JP4247260B2 - 光ディスク装置、および光ディスクの情報記録層判別方法。 - Google Patents

光ディスク装置、および光ディスクの情報記録層判別方法。 Download PDF

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Description

本発明は、複数層の情報記録層を有する光ディスクに記録された情報を再生するための光ディスク装置、および光ディスクの情報記録層判別方法に関する。
現在、Digital Versatile Disc(DVD)に続く、High Definition Digital Versatile Disc(HD DVD)等の次世代の光ディスクが登場している。
DVDでは1〜2層の情報記録層が有すことができるが、HD DVDでは1〜3層の情報記録層が有することができる。2層以上の情報記録層が設けられた光ディスクに対してデータの書き込みおよび/または読み出しを行う際、光ディスク装置は、対物レンズによって集光されたレーザ光がどの情報記録層に対して収束状態にあるかを判別する処理(いわゆる層判別処理)を行う必要がある。
特許文献1には、通常の受光器と異なる位置に受光器を配置して、情報記録層を判別する技術が開示されている。
特開2005−25923号公報
上述した特許文献1の発明では、新たな受光器を配置せねばならず、受光部(いわゆるフォトディテクタ)の構成が複雑になるという問題があった。
本発明の目的は、光ディスクからの反射光を受光する受光部の構成の構成を複雑化せずに、層判別を行うことが可能な光ディスク装置、および光ディスクの情報記録層判別方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の実施形態に係わる光ディスク装置は、複数のレイヤを有する光ディスクにレーザ光を照射し、前記光ディスクから反射されたレーザ光を検出する1対のサブ光検出器と、この1対のサブ光検出セル間に設けられたメイン光検出器からなる光検出部と、前記メイン光検出器から出力された光検出信号からフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生成回路と、前記メイン光検出器から出力された光検出信号、および前記1対のサブ光検出器から出力された光検出信号からトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生成回路と、前記1対のサブ光検出器から出力された光検出信号からレイヤ判別信号を生成し、前記レイヤ判別信号と前記フォーカスエラー信号とにより前記レーザ光の焦点がいずれのレイヤに位置しているかを判定するレイヤ判別信号処理回路と、を備え、前記光ディスクがレイヤ0およびレイヤ1で構成される場合、前記レイヤ判別信号処理回路は、前記フォーカスエラー信号が第1のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号が“正”であれば前記レイヤ0に前記焦点が存在すると判別し、前記フォーカスエラー信号が第2のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号が“負”であれば前記レイヤ1に前記焦点が存在すると判別することを特徴とする。
また、本発明の実施形態に係わるレイヤ判別方法は、レイヤ0およびレイヤ1で構成される光ディスクにレーザ光を照射し、前記光ディスクから反射されたレーザ光を1対のサブ光検出器と、この1対のサブ光検出セル間に設けられたメイン光検出器によって検出し、前記メイン光検出器から出力された光検出信号から生成されたフォーカスエラー信号と、前記1対のサブ光検出器から出力された光検出信号から生成されたレイヤ判別信号とにより、前記レーザ光の焦点がいずれのレイヤに位置しているかを判定する時、前記フォーカスエラー信号が第1のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号が“正”であれば前記レイヤ0に前記焦点が存在すると判別し、前記フォーカスエラー信号が第2のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号が“負”であれば前記レイヤ1に前記焦点が存在すると判別することを特徴とする。
また、本発明の実施形態に係わるレイヤ判別方法は、レイヤ0、レイヤ1、およびレイヤ2で構成される光ディスクにレーザ光を照射し、前記光ディスクから反射されたレーザ光を1対のサブ光検出器と、この1対のサブ光検出セル間に設けられたメイン光検出器によって検出し、前記メイン光検出器から出力された光検出信号から生成されたフォーカスエラー信号と、前記1対のサブ光検出器から出力された光検出信号から生成されたレイヤ判別信号とにより、前記レーザ光の焦点がいずれのレイヤに位置しているかを判定する時、前記フォーカスエラー信号が第1のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号が“正”であれば前記レイヤ0に前記焦点が存在すると判別し、前記フォーカスエラー信号が第2のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号がほぼ“0”であれば前記レイヤ1に前記焦点が存在すると判別し、前記フォーカスエラー信号が第3のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号が“負”であれば前記レイヤ2に前記焦点が存在すると判別することを特徴とする。
