JP4247001B2 - 光学レンズの製造方法 - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、発光素子より出射される光に対して作用する光学レンズの製造方法に関する。
背景技術
【0002】
特許第3121614号公報及び英国公報GB2108483Aは、線引き処理によるマイクロレンズの製造方法について開示している。これらに開示される製造方法によれば、円柱形状のプリフォーム(母材)を製造し、これを加熱して線引き加工することで、プリフォームと同一断面形状の円柱レンズが形成される。
発明の開示
【0003】
このような従来の光学レンズの製造方法では、線引き処理の過程でプリフォームが歪みなどが生じ変形し、光に対して作用する光学作用部分が設計した通りに形成されない、といった不具合が生じていた。
【0004】
そこで、本発明は、このような事情に鑑み、所望の設計通りの光学レンズを製造できる光学レンズの製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するため、本発明に使用される線引き処理用光学レンズ母材は透光性材料により柱状に形成され、一方の側面に柱軸方向に平行に形成された凸曲面からなり、光学レンズの光出射面となる第1曲面部と、第1曲面部とは反対側の側面に柱軸方向に平行に形成され、光学レンズの光入射面となる平面部と、平面部の両側に柱軸方向に平行に形成された一対の面取り面と、第1曲面部と面取り面との間でかつ柱軸方向に平行に形成された、互いに平行な一対の側部平面部とが、形成されており、柱軸方向に沿って線引き処理される線引き処理用光学レンズ母材であって、一対の面取り面が両側に形成されている平面部が光入射面となる光学レンズを製造するための線引き処理用光学レンズ母材であることを特徴とする。
【0006】
このような線引き処理用光学レンズ母材によれば、平面部の両側には一対の面取り面が形成されているため、線引き処理による歪みが発生しにくくなっている。ここで使用される面取り面は、第1曲面部の終端と平面部の終端とを接続する面が、少なくとも第1曲面部の終端に接続される面の終端からの延長平面及び平面部の終端からの延長平面より、内側に位置していることを意味する。
【0007】
参考例である線引き処理用光学レンズ母材は、透光性材料により柱状に形成され、一方の側面に柱軸方向に平行に形成された凸曲面からなる第1曲面部と、第1曲面部とは反対側の側面に柱軸方向に平行に形成され、第1曲面部より小さい曲率を有する第2曲面部と、第2曲面部の両側に柱軸方向に平行に形成された一対の面取り面と、第1曲面部と面取り面との間でかつ柱軸方向に平行に形成された一対の平面部とが、それぞれ連続して形成されており、柱軸方向に沿って線引き処理される線引き処理用光学レンズ母材であって、一対の面取り面が両側に形成されている第2曲面部が光入射面となる光学レンズを製造するための線引き処理用光学レンズ母材であることを特徴とする。
【0008】
ここで使用される面取り面は、第1曲面部の終端と第2曲面部の終端とを接続する面が、少なくとも第1曲面部の終端に接続される面の終端からの延長平面と及び第2曲面部の終端に接続される面の終端からの延長平面より、内側に位置していることを意味する。
【0009】
このような線引き処理用光学レンズ母材によれば、第2曲面部が形成されているため、平面に形成した場合に比して線引き処理による歪みの発生が抑制される。
【0010】
また、第2曲面部の両側には一対の面取り面が予め形成されているため、線引き処理による歪みが発生しにくくなっている。
【0011】
第1曲面部は非球面により形成されていることが望ましい。非球面に形成することにより、作製された光学レンズにおいては、曲面部外側での作用を有効に活かすことが可能となる。
【0012】
また、第2曲面部に比して曲率の大きい第1曲面部(又は平面部ではない側の第1曲面部)を非球面に形成しているため、非球面は線引き処理による歪みが発生しにくく、非球面形状が損なわれることを抑制することが可能である。
【0013】
なお、「非球面」,「球面」(後述)とは、共に図1に示された第1曲面部43のように柱軸方向20に対して平行な曲面を指すものとする。更に、「非球面」とは、少なくとも2つの曲率を有する曲面であって、曲面部内側の曲率が外側の曲率より大きく形成されている曲面、を指すものとする。
【0014】
