JP4247983B2 - 積層ジョイントコネクタ及び当該積層ジョイントコネクタの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車に配索されるワイヤーハーネス(電線)を分岐するのに使用する積層ジョイントコネクタに関し、より詳細にはコスト低減を図ると共に電線の接続作業性に優れた積層ジョイントコネクタに関する。
従来から自動車に使用されるワイヤーハーネスを接続するにあたって積層タイプのジョイントコネクタが使用されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
ここで、特許文献1に記載されたジョイントコネクタ5は、図14に示すように平坦な上下両壁を備えた略箱形状の複数のコネクタハウジング50を上下に積み重ねて組み合わせるものであって、各コネクタハウジング50の上壁及び下壁に嵌合穴と凸部(上壁の嵌合穴50a及び凸部50bのみ図示)を形成し、上下に積み重ねるコネクタハウジング50の嵌合穴50aと凸部(図示せず)とを嵌合させ、この嵌合により端子収容室内に上記凸部を突出させて、該凸部により端子収容室内に収容されている端子を係止することで、端子を多重係止するようになっている。
また、特許文献2に記載されたジョイントコネクタ6は、図15に示すように、複数の端子収容室を備えたメインコネクタ60に、複数の端子収容室を備えたサブコネクタ70を合体させるようにした合体コネクタにおいて、メインコネクタ60の前側にフード部60aを設けると共に、メインコネクタ60の基部側に該フード部60aに連通するサブコネクタ収容室60bを設け、サブコネクタ70の前側にフード部70aを設け、このサブコネクタ70のフード部70aをメインコネクタ60のフード部内に突出させて端子保護部としている。そして、メインコネクタ60とサブコネクタ70の各端子収容室にオス端子をそれぞれ収容し、各オス端子のタブ部をメインコネクタ60とサブコネクタ70の各フード部内にそれぞれ突出させている。
実開平5−53154(6−9頁、図1) 特開平11−126644(3−4頁、図1)
特許文献1に記載された従来型のジョイントコネクタ5は、例えばメス端子などの一方の端子を収容したコネクタハウジング50を、当該コネクタハウジングに形成された引掛部50cと腕状リブ50dとを係合することで積層させる構造となっている。従って、このメス端子とオス端子とを嵌合させるためには、オス端子収容室を備えた相手側コネクタハウジングにオス端子を収容し、この相手側コネクタハウジングを同様に積層させ、これらの積層されたコネクタハウジング50と相手側コネクタハウジング(図示せず)とを一度に嵌合させる必要がある。この際、多くのメス端子とオス端子とを同時に嵌合させることになるので大きなコネクタ嵌合力を必要とし、コネクタ嵌合に際して特別な治具を必要とする。
一方、特許文献2に記載された従来型のジョイントコネクタ6は、複数の端子収容室を備えたメインコネクタ60に、複数の端子収容室を備えたサブコネクタ70を合体させて合体コネクタを組み立て、この合体コネクタを複数のメス端子を備えた相手側コネクタ(図示せず)に嵌合させるようになっている。このような構造では、一方のコネクタがメインコネクタ60とサブコネクタ70とから構成されているので、部品点数が多くなりコネクタ自体が大型化する。また、オス端子を収容するサブコネクタ70を当該サブコネクタ70を収容するメインコネクタ60に合体させた後にメス端子を備えた相手側コネクタと一度に結合させるので、端子数が多極化すると端子嵌合に大きな嵌合力を要し、コネクタ接続に際して例えば特別な治具などの嵌合補助の機構が必要となりコスト高になる。
また、オス端子の収容されたサブコネクタ70をメインコネクタ60に組み付けた後にこれをメス端子を備えた相手側のコネクタハウジングに嵌合させるようになっているので、コネクタハウジング積層後からコネクタハウジング同士の嵌合完了に至るまでにオス端子を保護する特別なフードが必要とされる。すなわち、オス端子を保護するために部品のコスト高を招いたり加工費用が余分に嵩み、コスト低減に反している。
本発明の目的は、オス端子とメス端子をそれぞれ収容するコネクタハウジングの積層段数が増えても、特別な治具や機構を必要とせずに組付け可能な積層ジョイントコネクタを提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明にかかる積層ジョイントコネクタは、
内部に複数のメス端子収容部を併設したメス端子用コネクタハウジングと、
前記メス端子収容部に収容されたメス端子にそれぞれ嵌合可能なオス端子を収容する複数のオス端子収容部を併設したオス端子用コネクタハウジングと、
前記メス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングの各メス端子と各オス端子とを嵌合させて結合されたメス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングを、載置した状態で係止保持する嵌合プレートとを備え、
前記結合されたメス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングに、メス端子とオス端子とを嵌合して結合された別のメス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングを互いに係止したまま順次積層した積層ジョイントコネクタにおいて、
前記メス端子用コネクタハウジングは、当該メス端子用コネクタハウジングに設けられた係止凹部と当該係止凹部に係止可能な形状を有した係止凸部とを備え、前記メス端子用コネクタハウジングの係止凹部と当該メス端子用コネクタハウジングに積層するメス端子用コネクタハウジングの係止凸部とが協働してコネクタハウジングロック手段を構成し、