本発明によれば、光ディスクからの反射光を受光する受光部の構成の構成を複雑化せずに、レイヤ判別を行うことが可能になる。
本発明の実施の形態を、以下に図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
光ディスク装置にセットされた光ディスク61は、ユーザデータが記録される光ディスクあるいは読出し専用の光ディスクであるが、この実施形態では記録可能な多層構造の光ディスクとして説明する。なお、情報記録面を多層構造で有する光ディスクとしては、DVD−R等が挙げられるが、これに限らず多層記録可能な光ディスクであればよい。
光ディスク61の情報記録面には、スパイラル状にランドトラックおよびグルーブトラックが形成されている。この光ディスク61は、スピンドルモータ63によって回転駆動される。
光ディスク61に対する情報の記録、再生は、光ピックアップ65(図中左側の破線で囲んだ部分)によって行われる。光ピックアップ65は、スレッドモータ66とギアを介して連結されており、このスレッドモータ66はスレッドモータ制御回路68により制御される。
図中のスレッドモータ66の下部に位置する速度検出回路69は、光ピックアップ65の移動速度を検出するものであり、上述のスレッドモータ制御回路68に接続されている。速度検出回路69により検出される光ピックアップ65の速度信号は、スレッドモータ制御回路68に送られる。また、スレッドモータ66の固定部には、図示しない永久磁石を設けており、駆動コイル67がスレッドモータ制御回路68によって励磁されることにより、光ピックアップ65を光ディスク61の半径方向に駆動する。
光ピックアップ65には、図示しない例えばワイヤあるいは板バネによって支持された対物レンズ(第1光学系)70が設けられる。対物レンズ70は、駆動コイル71、72の駆動によりトラッキング方向(レンズの光軸と直交する方向)およびフォーカシング方向(レンズの光軸方向)へ移動される。
変調回路73は、光ディスク61への情報記録する場合、ホスト装置94からインターフェース回路93およびバス89、RAM91を介して情報信号を受けた時に、これを光ディスク61の規格に定められた変調方式(例えば8−16変調)にて変調する。レーザ駆動回路75は、光ディスク61へ情報信号を記録する時(マーク形成時)に、変調回路73から供給される変調データに基づいて書込み用信号を半導体レーザダイオード79に供給する。またレーザ駆動回路75は、情報信号の再生時には書込み用信号より小さい読取り用信号を半導体レーザダイオード79に供給する。
半導体レーザダイオード79は、レーザ駆動回路75から供給される信号に応じてレーザ光を発生する。半導体レーザダイオード79から発せられるレーザ光は、コリメータレンズ80、ハーフプリズム81、対物レンズ70を介して光ディスク61上に照射される。光ディスク61からの反射光は、対物レンズ70、1/4波長板74、ハーフプリズム81、集光レンズ82、非点収差センサレンズ83を介して光検出部40に導かれる。
なお、半導体レーザダイオード79は、それぞれCD用(赤外:波長780nm)、DVD用(赤:波長650nm)、HD DVD用(青紫:波長405nm)のレーザ光を出射する3つの半導体レーザダイオードからなっている。これら半導体レーザダイオードは、同一CANパッケージ内に収容されていてもよく、あるいは、独立した3つのCANパッケージ内にそれぞれ収容され、光ピックアップ65のベース上に個別に配置されるものであっても良い。光学系は、半導体レーザの構成に応じて適宜、その構成・配置が変更される。
なお、光学系を構成する各部品のうち対物レンズ70は、HD DVD用レーザ光を適正に光ディスク61上に収束させ得るよう設計されている。また、光学系には、DVD用レーザ光とCD用レーザ光を使用する際に生じる収差を抑制するための収差補正素子(回折素子、位相補正素子、等)や、CD用レーザ光を使用する際に対物レンズに対する開口数を制限するための開口数制限素子(液晶シャッター、回折素子、等)が含まれている。
光検出部(受光部)40は、後述する図2に示すように複数の光検出器44,84,54を有する。それぞれの光検出器44,84,54は、例えば4分割の光検出セルから構成されている。また、それぞれの光検出セル44a乃至44d、84a乃至84d、および54a乃至54dは、トラック方向の分割線とラジアル方向の分割線とによって4分割されている。