第2曲面部は球面により形成されていることが望ましい。これにより、第2曲面部を簡単に形成することが可能となる。なお、「球面」とは、一つの曲率を有する曲面、を指すものとする。
【0015】
第2曲面部は、凸曲面であってもよい。また、第2曲面部は凹曲面であってもよい。
【0016】
一対の面取り面は、曲面に形成されていることが望ましい。これにより、更に線引き処理による母材の変形を抑制することが可能となる。
【0017】
本発明による光学レンズの製造方法は、半導体レーザー光源から照射される光をコリメートして出射する光学レンズを製造する方法であって、透光性材料により柱状に形成され、一方の側面に柱軸方向に平行に形成された凸曲面からなり、光学レンズの光出射面となる第1曲面部と、第1曲面部とは反対側の側面に柱軸方向に平行に形成され、光学レンズの光入射面となる平面部と、平面部の両側に柱軸方向に平行に形成された一対の面取り面と、第1曲面部と面取り面との間でかつ柱軸方向に平行に形成された、互いに平行な一対の側部平面部とが、形成された線引き処理用光学レンズ母材を作製する工程と、線引き処理用光学レンズ母材を、一対の側部平面部を引っ張りローラにより挟持して引き伸ばすことを含む線引き処理工程と、線径測定装置によって、線引き処理用光学レンズ母材の外径が所望の外径になったと判断された場合に、カッターにより、線引き処理用光学レンズ母材を切断加工し、光学レンズを作製する光学レンズ作製工程と、を含むことを特徴とする。
【0018】
本発明による光学レンズの製造方法においては、前記線引き処理用光学レンズ母材の前記第1曲面部は非球面により形成されていることが望ましい。また、前記線引き処理用光学レンズ母材の前記一対の面取り面は、曲面に形成されていることが望ましい。
【0019】
このような光学レンズの製造方法によれば、線引き処理前の段階で、光学レンズの形状、特に光学作用部の形状を決定することができるため、十分に大きいサイズで加工を行うことが可能となる。
【0020】
因みに、「光に対して作用する」とは、入射された発散光に対しその発散角を縮小して出射することを指すものとする。また、「切断加工」とは、線引きされた線引き処理用光学レンズ母材からの切断、及び所望の形状、大きさへの切削加工を含むものとする。
【0021】
十分に大きいサイズで母材の加工が行われると共に、一対の面取り面を設けることにより線引き処理工程での線引き処理用光学レンズ母材の歪みの発生が抑制されるため、作製された光学レンズでは、光に対し正確に作用することが可能となる。
【0022】
この光学レンズでは、半導体レーザ素子が出射した光を、一対の面取り面が形成されている側面から入射し、光に対して作用した後に出射することが望ましい。光学レンズを半導体レーザ素子に対して使用する際には、光入射面では、その外周部は光学作用部として使用されることが無い。このため、図7に示すように、面取り面が形成されている側面を光入射面とすれば、面取り面を形成したことによって光学レンズとしてのレンズ有効領域が減る、ということはならず、光学レンズのレンズ有効領域(光学作用部領域)を有効に利用することが可能となる。
【0023】
また、本発明に使用される光学レンズ用母材は、更に、透光性材料により構成された光学レンズ用母材であって、長手方向に直交する平面に沿った断面形状が実質的に一定であり、この断面形状が、第1の曲線部と、第1の曲線に対向する第1直線部と、第1曲線部の両端から第1直線部に向かって互いに平行に伸びる第4及び第5直線部と第4及び第5直線部の一端と前記第1直線部の端部とをそれぞれ接続する第6及び第7の線とより画成され、第6及び第7線が、前記第1直線部の両端からの延長線及び前記第4及び第5直線の前記一端からの延長線より第1の曲線部側にある光学レンズ用母材を提供する
【0024】
また、参考例である光学レンズ用母剤においては、透光性材料により構成された光学レンズ用母材であって、長手方向に直交する平面に沿った断面形状が実質的に一定であり、断面形状が、第1曲線部と、第1曲線部の主曲率より小さい主曲率を有し、第1曲線に対向する第2曲線部と、第1曲線部の両端から第2曲線部に向かって互いに平行に伸びる第1及び第2直線部と、第1及び第2直線部の一端と第2曲線部の端部とをそれぞれ接続する第3及び第4の線とより画成され、前記第3及び第4の線が、前記第2曲線部の端部より伸びる延長線及び前記第1及第2直線部の前記一端部より伸びる延長線より第1曲線部側にある光学レンズ用母材を提供する本明細書に記述される主曲率とは、曲線を、円で近似した際の円の曲率を意味するものである。
