブに対する適正車両状態に設定する動作に遅れが生じることを防止することができる。
さらに、請求項3に記載の本発明の車両の走行安全装置では、前記変更手段は、前記直前のカーブの半径が小さくなることに伴い、あるいは、前記直前のカーブが深くなることに伴い、安全装置の制御を変更する際の変更量を小さくすることを特徴としている。
上記の車両の走行安全装置によれば、直前のカーブの半径が小さくなることに伴い、あるいは、直前のカーブが深くなることに伴い、このカーブを通過する際に運転者の集中度合が増大すると判断することができる。このため、先のカーブに対して、安全装置が作動しやすいように、あるいは、安全装置の作動時期が早まるように、あるいは、安全装置の作用を強めるように制御を変更する際の制御量を相対的に小さくすることができる。
以上説明したように、本発明の車両の走行安全装置によれば、連続カーブを構成する各カーブの通過に対する運転者の集中度合が低下したと判断することができる場合には、安全装置が作動しやすいように、あるいは、安全装置の作動時期が早まるように、あるいは、安全装置の作用を強めるように制御を変更することにより、車両の状態を先のカーブに対する適正車両状態に設定する動作に遅れが生じることを防止することができる。
さらに、請求項3に記載の本発明の車両の走行安全装置によれば、カーブを通過する際に運転者の集中度合が増大すると判断することができる場合には、安全装置が過剰に作動しやすくなったり、あるいは、安全装置の作動時期が過剰に早まってしまったり、あるいは、安全装置の作用が過剰に強められてしまうことを防止して、運転者の状態に応じて安全装置を適正に作動させることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る車両の走行安全装置について添付図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施の形態による車両の走行安全装置10は、記憶部11と、自車位置検出部12と、車両状態検出部13と、カーブ認識部14と、適正車速設定部15と、比較部16と、作動部17と、安全装置18と、作動内容変更部21とを備えて構成されている。
記憶部11は、例えばCD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体からなり、道路データを含む地図データを記憶している。
自車位置検出部12は、例えば人工衛星を利用して車両の位置を測定するためのGPS(Global Positioning System)信号や、例えば適宜の基地局を利用してGPS信号の誤差を補正して測位精度を向上させるためのD(Differential)GPS信号等の測位信号や、後述する車両状態検出部13から出力される検出信号に基づく自律航法の算出処理によって車両の現在位置を算出する。
さらに、自車位置検出部12は算出した車両の現在位置と記憶部11から取得した道路データとに基づいてマップマッチングを行い、自律航法による位置推定の結果を補正する。
車両状態検出部13は、例えば、車両の現在速度VPを検出する車速センサや車輪速センサ、水平面内での自車両の向きや鉛直方向に対する傾斜角度(例えば、車両の前後方向軸の鉛直方向に対する傾斜角度や車両重心の上下方向軸回りの回転角であるヨー角等)および傾斜角度の変化量(例えば、ヨーレート等)を検出するジャイロセンサ等からなり、各検出信号を自車位置検出部12および後述する比較部16へ出力する。
カーブ認識部14は、記憶部11に記憶された道路データを取得し、この道路データに基づいて自車両の進行方向前方の道路上に存在するカーブを検出する。
例えばカーブ認識部14は、道路データの基礎となるノードつまり道路形状を把握するための点(例えば、図2に示す白抜き丸および黒丸)と、リンクつまり各ノードを結ぶ線(例えば、図2に示す白抜き丸および黒丸を結ぶ線)とに基づいて、カーブの形状を認識する。
そして、カーブ認識部14は、例えばカーブの径や曲率、カーブの長さ(カーブの深さ)、カーブの通過に要する旋回角等からなるカーブ形状値を算出して、適正車速設定部15へと出力する。