光ピックアップ65は、それぞれの光検出器46,84,56の光検出セル44a乃至44d、84a乃至84d、および54a乃至54dで検出された信号から、レイヤ判別信号LD、フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TE、出力和信号(情報信号)RFを生成する。そして、レイヤ判別信号LDは、レイヤ判別信号処理回路41に供給される。レイヤ判別信号処理回路41は、レイヤ判別信号LDに応じてどのレイヤにレーザ光が集光されているかを判別する。レイヤ判別信号処理回路41によるレイア判別結果は、バス89を介してCPU90に出力される。
また光ピックアップ65で検出されたフォーカスエラー信号FEは、フォーカシング制御回路87に供給される。フォーカシング制御回路87の出力信号FCは、フォーカシング駆動コイル72に供給される。フォーカシング駆動コイル72は、供給された出力信号FCに基づいて、レーザ光が光ディスク61の記録面上に常時ジャストフォーカスするよう対物レンズ70を駆動制御する。さらにフォーカシング制御回路87は、フォーカスエラー信号FEの振幅を測定する測定機能を有し、その測定値は、バス89を介してCPU90に出力される。
また光ピックアップ65で検出されたトラッキングエラー信号TEは、トラッキング制御回路88に供給される。トラッキング制御回路88では、このトラッキングエラー信号TEに応じてトラッキング駆動信号を生成する。トラッキング制御回路88から出力されるトラッキング駆動信号は、対物レンズ70を光軸と直交する方向へ駆動するトラッキング駆動コイル71に供給される。トラッキング駆動コイル71は、供給されたトラッキング駆動信号に基づいて、レーザ光が光ディスク61の記録面上の所定アドレス位置に照射されるよう対物レンズ70を駆動制御する。また、トラッキング制御回路88を介してトラッキングエラー信号TEが、スレッドモータ制御回路68にも供給される。
以上のようにしてフォーカシング制御およびトラッキング制御がなされることで、光検出器84の光検出セル84a〜84dの出力和信号、つまり加算器86c、86dの出力信号を加算する加算器86eの出力和信号RFによって、記録情報に忠実な信号を得ることができる。この出力和信号RFは、データ再生回路78に供給される。
次に、データ再生回路78は、PLL回路76からの再生用クロック信号に基づき、読み出された記録データを再生する。さらにデータ再生回路78は、出力和信号RFの振幅を測定する測定機能を有し、その測定値は、バス89を介してCPU90に出力される。
スレッドモータ制御回路68は、スレッドモータ66を制御し、対物レンズ70が光ピックアップ65内の中心位置近傍に位置するように光ピックアップ65の本体を移動させる。
また、モータ制御回路64、スレッドモータ制御回路68、変調回路73、レーザ駆動回路75、PLL回路76、データ再生回路78、フォーカシング制御回路87、トラッキング制御回路88等は、1つのLSIチップ内に構成することができ、これら回路は、バス89を介してCPU90によって制御される。
CPU90は、インターフェース回路93を介してホスト装置94から供給される動作コマンドに従って、この光ディスク記録再生装置を総合的に制御する。またCPU90は、RAM91を作業エリアとして使用し、ROM92に記録された本実施形態に係る処理を含むプログラムに従って、所定の制御を行う。
次に、図2を参照して光検出部40の詳細な構成を説明する。
光検出部40は、光検出器84、サブ光検出器44,54によって構成されている。この内、光検出器84は、例えば4分割の光検出セル84a〜84dから構成されている。光検出器84の各光検出セル84a〜84dの出力信号は、それぞれ電流/電圧変換用のアンプ85a〜85dを介して加算器86a〜86dに供給される。この加算器86aは、光検出セル84aと光検出セル84cの出力を加算する。加算器86bは、光検出セル84bと光検出セル84dの出力を加算する。加算器86cは、光検出セル84aと光検出セル84dの出力を加算する。加算器86dは、光検出セル84bと光検出セル84cの出力を加算する。加算器86a、86bの出力は、差動アンプOP1に供給される。加算器86c、86dの出力は、差動アンプOP1に供給される。差動アンプOP1は、加算器86aと86bの出力信号の差に応じたフォーカスエラー信号FEを生成する。このフォーカスエラー信号FEは、フォーカシング制御回路87に供給される。
すなわち、フォーカスエラー信号FEは、光検出セル84a乃至84dの出力信号がA乃至Dとすると、FE=(A+C)−(B+D)である。
サブ光検出器44は、例えば4分割の光検出セル44a〜44dから構成されている。光検出器44の各光検出セル44a〜44dの出力信号は、それぞれ電流/電圧変換用のアンプ45a〜45dを介して加算器46a〜46dに供給される。この加算器46aは、光検出セル44aと光検出セル44bの出力を加算する。加算器46bは、光検出セル44cと光検出セル44dの出力を加算する。加算器46cは、光検出セル44aと光検出セル44dの出力を加算する。加算器46dは、光検出セル44bと光検出セル44cの出力を加算する。