前記オス端子用コネクタハウジングは、当該オス端子用コネクタハウジングに設けられた係止凹部と当該係止凹部に係止可能な形状を有した係止凸部を備え、前記オス端子用コネクタハウジングの係止凹部と当該オス端子用コネクタハウジングに積層するオス端子用コネクタハウジングの係止凸部とが協働してコネクタハウジングロック手段を構成し、
前記ベース部には、当該ベース部に載置される結合されたメス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングの係止凸部にそれぞれ係止する係止凹部が形成されていることを特徴としている。
メス端子を収容したメス端子用コネクタハウジングとオス端子を収容したオス端子用コネクタハウジングとをそれぞれのメス端子とオス端子を嵌合することで結合させた後、結合されたコネクタハウジングをベース部に順次互いに係止した状態で積層することで積層ジョイントコネクタを構成している。このような構成をとることで、全てのメス端子とオス端子を一度に嵌合させて積層ジョイントコネクタを組み立てる場合に比べて、小さな嵌合力で積層ジョイントコネクタを組み付けることができ、積層ジョイントコネクタの組立て作業性が向上する。
また、積層する上側のメス端子用コネクタハウジングの係止凸部が積層される下側のメス端子用コネクタハウジングの係止凹部にしっかりと係止するとともに、積層する上側のオス端子用コネクタハウジングの係止凸部が積層される下側のオス端子用コネクタハウジングの係止凹部にしっかりと係止し、かつ最下段のメス端子用コネクタハウジングの係止凸部がベース部の係止凹部に係止するとともに、最下段のオス端子用コネクタハウジングの係止凸部がベース部の係止凹部に係止する。これによって、互いに外れることのない一体化した積層ジョイントコネクタを構成することができる。
また、本発明の請求項に記載の積層ジョイントコネクタは、請求項1に記載の積層ジョイントコネクタにおいて、
前記メス端子用コネクタハウジングは、当該メス端子用コネクタハウジングの一方の面に前記端子収容室の長手方向において開口部を備え、かつ当該メス端子用コネクタハウジングの他方の面に前記メス端子用コネクタハウジング積層時に積層される相手側メス端子用コネクタハウジングの前記開口部に進入するメス端子係止突起を有し、
前記メス端子係止突起は、積層される相手側メス端子用コネクタハウジングの開口部への進入状態で当該相手側メス端子用コネクタハウジングのメス端子収容部に完全挿入されたメス端子を拘束するようになっており、
前記オス端子用コネクタハウジングは、当該オス端子用コネクタハウジングの一方の面に前記端子収容室の長手方向において開口部を備え、かつ当該オス端子用コネクタハウジングの他方の面に前記オス端子用コネクタハウジング積層時に積層される相手側オス端子用コネクタハウジングの前記開口部に進入するオス端子係止突起を有し、
前記オス端子係止突起は、積層される相手側オス端子用コネクタハウジングの開口部への進入状態で当該相手側オス端子用コネクタハウジングのオス端子収容部に完全挿入されたオス端子を拘束するようになったことを特徴としている。
オス端子用コネクタハウジングの開口部にこれに積層するオス端子用コネクタハウジングのオス端子係止突起が入り込むことで、前記開口部内のオス端子の箱部後端にオス端子係止突起が係合し、オス端子用コネクタハウジングからのオス端子の抜けを防止する。同様に、メス端子用コネクタハウジングの開口部にこれに積層するメス端子用コネクタハウジングのメス端子係止突起が入り込むことで、前記開口部内のメス端子箱部後端にメス端子係止突起が係合し、メス端子用コネクタハウジングからのメス端子の抜けを防止する。
また、オス端子やメス端子が半挿入状態にある場合、積層する上側の結合したコネクタハウジングの係止突起が積層される下側の結合したコネクタハウジングに収容されかつ半挿入状態にある端子の箱部に干渉して下側の結合されたコネクタハウジングの開口部への係止突起の進入を阻止するので、端子半挿入を確実に検知する。
また、本発明の請求項に記載の積層ジョイントコネクタは、請求項に記載の積層ジョイントコネクタにおいて、
結合された前記メス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングに取付け可能で、前記メス端子用コネクタハウジングの係止凹部に係止される係止凸部を有するとともに、前記オス端子用コネクタハウジングの係止凹部に係止される係止凸部を有するカバーを備えたことを特徴としている。
このようなカバーを設けることで、積層されかつ各層ごとに結合したオス端子用コネクタハウジングとメス端子用コネクタハウジングを最下段のベース部と最上段のカバーで挟み込みながら固定することができ、完全に一体化した積層ジョイントコネクタを得ることができる。
また、本発明の請求項に記載の積層ジョイントコネクタは、請求項に記載の積層ジョイントコネクタにおいて、
結合された前記メス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングに積層可能で、前記メス端子用コネクタハウジングの係止凹部に係止される係止凸部を有するとともに、前記オス端子用コネクタハウジングの係止凹部に係止される係止凸部を有するカバーを備え、
かつ前記カバーには当該カバーが取付けられるメス端子用コネクタハウジングの開口部に進入するメス端子係止突起を有するとともに、オス端子用コネクタハウジングの開口部に進入するオス端子係止突起を有し、