【0025】
また、本発明の目的は、透光性材料により構成された、本発明の母材及び製造方法により作製される光学レンズであって、長手方向に直交する平面に沿った断面形状が実質的に一定であり、断面形状が、第1曲線部と、第1曲線に対向し、第1曲線部の主曲率より大きい主曲率を有し、その曲率中心が、断面形状の外側にある第2曲線部と、第1曲線部の両端から第2曲線部に向かって伸び、その曲率中心が断面形状の外側にあり、互いに対応している第3及び第4曲線部と、第2曲線部の端部よりそれぞれ第3及び第4曲線部の端部に向かって伸びる、第3及び第4曲線部の端部に接続される第5及び第6曲線部とより画成され、第5及び第6曲線部の主曲率の曲率中心が、断面形状の外側にある光学レンズを提供することを目的とする。
【0026】
ここに使用する主曲率とは、曲線部の主要部分を構成する部分の曲率を意味する。
発明を実施するための最良の形態
【0027】
以下、図面に従って本発明の実施例を詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0028】
図1は、第1実施例に係る線引き処理用光学レンズ母材の全体図である。図2A及び2Bは、第1実施例に係る光学レンズの製造方法における各工程を示す概略図である。
【0029】
線引き処理用光学レンズ母材40は透光性ガラス材料から成り柱状形状に形成されている。一方の側面には凸曲面より成り柱軸方向20に平行な第1曲面部43が形成され、他方の側面(第1曲面部43とは反対側の側面)に平面部71が形成されている。第1曲面部43と平面部71の間には、一対の平面からなる一対の側部平面部44が形成されている。一対の側部平面部44と平面部71の境には、更に一対の面取り面75が形成されている。平面部71,一対の側部平面部44,一対の面取り面75は、何れも柱軸方向20に対して平行に形成されている。この線引き処理用光学レンズ母材40は、柱軸方向20に沿って図2Aに示されるように線引き処理されるものである。なお、このような線引き処理用光学レンズ母材40を作製する工程を、線引き処理用光学レンズ母材作製工程とする。
【0030】
第1曲面部43は、この製造方法により形成される光学レンズ1の光学作用部43となる部分であり、非球面により形成されている。非球面に構成すると、入射光に対する光学作用部による作用、特に曲面部外側での作用を有効に活かすことができるという利点がある(収差を除去する)。なお、「非球面」により形成された光学作用部43は、それぞれ2次元的に作用するものではなく、1次元的に作用するものである。
【0031】
平面部71は母材の段階では平面に形成されているが、線引き処理により歪み、変形が発生する可能性がある。線引き処理用光学レンズ母材40の作製は、設計段階で線引き処理による平面部71の変形率についても考慮された上で行われる。なお、第1曲面部43については曲率が大きいため、線引き処理による歪みは平面部71ほどには発生しない。
【0032】
一対の側面平面部44は互いに平行に形成されている。これにより、互いに接触させてアレイ状に複数配列する際には、容易に配列作業を行うことが可能となる。
【0033】
一対の面取り面75には、後述するように線引き処理による歪み、変形を抑制するような作用がある。
【0034】
線引き方法による光学レンズの製造方法では、十分に大きいサイズ(例:幅及び高さが2〜6cm、長さ20cm〜200cm)である線引き処理用光学レンズ母材40の段階で、作製したい光学レンズの形状、特に光学作用部の形状を形成することができるため、簡単かつ正確にそれらの作業を行うことが可能となる。
【0035】
なお、特公平7−15521号公報には、線引き方法による屈折率分布型円柱レンズ(セルフォックレンズ)の製造方法について開示されている。この製造方法では、母材として、中心から半径方向外側に向かってフッ素のドーパント量が段階的に増大され、それに従ってその屈折率が段階的に低下してなる高純度石英ガラス系ロッドが使用されており、本発明のように、母材に対して形状的に光学作用部が形成されたものは使用されていない。このような従来の製造方法では、母材作製工程として、フッ素をプラズマ外付け法によりドープさせたり、溶融塩中に長時間侵漬してイオン交換を行う方法により屈折率分布を形成する工程が必要があったが、本発明ではこのような工程は不要となっている。また、形成された光学レンズ1においても、光入射面、光出射面は円柱型の側面部曲面ではなく、その両端部が使用されるものであるという点で異なるものである。