さらに、カーブ認識部14は連続カーブ判定部31を備えており、この連続カーブ判定部31は、検出したカーブが単独のカーブか否か、あるいは、複数のカーブが連続してなる連続カーブか否かを判定する。
なお、カーブ認識部14は自車両の現在位置から、例えば200m〜300m程度前方に存在するカーブの形状を認識するように設定されている。
適正車速設定部15は、カーブ認識部14にて認識されたカーブ形状値に基づいて、このカーブを適正に通過可能な車両の速度(適正速度VS)を算出する。そして、適正車速設定部15は設定した適正速度VSのデータを比較部16へ出力する。
これにより、カーブ認識部14により先読みされた200m〜300m程度先の地点までに存在するカーブに対して、適正車速設定部15によって適正速度VSが設定される。
ここで、適正車速設定部15は、カーブ通過時に車両の横方向に発生する加速度(横加速度)を算出する横加速度算出部32を備えている。すなわち、先ず、横加速度算出部32は、カーブ認識部14にて認識されたカーブの形状に基づいて、このカーブを適正に通過する際に許容される横加速度を算出する。次に、適正車速設定部15は、この横加速度を車両に発生させる車両の速度を算出し、この速度を適正速度VSとして設定する。
なお、カーブ通過時に自車両に許容される横加速度は、路面状況、タイヤの状況、積載の状態等により変化するため、これらを更に考慮して適正速度VSを設定するようにしてもよい。
比較部16は、車両状態検出部13にて検出した車両の速度(現在速度)と、適正車速設定部15にて設定した適正速度VSとを比較して、この比較結果を作動部17へ出力する。
作動部17は、例えば安全装置18を作動させるアクチュエータ等をなし、比較部16での比較結果に基づいて安全装置18の作動を制御する。すなわち、比較部16での比較結果において、車両状態検出部13にて検出した車両の現在速度と適正車速設定部15にて設定した適正速度VSとが異なる場合、例えば検出された車両の現在速度VPが適正速度VSよりも高い状態等のように、車両が適正車両状態にない場合には安全装置18を作動させる。
安全装置18は、例えば警報を発して運転者の注意を喚起する警報装置や、自動的にブレーキングを行う自動制動装置等を備えて構成されており、作動部17から出力される制御信号に基づいて制御される。
なお、警報装置は、例えば警報音や音声メッセージ等を出力するスピーカからなる音声警報部18aと、例えば警報表示を行うディスプレイや、点灯するランプ等をなす表示警報部18bとを備えて構成されている。
ここで、作動部17にて安全装置18を作動させるタイミングは、車両がカーブ認識部14にて認識したカーブの入口位置に到達するまでに、現在速度VPから適正速度VSまで減速する際に要する時間または距離等に基づいて設定される。
例えば図2に示すように、車両Aが速度V1(例えば、速度V1>適正速度VS)で走行している場合に、進行方向前方に存在するカーブCを適正に通過するためには、カーブCの入口位置CSにて車両の速度が適正速度VSとなるように設定する。
このとき、所定の減速度GS(例えば、0.2G=0.2×9.8m/s)にて、現在の速度V1(例えば、100km/h)から適正速度VS(例えば、40km/h)まで減速する場合には、減速に要する時間TはT=(V1−VS)/GSにより求められる。そして、この時間Tに基づいて、減速に要する距離つまり減速必要距離L0が算出され、カーブCの入口位置CSから、減速必要距離L0だけ手前の減速開始位置C0(図2に示す黒丸C0)が設定される。
さらに、例えば、警報を発して運転者に注意を促してから、実際に運転者が反応してブレーキを踏み込むまでの反応時間(例えば、約0.5s)と、運転者がブレーキを踏み込んでから実際にブレーキが効き始めるまでの空走時間(例えば、約0.3s)とを考慮して反応空走距離ΔL0を算出する。これにより、減速開始位置C0(図2に示す黒丸C0)から反応空走距離ΔL0だけ手前の警報開始位置CWが設定される。
すなわち、車両AがカーブCの手前に設定される警報開始位置CWに到達した時点、つまり車両Aの現在位置とカーブCの入口位置CSとの間の距離(減速対象地点間距離Ln)が、下記数式(1)に示すように設定される警報必要距離LWに等しくなった時点で警報を発する。