サブ光検出器54は、例えば4分割の光検出セル54a〜54dから構成されている。光検出器54の各光検出セル54a〜54dの出力信号は、それぞれ電流/電圧変換用のアンプ55a〜55dを介して加算器56a〜56dに供給される。この加算器56aは、光検出セル54aと光検出セル54bの出力を加算する。加算器56bは、光検出セル54cと光検出セル54dの出力を加算する。加算器56cは、光検出セル54aと光検出セル54dの出力を加算する。加算器56dは、光検出セル54bと光検出セル54cの出力を加算する。
また、加算器46aの出力と加算器56bの出力とは、加算器51aに供給される。加算器46bの出力と加算器56aの出力とは、加算器51bに供給される。さらに、加算器51aの出力と加算器51bとの出力とは、差動アンプOP3に供給される。差動アンプOP3は、加算器51aと51bの出力信号の差に応じたレイヤ判別信号LDを生成する。このレイヤ判別信号LDは、レイヤ判別信号処理回路41に供給される。
レイヤ判別信号LDは、光検出セル44a乃至44dの出力信号がE1,F1,G1,H1、光検出セル54a乃至54dの出力信号がE2,F2,G2,H2とすると、
LD=(E1+F1)-(H1+G1)、または(E1+F1+H2+G2)−(H1+G1+E2+F2)である。
そして、加算器46cの出力と加算器56cの出力とは、加算器52aに供給される。加算器46dの出力と加算器56dの出力とは、加算器52bに出力される。また加算器52aの出力と加算器52bの出力とは、差動アンプOP4に供給される。差動アンプOP4は、加算器52aと52bの出力信号の差に応じた信号を生成する。差動アンプOP4の出力は、ゲインアンプOP5に供給される。ゲインアンプOP5は、差動アンプOP4の出力にゲインGをかけた信号を生成する。
差動アンプOP2の出力とゲインアンプOP5との出力は、差動アンプOP6に供給される。差動アンプOP6は、差動アンプOP2とOP5の出力差に応じたトラッキングエラー信号TEを生成する。このトラッキングエラー信号TEは、トラッキング制御回路88に供給される。
すなわち、トラッキングエラー信号TEは、
TE=(A+D)−(B+C)−G{[(E1+H1)−(F1+G1)]+[(E2+H2)−(F2+G2)]}である。
フォーカシング制御回路87によるフォーカシング制御およびトラッキング制御回路88によるトラッキング制御がなされることで、光検出器84の光検出セル84a〜84dの出力和信号、つまり加算器86c、86dの出力信号を加算する加算器86eの出力和信号RFによって、記録情報に忠実な信号を得ることができる。この出力和信号RFは、データ再生回路78に供給される。
次に、光ディスク装置の動作を説明する。光ディスクがレーザ光の入射面から順にレイヤL0、レイヤL1、レイヤL3の3層の情報記録層を有する場合について説明する。
まず、半導体レーザダイオード79から照射された直線偏光のレーザ光は、コリメータレンズ80で略平行光に変換される。その後、レーザ光は、回折格子に入射する。回折格子は、光ディスク61のトラックの接線方向にずれると共にそれぞれ半径方向に反トラック分だけずれた、メインビームの0次光S1、サブビームの+1次光S2、−1次光S3の3つの光ビームを形成する。3つの光ビームは、ハーフプリズム81で反射されて1/4波長板74に入射する。1/4波長板74は、入射光を円偏光に変換する。円偏光に変換された3つの光ビームは、対物レンズ70により光ディスク61の基板(保護層)越しに記録再生の対象となるレイヤL0、レイヤL1、レイヤL2に集光される。
レーザ光をレイヤL0、レイヤL1、およびレイヤL2のいずれかに集光した3つの光ビームは、レイヤL0、レイヤL1、およびL2において反射される。各レイヤにおいて反射された3つの光ビームは、再び光ディスク61の基板、対物レンズ70を透過し、1/4波長板74で往路とは異なる直線偏光に変換された後、ハーフプリズム81を透過する。ハーフプリズム81を透過した復路の3つの光ビームは、集光レンズ82を経て、非点収差センサレンズ83に入射する。
非点収差センサレンズ83は、入射光の第1軸における横倍率に対して、第2軸における横倍率を相違させることによって、入射光に非点収差を与えている。ここで、「第1軸」および「第2軸」とは、レーザ光の光軸に垂直でかつ直交する2つの軸として規定される。これにより、レーザ光は、第1軸および第2軸に関して焦点位置が異なる。非点収差センサレンズ83を出た3つの光ビームは、光検出部40に入射する。
非点収差が与えられた3つの光ビームは、光検出部40に入射する手前側(対物レンズ70側)および奥側(光検出部40に関して非点収差センサレンズ83と反対側)で、それぞれ焦点を結ぶ。以下では、光検出部40の手前側、光検出部40に入射する前に焦点位置があるレーザ光の軸方向を第1軸方向、光検出部40の奥側に焦点位置があるレーザ光の軸方向を第2軸方向とする。非点収差センサレンズ83によって非点収差が与えられたレーザ光のうち、焦点が位置するレイヤから反射した光は、図2に示す光検出器84上に略円形の集光スポットとなるように調整されている。一方、上述の第1軸方向は光検出セル84aと84cとを結ぶ方向に対応し、第2軸方向は光検出セル84dと84bとを結ぶ方向に対応する。
光検出部40は、各光検出器44,84,54の光検出セル44a〜44d、54a〜54d、84a〜84dにおいてレーザ光を検出し、その検出した光量に応じた光量信号を生成する。