前記メス端子係止突起は、積層される相手側メス端子用コネクタハウジングの開口部への進入状態で当該相手側メス端子用コネクタハウジングのメス端子収容部に完全挿入されたメス端子を拘束するようになっており、
前記オス端子係止突起は、積層される相手側オス端子用コネクタハウジングの開口部への進入状態で当該相手側オス端子用コネクタハウジングのオス端子収容部に完全挿入されたオス端子を拘束するようになったことを特徴としている。
このようなカバーを設けることで、積層されかつ各層ごとに結合したオス端子用コネクタハウジングとメス端子用コネクタハウジングを最下段のベース部と最上段のカバーとで挟み込みながら固定することができ、完全に一体化した積層ジョイントコネクタを得ることができる。これに加えて、カバーのメス端子係止突起によりメス端子用コネクタハウジングへのメス端子の半挿入状態を確実に検知するとともにメス端子用コネクタハウジングからのメス端子の抜けを確実に防止する。また、カバーのオス端子係止突起によりオス端子用コネクタハウジングへのオス端子の半挿入状態を確実に検知するとともにオス端子用コネクタハウジングからのオス端子の抜けを確実に防止する。
また、本発明の請求項に記載の積層ジョイントコネクタの製造方法は、
内部に複数のメス端子収容部を併設したメス端子用コネクタハウジングを所定数だけ用意するとともに、前記メス端子収容部に収容されたメス端子にそれぞれ嵌合可能なオス端子を収容する複数のオス端子収容部を併設したオス端子用コネクタハウジングを所定数だけ用意し、
メス端子とオス端子とを前記メス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングにそれぞれ挿入し、
前記メス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングにそれぞれ収容されたメス端子とオス端子を嵌合させることで当該メス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングを結合した結合コネクタハウジングを積層される層ごとに複数個作り、
前記結合コネクタハウジングの一つをこれと係止可能なベース部に載置した状態で装着し、
前記ベース部に装着された結合コネクタハウジングに他の結合コネクタハウジングを各層毎に順次互いに係止させた状態で積層し、
前記結合コネクタハウジングを所定の層まで積層した時点で、最上段の結合コネクタハウジングの上面を一括して囲うとともに、結合コネクタクハウジングを係止可能なカバ−を装着することで積層ジョイントコネクタを製造することを特徴としている。
積層ジョイントコネクタのこのような組み付け方法(製造方法)によると、メス端子とオス端子を嵌合することでメス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングをそれぞれ結合した後にこの結合コネクタハウジングを積層させるようになっているので、メス端子とオス端子との嵌合力が小さくなり、確実に嵌合できる上、コネクタ嵌合のための特別な機構や治具を必要としなくなる。
また、オス端子をオス端子用コネクタハウジングに挿入した直後にそのオス端子をメス端子用コネクタハウジングのメス端子と嵌合できるので、オス端子を保護する機構を特別に設ける必要がない。
また、ベース部に係止した結合コネクタハウジングに別の結合コネクタハウジングを順次互いに係止した状態で積層していくので、オス端子とメス端子との間の特別なロック機構やオス端子用コネクタハウジングとメス端子用コネクタハウジングを積層する各層ごとに保持する部品を必要としない。
以上説明したように、本発明によると、オス端子の挿入されたオス端子用コネクタハウジングとメス端子の挿入されたメス端子用コネクタハウジングの各オスメス端子を嵌合させることで各コネクタハウジングを結合させるようになっているので、オス端子保護のために特別な治具等を必要としない。従って、このような特別な保護治具をオス端子に嵌合して再び外すという面倒な作業も必要としない。
また、オス端子用コネクタハウジングとメス端子用コネクタハウジングをそれぞれ積層させてから全てのオスメス端子を一括して嵌合する構造をとっていない。すなわち、結合されたコネクタハウジングを順次積層していくので、嵌合力が小さくなりオスメス端子をたやすく嵌合できる。そのため、端子嵌合のための特別な機構や治具を必要としない。
また、オス端子用コネクタハウジングとメス端子用コネクタハウジングを一括して保持する部品として少なくともベース部を備えれば足りるので、部品点数の削減に貢献する。
以上、本発明の一実施形態にかかる積層ジョイントコネクタを図面に基づいてより詳細に説明する。
本発明の一実施形態にかかる積層ジョイントコネクタ1は、図1に示すように、嵌合プレート(ベース部)10と、嵌合プレート10に積層されかつ各層ごとに結合された複数のメス端子収容用コネクタハウジング(以下、「メス端子用コネクタハウジング」とする)20及びオス端子収容用コネクタハウジング(以下、「オス端子用コネクタハウジング」とする)30と、これらのコネクタハウジング20,30の最上段に取付けられたカバー40とを有している。
なお、嵌合プレート10に積層された複数のメス端子用コネクタハウジング20とオス端子用コネクタハウジング30にはそれぞれメス端子T(図2参照)とオス端子t(図4参照)が挿入収容され、互いに嵌合し、この状態で複数の結合されたメス端子用コネクタハウジング20とオス端子用コネクタハウジング30(以下、単に「結合コネクタハウジング2」とする。)が積層されている。また、積層される下側の結合コネクタハウジング2と積層する上側の結合コネクタハウジング2とは後述するコネクタハウジングロック手段(係止ロック手段3によって互いに外れないように固定されている。そして、最下段の結合コネクタハウジング2と嵌合プレート10ともコネクタハウジングロック手段3によって違いに外れないように固定され、最上段の結合コネクタハウジング2とカバー40ともコネクタハウジングロック手段3によって互いに外れないように固定されている。