Figure 0004249114
作動内容変更部21は、直前に通過したカーブから自車両までの距離を算出し、この距離が長くなることに伴い、あるいは、直前のカーブを通過してからの経過時間を算出し、この経過時間が長くなることに伴い、あるいは、運転者により操作される装置(例えば、アクセルペダルやブレーキペダル等)の操作量または操作頻度の少なくとも何れかを検出し、これらの操作量または操作頻度が少なくなることに伴い、カーブ認識部14にて認識された先のカーブに対して、安全装置18が作動しやすいように、あるいは、安全装置18の作動時期が早まるように、あるいは、安全装置18の作用を強めるように制御を変更する。例えば、安全装置18として自動的にブレーキングを行う自動制動装置の作動を制御する場合には、適正車速設定部15にて設定された適正速度VSを低下させたり、あるいは、減速開始位置C0を手前の位置にずらしたり、あるいは、減速必要距離L0を増大させたり、あるいは、減速度GSを増大させる。
そして、作動内容変更部21は、直前に通過したカーブの半径が小さくなることに伴い、あるいは、直前に通過したカーブが深くなることに伴い、あるいは、運転者のブレーキ操作に係るブレーキ圧が増大することに伴い、安全装置18の制御を変更する際の制御変更量を小さくする。
本実施の形態による車両の走行安全装置10は上記構成を備えており、次に、この車両の走行安全装置10の動作、特に、作動内容変更部21の動作について添付図面を参照しながら説明する。
例えば、図3に示す時刻t0から時刻t1の期間のように、車両の走行路にカーブが存在しない状態(つまり、カーブ曲率がほぼゼロの状態)では、運転者の運転に対する集中度合が低下する状態であると判断して、安全装置18(例えば、自動制動装置)が作動しやすいように、あるいは、安全装置18の作動時期が早まるように、あるいは、安全装置18の作用を強めるように制御を変更する際の制御変更量に所定変更量#Gが設定される。
そして、図3に示す時刻t1から時刻t2の期間のように、相対的にカーブ曲率が小さい第1カーブC1を通過している状態では、運転者の運転に対する集中度合が増大していると判断して、カーブ曲率の増大に伴い制御変更量が相対的に小さな変化率で所定変更量#Gから低下傾向に変化するように設定される。
そして、図3に示す時刻t2から時刻t3の期間のように、第1カーブC1の通過以後においては、通過した第1カーブC1から自車両までの距離が増大することに伴い、あるいは、第1カーブC1を通過してからの経過時間が増大することに伴い、運転者の集中度合が低下する状態であると判断して、制御変更量が所定変更量#Gに向かい増大傾向に変化するように設定される。
そして、図3に示す時刻t3から時刻t4の期間のように、相対的にカーブ曲率が大きい第2カーブC2を通過している状態では、カーブ曲率の増大に伴い相対的に大きな変化率で制御変更量が所定変更量#Gから低下傾向に変化するように設定される。
そして、図3に示す時刻t4から時刻t5の期間のように、第2カーブC2の通過以後においては、通過した第2カーブC2から自車両までの距離が増大することに伴い、あるいは、第2カーブC2を通過してからの経過時間が増大することに伴い、運転者の集中度合が低下する状態であると判断して、制御変更量が所定変更量#Gに向かい増大傾向に変化するように設定される。
上述したように、本実施の形態による車両の走行安全装置10によれば、連続カーブにおいて隣り合うカーブ間の距離が相対的に長くなることに伴い、あるいは、直前のカーブを通過してから先のカーブに到達するまでの経過時間が長くなることに伴い、例えばカーブの通過に対する運転者の集中度合が低下する虞がある場合や、運転者により操作される装置(例えば、アクセルペダルやブレーキペダル等)の操作量または操作頻度が少なくなることに伴い、カーブの通過に対する運転者の集中度合が低下したと判断することができる場合等であっても、車両の状態を先のカーブに対する適正車両状態に設定する動作に遅れが生じることを防止することができる。