光検出部40は、それらの光量信号のレベルに基づいて演算を行って層判別信号LDを生成し、またフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TE等のエラー信号とデータを表す情報信号RFとを生成する。光検出部40は、少なくとも層判別信号LDに基づいて、レーザ光の焦点が、装填された光ディスク61のレイヤ0、1およびレイヤ2のいずれの近傍に位置するかを判別する。フォーカシング制御回路87、トラッキング制御回路88は、フォーカッシング信号FCおよびトラッキングエラー信号に応じて駆動コイル71,72に電流を流し、対物レンズ70を駆動してフォーカス方向とトラッキング方向に移動する。これにより、対物レンズ70によって光ディスク61のレイヤに形成される焦点が、レイヤ上に形成された情報トラックに追従させることができる。
次に、本実施形態の光ディスク装置による層判別処理を説明する。
本実施形態の光ディスク装置による層判別処理は、レイヤ0を判別することを目的としている。その理由は、光ディスク61が光ディスク装置に装填されたとき、光ディスク61のTOCエリアのデータを読み出すために、最初にレイヤ0を特定しなければならないからである。また、本層判別処理によれば、レイヤ0のみならず、レイヤ1であっても判別することができる。なお、以下では、光ディスクが対物レンズ(第1の光学系)70側からレイヤL0、レイヤL1、およびレイヤL2の3層の情報記録層を有している場合について説明する。
図3は、レーザ光の焦点が光ディスク61のレイヤL0の近傍にあるときの、光検出部40に入射した各反射光の形状を示す。
光検出器84の光検出セル84a〜84dには、レイヤL0からの反射光により、集光スポットR0が形成される。同時に、レイヤL1およびレイヤL2からの反射光(迷光)により、光強度の小さい別の大きな集光スポットR1、R2が形成される。集光スポットR1,R2は第1軸A1に関して光検出部40に入射する前に収束している。楕円形状の集光スポットR1は、主としてセル44b、およびセル54dに入射している。また、楕円形状の集光スポットR2は、すべてのセルに入射している。
図3では、サブビームの反射光の形状を省略している。本実施形態に基づいて行ったシミュレーションによると、サブビームの反射光が、レイヤ判別信号LDに与える影響は数%であり、サブビームの反射光を考慮しなくても良いことが判明している。
図4は、レーザ光の焦点が光ディスク61のレイヤL1近傍にあるときの、光検出部40に入射した各反射光の形状を示す。
光検出器84の光検出セル84a〜84dには、レイヤL1からの反射光により、集光スポットR1が形成される。同時に、レイヤL0およびレイヤL2からの反射光(迷光)により、光強度の小さい別の大きな集光スポットR0、R2が形成される。
集光スポットR0は、第2軸A2に関して光検出部40に入射する前に収束している。また、集光スポットR2は、第1軸A1に関して光検出部40に入射する前に収束している。
楕円形状の集光スポットR0は、主としてセル44c、およびセル54aに入射している。また、楕円形状の集光スポットR2は、主としてセル44b、およびセル54dに入射している。なお、集光スポットR0の形状は、集光スポットR2の形状を90゜回転させた形になっている。
図5は、レーザ光の焦点が光ディスク61のレイヤL2近傍にあるときの、光検出部40に入射した各反射光の形状を示す。
光検出器84の光検出セル84a〜84dには、レイヤL2からの反射光により、集光スポットR2が形成される。同時に、レイヤL0およびレイヤL1からの反射光(迷光)により、光強度の小さい別の大きな集光スポットR0、R1が形成される。集光スポットR0およびR1は、第2軸A2に関して光検出部40に入射する前に収束している。楕円形状の集光スポットR1は、主としてセル44c、およびセル54aに入射している。また、楕円形状の集光スポットR0は、すべてのセルに入射している。
上述したように、判別信号LDは、
LD=(E1+F1)-(H1+G1)、または(E1+F1+H2+G2)−(H1+G1+E2+F2)である。
レーザ光の焦点が光ディスク61のレイヤL0にある図3の例では、LD>0となる。また、レーザ光の焦点が光ディスク61のレイヤL1にある図4の例では、LD=0となる。また、レーザ光の焦点が光ディスク61のレイヤL2にある図5の例では、LD<0となる。
図6は、3層ディスクにおける対物レンズ70の変位量(横軸)に対して、フォーカスエラー信号FEと層判別信号LD(縦軸)の変化を測定した結果を示す。
対物レンズ70の位置を変位させた時のフォーカスエラー信号FEは、焦点が各レイヤに近づき、ジャストフォーカスしてやがて離れる過程の信号を示し、焦点の情報記録層上での収束状態に対応する形状、いわゆるS字形状が出現する。S字形状の範囲中、フォーカスエラー信号FEの第1のゼロクロス点(図6の左側)がレイヤL0の収束位置、第2のゼロクロス点(図6の中央)がレイヤL1の収束位置、第3のゼロクロス点(図6の右側)がレイヤL2の収束位置である。