【0036】
次に、図2Aに示すように、線引き処理用光学レンズ母材作製工程により成型加工された線引き処理用光学レンズ母材40を、電気炉35等によりガラス材料の屈伏点以上に加熱し所望の寸法になるように線引き処理をする(線引き処理工程)。電気炉35は線引き処理用光学レンズ母材40を囲むように環状に形成され、線引き処理用光学レンズ母材40に対して周囲から等しい距離から等しく加熱することが望ましい。電気炉35には温度調整装置32が接続されていて、電気炉35の温度を変えて線引き温度を調整することが可能となっている。また、加熱された線引き処理用光学レンズ母材40を線引きして引き伸ばすのには、母材40を電気炉35に送り込む送り込みローラ90と引っ張りローラ33が使用されている。上記したような半円柱形状の線引き処理用光学レンズ母材を線引きする場合、線引き処理された一対の側部平面部44を引っ張りローラ33により挟持するようにすると、線引き中の線引き処理用光学レンズ母材40のねじれ発生を防止することが可能となる。
【0037】
線引き処理用光学レンズ母材40は、線引き処理された結果、その外径が所望の外径(0.5〜15mm)になったと判断された場合、引っ張りローラ33下部に設置されているカッター37により切断される。この判断は引っ張りローラ33の手前に設置された線径測定装置38により行われる。線径測定装置38はレーザ光を発光するレーザ部と、線引き処理用光学レンズ母材40を通過したレーザ光を受光する受光部と、受光部により受光された光量などから線引き処理用光学レンズ母材40の外径を算出する解析部と、から構成されている。カッター37により切断されて形成されたプリフォーム50は長さにして5mm〜2000mmの棒状のものである。このプリフォーム50を所望の長さに切断、切削加工し、光学レンズが形成される(光学レンズ作製工程)。プリフォーム50のサイズは長すぎると折れ易く短すぎると切断、切削加工に不便である。尚、第1曲面部(光学作用部)43以外の一対の側部平面部44や端部48には所望の大きさとなるように研磨を行っても良い。光ファイバーなどを製造する場合には、線引きされたものをドラムなどに巻き取るの対し、光学レンズの製造では、このように線引きされたものを切断してプリフォーム50を形成する点に特徴がある。
【0038】
このようにして作製された光学レンズ1は、線引き処理の特性からその断面形状は線引き処理用光学レンズ母材40と同一の断面形状を有する。線引き処理された後の微小な素子の段階では光学作用部43を成形加工する必要がないため、製造上の負担を軽減することが可能となっている。また、第1実施例(以下に述べる実施例についても同様)では、線引き処理用光学レンズ母材40に一対の面取り面75が形成されているため、線引き処理による歪みの発生が抑制された光学レンズ1が得られる。光学レンズ1では、図2(b)に示すように、光出射側に形成された光学作用部43により入射光6をコリメート又は集光した後、出射光7を出射する。
【0039】
図3は、比較例による線引き処理用光学レンズ母材の断面図、及びこの線引き処理用光学レンズ母材を線引き処理して作製された光学レンズの断面図である。図3の向かって左側に断面図として示された線引き処理用光学レンズ母材540は、一方の側面に形成された凸曲面状の曲面部53と、曲面部53と反対側の側面に形成された平面部71と、曲面部53と平面部71との間に形成された一対の側部平面部44とを備えている。一対の側面平面部44は互いに平行である。
【0040】
線引き処理工程の特質として、母材を加熱させると、最適温度、送り込み速度以外では母材は断面形状が変形する。即ち、向かって右側の図に示すように、線引き処理用光学レンズ母材540は、一対の側面部44や平面部71、またこれらの角部は線引き処理工程によって変形する。変形の仕方は線引き処理環境によって異なるが、図3には、窪んだ状態に変形した場合について示されている。なお、図3では、わかり易くするため、線引き処理工程による変形を強調して描写している点について断っておく(図4,図5についても同様)。
【0041】