メス端子用コネクタハウジング20は、図2に示すようにハウジング幅方向に複数(図示例は5個)の端子収容室21が併設された矩形板状をした5極のコネクタハウジングからなり、コネクタハウジング両側部には係止凹部24,25とこれにそれぞれ係止可能な係止凸部22,23(図3参照)とを有している。なお、積層されるメス端子用コネクタハウジング20の係止凹部24,25とこれに積層するメス端子用コネクタハウジング20の係止凸部22,23とでメス端子用コネクタハウジング20を複数段(図示例は5段)に積層して合体するコネクタハウジングロック手段3を構成している。
メス端子用コネクタハウジング20とコネクタハウジングロック手段3はPP(ポリプロピレン)やPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂を成形加工してできている。なお、メス端子用コネクタハウジング20はメス端子Tを介してサブハーネスW(図3参照)1本づつに接続している。
また、メス端子用コネクタハウジング20の両方側部後端には、メス端子用コネクタハウジング20をオス端子用コネクタハウジング30に結合する際に利用する把持用のつかみ部26が突設されている(図2参照)。
メス端子用コネクタハウジング20の係止凹部24,25は、図2及び図3に示すようにメス端子用コネクタハウジング20の側方に開口する角型C字状凹溝からなり、メス端子用コネクタハウジング20の両側部にあって、両側端に位置する端子収容室21の両外側壁に、前後方向(端子収容室の長手方向)に間隔をおいて各2個、合計4個設けられている。
一方、メス端子用コネクタハウジング20の係止凸部22,23は、図3に示すように係止凹部24,25に対応する下方位置に、側部から下方へ鉤状(フック状)に突出するように各2個、合計4個設けられ、図3及び図11に示すように積層される下側のメス端子用コネクタハウジング20の一方側に設けられた係止凹部24,25に積層する上側のメス端子用コネクタハウジング20の他方側に設けられた係止凸部22,23が係止されるようになっている。
メス端子用コネクタハウジング20は、更にその両側部にあって両側端に位置する端子収容室21の両外側壁に係止凹部間に挟まれるようにして突設された各1個の矩形状の挿入凹溝27(図2参照)と、挿入凹溝27に対応する側部の真下に突設された各1個の矩形板状の案内リブ28(図3参照)とを有している。そして、積層される下側のメス端子用コネクタハウジング20に突設された挿入凹溝27に積層する上側のメス端子用コネクタハウジング20に突設された案内リブ28が緩く嵌着されるようになっている。
案内リブ28は、積層される下側のメス端子用コネクタハウジング20を積層する上側のメス端子用コネクタハウジング20に積層する際に上側のメス端子用コネクタハウジング20の各係止凸部22,23が下側のメス端子用コネクタハウジング20の各係止凹部24,25に円滑に係止するように案内する役目を果たしている。
更に、メス端子用コネクタハウジングにおける各端子収容室に設けられたランス21a(図2参照)よりも後方に位置する下壁の外側(下部)には、メス端子Tの半挿入を検知したりメス端子用コネクタハウジング20からのメス端子Tの抜けを防止する側面視略三角形形状の二重係止リブ(メス端子係止突起)が突設されている。二重係止リブは、ここでは図示しないがオス端子用コネクタハウジング30に備わった二重係止リブ(オス端子係止突起)39(図7参照)と同一形状で、コネクタハウジング結合面に対してオス端子用コネクタハウジング30の二重係止リブ39と対称となる向きで備わっている。そして、二重係止リブの位置に対応する上壁には、積層される下側のメス端子用コネクタハウジングの端子収容室に二重係止リブを進入させる開口部20a(図2参照)が設けられている。
続いて、オス端子用コネクタハウジング30について説明する。オス端子用コネクタハウジング30は、図4に示すようにコネクタ幅方向に複数(図示例は5個)の端子収容室31が併設されてオス端子tを収容する矩形板状をなしている。そして、オス端子用コネクタハウジング30は、係止凹部34,35とこれに係止される係止凸部32,33とを有している。なお、積層される下側のオス端子用コネクタハウジング30の係止凹部34,35と積層する上側のオス端子用コネクタハウジング30の係止凸部32,33とで結合コネクタハウジング2を複数段(図示例は5段)に積層して合体するコネクタハウジングロック手段3を構成している。
オス端子用コネクタハウジング30とコネクタハウジングロック手段3はPP(ポリプロピレン)やPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂を成形加工してできている。なお、個々のオス端子用コネクタハウジング30はオス端子tを介してサブハーネスW1本づつに接続している。
オス端子用コネクタハウジング30の係止凹部34,35は、図4に示すように、オス端子用コネクタハウジング30の側方に開口する角型C状凹溝からなり、オス端子用コネクタハウジング30の両側部にあって、両側端に位置する端子収容室31の両外側壁に、前後方向(端子収容室の長手方向)に間隔をおいて各2個、合計4個設けられている。