対物レンズ70が、光ディスク61から十分離れた位置から光ディスク61に近づくにつれて、フォーカスエラー信号FEにはまずレイヤL0のS字形状が出現し、次にレイヤL1のS字形状が出現し、最後にレイアL2のS字形状が出現する。ただし、これは理想的な条件の下での検出結果であり、光ディスク61が面ぶれのある状態で回転している時には、出現したS字形状がどのレイヤに起因して得られたかを判別できない。
そこで本実施形態では、上述の層判別信号LDを利用する。焦点がレイヤL0の近傍に存在するとき、層判別信号LDのレベルは“正”である。また、焦点がレイヤL1の近傍に存在するとき、層判別信号LDのレベルはほぼ“0”である。また、焦点がレイヤL2の近傍に存在するとき、層判別信号LDのレベルは“負”である。
フォーカスエラー信号FEのゼロクロス点付近では、焦点はレイヤL0、レイヤL1、およびレイヤL2の何れかのレイヤの近傍に位置する。すると、レイヤ判別信号処理回路41は、フォーカスエラー信号FEの第1のジャストフォーカス点(FE=0であるゼロクロス点付近)で層判別信号LDのレベルが“正”であれば焦点がレイヤ0の近傍に存在すると判別することができる。また、レイヤ判別信号処理回路41は、フォーカスエラー信号FEの第2のジャストフォーカス点(FE=0であるゼロクロス点付近)で層判別信号LDのレベルがほぼ“0”であれば焦点がレイヤ1の近傍に存在すると判別することができる。また、レイヤ判別信号処理回路41は、フォーカスエラー信号FEの第3のジャストフォーカス点(FE=0であるゼロクロス点付近)で層判別信号LDのレベルが“負”であれば焦点がレイヤ2の近傍に存在すると判別することができる。
これを実現するために、レイヤ判別信号処理回路41は、層判別信号LDとフォーカシング制御回路87からのフォーカシング信号FCとを比較することにより、フォーカスエラー信号FEの波形中に出現したS字形状がいずれのレイヤに基づくかを容易に判別することができる。また、層判別信号LDを用いることにより、フォーカス制御を行う前の段階で、フォーカス制御を行うべきレイヤを判別できるので、ドライブ起動時のいわゆる待機状態から実際の記録再生を行うまでの時間を格段に短縮できる。
次に、2層の情報記録層を有する光ディスクの場合の、反射光および層判別信号REについて説明する。
図7は、2層の情報記録層を有する光ディスクの場合の、レーザ光の焦点が光ディスク61のレイヤL0近傍にあるときの、光検出部40に入射した各反射光の形状を示す。
光検出器84の光検出セル84a〜84dには、レイヤL0からの反射光により、集光スポットR0が形成される。同時に、レイヤL1からの反射光(迷光)により、光強度の小さい別の大きな集光スポットR1が形成される。集光スポットR1は第1軸A1に関して光検出部40に入射する前に収束している。楕円形状の集光スポットR1は、主として光検出セル44b、および光検出セル54dに入射している。また、集光スポットR0は、すべてのセルに入射している。
図8は、2層の情報記録層を有する光ディスクの場合の、レーザ光の焦点が光ディスク61のレイヤL1近傍にあるときの、光検出部40に入射した各反射光の形状を示す。
光検出器84の光検出セル84a〜84dには、レイヤL1からの反射光により、集光スポットR1が形成される。同時に、レイヤL0からの反射光(迷光)により、光強度の小さい別の大きな集光スポットR0が形成される。集光スポットR0は、第2軸A2に関して光検出部40に入射する前に収束している。楕円形状の集光スポットR0は、主としてセル44c、およびセル54aに入射している。また、集光スポットR1は、すべてのセルに入射している。
上述したように、判別信号LDは、
LD=(E1+F1)-(H1+G1)、または(E1+F1+H2+G2)−(H1+G1+E2+F2)である。
レーザ光の焦点が光ディスク61のレイヤL0にある図7の例では、LD>0となる。また、レーザ光の焦点が光ディスク61のレイヤL1にある図8の例では、LD<0となる。
図9は、2層の情報記録層を有する光ディスクの場合の、対物レンズ70の変位量(横軸)に対して、フォーカスエラー信号FEと層判別信号LD(縦軸)の変化を測定した結果を示す。
対物レンズ70の位置を変位させた時のフォーカスエラー信号FEは、焦点が各レイヤに近づき、ジャストフォーカスしてやがて離れる過程の信号を示し、焦点の情報記録層上での収束状態に対応する形状、いわゆるS字形状が出現する。S字形状の範囲中、フォーカスエラー信号FEの第1のゼロクロス点(図9の左側)がレイヤL0の収束位置、第2のゼロクロス点(図9の右側)がレイヤL1の収束位置である。
対物レンズ70が、光ディスク61から十分離れた位置から光ディスク61に近づくにつれて、フォーカスエラー信号FEにはまずレイヤL0のS字形状が出現し、次にレイヤL1でのS字形状が出現する。ただし、これは理想的な条件の下での検出結果であり、光ディスク61が面ぶれのある状態で回転している時には、出現したS字形状がどのレイヤに起因して得られたかを判別できない。