図4A及び4Bは、それぞれ第1実施例による線引き処理用光学レンズ母材、及びこの線引き処理用光学レンズ母材を線引き処理して作製された光学レンズの断面図である。図4Aの向かって左側の図に示されるように、第1実施例による線引き処理用光学レンズ母材40の一方の側面には、線引き処理後には光学作用部となる第1曲面部43(非球面)が形成されている。第1曲面部43と反対側の側面には、平面部71が形成されている。また、第1曲面部43と平面部71との間には、一対の側部平面部44が互いに平行に形成されている。更に、平面部71の両側に形成された一対の面取り面75が形成されている。図4Bの向かって左側の図に示されるように、この第1実施例による線引き処理用光学レンズ母材40の一対の面取り面は、曲面に形成されていてもよい(面取り面85)。
【0042】
この第1実施例では、図4A及び4Bの向かって左側の図に示すように、一対の面取り面75を線引き処理用光学レンズ母材40に対して予め形成し、母材の形状を円柱型に近づけておくことにより、図3と比較して線引き処理時の歪みの発生が抑えられる。図4Bに示す線引き処理用光学レンズ母材40では、面取り面が更に曲面に形成されているため(面取り面85)、より歪みが生じにくいものとなっている。また、非球面に形成されている第1曲面部43は、十分に曲率が大きいので線引き処理による歪みが発生しにくく(角部部分を除く。この点については後述する)、非球面形状が線引き処理によって損なわれることを抑制することが可能となっている(図5,図6に示す線引き処理用光学レンズ母材140,240についても同様とする)。歪みの発生を抑制することにより、設計段階での光学作用部43が正確に形成された光学レンズ1が実現することが可能となる。
【0043】
図5A及び5Bは、それぞれ参考例による線引き処理用光学レンズ母材、及びこの線引き処理用光学レンズ母材を線引き処理して作製された光学レンズの断面図である。図5A及び5Bの向かって左側の図に示されているように、参考例による線引き処理用光学レンズ母材140では、第1実施例による線引き処理用光学レンズ母材140の平面部71に代えて、球面に形成された第1曲面部43より曲率の小さい第2曲面部41(凸曲面)が形成されている。これにより、全体の形状が円柱により近くなるので、平面に形成した図3の場合に比して線引き処理による歪みの発生を抑制することが可能となる(図5の向かって右側の図参)。なお、この第2曲面部41は光に対して作用する光学作用部としても機能する。第2曲面部41による光学作用については設計段階で予め考慮された上で、線引き処理用光学レンズ用母材140が作製される。
【0044】
因みに、このように光入射側及び光出射側の双方に凸曲面を設けると、光入射側の曲面により作用されるので、その分だけ発光源からの配置位置を長くとることが可能になるという利点もある。また、二つの曲面部の曲率を変えることにより、発光源からの距離を調整することが可能となる。
【0045】
図6A及び6Bは、それぞれ他の参考例による線引き処理用光学レンズ母材、及びこの線引き処理用光学レンズ母材を線引き処理して作製された光学レンズの断面図である。図6A及び6Bの向かって左側の図に示されているように、この参考例による線引き処理用光学レンズ母材240では、前の参考例による線引き処理用光学レンズ母材140の第2曲面部(凸曲面)41に代えて、球面に形成された第1曲面部43より曲率の小さい第2曲面部61(凹曲面)が形成されている。図6の向かって右側の図に示されるように、予め窪んだ形状に母材を形成しておくことにより、図3に比べて線引き処理による変形を抑制することが可能となる。
【0046】
特許第3121614号公報には、図3に示されたような、一方の側面に曲面、他方の側面に平面が形成された線引き処理用光学レンズ母材、が開示されている。このような母材を線引き処理すると、上記したように線引き処理工程で平面部が大きく変形し、作製される光学レンズの光学特性が変化してしまう。
【0047】
また、同公報には、両方の側面が同一の曲面形状に形成された線引き処理用光学レンズ母材、が開示されている。この曲面を非球面に形成した場合、曲面部の外側の曲率は内側の曲率より小さく設定されているため、側面平面部との間の角部は球面に形成した場合に比して尖った形態を有する。これにより、線引き処理工程でこの角部部分の形状が変形し易い(又は、曲率の大きい曲面部内側に引きずられるように変形し易い)、という問題がある。非球面はもともと光学特性を向上させるために形成されているものであるので、この部分の変形は作製される光学レンズの特性を逆に狂わせてしまう。参考例による線引き処理用光学レンズ母材では、上記したように第2曲面部41,61の角部部分に予め面取り面75,85が形成されているため、一方の曲面である第2曲面部41,61の角部部分には歪みが発生しにくいものとなっている。なお、後述するように、第2曲面部41,61の角部部分には、面取り面75,85を設けても光学特性上の問題(レンズ有効領域の問題)はない。