一方、オス端子用コネクタハウジング30の係止凸部32,33はオス端子用コネクタハウジング30の係止凹部34,35に対応する下方位置に、側部から下方へ鉤状(フック状)に突出するように各2個、合計4個設けられ、図4及び図11に示すように積層される下側のオス端子用コネクタハウジング30に設けられた係止凹部34,35に積層する上側のオス端子用コネクタハウジング30に設けられた係止凸部32,33が係止されるようになっている。
更に、オス端子用コネクタハウジング30の下壁の外側(下部)には、図7に示すように、オス端子tの半挿入を検知したりオス端子用コネクタハウジング30からのオス端子tの抜けを防止する側面視略三角形形状の二重係止リブ39が突設されている。そして、二重係止リブ39の位置に対応する上壁には、図4に示すように積層される下側のオス端子用コネクタハウジング30の端子収容室31に積層する上側のオス端子用コネクタハウジング30の二重係止リブ39を進入させる開口部30aが設けられている。
また、図8に示す嵌合プレート10は、PP(ポリプロピレン)やPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂を成形加工してできており、細長矩形板状をなしている。嵌合プレート10の上面は結合コネクタハウジング(結合したオス端子用コネクタハウジングとメス端子用コネクタタハウジング)2の下面と対応する大きさを有している。また、嵌合プレート10の上面には、図10に示すように、その長手方向の両側縁部であってメス端子用コネクタハウジング20が積層される位置に、メス端子用コネクタハウジングの係止凸部22,23と係合する係止凹部14a,15aが形成されている。なお、係止凹部14a,15aの形状は、メス端子用コネクタハウジング20に形成された係止凹部24,25と同一形状である。また、嵌合プレート上面の長手方向の両側縁部には、係止凹部間にメス端子用コネクタハウジング20の案内リブ28を受け入れる挿入凹溝17a(図8参照)が形成されている。なお、挿入凹溝17aの形状は、メス端子用コネクタハウジング20に形成された挿入凹溝27と同一形状である。
また、嵌合プレート上面の凹部間には、結合コネクタハウジング2を積層する際にメス端子用コネクタハウジング20の二重係止リブ(図示せず)を全て受け入れる溝部19aが嵌合プレート10の幅方向全体に形成されている。
また、嵌合プレート10の上面には、その長手方向の両側縁部であってオス端子用コネクタハウジング30が積層される位置に、オス端子用コネクタハウジング30の係止凸部32,33と係合する係止凹部14b,15bが形成されている。なお、係止凹部14b,15bの形状は、オス端子用コネクタハウジング30に形成された係止凹部34,35と同一形状である。
また、嵌合プレート上面の凹部間には、結合コネクタハウジング2を積層した際にオス端子用コネクタハウジング30の二重係止リブ39(図7参照)を全て受け入れる溝部19bが嵌合プレート10の幅方向全体に形成されている。
一方、図12及び図13に示すカバー40は、PP(ポリプロピレン)やPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂を成形加工してできており、細長矩形板状をなしている。
カバー40の下面は結合コネクタハウジング(結合したオス端子用コネクタハウジング30とメス端子用コネクタハウジング20)2の下面をちょうど覆う大きさを有している。また、カバー40の下面には、図13に示すようにその長手方向の両側縁部であってメス端子用コネクタハウジング20の上面を覆う位置に、メス端子用コネクタハウジング20の係止凹部24,25と係止する係止凸部42a,43aが形成されている。なお、係止凸部42a,43aの形状は、メス端子用コネクタハウジング20に形成された係止凸部22,23と同一形状である。また、カバー下面の長手方向の両側縁部には、係止凸部間にメス端子用コネクタハウジング20の挿入凹溝27に入り込む案内リブ48が形成されている。なお、案内リブ48の形状は、メス端子用コネクタハウジング20に形成された案内リブ28と同一形状である。
また、カバー下面の案内リブ間には、カバー40を結合コネクタハウジング2に被せた際にメス端子用コネクタハウジング20に収容されたメス端子Tの半挿入を検知したりメス端子Tの抜けを阻止する図示しない二重係止リブがカバー40の幅方向に一定間隔離間して複数個形成されている。
また、カバー40の下面には、その長手方向の両側縁部であってオス端子用コネクタハウジング30の上面を覆う位置に、オス端子用コネクタハウジング30の係止凹部34,35と係合する係止凸部42b,43bが形成されている。なお、係止凸部42b,43bの形状は、オス端子用コネクタハウジング30に形成された係止凸部32,33(図4参照)と同一形状である。
また、カバー下面の凹部間には、図13(a)に示すように結合コネクタハウジング2にカバー40を被せた際にオス端子用コネクタハウジング30に収容されたオス端子tの半挿入を検知したりオス端子tの抜けを阻止する二重係止リブ49bがカバー40の幅方向に一定間隔離間して複数個形成されている。
続いて、かかる積層ジョイントコネクタ1の組み付け方法(製造方法)について説明する。
まず、積層ジョイントコネクタ1の一方を形成するメス端子用コネクタハウジング20(図2参照)を所定数だけ用意するとともに、積層ジョイントコネクタ1の他方を形成するオス端子用コネクタハウジング30(図4参照)を所定数だけ用意する。
次いで、メス端子Tとオス端子tとをメス端子用コネクタハウジング20とオス端子用コネクタハウジング30にそれぞれ挿入する。この際、各端子T,tが各端子収容室21,31において半挿入状態にならないように各端子収容室21,31の十分奥まで各端子T,tを挿入する。