しかも、直前のカーブの半径が小さくなることに伴い、あるいは、直前のカーブが深くなることに伴い、カーブを通過する際に運転者の集中度合が増大すると判断することができる場合には、先のカーブに対して安全装置18が過剰に作動しやすくなったり、あるいは、安全装置18の作動時期が過剰に早まってしまったり、あるいは、安全装置18の作用が過剰に強められてしまうことを防止して、運転者の状態に応じて安全装置18を適正に作動させることができる。
本発明の一実施形態に係る車両の走行安全装置の構成を示す機能ブロック図である。 車両がカーブに進入する際の警報の作動タイミングを示す図である。 自車両の走行路に存在するカーブのカーブ曲率と安全装置の制御を変更する際の制御変更量との時間変化の一例を示すグラフ図である。
符号の説明
10 車両の走行安全装置
11 記憶部(記憶手段)
12 自車位置検出部(自車位置検出手段)
13 車両状態検出部(車両状態検出手段)
14 カーブ認識部(カーブ認識手段)
15 適正車速設定部(適正車両状態設定手段)
16 比較部(比較手段)
17 作動部(作動手段)
18 安全装置
21 作動内容変更部(距離算出手段、変更手段、時間算出手段、運転状態検出手段)

Claims (3)

  1. 道路データを記憶する記憶手段と、
    自車両の位置を検出する自車位置検出手段と、
    自車両の車両状態を検出する車両状態検出手段と、
    前記記憶手段が記憶した前記道路データに基づき自車両の進行方向に存在するカーブの形状を認識するカーブ認識手段と、
    前記カーブ認識手段が認識した前記カーブの形状に基づき該カーブを適正に通過可能な適正車両状態を設定する適正車両状態設定手段と、
    前記車両状態検出手段が検出した前記車両状態と、前記適正車両状態設定手段が設定した前記適正車両状態とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果において前記自車両の車両状態が前記適正車両状態にないときに、自車両に設けられた安全装置を作動させる作動手段と
    を備える車両の走行安全装置であって、
    直前に通過したカーブから自車両までの距離を算出する距離算出手段と、
    前記距離算出手段が算出した距離が長くなることに伴い、前記カーブ認識手段にて認識された先のカーブに対して、安全装置が作動しやすいように、あるいは、安全装置の作動時期が早まるように、あるいは、安全装置の作用を強めるように制御を変更する変更手段と
    を備えることを特徴とする車両の走行安全装置。
  2. 道路データを記憶する記憶手段と、
    自車両の位置を検出する自車位置検出手段と、
    自車両の車両状態を検出する車両状態検出手段と、
    前記記憶手段が記憶した前記道路データに基づき自車両の進行方向に存在するカーブの形状を認識するカーブ認識手段と、
    前記カーブ認識手段が認識した前記カーブの形状に基づき該カーブを適正に通過可能な適正車両状態を設定する適正車両状態設定手段と、
    前記車両状態検出手段が検出した前記車両状態と、前記適正車両状態設定手段が設定した前記適正車両状態とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果において前記自車両の車両状態が前記適正車両状態にないときに、自車両に設けられた安全装置を作動させる作動手段と
    を備える車両の走行安全装置であって、
    直前のカーブを通過してからの経過時間を算出する時間算出手段と、
    前記時間算出手段が算出した経過時間が長くなることに伴い、前記カーブ認識手段にて認識された先のカーブに対して、安全装置が作動しやすいように、あるいは、安全装置の作動時期が早まるように、あるいは、安全装置の作用を強めるように制御を変更する変更手段と
    を備えることを特徴とする車両の走行安全装置。
  3. 前記変更手段は、前記直前のカーブの半径が小さくなることに伴い、あるいは、前記直前のカーブが深くなることに伴い、安全装置の制御を変更する際の変更量を小さくすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両の走行安全装置。
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