【0048】
図7は、第1実施例による光学レンズの光学的作用を示す図である。半導体レーザー光源25から照射された光(入射光6:発散光)は、平面部71に入射し、出射面側に形成された光学作用部43によりコリメートされた後に出射される(出射光7)。図7に示されているように、光学レンズ1では一対の面取り面75が形成されている側の側面(即ち平面部71)が光入射面として使用されている。このように光学レンズ1を使用した場合、光入射面側ではその外周部は光学作用部として使用されることが無いため、一対の面取り面75を両側に形成したことによって光学レンズとしてのレンズ有効領域が減る、ということはなく、光学レンズ1のレンズ有効領域を有効に利用することが可能となる。
【0049】
以上、本発明を第1実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、本発明を実施するにあたって前記実施例に限定されるものではなく、本発明の請求項の範囲内に該当する発明の全ての変更を包含し、形状、サイズ、配置、構成などについて変更が可能である。
産業上の利用可能性
【0050】
本発明による光学レンズの製造方法によれば、線引き処理前の母材の段階で、光学レンズの形状、特に光学作用部の形状を決定することができるため、十分に大きいサイズで母材の加工が行われ、容易にかつ正確に光学レンズの形状、特に光学作用部の形状を形成することが可能となる。また、製造上の負担を軽減することが可能となる。
【0051】
また、線引き処理用光学レンズ母材には面取り面が形成されているため、線引き処理によって発生する母材の歪みを、抑制することが可能となる。これにより、光に対して正確に作用する光学作用部を備えた光学レンズが実現される。
【図面の簡単な説明】
【0052】
図1は、第1実施例に係る線引き処理用光学レンズ母材の全体図である。
図2A−2Bは、第1実施例に係る光学レンズの製造方法における各工程を示す概略図である。
図3は、比較例による線引き処理用光学レンズ母材の断面図、及びこの線引き処理用光学レンズ母材を線引き処理して作製された光学レンズの断面図である。
図4A及び図4Bは、それぞれ第1実施例による線引き処理用光学レンズ母材、及びこの線引き処理用光学レンズ母材を線引き処理して作製された光学レンズの断面図である。
図5A及び図5Bは、それぞれ参考例による線引き処理用光学レンズ母材、及びこの線引き処理用光学レンズ母材を線引き処理して作製された光学レンズの断面図である。
図6A及び6Bは、それぞれ他の参考例による線引き処理用光学レンズ母材、及びこの線引き処理用光学レンズ母材を線引き処理して作製された光学レンズの断面図である。
図7は、第1実施例による光学レンズの光学的作用を示す図である。

Claims (3)

  1. 半導体レーザー光源から照射される光をコリメートして出射する光学レンズを製造する方法であって、
    透光性材料により柱状に形成され、一方の側面に柱軸方向に平行に形成された凸曲面からなり、光学レンズの光出射面となる第1曲面部と、前記第1曲面部とは反対側の側面に柱軸方向に平行に形成され、光学レンズの光入射面となる平面部と、前記平面部の両側に柱軸方向に平行に形成された一対の面取り面と、前記第1曲面部と前記面取り面との間でかつ柱軸方向に平行に形成された、互いに平行な一対の側部平面部とが、形成された線引き処理用光学レンズ母材を作製する工程と、
    前記線引き処理用光学レンズ母材を、前記一対の側部平面部を引っ張りローラにより挟持して引き伸ばすことを含む線引き処理工程と、
    線径測定装置によって、前記線引き処理用光学レンズ母材の外径が所望の外径になったと判断された場合に、カッターにより、前記線引き処理用光学レンズ母材を切断加工し、光学レンズを作製する光学レンズ作製工程と、
    を含む光学レンズの製造方法。
  2. 前記線引き処理用光学レンズ母材の前記第1曲面部は非球面により形成されている請求項1に記載の光学レンズの製造方法。
  3. 前記線引き処理用光学レンズ母材の前記一対の面取り面は、曲面に形成されている請求項1又は2に記載の光学レンズの製造方法。
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