次いで、メス端子Tの収容されたメス端子用コネクタハウジング20とオス端子tの収容されたオス端子用コネクタハウジング30ごとにメス端子Tとオス端子tを嵌合させ(図5乃至図7参照)、メス端子用コネクタハウジング20とオス端子用コネクタハウジング30とが結合された一対の結合コネクタハウジング2を積層ジョイントコネクタ1を構成するのに必要な積層段数だけ組み立てる。
次いで、これらの結合コネクタハウジング2のうちの一つを嵌合プレート10に装着する(図8ないし図10参照)。この装着に際しては結合コネクタハウジング2のメス端子用コネクタハウジング20の案内リブ28(図10(a)参照)を嵌合プレート10の挿入凹溝17a(図8参照)に挿入することでメス端子用コネクタハウジング20の係止凸部22,23とオス端子用コネクタハウジング30の係止凸部32,33を嵌合プレート10の対応する係止凹部14a,15a,及び係止凹部14b,15bに案内して係止させる。これによって、結合コネクタハウジング2を図9に示すように嵌合プレート10にしっかりと固定する。
また、結合コネクタハウジング2の二重係止リブ(図7(a)では一方の二重係止リブ39のみ図示)は嵌合プレート10の溝部19a,19b(図8参照)に入り込んで当該二重係止リブ39が嵌合プレート10に干渉することはない。
次いで、嵌合プレート10に装着された結合コネクタハウジング2に別の結合コネクタハウジング2を図11に示すように一層ずつ順次積層していく。この際、積層される下側の結合コネクタハウジング2の挿入凹溝27に積層する上側の結合コネクタハウジング2の案内リブ28(図3参照)を押し込むことで、積層される下側のメス端子用コネクタハウジング20の係止凹部24,25とオス端子用コネクタハウジング30の係止凹部34,35に積層する上側のメス端子用コネクタハウジング20の係止凸部22,23とオス端子用コネクタハウジング30の係止凸部32,33を円滑に係止させることができる。また、上側の結合コネクタハウジング2のメス端子用コネクタハウジング20に備わった図示しない二重係止リブは、下側の結合コネクタハウジング2のメス端子用コネクタハウジング20の開口部20aに進入してメス端子Tの箱部後端に係合し、メス端子Tがメス端子用コネクタハウジング20から抜脱するのを防止する。
同様に、積層する上側の結合コネクタハウジング2のオス端子用コネクタハウジング30に備わった二重係止リブ39も積層される下側の結合コネクタハウジング2のオス端子用コネクタハウジング30の開口部30aに進入してオス端子tの箱部後端に係合し、オス端子tがオス端子用コネクタハウジング30から抜脱するのを防止する。
なお、メス端子Tやオス端子tが結合コネクタハウジング2に半挿入状態である場合、この半挿入状態にあるメス端子Tやオス端子tに二重係止リブが干渉して積層する上側の結合コネクタハウジング2が積層される下側の結合コネクタハウジング2に完全に積層できなくなり、これによって端子半挿入状態を確実に検知することができる。
次いで、結合コネクタハウジング2を図12及び図13(a)に示すように所望の数だけ積層した後、図1及び図13(b)に示すように最上段の結合コネクタハウジング2にカバー40を取り付ける。
この際、カバー40の案内リブ48を結合コネクタハウジング2のメス端子用コネクタハウジング20に形成された挿入凹溝27に押し込むことで、カバー40の係止凸部42a,43aを結合コネクタハウジング2のメス端子用コネクタハウジング20に形成された係止凹部24,25に案内して両者を容易に係止させることができる。
同様に、カバー40の係止凸部42b,43bを結合コネクタハウジング2のオス端子用コネクタハウジング30に形成された係止凹部34,35に案内して両者を容易に係止させる。
このように嵌合プレート10に結合コネクタハウジング2を必要層数だけ積層した後に、上方から最上層の結合コネクタハウジング2を構成するメス端子用コネクタハウジング20とオス端子用コネクタハウジング30を横断するようにカバー40を嵌着することで、五層構造に積層された結合コネクタハウジング2は、図1及び図13(b)に示すように嵌合プレート10とカバー40間で確実に保持される。
なお、カバー40にはその下面に二重係止リブ(図13(a)では一方の二重係止リブ49bのみ図示)が形成されているので、カバー40を結合コネクタハウジング2に取り付けると同時にカバー40の二重係止リブが結合コネクタハウジング2のオス端子用コネクタハウジング30の開口部30aとメス端子用コネクタハウジング20の開口部20aにそれぞれ進入し、各二重係止リブがメス端子Tの箱部後端又はオス端子tの箱部後端に係合して、結合コネクタハウジング2からのこれら端子T,tの抜脱を防止する。また、メス端子Tやオス端子tが最上段の結合コネクタハウジング2に半挿入状態にある場合、二重係止リブがメス端子Tやオス端子tの箱部と干渉してカバー40を結合コネクタハウジング2に取り付けることができなくなるので、端子半挿入状態を容易に検知できる。
このようにして、積層ジョイントコネクタ1の組み付け(製造)を終了する。
以上のように積層ジョイントコネクタ1を組み付ける際に、メス端子用コネクタハウジング20のメス端子Tとオス端子用コネクタハウジング30のオス端子tを各層毎に嵌合させるので、嵌合力が小さく確実に嵌合できる上、端子嵌合のための特別な機構や治具を必要としない。
また、オス端子tをオス端子用コネクタハウジング30に挿入した直後にそのオス端子tをメス端子用コネクタハウジング20のメス端子Tと嵌合させるので、オス端子tを保護する機構を特別に設ける必要がない。
また、結合させたオス端子用コネクタハウジング30とメス端子用コネクタハウジング20を嵌合プレート10に順次積層していくので、オス端子tとメス端子Tとの間の特別なロック機構やオス端子用コネクタハウジング30とメス端子用コネクタハウジング20ごとに保持する部品を必要としない。