そこで本実施形態では、上述の層判別信号LDを利用する。すなわち、焦点がレイヤL0の近傍に存在するとき、層判別信号LDのレベルは“正”である。また、焦点がレイヤL1の近傍に存在するとき、層判別信号LDのレベルは“負”である。
フォーカスエラー信号FEのゼロクロス点付近では、焦点はレイヤL0、およびレイヤL1の何れかのレイヤの近傍に位置する。すると、レイヤ判別信号処理回路41は、フォーカスエラー信号FEの第1のジャストフォーカス点(FE=0であるゼロクロス点付近)で層判別信号LDのレベルが“正”であれば焦点がレイヤ0の近傍に存在すると判別することができる。また、レイヤ判別信号処理回路41は、フォーカスエラー信号FEの第2のジャストフォーカス点(FE=0であるゼロクロス点付近)で層判別信号LDのレベルが“負”であれば焦点がレイヤ1の近傍に存在すると判別することができる。
これを実現するために、レイヤ判別信号処理回路41は、層判別信号LDとフォーカシング制御回路41からのフォーカシング信号FCとを比較することにより、フォーカスエラー信号FEの波形中に出現したS字形状がいずれのレイヤL0又はL1に基づくかを容易に判別することができる。また、層判別信号LDを用いることにより、フォーカス制御を行う前の段階で、フォーカス制御を行うべきレイヤを判別できるので、ドライブ起動時のいわゆる待機状態から実際の記録再生を行うまでの時間を格段に短縮できる。
図10は、1層の情報記録層だけ持つ光ディスクの場合の、対物レンズ70の変位量(横軸)に対して、フォーカスエラー信号FEと層判別信号LD(縦軸)の変化を測定した結果を示す。フォーカスエラー信号FEのゼロクロス点がレイヤL0の収束位置であり、層判別信号LDのゼロを検出すれば良い。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の一実施形態に係わる光ディスク装置の構成を示すブロック図。 図1に示す光ディスク装置の光検出部、および光検出部から出力された信号を処理する回路の構成を示すブロック図。 レーザ光の焦点が3層光ディスクのレイヤL0近傍にあるときの、光検出部に入射した各反射光の形状を示す図。 レーザ光の焦点が3層光ディスクのレイヤL1近傍にあるときの、光検出部に入射した各反射光の形状を示す図。 レーザ光の焦点が3層光ディスクのレイヤL2近傍にあるときの、光検出部に入射した各反射光の形状を示す図。 3層光ディスクの場合の対物レンズの変位量(横軸)に対して、フォーカスエラー信号FEと層判別信号LD(縦軸)の変化を計算した結果を示す図。 レーザ光の焦点が2層光ディスクのレイヤL0近傍にあるときの、光検出部に入射した各反射光の形状を示す図。 レーザ光の焦点が2層光ディスクのレイヤL1近傍にあるときの、光検出部に入射した各反射光の形状を示す図。 2層光ディスクの場合の対物レンズの変位量(横軸)に対して、フォーカスエラー信号FEと層判別信号LD(縦軸)の変化を計算した結果を示す図。 1層光ディスクの場合の対物レンズの変位量(横軸)に対して、フォーカスエラー信号FEと層判別信号LD(縦軸)の変化を計算した結果を示す図。
符号の説明
20…信号処理回路,21…サーボ制御回路,40…光検出部,41…レイヤ判別信号処理回路,44…サブ光検出器,44a〜44d…光検出セル,54…サブ光検出器,54a〜54d…光検出セル,61…光ディスク,63…スピンドルモータ,64…モータ制御回路,65…光ピックアップ,66…スレッドモータ,67…駆動コイル,68…スレッドモータ制御回路,69…速度検出回路,70…対物レンズ,71.72…駆動コイル,71…駆動コイル,72…フォーカシング駆動コイル,73…変調回路,74…1/4波長板,75…レーザ駆動回路,76…PLL回路,78…データ再生回路,79…半導体レーザダイオード,80…コリメータレンズ,81…ハーフプリズム,82…集光レンズ,83…非点収差センサレンズ,84…光検出器,84a〜84d…光検出セル,87…フォーカシング制御回路,88…トラッキング制御回路,89…バス,90…CPU,91…RAM,92…ROM,93…インターフェース回路,94…ホスト装置

Claims (4)

  1. 複数のレイヤを有する光ディスクにレーザ光を照射し、前記光ディスクから反射されたレーザ光を検出する1対のサブ光検出器と、この1対のサブ光検出セル間に設けられたメイン光検出器からなる光検出部と、
    前記メイン光検出器から出力された光検出信号からフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生成回路と、
    前記メイン光検出器から出力された光検出信号、および前記1対のサブ光検出器から出力された光検出信号からトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生成回路と、
    前記1対のサブ光検出器から出力された光検出信号からレイヤ判別信号を生成し、前記レイヤ判別信号と前記フォーカスエラー信号とにより前記レーザ光の焦点がいずれのレイヤに位置しているかを判定するレイヤ判別信号処理回路と、
    を備え、