なお、本発明の上述の実施形態では、メス端子用コネクタハウジング20とオス端子用コネクタハウジング30をその端子同士を嵌合させることで結合した後、嵌合プレート10に装着しているが、嵌合プレートに各メス端子用コネクタハウジング20とオス端子用コネクタハウジング30を装着した後、各メス端子用コネクタハウジング20とオス端子用コネクタハウジング30を結合させることも可能である。しかしながら、そのためには嵌合プレートの全長が長くなり、積層ジョイントコネクタが全体的に大型化する。従って、上述の実施形態のようにメス端子用コネクタハウジング20とオス端子用コネクタハウジング30を結合した後、結合コネクタハウジング2を嵌合プレート10に装着する組み付け方法(製造方法)の方が好ましい。
なお、本実施形態と異なり結合コネクタハウジング2を嵌合プレート10に複数層積層させ、カバー40を取り付けないまま組み付けた積層ジョイントコネクタとしても本発明の作用効果を奏することは可能である。しかしながら、カバー40を取り付けることで積層された複数の結合コネクタハウジング2を嵌合プレート10とカバー40でしっかりと挟み込んで固定できるとともに、最上段の結合コネクタハウジング2の端子半挿入や端子抜けの防止を確実に行うことも可能なので、その効果は大きくなる。
本発明にかかる積層ジョイントコネクタの適用範囲は自動車内ワイヤーハーネスの配索接続に特に適しているが、このような適用範囲には限定されず、家電製品や制御機器等の内部配線の接続にも好適に利用可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施形態にかかる積層ジョイントコネクタを示した斜視図である。 図1に示した積層ジョイントコネクタのメス端子用コネクタハウジングを、電線の圧着されたメス端子を収容した状態で示す斜視図である。 図2に示したメス端子用コネクタハウジングの側面図である。 本発明の一実施形態にかかる積層ジョイントコネクタのオス端子用コネクタハウジングを、電線の圧着されたオス端子を収容した状態で示す斜視図である。 図2のメス端子用コネクタハウジングと図4のオス端子用コネクタハウジングを結合する直前の状態を示した斜視図である。 図2のメス端子用コネクタハウジングと図4のオス端子用コネクタハウジングを結合した状態を示した斜視図である。 図2のメス端子用コネクタハウジングと図4のオス端子用コネクタハウジングを結合する直前の状態を示した側面図(図7(a))、及び図2のメス端子用コネクタハウジングと図4のオス端子用コネクタハウジングを結合した状態を示した側面図(図7(b))である。 結合コネクタハウジングを嵌合プレートに取り付ける直前の状態を示した斜視図である。 結合コネクタハウジングを嵌合プレートに取り付けた状態を示した斜視図である。 結合コネクタハウジングを嵌合プレートに取り付ける直前の状態を示した側面図(図10(a))、及び結合コネクタハウジングを嵌合プレートに取り付けた状態を示した側面図(図10(b))である。 図9に示した結合コネクタハウジングに複数の結合コネクタハウジングを積層する直前の状態を示す斜視図である。 図11に示した複数の結合コネクタハウジングを全て積層した後、カバーを被せる直前の状態を示した斜視図である。 図11に示した複数の結合コネクタハウジングを全て積層した後、カバーを被せる直前の状態を示した側面図(図13(a))、及び図13(a)に示した状態から最上段の結合コネクタハウジングにカバーを被せた状態を示した側面図(図13(b))である。 従来のジョイントコネクタの一例を積層直前の状態で示した斜視図である。 図14とは異なる従来のジョイントコネクタの一例を示した斜視図である。
符号の説明
1 積層ジョイントコネクタ
2 結合コネクタハウジング
コネクタハウジングロック手段(係止ロック手段
5,6 ジョイントコネクタ
10 嵌合プレート(ベース部)
14a,15a 係止凹部
14b,15b 係止凹部
17a 挿入凹溝
19a,19b 溝部
20 メス端子(収容)用コネクタハウジング
20a 開口部
21 端子収容室
21a ランス
22,23 係止凸部
24,25 係止凹部
26 つかみ部
27 挿入凹溝
28 案内リブ
30 オス端子(収容)用コネクタハウジング
30a 開口部
31 端子収容室
32,33 係止凸部
34,35 係止凹部
39 二重係止リブ(オス端子係止突起)
40 カバー
42a,43a 係止凸部
42b,43b 係止凸部
48 案内リブ
49b 二重係止リブ
50 コネクタハウジング
50a 嵌合穴
50b 凸部
50c 引掛部
50d 腕状リブ
60 メインコネクタ
60a フード部
60b サブコネクタ収容室
70 サブコネクタ
70a フード部
T メス端子
t オス端子
W サブハーネス

Claims (5)

  1. 内部に複数のメス端子収容部を併設したメス端子用コネクタハウジングと、
    前記メス端子収容部に収容されたメス端子にそれぞれ嵌合可能なオス端子を収容する複数のオス端子収容部を併設したオス端子用コネクタハウジングと、
    前記メス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングの各メス端子と各オス端子とを嵌合させて結合されたメス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングを、載置した状態で係止保持するベース部とを備え、
    前記結合されたメス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングに、メス端子とオス端子とを嵌合して結合された別のメス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングを互いに係止したまま順次積層した積層ジョイントコネクタにおいて、
    前記メス端子用コネクタハウジングは、当該メス端子用コネクタハウジングに設けられた係止凹部と当該係止凹部に係止可能な形状を有した係止凸部とを備え、前記メス端子用コネクタハウジングの係止凹部と当該メス端子用コネクタハウジングに積層するメス端子用コネクタハウジングの係止凸部とが協働してコネクタハウジングロック手段を構成し、
    前記オス端子用コネクタハウジングは、当該オス端子用コネクタハウジングに設けられた係止凹部と当該係止凹部に係止可能な形状を有した係止凸部を備え、前記オス端子用コネクタハウジングの係止凹部と当該オス端子用コネクタハウジングに積層するオス端子用コネクタハウジングの係止凸部とが協働してコネクタハウジングロック手段を構成し、
    前記ベース部には、当該ベース部に載置される結合されたメス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングの係止凸部にそれぞれ係止する係止凹部が形成されていることを特徴とする積層ジョイントコネクタ。
  2. 前記メス端子用コネクタハウジングは、当該メス端子用コネクタハウジングの一方の面に前記端子収容室の長手方向において開口部を備え、かつ当該メス端子用コネクタハウジングの他方の面に前記メス端子用コネクタハウジング積層時に積層される相手方メス端子用コネクタハウジングの前記開口部に進入するメス端子係止突起を有し、
    前記メス端子係止突起は、積層される相手側メス端子用コネクタハウジングの開口部への進入状態で当該相手側メス端子用コネクタハウジングのメス端子収容部に完全挿入されたメス端子を拘束するようになっており
    前記オス端子用コネクタハウジングは、当該オス端子用コネクタハウジングの一方の面に前記端子収容室の長手方向において開口部を備え、かつ当該オス端子用コネクタハウジングの他方の面に前記オス端子用コネクタハウジング積層時に積層される相手側オス端子用コネクタハウジングの前記開口部に進入するオス端子係止突起を有し、
    前記オス端子係止突起は、積層される相手側オス端子用コネクタハウジングの開口部への進入状態で当該相手側オス端子用コネクタハウジングのオス端子収容部に完全挿入されたオス端子を拘束するようになったことを特徴とする、請求項1に記載の積層ジョイントコネクタ。
  3. 結合された前記メス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングに取付け可能で、前記メス端子用コネクタハウジングの係止凹部に係止される係止凸部を有するとともに、前記オス端子用コネクタハウジングの係止凹部に係止される係止凸部を有するカバーを備えたことを特徴とする、請求項1に記載の積層ジョイントコネクタ。
  4. 結合された前記メス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングに積層可能で、前記メス端子用コネクタハウジングの係止凹部に係止される係止凸部を有するとともに、前記オス端子用コネクタハウジングの係止凹部に係止される係止凸部を有するカバーを備え
    かつ前記カバーには当該カバーが取付けられるメス端子用コネクタハウジングの開口部に進入するメス端子係止突起を有するとともに、オス端子用コネクタハウジングの開口部に進入するオス端子係止突起を有し、
    前記メス端子係止突起は、積層される相手側メス端子用コネクタハウジングの開口部への進入状態で当該相手側メス端子用コネクタハウジングのメス端子収容部に完全挿入されたメス端子を拘束するようになっており、
    前記オス端子係止突起は、積層される相手側オス端子用コネクタハウジングの開口部への進入状態で当該相手側オス端子用コネクタハウジングのオス端子収容部に完全挿入されたオス端子を拘束するようになったことを特徴とする、請求項に記載の積層ジョイントコネクタ。
  5. 内部に複数のメス端子収容部を併設したメス端子用コネクタハウジングを所定数だけ用意するとともに、前記メス端子収容部に収容されたメス端子にそれぞれ嵌合可能なオス端子を収容する複数のオス端子収容部を併設したオス端子用コネクタハウジングを所定数だけ用意し、
    メス端子とオス端子とを前記メス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングにそれぞれ挿入し、
    前記メス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングにそれぞれに収容されたメス端子とオス端子を嵌合させることで当該メス端子用コネクタハウジングとオス端子用コネクタハウジングを結合した結合コネクタハウジングを積層される層ごとに複数個作り、
    前記結合コネクタハウジングの一つをこれと係止可能なベース部に載置した状態で装着し、
    前記ベース部に装着された結合コネクタハウジングに他の結合コネクタハウジングを各層毎に順次互いに係止させた状態で積層し、
    前記結合コネクタハウジングを所定の層まで積層した時点で、最上段の結合コネクタハウジングの上面を一括して囲うとともに、結合コネクタハウジングを係止可能なカバ−を装着することで積層ジョイントコネクタを製造することを特徴とする積層ジョイントコネクタの製造方法
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