    前記光ディスクがレイヤ0およびレイヤ1で構成される場合、前記レイヤ判別信号処理回路は、前記フォーカスエラー信号が第1のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号が“正”であれば前記レイヤ0に前記焦点が存在すると判別し、前記フォーカスエラー信号が第2のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号が“負”であれば前記レイヤ1に前記焦点が存在すると判別することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 複数のレイヤを有する光ディスクにレーザ光を照射し、前記光ディスクから反射されたレーザ光を検出する1対のサブ光検出器と、この1対のサブ光検出セル間に設けられたメイン光検出器からなる光検出部と、
    前記メイン光検出器から出力された光検出信号からフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生成回路と、
    前記メイン光検出器から出力された光検出信号、および前記1対のサブ光検出器から出力された光検出信号からトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生成回路と、
    前記1対のサブ光検出器から出力された光検出信号からレイヤ判別信号を生成し、前記レイヤ判別信号と前記フォーカスエラー信号とにより前記レーザ光の焦点がいずれのレイヤに位置しているかを判定するレイヤ判別信号処理回路と、
    を備え、
    前記光ディスクがレイヤ0、レイヤ1、およびレイヤ2で構成される場合、前記レイヤ判別信号処理回路は、前記フォーカスエラー信号が第1のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号が“正”であれば前記レイヤ0に前記焦点が存在すると判別し、前記フォーカスエラー信号が第2のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号がほぼ“0”であれば前記レイヤ1に前記焦点が存在すると判別し、前記フォーカスエラー信号が第3のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号が“負”であれば前記レイヤ2に前記焦点が存在すると判別することを特徴とする光ディスク装置。
  3. レイヤ0およびレイヤ1で構成される光ディスクにレーザ光を照射し、
    前記光ディスクから反射されたレーザ光を1対のサブ光検出器と、この1対のサブ光検出セル間に設けられたメイン光検出器によって検出し、
    前記メイン光検出器から出力された光検出信号からフォーカスエラー信号を生成し、前記メイン光検出器から出力された光検出信号と前記1対のサブ光検出器から出力された光検出信号からトラッキングエラー信号を生成し、
    前記フォーカスエラー信号と、前記1対のサブ光検出器から出力された光検出信号から生成されたレイヤ判別信号とにより、前記レーザ光の焦点がいずれのレイヤに位置しているかを判定する時、
    前記フォーカスエラー信号が第1のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号が“正”であれば前記レイヤ0に前記焦点が存在すると判別し、
    前記フォーカスエラー信号が第2のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号が“負”であれば前記レイヤ1に前記焦点が存在すると判別する
    ことを特徴とする光ディスク装置のレイヤ判別方法。
  4. レイヤ0、レイヤ1、およびレイヤ2で構成される光ディスクにレーザ光を照射し、
    前記光ディスクから反射されたレーザ光を1対のサブ光検出器と、この1対のサブ光検出セル間に設けられたメイン光検出器によって検出し、
    前記メイン光検出器から出力された光検出信号からフォーカスエラー信号を生成し、前記メイン光検出器から出力された光検出信号と前記1対のサブ光検出器から出力された光検出信号からトラッキングエラー信号を生成し、
    前記フォーカスエラー信号と、前記1対のサブ光検出器から出力された光検出信号から生成されたレイヤ判別信号とにより、前記レーザ光の焦点がいずれのレイヤに位置しているかを判定する時、
    前記フォーカスエラー信号が第1のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号が“正”であれば前記レイヤ0に前記焦点が存在すると判別し、
    前記フォーカスエラー信号が第2のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号がほぼ“0”であれば前記レイヤ1に前記焦点が存在すると判別し、
    前記フォーカスエラー信号が第3のジャストフォーカス点であり前記レイヤ判別信号が“負”であれば前記レイヤ2に前記焦点が存在すると判別する
    ことを特徴とする光ディスク装置のレイヤ判別方法。
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